JP3154840U - 旋削チップホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】旋削チップを取り付ける場合の挟持力と安定性を高め、かつワークを切削加工する場合に受ける力を均一に分散させて旋削チップのぶれを防ぐ旋削チップホルダを提供する。【解決手段】ホルダと、該ホルダに設ける旋削チップと、該旋削チップを支持する支持部材とを具えてなる旋削チップホルダであって、該ホルダの前端部に、該旋削チップを設ける嵌合部を形成し、該嵌合部の該旋削チップに当接する壁面を当接面とし、かつ該嵌合部に近接した位置に軸孔と、2つの凹状孔を形成し、該支持部材は中央の位置に固定孔を穿設し、前端に凸出部を形成するとともに、後端縁部に該ホルダに形成した2つの凹状孔にそれぞれ嵌合する2つの凸状部を形成し、該旋削チップは中央の位置に、該支持部材の前端に形成した凸出部が嵌合する位置決め孔を穿設してなる。【選択図】 図2

Description

この考案は切削工具に関し、特に旋削チップを取り付ける旋削チップホルダの改良構造に関する。
図1に従来の旋削チップホルダ100を開示する。図面によれば、ホルダ100の先端に嵌合部を設け、該嵌合部にボルトを挿通させるボルト孔を穿設し、ボルトで支持板を該嵌合部に締結する。
該嵌合部に近接した位置には別途ボルト孔を穿設し、ボルトでフック型支持部材101を締結する。
旋削チップ102は、該支持板とフック型支持部材101との間に挟持される。
上述によれば、旋削チップ102は、フック型支持部材101の前端縁部に形成されたフック部のみの単一のポイントから圧力を受けて支持される。係る構造においては、旋削チップ102を挟持する力が明らかに足りない。このためワークの切削加工を行なう場合、旋削チップ102にかなり大きなぶれが生じ、切削加工の精度が低下する。
また、フック型支持部材101は、後端部に支持構造を有しないため、旋削チップ102のワークを加工する場合の後方に移動する力を受けることができず、このため旋削チップ102の位置が容易にずれる。したがって上述する従来の構造は重切削に適しない。
この考案は、旋削チップを取り付ける場合の挟持力と安定性を高め、かつワークを切削加工する場合に受ける力を均一に分散させて旋削チップのぶれを防ぐことのできる旋削チップホルダを提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、該ホルダの前端部に、該旋削チップを設ける嵌合部を形成し、該嵌合部の該旋削チップに当接する壁面を当接面とし、かつ該嵌合部に近接した位置に軸孔と、2つの凹状孔を形成し、該支持部材は中央の位置に固定孔を穿設し、前端に凸出部を形成するとともに、後端縁部に該ホルダに形成した2つの凹状孔にそれぞれ嵌合する2つの凸状部を形成し、該旋削チップは中央の位置に、該支持部材の前端に形成した凸出部が嵌合する位置決め孔を穿設してなる旋削チップホルダの構造によって課題を解決できる点に着眼し、係る知見に基づいて本考案を完成させた。
以下この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載する旋削チップホルダは、ホルダと、該ホルダに設ける旋削チップと、該旋削チップを支持する支持部材とを具えてなる旋削チップホルダであって、
該ホルダの前端部に、該旋削チップを設ける嵌合部を形成し、該嵌合部の該旋削チップに当接する壁面を当接面とし、かつ該嵌合部に近接した位置に軸孔と、2つの凹状孔を形成し、
該支持部材は中央の位置に固定孔を穿設し、前端に凸出部を形成するとともに、後端縁部に該ホルダに形成した2つの凹状孔にそれぞれ嵌合する2つの凸状部を形成し、
該旋削チップは中央の位置に、該支持部材の前端に形成した凸出部が嵌合する位置決め孔を穿設してなる。
上述する切削加工を行なう場合に該旋削チップが受ける反作用の力を効率よく分散させることができる。また該ホルダの前端部に形成した嵌合部の当接部が該旋削チップに緊密に当接し、ワークを切削加工する場合に旋削チップがぶれる現象を大幅に改善することができる。
請求項2に記載する旋削チップホルダは、請求項1における旋削チップの形状が三角形か、菱形か、もしくは方形であって、かつ前記ホルダの支持部が該旋削チップの形状に合わせて同様の形状を呈する。
この考案による旋削チップホルダは旋削チップを取り付ける場合の挟持力と安定性を高め、かつワークを切削加工する場合に受ける力を均一に分散させて旋削チップのぶれを防ぐことができる。よって、切削加工の精度と、切削加工工程における歩留まりとを高め、延いては清算コストを低減させるという利点を有する。
