JP3128984U - 挿管チューブ定着用テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】人工呼吸器を使用するために患者の口部に固定する挿管チューブを確実に固定できるようにする。
【解決手段】可撓性と適度の伸縮性を有する基材の一面に、粘着剤層を形成した帯状テープの長手方向の一部に連結部5を残し幅方向に分割して分割片6を設け、この分割片6を口から挿入した挿管チューブ16に貼り付けると共に他の分割片6及び連結部5を口唇部周縁に貼り付けるように形成した固定用テープ4がある。また、可撓性と適度の伸縮性を有する基材の一面に粘着剤層を形成した帯状テープであって、上記固定用テープ4の口唇部周縁へ貼り付けた部分の上に貼り付けることにより固定用テープ4の貼り付け状態を確実に保持するように形成した保持用テープ11、13がある。上記固定用テープ4と保持用テープ11、13を組み合わせて挿管チューブ16を定着するためのテープとする。
【選択図】図3

Description

本考案は、患者の口から挿入された挿管チューブを口部に定着しておくためのテープに関する。
人工呼吸器を使用するために、患者の口から挿管チューブを挿入し、このチューブによって呼吸を確保することが行われている。この挿管チューブの端末は口部に位置させているが、この挿管チューブが脱落したり、設定位置よりも過度に挿入されたりすることを防ぐために、口部に定着しておく必要がある。
こうした挿管チューブの端末の口部における定着は、従来、普通の絆創膏を使用し、口唇部の皮膚表面に貼り付けた絆創膏の一端を、挿管チューブに巻きつけることによって行われていたが、この定着が長時間に渡ることもあり、定着状態が不安定であると共に口唇部の皮膚に刺激を与えてかぶれを生じさせたりすることもあった。
また、挿管チューブに巻きつけるためには、巻き付ける部分が細い方が巻き付け易いために、使用する絆創膏の一部を半幅となるように予め鋏でカットしておき、半幅となった絆創膏の一方側を口部に貼り付け、半幅の他方側を挿管チューブに巻きつけることが行われるようになったが、こうした絆創膏を予め用意しておくことも煩雑であった。
そして、この絆創膏を長時間に渡って口部に貼り付けておくこともあるために、皮膚にかぶれを生じさせることも多い。こうしたかぶれを起こさせないようにするには、皮膚にストレスを与えないような、皮膚刺激の弱い、低粘着性の絆創膏を使用するとよいが、この種のものでは、粘着作用が弱いために患者が無意識の内に剥がしたりする危険性があるし、唾液によっても剥がれ易いという欠点があった。
本考案は、挿管チューブを口部に確実に定着することができ、患者が無意識の内に剥がしたりする危険性もなく、唾液によっても容易に剥がれず、皮膚に対する刺激が少なく、かぶれを起こさせないようにして挿管チューブを口部に定着することができるような粘着テープを提供しようとするものである。
本考案は、可撓性と適度の伸縮性を有する基材の一面に、粘着剤層を形成した帯状テープの長手方向の一部に連結部を残し幅方向に分割して分割片を設け、この分割片を口から挿入した挿管チューブに貼り付けると共に他の分割片及び連結部を口唇部周縁に貼り付けるように形成した固定用テープと、可撓性と適度の伸縮性を有する基材の一面に粘着剤層を形成した帯状テープであって、上記固定用テープの口唇部周縁へ貼り付けた部分の上に貼り付けることにより固定用テープの貼り付け状態を確実に保持するように形成した保持用テープを組み合わせるようにして挿管チューブを定着するためのテープとするものである。
本考案によれば、挿管チューブを固定した固定用テープの上から、保持用テープを貼り付けることができるので、挿管チューブを口部にしっかりと定着しておくことができるので、患者が無意識の内にチューブに触ったりしても剥がしたりする危険性もなく、また口から唾液が出たとしても容易に剥がれず、挿管チューブの口部での定着状態を確実に維持することができる。また、このテープによって、貼り付けた口唇部の皮膚に過度の刺激を与えてかぶれを起こさせるような危険性を少なくすることができる。
帯状テープ1を形成する基材2は、患者の口唇部周縁の凹凸に沿うことができるような可撓性と適度の伸縮性を持っているものが好ましく、織布、プラスチック、不織布などを用いることができるが、例えば、ウレタン不織布は好適に使用することができるものである。
この基材2の一面には、粘着剤層3を形成しており、その粘着剤としては、ゴム系、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、ビニルエーテル系などを用いることができるが、皮膚に対する刺激性が少ないことからアクリル系粘着剤を用いることが好ましい。
固定用テープ4は、上記帯状テープ1の一部に連結部5を残して、横幅を分割して分割片6を形成している。この帯状テープ1は、長さを15〜50cm程度、幅を2〜4cm程度、分割片6の長さを帯状テープの長さの約30〜80%程度に形成するとよい。
図示するものは、長さ20cm、幅2.5cmの帯状テープ1に、その幅方向の中央部に切線7を入れて、長さ12cmの分割片6を2本形成したものである。
この分割片6は、場合に応じて2本以上形成することも可能である。
保持用テープ11は、上記帯状テープ1を使用して形成したもので、口唇部に貼付された固定用テープ4の貼り付け状態を保持することができる大きさがあればよいが、通常上記固定用テープ4と同程度の大きさに形成すると便利である。図示するものは、帯状テープ1を長さ20cm、幅2.5cmに形成したものである。
