JP3129038B2 - サンドイッチ成形品の成形方法 - Google Patents

サンドイッチ成形品の成形方法

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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば自動車用部品で
あるオーバフェンダのごとく,取付リブを有するサンド
イッチ成形品の成形方法に関する。
【0002】
【従来技術】合成樹脂成形品においては,内部にコア材
を,その表面にスキン材を被覆形成したサンドイッチ成
形品が知られている(特開平2−206518)。この
ものは,合成樹脂により一体的に成形され,内部に比較
的硬質のコア材を,表面に比較的軟質のスキン材を有し
ている。そのため,表面が軟質で,全体の剛性が高いと
いう優れた性質を有している。
【0003】このような,サンドイッチ成形品は,突出
した取付リブを有し,これらを介して相手部材に取付け
られる。例えば,図8に示すごとく,小型トラック99
の前輪上方の車体に設けるオーバフェンダ9を例にとれ
ば,このものは略円弧状の長尺状成形品である。そし
て,このオーバフェンダ9は,図9に示すごとく,本体
90の裏側面にL形状の取付リブ91を有する。ところ
で,上記オーバフェンダ9をサンドイッチ成形品により
構成する場合には,図10に示すごとく,その本体90
及び取付リブ91は,共に合成樹脂のコア材2とその表
面に被覆された合成樹脂のスキン材1とによって形成さ
れる。
【0004】また,上記サンドイッチ成形品を成形する
際には,後述のごとく,上記取付リブ91を形成するた
めのキャビティの前方に,捨てタブを設けた成形型を用
いる(後述の図11参照)。そして,成形型内にスキン
材を射出し,その後該スキン材の中にコア材を注入す
る。取付リブ成形時において,余分のスキン材は小流路
を経て捨てタブ内に流出する。
【0005】これにより,前記図10に示すごとく,内
部に硬質のコア材2を,表面に軟質のスキン材1が被覆
された取付リブ91が成形される。このことは,本体9
0においても同様である。なお,図9,図10には,サ
ンドイッチ成形品の取付リブ91において,その先端部
に上記捨てタブによって形成されたタブ品95と小流路
によって形成された小流路品951とが示されている。
これらのタブ品95,小流路品951は成形型からサン
ドイッチ成形品を取り出したときには一体的に形成され
ているが,その後除去される。
【0006】次に,図12には,他の形状の台形状の取
付リブ910が示されている。この取付リブ910は,
台座913を有する。台座913には,相手部材(車
体)に設けたクリップを係合するためのクリップ穴91
1を有する。また,同図には,上記図9,図10と同様
に,上記タブ品95,小流路品951を示した。
【0007】
【解決しようとする課題】しかしながら,従来のサンド
イッチ成形品の成形方法には,その取付リブの成形に関
して次の問題がある。即ち,上記取付リブ91は,図1
0に示すごとく,表面に軟質のスキン材1を有し,内部
に硬質のコア材2を有し,これにより,表面が軟質で,
全体の剛性が高いという特性を発揮している。そのた
め,サンドイッチ成形品の成形時には,取付リブ91の
内部にも,サンドイッチ構造の特性に必要な充分のコア
材2を充填しなければならない。
【0008】そこで,従来法の成形型8においては,図
11に示すごとく,取付リブ91を形成するためのリブ
キャビティ82の前方に,大容量の捨てタブ85を設け
ている。また,このリブキャビティ82は本体を成形す
るためのキャビティ81に連通している。そして,取付
リブ91の内部に充分にコア材2を充填するため,図1
0に示すごとく,上記捨てタブ85内に,コア材2が流
出するまでコア材2を注入している。
【0009】そして,このように,捨てタブ85内にコ
ア材2を流出させるためには,図11に示すごとく,リ
ブキャビティ82内に入っているスキン材1のうち,取
付リブ91の形成に必要な量を除いた余分のスキン材が
入る,充分に大きな容量の捨てタブ85を設けなければ
ならない。そのため,従来法における捨てタブ85は大
容量であった。そして,捨てタブ85に入った合成樹脂
(スキン材及びコア材)は,前記のごとく,切断,廃棄
される。それ故,従来法においては,捨てタブへの排出
樹脂量が多く,コスト高であった。
【0010】発明者らは,従来法における,上記大容量
捨てタブに着目し,これを少しでも小さくすることにつ
いて種々の検討をした。そして,大容量捨てタブの必要
性の最大要因は,図11に示すごとく,捨てタブが樹脂
流れ方向Y(同図の矢印方向)に沿って下流側にあるこ
とを見出した。
