JP3129741B2 - 時分割同時送受信パイロット信号の発生方法および装置 - Google Patents

時分割同時送受信パイロット信号の発生方法および装置

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JP3129741B2 JP09509386A JP50938697A JP3129741B2 JP 3129741 B2 JP3129741 B2 JP 3129741B2 JP 09509386 A JP09509386 A JP 09509386A JP 50938697 A JP50938697 A JP 50938697A JP 3129741 B2 JP3129741 B2 JP 3129741B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術的背景] 1.技術分野 本発明は通信システム、特にコード分割多重アクセス
システムから代わりの技術システムへのハンドオフを行
う方法および装置に関する。
2.関連技術の説明 コード分割多重アクセス(CDMA)セル電話システムま
たはパーソナル通信システムでは、共通の周波数帯域が
システムの全てのベース局と通信するために使用され
る。共通の周波数帯域は移動装置と1以上のベース局と
の間の同時通信を可能にする。共通の周波数帯域を占有
する信号は高速度疑似雑音(PN)コードの使用に基づい
て拡散スペクトルCDMA波形特性により受信局で弁別され
る。高速度PNコードはベース局と移動装置から送信され
る信号を変調するために使用される。異なったPNコード
または時間内にオフセットされるPNコードを使用する送
信局は受信局で別々に受信されることができる信号を発
生する。高速度PN変調はまた受信局が単一の送信局から
信号を受信することを可能にし、送信局で信号は幾つか
の異なった伝播通路にわたって伝送される。
例示的なCDMAシステムでは、各ベース局は、コード位
相において他のベース局のパイロット信号からオフセッ
トされた共通のPN拡散コードを有するパイロット信号を
送信する。システム動作中、移動装置には通信が行われ
るベース局周辺の隣接ベース局に対応したコード位相オ
フセットのリストが設けられている。移動装置には隣接
ベース局を含むベース局のグループからのパイロット信
号の信号強度を追跡することを可能にする探索受信機ま
たは素子が装備されている。
ハンドオフ処理期間に1以上のベース局により移動通
信装置との通信リンクを提供する方法およびシステム
は、“MOBILE STATION ASSISTED SOFT HANDOFF IN A CD
MA CELLULAR COMMUNICATIONS SYSTEM"と題する1993年11
月30日出願の米国特許第5,267,261号明細書に記載され
ている。このシステムを使用して、移動通信装置と終端
使用者間の通信はもとのベース局から次のベース局への
最終的なハンドオフにより中断されない。このタイプの
ハンドオフは次のベース局との通信がもとのベース局と
の通信が終了される前に設定されるので“ソフト”ハン
ドオフと考えられる。移動通信装置が2つのベース局と
通信しているとき、終端使用者の単一の信号は、セルま
たはパーソナル通信システム制御装置により、各ベース
局からの信号から発生される。
移動通信制御補助のソフトハンドオフは、移動通信装
置により測定される幾つかの組のベース局のパイロット
信号に基づいて動作する。アクティブセットはアクティ
ブ的な通信が行われるベース局のセットである。隣接セ
ットは通信を行うのに十分なレベルのパイロット信号強
度を有する確率が高いベース局から構成されたアクティ
ブベース局周辺のベース局のセットである。候補セット
は通信を行うのに十分なレベルのパイロット信号強度を
有するベース局のセットである。
通信が最初に設定されたとき、移動通信装置は第1の
ベース局を通じて通信し、アクティブセットは第1のベ
ース局だけを含んでいる。移動通信装置はアクティブセ
ット、候補セット、隣接セットのベース局のパイロット
信号強度を監視する。隣接セットのベース局のパイロッ
ト信号が予め定められたしきい値レベルを超過したき、
そのベース局は候補セットへ付加され、移動通信装置の
隣接セットから除去される。移動通信装置は新しいベー
ス局を識別するメッセージを第1のベース局へ通信す
る。セルまたはパーソナル通信システム制御装置は新し
いベース局と移動通信装置との間に通信を設定するか否
かを決定する。セルまたはパーソナル通信システム制御
装置が通信を設定することを決定したならば、セルまた
はパーソナル通信システム制御装置は新しいベース局へ
移動通信装置についての識別情報を有するメッセージ
と、通信を設定する指令とを送信する。メッセージは第
1のベース局を経て移動通信装置へも送信される。メッ
セージは第1のベース局および新しいベース局を含んで
いる新しいアクティブセットを識別する。移動通信装置
は新しいベース局の送信された情報信号を探索し、第1
のベース局を介する通信を終了せずに新しいベース局と
の通信が設定される。このプロセスは付加的なベース局
で継続されることができる。
移動通信装置が多数のベース局を通じて通信している
とき、これはアクティブアクティブセット、候補セッ
ト、隣接セットのベース局の信号強度を監視し続ける。
アクティブセットのベース局に対応する信号強度が予め
定められた期間の時間中予め定められたしきい値よりも
低下するならば、移動通信装置はこの事象を報告するメ
ッセージを生成し送信する。セルまたはパーソナル通信
システム制御装置は移動通信装置が通信している少なく
とも1つのベース局を経てこのメッセージを受信する。
セルまたはパーソナル通信システム制御装置は弱いパイ
ロット信号強度を有するベース局を介する通信を修了す
ることを決定してもよい。
セルまたはパーソナルシステム制御装置はベース局を
通る通信を終了することを決定したとき、ベース局の新
しいアクティブセットを識別するメッセージを生成す
る。新しいアクティブセットは通信が終了されるベース
局を含んでいない。通信が設定されるベース局はメッセ
ージを移動通信装置へ送信する。セルまたはパーソナル
通信システム制御装置はまた移動通信装置との通信を終
了するためベース局へ情報を通信する。移動通信装置通
信はしたがって新しいアクティブセット中で識別される
ベース局を通じてのみ伝送される。
移動通信装置はソフトハンドオフプロセスを通して常
に少なくとも1つのベース局を介して終端使用者と通信
しているので、移動通信装置と終端使用者間で行われる
通信に中断はない。ソフトハンドオフは他のセル通信シ
ステムで使用される一般的な“設定する前に遮断する”
技術よりもすぐれた“遮断する前に設定する”ハンドオ
フ技術で固有の大きな利点をもたらす。
新しいCDMAシステムは典型的には最初に既存のFMまた
は他の技術システムを有する地域に配備される。CDMAシ
ステムの最初の配備は漸進的であり、もとの既存のシス
テムによりカバーされる動作区域のうちの一部のみをカ
バーする。このような場合、CDMAモードで通信する移動
通信装置がCDMAシステムのカバー区域からCDMAカバーの
ないシステムの部分へ駆動するとき、CDMAシステムから
オリジナルシステムへのハンドオフが連続的な通信を行
うために必要とされる。前述したような移動通信装置補
