JP3128337B2 - パケット多重化装置 - Google Patents
パケット多重化装置Info
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- JP3128337B2 JP3128337B2 JP19555492A JP19555492A JP3128337B2 JP 3128337 B2 JP3128337 B2 JP 3128337B2 JP 19555492 A JP19555492 A JP 19555492A JP 19555492 A JP19555492 A JP 19555492A JP 3128337 B2 JP3128337 B2 JP 3128337B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、端末間の通信に先立ち
呼情報により通信経路や通信チャネルを設定し、トラヒ
ックパラメータの申告によりパケット交換機がトラヒッ
ク制御を行ってパケット通信を行うパケット通信システ
ムのパケット多重化装置に関する。
呼情報により通信経路や通信チャネルを設定し、トラヒ
ックパラメータの申告によりパケット交換機がトラヒッ
ク制御を行ってパケット通信を行うパケット通信システ
ムのパケット多重化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、端末からの呼情報により通信経路
や通信チャンネルを決定してからパケット通信を行うコ
ネクション型のパケット通信システムにおいて、前記端
末からの呼情報として、固定のトラヒックパラメータ値
の申告により、パケット交換機がトラヒック制御を行っ
ていた。
や通信チャンネルを決定してからパケット通信を行うコ
ネクション型のパケット通信システムにおいて、前記端
末からの呼情報として、固定のトラヒックパラメータ値
の申告により、パケット交換機がトラヒック制御を行っ
ていた。
【０００３】図３は、パケット多重化装置の一例とし
て、ＡＴＭ（Asynchronous TransferMode：非同期転送
モード）多重化装置を含むＡＴＭ通信システムの構成ブ
ロック図である。ＡＴＭ通信システムは、固定長のパケ
ット（以下「セル」という。）を使用した高速データ伝
送システムである。図３において、端末３０−１，３０
−２から送信されたセルは、ＡＴＭ多重化装置３１−１
内の端末インターフェース３３−１，３３−２を介し
て、多重スイッチ３２−１により所定の多重インターフ
ェース３４−１に入力され、多重化される。さらに、多
重化されたセルは、ＡＴＭ交換機３５−１およびＡＴＭ
交換機３５−２を介して、所望の端末を接続しているＡ
ＴＭ多重化装置３１−２に入力され、多重インターフェ
ース３４−２、多重スイッチ３２−２および端末インタ
ーフェース３３−３，３３−４を介して多重分離され、
端末３０−３，３０−４に入力される。ところで、ＡＴ
Ｍ通信システムにおけるＡＴＭ交換機は、端末からのセ
ルを呼メッセージ用のセルと、ユーザデータ用のセルに
分離し、最初に、呼メッセージに関するセルでＡＴＭ交
換機間のユーザデータに関する通信経路を設定して、そ
の後にユーザデータの通信を開始する機能が実現してい
る。
て、ＡＴＭ（Asynchronous TransferMode：非同期転送
モード）多重化装置を含むＡＴＭ通信システムの構成ブ
ロック図である。ＡＴＭ通信システムは、固定長のパケ
ット（以下「セル」という。）を使用した高速データ伝
送システムである。図３において、端末３０−１，３０
−２から送信されたセルは、ＡＴＭ多重化装置３１−１
内の端末インターフェース３３−１，３３−２を介し
て、多重スイッチ３２−１により所定の多重インターフ
ェース３４−１に入力され、多重化される。さらに、多
重化されたセルは、ＡＴＭ交換機３５−１およびＡＴＭ
交換機３５−２を介して、所望の端末を接続しているＡ
ＴＭ多重化装置３１−２に入力され、多重インターフェ
