JP3128231U - マグネット吸着力による脱着機能を具備した額縁 - Google Patents

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Abstract

【課題】
額縁の中の掲示物を入れ替えする場合、誰でも簡単に、しかも迅速に処理できて、尚且つ、その外縁と中枠とが所定の位置へ、適度な吸着力により確実に保持できる機能を提供する。

【解決手段】
本考案である請求項1の額縁は、外縁1と中枠4それぞれの所定の位置に、お互い異極
となるようにマグネット4bを装着し、中枠4の内面に掲示物3を挿入し、透明樹脂板2をその上から挿入する。その状態を維持し外縁1とをマグネット4bの吸着力により保持することを特徴とする。但し、掲示物3及び透明樹脂板2を保持するために、掲示物3及び透明樹脂板2の外形寸法と、外縁の内寸法との差が掲示物3及び透明樹脂板2を押える部位となる。

【選択図】図1

Description

本考案は、掲示物を額縁に掲載する場合、従来からの既成概念を捨てて、全く新しい発想でもって、その機能性を独自に開発し、さらなる利便性を追求し、それを具現化したものである。
一般的に従来型の額縁としては、外縁・中枠・裏板・透明樹脂板などの部位から構成される。そのような額縁に、掲示物を入れ替えする場合、その額縁の裏面側より、専用止め金具(以下トンボと称する)を回転させて解除し、一旦、裏板を取り外し、その中の透明樹脂板と中枠との間に掲示物を挟み込み、その後、裏板をはめ込み、再度トンボを回転させて施錠する。
すなわち、たかが一枚の掲示物を入れ替えするだけでも、それなりの時間と労力を費やすのである。それが複数枚以上になると、相当な作業量にもなる。
また、そのトンボは、木ネジの圧入のみで取り付けられている関係上、それを回転する際、指に対して負荷抵抗になる場合がある。これにより、指先の疲労感を感じたり、時により指先に傷を負うことさえある。特に、高齢者或いは、年少者にとっては、耐えがたい行為であるといえる。しかも、額縁一枚に付き、トンボは複数個以上にも及ぶのである。
原因としては、そのトンボを取り付けるための木ネジを、すべて一定のトルク力で締め付けることが、至難のわざと考えられるからである。たとえ、一定のトルク力で、そのトンボの木ネジを締め付けたとしても、心材・辺材或いは、木裏・木表など木質の不均一さがあるため、同一の木質の場合でも、その部材の比重に差異が生じる。
したがって、結果的にトンボを回転する際、指への負荷を一定にすること自体、製作管理上、不可能に近いといっても過言でない。
また、逆にトンボを取り付けるための木ネジが、何らかの原因でその木質の下穴を拡大した場合、そのトンボが空回りし、トンボとしての機能である、施錠及び解除の役目を果さなくなることもある。
壁面又はパーティーション等に額縁を掲載する際、トンボ或いは、その木ネジが、額縁の裏面より露出されている場合、接触の度、壁面又はパーティーションを損傷させることもある。
解決しようとする問題点は、額縁の中の掲示物を入れ替えする場合、取扱いが非常に簡単で且つ、労力を必要としない機能を有する額縁がなかった点である。
本考案である請求項1の額縁は、本来マグネットの性質を応用して、すなわち、異極(N極S極又はS極N極)どうしを吸着させた場合、その端面はお互い中心方向へ限りなく近づこうとする力が働く。したがって、額縁の外縁及び中枠に、予め位置合わせした下穴を施し、その穴へマグネットを装着することにより、外縁と中枠とを吸着させ、且つ、外縁と中枠とを定められた位置に保持できることを特徴とする。
本考案である請求項1の額縁は、従来の額縁と違い、掲示物を入れ替えする場合、どのような設置状況においても、常に、前面側から老若男女問わず、誰でも簡単に且つ、迅速に処理することができる。また、外縁と中枠とがマグネットによる吸着力が常に働き、たとえ、額縁に対して外力が働いた場合でも、その保持力でもって耐久される。また、専用止め金具であるトンボを一切使用していないので、その金具による壁面へのキズ等の防止にもなる。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。本考案による額縁は、図1に示すように、外縁1及び透明樹脂板2及び中枠4から構成される。
中枠4は、予め内面側を連続溝加工に施された、長辺2本の棒状と短辺2本の棒状で構成された、四角状の枠の間に、裏板4aを挟み込まれて形成される。さらに、その各長辺の棒状の両端部へ、マグネット4bを片側方向のみ装着する。
一方、中枠4に嵌め合うかたちで、断面がL型の形状をした外縁1は、その裏面を、中枠4のマグネット4bと同一の寸法位置、及び同一の数量のマグネット4bで装着してある。図5に示すように、中枠4に掲示物3を嵌め込み、さらに、透明樹脂板2を嵌め込んだあと、最後に、外縁1をマグネット4bの吸着力により保持する。
その保持力の作用は、外縁1と中枠4との寸法差の部位が、押えとして透明樹脂板2及び掲示物3に直接働く。
本考案である額縁の実施例は、図1に示すような配置に準じて、掲載しようとする掲示物3を透明樹脂板2と中枠4との間に嵌め込む。さらに、外縁1を前面側から嵌め込むと、ある一定の距離に達した場合、複数個以上のマグネット4bが、異極間に吸着力が働き、完全に中枠4と外縁1が合体され保持される。
そのように、掲載できる状態で室内の壁面或いは、スタンド又は、画架等に設置する。額縁の取り付け方法は、用途に応じて、完全に固定する場合、或いは、つり紐形式、それぞれ使い分けることができる。
特に壁面に直接額縁を固定する場合、木ネジ又は釘などで、中枠4を直接、固定する。中の掲示物3を入れ替えしたいときは、その状態で外縁1のみを外すだけでよい。
また、掲示物3を入れ替えする場合、外縁1を外した後、裏板4aの貫通穴より裏面から指にて掲示物3を押し出すようにすると、より確実に且つ、迅速に処理できる。但し、壁面固定の場合は、この限りではない。
本考案である請求項1の額縁は、用途的には写真用及びポスター用として利用できる一方、中枠の構造変更によっては、水彩縁あるいは、油縁などにも応用できる。従来の額縁と比較して、取扱いが非常に簡素化され、専用止め金具であるトンボを一切使用していないため、使用上の利便性及び製作上コスト面でも有利と考えられる。産業上の利用度としては、今後、展示向け分野あるいは絵画向け分野にも、経済の波及効果を、もたらすことは、十分予測されると考えられる。
本考案の額縁を正面側からの分解斜視図である。 本考案の額縁の正面図である。 本考案の額縁の側面図である。 本考案の額縁の背面図である。 本考案の額縁の断面図である。
符号の説明
1 外縁
2 透明樹脂板
3 掲示物
4 中枠
4a 裏板
4b マグネット

Claims (2)

  1. マグネット吸着力による脱着機能を具備した額縁において、
    その部位である外縁及び中枠に、マグネットを各々装着し、異極どうしの吸着力を利用することによって、外縁と中枠とが定められた位置にて、脱着できる機能を有することを特徴とする額縁。
  2. マグネット吸着力による脱着機能を具備した額縁において、
    その部位である外縁及び中枠の材料は、木・樹脂・金属のいずれかとを使用することを特徴とする額縁。
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