JP3127847U - 消防用管鎗 - Google Patents

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博己 岩▲崎▼
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Abstract

【課題】ハンドルの角度を容易に変更することができ、ハンドルを確実に固定する。
【解決手段】折り曲げ部を有する管本体11と、管本体11を支持するハンドル12とから構成される。管本体11の折り曲げ部に、係合凹部15を有する管軸方向の突条14が形成される。ハンドル12は、管本体11の折り曲げ部に、その管軸を含む平面に対して直交する回転軸としてのボルト21を介して回転自在に取り付けられている。このハンドル12に係合凹部15に係合する向きに付勢された係合片25が、ハンドル12の回転軌道の径方向に移動可能に設けられる。これにより、ハンドル12を一方の手で掴んだ状態で、その手で係合片25の係合凹部15との係合を解除するように移動させ、ハンドル12を回転させることができる。また、係合片25が係合凹部15に係合する向きに付勢されているので、ハンドル12が管本体11に対して確実に固定される。
【選択図】図2

Description

この考案は、消防ホースの先端に取り付けられ、消防ホースから送られる水や薬剤を先端部に取り付けた放水ノズルから放水させる消防用管鎗に関する。
消火作業において、長期間安定した放水を実現するために、放水による反動力を軽減することができる、いわゆる、無反動型の消防用管鎗が用いられている。
この無反動型の消防用管鎗は、直管状のパイプの途中を折り曲げた管本体と、この管本体を支えるコの字状のハンドルとからなり、このハンドルを、管本体の折り曲げ部の外側に管軸を含む平面に直交する回転軸を介して回転自在に取り付けたものである(例えば、特開2000−246377号公報 図1、2参照)。
上記ハンドルは、その回転軸にねじ止めされる締め付けナットを締め付けることにより管本体に固定され、その回転軸の軸心を中心にして管本体に対する角度を任意の角度に変更することができる。
しかし、上記消防用管鎗は、角度を変更する際、まず、締め付けナットを緩め、ハンドルを所望の角度に回転させて、その後、締め付けナットを締め直す必要があった。このため、ハンドルの角度を素早く変更することが難しい。
また、ハンドルは、上記締め付けナットの締め付けにより固定しているので、その締め付けが不十分であれば、作業者の身体に当たるなどしてハンドルが回転するおそれがあった。
そこで、ハンドルの角度を容易に変更することができ、ハンドルを確実に固定することを課題とする。
上記の課題を解決するために、折り曲げ部を有する管本体と、前記管本体を支持するハンドルとからなり、前記管本体に複数の係合凹部が形成され、前記ハンドルは、前記管本体の折り曲げ部に、その管軸を含む平面に対して直交する回転軸を介して回転自在に取り付けられ、前記係合凹部に係脱する方向に移動可能でかつ前記係合凹部に係合する向きに付勢された係合片を有する構成としたのである。
この構成によると、ハンドルの係合片を係合凹部との係合を解除するように移動させ、ハンドルを回転させて、係合片を他の係合凹部の位置に持ってくれば、その係合凹部に係合片が自動的に係合する。これにより、ハンドルの角度を容易に変更することができ、そのハンドルを管本体に対して確実に固定することができる。
上記構成において、上記ハンドルの係合片が、前記ハンドルの回転軌道の径方向に移動可能に設けられたものを採用すれば、ハンドルを一方の手で掴んだ状態で、その手で係合片の係合凹部との係合を解除するように移動させ、ハンドルを回転させることができるので、ハンドルの角度をより容易に変更することができる。
さらに、上記管本体の折り曲げ部に管軸方向の突条が形成され、この突条に上記係合凹部が形成され、この突条の外縁が上記ハンドルの回転軸の軸心を中心とする円周と一致するように形成された構成を採用することができる。この構成によれば、係合凹部との係合を解除したハンドルの係合片を、ハンドルの回転に伴って突条の外周面を摺動させることができる。このため、ハンドルを回転させる際、係合片を係合凹部との係合を解除した状態で保持して(引き上げて)おく必要がない。
以上のように構成したので、この考案は、ハンドルの角度の変更を容易に行うことができ、そのハンドルを確実に固定することができる。
以下、この考案の実施形態を図1〜図5に示す。
この実施形態の消防用管鎗10は、図1に示すように、直管状のパイプを長さ方向の途中で折り曲げた管本体11と、この管本体11をその折曲げ部で支持するハンドル12とから構成される。
上記管本体11は、その一端部に放水ノズルNを、他端部に消防ホースH(図4参照)をそれぞれ着脱自在に連結する取付金具31、32が取り付けられている。この管本体11を折り曲げたことにより、消防ホースから供給される加圧された水や薬剤等に方向性を付与して、放水時の反動による管本体11のぶれを軽減している。
上記管本体11の放水ノズルNの取付金具31寄りには、半円状のフック係止板33が、消防ホースHの取付金具32寄りには矩形のバンド固定板34が取り付けられている。このフック係止板33にバンド(2点鎖線参照)の一端部に取り付けたフックを引っ掛け、バンド固定板34にバンドの他端部を固定することにより、作業者がバンドを肩に掛けて消防用管鎗10を支えることができる(図2参照)。
図2に示すように、この管本体11の折り曲げ部の外周面の内側(管本体11の折り曲げ部を挟んで両側の直管状のパイプがなす劣角側)に、円筒状の軸受部13が設けられる。この軸受部13の軸心が、管本体11の管軸を含む平面に対して直交している。
また、この管本体11の折り曲げ部の外周面の外側(管本体11の折り曲げ部を挟んで両側の直管状のパイプがなす優角側)に、突条14が一体に設けられている。
