JP3128337U - 電磁調理用鍋 - Google Patents

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Abstract

【課題】鍋底が電磁調理器側に向かって膨張しても、従来よりは長期にわたって使用可能な電磁調理用鍋を提供する。
【解決手段】電磁調理用鍋10は、鍋底部16(鍋底)の断面が開口部に向かって凸状となるように湾曲させて形成する。このように鍋底部16の断面が開口部に向かって凸状に湾曲していると、電磁調理器26による使用を行い続けて鍋底部16が電磁調理器側に向かって膨張しても、凸状の形状が平坦(平面)になるにすぎない。よって従来よりも長期にわたって使用することができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、電磁調理器に載せて加熱調理ができる電磁調理用鍋に関する。
電磁調理用鍋の中には、電磁調理器が備えられたテーブルにあけた穴枠に収容させて加熱調理するタイプがある。このタイプの電磁調理用鍋では、電磁調理器の上面が平面状に形成されているのが一般的であり、当該電磁調理器で発生する磁力線を受けてうず電流を発生し易くするために鍋底を平面状に形成していた(例えば特許文献1を参照)。
特開平11−187937号公報
しかし、ステンレス等の素材で形成された電磁調理用鍋について、電磁調理器で発生した磁力を受けて加熱調理を行うと、鍋底が磁力に負けて電磁調理器側に向かって膨らむ現象が確認された。このような膨張は使用を継続するにつれて大きくなる。また、上記穴枠に収容したときは鍋底の中央部のみが電磁調理器に接触し、他の部位は接触しないので磁力線を受けにくくなって電磁調理用鍋が早期に使用不能になるという問題があった。
本考案はこのような点に鑑みてなしたものであり、鍋底が電磁調理器側に向かって膨張しても、従来よりは長期にわたって使用可能な電磁調理用鍋を提供することを目的とする。
(1)課題を解決するための手段(以下では単に「解決手段」と呼ぶ。)1は、電磁調理器に載せて加熱調理ができる電磁調理用鍋であって、鍋底の断面が開口部に向かって凸状となるように湾曲させて形成したことを要旨とする。
解決手段1によれば、鍋底の断面が開口部に向かって凸状に湾曲しているので、電磁調理器による使用を行い続けて鍋底が電磁調理器側に向かって膨張しても、凸状の形状が平坦(平面)になるにすぎない。よって従来よりも長期にわたって使用することができる。
(2)解決手段2は、解決手段1に記載した電磁調理用鍋であって、鍋底の周縁部から中央部(中心部を含む。以下同様とする)に向かうにつれて電磁調理器から離れるように湾曲させて形成したことを要旨とする。
解決手段2によれば、鍋底の断面を開口部に向かって凸状に湾曲させるにあたって、鍋底の周縁部から中央部に向かうにつれて電磁調理器から離れるように湾曲させる。電磁調理器による使用を行い続けて鍋底が電磁調理器側に向かって膨張する場合でも、均一に膨張させることができるので凸状の形状がより平坦になる。よって、さらに長期にわたって使用することができるようになる。
本考案によれば、鍋底が電磁調理器側に向かって膨張しても凸状の形状が平坦になるにすぎないので、従来よりも長期にわたって使用することができる。
本考案を実施するための最良の形態について、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1には電磁調理用鍋の外観を平面図で表し、図2には図1のII−II線断面図を表す。図3には、テーブルの穴枠に収容した状態の電磁調理用鍋を断面図で表す。
図1と図2に表すように、電磁調理用鍋10は、上端部12、側壁部14、鍋底部16および取っ手18などを有する。上端部12、側壁部14および鍋底部16は、磁化可能なステンレス素材(例えばYUS180,SUS444,18−8等)を用いて一体に形成する。厚みは使用目的に応じて任意に設定できるが、本例では取っ手18を除く全ての部位を1.2mmとする。取っ手18はプラスチック等の非熱伝導素材で形成し、上端部12に取り付け固定する。上端部12の内径r2は側壁部14の内径r4よりも大きく形成する。鍋底部16の面と側壁部14の面とのなす角度θ2は、ほぼ90度に形成する。
鍋底部16は、周縁部(つまり側壁部14が起立する部位)から中心部に向かうにつれて、開口部(すなわち図2の上側)に向かって凸状となるように湾曲させて形成する。言い換えれば、二点鎖線で表す電磁調理器26から離れるように湾曲させて形成する。周縁部と中心部とでは距離dが生ずる。距離dは電磁調理用鍋10の大きさに応じて設定する。例えば、側壁部14の内径r4が146.6mmのとき、距離dは1mm程度が適切である。距離dを大きくすれば膨張に対する余裕も大きくなる反面、電磁調理器26で発生する磁力線を受けにくくなって磁力から熱への変換効率が落ちる。よって磁力から熱への変換効率を許容範囲内に維持しながら、取り得る最大値の距離dに設定するのが望ましい。
