JP3129002U - 皮剥き器 - Google Patents

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【課題】中央に長孔を備えると共に長孔縁に刃を形成し、両端に軸部13を設けた刃体1を、把手部の先方に設けた二股の保持部3間に、各保持部に設けた装着孔31へ前記軸部を取り付けて架設し、装着孔31に開口部32を設け、開口部を開閉する開閉部材4の採用で刃体1の着脱を行なう皮剥き器において、開閉構造を簡単にして、器具製造の低廉化並びに操作性の向上を図る。
【解決手段】金属線材をU状に折曲すると共に基端を対向線材側に長さをずらして折曲して形成した開閉部材4を、前記開口部32箇所から軸部13の抜け止めとなる位置と、外方移動可能な位置の双方で安定するように、前記基端部43を保持部3に軸装してなる。
【選択図】図3

Description

本考案は、刃体の着脱構造に特徴を有する皮剥き器に関するものである。
一般にピーラーと称される皮剥き器は、中央に長孔を備えると共に、長孔縁に刃を形成し、両端に軸部を設けた刃体を、把手部の先方に設けた二股の保持部間に架設してなるものである。特に前記の保持部間への刃体の装着は、保持部をそれ自体の弾性力を利用し、保持部間距離を拡げて保持部の対向面に設けた装着孔に刃体の軸部を挿着しているものである。
前記の刃体装着手段は、刃を備えている刃体を手に持っての作業となり非常に危険である。特に器具の製造時においては人の手によらず機械的に処理することも可能であるが、刃体の磨耗による刃体の取替えや、異なる切削のために形式の異なる刃体(例えば、長孔に対して直交する縦刃を備えた千切刃体等)への変更装着においては、手作業で行なうため、非常に危険であった。
そのため従前においては、安全に刃体の着脱ができる器具が提案されている。例えば特許文献1(特開2005−34468号公報)には、刃体の一方の装着孔を板状保持部の一側端面に開口させ、当該開口箇所から刃体軸部の着脱を自在とし、更に前記の板状保持部に前記開口箇所を開閉する開閉部材をスライド構造で組み込んでいるものである。
また特許文献2(登録実用新案3053381号公報)には、把手部及び保持部からなる本体を金属板で形成し、把手部と保持部の間に首部を設け、当該首部の挟圧保持及び開放によって保持部の対向間隔の広狭動作を行って刃体の着脱を実現しているものである。
特開2005−34468号公報。 登録実用新案3053381号公報。
特許文献2記載の器具は、把手部と保持部の構成が限定され、樹脂製の把手部を備えたり、樹脂製の保持部の採用が出来なく、一定の制約を受けてしまう。
また特許文献1記載の器具は、装着孔の開口箇所の開閉にスライド構造を採用しており、保持部に添って開閉部材がスライド移動可能な構造は、同文献記載のように保持部全体を包む構造か、或いは保持部に開閉部材が分離しないようなガイドレール部を設けるなど手段を採用しなければならず、構造が複雑である。
また前記開閉部材を常時閉塞方向に付勢しておく必要があり、刃体の取替え作業時に開放状態を維持しなければならず、特許文献1の器具においては維持構造が付加されておらず、開放状態を手で維持して刃体の取替え作業を行わなければならない不便さがある。
そこで本考案は、刃体の装着孔の開口箇所の開閉構造を簡単にして、器具製造の低廉化並びに操作性の向上を図った新規な皮剥き器を提案したものである。
本考案に係る皮剥き器は、中央に長孔を備えると共に長孔縁に刃を形成し、両端に軸部を設けた刃体を、把手部の先方に設けた二股の保持部間に、各保持部に設けた装着孔へ前記軸部を取り付けて架設してなる皮剥き器において、一方の保持部の装着孔に刃体軸部の保持部外移動を可能とした開口部を設け、金属線材をU状に折曲すると共に基端を対向線材側に長さをずらして折曲して形成した開閉部材を、前記開口箇所から軸部の抜け止めとなる位置と、外方移動可能な位置の双方で安定するように、前記基端部を保持部に軸装してなることを特徴とするものである。
而して開閉部材を、開口部を開放する位置で安定させると、簡単に刃体の着脱を行うことができ、刃体を装着した後に開閉部材を抜け止め位置に戻すと、刃体が保持部間に架設され、使用可能状態となるものである。
又特に前記皮剥き器において、開口部を保持部上端方向に形成し、開閉部材の先部をL状に屈曲して、前記L状先部が保持部上方部分を挟む位置を軸部抜け止め位置とし、保持部における装着孔の基部方向に、開閉部材の基端部を、ずれた長さより広い間隔で折曲形状から変形させ軸装してなることを特徴とするものである。
