JP3129935B2 - ウェーハ検査装置 - Google Patents

ウェーハ検査装置

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JP3129935B2 JP07142797A JP14279795A JP3129935B2 JP 3129935 B2 JP3129935 B2 JP 3129935B2 JP 07142797 A JP07142797 A JP 07142797A JP 14279795 A JP14279795 A JP 14279795A JP 3129935 B2 JP3129935 B2 JP 3129935B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウェーハ製造にお
ける検査工程に使用されるウェーハ検査装置に係り、特
にバンプ状のパッド(電極)を有するウェーハに対して
検査針をバンプパッドに適切にコンタクトさせるバンプ
パッド用針高さ合わせの機能を備えたウェーハ検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハの表面には同一の電気素
子回路が多数形成され、この電気素子回路を各チップと
して切断する前に、各電気素子回路の形成品質を検査す
るために、ウェーハプローバと称されるウェーハ検査装
置によってその良・不良を判定している。この種の検査
装置は一般に、ウェーハの各チップの電極と対応するプ
ローブ針を有しテスタに接続されたプローブカードとウ
ェーハの各チップとを順次対応させて各チップの電極
(ボンディングパッド)にプローブ針を接触させるよう
に構成されている。そしてプローブ針とチップの電極と
の位置合わせ(アライメント)を行う方法として、プロ
ーブ針群を下方からCCDカメラで撮影して針位置を検
出するとともにウェーハの位置及びウェーハ上のチップ
パターンをウェーハ認識装置で認識し、画像処理等によ
ってウェーハ上の特定チップのボンデイングパッドとプ
ローブ針とを位置合わせる方法が知られている(特開昭
60─213040号(特公平6─8717号)公報参
照)。
【0003】また、前記ボンディングパッドは、かつて
はウェーハ上にパターニングされた被膜により形成され
るものが主流で、パッド自体に厚さはなく、ウェーハの
厚さがそのままプローブ針の接触面の高さとなってい
た。従って、図4(a)に示すようにCCDカメラ70
でプローブ針72の高さを測定するとともに、容量検出
センサ74でウェーハ76の厚みを測定して、それら測
定結果にもとづいて、Z方向(ウェーハの厚さ方向)の
駆動制御を行い、プローブ針72とパッドとを接触させ
るようにしていた。
【0004】ところが最近、ボンディングパッドがウェ
ーハの表面上に数十μm程度の大きさの略部分球のコブ
状のバンプパッドとして形成されるようになり、従来の
容量検出センサ74ではバンプパッド78の高さを検出
できず、従来の方法では図4(b)に示すようにバンプ
パッド78の高さ分だけプローブ針が余計にくい込んで
しまうようになった。
【0005】このような過度のくい込みを防ぐには、バ
ンプパッドの高さを予め調査して、そのバンプ高さデー
タ(例えば、バンプ高さの設計値)を得ておき、容量検
出センサから得られるウェーハの厚みデータに基づい
て、ステージのZ方向の駆動量をそのバンプ高さデータ
分だけ減算するように制御したり、或いは熟練したオペ
レータが顕微鏡を見ながら目視によりプローブ針72を
バンプパッド78にコンタクトさせる作業を行う必要が
ある。その他、プローブ針72がバンプパッド78に接
触して検査が良好に行われたときに、検査測定が完了し
たことを示す信号をテスター側から出力するように構成
し、ステージをZ方向に微少上昇させながら検査測定を
行い、テスターから前記検査測定完了信号が出力された
ことを検出した時点を検出してプローブ針とバンプのコ
ンタクト位置を検出する方法も考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように予め予想されるバンプ高さデータによってZ方向
