JP3129049U - バイト支持器 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削作業中に、高頻度で強力な振動によるバイトの断裂が易く発生しなく、且つバイトの一側の先端が磨耗または断裂したときに、バイトを旋回してセットしたと、同一のバイトで切削作業を継続に実施可能である。
【解決手段】一端に嵌合部が設置してあり、前記嵌合部の底部に位置決め用ネジ穴が設けてあり、前記嵌合部の前縁にバイト位置決め部が設けてあり、前記バイト位置決め部が前記嵌合部よりもやや低いバイト支持器本体と、底部に螺旋が設けてある複数の固定子と、後側に貫通孔が開設してあり、前側の底面では位置決め溝が形成してあり、前記位置決め溝の後側の前記貫通孔の近傍では穴が開設してあり、前記位置決め溝内にある前記穴の前側に突起部が形成された押え片と、位置決め穴が開設してあり、切削するための複数の先端を有するバイトと、軸穴が設けてあるパッドとを含むことを特徴とするバイト支持器。
【選択図】図1

Description

本考案は、バイト支持器に係り、特に、バイトの磨耗または断裂が易く発生しない、バイトを重複に使用可能のバイト支持器に関するものである。
目下、工業技術の進展が極めて速いため、製品の製造技術も精良になり、これは旋盤加工技術の研究開発の結果であり、また、旋盤に使用される切削刃具はバイトと呼び、一般のバイトは、バイト支持器に設置され、必要に応じて簡単に交換することが可能である。
従来のバイト支持器は、バイト支持器本体の一端に嵌合部が設けてあり、前記嵌合部の底部に位置決め用ネジ穴が開設してあり、前記嵌合部の前縁にバイト位置決め部が設けてあり、前記バイト位置決め部の底部にバイト位置決め穴が開設してあり、これにより、前記バイト位置決め穴に、パッド、ボルトとバイトを順次に設置して、且つ前記位置決め用ネジ穴に、C型リング、押え片と位置決め用ネジを順次に設置し、前記押え片がバイトを押えて固定するためのものであり、且つ前記嵌合部の両側には当接部が形成してあり、前記押え片が前記当接部に貼り付けられ、前記当接部により前記押え片の後退を止めることができる。
しかしながら、これは次のような欠点があった。
(イ)従来のバイト支持器は一つの押え片でバイトを押えて固定し、押え片がバイトの小さな一部を押えるので、切削作業中に、高頻度で強力な振動によりバイトが断裂し易く、だから、バイトの消耗が速く、且つ作業工数が無駄に増加する。
(ロ)従来のバイト支持器のバイト位置決め部にバイトを結合した後、切削作業中に、バイトとバイト位置決め部との間に磨耗が発生してしまい、これにより、バイトの使用寿命が短縮になり、生産コストが増加する。
本考案の主な目的は、切削作業中に、高頻度で強力な振動によるバイトの断裂が易く発生しなく、且つバイトの一側の先端が磨耗または断裂したときに、バイトを旋回してセットしたと、同一のバイトで切削作業を継続に実施可能であるバイト支持器を提供する。
上記目的を達成するためになされた本願の考案は、一端に嵌合部が設置してあり、前記嵌合部の底部に位置決め用ネジ穴が設けてあり、前記嵌合部の前縁にバイト位置決め部が設けてあり、前記バイト位置決め部を前記嵌合部よりもやや低くにし、前記バイト位置決め部と前記嵌合部との連接箇所では当接部が形成され、また、前記バイト位置決め部の底部にバイト位置決め穴が開設してあるバイト支持器本体と、底部に螺旋が設けてある複数の固定子と、後側に貫通孔が開設してあり、前側の底面では位置決め溝が形成してあり、前記位置決め溝の後側の前記貫通孔の近傍では穴が開設してあり、前記位置決め溝内にある前記穴の前側に突起部が形成された押え片と、位置決め穴が開設してあり、切削するための複数の先端を有するバイトと、軸穴が設けてあるパッドとを含むバイト支持器において、前記バイト支持器本体の位置決め部に、前記パッドとバイトとを順次に設置して、固定子を、前記バイトの位置決め穴と、前記パッドの軸穴とに挿通して前記バイト位置決め部に螺着し、このとき、前記バイトのエッジが前記嵌合部の当接部に貼り付けられ、また、前記バイト支持器本体の嵌合部に前記押え片を設置して、固定子を押え片にある貫通孔に挿通して前記嵌合部に螺着し、このとき、前記押え片の位置決め溝が前記バイトを係止するようになり、そして前記バイトの上面が前記突起部に圧迫され、前記位置決め溝のエッジが前記バイトのエッジに貼り付けるようになり、且つ前記バイトの後側の先端が前記押え片の穴に位置するようになることを特徴とするバイト支持器であることを要旨としている。