ース３４−２、多重スイッチ３２−２および端末インタ
ーフェース３３−３，３３−４を介して多重分離され、
端末３０−３，３０−４に入力される。ところで、ＡＴ
Ｍ通信システムにおけるＡＴＭ交換機は、端末からのセ
ルを呼メッセージ用のセルと、ユーザデータ用のセルに
分離し、最初に、呼メッセージに関するセルでＡＴＭ交
換機間のユーザデータに関する通信経路を設定して、そ
の後にユーザデータの通信を開始する機能が実現してい
る。
【０００４】図４は、ＡＴＭ通信システムで使用される
セルフォーマットを示す図である。図４（ａ）は、端末
とＡＴＭ交換機間のセルフォーマットであり、図４
（ｂ）は、ＡＴＭ交換機間のセルフォーマットを示して
いる。このフォーマットは、ＣＣＩＴＴ／勧告Ｉ．３６
１で定義されているものを前提としている。この通信の
特徴は、通常のパケット通信と同様に、ヘッダ情報内の
ＶＰＩ（経路識別子）およびＶＣＩ（チャネル識別子）
により、宛先を特定しながら通信を行うことである。こ
こで、ＡＴＭ多重化装置内において、端末インターフェ
ースと多重インターフェースのセルの多重／分離を制御
するのが多重スイッチであり、端末インターフェースお
よび多重インターフェースの経路テーブルを固定的に持
つことで実現する。
セルフォーマットを示す図である。図４（ａ）は、端末
とＡＴＭ交換機間のセルフォーマットであり、図４
（ｂ）は、ＡＴＭ交換機間のセルフォーマットを示して
いる。このフォーマットは、ＣＣＩＴＴ／勧告Ｉ．３６
１で定義されているものを前提としている。この通信の
特徴は、通常のパケット通信と同様に、ヘッダ情報内の
ＶＰＩ（経路識別子）およびＶＣＩ（チャネル識別子）
により、宛先を特定しながら通信を行うことである。こ
こで、ＡＴＭ多重化装置内において、端末インターフェ
ースと多重インターフェースのセルの多重／分離を制御
するのが多重スイッチであり、端末インターフェースお
よび多重インターフェースの経路テーブルを固定的に持
つことで実現する。
【０００５】図５は、経路テーブルの内容を示す図であ
る。図５において、例えば、端末インターフェースにお
いて端末から入力された（ＶＰＩ，ＶＣＩ）が（０，
５）および（２，０）のセルを、多重インターフェース
のアドレス０５に伝送し、多重インターフェースにおい
て（ＶＰＩ，ＶＣＩ）を（１，４）および（５，６）に
それぞれ変換される。このようにして、多重スイッチ
は、ＡＴＭ交換機に通信を行うセルの制御を行う。ま
た、ＡＴＭ多重化装置の多重インターフェースは、シェ
ーピング機能を有しており、ＡＴＭ交換機はポリシング
機能を有している。図６は、多重インターフェースのシ
ェーピング機能およびＡＴＭ交換機のポリシング機能の
説明図である。
る。図５において、例えば、端末インターフェースにお
いて端末から入力された（ＶＰＩ，ＶＣＩ）が（０，
５）および（２，０）のセルを、多重インターフェース
のアドレス０５に伝送し、多重インターフェースにおい
て（ＶＰＩ，ＶＣＩ）を（１，４）および（５，６）に
それぞれ変換される。このようにして、多重スイッチ
は、ＡＴＭ交換機に通信を行うセルの制御を行う。ま
た、ＡＴＭ多重化装置の多重インターフェースは、シェ
ーピング機能を有しており、ＡＴＭ交換機はポリシング
機能を有している。図６は、多重インターフェースのシ
ェーピング機能およびＡＴＭ交換機のポリシング機能の
説明図である。
【０００６】図６（ａ）は、多重インターフェースのシ
ェーピング機能を説明する図であり、多重インターフェ
ースは入力されたセルを一定間隔を隔てた間隔のトラヒ
ックに変形して通信する機能である。図６（ａ）におい
て、連続した入力セルＳＨ１，ＳＨ２は、多重インター
フェースを経ることによりＳＨ３，ＳＨ４のように一定
の間隔をもってセルを送出する。一方、図６（ｂ）は、
ＡＴＭ交換機のポリシング機能を説明する図であり、送
信元である端末が、予め呼メッセージにより申告したト
ラヒック値、図６（ｂ）においては、最大１セル／３タ