従来の旋削チップホルダの外観を示した説明図である。 この考案による旋削チップホルダの外観を示した説明図である。 図2に開示する旋削チップホルダの構造を示した分解図である。 他の実施の形態による旋削チップホルダの構造を示した分解図である。
図2、図3に開示するように、この考案による旋削チップホルダは、ホルダ1が円柱状を呈し、旋削チップ2が三角形を呈する。ホルダ1の前端部に嵌合部15を形成し、嵌合部15に近接した位置には軸孔10と、2つの凹状孔11、12を形成し、支持部材3を設ける。また、ホルダ1の嵌合部15は、旋削チップ2の三角形の形状に合わせて三角形を呈するように形成する。
支持部材3は、中央の位置に固定孔30を穿設し、前端には凸出部31を形成する。また、支持部在3の後端縁部には、ホルダ1に形成した2つの凹状孔11、12に嵌合する凸出部32、33を形成する。
旋削チップ2は、中央の位置に支持部材3の前端に形成した凸出部31が嵌合する位置決め孔20を穿設する。
以上の構造によれば、旋削チップ2をホルダ1に締結する場合、支持部材3は後端縁部に形成した凸出部32、33がホルダ1に形成した2つの凹状孔11、12に嵌合するため、切削加工を行なう場合に旋削チップ2が受ける反作用の力を効率よく分散させることができる。またホルダ1の前端部に形成した嵌合部15の両壁面がそれぞれ当接部13、14となり、旋削チップ2に緊密に当接する。よって、ワークを切削加工する場合に旋削チップ2がぶれる現象を大幅に改善することができる。
図4に、この考案による旋削チップホルダの他の実施の形態を開示する。図面によれば、ホルダ4は立方体の柱状を呈し、旋削チップ5は菱形を呈する。ホルダ4の前端部に嵌合部45を形成し、嵌合部45に近接した位置には軸孔40と、2つの凹状孔41、42を形成し、支持部材6を設ける。また、ホルダ4の嵌合部45は、旋削チップ5の菱形の形状に合わせて菱形を呈するように形成する。但し、旋削チップ5の形状は菱形、もしくは前述の三角形に限らず、例えば方形を呈してもよく、嵌合部45は旋削チップ5の形状に合わせた形状とする。
支持部材6は、中央の位置に固定孔60を穿設し、前端には凸出部61を形成する。また、支持部在3の後端縁部には、ホルダ4に形成した2つの凹状孔41、42に嵌合する凸出部62、63を形成する。
旋削チップ5は、中央の位置に支持部材6の前端に形成した凸出部61が嵌合する位置決め孔50を穿設する。
以上の構造によれば、旋削チップ5をホルダ4に締結する場合、支持部材6は後端縁部に形成した凸出部62、63がホルダ4に形成した2つの凹状孔41、42に嵌合するため、切削加工を行なう場合に旋削チップ5が受ける反作用の力を効率よく分散させることができる。またホルダ4の前端部に形成した嵌合部45の両壁面がそれぞれ当接部43、44となり、旋削チップ2に緊密に当接する。よって、ワークを切削加工する場合に旋削チップ2がぶれる現象を大幅に改善することができ、切削加工工程全体における切削の安定性と制度を高めることができる。
1 ホルダ
10 軸孔
100 ホルダ
101 フック型支持部材
102 旋削チップ
11、12 凹状孔
15 嵌合部
2 旋削チップ
20 位置決め孔
3 支持部材
30 固定孔
31、32、33 凸出部
4 ホルダ
40 軸孔
41、42 凹状孔
43、44 当接部
45 嵌合部
5 旋削チップ
50 位置決め孔
6 支持部材
60 固定孔
61、62、63 凸出部

Claims (2)

  1. ホルダと、該ホルダに設ける旋削チップと、該旋削チップを支持する支持部材とを具えてなる旋削チップホルダであって、
    該ホルダの前端部に、該旋削チップを設ける嵌合部を形成し、該嵌合部の該旋削チップに当接する壁面を当接面とし、かつ該嵌合部に近接した位置に軸孔と、2つの凹状孔を形成し、
    該支持部材は中央の位置に固定孔を穿設し、前端に凸出部を形成するとともに、後端縁部に該ホルダに形成した2つの凹状孔にそれぞれ嵌合する2つの凸状部を形成し、
    該旋削チップは中央の位置に、該支持部材の前端に形成した凸出部が嵌合する位置決め孔を穿設してなることを特徴とする旋削チップホルダ。
  2. 前記旋削チップの形状が三角形か、菱形か、もしくは方形であって、かつ前記ホルダの支持部が該旋削チップの形状に合わせて同様の形状を呈することを特徴とする請求項1に記載の旋削チップホルダ。
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