【0011】即ち,従来の成形型においては,図11に
示すごとく,捨てタブ85が樹脂流れ方向の下流側にあ
るため,スキン材1を射出したとき,スキン材1がリブ
キャビティ82内に入り易い。そのため,取付リブ91
に必要なスキン材1の量よりも,遙かに大容量の余分の
スキン材1がリブキャビティ82内に入ってしまう。そ
れ故,そのあとに,取付リブ91に必要な量のコア材2
を注入するとき,上記大容量のスキン材1の多くは捨て
タブ85内に流出させる必要がある。したがって,従来
法の成形型においては,大容量の捨てタブ85が必要と
なり,それ故に排出樹脂量も多くなり,コスト高を招い
ていた。
【0012】これらのことは,前記図12に示した台形
状の取付リブ910などの取付リブを有する,他のサン
ドイッチ成形品の成形法全てについても,言えることで
ある。本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,取付リブ
の内部にサンドイッチ構造の特性に必要なコア材を充分
に充填でき,かつ捨てタブへの排出樹脂量を少なくする
ことができるサンドイッチ成形品の成形方法を提供しよ
うとするものである。
【0013】
【課題の解決手段】本発明は,合成樹脂のコア材とその
表面に被覆された合成樹脂のスキン材とからなると共に
本体から突出した取付リブを有するサンドイッチ成形品
を成形するに当たり,上記サンドイッチ成形品の本体を
成形するキャビティを有する成形型を用い,上記キャビ
ティ内にスキン材を射出し,次いで該スキン材の内部に
コア材を注入する方法であって,上記成形型は,上記キ
ャビティに連通すると共に上記取付リブを成形するリブ
キャビティを有し,かつ該リブキャビティは小流路を介
して捨てタブを有してなり,かつ該捨てタブは上記本体
を成形するキャビティにおける樹脂流れ方向の上流側に
向けて配設してあることを特徴とするサンドイッチ成形
品の成形方法にある。
【0014】本発明において最も注目すべき点は,取付
リブ成形用のリブキャビティに捨てタブを設けると共
に,該捨てタブは本体を成形するキャビティにおける樹
脂流れ方向の上流側に向けて配設したことである。上記
樹脂流れ方向とは,キャビティ内に送入されたスキン材
及びコア材の流れ方向のことである。また,樹脂流れ方
向の上流側とは,樹脂流れ方向と逆方向のことである。
それ故,通常は,捨てタブは合成樹脂を射出,注入する
ためのゲートの方向に向いている。そして,捨てタブと
リブキャビティとの間に小流路が設けてある。
【0015】上記小流路は,上記樹脂流れ方向と平行に
配置されることが好ましい。これにより,小流路も樹脂
流れ方向の上流側に向けて平行に配置され,排出樹脂量
をより少なくすることができる。また,小流路は,樹脂
流れ方向に対して角度60〜0度(平行)に配置される
ことが好ましい。角度60度を超えると,リブキャビテ
ィの中に,余分のスキン材が多く流入し,排出樹脂量が
多くなるおそれがある。
【0016】また,本発明においては,捨てタブを上記
のごとく,配設しているので,捨てタブの容量は取付リ
ブの容量の30〜250%であれば良い。30%未満で
は,取付リブの内部にコア材が充分に入らず,一方25
0%を超える容量は必要ない。なお,従来法において
は,捨てタブの容量は取付リブの容量の300%以上と
いう大容量を必要としていた。
【0017】上記コア材としては,硬質のABS樹脂,
硬質PVC樹脂,タルク等のフィラー入りのポリプロピ
レン樹脂などがある。また,これら樹脂にグラスファイ
バー等を混入させた樹脂などもある。また,スキン材と
しては,軟質のポリプロピレンにEPDMをブレンドし
た樹脂,EVA樹脂,SEBS(スチレン・エチレン・
ブチレン・スチレン)樹脂,SBS(スチレン・ブタジ
エン・スチレン)樹脂,或いは軟質PVC樹脂などがあ
る。
【0018】また,上記小流路は,その高さが1〜3m
m,絞り通路はその高さが0.1〜1.0mmであるこ
とが好ましい。小流路が1mm未満では,スキン材の中
へコア材を注入した際,スキン材が捨てタブへ流れ難い
ため,取付リブ内にコア材が充分に充填され難い。一
方,3mmを越えると,コア材を注入する前にスキン材
が捨てタブへ流れてしまい,満足できるサンドイッチ構
造の取付リブを得難い。また,取付リブの形状として
は,断面L字形状,台形状(図4,図6,図12)など
種々のものがある。
【0019】
【作用及び効果】本発明においては,取付リブを成形す
るためのリブキャビティに設けた捨てタブが,本体を成
形するキャビティにおける樹脂流れ方向の上流側に向け
て配設してある。そして,成形時には,ゲートよりキャ
ビティ内に送入されたスキン材は,キャビティ内を前方
へ流動するとき,その一部が上記リブキャビティ内にも
入る。
