JP3128642U - 釣り用錘 - Google Patents
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Abstract
【課題】釣り糸の途中に設けられる比較的小型・軽量の釣り用錘について、大型化を伴わずに釣り糸が傷つくことを回避できるようにし、且つ、錘の重さの変更を容易に行えるようにする。
【解決手段】略球状または略小豆状で略均一の溝幅を有する切込み溝10aが所定深さで縦方向に設けられた錘体10Aと、上下両端側に釣り糸を結ぶアイ12a,12bが形成され中間に切込み溝10aの溝幅に略一致して挿入可能な厚さの挿入部12cを有して上下の糸を接続する接続金具12と、からなり、挿入部12cを切込み溝10a中に挿入して埋没させながらアイ12a,12bの先端側が外部に露出した状態で接続金具12と錘体10Aとが一体に結合され、アイ12a,12bに上下方向から各々釣り糸を結んだ状態で接続金具12の側方から錘体10Aを脱着可能とした、ことを特徴とするものとした。
【選択図】図1
【解決手段】略球状または略小豆状で略均一の溝幅を有する切込み溝10aが所定深さで縦方向に設けられた錘体10Aと、上下両端側に釣り糸を結ぶアイ12a,12bが形成され中間に切込み溝10aの溝幅に略一致して挿入可能な厚さの挿入部12cを有して上下の糸を接続する接続金具12と、からなり、挿入部12cを切込み溝10a中に挿入して埋没させながらアイ12a,12bの先端側が外部に露出した状態で接続金具12と錘体10Aとが一体に結合され、アイ12a,12bに上下方向から各々釣り糸を結んだ状態で接続金具12の側方から錘体10Aを脱着可能とした、ことを特徴とするものとした。
【選択図】図1
Description
本考案は、釣り用錘に関し、殊に、浮子釣りやミャク釣り等において釣り糸の途中に設けられ、仕掛けを水中の所望位置にコントロールするための比較的小型・軽量の釣り用錘に関する。
浮子釣りやミャク釣りなど、釣り人からあまり遠くなく比較的浅い水中の所望位置に釣り針などの仕掛けを位置させてコントロールする際に、球状または小豆状でその中心軸線付近で釣り糸を挟み込む切込み溝を有して釣り糸の途中に取り付けられる、ガン玉錘といわれる小型・軽量の釣り用錘が汎用されている。
例えば、図7に示すように、鉛や鉛合金等の比較的軟質で比重の重い金属からなるガン玉錘30を、糸同士を接続するスイベル(撚り戻し)40A上側の道糸2を切込み溝31に挿入した状態で噛み潰して固定するのが一般的である。これにより、スイベル40A下側で釣り針50のついたハリス3を所望位置にコントロールしやすいものとなる。斯かるガン玉錘30は、このような装着・固定方法から噛み潰し錘とも呼ばれ、複数種類の重さのものが用意されており、所望の重さの錘を釣り糸途中の所望位置に簡易に取り付けられる点を特徴としている。
しかし、ガン玉錘30は、釣り糸を切込み溝31に挟み込んで堅固に固定するため、挟み込んだ部分で釣り糸を傷つけて切れやすくするという欠点がある。一方、傷の発生を避けるために弱く噛みつぶして軽く固定した場合は、ガン玉錘30が釣り糸上で移動して安定しにくいものとなる。この問題に対し、実登第3044405号公報には、ガン玉錘の切込み溝内も含めて表面総てをゴム等の弾性素材で塗装することにより、釣り糸を傷つけにくくしかも摩擦力でずれにくくしたものが提案されている。
ところが、浮子釣りにおいて浮子の高さを調整する場合や、渓流釣り等において水流の強さや狙うたなの深さに対応させる場合など、ガン玉錘の重さを頻繁に変更する必要性が生じることがある。この場合、用意しておいた他の重さのガン玉錘に交換するのであるが、この釣り糸上で噛み潰したガン玉錘は指で切込み溝を開くことが困難であり、ナイフなどの鋭利な器具の先を差し込んで切込み溝を開いて取り外すのが一般的で、その際に器具で釣り糸を傷つけてしまうトラブルが多発していた。
これに対し、特開平11−88号には、図8(A)に示すように、2つのスイベルを金属線41で連結した釣り用接続具40Bが提案されている。この釣り用接続具40Bは、図8(B)に示すように中央の金属線41部分でガン玉錘30を固定する構成であるため、錘装着時及び交換時に釣り糸を傷つけにくいものとしている。
