JP3128498B2 - 生ゴミの処理装置 - Google Patents

生ゴミの処理装置

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JP3128498B2
JP3128498B2 JP07344582A JP34458295A JP3128498B2 JP 3128498 B2 JP3128498 B2 JP 3128498B2 JP 07344582 A JP07344582 A JP 07344582A JP 34458295 A JP34458295 A JP 34458295A JP 3128498 B2 JP3128498 B2 JP 3128498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、調理にともない
発生する生ゴミを処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、調理にともない発生する生ゴミ
は、容器内のゴミ袋に投入している。
【0003】溜った生ゴミは、容器から袋と共に取り出
し、袋の口を閉じて業者により回収されるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような生ゴミ廃
棄手段によると、客の多いホテルや飲食店、或いは販売
量の多い鮮魚店などにあっては、多大な生ゴミが発生
し、しかも生ゴミの嵩が大きいので、容器の個数も多く
なって広い置き場所が必要になると共に、業者による高
額な回収費用も必要になってくる問題があった。
【0005】また、魚類の取り扱いにともない臓物など
を廃棄するので、温度の高い夏場などにあっては短時間
で腐敗し、悪臭を発する不都合もあった。
【0006】そこで、この発明は、悪臭をなくし、かつ
腐敗の原因になる水分を除去すると共に、嵩低くするよ
うにしたことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、生ゴミの投入ホッパと、このホッパ
の排出口内に設けた駆動機能付左右一対の生ゴミ破砕ロ
ールと、この破砕ロールの外周面に散水するように設け
た散水装置と、上記排出口に周壁頂部を連通状に接続し
た横長な筒状のケーシングと、このケーシング内に適宜
の手段により駆動されるように組み込むと共に、上記ケ
ーシングの一端から他端方向に破砕生ゴミの圧送圧力を
逐次増圧するスクリーュ軸と、上記ケーシングの周壁底
部に設けた排水小孔と、上記ケーシングの他端内で上記
スクリュー軸の外周から突出して共に回転するように設
けた可動挽うす板と、この可動挽うす板に所定の間隔を
存して対向すると共に、上記スクリュー軸の外周と内周
縁とに通路用間隙を形成して設けた環状の固定挽うす板
と、この可動挽うす板と固定挽うす板との対向間隔を調
整するように設けた適宜の調整装置と、上記ケーシング
の周壁他端部に設けた粉砕生ゴミの流出口とから成る生
ゴミの処理装置を採用する。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る生ゴミ処理
装置を添付図面に基づいて説明する。
【0010】この発明の実施形態では、図1から図3に
示すように、生ゴミ投入ホッパ1の排出口2内には、通
過する生ゴミを押し潰し、かつ破砕する左右一対の駆動
機能付破砕ロール3、4が設けてある。
【0011】上記の破砕ロール3、4は、図3に示すよ
うに、軸材の外周面両端間に交互に設けた突条5及び溝
条6と、この突条5の外周面等間隔位置に設けた欠除部
7とで構成され、左右の破砕ロール3、4の対向する突
条5と溝条6とが噛み合い状に嵌り込んで、通過する生
ゴミを押し潰すと共に、欠除部7により小さく破砕し、
駆動手段は、図1及び図2に示すように、両破砕ロール
3、4の片端に共に回動するように設けると共に、噛み
合う歯車8と、この片方の歯車8と共に回動するように
設けたスプロケット9と、このスプロケット9とモータ
ー10のスプロケット11とにかけ渡したチェーン12
とから成り、モーター10の運転により左側の破砕ロー
ル3が図1時計方向に、右側の破砕ロール4が図1反時
計方向に駆動されるようになっている。
【0012】また、破砕ロール3、4の少なくとも片方
には、給水装置13から給水されるようになっている。
【0013】上記の給水装置13は、図2及び図3に示
すように、軸芯の通路14と、この通路14に各内端が
連通すると共に、溝条6の外周面に外端が連通する放射
状配列の分散通路15とで構成し、ロータリージョイン
トを介し接続してあるホース16から給水すると、通路
14から分散通路15をへて給水するようにしたが、上
記以外の構成、例えばノズルにより斜め上方から給水す
ることもある。
【0014】さらに、排出口2には、横長なケーシング
17の周壁頂部が連通状に接続してある。
【0015】また、ケーシング17内には、ケーシング
17の一端から他端に破砕生ゴミを圧送すると共に、そ
の圧送圧力をケーシング17の他端方向に向う程逐次増
圧するスクリュー軸18が設けてある。
【0016】上記のスクリュー軸18は、ケーシング1
7の両端に両端を軸承した回転軸19と、この回転軸1
9の外周面両端部間で、かつ一端から他端に向け順次ピ
ッチを狭くして設けた螺旋羽根20とで構成し、駆動手
段は、図4に示すように、破砕ロール4の片端に設けた
第1歯車21と回転軸19の片端に設けた第2歯車22
とに伝達歯車23を噛み合わせたが、上記以外の方法を
採用することもある。
【0017】さらに、ケーシング17の周壁底部には、
多数の排水用小孔24が設けてある。
【0018】また、スクリュー軸18のケーシング17
の他端側に位置する外周には、共に回転するように突出
する可動挽うす板25が設けてあり、この可動挽うす板
25に所定の間隔を存して手前で対向すると共に、スク
リュー軸18の外周と内周縁とに通路用の間隙27を形
成して環状の固定挽うす板26を設けておく。
【0019】上記の固定挽うす板26は、排出口2及び