イミングの申告トラヒック値に従って、１セル／３タイ
ミング以上のセルの送信があった場合には、ＡＴＭ交換
機に入力することなく廃棄する。図６（ｂ）の例では、
入力セルＰ１，Ｐ２は、廃棄されることになり、ＡＴＭ
交換機で交換接続されることはない。
ェーピング機能を説明する図であり、多重インターフェ
ースは入力されたセルを一定間隔を隔てた間隔のトラヒ
ックに変形して通信する機能である。図６（ａ）におい
て、連続した入力セルＳＨ１，ＳＨ２は、多重インター
フェースを経ることによりＳＨ３，ＳＨ４のように一定
の間隔をもってセルを送出する。一方、図６（ｂ）は、
ＡＴＭ交換機のポリシング機能を説明する図であり、送
信元である端末が、予め呼メッセージにより申告したト
ラヒック値、図６（ｂ）においては、最大１セル／３タ
イミングの申告トラヒック値に従って、１セル／３タイ
ミング以上のセルの送信があった場合には、ＡＴＭ交換
機に入力することなく廃棄する。図６（ｂ）の例では、
入力セルＰ１，Ｐ２は、廃棄されることになり、ＡＴＭ
交換機で交換接続されることはない。
【０００７】さて、図７は、呼設定メッセージの伝達能
力中にポリシングパラメータを含ませた例を示してい
る。従来、呼メッセージは、ＣＣＩＴＴ／Ｑ．９３１勧
告のシーケンスに従い、ＡＴＭ多重化装置で通常のユー
ザデータと同様に取り扱われ、ＡＴＭ多重化装置で呼メ
ッセージを処理することなくＡＴＭ交換機に伝送されて
いた。従って、呼設定メッセージ中のトラヒック申告値
は、伝達能力のポリシングパラメータにより端末からＡ
ＴＭ交換機に通知され、ＡＴＭ交換機では、その通知さ
れたトラヒック申告値により前記したポリシング機能を
働かせる。
力中にポリシングパラメータを含ませた例を示してい
る。従来、呼メッセージは、ＣＣＩＴＴ／Ｑ．９３１勧
告のシーケンスに従い、ＡＴＭ多重化装置で通常のユー
ザデータと同様に取り扱われ、ＡＴＭ多重化装置で呼メ
ッセージを処理することなくＡＴＭ交換機に伝送されて
いた。従って、呼設定メッセージ中のトラヒック申告値
は、伝達能力のポリシングパラメータにより端末からＡ
ＴＭ交換機に通知され、ＡＴＭ交換機では、その通知さ
れたトラヒック申告値により前記したポリシング機能を
働かせる。
【０００８】図８は、端末からＡＴＭ交換機までのセル
の流れの一例を示した図である。図８において、それぞ
れの端末から、それぞれ最大１セル／５タイミングので
セルを送信しており、それぞれのセルは、ＡＴＭ多重化
装置の多重インターフェースのバッファ８０により、最
大１セル／２タイミングでシェーピングされ、各端末か
らのトラヒックが最大１セル／４タイミングに多重化さ
れる。このシェーピングされて変形したセルは、ＡＴＭ
交換機に入力され、ＡＴＭ交換機は、それぞれのパラメ
ータ申告値である最大１セル／５タイミングによりポリ
シングを行うため、実際に入力されたそれぞれの端末か
らのセル最大１セル／４タイミングであるため、端末の
それぞれのセルは２セルに１セルずつ、廃棄されてしま
う。図８において、セルａ２およびセルｂ２はＡＴＭ交
換機において廃棄される。
の流れの一例を示した図である。図８において、それぞ
れの端末から、それぞれ最大１セル／５タイミングので
セルを送信しており、それぞれのセルは、ＡＴＭ多重化
装置の多重インターフェースのバッファ８０により、最
大１セル／２タイミングでシェーピングされ、各端末か
らのトラヒックが最大１セル／４タイミングに多重化さ
れる。このシェーピングされて変形したセルは、ＡＴＭ
交換機に入力され、ＡＴＭ交換機は、それぞれのパラメ
ータ申告値である最大１セル／５タイミングによりポリ
シングを行うため、実際に入力されたそれぞれの端末か
らのセル最大１セル／４タイミングであるため、端末の
それぞれのセルは２セルに１セルずつ、廃棄されてしま
う。図８において、セルａ２およびセルｂ２はＡＴＭ交
換機において廃棄される。
【０００９】このように、端末からＡＴＭ交換機へ呼設
定メッセージにより通知したトラヒック申告値に従っ