また、この帯状テープ1には、鼻の下の口唇部に貼付する場合に鼻の邪魔にならないような切り欠き部12を設けて鼻部の保持用テープ13とすることができる。この切り欠き部12は、帯状テープ長さの10〜80%程度、幅の10〜50%程度の大きさに形成するとよい。この鼻部の保持用テープ13は、鼻部以外の位置に適宜使用することは自由にできる。
図示する保持用テープ13は、帯状テープ1を長さ20cm、幅2.5cmに形成し、その長手方向の中央部に長さ5cm、幅1cmのほぼ台形状の切り欠き部12を形成したものである。
上記固定用テープ4及び保持用テープ11、13の粘着剤層3の表面は、剥離シート14で覆うようにするとよく、帯状テープの長手方向の適宜位置に剥ぎ取り用の切線15を設けると使用し易く、特に固定用テープ4では、図示するように連結部5と分割片6の境目にこの切線15を設けると使い易い場合が多い。
こうした固定用テープと保持用テープは、組合されて挿管チューブ定着用テープとされる。固定用テープ1枚に保持用テープ1枚を組み合わせることが出来るし、固定用テープ2枚に保持用テープ1枚を組み合わせることが出来るし、固定用テープ複数枚に保持用テープ複数枚を組み合わせることが出来る。保持用テープは、上記切り欠き部12を持った保持用テープ13をその一部または全部とすることができる。
図示するものは、固定用テープ4を2枚と、切り欠き部12の無い保持用テープ11を1枚と、切り欠き部12を持った保持用テープ13を1枚組み合わせたものである。
これを使用する場合、図1に示したものを例にして説明すると、固定用テープ4の剥離シート14を切線15から連結部5の方を剥がし、口唇部の側方に貼付し、分割片6の方の剥離シート14を剥がして、下方の分割片を口唇部の下方に貼付する。この場合、固定用テープ4を余り引っ張らないようにして貼り付けると、皮膚にストレスを与えることが少なく、かぶれたりすることがすくない。
そして、他方の分割片6を挿管チューブ16の端末部に巻き付けるようにすると、挿管チューブ16を口部に固定することができる。この分割片6を挿管チューブ16に巻き付ける場合には、分割片6を引張るようにしながらきつく巻き付けるようにすると、挿管チューブ16の固定を確実に行うことができる。(図4)
挿管チューブ16の固定を更に確実にするために、もう1本の固定用テープ4を同様にして、その一方の分割片6を口唇部の上方に貼付し、他方の分割片6を挿管チューブ16の端末部に巻き付ける。(図5)
こうして挿管チューブ16を固定してから、切り欠き部を有する保持用テープ13を、その切り欠き部12が鼻の下方に位置するようにし、上記貼付した固定用テープ4の上から抑えるようにして口唇部の上方に貼付すると、鼻孔を塞ぐようなこともなく固定用テープ4を保持することができる。(図6)
また、口唇部の下方には、同様にして切り欠き部の無い保持用テープ11を貼付すると、固定テープ4の固定状態を保持することができる。(図7)
こうした固定用テープと保持用テープの組み合わせによって、挿管チューブ16を口部に確実に定着することができ、また、各テープの粘着作用が少なくても、剥がれるようなこともなく、皮膚に刺激をあたえることも少ない。(図3)
上記したように、挿管チューブ定着用テープとして、固定用テープ2枚と保持用テープ2枚の組み合わせの場合について説明してきたが、固定用テープと保持用テープは、少なくとも1枚ずつ組み合わせればよく、上記に準じて固定用テープによる挿管チューブの固定と、保持用テープによる固定用テープの保持を患者の状況に応じて適宜に組み合わせて使用することができる。
本考案の実施例を示す固定用テープと保持用テープを組み合わせた挿管チューブ定着用テープ。 図1(a)の拡大断面図である。 図1に示すものの使用状態を示す説明図である。 図3に示す使用状態の第1ステップを示す説明図である。 図3に示す使用状態の第2ステップを示す説明図である。 図3に示す使用状態の第3ステップを示す説明図である。 図3に示す使用状態の第4ステップを示す説明図である。
符号の説明
1 帯状テープ
2 基材
3 粘着剤層
4 固定用テープ
5 連結部
6 分割片
7 切線
11 保持用テープ
12 切り欠き部
13 鼻部の保持用テープ
14 剥離シート
15 剥離シートの切線
16 挿管チューブ

Claims (4)

  1. 可撓・伸縮性基材の一面に粘着剤層を形成した帯状テープの長手方向の一部に連結部を残し幅方向に分割して分割片を設け、該分割片を口から挿入した挿管チューブに貼り付けると共に他の分割片及び連結部を口唇部周縁に貼り付けるように形成した固定用テープと、可撓・伸縮性基材の一面に粘着剤層を形成した帯状テープであって、上記固定用テープの口唇部周縁へ貼り付けた部分の上に貼り付けて固定用テープの貼り付け状態を確実に保持するように形成した保持用テープを組み合わせた挿管チューブ定着用テープ。
  2. 上記固定用テープの分割片は、固定用テープの長手方向の30〜80%の長さを占める請求項1に記載の挿管チューブ定着用テープ。
  3. 上記固定用テープ複数枚と、保持用テープ複数枚を備える請求項1または2に記載の挿管チューブ定着用テープ。
  4. 上記保持用テープの一部または全部が、帯状テープの長手方向の側縁の一部に鼻部に対応するような切り欠き部を備える保持用テープである請求項3に記載の挿管チューブ定着用テープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010536401A (ja) * 2007-08-17 2010-12-02 パウル ハルトマン アクチェンゲゼルシャフト チューブ固定用プラスター

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