ケーシング17にボルト28を介し固定してある。
【0020】上記の固定挽うす板26と可動挽うす板2
5は、図5に示すように(図5は固定挽うす板26のみ
で、可動挽うす板25も同様につき図示省略)渦巻状の
突出条31と、この突出条31を横切る放射状の溝32
とが設けてある。
【0021】さらに、ケーシング17には、粉砕生ゴミ
の流出口29が設けてある。
【0022】上記のように構成すると、ホッパ1に投入
した生ゴミは、破砕ロール3、4により押し潰しながら
破砕する。このとき、給水装置13により散水する。
【0023】破砕された生ゴミは、排出口2から落下し
ながら、ケーシング17内に流入し、次いでスクリュー
軸18によりケーシング17の他端方向に圧送(圧縮し
ながら送る)すると共に、その圧送圧力を逐次増加する
ので、破砕生ゴミ中の水分が絞り出され、圧送中の流出
水分は、小孔24から排出する。
【0024】しかして、間隙27をへて可動挽うす板2
5と固定挽うす板26との間に向う破砕生ゴミは、回転
している可動挽うす板25と静止している固定挽うす板
26とで粉砕(粒状に)されてさらに微破砕化され、流
出口29に向い、排出する。
【0025】排出された粉砕生ゴミは、ベルトコンベヤ
により搬出し、或いは流出口29下のケースや袋に入れ
る。
【0026】さらに、可動挽うす板25と固定挽うす板
26との対向間隔が適宜の調整装置41により変更する
ことができるようになっている。
【0027】上記の調整装置41は、図1及び図4に示
すように、スクリュー軸18を定位置で駆動される回転
軸19と、この回転軸19の外側に軸線方向のスライド
が可能になり、かつキーとキー溝などの係合手段42を
介し共回転するように嵌装した螺旋羽根20付のスライ
ド筒43とで構成すると共に、回転軸19の外側に嵌装
したコイルバネ44の片端をスライド筒体43の端面の
受座45に、もう片端を回転軸19と共に回転する受座
45にそれぞれ当接して、スライド筒体43にケーシン
グ17の他端方向への押し戻し力を付与し、フレーム4
6のネジ孔47にねじ込んだ回動操作部材48の先端面
とスライド筒体43の端面との間にスラストベアリング
49を介在し、回動操作部材48の回動操作によりスラ
イド筒体43を図左方向或は右方向にスライドさせて調
整するようにしたが、その他の方法で調整することもあ
る。
【0028】図中50はキーとキー溝との係合手段を介
しスライド筒体43と共に回転するように設けたフラン
ジで、このフランジ50にボルト28を介し可動挽うす
板25を固定する。
【0029】上記のように構成すると、調整装置41の
操作により固定挽うす板26に対する可動挽うす板25
の対向間隔(間隙)を調整することができるので、微粉
砕の度合いを変えることができる。
【0030】勿論、対向間隔を小さくすることにより、
固定挽うす板26と可動挽うす板25間への破砕生ゴミ
の流入速度が遅くなって、圧縮による脱水(絞り)率が
向上する。
【0031】
【発明の効果】この発明に係る生ゴミの処理装置は、以
上のように構成してあるので、破砕した生ゴミを洗滌す
るので、臓物などの悪臭をなくすることができると共
に、脱水にともない水分含有率が極小量になって腐敗な
どがない利点がある。
【0032】また、ロールにより破砕したものを、さら
に固定、可動挽うす板により微砕化して極めて嵩低くす
ることができるので、広い格納場所が不要になると共
に、回収費用の著しい低減をはかることもできる。
【0033】さらに、悪臭がないため、肥料に転用する
ことも可能になる。
【0034】また、調整装置により固定挽うす板と可動
挽うす板との対向間隔を自由に調整することができるの
で、微砕粒度が処理生ゴミに応じて変更することが可能
になる。
【0035】さらに、スクリュー軸の使用により連続運
転(連続処理)ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る生ゴミ処理装置の一部切欠正面
【図2】平面図
【図3】破砕ロールの一部切欠拡大平面図
【図4】調整装置の一部切欠拡大正面図
【図5】挽うす板の拡大端面図
【符号の説明】
1 ホッパ 2 排出口 3、4 破砕ロール 5 突条 6 溝条 7 欠除部 8 歯車 9、11 スプロケット 10 モーター 12 チェーン 13 給水装置 14 通路 15 分散通路 16 ホース 17 ケーシング 18 スクリュー軸 19 回転軸 20 螺旋羽根 21 第1歯車 22 第2歯車 23 伝達歯車 24 小孔 25 可動挽うす板 26 固定挽うす板 27 間隙 28 ボルト 29 流出口 41 調整装置 42 係合手段 43 スライド筒体 44 コイルバネ 45 受座 46 フレーム 47 ネジ孔 48 回動操作部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミの投入ホッパと、このホッパの排
    出口内に設けた駆動機能付左右一対の生ゴミ破砕ロール
    と、この破砕ロールの外周面に散水するように設けた散
    水装置と、上記排出口に周壁頂部を連通状に接続した横
    長な筒状のケーシングと、このケーシング内に適宜の手
    段により駆動されるように組み込むと共に、上記ケーシ
    ングの一端から他端方向に破砕生ゴミの圧送圧力を逐次
    増圧するスクリーュ軸と、上記ケーシングの周壁底部に
    設けた排水小孔と、上記ケーシングの他端内で上記スク
    リュー軸の外周から突出して共に回転するように設けた
    可動挽うす板と、この可動挽うす板に所定の間隔を存し
    て対向すると共に、上記スクリュー軸の外周と内周縁と
    に通路用間隙を形成して設けた環状の固定挽うす板と、
    この可動挽うす板と固定挽うす板との対向間隔を調整す
    るように設けた適宜の調整装置と、上記ケーシングの周
    壁他端部に設けた粉砕生ゴミの流出口とから成る生ゴミ
    の処理装置。
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