て、ＡＴＭ交換機がポリシング機能を動作させるため、
端末からのトラヒック申告値と実際のトラヒック値が異
なる場合は、セルが廃棄されるという問題点があった。
定メッセージにより通知したトラヒック申告値に従っ
て、ＡＴＭ交換機がポリシング機能を動作させるため、
端末からのトラヒック申告値と実際のトラヒック値が異
なる場合は、セルが廃棄されるという問題点があった。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従
来、端末間の通信に先立ち呼情報により通信経路や通信
チャネルを設定し、パケット通信を行うパケット通信シ
ステムのパケット多重化装置において、端末からパケッ
ト交換機への呼設定メッセージにより通知したトラヒッ
クパラメータ申告値に従って、パケット交換機がパケッ
トの廃棄を制御していたため、パケット多重化装置によ
りパケットが変形された場合は、端末からのトラヒック
パラメータ申告値と、パケット多重化装置からパケット
交換機へ伝送されるトラヒックが異なるため、パケット
交換機においてパケットが廃棄されるという問題点があ
った。
来、端末間の通信に先立ち呼情報により通信経路や通信
チャネルを設定し、パケット通信を行うパケット通信シ
ステムのパケット多重化装置において、端末からパケッ
ト交換機への呼設定メッセージにより通知したトラヒッ
クパラメータ申告値に従って、パケット交換機がパケッ
トの廃棄を制御していたため、パケット多重化装置によ
りパケットが変形された場合は、端末からのトラヒック
パラメータ申告値と、パケット多重化装置からパケット
交換機へ伝送されるトラヒックが異なるため、パケット
交換機においてパケットが廃棄されるという問題点があ
った。
【００１１】そこで、本発明は、端末からパケット交換
機へのトラヒックパラメータ申告値に従う限りパケット
交換機がパケットを廃棄しないパケット通信システムの
パケット多重化装置を提供することを目的とする。
機へのトラヒックパラメータ申告値に従う限りパケット
交換機がパケットを廃棄しないパケット通信システムの
パケット多重化装置を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ＡＴＭ交換機と複数の端末との間に設け
られ、前記複数の端末から送信されたＡＴＭセルを該Ａ
ＴＭセルのヘッダのアドレス情報にしたがって予め特定
された多重化回線に多重化して前記ＡＴＭ交換機に送信
するパケット多重化装置において、前記ＡＴＭセルを前
記多重化回線に多重化する際のシェーピングパラメータ
を記憶する記憶手段と、前記端末から前記ＡＴＭセルを
送信するに先立って前記ＡＴＭ交換機に通知される呼設
定メッセージを検出し、該呼設定メッセージに含まれる
ポリシングパラメータを前記記憶手段に記憶されたシェ
ーピングパラメータで書き換える書換手段とを具備する
ことを特徴とする。
め、本発明は、ＡＴＭ交換機と複数の端末との間に設け
られ、前記複数の端末から送信されたＡＴＭセルを該Ａ
ＴＭセルのヘッダのアドレス情報にしたがって予め特定
された多重化回線に多重化して前記ＡＴＭ交換機に送信
するパケット多重化装置において、前記ＡＴＭセルを前
記多重化回線に多重化する際のシェーピングパラメータ
を記憶する記憶手段と、前記端末から前記ＡＴＭセルを
送信するに先立って前記ＡＴＭ交換機に通知される呼設
定メッセージを検出し、該呼設定メッセージに含まれる
ポリシングパラメータを前記記憶手段に記憶されたシェ
ーピングパラメータで書き換える書換手段とを具備する
ことを特徴とする。
【００１３】
【作用】本発明においては、端末からＡＴＭセルを送信
するに先立ってＡＴＭ交換機に通知される呼設定メッセ
ージを検出し、該呼設定メッセージに含まれるポリシン
グパラメータを記憶手段に記憶されたシェーピングパラ
メータで書き換える。このような構成によると、ＡＴＭ
交換機におけるＡＴＭセルの不要な廃棄を防止すること
ができ、特に通信品質を高く保つ必要のある広帯域ＩＳ