【0020】しかし,本発明においては,捨てタブは上
記スキン材の流動方向(即ち樹脂流れ方向)の上流側に
向けて設けてある。そのため,捨てタブが樹脂流れ方向
の下流側に向けて配設してある従来法の場合に比較し
て,スキン材はリブキャビティ内に入り難い。
【0021】それ故,リブキャビティ内には大容量のス
キン材が入らない(実施例参照)。したがって,スキン
材内にコア材を注入し,該コア材がリブキャビティ内に
入っていく場合にも,リブキャビティの前方には多量の
スキン材が滞留していない。そのため,コア材はリブキ
ャビティ内に充分に入ることができ,取付リブの内部に
サンドイッチ構造の特性に必要なコア材を充分に充填す
ることができる。
【0022】また,上記のように,リブキャビティ内に
おいて,コア材の前方には多量のスキン材が滞留してい
ないため,従来法のように多量のスキン材を捨てタブに
排出する必要がない。それ故,捨てタブへの排出樹脂量
も少なくすることができ,材料の節約,コスト低下を図
ることができる。以上のごとく,本発明によれば,取付
リブの内部にサンドイッチ構造の特性に必要なコア材を
充分に充填でき,かつ捨てタブへの排出樹脂量を少なく
することができる,サンドイッチ成形品の成形方法を提
供することができる。
【0023】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかるサンドイッチ成形品の成形方法
につき,図1〜図6を用いて説明する。本例において成
形しようとするサンドイッチ成形品は,図4〜図6に示
すごとく,小型トラックの前輪上方の車体に取付けるオ
ーバフェンダ9である(図8参照)。
【0024】このオーバフェンダ9は,図6に示すごと
く,円弧形状の本体90と,その端部に設けた取付リブ
3と,中央に設けた取付リブ30とを有する。この取付
リブ3は,図4〜図6より知られるごとく,ゲート位置
40に向かって,L字状に屈曲しており,その先端部に
捨てタブ品450が形成される。一方,中央の取付リブ
30は,上記ゲート位置40に向かって,端部の取付リ
ブ3と反対方向に屈曲しており,その先端部に捨てタブ
品が形成される(図示略)。以下の説明においては,上
記の端部に設けた取付リブ3の成形を中心に述べる。
【0025】本例は,図4〜図6に示すごとき,合成樹
脂のコア材2とその表面に被覆された合成樹脂のスキン
材1とからなると共に本体から突出した取付リブ3を有
する,サンドイッチ成形品としてのオーバフェンダ9を
成形するものである。上記成形に当たっては,図1〜図
3に示すごとく,上記サンドイッチ成形品の本体90を
成形するキャビティ41を有する成形型4を用いる。そ
して,該成形型4のキャビティ41内にスキン材1を射
出し(図2),次いで該スキン材1の内部にコア材2を
注入する(図3)。
【0026】上記成形型4は,上記キャビティ41に連
通すると共に上記取付リブ3を成形するリブキャビティ
42を有する。該リブキャビティ42は,小流路44を
介して捨てタブ45を有する。また,捨てタブ45は,
上記本体成形用のキャビティ41における樹脂流れ方向
Yの上流側に向けて配設してある。
【0027】また,本例においては,上記小流路44
は,上記樹脂流れ方向Yと平行に配置されている。ま
た,上記方法により得られた成形品は,図4,図5に示
すごとく,小流路及び捨てタブによって形成された小流
路品440,捨てタブ品450を有するが,これらは切
断除去され,廃棄される。
【0028】以下,上記成形法につき詳説する。上記成
形型4を用いて,成形するに当たっては,図2に示すご
とく,まずゲート(図示略)よりスキン材1をキャビテ
ィ41内に射出する。スキン材1は,キャビティ41内
を前方に流動していき,その一部が上記リブキャビティ
42内にも入る。
【0029】しかし,本例においては,捨てタブ45が
上記スキン材の流動方向,即ち樹脂流れ方向Yの上流側
に向けて設けてある。そのため,捨てタブが樹脂流れ方
向Yの下流側に向けて配設してある従来例(図11)の
場合に比較して,スキン材1がリブキャビティ42内に
入り難い。
【0030】即ち,従来例においては,樹脂流れ方向Y
と同方向(下流側)に捨てタブがあるためキャビティ4
1内を流動していくスキン材のうち,リブキャビティ4
2内に入るスキン材は,キャビティ41内の流動圧力の
影響を受け易い。そのため,キャビティ41内の流動圧
力によって,リブキャビティ42内には,多くのスキン
材1が押し込まれることになる。
【0031】一方,本例においては,上記とは逆に,捨
てタブ45が樹脂流れ方向の上流側に設けてある。その
ため,図2に示すごとく,キャビティ内の上記流動圧力
の影響を受け難く,リブキャビティ42内にはそれ程多
くのスキン材1が押し込まれない。