上述のように形成した電磁調理用鍋10をテーブル20に設置する例を図3に表す。テーブル20は、電磁調理用鍋10を収容するための穴枠22や、電磁調理用鍋10を熱するための電磁調理器26などを有する。電磁調理器26は、テーブル20の下方に備えた取付台24に取り付けられている。よって、電磁調理用鍋10を穴枠22内に収容させるだけで、直ちに電磁調理器26で電磁調理用鍋10を熱して加熱調理ができる。
上述した実施の形態によれば、以下に表す各効果を得ることができる。
(1)電磁調理用鍋10は鍋底部16(つまり鍋底)の断面を開口部に向かって凸状に湾曲させたので(図2を参照)、電磁調理器26による使用を行い続けて鍋底部16が電磁調理器26側に向かって膨張しても、凸状の形状が平坦(平面)になるにすぎない。よって従来よりも長期にわたって使用することができる。
(2)電磁調理用鍋10は、鍋底部16(つまり鍋底)の周縁部から中心部に向かうにつれて電磁調理器26から離れるように湾曲させて形成したので、平面が円形状の鍋底部16では均一に膨張させることができる、したがって、当初は凸状の形状が膨張してより平坦になり、さらに長期にわたって使用することができるようになる。
〔他の実施の形態〕
以上では本考案を実施するための最良の形態について説明したが、本考案は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することができる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
(1)上述した実施の形態では、鍋底部16の断面が凸状となる形状として、周縁部から中央部に向かうにつれて開口部に向かってゆるやかに湾曲させた(図2を参照)。この形態に代えて、周縁部よりも中央部を開口部側に向けて段差状(もしくは階段状)に突起させてもよい。例えば、図4には凸状部位16aを電磁調理器26から距離dだけ段差状に突起させている。この場合でも鍋底部16が電磁調理器26側に向かって膨張しても、電磁調理器26に当たるまでには時間を要する。よって従来よりも長期にわたって使用することができる。
(2)上述した実施の形態では、磁化可能なステンレス素材(例えばYUS180,SUS444,18−8等)を用いて電磁調理用鍋10を形成した。この形態に代えて、他の磁化可能な素材を用いて電磁調理用鍋10を形成してもよい。他の素材としては、例えば鉄、鋼、エナメル鋳造鉄、エナメルのない鋳造鉄、誘導加熱ができるアルミなどが該当する。これらの素材で形成した電磁調理用鍋10であっても、鍋底部16が電磁調理器26側に向かって膨張しても断面が平坦になるにすぎないので、従来よりも長期にわたって使用することができる。
(3)上述した実施の形態では、取っ手18はプラスチック等の非熱伝導素材で形成して上端部12に取り付け固定した(図1を参照)。この形態に代えて、上端部12等と同じ素材によって、上端部12と一体に形成してもよい。
また、上端部12の内径r2は側壁部14の内径r4よりも大きく形成した(図1を参照)。この形態に代えて、上端部12の内径r2と側壁部14の内径r4を同じにして形成してもよく、内径r2が内径r4よりも小さくなるように形成してもよい。
さらに、平面が円形となるように鍋底部16を形成した(図1を参照)。この形態に代えて、平面が他の形状(例えば四角形などのような多角形や楕円形等)となるように鍋底部16を形成してもよい。
上述したいずれの形状をなす電磁調理用鍋10についても、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
電磁調理用鍋の外観を表す平面図である。 電磁調理用鍋を表す断面図である。 テーブルの穴枠に収容した状態の電磁調理用鍋を表す断面図である。 段差状の凸状部位を備えた電磁調理用鍋を表す断面図である。
符号の説明
10 電磁調理用鍋
12 上端部
14 側壁部
16 鍋底部(鍋底)
16a 凸状部位
18 取っ手
20 テーブル
22 穴枠
24 取付台
26 電磁調理器

Claims (2)

  1. 電磁調理器に載せて加熱調理ができる電磁調理用鍋であって、
    鍋底の断面が開口部に向かって凸状となるように湾曲させて形成した電磁調理用鍋。
  2. 請求項1に記載した電磁調理用鍋であって、
    鍋底の周縁部から中央部に向かうにつれて電磁調理器から離れるように湾曲させて形成した電磁調理用鍋。
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