本願の考案では、前記位置決め溝の成す角度は80±5度であることを特徴とする請求項1に記載のバイト支持器であることを要旨としている。
本願の考案では、前記位置決め溝の成す角度は90±5度であることを特徴とする請求項1に記載のバイト支持器であることを要旨としている。
本願の考案では、前記位置決め溝の成す角度は100±5度であることを特徴とする請求項1に記載のバイト支持器であることを要旨としている。
本考案のバイト支持器によれば、次のような効果がある。
(イ)本考案の押え片はバイトの上面を押える突起部を有するので、切削作業中に振動が発生しているときに、バイトの上面が位置決め溝の突起部だけと接触し、これにより、バイトの上面のエッジと、位置決め溝の前端のエッジとが互いに衝突することがなくなり、だから、衝突による磨耗または断裂が発生しないようになる。
(ロ)バイトの上面に本考案の押え片を嵌合した後、バイトの後側の先端は、押え片にある穴に位置し、押え片に接触しないので、押え片の位置決め溝へバイトをもっと深く挿入することができ、これにより、押え片の位置決め溝がバイトの上面の1/3の面積を覆うことができ、バイトの固定がもっと安定になり、且つバイトが断裂し難くなる。
(ハ)バイトの上面に本考案の押え片を嵌合した後、バイトの後側の先端は、押え片にある穴に位置し、押え片に接触しないので、切削作業中に振動が発生しているときに、バイトの後側の先端は押え片と衝突して磨耗または断裂することが発生しなくなり、そしてバイトの前側の先端が切削加工によって磨耗または断裂したときに、バイトを旋回してセットしたと、同一のバイトで切削作業を継続に実施可能であり、バイトの消耗を低減することができ、だから、加工コストを降下することができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図1乃至図3を参照する。本考案のバイト支持器は、バイト支持器本体1と、第一固定子2と、押え片3と、バイト4と、パッド5と、第二固定子6とを含む。
前記バイト支持器本体1は、一端に嵌合部11が設置してあり、前記嵌合部の底部に位置決め用ネジ穴111が設けてあり、前記嵌合部11の前縁にバイト位置決め部12が設けてあり、前記バイト位置決め部12を前記嵌合部11よりもやや低くにし、前記バイト位置決め部12と前記嵌合部11との連接箇所では当接部112が形成され、また、前記バイト位置決め部12の底部にバイト位置決め穴121が開設してある。
前記第一固定子2は、底部に押え片3を螺着するための螺旋21が設けてある。
前記押え片3は、後側に貫通孔31が開設してあり、前側の底面では位置決め溝32が形成してあり、前記位置決め溝32の後側の前記貫通孔31の近傍では穴33が開設してあり、前記位置決め溝32内にある前記穴33の前側に突起部321が形成された。
前記バイト4は、前記第一固定子2を螺着するための位置決め穴41が開設してあり、切削するための複数の先端42を有する。
前記パッド5は、前記第一固定子2を螺着するための軸穴51が開設してあり、バイト4の固定をもっと安定にする役割を発揮するものである。
前記第二固定子6は、底部にバイト4とパッド5とを螺着するための螺旋21が設けてある。
次に、図1乃至図5を参照しながら、本考案のバイト支持器の組立作業を詳細に説明する。まず、前記バイト支持器本体1の位置決め部12に、前記パッド5とバイト4とを順次に設置して、第二固定子6を、前記バイト4の位置決め穴41と、前記パッド5の軸穴51とに挿通して前記バイト位置決め部12に螺着し、このとき、前記バイト4のエッジが前記嵌合部11の当接部112に貼り付けられ、また、前記バイト支持器本体1の嵌合部11に前記押え片3を設置して、第一固定子2を押え片3にある貫通孔31に挿通して前記嵌合部11に螺着し、このとき、図4に示すように、前記押え片3の位置決め溝32が前記バイト4を係止するようになり、そして前記バイト4の上面が前記突起部321に圧迫され、だから、切削作業中に振動が発生しているときに、バイト4の上面が位置決め溝32の突起部321だけと接触し、これにより、バイト4の上面のエッジと、位置決め溝32の前端のエッジとが互いに衝突することがなくなり、だから、衝突による磨耗または断裂が発生しないようになり、また、前記位置決め溝32のエッジが前記バイト4のエッジに貼り付けるようになり、且つ前記バイト4の後側の先端42は、前記押え片3の穴33に位置するようになり、押え片3に接触しないので、押え片3の位置決め溝32へバイト4をもっと深く挿入することができ、これにより、押え片3の位置決め溝32がバイト4の上面の1/3の面積を覆うことができ、バイト4の固定がもっと安定になり、且つバイト4が断裂し難くなる。