のステージを制御する方法は、実際のバンプ高さがその
プリセットデータから外れている場合には、適正なコン
タクトが得られないという問題がある。また、オペレー
タによる作業は、オペレータの感覚的な作業のためバラ
ツキが大きいという問題がある。
【0007】しかも、上記の方法はいずれも、現実のバ
ンプ高さに依らず、所定のコンタクト操作が実行される
為に、誤操作によりウェーハ、プローブ針にダメージを
与える危険性もあるという問題がある。一方、テスター
側からの測定可能検出信号に基づいてコンタクト位置を
検出する方法は、一度必ずパッドにプローブ針跡を付け
なければならず、測定対象のチップについて検査結果が
不良の場合は、正確な高さも求めることができないと言
う問題がある。
【0008】このようなことから、バンプパッドをもつ
ウェーハについて、バンプパッドとプローブ針を容易に
かつ適切にコンタクトさせるような新たな技術が望まれ
ている。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、ウェーハ検査測定前に検査対象ウェーハにプローブ
針跡を付けずに、ウェーハに形成されたバンプパッドに
対するプローブ針の高さ合わせを自動的かつ高精度に行
うことができるウェーハ検査装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、被検査ウェーハの電極に対応するプローブ
針と、被検査ウェーハの厚さ方向をZ方向とすると前記
プローブ針と前記被検査ウェーハとのZ方向の相対的な
移動により前記プローブ針を前記被検査ウェーハの電極
に接触/退避可能とする移動機構とを有し、半導体ウェ
ーハに形成された各チップの電気的特性を検査するウェ
ーハ検査装置において、前記プローブ針が電極から退避
状態にあるときの該プローブ針のZ方向の高さをCCD
カメラで検出する針高さ検出手段と、検査対象のウェー
ハ表面に形成されたバンプ電極の上端面のZ方向の高さ
をヘテロダイン干渉式の光ファイバ式レーザ測長器で検
出する電極高さ検出手段と、前記針高さ検出手段で検出
したプローブ針の高さ及び前記電極高さ検出手段で検出
したバンプ電極の上端面の高さに基づいて、前記プロー
ブ針の先端が前記バンプ電極に接触するように前記移動
機構を制御する制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0010】
【作用】本発明によれば、プローブ針の高さを針高さ検
出手段で検出する一方、ウェーハ表面に形成されたコブ
状のパッド(バンプ電極)の上端面を電極高さ検出手段
で検出して、それぞれの検出結果を制御手段に通知す
る。そして制御手段は、これらの情報に基づいて、前記
プローブ針の先端が前記バンプ電極に適切に接触するよ
うに移動機構を制御している。これにより、バンプパッ
ドを持つウェーハの検査において、ウェーハの検査前に
ウェーハに針跡をつけることなく、バンプパッドに対す
る針の高さ合わせを自動的かつ高精度で行うことができ
る。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るウェーハ
検査装置の好ましい実施例について詳説する。図1は本
発明に係るウェーハ検査装置の実施例の構成を示す概略
構成図である。同図に示すように本実施例のウェーハ検
査装置は、主として、ステージ11、ステージ駆動用モ
ータ12、プローブ針16が設けられたプローブカード
18、テスタ20、アライメント光学装置22、プロー
ブ針を撮像するCCDカメラ24、レーザ測長器28、
及び制御部30等から構成されている。
【0012】前記ステージ11の上面には、ウェーハ3
2を固着保持する手段 (不図示) が設けられている一
方、該ステージ11は制御部30によって制御されるス
テージ駆動用モータ12によって、X,Y,Z,方向及
びZ軸を中心とするθ回転方向に自在に移動可能に構成
され、これにより、ステージ11上面に固着保持される
被検査ウェーハ32を3次元的に移動可能である。
【0013】尚、検査対象となるウェーハ32は、ウェ
ーハ表面上に略部分球のコブ(バンプ)状の電極(バン