上記管本体11を支持するハンドル12は、手でつかむ把持棒17の両端から側板18が同じ向きに、かつ先端部に向かって互い接近するように延びたものである。この両側板18、18の先端部に円筒状の軸受部19が互いに同軸状態に設けられている。
このハンドル12は、その両側板18、18で管本体11の外側から跨ぐように、両軸受部19を管本体11の軸受部13の両側に同軸状態に配置したものである。このハンドル12の両軸受19と、管本体11の軸受部13とに回転軸としてボルト21を挿通し、ナット22でねじ止めする。これにより、ハンドル12が管本体11に対して回転自在に取り付けられる(図2一点鎖線参照)。
上記ハンドル12の両側板18間に掛け渡すように、中桟23が一体に設けられ、この中桟23の中央に、円筒状の支持筒24が一体に設けられている。この支持筒24は、その筒軸がハンドル12の回転軌道の径方向となるように設けられたものであり、その内部に棒状の係合片25が挿通される。これにより、この係合片25が、支持筒24内をハンドル12の回転軌道の径方向に移動可能となっている。
上記係合片25は、図3に示すように、ハンドル12の把持棒17側の端部にTの字状の引き上げ片26がナットを介してねじ止めされたものである。支持筒24内に圧縮状態にコイルばね27が取り付けられ、そのコイルばね27の復元力によって、係合片25が、管本体11の突条14の後述する係合凹部15に係合する向きに付勢されている。
上記管本体11の突条14は、その外縁が管本体11の軸受部13の回転軸としてのボルト21の軸心を中心とする円周と一致するように形成されたものである。その突条14の外周面には、径方向の係合凹部15が所定の間隔をもって複数形成されている。突条14の外縁が円周と一致するようになっているので、係合片25を引き上げて、ハンドル12を回転させながら係合片25を突条14の外周面を摺動させることができる。これにより、ハンドル12を回転させる際、係合片25を係合凹部15との係合を解除した状態で保持して(引き上げて)おく必要がない。
この各係合凹部15は、ハンドル12の係合片25が係合して、ハンドル12を管本体11に対して所要角度をもって固定させることができる。なお、突条14に形成された各係合凹部15は、径方向に形成された切り欠きや穴等、係合片25が嵌り込むことにより、ハンドル12の回転を規制できるものであればよい。
上記突条14の外周面の周方向の両端部にそれぞれ突起16が形成される。この突起16に係合片25が当たることにより、ハンドル12が必要以上に回転するのを防止するとともに、管本体11にハンドル12が当るのを防止する。
以下、この消防用管鎗10の使用方法について説明する。
この消防用管鎗10は、図4(a)に示すように、管本体11の放水ノズル取付金具31に放水ノズルNを、また、消防ホース取付金具32に消防ホースHをそれぞれ連結し、一方の手で管本体11の放水ノズル側を持ち、他方の手でハンドル12を掴んで放水ノズルNから放水を行う。
このハンドル12の角度を変更するには、まず、ハンドル12の把持棒17に手を掛けながら、係合片25を引き上げ片26に指をかけて係合凹部15との係合を解除するよう引き上げる。次に、ハンドル12を回転させながら係合片25を突条14の外周面を摺動させ、他の係合凹部15の位置に持ってくれば、その係合凹部15に係合片25が自動的に係合する。これにより、片手でハンドル12の角度を容易に変更することができ、そのハンドル12を管本体11に対して確実に固定することができる。
また、図4(b)に示すように、上記消防用管鎗10を地面に設置して、作業者が管本体11を支えるようにして放水を行うこともできる。この場合、放水による反動力をハンドル12を介して地面で受けることができる。また、図5に示すように、ハンドル12の角度を変更することで、放水角度を変更でき、効果的に放水を行うことができる。さらに、図4(c)に示すように、作業者が管本体11を支えずに、上記消防用管鎗10を地面に設置した状態で放水させることもできる。
実施形態の消防用管鎗を示す斜視図 同上の消防用管鎗を示す一部切欠側面図 図2のA−A拡大断面図 (a)同上の消防用管鎗の使用状態図、(b)同上の消防用管鎗の他の使用状態図、(c)同上の消防用管鎗の他の使用状態図 同上の消防用管鎗を地面に置き、放水角度を変えた状態の側面図
符号の説明
10 消防用管鎗
11 管本体
12 ハンドル
13 軸受部
14 突条
15 係合凹部
16 突起
17 把持棒
18 側板
19 軸受部
21 ボルト(回転軸)
22 ナット
23 中桟
24 支持筒
25 係合片
26 引き上げ片
27 コイルばね
31 放水ノズル取付金具
32 消防ホース取付金具
33 フック係止板
34 バンド固定板

Claims (3)

  1. 折り曲げ部を有する管本体(11)と、前記管本体(11)を支持するハンドル(12)とからなり、前記管本体(11)に複数の係合凹部(15)が形成され、前記ハンドル(12)は、前記管本体(11)の折り曲げ部に、その管軸を含む平面に対して直交する回転軸(21)を介して回転自在に取り付けられ、前記係合凹部(15)に係脱する方向に移動可能でかつ前記係合凹部に係合する向きに付勢された係合片(25)を有する消防用管鎗。
  2. 上記ハンドル(12)の係合片(25)が、前記ハンドル(12)の回転軌道の径方向に移動可能に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の消防用管鎗。
  3. 上記管本体(11)の折り曲げ部に管軸方向の突条(14)が形成され、この突条(14)に上記係合凹部(15)が形成され、この突条(14)の外縁が上記ハンドル(12)の回転軸(21)の軸心を中心とする円周と一致するように形成されたことを特徴とする請求項2に記載の消防用管鎗。
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