また、切削作業中に、前記バイト4の後側の先端42は、前記押え片3の穴33に位置するようになり、押え片3に接触しないので、切削作業中に振動が発生しているときに、バイト4の後側の先端42は押え片3と衝突して磨耗または断裂することが発生しなくなり、そしてバイト4の前側の先端42が切削加工によって磨耗または断裂したときに、バイト4を旋回してセットしたと、同一のバイト4で切削作業を継続に実施可能であり、バイトの消耗を低減することができ、だから、加工コストを降下することができる。
また、図6乃至図8を参照する。図6乃至図8に示すのは本考案のバイト支持器の他の実施例の概略図であり、押え片3の位置決め溝32の成す角度は、80±5度でもいいし、90±5度でもいいし、100±5度でもよく、そうすると、ユーザーは必要に応じて、図3に示すように、各形状(例えば菱形状、桃形状、正方形や矩形など)のバイト4を使用することができるようになる。
このように、本考案が、特定の例を参照して説明されたが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の精神および範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
本考案の構造を示す分解斜視図である。 本考案の押え片の斜視図である。 本考案の押え片の平面図である。 本考案の組合状態を示す斜視図である。 本考案の組合状態を示す断面図である。 本考案の押え片の実施例1の平面図である。 本考案の押え片の実施例2の平面図である。 本考案の押え片の実施例3の平面図である。
符号の説明
1 バイト支持器本体 11 嵌合部
111 位置決め用ネジ穴 112 当接部
12 バイト位置決め部 121 バイト位置決め穴
2 第一固定子 21 螺旋
3 押え片 31 貫通孔
32 位置決め溝 321 突起部
33 穴 4 バイト
41 位置決め穴 42 先端
5 パッド 51 軸穴
6 第二固定子 61 螺旋

Claims (4)

  1. 一端に嵌合部が設置してあり、前記嵌合部の底部に位置決め用ネジ穴が設けてあり、前記嵌合部の前縁にバイト位置決め部が設けてあり、前記バイト位置決め部を前記嵌合部よりもやや低くにし、前記バイト位置決め部と前記嵌合部との連接箇所では当接部が形成され、また、前記バイト位置決め部の底部にバイト位置決め穴が開設してあるバイト支持器本体と、
    底部に螺旋が設けてある複数の固定子と、
    後側に貫通孔が開設してあり、前側の底面では位置決め溝が形成してあり、前記位置決め溝の後側の前記貫通孔の近傍では穴が開設してあり、前記位置決め溝内にある前記穴の前側に突起部が形成された押え片と、
    位置決め穴が開設してあり、切削するための複数の先端を有するバイトと、
    軸穴が設けてあるパッドと、を含むバイト支持器において、
    前記バイト支持器本体の位置決め部に、前記パッドとバイトとを順次に設置して、固定子を、前記バイトの位置決め穴と、前記パッドの軸穴とに挿通して前記バイト位置決め部に螺着し、このとき、前記バイトのエッジが前記嵌合部の当接部に貼り付けられ、また、前記バイト支持器本体の嵌合部に前記押え片を設置して、固定子を押え片にある貫通孔に挿通して前記嵌合部に螺着し、このとき、前記押え片の位置決め溝が前記バイトを係止するようになり、そして前記バイトの上面が前記突起部に圧迫され、前記位置決め溝のエッジが前記バイトのエッジに貼り付けるようになり、且つ前記バイトの後側の先端が前記押え片の穴に位置するようになることを特徴とする、
    バイト支持器。
  2. 前記位置決め溝の成す角度は80±5度であることを特徴とする、請求項1に記載のバイト支持器。
  3. 前記位置決め溝の成す角度は90±5度であることを特徴とする、請求項1に記載のバイト支持器。
  4. 前記位置決め溝の成す角度は100±5度であることを特徴とする、請求項1に記載のバイト支持器。
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