助のソフトハンドオフのプロセスはCDMAシステムとオリ
ジナルシステムとの間で可能ではない。CDMAシステムか
らオリジナルシステムへのハンドオフは“設定する前に
遮断する”ハードハンドオフのように行わなければなら
ない。ハードハンドオフを実行するとき、失敗したハー
ドハンドオフは典型的に呼びを失うので、ハンドオフが
適切であることを確実にすることは特に重要である。
それ故、本発明の目的は、CDMAシステムから異なった
技術を使用するシステムへのハンドオフを行うための方
法および装置を提供することである。
さらに、本発明の目的は、代わりのシステムのカバー
区域へのエントリーを検出するための廉価で信頼性のあ
る手段を提供することである。
[発明の要約] 本発明はパイロット信号を使用してコード分割多重ア
クセス(CDMA)システムから第2の独立したシステムへ
のハンドオフを行う方法および装置を規定する。1組の
ベース局はCDMA動作と第2のシステムの動作間の境界部
を形成する。境界部ベース局自体は第2のシステムの技
術でのみ動作し、CDMA信号の受信および復調をすること
はできない。パイロット信号は1組の境界部ベース局か
ら送信される。CDMAシステムで動作する移動通信装置が
境界部ベース局へ近付くとき、これは境界部ベース局か
らパイロット信号を受信する。ちょうど、移動通信装置
がCDMAベース局に対応するパイロット信号を受信すると
きに行うように、移動通信装置は境界部ベース局のパイ
ロット信号の受信を現在通信中のベース局を通じてシス
テム制御装置へ報告する。システム制御装置はパイロッ
ト信号がCDMA動作をすることができないベース局に対応
することを認識する。システム制御装置は第2のシステ
ムのシステム制御装置と通信し、第2のシステムの移動
通信装置のリソースの移動可能度について交渉する。CD
MAシステム制御装置は第2のシステムに対応するリソー
ス情報を移動通信装置へ転送し、移動通信装置へ第2の
システムへのハンドオフを命令する。移動通信装置はそ
の後、第2のシステムへのハードハンドオフを実行す
る。
本発明のシステムの境界部ベース局のパイロット信号
は既存のベース局に容易に廉価で設置されることができ
る簡単なボックスにより発生される。パイロットボック
スは動作するパワーだけを必要とする。パイロットボッ
クスはまた動作、構造、故障検出を監視するためにシス
テム制御装置との接続を有する。パイロットボックスは
また同期信号を送信する。パイロットボックスは時分割
同時送受信方法でシステム時間を獲得するために周囲の
ベース局からのパイロット信号を使用する。
[図面の簡単な説明] 本発明の特徴、目的、利点は図面を伴った以下の詳細
な説明からより明白になるであろう。同一の参照符号は
全体を通じて同一である。
図1は例示的なベース局のカバー区域の構造を示して
いる。
図2は本発明を含む例示的なベース局のカバー区域の
構造を示している。
図3はパイロットボックス構造の1例の実施形態を示
している。
図4は時間監視回路を示した1例のブロック図であ
る。
図5は時間監視回路およびメッセージ受信回路を示し
た1例のブロック図である。
[好ましい実施例の詳細な説明] 図1はベース局カバー区域の1例の構造を示してい
る。この例示的な構造では、六角形のベース局カバー区
域が対称的にタイルを敷き詰めたような配列で互いに接
触している。各移動通信装置はベース局のうちの1つの
カバー区域内に位置されている。例えば、移動通信装置
10はベース局20のカバー区域内に位置されている。コー
ド分割多重アクセス(CDMA)セルまたはパーソナル通信
電話システムでは、共通の周波数帯域は移動通信装置と
1以上のベース局との間で同時通信を可能にするシステ
ムにおいて全てのベース局と通信するために使用され
る。移動通信装置10はベース局20に非常に隣接して位置
され、それ故、ベース局20から強い信号を受信し、周辺
のベース局から比較的弱い信号を受信する。しかしなが
ら、移動通信装置30はベース局40のカバー区域に位置さ
れているが、ベース局100、110のカバー区域に近接して
いる。移動通信装置30は比較的弱い信号をベース局40か
ら受信し、類似の大きさの信号をベース局100、110から
受信する。各ベース局40、100、110がCDMA動作を行うこ
とができるならば、移動通信装置30はベース局40、10
0、110とソフトハンドオフする。
図1、2で示されている例示的なベース局カバー区域
は高度に理想化されている。実際のセルまたはパーソナ
ル通信環境では、ベース局のカバー区域は大きさおよび
形態において変化している。ベース局のカバー区域は、
理想的な六角形と異なった形状のカバー区域を限定して
いるカバー区域境界部とオーバーラップしがちである。
さらに、ベース局は技術でよく知られているように3セ
クタなどに分割されてもよい。しかしながら、より少数
または多数のセクタを有するベース局が考慮される。CD
MAシステムでは、各ベース局または分割されたベース局
のセクタは識別パイロット信号を送信する。
図1のベース局60は理想化した3つセクタに分割され
たベース局を表している。ベース局60は3つのセクタを
有し、それぞれ120度以上のベース局カバー区域をカバ
ーしている。実線55で示されているカバー区域を有する
セクタ50は、破線75により示されているカバー区域を有
するセクタ70のカバー区域とオーバーラップしている。
セクタ50はまた破線85により示されているカバー区域を
有するセクタ80とオーバーラップしている。例えばXに
より示されているような位置90はセクタ50とセクタ70の
両者のカバー区域中に位置されている。
通常、ベース局はベース局を通じて通信することがで
きる移動通信装置数を増加しながら、ベース局のカバー
区域内に位置する移動通信装置との総干渉パワーを減少
するために分割されている。例えば、セクタ80は位置90
の移動通信装置を目的とする信号を送信せず、したがっ
てセクタ80に位置する移動通信装置は位置90の移動通信
装置とベース局60との通信により顕著な干渉を受けるこ
とはない。位置90に位置する移動通信装置では、全体的
な干渉はセクタ50と70およびベース局20と120からの支
配的影響を有する。位置90の移動通信装置は同時にベー
ス局20と120およびセクタ50と70でソフトハンドオフす
る。
ハンドオフプロセス期間中に2以上のベース局を経て
移動通信装置と通信を設定する方法は前述の米国特許第
5,267,261号明細書に記載されている。このタイプのハ
ンドオフは、もとのベース局との通信が終了する前に次
のベース局との通信が設定される点で“ソフト”ハンド
オフと考えられている。
新しいCDMAシステムは典型的には最初に既存のFMまた
は他の技術システムを有する地域に配備される。CDMAシ
ステムの最初の配備は漸進的であり、もとの既存のシス
テムによりカバーされる動作区域の一部分のみをカバー
する。例えば、図2はカバー区域C1A−C1SがCDMA動作の
可能なベース局を有するシステムを示している。新しい
CDMAシステムの典型的な配備は、都会の中心区域等の高
いトラフィックの地域に高容量のCDMA可能なカバー区域
C1A−C1Sを配置する。低容量のオリジナルシステムによ
り支持されることができる郊外の区域等の低いトラフィ
ック地域は最初はCDMA能力をもたない。カバー区域C2A
