JP3129134B2 - チップの実装方法 - Google Patents

チップの実装方法

Info

Publication number
JP3129134B2
JP3129134B2 JP07035192A JP3519295A JP3129134B2 JP 3129134 B2 JP3129134 B2 JP 3129134B2 JP 07035192 A JP07035192 A JP 07035192A JP 3519295 A JP3519295 A JP 3519295A JP 3129134 B2 JP3129134 B2 JP 3129134B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
chip
mark
recognition
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07035192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08236995A (ja
Inventor
健 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP07035192A priority Critical patent/JP3129134B2/ja
Publication of JPH08236995A publication Critical patent/JPH08236995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3129134B2 publication Critical patent/JP3129134B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップを基板の所定の
位置に自動搭載するためのチップの実装方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】IC,LSI,フリップチップ,抵抗チ
ップ、チップコンデンサなどの様々なチップ(電子部
品)は、電子部品実装装置により基板の所定の位置に搭
載される。電子部品実装装置は、チップを真空吸着する
ノズルを有するヘッドを備えており、ヘッドをX方向や
Y方向に水平移動させながら、パーツフィーダに備えら
れたチップを基板に搭載するようになっている。
【0003】以下、従来の電子部品実装装置によるチッ
プの実装方法を説明する。図13は従来の電子部品実装
装置の側面図、図14は同マークの認識画像図である。
図13において、1はヘッドであり、ノズル2を備えて
いる。ヘッド1はホルダ3に保持されている。ホルダ3
には、ヘッド1と基板認識用のカメラ4が一体的に組み
付けられている。5はホルダ3に装着されたモータであ
り、このモータ5が駆動することにより、ノズル2は上
下動作を行う。なおノズル2を上下動作させるためのプ
ーリやベルトなどの伝動系は省略している。
【0004】6はYテーブルであって、Y方向の送りね
じ7を備えている。ホルダ3の上部にはナット8が結合
されており、ナット8は送りねじ7に螺合している。し
たがってYモータ9が駆動して送りねじ7が回転する
と、ホルダ3は送りねじ7に沿ってY方向に移動する。
11はXテーブルであり、X方向の送りねじ12を備え
ている。Xテーブル11とYテーブル6は互いに直交し
て連結されている。したがって、Xモータ13が駆動し
て送りねじ12が回転すると、Yテーブル6は送りねじ
12に沿ってX方向に移動し、これによりホルダ3もX
方向に移動する。すなわち、Yテーブル6とXテーブル
11は、ヘッド1と基板認識用のカメラ4を一体的にX
方向やY方向に水平移動させるための移動装置となって
いる。
【0005】15は基板である。基板15はガイドレー
ル16に沿ってコンベア17によりX方向に搬送され
る。ガイドレール16上などの適所には、マーク18が
形成されている。ガイドレール16の側方にはチップ認
識用のカメラ19が設置されている。このチップ認識用
のカメラ19は、ノズル2に真空吸着されたチップ10
を下方から観察し、その位置を検出する。20はパーツ
フィーダであって、ガイドレール16の側方に設置され
ている。パーツフィーダ20としては、テープフィーダ
やチューブフィーダなどが多用されている。パーツフィ
ーダ20には様々な品種のチップ10が装備されてい
る。
【0006】21は制御部であって、記憶部22に登録
されたプログラムデータやチップ10に関するデータな
どの様々なデータを読み取りながら、駆動回路23や画
像認識回路24などを制御する。駆動回路23は、モー
