JP3196921U - バックホウの掴みアタッチメント取付構造 - Google Patents

バックホウの掴みアタッチメント取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 バックホウの掴みアタッチメントの着脱作業を容易且つ安全に行うことのできる、バックホウの掴みアタッチメント取付構造を提供する。【解決手段】バックホウのアーム2に、中心部に軸受孔16aが貫通した略円筒状の軸受筒体16が両端面が当該アームの左右の側面からそれぞれ僅かに突出するように固定され、掴みアタッチメント11を構成する左右一対の掴みフォーク11aの対向面のそれぞれの軸孔11bの周囲に、軸受筒体16の外周面の一部と内周面が対向する円弧状の係合部21が設けられている。掴みアタッチメント11は、それぞれの軸孔11bと軸受孔16aに連結軸12を挿入することにより、アーム2に回動自在に連結され、これらの軸孔11bと軸受孔16aから連結軸12が引き抜かれた状態では、それぞれの係合部21が軸受筒体16の両端部外周面に係合して掴みアタッチメント11の落下を阻止する。【選択図】 図5

Description

本考案は、バックホウのアームに、掴みアタッチメントを着脱する作業を一人で簡単且つ安全に行うことのできる、掴みアタッチメントの取付構造に関する。
従来より、掘削作業等に用いられるバックホウで、廃材等を掴んで移動させる作業を行うために、バックホウのバケットが取り付けられているアーム先端部の近傍位置に、掴みアタッチメントを取り付ける提案されている。
例えば、特許文献1に提案されているものは、掴みアタッチメントがバックホウのアーム先端に固定した装着機具に連結される、下方に爪のように延びた受け機具で構成されており、バケットを回動させることで、バケットと受け機具の間に被把持物を挟み込んで掴むようになっている。
また、特許文献2に提案されているものは、掴みアタッチメント(つかみフォークアタッチメント)が、油圧機構を介してリンク動作するバケット(パワーショベル)と対向させてバックホウのアームに着脱可能に枢着した、フォークフレームによって構成されており、このフォークフレームがリンク機構を介してバケットの動きに連動して、当該バケットとフォークフレームとの間に被把持物を挟んで掴むようになっている。
実用新案登録第3177861号公報 特許第3551866号公報
前述した特許文献1及び特許文献2に記載されているものは、何れも掴みアタッチメントを使用しない場合に、バックホウのアームから取り外しが可能になっているが、掴みアタッチメントを着脱する際に、誤って落とすと作業者の負傷したり、アタッチメントが損傷する虞があった。
特に、小型のバックホウに用いる掴みアタッチメントは比較的軽量であるが、作業者一人で取り外しや取り付けの作業を行う場合は、掴みアタッチメントを手で抱えながらアームに連結している軸等の抜き差しを行う必要があり、作業が困難であるとともに、手を滑らせて足下に落下させる危険があった。
また、特に、特許文献2に記載されているものは、バケットと掴みアタッチメントとを連動させて両側に開くことができるため、大きな被把持物を掴むことが可能であるが、両者を連動させるリンク機構が複雑であり、掴みアタッチメントの着脱に手間がかかる問題があった。
そこで、本考案は、前述したような従来技術における問題を解消し、バックホウの掴みアタッチメントの着脱作業を容易且つ安全に行うことのできる、バックホウの掴みアタッチメント取付構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために提供される本考案のバックホウの掴みアタッチメント取付構造は、バケットが回動自在に設けられた、バックホウのアーム先端部の近傍位置に、基端側が回動自在且つ取り外し可能に設けられ、自由端側が前記バケットと協働して被把持物の掴み動作を行う掴みアタッチメントに適用されるものであって、アーム先端部の近傍位置に、中心部に軸受孔が貫通した略円筒状の軸受筒体が、その軸方向を前記アームの長手方向と直交する向きで且つ両端面が当該アームの左右の側面からそれぞれ僅かに突出するように固定され、掴みアタッチメントは、少なくともその基端側が、前記軸受筒体の長さに適合する対向間隔で一体に連結されている左右一対の板状の掴みフォークから構成され、前記一対の掴みフォークのそれぞれの基端側には、前記軸受筒体の軸受孔と整合する軸孔が形成されているとともに、これらの掴みフォークの互いに対向する内側の面の軸孔周囲にはそれぞれ、前記軸受筒体の外周面の一部と内周面が対向する円弧状の係合部が設けられ、前記掴みアタッチメントは、前記一対の掴みフォークの基端側を軸受筒体の両側に位置させて、それぞれの軸孔と当該軸受筒体の軸受孔に連結軸を挿入することにより前記アームに連結され、連結軸が軸受孔から引き抜かれた状態で、前記それぞれの係合部が軸受筒体の両端部外周面に係合して掴みアタッチメントの落下を阻止することを特徴としている。
