JP2011155899A - 集魚用まき餌入れ容器用の錘及びそれを用いた集魚用まき餌入れ容器 - Google Patents

集魚用まき餌入れ容器用の錘及びそれを用いた集魚用まき餌入れ容器 Download PDF

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Abstract

【課題】集魚用まき餌入れ容器に簡単に取り付けでき、まき餌入れ容器の目詰まりを防ぐことができる集魚用まき餌入れ容器用の錘及びこれを用いた集魚用まき餌入れ容器を提供する。
【解決手段】外面をプラスチック材料の表面層4で被覆した錘本体2に挿通溝6を形成し、挿通溝6の内面に係止突起9を設けた錘1を形成する。この錘1は、まき餌入れ容器7に設けた線部材8に上記挿通溝6を遊嵌状態ではめ込んで取り付けられる。容器7が上下動すると、錘1は、容器内で上下動し、容器内に対流が生じる。その結果、容器7の周壁に設けた通孔にまき餌が目詰まりしないようにできる。
【選択図】図6

Description

本発明は、海釣り等において魚を寄せ集めるために用いられる集魚用まき餌入れ容器用の錘及びそれを用いた集魚用まき餌入れ容器に関するものである。
海釣り等において、コマセ釣りでは、まき餌を収納したまき餌入れ容器を道糸の下端などに止着し、これを水中に投入してまき餌を拡散させるが、まき餌の拡散に際しては、魚の活性具合(喰いつき)や潮流などに適合するように散布する必要がある。例えば、タナ(魚の遊泳層)が広いときや喰い渋り時には、上下に長く延びるまき餌の帯を作るのが有効であるし、魚群が集まっているときには、サビキ(仕掛)の周辺に拡散させるのが好ましい。そして、潮流を考慮して的確なタナまでまき餌入れ容器を降下させるために錘を具備する集魚用まき餌入れ容器が使用されている。
従来の錘付き集魚用まき餌入れ容器としては、容器本体に錘を固定的に設けたものや、容器内に複数の錘を収納したものが知られているている(例えば特許文献1、2参照)が、底部材の上蓋やおもり容器を取り外さなければならないので、つり中の急な潮流の変化に応じて簡単に錘の重さを調節することができなかった。また、上記まき餌入れ容器には、容器内に収納したオキアミ、ミンチ等のまき餌を放出孔から流出させるために容器内に水を流出入させるための孔が設けられているが、この孔に上記まき餌が目詰まりして効果的にまき餌を放出できないことがあった。
実開平4−110477号公報(実用新案登録請求の範囲、図2) 実開平2−83765号公報(実用新案登録請求の範囲及び図面)
本発明の解決課題は、集魚用のまき餌入れ容器に簡単に着脱でき、容器に形成した孔の目詰まりも解消できるようにした集魚用まき餌入れ容器用の錘及びこれを用いた集魚用まき餌入れ容器を提供することである。
本発明によれば、外面をプラスチック材料で被覆した錘本体を有し、該錘本体が集魚用まき餌入れ容器内に形成した線部材に沿って該容器内で上下動できるよう該線部材に遊嵌する挿通溝を錘本体に設けたことを特徴とする集魚用まき餌入れ容器用の錘が提供され、上記課題が解決される。
また、本発明によれば、上記錘本体の挿通溝の内面には係止突起が形成され、上記線部材は該係止突起を越えて挿通溝の底部と係止突起間に遊嵌される上記集魚用まき餌入れ容器用の錘が提供され、また好ましくは略中央部が膨らんだ略円柱状に形成されている上記集魚用まき餌入れ容器用の錘が提供され、上記課題が解決される。
さらに、本発明によれば、通孔を設けた筒状の周壁を有し一端が開口し他端に端壁を有する一対の筒を周方向及び軸方向に移動可能に遊嵌し、上記筒内に線部材(シャフト)を設け、上記周壁に形成した充填用窓からまき餌を筒内に充填し、一方の筒を軸方向に上下動させて下端に設けた放出用窓を開閉し、まき餌を放出するようにした集魚用まき餌入れ容器において、上記記載の本発明の錘を上記充填用窓から挿入できる大きさに形成し、上記線部材に沿って上下動するよう該錘を着脱可能に該線部材に遊嵌したことを特徴とする集魚用まき餌入れ容器が提供され、上記課題が解決される。
本発明は、上記のように構成され、外面をプラスチック材料で被覆した錘本体を有し、該錘本体が集魚用まき餌入れ容器内に形成した線部材に沿って該容器内で上下動できるよう該線部材に遊嵌する挿通溝を錘本体に設けたので、潮流の変化に応じ錘が必要になったときにはまき餌入れ容器内に形成した線部材に簡単に装着したり、不要のときは外したりすることができ、その上、該錘は線部材に遊嵌されているから、釣竿をシャクル(上下動)と、錘は上下動して容器内部で対流が起こり、容器周壁に形成した通孔の目詰まりを緩和、軽減することができる。
また、挿通溝の内面に係止突起を設け、係止突起を越えて挿通溝の底部と係止突起間に線部材を遊嵌するようにすると、錘を装着するとき、パチンと嵌り込むので、装着を確認することができ、安心であり、上下動する際に錘が線部材から離脱するおそれもなく、確実に上下動させることができ、まき餌を容器内に充填するために充填用窓を開放しても落下するおそれもない。上記錘本体を略中央部が膨らんだ略円柱状に形成すると、錘が容器内で上下動するときに容器の中心から周壁に向かう水流が生じ、周壁に形成した通孔の目詰まりの解消に一層効果的である。