プパッド)34が形成されているもので、図では説明の
便宜上一つのバンプのみしか示していないが、実際は、
一枚のウェーハ上に数百、数千という多数のバンプパッ
ドが形成されている。前記プローブカード18には、ウ
ェーハ32の各チップの電極に対応するプローブ針16
が設けられている。そして、該プローブカード18はテ
スタ20に接続されており、プローブ針16をウェーハ
32の電極34に接触(コンタクト)させることにより
各チップの電気的特性を検査することができる。
【0014】一方、前記ステージ11のZ方向ステージ
には、支持部材36が固着されており、該支持部材36
によってCCDカメラ24が支持されている。このCC
Dカメラ24によって、プローブ針16を下方から撮像
して針の先端の位置を検出する一方、ステージ11をZ
方向に移動して前記CCDカメラ24を上下に動かし、
その合焦状態を見ながらプローブ針16の先端の高さを
測定する。そして、その結果を制御部30に通知するよ
うにしている。
【0015】前記アライメント光学装置22は、CCD
カメラ等の撮像手段を含み、ウェーハ32上のチップパ
ターンを認識して制御部30に通知する。制御部30で
は、前記アライメント光学装置22で得られた情報と前
記CCDカメラ24で得られたプローブ針16の先端の
位置情報とを基に、公知の画像処理技術を用いて、プロ
ーブ針16先端とウェーハ32のパッドの二次元的な
(XY面内の)位置整合を自動で行う。
【0016】更に、本実施例では、ウェーハ32上に形
成されたバンプパッド34の高さを測定するためのレー
ザ測長器28を設けたことを特徴としている。このレー
ザ測長器28は、バンプパッド34の高さの他、ウェー
ハ32の外径及び厚さを測定するのに用いられる。ここ
で、レーザ測長器の一例について図2を参照しながら説
明する。
【0017】同図に示すレーザ測長器は、光ファイバ式
のレーザ測長器であって、主として、半導体レーザ4
2、コリメータレンズ44、対物レンズ46、光ファイ
バカプラ48、光ファイバ50、51、52、54、光
コネクタ55A、55B、フォトダイオード56、変調
回路61、温度制御回路62、信号処理回路63、及び
検出プローブ64等から構成されている。
【0018】半導体レーザ42は、入力する変調回路6
1からの変調電流によって発振周波数と発光強度が変調
される。また、半導体レーザ42には加熱及び/又は冷
却素子45Aと温度センサ45Bとが設けられており、
温度制御回路62は温度センサ45Bによって検出され
る温度が一定値になるように加熱及び/又は冷却素子4
5Aを制御する。これにより、半導体レーザ42の温度
変化による波長変化を抑え、測定精度を上げている。
【0019】前記半導体レーザ42から出力される変調
されたレーザ光は、コリメータレンズ44及び対物レン
ズ47を介して光ファイバ50の先端に集光される。ま
た、光ファイバ50、51の後端は、光ファイバカプラ
48によって、光ファイバ52の後端と光学的に接続さ
れている。従って、光ファイバ50を通過した光は光フ
ァイバカプラ48を介して光ファイバ51に導かれ、光
コネクタ55A、55Bを介して光ファイバ54に導か
れる。
【0020】光ファイバ54の先端には、検出プローブ
64が取り付けられており、該検出プローブ64内には
図示しないロッドレンズが配設されている。前記ロッド
レンズは光の一部を出射端面で反射させるとともに残り
は透過させ、略平行光又は集光して測定面Wを照射す
る。即ち、前記ロッドレンズの出射端面は光軸に対して
垂直な平面であり、出射端面で反射された反射光は再び
ロッドレンズ自身で収束してほぼ光ファイバ54に戻
る。
【0021】また検出プローブ64が検出した光は逆の
経路を辿って光ファイバ51に戻り、その光の一部は光
ファイバ52に導かれる。また、前記ロッドレンズの出
射端面の反射は、該ロッドレンズと空気との屈折率の違
いによるものであって、ロッドレンズの入射光のうち、
例えば約4%の光量の光が反射され、残りの約96%の
光量の光が測定面Wを照射する。したがって、測定面W
がやや粗面であっても、また測定面Wが検出プローブ6