−C2RはCDMAトラフィックチャンネル通信ができないオ
リジナルシステムのベース局を有する。
CDMAシステムに適合するために、オリジナルシステム
により使用されるスペクトルの一部分はCDMA動作用に保
留される。一部のスペクトルの保留は、カバー区域C1A
−C1Sに対応するベース局が、オリジナル技術を使用す
る通信に保留されたスペクトルを使用しないことを意味
する。同様に、境界部カバー区域C2A−C2Rに対応するベ
ース局は、CDMAシステムとの相互干渉のために、保留さ
れたCDMAスペクトルをオリジナル技術を使用する通信に
使用できない。
典型的な配備では、カバー区域C1A−C1S内のベース局
はまたオリジナル技術を使用して通信することもでき
る。したがって、カバー区域C2A−C2Rでオリジナル技術
の呼びを設定された移動通信装置はCDMA動作へ変更せず
にカバー区域C1A−C1Sへ移動するとき通信を継続するこ
とができる。カバー区域C1A−C1S内のベース局はオリジ
ナルシステム制御装置200により制御されるときオリジ
ナル技術のシステムにより使用される標準的なハンドオ
フ処理にしたがったオリジナル技術で呼びを支持するこ
とができる(典型的には、オリジナル技術はシステム内
の全てのハンドオフでハードハンドオフ技術を使用す
る)。しかしながら、図2の移動通信装置100などの移
動通信装置がCDMA呼びを開始するとき、および呼び中に
カバー区域C1A−C1Sを出るときに、DCMAシステムからオ
リジナル技術システムへのハードハンドオフが中断のな
い通信を維持するために必要とされる。
前述したように移動通信装置補助ソフトハンドオフプ
ロセスはCDMAシステムとオリジナルシステムとの間で可
能ではない。CDMAシステムからオリジナルシステムへの
ハンドオフは“設定する前に遮断する”ハードハンドオ
フとして実行されなければならない。ハードハンドオフ
を実行するとき、失敗したハードハンドオフは典型的に
呼びを失うのでハンドオフを成功させることを確実にす
ることは特に重要である。
図2の太い実線で示されている境界部170は、カバー
区域C1A−C1Sに対応するCDMAの可能なベース局と、隣接
するカバー区域C2A−C2Rに対応するオリジナルシステム
の動作専用のベース局との境界部を表している。図2で
は移動通信装置100はカバー区域C1Aのベース局120とのC
DMA呼びを開始し、矢印180により示されている方向へ移
動する。移動通信装置100はCDMAシステム制御装置202に
より誘導されるようにベース局120とカバー区域C1Fのベ
ース局150間のソフトハンドオフを実行する。移動通信
装置100がカバー区域C1Pに入ったとき、ベース局150、
カバー区域C1Pのベース局160、カバー区域C1Qのベース
局140とソフトハンドオフ状態になる可能性がある。移
動通信装置100が境界部170を横断し、カバー区域C2A
入った時、ベース局130およびオリジナル技術の動作に
対するハードハンドオフが実行される。本発明は、ハー
ドハンドオフが実行される前に移動通信装置100が確実
にカバー区域C2A内およびベース局130区域内にあること
を確証する廉価で信頼性のある方法である。
前述したように、アクティブなCDMA呼びに関与する移
動通信装置は隣接ベース局からパイロット信号を探索す
るために連続的に入来信号を走査する。移動通信装置が
隣接ベース局の適格なレベルのパイロット信号を発見し
たならば、移動通信装置は信号の検出を示すメッセージ
をCDMAシステム制御装置202へ送信する。本発明はオリ
ジナルシステムへのハードハンドオフを行うためこの既
存のプロセスを使用する。
本発明では、簡単な時分割同時送受信“パイロットボ
ックス”が、図2の隣接カバー区域C2A−C2Rなどの境界
部カバー区域に位置するオリジナル技術専用のベース局
へ付加される。このパイロットボックスはパイロット信
号を発生し、これは好ましい実施形態では、各ベース局
がそれに特有のタイムオフセットでパイロット信号を送
信するCDMA可能なベース局から送信されるパイロット信
号と同一である。
図3はパイロットボックスの構造の好ましい実施形態
を示している。パイロットチャンネルはデータを含んで
おらず、それ故パイロットボックス350のパイロットデ
ータ入力は全てゼロである。パイロットチャンネルに対
するウォルシュ関数も全てゼロであるウォルシュゼロ関
数である。合計器310は2つのゼロシーケンスを合計す
る(合計器310の機能は平凡以上のものであり、説明の
ために図3に示されている。実際の構造では合計器310
は含まれていなくてもよく、ウォルシュ関数と合計され
たパイロットチャンネルシーケンスには単なる接地電位
または論理“0"レベルにより構成されていてもよい)。
合計器310のパイロットシーケンス出力は合計器336へ入
力され、それによってIチャンネルショートコード発生
器332からのIチャンネルショートコード疑似雑音(P
N)シーケンスはパイロットシーケンスへ印加される。
合計器310のパイロットシーケンス出力はまた合計器338
へ入力され、それによってQチャンネルショートコード
発生器334からのQチャンネルショートコード疑似雑音
(PN)シーケンスはパイロットシーケンスへ印加され
る。前述したように、好ましい実施形態ではIおよびQ
チャンネルショートコードはシステムの各ベース局で同
一であるが、相互に時間的にオフセットされている。適
切にタイムオフセットを整列するため、パイロットボッ
クスは以下説明するように捕捉されたユニバーサル時間
入力を必要とする。合計器336、338の出力はそれぞれベ
ースバンドフィルタ340、342によりフィルタ処理され
る。ベースバンドフィルタ340、342も信号通路の利得を
セットしてもよい。典型的な構造では、パイロット信号
は他の信号よりも高利得レベルで送信される。
以下詳細に説明するように、ベースバンドフィルタ34
0の出力は合計器344により他の任意選択的なIチャンネ
ル信号と合計される。合計器344は任意選択的であり、
他の信号が与えられないならば必要ではない。合計器34
4の出力はミキサ320により余弦波で変調される。以下詳
細に説明するように、ベースバンドフィルタ342の出力
は合計器346により他の任意選択的なQチャンネル信号
と合計される。合計器344は任意選択的であり、他の信
号が与えられないならば必要ではない。合計器346の出
力はミキサ322により正弦波で変調される。ミキサ320、
322の出力は合計器324により合計される。合計器324の
出力はアップコンバータおよびパワー増幅器326へ与え
られ、ここで信号は搬送波周波数へ上方変換され増幅さ
れる。アップコンバータおよび電力増幅器326の出力
は、パイロットボックス350が設置されているベース局
のアンテナから送信されるパイロットボックス350の出
力である。
CDMAシステム動作中、移動通信装置には、通信が設定
されているベース局周囲の隣接ベース局に対応したショ
ートコード位相オフセットのリストが設けられている。
このリストは、移動通信装置がCDMA動作とオリジナル技
術だけの動作との間の境界部に近接しているならば、境
界部カバー区域のベース局のパイロット信号のオフセッ
トを含んでいる。移動通信装置の探索素子は、幾つかの
隣接セットメンバがオリジナル技術専用のベース局であ
るという事実に関することを除いて、前述の方法と同一