而して開閉部材は、基端のずれた長さによって所定位置(安定位置)からの離脱に対しては反発力が生ずるので、抜け止め位置で安定し、更に基端部の変形軸装が解消される開閉部材の回動位置で安定し、当該位置が開口部を開放する位置であり、当該状態で刃体の着脱が可能となる。しかも使用時に際してはL状先部が保持部先端の両側に位置することになり、保持部の先部が嵩張ることが無く操作性に問題が生じない。
本考案の構成は上記の通りで、金属線材を折曲して形成した開閉部材を採用するという簡単な構造で、刃体の着脱が実現すると共に、刃体着脱作業を容易に行なうことができたものである。
次に本考案の実施の形態について説明する。実施形態に示した皮剥き器は、基本的に従前の器具と同様に、刃体1と、把手部2及び保持部3を備えた本体で構成され、特に保持部3に開閉部材4を備えた刃体着脱構造を付加したものである。
刃体1は、中央に長孔11を備えると共に長孔縁に刃(横刃)12を形成し、両端に軸部13を設けた周知のものであり、また長孔11に細かい間隔で縦刃を備えて千切り用刃体の採用等、両端に軸部13を備えているものであれば、任意に適用されるものである。
本体は把手部2及び保持部3で構成されるもので、実施形態は、1枚の金属細板を折曲して、把手部2の先方に二股の保持部3を備えた形状に形成したものである。勿論把手部2及び保持部3は、各別に形成しても良いし、樹脂製であっても良い。
本考案は、刃体着脱構造に特徴を有するもので、保持部3に設けた装着孔31へ前記刃体1の軸部13を取り付け、対向する保持部3間に刃体1を架設するものであるが、特に一方の保持部3の装着孔31に、刃体1の軸部13が保持部3外への脱出移動が可能となるように、装着孔31と連続する開口部32を保持部3の上端方向へ形成する。
開閉部材4は、金属線材をU状に折曲したもので、先部をL状に屈曲してL状先部41を形成し、前記屈曲箇所の基端側の脚部42は、その長さをずらし、更に対向線材側に折曲して基端部43を設けたものである。
前記開閉部材4は、L状先部41が開口部32からの軸部13が抜け出るのを防止する位置、即ちL状先部が保持部上方部分を挟む場所に位置するように基端部43を、保持部3における装着孔31の基部方向に設けた差込孔33に回動自在に軸装したもので、脚部42の長さずれによって、L状先部41が前記位置より離脱すると、反発力が生じて復帰するようにし、更に差込孔33の位置を、前記脚部42の長さずれよりもずらして、基端部43が変形して差し込まれる位置に形成し、開閉部材4を大きく移動させて前記の変形が最小となる位置で開閉部材4が安定するように設けたものである。
尚また図5に示したように、刃体1の側方適宜箇所を突出部14とし、保持部3に突起34を形成し、前記突出部14が突起34に衝突することで、刃体1の自由回転を阻止する構造としているものである。
而して開閉部材4は、L状先部41が保持部上方部分を挟む位置で安定し、当該位置から開閉部材4を基端部43の変形が最小となる位置まで回動すると、当該位置で開閉部材が安定し、装着孔31の開口部32が開放状態となるので、刃体1の着脱が自由になされる。
所望の刃体1の各軸部13を装着孔31に装着した後、開閉部材4を、元の状態に戻すと、軸部13の抜け止め位置で開閉部材4が安定し、刃体装着器具として皮剥き等の作業に使用できるものである。
本考案の実施形態の全体斜視図。 同開閉部材の動作の説明図(側面図)。 同開閉部材の動作の説明図(斜視図)。 同開閉部材の動作の説明図(断面図)。 同刃体自由回転阻止構造の説明図。
符号の説明
1 刃体
11 長孔
12 刃
13 軸部
14 突出部
2 把手部
3 保持部
31 装着孔
32 開口部
33 差込孔
34 突起
4 開閉部材
41 L状先部
42 脚部
43 基端部

Claims (2)

  1. 中央に長孔を備えると共に長孔縁に刃を形成し、両端に軸部を設けた刃体を、把手部の先方に設けた二股の保持部間に、各保持部に設けた装着孔へ前記軸部を取り付けて架設してなる皮剥き器において、一方の保持部の装着孔に刃体軸部の保持部外移動を可能とした開口部を設け、金属線材をU状に折曲すると共に基端を対向線材側に長さをずらして折曲して形成した開閉部材を、前記開口箇所から軸部の抜け止めとなる位置と、外方移動可能な位置の双方で安定するように、前記基端部を保持部に軸装してなることを特徴とする皮剥き器。
  2. 開口部を保持部上端方向に形成し、開閉部材の先部をL状に屈曲して、前記L状先部が保持部上方部分を挟む位置を軸部抜け止め位置とし、保持部における装着孔の基部方向に、開閉部材の基端部を、ずれた長さより広い間隔で折曲形状から変形させ軸装してなる請求項1記載の皮剥き器。
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