しかしながら、一般にガン玉錘を使用するような釣りは、比較的警戒心の強い魚を釣るために繊細なものであることが多く、この錘と釣り糸を兼ねた部分が大きく目立ちやすいとともに水の抵抗が大きいものとなって、繊細な釣りの実施において妨げとなりやすい。また、錘の変更時に釣り糸を傷つけにくくしても、錘交換用の器具が必要な点は改善されていないことから、器具を要さずに指等で簡易に交換できるものが望まれていた。
実登第3044405号公報
特開平11−88号
本考案は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、釣り糸の途中に設けられる比較的小型・軽量の釣り用錘について、大型化を伴わずに釣り糸が傷つくことを回避できるようにし、且つ、錘の重さの変更を容易に行えるようにすることを課題とする。
そこで、本考案は、略球状または略小豆状で略均一の溝幅を有する切込み溝が所定深さで縦方向に設けられた錘体と、上下両端側に釣り糸を結ぶためのアイが形成されその中間に錘体の切込み溝の溝幅に略一致して切込み溝内に挿入可能な厚さの挿入部を有する接続金具と、からなる釣り用錘であって、接続金具の挿入部を切込み溝中に挿入して埋没させながら、少なくとも上下アイの先端側が外部に露出した状態で錘体と一体に結合され、上下アイに各々釣り糸を結んだ状態で接続金具の側方から錘体を脱着可能とした、ことを特徴とするものとした。
これにより、錘体を釣り糸側に固定するための接続金具を、アイが錘体の上下両端面から露出するだけのサイズとして全体としての大型化を回避するものとし、且つ、接続金具の挿入部を錘体の切込み溝に挿入することで両者を結合・固定する構成としたことで、接続金具の側方から錘体を簡易に着脱できるものとなって、錘の重さの調整が専用の器具を要することなく容易に行えるものとなる。
また、この釣り用錘は、接続金具が側面視で挿入部が弓状に湾曲しており、これを直線的に弾性変形させて錘体の切込み溝に挿入することで、挿入部の弾性反発力による切込み溝内側面との摩擦抵抗で結合力を増強するものとすれば、結合状態が極めて安定したものとなる。
さらに、上述した釣り用錘において、錘体の切込み溝内側面所定位置に脱落防止用の凸部が設けられ、接続金具との着脱時に挿入部が溝幅または/及び凸部を弾性変形させてこの凸部を通過するものとすれば、着脱の手間を増加させることなく結合状態を一層安定させることができる。
さらにまた、上述した釣り用錘において、その接続金具は鋼線を屈曲して正面視で中央部がくびれた略瓢箪状とされ、上下アイから延設されて挿入部を形成しながら略並列した2本の鋼線が挿入部の中央部分で互いに接近するように湾曲されており、且つ、錘体の切込み溝底面形状がこの挿入部の湾曲形状に略一致して挿入した一方の鋼線がこの底面に略密着するものとすれば、接続金具が上下にずれにくいものとなる。
或いは、この接続金具を1本の鋼線の上下両端側を丸めて各々アイとし、挿入部が正面視略直線状の1本の鋼線からなるものとすれば、切込み溝の浅い錘体でも結合させやすいものとなり、この場合、結合状態で錘体の上下両端側でアイが露出する部分に、アイの基端側湾曲形状に一致する形状で切込み溝の深さ方向に略直交した陥凹溝を各々設け、切込み溝底部まで挿入部を挿入後、上下アイの平面視の向きを切込み溝の深さ方向に対し直交させることでその基端側が陥凹溝に落ち込んで固定されるものとすれば、結合状態をさらに安定的に維持できるものとなる。
加えて、上述した釣り用錘において、その錘体の切込溝の開口部には面取り又は丸めが施されているものとすれば、接続金具の側端側が挿入時に切込み溝内に案内されて結合作業を容易にするとともに、開口部の角で釣り糸を傷つける畏れの少ないものとなり、さらに加えて、上述した釣り用錘の錘体はタングステンまたはタングステン合金からなるものとすれば、塑性変形しにくく反復使用に耐えて安定した固定力を発揮するとともに、鉛系の錘よりも小型化が可能となる。
釣り糸の途中に設ける釣り用錘を、錘体と接続金具とに分け、接続金具の上下アイの間の挿入部を錘体の切込み溝内に挿入して両者を結合・固定するものとした本考案によると、大型化を伴わずに釣り糸の傷つくことを回避できるようになり、且つ、錘の重さの変更が容易に行えるものとなる。
以下に、図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態を説明する。