方法で隣接セットからのパイロット信号の信号強度を追
跡する。
隣接セットの境界部ベース局のパイロット信号が適格
レベルを超過したとき、対応するベース局は候補セット
へ付加され,移動通信装置の隣接セットから除去され
る。図2を再度参照すると、移動通信装置がカバー区域
C2Aの境界部に接近するとき、ベース局130からのパイロ
ット信号が移動通信装置100により検出される。移動通
信装置100はそれが通信している1つのベース局、また
は複数のベース局(恐らくベース局140、160)を経てベ
ース局130を識別するメッセージをCDMAシステム制御装
置202へ通信する。システム制御装置202はベース局130
がCDMA能力をもたないことを認識し、したがってハード
ハンドオフプロセスをトリガーする。
実際のハードハンドオフは種々の刺激方法によって生
じる。換言すると、システム制御装置202がベース局130
からのパイロット信号の受信を示すメッセージを移動通
信装置100から一度受信すると、システム制御装置202は
代わりのシステムへのハンドオフをする時間またはハン
ドオフをするか否かを選択する任意の種々の方法を使用
することができる。システム制御装置202はハンドオフ
をする時期を決定するためのタイマー方法を使用しても
よい。その代わりに、システム制御装置202はハンドオ
フを信号強度測定に基づいて、または位置技術の使用に
基づいて行わせる。しかし、いずれの場合にも、リソー
スが利用可能であるならば、オリジナルシステム制御装
置200はハンドオフに必要な情報(例えばFM用のチャン
ネル情報またはTDMAのチャンネルおよびスロット割当)
をCDMAシステム制御装置202へ供給する。オリジナルシ
ステム制御装置200はまたベース局130へ移動通信装置10
0のハンドオフを準備するように通告する。CDMAシステ
ム制御装置202は移動通信装置100が通信している各ベー
ス局を経てチャンネル情報を移動通信装置100へ送信す
る。移動通信装置100はそのメッセージを受信し、CDMA
ベース局を通る通信を停止し、ベース局130とのオリジ
ナルシステムモードの動作を開始する。通信はハードハ
ンドオフにより中断されないオリジナルシステム技術で
継続する。
境界部カバー区域C2A−C2Rの1つに位置する移動通信
装置が最初にパワーアップされたならば、移動通信装置
は最初にCDMAパイロット信号を発見しようと探索する。
移動通信装置はパイロット信号を発見し、同期チャンネ
ル信号、即ち同期信号を有するシステム情報を発見しよ
うと試みる。好ましい実施形態では、パイロットボック
スは同期信号を送信せず、移動通信装置はオリジナルシ
ステムモードの動作停止期間後、同期信号を検出するこ
とができない。
図3のパイロットボックス350はそれ故、同期(syn
c)信号発生能力を含んでいることができる。CDMAシス
テムの好ましい実施形態における同期チャンネルの目的
は、対応するベース局のカバー区域内の移動通信装置
が、初期時間同期およびベース局によりサービスされる
ことができるプロトコル改訂等のシステム情報を獲得す
ることを可能にすることである。パワーが最初に移動通
信装置へ供給されるとき、これは最初にパイロット信号
を発見しようとする。パイロット信号を発見したなら
ば、対応する同期チャンネルを模索する。同期信号はベ
ース局により支持されている最小のプロトコル改訂レベ
ルを示す情報を移動通信装置へ提供する。最初のプロト
コル改訂レベルまたはより大きな改訂番号を有する移動
通信装置のみがシステムをアクセスすることができる。
本発明の第2の実施形態では、パイロットボックスは
図3の同期チャンネル選択ボックス300として示されて
いる同期チャンネルを生成するための回路を具備してい
る。同期チャンネルビットは最初にデータ符号を生成す
るためにコンボリューションエンコーダ302によりコン
ボリューションエンコードされる。データ符号は符号反
復装置304で反復される。反復された符号はブロックイ
ンターリーバ306によりブロックインターリーブされ
る。インターリーブされたデータは合計器308によりウ
ォルシュ関数シーケンスで変調される。好ましい実施形
態では、64のウォルシュシーケンスが利用可能であり、
同期チャンネルはウォルシュ関数32で変調され、これは
32個のゼロ(0)の後に32個の1が続いている。合計器
308の出力は合計器312へ入力され、Iチャンネルショー
トコード発生器328からのIチャンネルショートコード
はパイロットシーケンスへ印加される。合計器308のパ
イロットシーケンス出力はまた合計器314へ入力され、
Qチャンネルショートコード発生器330からのQチャン
ネルショートコードがパイロットシーケンスへ印加され
る。好ましい実施形態ではIおよびQチャンネルショー
トコードはパイロットシーケンスの変調に使用されるシ
ーケンスと同一である。合計器312、314の出力はそれぞ
れベースバンドフィルタ316、318によりフィルタ処理さ
れる。ベースバンドフィルタ316、318はまた信号通路の
利得を設定してもよい。ベースハンドフィルタ316、318
の出力はそれぞれ合計器344、346へ入力され、この後は
送信アンテナまでパイロットシーケンスと同一の通路を
たどる。
同期チャンネル選択ボックス300は、移動通信装置が
同期信号を捕捉できないときに、移動通信装置がオリジ
ナルシステム動作へ自動的に切換わらない場合に、立ち
往生している移動通信装置を防止するために使用される
ことができる。同期チャンネル選択ボックス300の同期
チャンネルビットは、支持される最小のプロトコル改訂
レベルが最大値にセットされ、それによって全ての各移
動通信装置が必要最小限よりも低い改訂番号を有するよ
うにセットされることができる。したがって、同期チャ
ンネル選択を有するパイロットボックスを具備したベー
ス局のカバー区域内でパワーアップするとき、移動通信
装置は最初にパイロット信号を捕捉し、その後同期チャ
ンネルを捕捉し、プロトコル改訂が非常に古いために移
動通信装置がCDMAモードでこのベース局と通信すること
ができないことを示している同期チャンネルからの情報
を検査する。移動通信装置はオリジナル技術モードの動
作に切換わり、そのモードで呼びを開始または受信する
ことができる。
さらに別の実施形態では、パイロットボックス350は
(図2において破線で示されているように)オリジナル
システム制御装置200またはCDMAシステム制御装置202へ
の接続を有する。この接続はパイロットボックス350の
動作状態を監視する最小のデータ速度の接続であり、パ
ラメータがパイロットボックス350内でセットされるこ
とを可能にする。このような接続の主要な1つの機能は
生じた故障状況を迅速に検出し補正するためにパイロッ
トボックス350内の故障を監視することである。
図2のシステムではカバー区域C2A−C2Rに対応する境
界部ベース局が単一のセクタに分割されたベース局であ
ると仮定する。標準的な状態では、この仮定はほとんど
真である。境界部ベース局は典型的に、予測されるトラ
フィック負荷へ適合するのにベース局のセクタ化が必要
とされない郊外の地域に位置されている。しかしなが
ら、図1で示されているように、システム内の幾つかの
ベース局がセクタに分割されることが普通である。この
ような場合、境界部に接しているカバー区域を有するオ