タ5,Yモータ9,Xモータ13を駆動する。また画像
認識回路24は、基板認識用のカメラ4やチップ認識用
のカメラ19に取り込まれた画像データを認識する。
【0007】この従来の電子部品実装装置は上記のよう
に構成されており、次にチップの実装方法について説明
する。パーツフィーダ20に装備されたチップ10を基
板15に移送搭載するのに先立って、まずノズル2の位
置認識を次のようにして行う。すなわち、ヘッド1は、
当初は原点O位置にあり、そこでモータ9を駆動して、
基板認識用のカメラ4がマーク18をその視野に入れる
と予想される位置まで移動させる。このときの原点O位
置からの移動距離はX1,Y1である。
【0008】次に、基板認識用のカメラ4でマーク18
を観察する。図14は、このときの基板認識用のカメラ
4の視野の画像を示している。図14において、黒塗り
した画像はこのときのマーク18の画像であり、基板認
識用のカメラ4の視野内に設定された座標系(X,Y)
におけるマーク18の画像の初期位置の座標は(MX
0,MY0)である。ここで、ノズル2と基板認識用の
カメラ4の位置関係(両者の距離)は一定(既知)であ
り、基板認識用のカメラ4でマーク18の当初位置を上
述のようにして確認したことにより、ノズル2の位置も
確認できたこととなる。
【0009】以上のようにして基板認識用のカメラ4で
マーク18を観察することにより、ノズル2の当初位置
を確認したならば、基板15上に形成されている基板認
識マーク(図示せず)を基板認識用のカメラ4で観察し
て基板15の位置を認識し、その後チップ10の基板1
5への実装を開始する。すなわち、図13においてXモ
ータ13とYモータ9を駆動してノズル2をパーツフィ
ーダ20の上方へ移動させ、そこでモータ5を駆動して
ノズル2に上下動作を行わせることにより、ノズル2の
下端部にパーツフィーダ20に備えられたチップ10を
真空吸着してピックアップする。
【0010】次いで、ノズル2は図13に示すようにチ
ップ認識用のカメラ19の上方へ移動し、ノズル2に真
空吸着されたチップ10をチップ認識用のカメラ19で
観察し、チップ10の位置認識を行う。そしてこの認識
結果と認識した基板15の位置に基づいて、ノズル2を
X方向やY方向に所定距離移動させ、そこでノズル2に
上下動作を行わせることにより、チップ10を基板15
の所定の座標位置に搭載する。以上の動作を繰り返すこ
とにより、パーツフィーダ20のチップ10を基板15
に次々に搭載していく。
【0011】ところで、以上のようにしてパーツフィー
ダ20のチップ10を基板15に搭載していく間に、モ
ータ5の発熱によりホルダ3は熱膨脹し、その結果、基
板認識用のカメラ4の位置は変化する。チップ10の搭
載位置の位置認識はこの基板認識用のカメラ4の観察結
果に基いて行われるので、この変化は、チップ10の基
板15への搭載位置のずれとしてあらわれ、チップ10
の基板15への実装精度が低下するので、その補正を行
う必要がある。そこで次に、この熱膨脹に基づく従来の
補正方法について説明する。
【0012】すなわち、基板認識用のカメラ4を原点0
位置から再び上述した移動距離X1,Y1に移動させ
て、基板認識用のカメラ4でマーク18を再度観察す
る。図14において、白ぬきの画像はこのときのマーク
18の画像である。そこでこの画像の位置(MX1,M
Y1)を求め、初期位置(MX0,MY0)との相対的
なずれΔX1,ΔY1を求める。このずれΔX1,ΔY
1は、ホルダ3の熱膨脹にともなう基板認識用のカメラ
4の位置変動により生じたものである。
【0013】このようにしてずれΔX1,ΔY1を求め
たならば、チップ10の基板15への実装を再開する
が、この場合、モータ13,9の駆動によるノズル2の
X方向,Y方向の移動量からこのずれΔX1,ΔY1を
差し引くことにより、このずれΔX1,ΔY1を補正し
ながら、チップ10を基板15に実装する。上記ずれΔ
X1,ΔY1の検出は、適宜(例えば、チップ10を基
板15に100個実装する毎に)行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のチップの実装方法には、次のような問題点があった。
すなわち上記従来方法は、ノズル2と基板認識用のカメ
ラ4の相対的な位置関係(ノズル2と基板認識用のカメ
ラ4間の距離)は一定不変であることを前提としてい
る。ところが実際には、モータ5の発熱によるホルダ3
の熱膨脹によって、ノズル2と基板認識用のカメラ4の
位置関係は変化するものである。しかしながら上記従来
方法では、この変化は考慮していないため、ホルダ3の
熱膨脹にともなって実装精度が低下するという問題点が