図1乃至図3は本考案における第1の実施の形態の釣り用錘1Aを示している。釣り用錘1Aは、浮子釣りやミャク釣りなど、仕掛けをコントロールするための錘として比較的小型・軽量のガン玉錘を使用するような場合において、ガン玉錘の代わりに用いるものであって、ガン玉錘と同様のサイズ・重さを想定したものである。
図1(A)の釣り用錘1Aの結合前の状態を示す正面図を参照して、釣り用錘1Aは、略球状で一般的なガン玉錘とほぼ同一形状・同一サイズの錘体10Aと、釣り糸を上下に接続して錘体10Aを釣り糸途中に固定させるための鋼線を屈曲してなる接続金具12とからなる。
錘体10Aは、タングステン鋼を主としたタングステン合金等の比重が重く硬度の高い金属で成型され、沈みやすく変形や傷の生じにくいものとされており、図(B)の右側面図に示すように、その上下の中心軸線を僅かに越える深さで設けられた切込み溝10aを有している。また、切込み溝10aの開口部には約90度の角部を約45度・45度として内側面と外側面とを繋げる面取り101が設けられている。尚、タングステンは鉛よりも比重が重いため、タングステン合金はタングステンの比率により同一体積の鉛合金の錘よりも重くすることが出来る点で釣り用錘全体の小型化に有利であり、また、比率を変えることにより同体積当たりの重さを変えることが可能なものである。
接続金具12は、ステンレス鋼等の弾性に富む鋼線を環状にしたものを対向する2箇所を外側から中心に向かって湾曲させて中央部がくびれた略瓢箪状の形にし、上下両端側に釣り糸を結ぶための略輪状構造であるアイ12a,12bを形成したものであり、図1(B)の右側面図に示すように挿入部12cの中央付近で僅かに弓状に湾曲している。尚、接続金具12は、鋼線で作成する以外に金属板を上述した形状にして、角部を面取りまたは丸め処理を行っても同様に作成することができ、この場合、中央のくびれを形成する並列部分は一体となっていてもよい。
そして、錘体10Aと接続金具12とを結合させて、図1(C)の使用時の状態の右側面図に示すように、接続金具12を構成する鋼線の直径及びその挿入部12cの厚さは錘体10Aの切込み溝10aの溝幅と略一致しており、接続金具12の側端側から切込み溝10aに挿入することで側面視弓状から直線状に弾性変形した状態となり、その弾性復元力で切込み溝10aの内側面に押圧されて両者の摩擦力が増大し固定力が増強されたものとなっている。尚、切込み溝10aの開口部に面取り101を設けたことで、接続金具12が湾曲していても挿入時に案内されやすくなり、容易に挿入されて直線的に伸ばされるようになっており、且つ、切込み溝10a開口部の角で釣り糸を傷つける心配のないものとしている。また、面取り101の代わりに丸め処理を施しても同様の効果が期待できる。
図1(D)の釣り用錘1Aの使用時の状態を示す正面図を参照して、接続金具12は、錘体10Aの上下両端側からアイ12a,12bの先端側の大部分を外部に露出させて、上下方向からの釣り糸を結びつけてこれらを接続するとともに、この位置でガン玉錘に相当する錘体10Aを釣り糸の途中に固定する。尚、接続金具12のアイ12a,12bの基端側の狭小部を錘体10A側に埋没させたことで、アイ12a,12bの基端側狭小部に釣り糸が巻き付くトラブルが発生しにくいものとなっている。
図2は、図1(C)のX−X線に沿う断面図を示している。上述したように、接続金具12は中央部が正面視瓢箪型に湾曲しており、そのアイ12a,12bから延設され並列した2本の鋼線からなる挿入部12cの湾曲形状に一致するように、切込み溝10aの底面が湾曲して形成され、これらが互いに当接している。このような構成としたことで、釣り用錘1Aは弾性復元力による摩擦力の増大に加え湾曲形状同士の当接による係止力で、結合状態がより安定的なものとなっている。
図3(A)は、釣り用錘1Aの使用時の斜視図を示しており、例えば道糸2が上側のアイ12aに結びつけられ、ハリス3が下側のアイ12bに結びつけられた状態にすることで釣り糸の途中に錘が固定された状態となる。従来においては、図7に示すように、道糸2とハリス3とを接続するスイベル40Aの上側の道糸2にガン玉30が直接設けられ、道糸2を傷つけやすいとともにその着脱・交換作業が面倒であったのに対し、本実施の形態では一旦接続金具12で道糸2とハリス3とを接続した後は、その側方から錘体10Aを挿脱するだけで交換作業が完了し、しかもそのときに道糸2に傷を付ける心配のないものとなる。