リジナル技術専用ベース局の各セクタはパイロット信号
を出力する。境界部に接しているカバー区域を具備しな
い境界部ベース局内のセクタはパイロット信号を送信す
る必要はない。最も基本的な構成では、境界部に接して
いる各境界部ベース局の各セクタはその固有のパイロッ
トボックスを有する。しかしながら、代わりの好ましい
実施形態では、境界部に接する多数のセクタをベース局
が有していても、単一のパイロットボックスが各ベース
局に対して設定される。このような場合、同一のベース
局の多数のセクタは同一のパイロット信号を送信する。
移動通信装置が共通のパイロット信号の受信を示すメッ
セージを送信したとき、システムはその移動通信装置が
接近しているベース局のセクタを決定するための他の方
法を使用しなければならない。例えば、システムは移動
通信装置が現在通信中であるベース局、またはベース局
のセクタを認知し、それによって移動通信装置の物理的
位置の知識を有する。
さらに別の実施形態では、非常に信頼性の高いシステ
ムを構成するために、2つの別々のパイロットボックス
が各ベース局またはセクタに設置される。各パイロット
ボックスはそのセクタまたはベース局に割当てられた公
称上のオフセットでパイロット信号を送信する。しかし
ながら、パイロットボックス出力のうちの1つは固定量
だけ他の出力から遅延される。固定量は隣接ベース局間
の標準的なオフセットに比較して少量であり、それ故シ
ステムは遅延されていないオフセットと遅延されたオフ
セットを同一のベース局へマップする。この固定量はシ
ステムの多通路効果による遅延されていないパイロット
信号と遅延されたパイロット信号の干渉を防止するのに
十分な大きさであるべきである。このようにして、1つ
のパイロットボックスが故障したならば、他のパイロッ
トボックスが移動通信装置により検出されるパイロット
信号を提供し続ける点で、システムの信頼性は増加され
る。
IおよびQチャンネルショートコード発生器を適切な
パイロットオフセットで整列するために、パイロットボ
ックスがユニバーサル時間同期入力を必要とすることが
前述の説明および図3から明白である。好ましい実施形
態では各ベース局は特有のオフセットで同一のパイロッ
トシーケンスを送信し、このパイロットシーケンスのオ
フセットはベース局のパイロット信号の弁別および識別
に使用されるので、パイロット発生プロセスがシステム
の他のベース局と関連して時間整列しなければ、パイロ
ット発生プロセスは意味をもたない。図3のパイロット
ボックスは廉価の商品である。他方、ユニバーサル時間
入力を生成するために使用される回路は高価であり、グ
ローバル位置決定システム(GPS)が使用されるなら
ば、各ベース局で付加的なアンテナを必要とする。
しかしながら、パイロットシーケンスはシステムで送
信される他のパイロット信号に関して時間整列されなけ
ればならないが、パイロット信号が良好な正確性で整列
されることは必須ではないことに留意すべきである。地
形環境は信号がベース局から移動通信装置へ伝播すると
き自然および未知の通路遅延をもたらす。それ故、移動
通信装置は、ベース局の隣接セットに対応するパイロッ
ト信号の信号強度を決定しようとする時、パイロット信
号の公称の受信時間周辺のタイムオフセットのウィンド
ウを探索する。すなわち、パイロットボックスからのパ
イロット信号が整列されるのに必要な正確性は、移動通
信装置がパイロット信号を探索する時間ウィンドウ内で
移動通信装置にパイロット信号が到達することを確実に
するのに必要とされる正確性であればよい。
パイロット信号は良好な正確性で発生される必要がな
いことが認められるので、高価でかさばるPGS回路を除
去する方法を発見することが有効である。これを行う1
方法は図4に示されている時分割同時送受信の時間追跡
回路の構成による方法である。ペース局からパイロット
信号を一度捕捉した移動通信装置が移動通信装置とベー
ス局との間の遅延が変化したときちょうどパイロット信
号を追跡できるように、ベース局は隣接するベース局の
パイロット信号を追跡できる。
例えば図2では、ベース局140はCDMAシステムで使用
する連続的なパイロット信号を送信し、ベース局140に
正確な接続時間を与えるGPS受信機または他の装置が装
備されている。ベース局145には本発明の時分割同時送
受信(TDD)パイロットボックスが設けられている。距
離135と、ベース局140とベース局145との間の対応する
遅延は測定可能な量であり、配備の時の較正処理で決定
されることができる。
図4は本発明の時分割同時送受信パイロット技術を示
している。前述したように、CDMAシステムの各ベース局
は共通の周波数帯域を使用してパイロットシーケンスを
送信する。それ故、固有のパイロット信号の発生に使用
されるシステム時間を捕捉するために、ベース局140の
パイロットシーケンスをベース局145が追跡するため
に、ベース局145は、同一の周波数帯域で送信および受
信しなければならない。しかしながら、十分に離れて動
作しながら、同一周波数帯域で同時に受信および送信す
ることできる装置を構成することは難しいことである。
パイロット信号発生プロセスはシステム動作の幾つかの
特性に注目することにより簡単にすることができる。
移動通信装置がベース局の隣接セットメンバのパイロ
ット信号を探索しているとき、移動通信装置は1組の対
応するパイロットシーケンスオフセットを逐次的に探索
することに留意すべきである。所定のオフセットのパイ
ロットシーケンスに遭遇しないならば、対応するベース
局はベース局の隣接セットのメンバとして残留し、幾分
か後に移動通信装置によって対応するオフセットで探索
がさらに行われる。したがって、移動通信装置がベース
局のカバー区域に新たに接近しているときに、ベース局
がパイロット信号の送信を一時的に終了しているなら
ば、ベース局のパイロット信号の認識に遅延が生じる。
しかしながら、ベース局がパイロット信号の送信を再開
したとき、最終的にはパイロット信号は移動通信装置に
より捕捉される。
また前述したように、ベース局のパイロット信号はシ
ステム時間と正確に整列される必要はないことに留意す
べきである。したがって、ベース局からのパイロット信
号の小さいタイムオフセットエラーは、移動通信装置が
地形環境の通路遅延によるパイロット信号の変化を追跡
するために使用するのと同一の機構により自然に追跡さ
れる。
したがって、本発明のパイロット発生方法および装置
は時分割同時送受信(TDD)方式の使用を企図し、この
方式においてはTDDパイロット発生ボックスを具備する
境界部ベース局は、パイロット信号の長期間の送信を隣
接ベース局のパイロット信号の短期間の受信と交換す
る。図4は本発明にしたがったブロック図を示してい
る。アンテナ400はCDMAパイロット信号の受信および送
信を行う。TDDスイッチ402は送信期間中にはアンテナ40
0をパイロット発生器414へ接続し、受信期間中には探索
および復調器404へ接続するために使用される。探索お
よび復調器404は少なくとも1つの隣接ベース局のパイ
ロット信号を追跡する。前述したように、探索および復
調器404は隣接ベース局に対応するPNオフセットを必要
とし、遅延を調節するように地形上の遅延を知る必要が
ある。探索および復調器404は絶対時間を示す信号を比
較装置406へ出力する。比較装置406は測定された絶対時