ＤＮの画像端末等の通信に利用することがができる。
するに先立ってＡＴＭ交換機に通知される呼設定メッセ
ージを検出し、該呼設定メッセージに含まれるポリシン
グパラメータを記憶手段に記憶されたシェーピングパラ
メータで書き換える。このような構成によると、ＡＴＭ
交換機におけるＡＴＭセルの不要な廃棄を防止すること
ができ、特に通信品質を高く保つ必要のある広帯域ＩＳ
ＤＮの画像端末等の通信に利用することがができる。
【００１４】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図１は、本発明による一実施例であるＡ
ＴＭ多重化装置の構成ブロック図である。図１におい
て、ＡＴＭ多重化装置１０は、端末から送出されたセル
から呼設定メッセージを抽出する機能を有する端末イン
ターフェース１１，１２、複数の端末インターフェース
１１，１２を多重インターフェース１６に多重交換接続
する多重スイッチ１５、多重化スイッチから出力された
セルをバッファによりシェーピングを行い図示されてい
ないＡＴＭ交換機に送出する多重インターフェース１
６、端末インターフェース１１，１２で抽出された呼設
定メッセージ中の呼設定パラメータでありＡＴＭ交換機
に申告するポリシングパラメータを修正する呼設定パラ
メータ修正制御部１３、多重インターフェース１６から
出力される多重化後のトラヒックパラメータであるシェ
ーピングパラメータ値を格納しているトラヒックパラメ
ータ情報テーブル１４から構成されている。
いて説明する。図１は、本発明による一実施例であるＡ
ＴＭ多重化装置の構成ブロック図である。図１におい
て、ＡＴＭ多重化装置１０は、端末から送出されたセル
から呼設定メッセージを抽出する機能を有する端末イン
ターフェース１１，１２、複数の端末インターフェース
１１，１２を多重インターフェース１６に多重交換接続
する多重スイッチ１５、多重化スイッチから出力された
セルをバッファによりシェーピングを行い図示されてい
ないＡＴＭ交換機に送出する多重インターフェース１
６、端末インターフェース１１，１２で抽出された呼設
定メッセージ中の呼設定パラメータでありＡＴＭ交換機
に申告するポリシングパラメータを修正する呼設定パラ
メータ修正制御部１３、多重インターフェース１６から
出力される多重化後のトラヒックパラメータであるシェ
ーピングパラメータ値を格納しているトラヒックパラメ
ータ情報テーブル１４から構成されている。
【００１５】図２は、ＡＴＭ多重化装置の呼設定パラメ
ータの修正フローチャートである。まず、端末インター
フェース１１，１２において、端末から送出されたセル
が呼設定メッセージか否かを判断し（ステップ２０）、
呼設定メッセージである場合は、呼設定メッセージを抽
出し、呼設定パラメータ修正制御部１３に送出する。
（ステップ２１）。呼設定メッセージでない場合は、端
末インターフェースで受信したセルをそのまま多重スイ
ッチ１３に送出し、既に設定されている多重インターフ
ェースのチャネルを介し、多重化されたセルとして図示
されていないＡＴＭ交換機に出力される。
ータの修正フローチャートである。まず、端末インター
フェース１１，１２において、端末から送出されたセル
が呼設定メッセージか否かを判断し（ステップ２０）、
呼設定メッセージである場合は、呼設定メッセージを抽
出し、呼設定パラメータ修正制御部１３に送出する。
（ステップ２１）。呼設定メッセージでない場合は、端
末インターフェースで受信したセルをそのまま多重スイ
ッチ１３に送出し、既に設定されている多重インターフ
ェースのチャネルを介し、多重化されたセルとして図示
されていないＡＴＭ交換機に出力される。
【００１６】次に、呼設定パラメータ修正制御部１３に
おいて、抽出された呼設定メッセージ中の情報要素であ
る伝達能力内のポリシングパラメータ値は、トラヒック
パラメータ情報テーブル１４に格納されている、多重化
後のトラヒックパラメータである多重インターフェース