前記バックホウは、両端がそれぞれ、バケットを回動させる油圧シリンダ装置の伸縮ロッド先端部と、アームに軸着されているガイドリンクを備えたものであり、前記ガイドリンクと掴みアタッチメントの間が連動リンクで連結されて前記連動リンクにより、掴みアタッチメントはバケットの回動方向とは逆方向に連動して回動するように構成されているとともに、連動リンクは、ガイドリンクに対して、取り外し可能に軸着されていることが望ましい。
請求項1の考案に係るバックホウの掴みアタッチメント取付構造によれば、掴みアタッチメントをバックホウのアームに取り付ける作業、または取り外す作業を容易に行うことができるとともに、掴みアタッチメントの着脱時に、誤って落下させる事故を未然に防止することができ、特に、小型のバックホウの掴みアタッチメントの着脱作業を作業者一人で行う場合の作業の安全性を高めることができる。
請求項2の考案に係るバックホウの掴みアタッチメント取付構造によれば、前述した請求項1の考案の効果に加えてさらに、掴みアタッチメントがバックホウのガイドリンクに対して取り外し可能に軸着された連動リンクを用いてバケットの回動方向とは逆方向に連動して回動するように構成されているため、構造が簡単であるとともに、バックホウへの掴みアタッチメントの取付けや取り外し作業を、バックホウ側のガイドリンクに対する連動リンクの着脱と連結軸の着脱のみで簡単に行うことができる。
本考案の1実施形態における、掴みアタッチメントを取り付けた、バックホウのアーム先端部の側面図である。 本考案の1実施形態における、バケットと掴みアタッチメントが開いた状態を示す、バックホウのアーム先端部の側面図である。 本考案の1実施形態における、掴みアタッチメントを取り外した状態を示す、バックホウのアーム先端部の側面図である。 本考案の1実施形態における、掴みアタッチメントの部分断面図である。 本考案の1実施形態における、アームと掴みアタッチメントの連結部分の要部構造を示す分解斜視図である。 本考案の1実施形態における、アームと掴みアタッチメントの連結部分の要部構造を示す断面図である。 本考案の1実施形態における、連動リンクを外したガイドリンクの部分側面図である。 本考案の1実施形態における、ガイドリンクと連動リンクとの連結部分の構造を示す分解斜視図である。 本考案の1実施形態における、ガイドリンクと連動リンクとの連結部分の構造を示す部分断面図である。
以下、図面に基づいて本考案の実施形態を説明する。
図1は、本考案の1実施形態における、掴みアタッチメントを取り付けたバックホウのアーム先端部の側面図であって、同図に示すバックホウ1は、土砂の掘削等の土木作業に用いられる既製の小型のバックホウに、掴みアタッチメントを付加したものである。
前記バックホウ1のアーム2の先端には、バケット3が軸4回りに回動自在に連結されており、前記バケット3の軸4近傍には、連結リンク5の一方の端が軸6で回動自在に連結されている。また、前記連結リンク5の他方の端は、軸7を介して油圧シリンダ装置8の伸縮ロッド8aの先端に回動自在に連結されている。
前記軸7は、アーム2の先端部近傍に一端側を軸9で回動自在に連結されている、側面視略「く」字状のガイドリンク10の他端側に対して回動自在に連結されている。したがって、伸縮ロッド8aを伸長または収縮させると、軸7の位置は、ガイドリンク10に案内されて軸9回りに円弧状に変位し、その動きはさらに連結リンク5を介してバケット3に伝達されて、当該バケット3が軸4を中心として同図の反時計回り、または時計回りに回動する。なお、このバケット3の背面には、廃材等をワイヤで吊って運搬するための吊りフック3aが取り付けられている。