あった。殊に近年は、要求されるチップの実装精度は厳
しくなる傾向にあることから、ホルダ3の熱膨脹にとも
なう実装精度の低下は無視できなくなってきている。
【0015】そこで本発明は、ヘッドと基板認識用のカ
メラが一体的に組み付けられたホルダの熱膨脹にともな
うチップの実装精度の低下を解消できるチップの実装方
法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、ヘ
ッドを駆動するモータの発熱にともなうホルダの熱膨脹
によるノズルの位置ずれをチップ認識用のカメラにより
検出し、熱膨脹による基板認識用のカメラの位置ずれ
を、この基板認識用のカメラで所定位置のマークを観察
することにより検出し、検出されたこれらの位置ずれに
基づいてヘッドの移動ストロークを補正しながらチップ
を基板に移送搭載するようにし、且つ前記マークが前記
チップ認識用のカメラの視野に位置し、またこの視野か
ら退去せられるように備えられており、このマークを基
板認識用のカメラとチップ認識用のカメラでそれぞれ観
察することによりマークの初期位置を検出するようにし
たものである。
【0017】
【作用】上記構成によれば、チップ認識用のカメラでノ
ズルの位置ずれが検出され、また基板認識用のカメラで
基板認識用のカメラ自身の位置ずれが検出されるが、こ
の2つの位置ずれを合わせた位置ずれは、ホルダの熱膨
脹によるノズルと基板認識用のカメラの相対的な位置関
係のずれである。したがって2つの位置ずれを考慮して
ヘッドの移動ストロークを補正しながらチップを実装す
る。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例の
説明を行う。図1は本発明の第一実施例の電子部品実装
装置の側面図、図2は同初期設定工程のフローチャー
ト、図3は同ノズル位置補正工程のフローチャート、図
4は同マークの認識画像図、図5は同ノズルの認識画像
図である。図1に示す電子部品実装装置は図13に示す
従来例と同じであるので、その説明は省略する。
【0019】まず、図2のフローチャートを参照して、
初期設定工程について説明する。まず、図1において、
マーク18が基板認識用のカメラ4の視野に入ると予想
される位置まで、ヘッド1を原点O位置から距離X1,
Y1移動させる(ステップ1)。この状態で、図1に示
すように、マーク18は基板認識用のカメラ4の視野に
入る。そこで基板認識用のカメラ4でマーク18を観察
し(ステップ2)、画像認識回路24で初期位置(図4
において黒丸で示すマーク18の初期位置(MY0,M
Y0)を参照)を検出し(ステップ3)、そのデータを
記憶部22に格納する(ステップ4)。図4はこのとき
の画像であって、図4は図14と同じである。以上説明
したステップ1〜4の動作は、上述した従来方法と同じ
である。
【0020】次に、ノズル2がチップ認識用のカメラ1
9の視野に入ると予想される位置まで、ヘッド1を原点
0からX方向,Y方向に距離X2,Y2移動させる(ス
テップ5)。そこでノズル2を下降させ(ステップ
6)、チップ認識用のカメラ19でノズル2を観察し
(ステップ7)、ノズル2の初期位置(NX0,NY
0)を検出し(ステップ8)、そのデータを記憶部22
に格納する(ステップ9)。図5はこのときの画像であ
る。
【0021】以上のようにして、初期設定工程が終了し
たならば、次にパーツフィーダ20のチップ10を基板
15に実装していく。この実装方法は、上述した従来例
と同様であるので、その説明は省略する。
【0022】上述したように、チップ10を基板15に
実装する間に、モータ5の発熱によりホルダ3は熱膨脹
し、基板認識用のカメラ4やヘッド1のノズル2の位置
が変化する。そこで次に、この熱膨脹に起因するノズル
2の位置ずれのために生じるチップの実装位置の位置ず
れの補正方法について、図3のフローチャートを参照し
がら説明する。
【0023】まず、ヘッド1を原点0からX1,Y1だ
けX方向,Y方向に移動させ(ステップ11)、基板認
識用のカメラ4でマーク18を観察し(ステップ1
2)、画像認識回路24でマーク18の位置(図4にお
いて、白ぬきで示すマーク18の座標位置(MX1,M
Y1)を参照)を検出する(ステップ13)。次に制御
部21により、図4に示すマーク18の位置ずれ量ΔX
1,ΔY1を求める(ステップ14)。このΔX1,Δ
Y1は、ホルダ3の熱膨脹による基板認識用のカメラ4
の位置ずれ量であり、マーク18の初期位置(MX0,
MY0)との差から求められる。
【0024】次にヘッド1を原点0から(X2,Y2)
離れた位置すなわちチップ認識用のカメラ19の上方へ
移動させ(ステップ15)、そこでノズル2を下降させ