間を、安定な発振器412により現在発生されている時間
同期入力と比較する。TDDスイッチ402が探索および復調
器404へ接続され、パイロット信号の受信を行っている
期間に、第2のTDDスイッチ408は比較装置406のエラー
信号出力を安定な発振器412の制御入力に接続する。送
信期間中、第2のTDDスイッチ408が開いているとき、キ
ャパシタ410はエラー信号を保持する。安定な発振器412
の整列された出力はパイロット発生器414のユニバーサ
ル時間入力を駆動する。パイロット発生器414はTDDスイ
ッチ402を経てパイロット信号をアンテナ400へ供給す
る。
ベース局145は複数のベース局からシステム時間を追
跡することにより容易に時間を獲得することにも留意す
べきである。例えば、理想的な六角形構造では、ベース
局145はベース局140とベース局155との両者から類似の
大きさの信号を受信する。ベース局145はベース局155と
ベース局140から受信されたパイロット信号を容易に追
跡し、比較器406への入力を発生するため2つの絶対時
間表示を共にフィルタ処理する。TDDパイロットボック
スがただ1つのパイロット信号を追跡するように構成さ
れているならば、最少量の遅延で受信したパイロット信
号を追跡しなければならない。
あるシステム構造では、TDDパイロットボックスは絶
対時間の表示を獲得するために、最初にまたは連続的に
隣接ベース局からの復調された同期チャンネルを必要と
する。
複数のセクタに分けられたベース局、または2つのCD
MA周波数帯域が割当てられているシステムのベース局で
は、ただ1つのセクタまたは周波数帯域のうちの1つが
絶対時間の捕捉に使用されることが必要とされ、絶対時
間は多数の異なったパイロット発生回路の駆動に使用さ
れることができることにも留意すべきである。隣接ベー
ス局からのパイロット信号が受信される周波数で送信し
ている各セクタは、隣接するパイロット信号の受信期間
中送信を停止する必要がある。この技術は1つのセクタ
が隣接ベース局から弱いパイロット信号だけを受信する
場合に特に有利である。
パイロット信号の送信に費やす時間と、パイロット信
号の受信に費やす時間の比率は非常に高く、例えば50対
1であることに留意すべきである。最初の配備では、TD
Dパイロットボックスはパイロット信号を最初に捕捉す
るために、やや延長した期間中、受信モードである必要
があることに留意すべきである。しかしながら、一度信
号を捕捉すると、TDD特性は定常状態でパイロット信号
を追跡するために使用されることができる。移動通信装
置内の周期的動作で生じるビートパターンを防止するた
めに受信時間をランダムまたは疑似ランダムに変動する
ことが有効であることにも留意すべきである。
信号処理パワーを節約して使用するためTDD境界部を
他のシステム動作の境界部と整列することが可能であ
る。例えば、TDD境界部は送信された信号内のフレーム
境界部と整列されるならば、単一のプロセッサ中断が使
用されてもよい。
あるシステムでは、幾つかの移動通信装置がスロット
モードで動作し、それによって移動通信装置は断続的に
ベース局との通信に利用可能である。ベース局はスロッ
トモード動作を認識し、移動通信装置がメッセージを監
視しているときのこれらの“アクティブタイムスロッ
ト”期間中にのみ移動通信装置と接触しようとする。TD
Dパイロットボックスが移動通信装置に1組のアクティ
ブスロットが割当てられる方法と同一方法で1組のアク
ティブスロットを割当てられるならば、これらのタイム
スロット期間中にTDDパイロットボックスはそれを目的
地とする入来メッセージを監視することができる。アク
ティブタイムスロットはTDDパイロット受信時間に割当
てられることができ、したがってアクティブタイムスロ
ットは二重目的を行う。TDDパイロットボックスは、メ
ッセージがCDMAまたはオリジナルシステム制御装置から
転送される時、隣接ベース局からそれを受信するためア
クティブタイムスロットをショートメッセージサービス
機構として使用する。図5はパイロット信号を供給する
ベース局から入来するメッセージを監視する復調および
メッセージデコード装置416を具備するTDDパイロットボ
ックスを示している。TDDパイロットボックスへ送信さ
れるメッセージは動作、管理、メンテナンス(OA&M)
メッセージを含んでいる。スロットモードのさらに別の
情報は“APPARATUS AND METHOD FOR REDUCING POWER CO
NSUMPTION IN A MOBILE COMMUNICATION RECEIVER"と題
する1995年2月21日出願の米国特許第5,293,287号明細
書に記載されている。
この明細書では、各移動通信装置には移動通信装置識
別番号が割当てられている。システムに登録するとき、
移動通信装置は移動通信装置識別番号を含む情報をシス
テム制御装置へ伝送する。移動通信装置識別番号および
時刻から、システム制御装置と移動通信装置の両者は移
動通信装置がページを監視する間に疑似ランダムアクテ
ィブスロットタイムセットを独立して決定することがで
きる。ベース局はアクティブタイムスロット期間に移動
通信装置へメッセージを送信しようとするだけである。
この場合、TDDパイロットボックスには類似の移動通信
装置識別番号が割当てられることができ、それに基づい
てタイムスロットのアクティブセットはシステム制御装
置(またはベース局)とTDDパイロットボックスとの両
者によって例えばハッシュ関数を使用して決定されるこ
とができる。アクティブなタイムスロットはまたパイロ
ット受信時間として使用される。
示されているように本発明にはTDDスイッチ402を簡単
な隔離回路に置換する等の簡単な構造上の変更を含む多
数の明白な変形が存在する。当業者が本発明を行うこ
と、または使用することを可能にするため好ましい実施
形態を説明した。これらの実施形態に対する種々の変形
は当業者に容易に明白であり、ここで限定されている一
般的原理は本発明の技術的範囲を逸脱せずに他の実施形
態に適用されてもよい。したがって、本発明はここで示
されている実施形態に限定されることを意図するもので
はなく、ここで説明した原理および顕著な特性と一貫し
た最も広い技術的範囲に及ぶものである。
フロントページの続き (72)発明者 ベイリー、 グウェイン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92110、サン・ディエゴ、ヒルダ・ロー ド 5124 (72)発明者 ティードマン・ジュニア、 エドワー ド・ジー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92122、サン・ディエゴ、ブロムフィー ルド・アベニュー 4350 (72)発明者 ギルハウセン、 クライン・エス アメリカ合衆国、モンタナ州 59715、 ボーズマン、ケリー・キャニオン・ロー ド 15025 (56)参考文献 特開 平7−222227(JP,A) 特開 平7−283772(JP,A) 特表 平7−507190(JP,A) 特表 平8−500947(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/06 - 7/38

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1以上の移動通信装置と通信を行い、複数