のシェーピングパラメータ値に書き換えられる。さら
に、多重インターフェースのアドレスを指定し（ステッ
プ２２）、呼設定メッセージを予め決めておいた多重イ
ンターフェースに送出し（ステップ２３）、多重インタ
ーフェースのチャネルを介し、セルをＡＴＭ交換機に送
信する（ステップ２４）。
おいて、抽出された呼設定メッセージ中の情報要素であ
る伝達能力内のポリシングパラメータ値は、トラヒック
パラメータ情報テーブル１４に格納されている、多重化
後のトラヒックパラメータである多重インターフェース
のシェーピングパラメータ値に書き換えられる。さら
に、多重インターフェースのアドレスを指定し（ステッ
プ２２）、呼設定メッセージを予め決めておいた多重イ
ンターフェースに送出し（ステップ２３）、多重インタ
ーフェースのチャネルを介し、セルをＡＴＭ交換機に送
信する（ステップ２４）。
【００１７】そして、ＡＴＭ多重化装置から入力された
セルに対して、ＡＴＭ交換機は、従来と同様に、呼設定
メッセージ中のポリシングパラメータ値をもとに、その
後入力されるセルに対し、申告されたトラヒック値を越
えていないかどうかをチェックし、申告されたトラヒッ
ク値を越えた場合は、そのセルを廃棄する。
セルに対して、ＡＴＭ交換機は、従来と同様に、呼設定
メッセージ中のポリシングパラメータ値をもとに、その
後入力されるセルに対し、申告されたトラヒック値を越
えていないかどうかをチェックし、申告されたトラヒッ
ク値を越えた場合は、そのセルを廃棄する。
【００１８】しかし、ＡＴＭ交換機に申告される呼設定
メッセージ中のポリシングパラメータ値は、ＡＴＭ多重
化装置により多重化後のシェーピングパラメータ値に書
き換えられているため、ＡＴＭ交換機のポリシング動作
により、呼設定後のセルが廃棄されることはなくなる。
メッセージ中のポリシングパラメータ値は、ＡＴＭ多重
化装置により多重化後のシェーピングパラメータ値に書
き換えられているため、ＡＴＭ交換機のポリシング動作
により、呼設定後のセルが廃棄されることはなくなる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、端末間
の通信に先立ち呼情報により通信経路および通信チャネ
ルを設定してからパケット通信を行うパケット通信シス
テムのパケット多重化装置において、前記呼情報抽出手
段が前記端末から送出される前記呼情報に関するパケッ
トを抽出し、抽出された前記呼情報のトラヒックパラメ
ータ情報を、前記呼情報書換手段により、前記トラヒッ
クパラメータ情報テーブルに格納されている前記パケッ
ト多重化装置による多重化後のトラヒックパラメータ情
報に書き換えて、パケット交換機にパケットを送出する
ようにしているため、端末からパケット交換機へのトラ
ヒックパラメータ申告値に従う限りパケット交換機がパ
ケットを廃棄しない利点を有する。
の通信に先立ち呼情報により通信経路および通信チャネ
ルを設定してからパケット通信を行うパケット通信シス
テムのパケット多重化装置において、前記呼情報抽出手
段が前記端末から送出される前記呼情報に関するパケッ
トを抽出し、抽出された前記呼情報のトラヒックパラメ
ータ情報を、前記呼情報書換手段により、前記トラヒッ
クパラメータ情報テーブルに格納されている前記パケッ
ト多重化装置による多重化後のトラヒックパラメータ情
報に書き換えて、パケット交換機にパケットを送出する
ようにしているため、端末からパケット交換機へのトラ
ヒックパラメータ申告値に従う限りパケット交換機がパ
ケットを廃棄しない利点を有する。
【図１】本発明による一実施例であるＡＴＭ多重化装置
の構成ブロック図。
の構成ブロック図。
【図２】ＡＴＭ多重化装置の呼設定パラメータの修正フ
ローチャート。
ローチャート。
【図３】従来のＡＴＭ多重化装置を含むＡＴＭ通信シス
テムの構成ブロック図。
テムの構成ブロック図。
【図４】ＡＴＭ通信システムで使用されるセルフォーマ
ットを示す図。
ットを示す図。
【図５】経路テーブルの内容を示す図。