(ステップ16)、チップ認識用のカメラ19でノズル
2を観察し(ステップ17)、画像認識回路24でノズ
ル2の位置(図5において白ぬきで示すノズル2の座標
位置(NX1,NY1)を参照)を検出する(ステップ
18)。図5はこのときの画像を示しており、ノズル2
の初期位置(NX0,NY0)との差からノズル2の位
置ずれΔX2,ΔY2を制御部21で求める(ステップ
19)。次に制御部21で次式により補正値ΔX,ΔY
を求める(ステップ20)。
【0025】ΔX=ΔX1+ΔX2 ΔY=ΔY1+ΔY2 次にこのΔX,ΔYを記憶部22に格納する(ステップ
21)。この補正値ΔX,ΔYは、ホルダ3の熱膨脹に
ともなう基板認識用のカメラ4とノズル2の相対的な位
置関係の位置ずれ量である。
【0026】以上のようにして補正値ΔX,ΔYを求め
たならば、基板15に対するチップ10の実装を再開す
るが、これ以後のチップ10の実装にあたっては、ヘッ
ド1の移動ストロークから上記補正値ΔX,ΔYを差し
引くことにより補正を行えば、ホルダ3の熱膨脹にとも
なうヘッド1の位置ずれを補正しながらチップ10の実
装が行われることとなり、高い実装精度を確保できる。
【0027】次に本発明の第二実施例を説明する。図6
は本発明の第二実施例の電子部品実装装置の側面図、図
7は同要部の斜視図、図8は同初期設定工程のフローチ
ャート、図9は同ノズル位置補正工程のフローチャー
ト、図10は同マークの認識画像図、図11は同ノズル
の認識画像図、図12は同チップ認識用のカメラによる
マークの画像図である。
【0028】この第二実施例は、マークの認識構造が第
一実施例と異なっている。すなわち、図6および図7に
おいて、30はマークユニットであって、以下のように
構成されている。31は本体ボックスであって、ブラケ
ット37によりシリンダ32が装着されている。シリン
ダ32のロッド33は本体ボックス31の上面上に水平
に位置し、その先端部にはスライダ35が結合されてお
り、スライダ35には透明なプレート34が結合されて
いる。このプレート34にマーク18が形成されてい
る。36はスライダ35の摺動を案内するガイドレール
である。したがって、シリンダ32のロッド33が前方
へ突出すると、図6の鎖線および図7に示すようにプレ
ート34はチップ認識用のカメラ19の上方へ突出し、
マーク18をチップ認識用のカメラ19で観察すること
ができる。またシリンダ32のロッド33が引き込む
と、プレート34はチップ認識用のカメラ19の上方か
ら退去する。すなわちこのチップ認識用のカメラ19
は、チップ10の認識とマーク18の認識を行う。
【0029】次に、図8を参照して初期設定工程を説明
する。図8において、図2と同じステップには同一ステ
ップ番号を付している。まず、ステップ1の動作を行う
のに先立って、シリンダ32のロッド33を突出させて
プレート34をチップ認識用のカメラ19上に突出さ
せ、マーク18をチップ認識用のカメラ19の視野に位
置させる(ステップ0)。ステップ1〜4は、図2のス
テップ1〜4と同じであり、説明は省略する。
【0030】ステップ4−1でチップ認識用のカメラ1
9でマーク18を観察し、ステップ4−2で初期位置
(MCX0,MCY0)を画像認識回路24で検出し、
ステップ4−3でそのデータを記憶部22に格納する。
図12に示すように、マーク18(黒丸)がチップ認識
用のカメラ19の視野の中央に位置するようにプレート
34の突出量が調節されている。このようにしてチップ
認識用のカメラ19から見たマーク18の初期位置(M
CX0,MCY0)を認識したならば、ステップ4−4
でシリンダ32のロッド33を引き込め、プレート35
をチップ認識用のカメラ19上から退去させる。次にス
テップ5〜9の動作を行うが、このステップ5〜9は図
2のステップ5〜9と同じであるので、その説明は省略
する。
【0031】次に図9を参照してノズル位置補正工程を
説明する。第二実施例のステップ11〜ステップ13お
よびステップ15〜ステップ21は図3の第一実施例と
同じであるので説明を省略する。まずステップ11を行
う前に先立って、プレート34をチップ認識用のカメラ
19の上方へ突出させる(ステップ10)。そしてステ
ップ13−1でチップ認識用のカメラ19でマーク18
を観察し、ステップ13−2でマーク18の位置(MC
X1,MCY1)を検出する。
【0032】図12で示すように、初期設定工程では、
チップ認識用のカメラ19の中心にマーク18(黒丸)
が位置するように調整されていたが、ノズル位置補正工
程では、マーク18(白丸)が(ΔX3,ΔY3)位置
ずれした位置に突出している。これはシリンダ32の動
作のばらつきに起因する位置ずれであるが、この位置ず