    の共に物理的に集団を形成しているコード分割多重アク
    セス(CDMA)通信を行う第1の複数のベース局と、別の
    アクセス通信技術を使用して通信を行う第2の複数のベ
    ース局とを具備し、前記第2の複数のベース局は前記第
    1の複数のベース局を囲み、それによって境界部ベース
    局セットを生成し、前記境界部ベース局セットは前記第
    2の複数のベース局のサブセットであり、前記境界部ベ
    ース局セット中の各ベース局は前記第1の複数のベース
    局の1つのベース局に対応するカバー区域との隣接境界
    部を有するカバー区域を有しているシステムにおいて前
    記CDMA通信から前記別のアクセス通信技術へハンドオフ
    を行う方法において、 前記第1の複数のベース局の各ベース局から、第1の周
    波数帯域の第1の識別パイロット信号およびCDMA呼び信
    号を送信し、 前記第1の複数のベース局の1つにより送信される第1
    の識別パイロット信号を、前記境界部ベース局セットの
    各ベース局で断続的に受信し、 前記受信された第1の識別パイロット信号から絶対シス
    テム時間の評価値を決定し、 前記境界部ベース局セットの各ベース局から、前記第1
    の周波数帯域の絶対システム時間の前記評価値に時間的
    に整列された第2の識別パイロット信号と、異なった周
    波数帯域の別のアクセス通信技術呼び信号とを断続的に
    送信し、前記境界部ベース局セットの各ベース局は前記
    第2の識別パイロット信号の送信が停止している時間中
    にのみ前記第1の識別パイロット信号を受信し、 第1の移動通信装置に隣接するカバー区域を有するベー
    ス局により構成されているベース局の隣接セットに対応
    する前記第1、第2の各識別パイロット信号のパイロッ
    ト信号強度を第1の移動通信装置で測定し、 前記境界部ベース局セットのメンバであり、かつ前記ベ
    ース局の隣接セットのメンバであるターゲットベース局
    に対応する第2の識別パイロット信号を前記第1の移動
    通信装置において受信し、 前記第1の複数のベース局の中の1以上のベース局を経
    て前記第1の移動通信装置からCDMAシステム制御装置へ
    前記第2の識別パイロット信号の受信を示すメッセージ
    を送信し、 別のアクセス技術のシステム制御装置による前記第1の
    移動通信装置のハンドオフ処理を前記CDMAシステム制御
    装置により開始するステップを有することを特徴とする
    ハンドオフ方法。
  2. 【請求項2】前記第1の移動通信装置に対する前記別の
    アクセス通信技術の動作のための情報を前記別のアクセ
    ス技術システム制御装置から前記CDMAシステム制御装置
    へ通信し、 前記別のアクセス通信技術の動作のための前記情報を前
    記第1の複数のベース局の少なくとも1つのベース局を
    経て前記第1の移動通信装置へ通信するステップをさら
    に有する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記境界部ベース局セット中の各ベース局
    から前記第1の周波数帯域の同期チャンネル信号を送信
    するステップをさらに有する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記同期チャンネル信号が、前記境界部ベ
    ース局により支持される最小の改訂レベルの表示を示
    し、前記表示は前記第1の移動通信装置と両立しない改
    訂レベルを示している請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】複数のセクタを有する前記第1の複数のベ
    ース局中の各ベース局は前記複数のセクタのそれぞれか
    ら異なった識別パイロット信号を送信し、複数のセクタ
    を有するベース局の前記境界部ベース局セットの各ベー
    ス局は、前記第1の複数のベース局の1つのベース局に
    対応するカバー区域と隣接するカバー区域境界部を有す
    る前記複数のセクタのそれぞれで同一の識別パイロット
    信号を送信する請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】前記複数のセクタを有するベース局の前記
    境界部ベース局セットにおける前記ベース局の1つは、
    前記第1の複数のベース局のうち1つのベース局に対応
    するカバー区域と隣接するカバー区域境界部を有し、ベ
    ース局の前記境界部ベース局セットにおける前記ベース
    局の1つは絶対システム時間の1つの評価値のみを決定
    する請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】断続的に受信する前記ステップはランダム
    パターンを有する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】断続的に受信する前記ステップは疑似ラン
    ダムパターンを有する請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】前記受信された第1の識別パイロット信号
    から絶対システム時間の評価値を決定するステップは、 前記受信された第1の識別パイロット信号に対応する前
    記ベース局から前記受信するベース局への送信時間遅延
    を示す地形上の時間遅延入力を受信し、 絶対システム時間の現在の評価値を決定するため前記受
    信された第1の識別パイロット信号を復調し、 エラー信号を発生するために絶対システム時間の前記評
    価値を絶対システム時間の前記現在の評価値と比較し、 前記エラー信号にしたがって前記受信された第1の識別
    パイロット信号を調節するステップを有する請求項1記
    載の方法。
  10. 【請求項10】前記各第1、第2の識別パイロット信号
    が同一の一連の疑似雑音コードチップから構成され、タ
    イムオフセットは各前記第1、第2の識別パイロット信
    号を区別するために使用され、絶対システム時間の前記
    評価値は、ベース局の前記境界部ベース局セットの前記
    各ベース局から送信される前記同一の一連の疑似雑音コ
    ードチップを、前記第1の複数のベース局から送信され
    る前記同一の一連の疑似雑音コードチップに関して時間
    的に整列するために使用される請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】1以上の移動通信装置と通信を行うため
    のセル通信システムにおいて、 コード分割多重アクセス(CDMA)通信信号を与えるため
    に共に物理的に集団を形成し、それぞれ識別パイロット
    信号を送信する第1の複数のベース局と、 前記第1のベース局の前記集団を囲み、別のアクセス通
    信技術を使用して通信を行うための第2の複数のベース
    局のサブセットを構成し、それぞれ前記第1の複数のベ
    ース局の1つのベース局に対応するカバー区域と隣接し
    た境界部を有するカバー区域を有している境界部ベース
