JP3129348U - 紙製パレットの折り畳み構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】安定した支持構造を得ることができる紙製パレットの折り畳み構造を提供する。
【解決手段】ボール紙を含み、前記ボール紙は、一枚のボール紙材料を折り畳んで一体成型したもので、その方式は、ボール紙材料の両側を先ず中間に向かって折り畳み、次にボール紙材料の中心線に沿ってボール紙材料全体を二つ折りにし、更にボール紙の末端を両側に向けて折り曲げ、頂上部が増厚されたT字型の断面構造を形成する。
【選択図】 図11
【解決手段】ボール紙を含み、前記ボール紙は、一枚のボール紙材料を折り畳んで一体成型したもので、その方式は、ボール紙材料の両側を先ず中間に向かって折り畳み、次にボール紙材料の中心線に沿ってボール紙材料全体を二つ折りにし、更にボール紙の末端を両側に向けて折り曲げ、頂上部が増厚されたT字型の断面構造を形成する。
【選択図】 図11
Description
本考案は、紙製パレットの折り畳み構造、特に、構造が簡単で、コストが安く、組み立てが容易で、且つより強力な荷重能力を有する紙製パレットの構造に関するものである。
従来の貨物を運搬するパッケージングの構造において、その荷重方式はポリロン・パレットを使うことが多く、ポリロンには軽量・堅固・低廉などの長所があり、そのため、広くパッケージングに採用されている。しかし、ポリロンの構造は、自然界で分解されにくく、且つ燃焼時に有害ガスが発生するので、環境に対する破壊がかなりひどく、もし制限或いは使用禁止しない場合は、世界的な環境保護の危機を招く恐れがある。
そのため、ポリロンの使用禁止は世界各国で普遍的に進められている政策となっており、その影響で、パッケージングの荷重構造にはその他の製品を選択しなければならなくなっている。現在採用されている荷重構造には、木質または金属質の枠板があり、この種の木質または金属質の枠板は、構造が頑丈で、かなり重い物体を積載することが出来る、しかし、それ自体の重量も相対的に重く、運送道具及び運送コストに影響する。しかも、木質または金属質の枠板は、回収が比較的困難で、任意に捨て置くのも環境保護の重大な問題となる。
従って、紙製パレット構造を採用することは現代パッケージング構造の普遍的な趨勢となっていると共に、紙製パレット構造を発展させる動力ともなっている。只、従来の紙製パレット構造は、単一のボール紙で出来ているため、荷重能力が不足しており、比較的重い物体を積載することが出来ない。この問題を解決するには、ボール紙の厚みを増やさなければならない、しかしボール紙の厚みを増やすためには、複数のボール紙を重ね貼りし、又、結合し易いように溝穴を開設しなければならず、そのために、いくつかの生産ラインを増設しなければならず、大幅にコストアップする。
本考案者は、上述の欠点に鑑み、長期的に研究検討した結果、ついに本案に係る紙製パレットの折り畳み構造を完成し、物体に対する荷重及び運送作業を強化することが出来た。
そのため、ポリロンの使用禁止は世界各国で普遍的に進められている政策となっており、その影響で、パッケージングの荷重構造にはその他の製品を選択しなければならなくなっている。現在採用されている荷重構造には、木質または金属質の枠板があり、この種の木質または金属質の枠板は、構造が頑丈で、かなり重い物体を積載することが出来る、しかし、それ自体の重量も相対的に重く、運送道具及び運送コストに影響する。しかも、木質または金属質の枠板は、回収が比較的困難で、任意に捨て置くのも環境保護の重大な問題となる。
従って、紙製パレット構造を採用することは現代パッケージング構造の普遍的な趨勢となっていると共に、紙製パレット構造を発展させる動力ともなっている。只、従来の紙製パレット構造は、単一のボール紙で出来ているため、荷重能力が不足しており、比較的重い物体を積載することが出来ない。この問題を解決するには、ボール紙の厚みを増やさなければならない、しかしボール紙の厚みを増やすためには、複数のボール紙を重ね貼りし、又、結合し易いように溝穴を開設しなければならず、そのために、いくつかの生産ラインを増設しなければならず、大幅にコストアップする。
本考案者は、上述の欠点に鑑み、長期的に研究検討した結果、ついに本案に係る紙製パレットの折り畳み構造を完成し、物体に対する荷重及び運送作業を強化することが出来た。
本考案の目的は、特別の折り畳み方式によって、紙製パレットに比較的強力な荷重能力を持たせ、一層重い貨物を運送でき、実用性を向上させることの出来る紙製パレットの折り畳み構造を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、単一のボール紙を使用し、張り合わせ加工の手間を省き、大量のコストアップを招かない状況下で、その荷重能力を大幅に増加することの出来る紙製パレットの折り畳み構造を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、単一のボール紙を使用し、張り合わせ加工の手間を省き、大量のコストアップを招かない状況下で、その荷重能力を大幅に増加することの出来る紙製パレットの折り畳み構造を提供することにある。
前述の目的を達成できる本考案に係る紙製パレットの構造は、一枚のボール紙を含み、前記ボール紙は、一枚のボール紙材料を折り畳んで一体成型される、その方式は、先ずボール紙材料の両側を中間へ向かって折り畳み、次にボール紙材料の中心線に沿ってボール紙材料全体を二つ折りにする、最後に、ボール紙の末端を更に両側へ向かって折り曲げ、頂上部が増厚されたT字型断面構造を形成し、安定した支持構造を得る。
本考案は、特別の折り畳み方式で、確かに単一のボール紙によって、コストを大量に節約する状況下で、紙製パレットの荷重能力を大幅に増加し、一層重い貨物を運搬することが出来る。