れを考慮しないと基板認識用のカメラ4の正確な位置ず
れ(ΔX1,ΔY1)を求めることができない。したが
ってステップ14では、以下の式から基板認識用カメラ
4の位置ずれ(ΔX1,ΔY1)を求める。
【0033】 ΔX1=MX1−MX0+MCX1−MCX0 ΔY1=MY1−MY0+MCY1−MCY0 次にステップ14−1でプレート34をチップ認識用の
カメラ19上から退去させ、以下第一実施例と同様にし
て補正値ΔX,ΔY求めて記憶部22へ格納する。以上
の各実施例から明らかなように、ノズル2やマーク18
を観察するための具体的手段は種々可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ルダの熱膨脹による実装精度の低下を解消し、チップを
高い位置精度で基板に搭載できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の電子部品実装装置の側面
【図2】本発明の第一実施例の電子部品実装装置の初期
設定工程のフローチャート
【図3】本発明の第一実施例の電子部品実装装置のノズ
ル位置補正工程のフローチャート
【図4】本発明の第一実施例の電子部品実装装置のマー
クの認識画像図
【図5】本発明の第一実施例の電子部品実装装置のノズ
ルの認識画像図
【図6】本発明の第二実施例の電子部品実装装置の側面
【図7】本発明の第二実施例の電子部品実装装置の要部
の斜視図
【図8】本発明の第二実施例の電子部品実装装置の初期
設定工程のフローチャート
【図9】本発明の第二実施例の電子部品実装装置のノズ
ル位置補正工程のフローチャート
【図10】本発明の第二実施例の電子部品実装装置のマ
ークの認識画像図
【図11】本発明の第二実施例の電子部品実装装置のノ
ズルの認識画像図
【図12】本発明の第二実施例の電子部品実装装置のチ
ップ認識用のカメラによるマークの画像図
【図13】従来の電子部品実装装置の側面図
【図14】従来の電子部品実装装置のマークの認識画像
【符号の説明】
1 ヘッド 2 ノズル 3 ホルダ 4 基板認識用のカメラ 5 モータ 6 Yテーブル 10 チップ 11 Xテーブル 15 基板 19 チップ認識用のカメラ 20 パーツフィーダ 21 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/04 H05K 13/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドと基板認識用のカメラを一体的に組
    み付けたホルダを水平方向に移動させて、パーツフィー
    ダに備えられたチップを前記ヘッドに備えられたノズル
    で真空吸着してピックアップし、このノズルに吸着され
    たチップをチップ認識用のカメラで観察した後このチッ
    プを基板に移送搭載するようにしたチップの実装方法で
    あって、 前記ヘッドを駆動するモータの発熱にともなう前記ホル
    ダの熱膨脹による前記ノズルの位置ずれを前記チップ認
    識用のカメラにより検出し、前記熱膨脹による前記基板
    認識用のカメラの位置ずれを、この基板認識用のカメラ
    で所定位置のマークを観察することにより検出し、検出
    されたこれらの位置ずれに基づいて前記ヘッドの移動ス
    トロークを補正しながらチップを前記基板に移送搭載す
    ようにし、且つ前記マークが前記チップ認識用のカメ
    ラの視野に位置し、またこの視野から退去せられるよう
    に備えられており、このマークを前記基板認識用のカメ
    ラと前記チップ認識用のカメラでそれぞれ観察すること
    によりマークの初期位置を検出することを特徴とするチ
    ップの実装方法。
  2. 【請求項2】ヘッドと基板認識用のカメラを一体的に組
    み付けたホルダを水平方向に移動させて、パーツフィー
    ダに備えられたチップを前記ヘッドに備えられたノズル
    で真空吸着してピックアップし、このノズルに吸着され
    たチップをチップ認識用のカメラで観察した後このチッ
    プを基板に移送搭載するようにしたチップの実装方法で
    あって、 前記チップ認識用のカメラの視野に位置し、またこの視
    野から退去せられるマークが備えられており、 初期設定工程が、前記マークを前記チップ認識用のカメ
    ラの視野に位置させた状態で、このマークを前記基板認
    識用のカメラで観察してこのマークの初期位置を検出す
    るステップと、このマークを前記チップ認識用のカメラ
    で観察してこのマークの初期位置を検出するステップ
    と、前記マークを前記チップ認識用のカメラの視野から