掴みアタッチメント11は、その基端側が取り外し可能なボルト状の連結軸12によって、アーム2の先端部近傍位置に回動自在に連結されている。前記掴みアタッチメント11は、互いに連結されて一体に構成されている、左右一対の板状の掴みフォーク11aを有している。
左右両側の掴みフォーク11aの外側面の、前記連結軸12に近接した位置にはそれぞれ、連動リンク13の一端が軸着部14で回動自在に連結されている。また、連動リンク13の他方の端は、ガイドリンク10の側面視略く字状の屈曲部近傍に設けられた軸着部15に、回動自在に連結されている。
前記掴みアタッチメント11は、図1に示す位置からシリンダ装置8の伸縮ロッド8aを収縮動作させると、図2に示すようにガイドリンク10は軸9を中心に同図の時計回りに回動して、連結リンク5を引き上げ、これに伴って、バケット3は、軸4を中心として時計回りに回動する。
また、ガイドリンク10の回動に伴って、これと連動リンク13を介して連結されている掴みアタッチメント11は、連結軸12を中心に反時計回りに回動する。その結果、バケット3と掴みアタッチメント11は連動してそれぞれの自由端側は、同図に示すように両外側に大きく開かれる。
一方、シリンダ装置8の伸縮ロッド8aを図1に示す位置から伸長させると、図2に仮想線で示すように、バケット3と掴みアタッチメント11のそれぞれの自由端側どうしが閉じる向きに回動する。この時、掴みアタッチメント11の一対の掴みフォーク11aの自由端側はバケット3に設けられている爪フォーク3bの間に侵入して、両者の間で被把持物の落下を防いで確実に掴むことができる。
また、バックホウ1を通常の掘削作業に用いる場合には、掴みアタッチメント11は、図3に示すように、連動リンク13をガイドリンク10側に取り付けられている軸着部15から取り外すとともに、左右の掴みフォーク11aとアーム2側の軸受筒体16を連結している前記連結軸12を抜き取ることによって、連動リンク13とともにアーム2から分離することができる。
図4は、掴みアタッチメント11の基端側の軸受筒体16との連結部分の部分断面図、図5は前記連結部分の分解斜視図であって、これらの図に示すように、軸受筒体16は、その中心部に連結軸12が貫通する軸受孔16aが形成されている。
また、図5に示すように、前記軸受筒体16はその外周面の一部が平坦面16bで形成されていて、当該平坦面16bがアーム2の下面(バックホウ1の運転席側から見て手前側の面)2aに溶接されて、軸方向を前記アーム2の長手方向に直交する向きで、且つ両端面が当該アーム2の左右の側面2b、2cからそれぞれ僅かに突出するように固定されている。
図4に示すように、掴みアタッチメント11を構成している左右一対の掴みフォーク11aは、その少なくとも軸受筒体16に連結される基端側が、軸受筒体16の長さに適合する対向間隔に設定されていて、前記軸受筒体16の軸受孔16aと整合する位置に、連結軸12が貫通する軸孔11bがそれぞれ形成されている。
また、連結軸12には、その一方の端部に頭部12aが形成され、他方の端部の所定長さの範囲にねじ部12bが形成されている。前記頭部12aは、連結軸12の他の部分よりも大径であり、且つ、図5に示すように、その円筒状の外周面の一部に平坦な回動規制面12cが形成されている。
また、掴みアタッチメント11の同図右側の掴みフォーク11aの外側の軸孔11bの周囲には、受面17aを有するボス17が固定されており、連結軸12は前記回動規制面12cがこの受面17aと係合することで、掴みフォーク11aに対する回動が規制されている。
また、連結軸12の左側の掴みフォーク11aから外側に突出したねじ部12bには、腕付ナット18が螺着されており、当該腕付ナット18と頭部12aによって、左右両側の掴みフォーク11aに対する連結軸12の軸方向移動が規制されている。
前記腕付ナット18は、前記ねじ部12bに対して回動しないように、腕18aの先端部に設けられている孔18bに通した固定ボルト19によって、左側の掴みフォーク11aの外側面に固定されている。前記掴みフォーク11aには、固定ボルト19が貫通する孔11cが形成されており、その内側には当該固定ボルト19が螺合するナット20が溶接固定されている。
また、左右両側の掴みフォーク11aの、互いに対向する内側の面の軸孔11bの周囲にはそれぞれ、軸受筒体16の外周面の一部と内周面が対向する円弧状の係合部21が設けられている。図4に示すように、連結軸12が装着されているときには、掴みアタッチメント11の重量は、前記連結軸12を介して軸受筒体16が受けている。
