JP3129524U - ゴルフクラブのヘッドカバー脱落防止用バンド - Google Patents

Abstract

【課題】ゴルフクラブのヘッドカバーは従来、ゴルフクラブから脱着し易くできており、その用途は、クラブの保護材として限定されていた。しかしこれでは、ヘッドカバーを装着したままの素振りが、身体のウォーミングアップからスイングの技術向上に役立つにもかかわらず寄与できない状態になっている。
【解決手段】そこで、カバーが素振りの遠心力で脱落しないように、クラブのネック（首）部分に本考案のバンドを鉢巻き状に括りカバーを装着したまま素振り練習が繰り返しできるようにした。又、カバーの脱着時は、バンドを緩めヘッド（頭）部分に巻いて脱着の自在性を確保した。
【選択図】図２

Description

本考案は、ゴルフクラブのヘッドカバーの脱落防止具に関する。

従来のヘッドカバーは、クラブの損傷防止の為に作られており、カバーは、常に脱着し易くできている。

しかしこれでは、クラブの保護目的のみに用途が限定されてしまい、ウォーミングアップ等に最適であるカバーを取り付けたままの素振りが繰り返しできない。

課題を解決する為の手段

そこで、カバーが素振りの遠心力で脱落しないようにクラブのネック（首）部分に本考案のバンドを鉢巻き状に括り使用する。（図２）

考案の効果

よって、ヘッドカバーを付けたままの素振りは、カバーの重さと空気抵抗により、
・身体のウォーミングアップ
・クラブの遠心力を感ずるスイングづくり。
・ヘッド部分の重さを感ずるスイングづくり。
・ゆっくりとしたリズムのスイングづくり。
・スイングプレーン（回転軌道）の確認。
等々、様々な効果が有り、現に「カバー飛ばし」と言う素振りの練習方法もあるが、本考案のバンドによりカバーが飛んでしまう不便さ、続けてスイングできない不便さを解消し、安全かつ容易で効果的な練習が繰り返しできる。

考案を実施する為の最良の形態

本考案に係るヘッドカバー脱落防止バンドは、ヘッドカバーと接合させる為、安全ピンや縫い合わせ等により固定する。（図２）
バンドは、中間部に伸縮性を有するゴム材と、先端部にバンドの径を固定する為のマジックテープ材を備えており、各種のヘッドカバーの径に適合できる形態となっている。

本考案に係る脱落防止バンドの全体図である。 バンドを締め付けた脱落防止状態の実用図である。 バンドを緩めて、カバーの脱着を自在にした状態の実用図である。

符号の説明

▲Ａ▼ ヘッドカバーとの接合部
▲Ｂ▼ ゴム材部
▲Ｃ▼ マジックテープ材部
▲Ｄ▼ 布材部
▲ア▼ ヘッドカバー
▲イ▼ 本考案の脱落防止ベルト

Claims (1)

1. ゴルフクラブのヘッドカバーがクラブから素振り時にも脱落しないように、マジックテープ等からなるバンド状のものでハチマキ型に固定する装具。

Images