また、図3(B)に示すように錘の重さを変更する場合、破線で示す錘体10Aのようにして様々にサイズを変更することができるが、これ以外にも大きさは変えずに錘体10Aを形成する金属の比率を変更して比重を変更したものを用いて対応することもできる。
また、図3と図7とを比較して分かるように、本実施の形態の釣り用錘1Aはスイベル40Aを使用する場合よりも全体としてコンパクトなものとなり、目立ちにくく水の抵抗を受けにくいものとなっている。また、錘体10Aと結合しない状態で接続金具12自体の重さで最も軽い錘として使用することも可能であり、この場合、最も目立ちにくいとともに最も水の抵抗の少ない錘となり、しかも釣り糸同士を接続するための機能を兼ねたものとなる。
図4は、本考案における第2の実施の形態の釣り用錘1Bを示している。図4(A)の縦断面図に示すように、上述の釣り用錘1Aと殆ど同じ構成であるが、図4(B)の右側面図に示すように切込み溝10aの一方の内側面から滑らかな球面状に突出した脱落防止用の凸部10dが設けられている点を特徴としている。この場合、接続金具12の挿入時に切込み溝10aが弾性変形で僅かに開いて接続金具12がこの部分を通過してから戻り、図4(A)の結合状態で凸部10dの縁が接続金具12の湾曲形状の脱落方向への押さえとなって、両者の結合状態をより堅固なものとしている。
図5は、本考案における第3の実施の形態の釣り用錘1Cの縦断面図を示している。釣り用錘1Cは、接続金具を1本の鋼線の上下端部側を丸めてそれぞれアイ13a,13bとし、挿入部13cが1本の略直線状の鋼線からなる点を特徴としている。この場合、挿入部13cを構成する鋼線の径が、錘体11Aの切込み溝11aの溝幅とほぼ同一とされ、嵌め込まれることで容易には脱落しにくいものとなるが、釣り用錘1Bと同様に脱落防止用の凸部11bが設けたことで結合状態を一層安定的なものとしている。
このような構成の釣り用錘1Cは、切込み溝の浅い錘体でも結合容易となるため、ガン玉のBよりも軽く小さな錘を使用する場合や同じ重さでも球状の錘よりも小径の小豆状の錘を使用する場合に有利である。尚、この釣り用錘1Cも上述の実施の形態のものと同様に、アイ13a,13bの基端側の狭小部が錘体11A内部に埋没するようになっている。
図6は本考案の第4の実施の形態の釣り用錘1Dを示すものであり、図6(A)の縦断面図に示すように、釣り用錘1Cと構成および作用はほぼ同様であるが、結合状態で錘体11Bの上下両端側のアイ13a,13bが露出する部分に、滑らかな球面で切り取った切り欠き部11d,11eが設けられ、さらにその中でアイ13a,13bの基端側湾曲部の形状に一致する形状で切込み溝11cの深さ方向に略直交した陥凹溝11f,11gが各々設けられている点を特徴としている。
この釣り用錘1Dは、切込み溝11c底部まで接続金具13Aの挿入部13cを挿入した状態で、上下アイ13a,13bの平面視の向きを切込み溝11cの深さ方向に対し直交させるように接続金具13を回転させることでその基端側湾曲部が陥凹溝11f,11gに落ち込んで固定されるようになっている。この構成により、釣り用錘1Dは結合状態をさらに安定的に維持できるものとなっている。尚、上述した釣り用錘1C,1Dに共通して、その切込み溝11a,11cの開口部に上述した面取りまたは丸めを施せば、結合作業がさらに容易になるとともに釣り糸を傷つけにくいものとなることは言うまでもない。
以上、述べたように、釣り用錘を錘体と接続金具とに分け、錘体の切込み溝に接続金具を挿入して固定するものとした本考案によると、釣り糸の途中に設けられる比較的小型・軽量の釣り用錘について大型化を伴わずに釣り糸の傷つきにくいものとし、且つ、専用の器具を用いることなく指でつまんで溝の深さ方向に沿って力を加えるだけで錘体を装着・取り外しできるものとなってその着脱が簡単に行われるようになり、錘の重さの変更が容易なものとなった。
1A,1B,1C,1D 釣り用錘、10A,10B,11A,11B 錘体、10a,11a,11c 切込み溝、10d,11b 凸部、11d,11e 切り欠き部、11f,11g 陥凹溝、12,13 接続金具、12a,12b,13a,13b アイ、12c,13c 挿入部、101 面取り