    退去させた状態で前記チップ認識用のカメラにより前記
    ノズルを観察して前記ノズルの初期位置を検出するステ
    ップとを含み、 またチップを基板に実装した後に行うノズル位置補正工
    程が、前記マークを前 記チップ認識用のカメラの視野に
    位置させた状態で、このマークを前記基板認識用のカメ
    ラで観察してこのマークの位置を検出するステップと、
    このマークを前記チップ認識用のカメラで観察してこの
    マークの位置を検出するステップと、前記マークを前記
    チップ認識用のカメラの視野から退去させた状態で前記
    チップ認識用のカメラにより前記ノズルを観察して前記
    ノズルの位置を検出するステップとを含むことを特徴と
    するチップの実装方法。
  3. 【請求項3】前記マークが形成された透明なプレートを
    有するマークユニットが備えられており、このプレート
    を前記チップ認識用のカメラの上方に位置させ、またこ
    の上方位置から退去させることにより、前記マークを前
    記視野に位置させ、また前記視野から退去させるように
    したことを特徴とする請求項1または2に記載のチップ
    の実装方法。
JP07035192A 1995-02-23 1995-02-23 チップの実装方法 Expired - Fee Related JP3129134B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07035192A JP3129134B2 (ja) 1995-02-23 1995-02-23 チップの実装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07035192A JP3129134B2 (ja) 1995-02-23 1995-02-23 チップの実装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08236995A JPH08236995A (ja) 1996-09-13
JP3129134B2 true JP3129134B2 (ja) 2001-01-29

Family

ID=12434998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07035192A Expired - Fee Related JP3129134B2 (ja) 1995-02-23 1995-02-23 チップの実装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3129134B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1960622B (zh) * 2005-10-31 2010-06-23 重机公司 部件安装装置的头位置的校正方法及虚设喷嘴
US8701275B2 (en) 2008-05-22 2014-04-22 Juki Corporation Surface mounting apparatus
US10973158B2 (en) 2017-04-28 2021-04-06 Besi Switzerland Ag Apparatus and method for mounting components on a substrate
WO2021117319A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品撮像装置および部品実装装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0152879B1 (ko) * 1995-10-10 1998-12-15 이희종 표면실장기의 부품인식방법 및 장치
JP4620262B2 (ja) * 2001-01-16 2011-01-26 富士機械製造株式会社 電子部品装着装置
KR20020081738A (ko) * 2001-04-19 2002-10-30 미래산업 주식회사 표면실장장치에서 헤드유니트와 비젼카메라의 분리구동장치
EP1583412A4 (en) 2002-12-02 2007-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd DEVICE AND METHOD FOR PARTS ASSEMBLY
JP2004186308A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品実装装置及び方法