本発明の一実施例を示す錘の斜視図。 図1の錘の平面図。 図1の錘の側面図。 図1の錘の断面図。 本発明のまき餌いれ容器の一実施例を示す正面図。 図5に示す一実施例の断面図。 錘の装着状態を示し、(A)は容器の充填用窓を開放したとき、(B)は線部材に遊嵌したとき、(C)は充填用窓を閉じたときの各説明図。
本発明は、種々のタイプの集魚用まき餌入れ容器に適用することができるが、図1においては、図5に示すようなまき餌入れ容器の充填用窓から該容器内に挿入できる大きさの錘が示されている。図1〜図4を参照し、錘1の錘本体2は内部3が鉛等の金属材料で構成され、その外面にプラスチック材料で構成した表面層4を設けて金属材料部分を被覆し、金属汚染を防止できるようにし、かつ後記するように上下動しても摩耗に耐えるようにしてある。該錘は、球状、楕円球状その他種々の形状に形成することもできるが、図に示す実施例では、軸方向の中央部5が太く、両端がそれより細い略中央部が膨らんだ略円柱状に形成され、軸中心から上下および側方に向かって開口する挿通溝6が設けられている。この挿通溝6の幅は、後記するまき餌入れ容器7の内部に設けた線部材(シャフト)8に遊嵌できる大きさに形成してある。
上記錘1の挿通溝6の内面には、係止突起9が形成されている。図2において、該係止突起9は対向状態に線状に形成され、少し強く押せば係止突起9間に線部材8を通過させることができる程度の幅に形成してある。なお、図に示す実施例では、係止突起9は、線状に形成してあるが、点状に形成することもでき、また挿通溝6の底部(奥部)10の近くに設けてあるが、上記表面層4のプラスチック材料を軟質材料で構成することにより、挿通溝6の底部10の形状を線部材8に遊嵌できる大きさに形成し、側方の開口端11から該底部10に向かって延びる部分の幅を線部材8が表面層4を弾性的に変形させながら通過できる幅としてもよい(図示略)。
図5、図6は、まき餌入れ容器7の一実施例を示し、筒状の周壁を有する外筒12と内筒13を具備し、各筒は一端が開口し他端に端壁が形成され、周方向及び軸方向に移動可能に遊嵌され、内部には上下動を規制する線部材8が設けられている。上記外筒12の周壁には、まき餌を筒内に入れるための充填用窓14が大きく形成され、さらに周壁及び頂壁には水抜き用の通孔15が適宜位置に設けられている。これらの通孔は、周壁等を格子状や網状に形成して水抜きの開口部としてもよい(図示略)。
上記内筒13の周壁には、上記外筒12の充填用窓14と対応した大きさの充填用窓16と水抜き用の通孔17が形成され、軸方向に移動した際、まき餌を放出することができるよう下部には放出用窓18が形成され、係止縁19から下方には円錐状の底壁20が形成されている。
上記線部材(シャフト)8は上記外筒12、内筒13に挿通され、外筒内に位置する部分に抜け止め21を形成し、この抜け止め21より図6において上方の部分を外筒12の上方にばね22を介してねじ着した調節ナット23を通して外方に延出し、その先端にキャップ24をねじ着してある。また、下端は内筒の底壁20の下方に突出し屈曲環25を形成して抜け止めしてある。上記キャップ24や屈曲環25には、図に示すようにスナップ付きより止め26等を介して道糸やハリスが適宜連結される。なお、線部材(シャフト)8としてはステンレス材を使用しているが、プラスチック製の線部材でもよく、また軸や棒状部材であってもよい。なお、外筒、内筒の上下動の規制を目的とせずに、錘の取り付けだけを目的とする部材であってもよい。
上記錘1をまき餌入れ容器7に取り付けるには、まき餌を充填する操作と同様に、図7(A)に示すように、外筒12と内筒13の充填用窓14,16の位置を合わせ、この状態で錘1を容器内に挿入し、挿通溝6の開口端11を線部材8にあせて押し込み(同図B)、内筒13若しくは外筒12を回転して充填用窓14,16を閉じればよい(同図C)。なお、複数の錘を線部材に取り付けるようにしてもよい。このようにすれば、錘1を上下動可能に容器内に簡単に取り付けることができる。また、取り外す際は、上述と反対に操作し、充填用窓14,16の位置をあわせてから、錘1をつかんで引き出せば、簡単に取り外すことができる。
上記のように錘1を容器7内に取り付けると、シャクリを入れた際、錘1が図6矢印に示すように上下動し、容器7内に入り込んだ水は攪拌、対流され、筒壁に形成した通孔15、17に流通してまき餌が該通孔に目詰まりしないようにできる。
なお、まき餌入れ容器としては、図5に示す容器は一例であって、本発明は容器内に線材料(シャフト)を有する種々の構成のまき餌入れ容器に適宜適用することが可能である。
1 錘
2 錘本体
4 表面層
6 挿通溝
7 まき餌入れ容器
8 線部材
9 係止突起
12 外筒
13 内筒
14、16 充填用窓