この状態では、前記それぞれの係合部21の内周面と軸受筒体16の外周面との間には、僅かな隙間があり、掴みアタッチメント11は、軸受筒体16に対して連結軸12とともに支障なく回動することができる。
これに対し、図6に示すように、連結軸12を軸受筒体16の軸受孔16aから引き抜いた状態においては、前記それぞれの係合部21の内周面は、当該軸受筒体16の両端部外周面に係合し、掴みアタッチメント11の重量は、これらの係合部21を介して軸受筒体16に支持される。
また、連動リンク13を掴みアタッチメント11に連結している軸着部14は、図4に示すように、一対の掴みフォーク11aのそれぞれに形成されている軸孔11dならびにこれらの掴みフォーク11aの両外側にそれぞれ配置されている連動リンク13の軸孔13aをそれぞれ貫通する軸ボルト22と、当該軸ボルト22に螺着されているナット23で構成されている。
これらの連動リンク13は、ナット23と軸ボルト22のボルト頭部22a間で回動可能に保持されている。なお、このナット23は、これらの連動リンク13が円滑に回動できるように調整された位置で、軸ボルト22のねじ部22aに対し、図示しない手段で固定されている。
図4に示すように、軸ボルト22は、両側の掴みフォーク11a間を一体に連結している角筒状の中空の連結部材24の内部を貫通して設けられている。なお、図示していないが、一対の掴みフォーク11a間は、前記連結部材24の他、複数の連結部材によって連結されている。
図7は、連動リンク13を取り外したガイドリンク10の部分側面図、図8は、ガイドリンク10の軸着部15の分解斜視図であって、これらの図に示すように、ガイドリンク10の屈曲部外側の端縁には、連動リンク13の軸孔13bに嵌入する短い軸頸部25aを有し、当該ガイドリンク10の板厚と略同じ厚みを有する軸座25が溶接固定されている。
前記軸座25には、軸頸部25aの中心部を貫通するねじ孔25bが形成されていて、このねじ孔25bには軸頸部25aのより大径の鍔部26aを有する、鍔付ボルト26のねじ部26bが螺着される。
また、軸頸部25aは、その長さが連動リンク13の厚みより僅かに長く形成されていて、図9に示すように、アーム2の左右両側に配置されたガイドリンク10に固定された軸座25の鍔頸部25aにそれぞれ連動リンク13の軸孔13bを嵌装して、鍔付ボルト26を軸頸部25aに締め付け固定することによって、それぞれの連動リンク13とガイドリンク10どうしが回動自在に連結される。
次に、前述したように取り付けられている掴みアタッチメント11をバックホウ1のアーム2から取り外す手順を説明する。掴みアタッチメント11の取り外しに作業に当たっては、図1に示すよう、アーム2の先端側を下に向け、掴みアタッチメント11の自由端(先端)側が連結軸12の下方で、地表近くに位置するようにアーム2を下げた状態で、左右両側の連動リンク13をそれぞれガイドリンク10の軸着部15から切り離す。
この作業は、図9に示す、左右のガイドリンク10の軸座25から鍔付ボルト26を外して、軸頸部25aからそれぞれの連動リンク13を分離する。次に、連結軸12に螺着されている腕付きナット18から固定ボルト19を外した後、当該腕付きナット18を回転させて連結軸12から取り外す。
次に、掴みアタッチメント11を僅かに持ち上げて、軸受筒体16の軸受孔16a内周面に掴みアタッチメント11の重量が加わらないようにしながら、連結軸12を図9の右側に抜き出す。
掴みアタッチメント11が重量が小さい場合には、このまま軸受筒体16の外周面に一対の掴みフォーク11aの内面にそれぞれに設けられている係合部21が当たらないように持ち上げながら軸受筒体16の側方に抜き出せば、バックホウ1のアーム2から取り外すことができる。
なお、掴みアタッチメント11の重量が大きい場合には、連結軸12を抜き出した後、図6に示すように、係合部21の内周面を軸受筒体16の両端部外周面に係合させて、一旦掴みアタッチメント11の重量を軸受筒体16に支持させ、その後、両手で掴みアタッチメント11を保持して係合部21を軸受筒体16から取り外すことが安全上望ましい。
一方、掴みアタッチメント11をバックホウ1のアーム2に取り付ける手順は、基本的には前述した取り外しの手順と逆であるが、連結軸12を装着する際に、その頭部12aに形成されている回動規制面12cを一方の掴みフォーク11aの軸孔11b周囲に固定されているボス17の受面17aに係合させる必要がある。
