JP3128704U - ルーバー材 - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は、厚みのある樹脂やガラス等でルーバー材をつくることにより、柱や帆立てに直接取り付けることができ、また、材料の材質感や量感のある、意匠性の高いルーバー材を実現しようとするものである。
【解決手段】 ルーバー材を厚みのある樹脂やガラス等でつくることにより、専用の枠や特殊な止め付け金具を使わずに柱や方立てに直接取り付けることができ、さらに、材料の材質感や量感のある、意匠性の高いルーバー材となる。
【選択図】図１

Description

本考案は、外壁・フェンス等に用いるルーバー材に関するものである。

従来、敷地と敷地との間に設置される塀や、ベランダやバルコニー等の周囲に設置される手摺、あるいは窓やサッシ等の建物開口部に装設される目隠しフェンスは、多数のルーバーを取付け枠に所定の間隔に取り付けたものや、取付け枠とルーバーとが予め一体的に成形されているものが一般的であり、取付け場所の目的や用途に応じて枠を介さないで設置することは困難であった。

また、多くのルーバー材は、生産性と経済性の面から樹脂や金属などで軽量・薄型につくられたものがほとんどであり、樹脂の材質感や量感を意匠に活かして使用することは困難であった。

本考案は、厚みのある樹脂やガラス等でルーバー材をつくることにより、柱や方立てに直接取り付けることができ、また、材料の材質感や量感のある、意匠性の高いルーバー材を実現しようとするものである。

ルーバー材を厚みのある樹脂やガラス等でつくることにより、専用の枠や特殊な止め付け金具を使わずに柱や方立てに直接取り付けることができ、さらに、材料の材質感や量感のある、意匠性の高いルーバー材となる。

本考案のルーバー材は、上述のような手段によって、専用の枠や特殊な止め付け金具を使わずに柱や方立てに直接取り付けることができることで、取付け場所の目的や用途に応じた自由な設置ができ、また、厚みのある樹脂やガラス等を使うことによって、材料の素材感や量感のある、意匠性の高いフェンスを造ることが出来る。

本考案のルーバー材を、ポリカーボネート、アクリル、ＦＲＰなどの樹脂やガラス等を用いて折曲成形、押出成形や重合接着等の方法を用い、図１の様な断面形状にすることで、ビスやボル トでの締め付けに耐えるのに十分な厚みを有し、専用の枠や特殊な止め付け金具を使わずに、柱や方立てに直接取り付けることができる。これにより、取付け場所の目的や用途に応じた自由な設置ができる。

また、ルーバー材の表面にテクスチャを付けたり、樹脂を透明・半透明・不透明と変えることにより、採光性や視認性を調節することが出来る。

そして、厚みのある樹脂を使うことによって、材料の素材感や量感のある、意匠性の高いフェンスを造ることが出来る。

図５の様に木板と組み合わせて取り付けることにより、視線（▲６▼）を完全に遮ることが出来る。

ルーバー材断面図 ルーバー材を方立に止め付けたフェンスの断面図 ルーバー材を方立に止め付けたフェンスの正面図 ルーバー材を方立に止め付けた部分断面詳細図 ルーバー材と木板を組み合わせて、視線を完全にさえ切った場合の部分断面詳細図

符号の説明

▲１▼ ルーバー材
▲２▼ 方立て
▲３▼ ビス（ネジ）
▲４▼ スペーサー
▲５▼ 木板
▲６▼ 視線がとおらないことを示す想定線

Claims (2)

1. 専用の枠や特殊な止め付け金具が不要で、柱や方立てに直接取り付けることができるルーバー材
2. 材料の材質感や量感のある、意匠性の高いルーバー材

Images