4の光軸と厳密に垂直でなくても、測定面Wを照射する
光の数パーセントの光量の光が検出プローブ64に集光
されれば、十分な強度の干渉信号が得られ、変位測定が
可能である。
【0022】さて、検出プローブ64の端面反射光(参
照光)と、検出プローブ64から出射され測定面Wで反
射されて再び検出プローブ64に入射した測定面反射光
(物体光)との間には、検出プローブ64の出射端面と
前記測定面Wとの距離Dに対応した時間遅れがあり、両
者の周波数は異なる。そのため、参照光と物体光とで、
ヘテロダイン干渉が生じる。
【0023】この干渉信号は光ファイバ54、51、光
ファイバカプラ48、及び光ファイバ52を介して導か
れ、光ファイバ52の先端に設置されたホトダイオード
56により検出される。このホトダイオード56によっ
て検出された信号の周波数と位相は、検出プローブ64
の出射端面と前記測定面Wとの距離Dに比例する。この
信号をもとに測定面Wの位置 (Z方向の高さ) を検出す
る原理は、ヘテロダイン干渉式によるもので、本願明細
書では詳しく説明しないが、特願平4─211430号
明細書に記載されている。
【0024】図1に戻って、上述したようなレーザ測長
器は、光があたっている点までの距離を高精度に測定で
きるので、ウェーハ上に形成されたバンプパッドを上記
測定面Wとして該バンプパッドの高さを測定できると同
時に、ウェーハ32を直径方向に動かしながら連続的に
測定することによって、ステージ面とウェーハ面との測
定差からウェーハ32の外径及び厚さも測定することが
できる。
【0025】前記レーザ測長器28は、制御部30に接
続されており、制御部30は、レーザ測長器28で測定
したバンプパッド34の高さと、前記CCDカメラ24
で検出したプローブ針16の高さとに基づいて、ステー
ジ11のZ方向の移動を制御し、プローブ針16とバン
プパッド34とを適正にコンタクトさせるようにしてい
る。
【0026】尚、本実施例ではバンプパッドの高さを測
定する手段は、現実の適用性に優れた上述のようなレー
ザ測長器として説明するが、バンプパッドの高さを測定
する手段はこれに限らず、公知の非接触式測長器、非接
触表面形状測定装置、又はバンプ高さ測定装置など種々
の手段で行うことも可能である。次に、前記の如く構成
されたウェーハ検査装置の作用について説明する。
【0027】検査対象となるウェーハ32をステージ1
1上面に固着し、ステージ駆動用モータ12を介して、
ステージ11をアライメント光学装置22の下方に移動
する。そしてアライメント光学装置22によってウェー
ハ上のチップパターンが撮像され、そのデータが制御部
30に通知される。次いで、プローブ針16と前記CC
Dカメラ24とが対峙する位置にステージ11を移動
し、前記CCDカメラ24でプローブ針16を撮像し、
針の位置を検出するとともに、前記CCDカメラ24を
Z方向に移動させて針先端の高さを検出する。そして、
その結果は制御部30に通知される。
【0028】尚、針先端の高さ検出は、検査時に毎回行
う必要は必ずしもない。例えば、検査終了後に、プロー
ブ針16が予め定めた所定の位置に退避するように構成
されていれば、プローブ針の高さは、プローブカード交
換時に一度検出するだけでもよい。また、数回の検査を
行った後、確認的に針の高さを検出することも考えられ
る。
【0029】続いて、レーザ測長器28でウェーハ32
の外径及び厚さを測定する。通常、ウェーハ外径及び厚
さはウェーハ設計値が予め知られているので、それを基
準データとして、その基準データからのバラツキ( プラ
ス・マイナス) を検出するようにする。一方、バンプパ
ッド34は、一枚のウェーハ上に数百、数千個と形成さ
れており、通常その高さはバンプパッド設計値の所定公
差内にはいっていることが、先行する検査工程で確かめ
られているものである。従って、全てのバンプについて
その高さを実測する必要はなく、チップ内の一つのバン
プについて実測すれば足りる。レーザ測長器28でバン
プバッドの在る所を測定すると、ウェーハ自体の厚みを
含んだバンプパッド34の上端面の高さ位置を知ること
ができる(図3(a)参照)。
【0030】制御部30は、前記CCDカメラ24で検