【0032】それ故,本例においては,図3に示すごと
く,スキン材1内にコア材2を注入し,該コア材2がリ
ブキャビティ42内に入っていく場合でも,リブキャビ
ティ42の前方には多量のスキン材1が滞留していな
い。そのため,図3,図4に示すごとく,コア材2はリ
ブキャビティ42内に充分に入ることができ,取付リブ
3の内部に,サンドイッチ構造の特性に必要なコア材2
を充分に充填することができる。
【0033】また,リブキャビティ42内においては,
上記のように,コア材2の前方に,多量のスキン材が滞
留していないので,従来法のように多量のスキン材を捨
てタブに排出する必要がない。それ故,捨てタブ45へ
の排出樹脂量も少なくすることができ,材料の節約,コ
スト低下を図ることができる。また,それ故に,捨てタ
ブ45の容量も小さくて良い。
【0034】実施例2 本例は,図7に示すごとく,リブキャビティ42に設け
た小流路462を,キャビティ41の樹脂流れ方向Yに
対して上流側に設けると共に,上記樹脂流れ方向Yに対
して角度αに配設したものである。その他は,実施例1
と同様である。上記角度αは,60度ないし0度(実施
例1と同様に樹脂流れ方向と平行)に設ける。本例にお
いても,実施例1と同様の効果を得ることができる。ま
た,取付リブの形状は,上記実施例の断面L字形状のも
のに限らず,台形状(図12)のものなどが種々あり,
いずれも本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかる成形法における,成形型の断
面図。
【図2】実施例1における,スキン材射出時の成形型の
断面図。
【図3】実施例1における,コア材注入時の成形型の断
面図。
【図4】実施例1におけるサンドイッチ成形品の断面
図。
【図5】図4のA−A線矢視断面図。
【図6】実施例1のサンドイッチ成形品であるオーバフ
ェンダの斜視図。
【図7】実施例2における,成形型の断面図。
【図8】従来例における小型トラックの側面図。
【図9】従来例におけるオーバフェンダの取付リブ付近
の斜視図。
【図10】従来例における取付リブの断面図。
【図11】従来例の成形法における問題点の説明図。
【図12】従来例における他の取付リブの断面図。
【符号の説明】
1...スキン材, 2...コア材, 3...取付リブ, 4...成形型, 41...キャビティ, 42...リブキャビティ, 44...小流路, 45...捨てタブ, 9...オーバフェンダ, 90...本体,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗山 弘 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−206518(JP,A) 特開 平4−168013(JP,A) 特開 平5−111934(JP,A) 特開 平5−31756(JP,A) 特開 平5−301252(JP,A) 特開 平5−57747(JP,A) 特開 平5−24072(JP,A) 特開 平4−365680(JP,A) 特開 昭63−132623(JP,A) 特開 平4−263914(JP,A) 特開 平4−161313(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂のコア材とその表面に被覆され
    た合成樹脂のスキン材とからなると共に本体から突出し
    た取付リブを有するサンドイッチ成形品を成形するに当
    たり,上記サンドイッチ成形品の本体を成形するキャビ
    ティを有する成形型を用い,上記キャビティ内にスキン
    材を射出し,次いで該スキン材の内部にコア材を注入す
    る方法であって,上記成形型は,上記キャビティに連通
    すると共に上記取付リブを成形するリブキャビティを有
    し,かつ該リブキャビティは小流路を介して捨てタブを
    有してなり,かつ該捨てタブは上記本体を成形するキャ
    ビティにおける樹脂流れ方向の上流側に向けて配設して
    あることを特徴とするサンドイッチ成形品の成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記小流路は,上記
    樹脂流れ方向と平行に配置されていることを特徴とする
    サンドイッチ成形品の成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において,上記小流路は,上記
    樹脂流れ方向に対して角度60度以内に配置されている
    ことを特徴とするサンドイッチ成形品の成形方法。
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