JP3128987U - ホッパ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】振動発生装置9を取り付け、かつ、投入された床土を下面開口1bから床土供給コンベア32へ吐出供給するホッパ本体1を、弾性支持部材を介して架台19に揺動可能に支持させてなるホッパ。
ホッパ本体1を構成する4枚の側板2〜5のうち、対向する側板2,4の下部にそれぞれ複数の貫通孔17,…,…を水平に並べて開設するとともに、複数本の土圧軽減棒18,…,…を、その両端を対向する上記貫通孔17,…,…に、遊動可能な状態にして挿通してなるホッパ。
【選択図】 図2
Description
そのホッパの容量がたとえば約0.15立方メートル程度と少ない場合には、該ホッパから床土供給コンベアへの床土の供給はスムースに行われ、ホッパ内部での土の閉塞(ブリッジ・アーチング・ラットホール・ホッパ内面への付着等)はそれほど問題とはならず、仮に閉塞が発生してもホッパ上面開口の高さが低いのでスコップ等で内部を攪拌したりホッパ内面に付着した土を除去することで容易に解消することができる。
したがって、閉塞が発生した場合には、小容量のホッパの場合のようにスコップ等でホッパ内面に付着した土を除去したり内部攪拌を行うには作業台等を使用した煩雑な作業が必要となりその労力が増大する。
しかも、上記の通り上面開口が2メートル×2メートルと大きいので、その作業もホッパの一側面の外方から身体を乗り出して、残りの3側面の内部に付着した床土を除去することは難しく、ホッパの4側面それぞれの外方から同様の作業を繰り返し行わなければならない。
また、ホッパ側板の外壁面を打撃することで内面に付着した床土を除去すれば、ホッパ側板の変形が発生してしまう。
同文献に開示されたホッパは、前後左右の側板の縁部を互いに接合することにより下方ほど狭くなる平面四角形をなし、その後方の側板の外面に、振動発生装置を取り付けてホッパ自体を振動させることによって閉塞防止を図ったものである。
さらに、上記振動発生装置を取付けた側板のみが大きく振動し無理がかかるので、その側板の振動発生装置の取付け強度に問題が生じ得る。
請求項5記載の本発明によれば、床土供給コンベアのモータに過負荷をかけたり、その駆動ローラを空転させることなく土を供給することができる。
このホッパ本体1の外周面の高さ方向ほぼ中央の位置には、水平に延出する支持用フランジ6がその全周を囲う方形の枠状に形成されている。上記フランジ6の各辺にはそれぞれ、所定間隔をおいて3個ずつボルト孔7,…,…が開設され、そのボルト孔7,…,…の位置の下面には環状のバネ支持座8,…,…が溶接またはネジ止めにより固定されている。
なお、1cは前側板4の下端に上下摺動自在に取り付けられ床土の供給量を調節するための開口部シャッターである。
14は、上記後側板2の内面に固定したブラケット15と、これに対向する上記前側板4の内面に固定したブラケット16との間に横架して、両端をそのブラケット15,16にボルト固定した側板連結棒である。この側板連結棒14は、上記振動発生装置9により後側板2に与えられた振動を対向する前側板4に効率的に伝えるものである。
18,…,…は、両端を互いに対向する上記貫通孔17,…,…に挿通した、中空円筒状で上記貫通孔17,…,…よりもやや小径の土圧軽減棒である。
各土圧軽減棒18,…,…は上記前側板4および後側板2に対して溶接やボルト止め等による完全な固定をすることなく、その前側板4および後側板2の外方に突出させた両端部にボルト18’,…,…を取り付けて抜け止めとするのみで、若干の遊動が可能な状態にして上記下面開口1bの上方の位置に櫛状に配設されている。
その土圧軽減棒18,…,…の本数は9本としてあるが、その本数は、投入される床土の土質・水分・粉砕度により適宜増減するのが好ましい。
この架台19は、各辺に所定間隔をおいて3個ずつのボルト孔20,…,…を開設し、かつ、そのボルト孔20,…,…の位置の上面に環状のバネ支持座21,…,…を溶接またはネジ止めにより固定した方形の受け枠22を4本の支柱23〜26により支持したものである。
なお、互いに対向する上記ボルト孔7,…,…および20,…,…に挿通したボルト28,…,…の先端にナット29,…,…を緊締することにより、上記コイルバネ27,…,…の上下が上記バネ支持座8,…,…および21,…,…から外れないように、また、上記ホッパ本体1が架台19上から外れ落ちないようになっている。
上記フォークリフトツメ挿入枠体30,30は、該ホッパの左右両方向からフォークリフトのツメを挿入でき、また、上記フォークリフトツメ挿入枠体31,31は、該ホッパの後方からフォークリフトのツメを挿入できるようになっており、このホッパは、上記いずれの方向からフォークリフトのツメを挿入しても移動させることができるようになっている。
この床土供給コンベア32は、その終端部に横架され、モータ33で駆動される駆動ローラ34と、基端部に横架された従動ローラ35との間に無端状のコンベアベルト36を巻回しているものである。
1a 上面開口
1b 下面開口
2〜5 側板
6 フランジ
8,21 バネ支持座
9 振動発生装置
19 架台
22 受け枠
23〜26 支柱
27 コイルバネ(弾性支持部材)
Claims (5)
- 振動発生装置を取り付け、かつ、投入された床土を下面開口から床土供給コンベアへ吐出供給するホッパ本体を、弾性支持部材を介して架台に揺動可能に支持させてなることを特徴とするホッパ。
- 上記ホッパ本体がその外周面に支持用フランジを形成してなり、上記架台が、上記弾性支持部材を介してその支持用フランジを支持する受け枠を支柱により支持してなることを特徴とする請求項1記載のホッパ。
- 上記弾性支持部材たるコイルバネが、上記支持用フランジの下面に固定された環状のバネ支持座、および、上記受け枠の上面に固定した環状のバネ支持座に、その上下を嵌合させて、ホッパ本体と架台との間に介挿されていることを特徴とする請求項2記載のホッパ。
- 上記ホッパ本体を構成する4枚の側板のうち、外面に上記振動発生装置を取り付けた側板とこれに対向する側板との間に側板連結棒を横架固定してなることを特徴とする請求項1,2または3記載のホッパ。
- 上記ホッパ本体を構成する4枚の側板のうち、対向する側板の下部にそれぞれ複数の貫通孔を水平に並べて開設するとともに、複数本の土圧軽減棒を、その両端を対向する上記貫通孔に、遊動可能な状態にして挿通してなることを特徴とする請求項1,2,3または4記載のホッパ。
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JP2006009290U JP3128987U (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | ホッパ |
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JP2006009290U JP3128987U (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | ホッパ |
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JP3128987U true JP3128987U (ja) | 2007-02-01 |
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---|---|---|---|---|
JP2012245015A (ja) * | 2012-09-21 | 2012-12-13 | Iseki & Co Ltd | 播種機 |
JP2017060433A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社 マルナカ | 目土散布機 |
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2006
- 2006-11-14 JP JP2006009290U patent/JP3128987U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017060433A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社 マルナカ | 目土散布機 |
JP7041457B2 (ja) | 2015-09-25 | 2022-03-24 | 株式会社 マルナカ | 目土散布機 |
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