Claims (8)
- 略球状または略小豆状で略均一の溝幅を有する切込み溝が所定深さで縦方向に設けられた錘体と、上下両端側に釣り糸を結ぶためのアイが形成され中間に前記切込み溝の溝幅に略一致して該切込み溝に挿入可能な厚さの挿入部を有する接続金具と、からなる釣り用錘であって、
前記挿入部を前記切込み溝中に挿入して埋没させながら、少なくとも前記上下アイ先端側が外部に露出した状態で前記接続金具を前記錘体と一体に結合され、前記上下アイに各々釣り糸を結んだ状態で前記接続金具の側方から前記錘体を脱着可能とした、
ことを特徴とする釣り用錘。 - 前記接続金具は、側面視で前記挿入部が弓状に湾曲しており該挿入部を直線的に弾性変形させて前記切込み溝に挿入することで、前記挿入部の弾性反発力による前記切込み溝内側面との摩擦抵抗で結合力を増強する、ことを特徴とする請求項1に記載した釣り用錘。
- 前記錘体は、前記切込み溝内側面所定位置に脱落防止用の凸部が設けられており、前記接続金具との着脱時に、前記挿入部が溝幅または/及び前記凸部を弾性変形させて前記凸部を通過するものとされている、ことを特徴とする請求項1または2に記載した釣り用錘。
- 前記接続金具は、鋼線を屈曲して正面視で中央部がくびれた略瓢箪状とされ、前記上下アイから延設されて前記挿入部を形成しながら略並列した2本の鋼線が該挿入部の中央部分で互いに接近するように湾曲されており、且つ、前記切込み溝底面形状が前記挿入部の湾曲形状に略一致しており、挿入した一方の前記鋼線が前記底面に略密着する、ことを特徴とする請求項1,2または3に記載した釣り用錘。
- 前記接続金具は、1本の鋼線の上下両端側を丸めてそれぞれアイとされ、前記挿入部が正面視略直線状の1本の鋼線からなる、ことを特徴とする請求項1,2または3に記載した釣り用錘。
- 請求項5に記載した釣り用錘は、結合状態で前記錘体の上下両端側の前記アイが露出する部分に、前記アイの基端側湾曲形状に一致する形状で前記切込み溝の深さ方向に略直交した陥凹溝が各々設けられ、前記切込み溝底部まで前記挿入部を挿入後、前記上下のアイの平面視の向きを前記切込み溝の深さ方向に対し直交させることで前記上下のアイの基端側が前記陥凹溝に落ち込んで固定されるものとされている、ことを特徴とする釣り用錘。
- 前記切込み溝の開口部に、面取り又は丸めが施されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6に記載した釣り用錘。
- 前記錘体は、タングステンまたはタングステン合金からなることを特徴とする、請求項1,2,3,4,5,6または7に記載した釣り用錘。
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JP2006008905U JP3128642U (ja) | 2006-11-01 | 2006-11-01 | 釣り用錘 |
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Cited By (1)
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JP2011155899A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Sunny Shoji:Kk | 集魚用まき餌入れ容器用の錘及びそれを用いた集魚用まき餌入れ容器 |
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2006
- 2006-11-01 JP JP2006008905U patent/JP3128642U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011155899A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Sunny Shoji:Kk | 集魚用まき餌入れ容器用の錘及びそれを用いた集魚用まき餌入れ容器 |
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