【図６】多重インターフェースのシェーピング機能およ
びＡＴＭ交換機のポリシング機能説明図。
びＡＴＭ交換機のポリシング機能説明図。
【図７】呼設定メッセージの伝達能力中にポリシングパ
ラメータを含ませた例を示す図。
ラメータを含ませた例を示す図。
【図８】端末からＡＴＭ交換機までのセルの流れの一例
を示す図。
を示す図。
１０ ＡＴＭ多重化装置 １１，１２ 端末インターフェース １３ 呼設定パラメータ修正制御部 １４ トラヒックパラメータ情報テーブル １５ 多重スイッチ １６ 多重インターフェース ３０−１〜３０−４ 端末 ３１−１，３０−２ ＡＴＭ多重化装置 ３２−１，３２−２ 多重スイッチ ３３−１〜３３−４ 端末インターフェース ３４−１，３４−２ 多重インターフェース ３５−１，３５−２ ＡＴＭ交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/56 H04L 12/28
Claims (1)
- 【請求項１】 ＡＴＭ交換機と複数の端末との間に設け
られ、前記複数の端末から送信されたＡＴＭセルを該Ａ
ＴＭセルのヘッダのアドレス情報にしたがって予め特定
された多重化回線に多重化して前記ＡＴＭ交換機に送信
するパケット多重化装置において、 前記ＡＴＭセルを前記多重化回線に多重化する際のシェ
ーピングパラメータを記憶する記憶手段と、 前記端末から前記ＡＴＭセルを送信するに先立って前記
ＡＴＭ交換機に通知される呼設定メッセージを検出し、
該呼設定メッセージに含まれるポリシングパラメータを
前記記憶手段に記憶されたシェーピングパラメータで書
き換える書換手段とを具備することを特徴とするパケッ
ト多重化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19555492A JP3128337B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | パケット多重化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19555492A JP3128337B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | パケット多重化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0646076A JPH0646076A (ja) | 1994-02-18 |
| JP3128337B2 true JP3128337B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=16343043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19555492A Expired - Fee Related JP3128337B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | パケット多重化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3128337B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1023037A (ja) * | 1996-07-05 | 1998-01-23 | Nec Corp | トラヒックシェーピング方式 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP19555492A patent/JP3128337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0646076A (ja) | 1994-02-18 |
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