    局セットとを具備し、 前記境界部ベース局セットの各ベース局は、 ユニバーサル時間の表示を得るために前記第1の複数の
    ベース局の各ベース局により送信された1以上の前記識
    別パイロット信号を断続的に復調し、停止するための探
    索器、復調器、およびフィルタ回路と、 前記探索器、復調器、およびフィルタ回路が停止してい
    る期間中に送信パイロット信号を供給するパイロット発
    生器とを具備してことを特徴とするセル通信システム。
  12. 【請求項12】送信パイロット信号を供給する前記パイ
    ロット発生器は、 前記ユニバーサル時間を受信し、タイムオフセットでI
    チャンネル拡散シーケンスを生成するIチャンネルショ
    ートコード発生器手段と、 前記Iチャンネル拡散シーケンスを受信し、フィルタ処
    理されたIチャンネル拡散シーケンスを出力する第1の
    ベースバンドフィルタと、 前記フィルタ処理されたIチャンネル拡散シーケンスを
    変調し、変調されたI出力信号を生成する第1のミキサ
    と、 前記ユニバーサル時間を受信し、前記タイムオフセット
    でQチャンネル拡散シーケンスを生成するQチャンネル
    ショートコード発生器手段と、 前記Qチャンネル拡散シーケンスを受信し、フィルタ処
    理されたQチャンネル拡散シーケンスを出力する第2の
    ベースバンドフィルタと、 前記フィルタ処理されたQチャンネル拡散シーケンスを
    変調し、変調されたQ出力信号を生成する第2のミキサ
    と、 合計され変調された信号を発生するために前記変調され
    たI出力信号と前記変調されたQ出力信号とを合計する
    合計器と、 前記合計された変調され信号を受信し、前記送信パイロ
    ット信号を生成するための上方変換および増幅手段とを
    具備している請求項11記載のセル通信システム。
  13. 【請求項13】前記第1の複数のベース局のうち少なく
    とも1つのベース局は複数のセクタを含み、前記少なく
    とも1つのベース局の各セクタは前記識別パイロット信
    号の特有な信号を送信し、前記境界部ベース局セットの
    少なくとも1つのベース局は複数のセクタを有し、前記
    境界部ベース局セットの前記少なくとも1つのベース局
    の各セクタは前記送信パイロット信号の同一の信号を送
    信する請求項11記載のセル通信システム。
  14. 【請求項14】前記境界部ベース局セットの少なくとも
    1つのベース局は前記パイロット発生器の前記タイムオ
    フセットからシフトされたタイムオフセットを有する第
    2の送信パイロット信号を提供するための第2のパイロ
    ット発生器を具備している請求項11記載のセル通信シス
    テム。
  15. 【請求項15】前記探索器、復調器、およびフィルタ回
    路はさらに、 絶対システム時間の現在の表示を生成するため較正遅延
    定数と現在のパイロット信号オフセット測定値とを結合
    する復調器と、 エラー信号を発生するために絶対システム時間の前記表
    示と前記ユニバーサル時間とを比較する比較器と、 前記エラー信号にしたがって前記ユニバーサル時間を調
    節する可変時間発生回路とを具備している請求項11記載
    のセル通信システム。
  16. 【請求項16】1以上の移動通信装置と通信を行い、共
    に物理的に集団を形成してコード分割多重アクセス(CD
    MA)通信を行う第1の複数のベース局と、別のアクセス
    通信技術を使用して通信を行う第2の複数のベース局と
    を具備し、前記第2の複数のベース局は前記第1の複数
    のベース局を囲み、それによって前記第2の複数のベー
    ス局のサブセットである境界部ベース局セットを生成し
    ており、この境界部ベース局セットの各ベース局は、前
    記第1の複数のベース局の1つのベース局に対応するカ
    バー区域と隣接する境界部を有するカバー区域を具備し
    てい通信システムにおいて、前記CDMA通信から前記別の
    アクセス通信技術へハンドオフを行う方法において、 前記第1の複数のベース局の各ベース局から、第1の周
    波数帯域の第1の識別パイロット信号およびCDMA呼び信
    号を送信し、 前記第1の複数のベース局の1つにより送信された第1
    の識別パイロット信号を、前記境界部ベース局セットの
    各ベース局で断続的に受信し、 前記受信された第1の識別パイロット信号から絶対シス
    テム時間の評価値を決定し、 前記境界部ベース局セットの各ベース局から、前記第1
    の周波数帯域の絶対システム時間の前記評価値に時間的
    に整列された第2の識別パイロット信号と、異なった周
    波数帯域の別のアクセス通信技術呼び信号とを断続的に
    送信し、前記境界部ベース局セットの各ベース局は前記
    第2の識別パイロット信号の送信の停止期間中にのみ前
    記第1の識別パイロット信号を受信することを特徴とす
    るハンドオフ方法。
  17. 【請求項17】前記複数のセクタを有するベース局の前
    記境界部ベース局セットにおける前記ベース局の1つ
    は、前記第1の複数のベース局の1つのベース局に対応
    するカバー区域と隣接する境界部を有し、ベース局の前
    記境界部ベース局セットにおける前記ベース局の1つは
    絶対システム時間の1つの評価値のみを決定する請求項
    16記載の方法。
  18. 【請求項18】断続的に受信する前記ステップはランダ
    ムパターンを有する請求項16記載の方法。
  19. 【請求項19】断続的に受信する前記ステップは疑似ラ
    ンダムパターンを有する請求項16記載の方法。
  20. 【請求項20】前記受信された第1の識別パイロット信
    号から絶対システム時間の評価値を決定するステップに
    おいて、 前記受信された第1の識別パイロット信号に対応する前
    記ベース局から前記受信するベース局への伝送時間遅延
    を示す地形時間遅延入力を受信し、 絶対システム時間の現在の評価値を決定するため前記受
    信された第1の識別パイロット信号を復調し、 エラー信号を発生するために絶対システム時間の前記評
    価値を絶対システム時間の前記現在の評価値と比較し、 前記エラー信号にしたがって前記受信された第1の識別
    パイロット信号を調節する請求項16記載の方法。
  21. 【請求項21】断続的に受信する前記ステップは絶対シ
    ステム時間の前記評価値と、ベース局の前記境界部ベー
    ス局セットの各ベース局に割当てられた識別番号とに基
    づいている決定論的パターンを有する請求項16記載の方
    法。
  22. 【請求項22】前記第1の複数のベース局の1つにより
    送信される前記第1の識別パイロット信号を受信しなが
    ら、前記第1の複数のベース局の1つにより送信される
    メッセージ信号を、ベース局の前記境界部ベース局セッ
    トの少なくとも1つのベース局で受信するステップをさ
    らに有する請求項16記載の方法。
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