図1は、本考案に係る紙製パレット1の折り畳み構造である、前記紙製パレット1は、一枚のボール紙材料を折り畳んで形成され、頂上部が増厚されたT字型断面構造を呈し、且つ欠け口13を予め用意して、組み立て又は強度の増加に備えている。
図2に示すように、前述紙製パレット1の構造は、相互に組み合わせる方式で、図12に示すような網状紙製パレット1の荷重体を形成することができ、紙製パレット1自体の増厚によって、比較的大きな支持力を備えることが出来る。一方、前述紙製パレット1自体に備わるべき欠け口13は、ボール紙材料を予め図3のようにカッティングしておき、これを折り畳んで成型される。
図3から図7までは、前述紙製パレット1の折り畳み方式を示す、一枚のボール紙材料を折り畳んで一体成型したものである、先ず、ボール紙材料の両側11を中間へ向かって折り畳み、且つ平たく押し延べてから、更にボール紙材料の中心線を基準として、ボール紙材料全体を二つ折にして、断面が4層のボール紙材料を重ねた厚みになるようにし、この時、ボール紙の末端12を更に両側へ向かって折り曲げ、頂上部が増厚されたT字型断面構造を形成することによって、安定した支持機能をもたせることが出来る。
前述の折り畳み方法によって、製造する時は、只ボール紙材料に対して第一工程としてのカッティング作業を行い、折り畳み工程を三回加えるだけで、実用的な、工程が簡単で、コストの安い紙製パレット1の構造を形成することが出来る。
前述の折り畳み方法によって、製造する時は、只ボール紙材料に対して第一工程としてのカッティング作業を行い、折り畳み工程を三回加えるだけで、実用的な、工程が簡単で、コストの安い紙製パレット1の構造を形成することが出来る。
図8から図10は、本考案の別の折り畳み法を示す、先ず、ボール紙材料を二つ折りにし、更にボール紙材料の両側11を外へ向かって折り畳み、圧着する、最後にボール紙の末端12を外へ向かって折り畳み、圧着し、図1と同じT字型断面の紙製パレット1を形成する、これによって、多様化された制作方法を選択できる。
図11は、図2の紙製パレット1の荷重体のほかに、本考案によって完成した紙製パレット1は、その他の紙製パレット2の構造と組み合わせることが出来る、例えば、本案実施例の紙製パレット2は、ボール紙材料を簡単に折り畳んだものであるが、本考案の紙製パレット1と組み合わせると、荷重体を構成し、図13に示す網状構造によって、強力な荷重能力を発揮できる。
図14から図19は、前述その他の紙製パレット2の構造を示す、ここでは、一枚のボール紙材料を3等分に区分し、ボール紙材料の両側21の内の一端を先ず内へ向かって図15の形状の如く折り畳み、次に他の一端を内へ向かって図16の形状の如く折り畳み、且つ前記二回折り畳んだ後のボール紙末端22を二つ折りして図17のような実用的紙製パレット2の構造を完成する、勿論、欠け口23もボール紙材料の段階で予め成型しておく。又、図15に示す折り畳みを済ませた後、先に折り畳み済のボール紙材料の両側21のボール紙末端22を外へ向かって図18に示すように折り曲げ、更にボール紙他端の両側21及びボール紙末端22を、図19に示す如く、同じように折り畳み、最後に図17に示すような実用的紙製パレット2の構造を形成する。
1,2 紙製パレット
11,12 ボール紙材料の両側
12,22 ボール紙末端
13,23 欠け口
11,12 ボール紙材料の両側
12,22 ボール紙末端
13,23 欠け口
Claims (2)
- 複数のボール紙を交差結合して組成され、
前記ボール紙は、ボール紙の厚みを増加するために、折り畳んで一体成型され、且つ前記ボール紙の末端を更に両側へ折り曲げてT字型断面を形成することによって、安定した支持構造を形成することを特徴とする紙製パレットの折り畳み構造。 - 前記ボール紙には、ボール紙材料の上に予め設けられた欠け口を設置し、これを折り畳んで成型されることを特徴とする請求項1に記載の紙製パレットの折り畳み構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009926U JP3129348U (ja) | 2006-12-07 | 2006-12-07 | 紙製パレットの折り畳み構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009926U JP3129348U (ja) | 2006-12-07 | 2006-12-07 | 紙製パレットの折り畳み構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3129348U true JP3129348U (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=43280308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006009926U Expired - Fee Related JP3129348U (ja) | 2006-12-07 | 2006-12-07 | 紙製パレットの折り畳み構造 |
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JP (1) | JP3129348U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012166848A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Airbag Packing Co Ltd | 紙製パレット |
-
2006
- 2006-12-07 JP JP2006009926U patent/JP3129348U/ja not_active Expired - Fee Related
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