Claims (6)

  1. 外面をプラスチック材料で被覆した錘本体を有し、該錘本体が集魚用まき餌入れ容器内に形成した線部材に沿って該容器内で上下動できるよう該線部材に遊嵌する挿通溝を錘本体に設けたことを特徴とする集魚用まき餌入れ容器用の錘。
  2. 上記挿通溝の内面には係止突起は形成され、上記線部材は該係止突起を越えて挿通溝の底部と係止突起間に遊嵌される請求項1に記載の集魚用まき餌入れ容器用の錘。
  3. 上記錘本体は略中央部が膨らんだ略円柱状に形成されている請求項1又は請求項2に記載の集魚用まき餌入れ容器用の錘。
  4. 通孔を設けた筒状の周壁を有し一端が開口し他端に端壁を有する一対の筒を周方向及び軸方向に移動可能に遊嵌し、上記筒内に線部材を設け、上記周壁に形成した充填用窓からまき餌を筒内に充填し、一方の筒を軸方向に上下動させて下端に設けた放出用窓を開閉し、まき餌を放出するようにした集魚用まき餌入れ容器において、上記容器内で線部材に沿って上下動できるよう錘を該線部材に遊嵌したことを特徴とする集魚用まき餌入れ容器。
  5. 上記錘は、上記充填用窓から挿入できる大きさに形成され、上記線部材に着脱可能に設けられている請求項4に記載の集魚用まき餌入れ容器。
  6. 上記錘は、上記請求項1から3のいずれかに記載の錘である請求項4または5に記載の集魚用まき餌入れ容器。
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