なお、バックホウ1のアーム2に掴みアタッチメント11の取り付けたり取り外したりする作業を行う際に、掴みアタッチメント11を抱え持った作業者が万一手を滑らせても、前述した係合部21が軸受筒体16に係合して掴みアタッチメント11の重量が軸受筒体16に受け止められるため、落下事故を未然に防ぐことができる。
また、前述した実施形態のものおいては、既製のバックホウ1のアーム2に軸受筒体16を溶接するとともに、ガイドリンク10に軸座25を溶接するだけで、簡単に掴みアタッチメント11が利用できるため、既製のバックホウの利用範囲を簡単に拡大することができる。
なお、バックホウによっては、ガイドリンクが前述したガイドリンク10のように途中で「く」字状に屈曲していない直線状のものを用いているが、このようなバックホウに対しては、軸座を例えば、軸頸部を頂点に配置した三角形状に形成し、その底辺部分をガイドリンクの側端縁に沿って溶接することで対応することが可能である。
1 バックホウ
2 アーム
2a 下面
2b、2c 側面
3 バケット
3a 吊りフック
3b フォーク爪
4 軸
5 連結リンク
6 軸
7 軸
8 油圧シリンダ
8a 伸縮ロッド
9 軸
10 ガイドリンク
11 掴みアタッチメント
11a 掴みフォーク
11b 軸孔
11c 固定ボルト貫通孔
11d 軸孔
12 連結軸
12a 頭部
12b ねじ部
12c 回動規制面
13 連動リンク
13a 軸孔
13b 軸孔
14 軸着部
15 軸着部
16 軸受筒体
16a 軸受孔
16b 平坦面
17 ボス
17a 受面
18 腕付きナット
18a 腕
18b 孔
19 固定ボルト
20 ナット
21 係合部
22 軸ボルト
22a ボルト頭部
22b ねじ部
23 ナット
24 連結部材
25 軸座
25a 軸頸部
25b ねじ穴
26 鍔付ボルト
26a 鍔部
26b ねじ部

Claims (2)

  1. バケットが回動自在に設けられた、バックホウのアーム先端部の近傍位置に、基端側が回動自在且つ取り外し可能に設けられ、自由端側が前記バケットと協働して被把持物の掴み動作を行う掴みアタッチメントの取付構造であって、
    アーム先端部の近傍位置に、中心部に軸受孔が貫通した略円筒状の軸受筒体が、その軸方向を前記アームの長手方向と直交する向きで且つ両端面が当該アームの左右の側面からそれぞれ僅かに突出するように固定され、
    掴みアタッチメントは、少なくともその基端側が、前記軸受筒体の長さに適合する対向間隔で一体に連結されている左右一対の板状の掴みフォークを有し、
    前記一対の掴みフォークのそれぞれの基端側には、前記軸受筒体の軸受孔と整合する軸孔が形成されているとともに、これらの掴みフォークの互いに対向する内側の面の軸孔周囲にはそれぞれ、前記軸受筒体の外周面の一部と内周面が対向する円弧状の係合部が設けられ、
    前記掴みアタッチメントは、前記一対の掴みフォークの基端側を軸受筒体の両側に位置させて、それぞれの軸孔と当該軸受筒体の軸受孔に連結軸を挿入することにより前記アームに連結され、連結軸が軸受孔から引き抜かれた状態で、前記それぞれの係合部が軸受筒体の両端部外周面に係合して掴みアタッチメントの落下を阻止することを特徴とするバックホウの掴みアタッチメント取付構造。
  2. バックホウは、両端がそれぞれ、バケットを回動させる油圧シリンダ装置の伸縮ロッド先端部と、アームに軸着されているガイドリンクを備えたものであり、前記ガイドリンクと掴みアタッチメントの間が連動リンクで連結されて前記連動リンクにより、掴みアタッチメントはバケットの回動方向とは逆方向に連動して回動するように構成されているとともに、連動リンクは、ガイドリンクに対して、取り外し可能に軸着されていることを特徴とする請求項1に記載のバックホウの掴みアタッチメント取り付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018115676A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 あすか創建株式会社 転石地帯における地中配管の施工方法

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