出した針先端の高さデータと、レーザ測長器28で検出
したバンプパッド上端面の高さデータを基にして、図3
(b)に示すようにプローブ針16をバンプパッド34
に適切にコンタクトさせるようにステージ11のZ方向
の移動量を制御する。これにより、バンプパッド34に
対するプローブ針16の高さ合わせを自動的かつ高精度
に行うことができる。また、バンプパッドの高さを測定
する為に設けたレーザ測長器28は、バンプパッド34
の高さのみならず、ウェーハ32の外径及び板厚も測定
することができるので、従来、ウェーハの外径及び板厚
を測定する手段として用いられていた容量検出センサは
不要となる。
【0031】更に、チップの電気的特性の検査終了後
に、バンプパッドに付けられた針跡の形状や深さを前記
レーザ測長器28で測定検査する工程を追加することも
でき、検査の確実性を高めることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るウェ
ーハ検査装置によれば、針位置検出手段で検出したプロ
ーブ針の高さと、電極高さ検出手段で検出したバンプ電
極の上端面の高さとに基づいて、制御手段により移動機
構を制御し、前記プローブ針の先端が前記バンプ電極に
適切に接触するようにしたので、バンプパッドを持つウ
ェーハの検査において、ウェーハの検査前にウェーハや
針にダメージを与えることがなく、バンプパッドに対す
る針の高さ合わせを自動的かつ高精度で行うことができ
る。
【0033】また、検査前にバンプ設計値などの事前の
データ入力をする必要がなくなり、操作性が向上する。
更に、従来オペレータの感覚に頼っていた高さ合わせを
自動的に行うことができるようにしたので、検査の信頼
度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウェーハ検査装置の実施例の構成
を示す概略構成図
【図2】レーザ測長器の一例を示す概略構成図
【図3】本実施例のプローブ針の高さ合わせを説明する
ための図
【図4】従来のウェーハ検査装置によるプローブ針の高
さ合わせを説明するための図
【符号の説明】
11…ステージ 12…ステージ駆動用モータ 16、72…プローブ針 24、70…CCDカメラ 28…レーザ測長器 30…制御部 32、76…ウェーハ 34、78…バンプパッド(電極) 42…半導体レーザ 50、51、52、54…光ファイバ 64…検出プローブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査ウェーハの電極に対応するプロー
    ブ針と、被検査ウェーハの厚さ方向をZ方向とすると前
    記プローブ針と前記被検査ウェーハとのZ方向の相対的
    な移動により前記プローブ針を前記被検査ウェーハの電
    極に接触/退避可能とする移動機構とを有し、半導体ウ
    ェーハに形成された各チップの電気的特性を検査するウ
    ェーハ検査装置において、 前記プローブ針が電極から退避状態にあるときの該プロ
    ーブ針のZ方向の高さをCCDカメラで検出する針高さ
    検出手段と、 検査対象のウェーハ表面に形成されたバンプ電極の上端
    面のZ方向の高さをヘテロダイン干渉式の光ファイバ式
    レーザ測長器で検出する電極高さ検出手段と、 前記針高さ検出手段で検出したプローブ針の高さ及び
    記電極高さ検出手段で検出したバンプ電極の上端面の高
    さに基づいて、前記プローブ針の先端が前記バンプ電極
    に接触するように前記移動機構を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするウェーハ検査装置。
  2. 【請求項2】 前記プローブ針の先端を前記バンプ電極
    に接触させ、チップの電気的特性の検査終了後に、前記
    バンプ電極に付けられた針跡の形状や深さを前記光ファ
    イバ式レーザ測長器で測定検査することを特徴とする請
    求項1記載のウェーハ検査装置。
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