JP5987205B2 (ja) * 2011-08-10 2016-09-07 富士機械製造株式会社 電子回路部品装着機の位置決め不良検出方法
JP7417371B2 (ja) * 2019-07-12 2024-01-18 芝浦メカトロニクス株式会社 実装装置
CN114523273B (zh) * 2021-12-24 2022-12-23 苏州天准科技股份有限公司 用于机动车零部件的组装装置及组装方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1960622B (zh) * 2005-10-31 2010-06-23 重机公司 部件安装装置的头位置的校正方法及虚设喷嘴
US8701275B2 (en) 2008-05-22 2014-04-22 Juki Corporation Surface mounting apparatus
US10973158B2 (en) 2017-04-28 2021-04-06 Besi Switzerland Ag Apparatus and method for mounting components on a substrate
US11696429B2 (en) 2017-04-28 2023-07-04 Besi Switzerland Ag Apparatus and method for mounting components on a substrate
US11924974B2 (en) 2017-04-28 2024-03-05 Besi Switzerland Ag Apparatus for mounting components on a substrate
WO2021117319A1 (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品撮像装置および部品実装装置
CN114747308A (zh) * 2019-12-11 2022-07-12 松下知识产权经营株式会社 部件拍摄装置以及部件安装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08236995A (ja) 1996-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3129134B2 (ja) チップの実装方法
EP0886465B1 (en) Electronic components mounting method and apparatus
JP2001060795A (ja) 電子部品実装装置
US7506434B2 (en) Electronic parts mounting method
WO2015029209A1 (ja) 部品実装装置、その制御方法および部品実装装置用プログラム
JP2007150267A (ja) 部品実装装置のヘッド位置の補正方法及びダミーノズル
JP4855347B2 (ja) 部品移載装置
JP2990982B2 (ja) ダイボンダにおける移載ヘッドのコレットとダイエジェクタのピンの位置合せ方法
JP2009016673A (ja) 部品の吸着位置補正方法および部品移載装置
JP3265143B2 (ja) 部品搭載方法および装置
JP3115960B2 (ja) 部品認識装置の基準点調整装置
JP4202042B2 (ja) 電子部品装着装置の認識方法及びその認識装置
JP2007287838A (ja) 部品移載装置、実装機および部品検査機用部品移載装置
JP2653114B2 (ja) 電子部品の実装方法
JPH0712517A (ja) 部品実装機の制御装置
JPH0837209A (ja) バンプ付電子部品の実装方法
JP3371776B2 (ja) 電子部品実装装置におけるノズルストッカの位置および高さティーチ方法
JP3328651B2 (ja) 電子部品の実装方法
JP4039913B2 (ja) 部品実装順序設定方法および部品実装順序設定装置
JP2003077955A (ja) ボンディング方法及びボンディング装置
JP2876046B2 (ja) 部品搭載作業装置
JPH0685492A (ja) 部品装着装置
JP2001168594A (ja) 表面実装部品搭載装置
JP3185641B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装方法
JP3261883B2 (ja) 電子部品の実装方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071117

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees