JP3127457U - 丸管2本入り蛍光灯の仕切り包装箱 - Google Patents

丸管2本入り蛍光灯の仕切り包装箱 Download PDF

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Abstract

【課題】仕切板を備えた包装箱で、2本の蛍光灯を安全・確実に把持し、蛍光灯の出し入れが容易な包装箱を提供する。
【解決手段】同形の丸管2本の蛍光灯を仕切りで保持した包装箱1において、包装箱が一枚のシ−ト2からなり、シ−ト2は折目4,6,8,10を介して上面部3・後蓋部5・下面部7・前蓋部9・差込片部11を連接し、上面部3の左右には上糊代片部13a,,b・フラップ部15a,bを、後蓋部5の左右には後糊代片部17a,bを、下面部7の左右には側面部19a,bを連接してなり、両上糊代片部13a,bの前には折目20a,bを介して折込片部21a,bを、両フラップ部15a,bの前には折目22a,bを介して両衝立片部23a,bを連接してなり、両フラップ部15a,bを左右の仕切り25a,bとして、上部の蛍光灯を把持するようにした丸管2本入り蛍光灯の仕切り包装箱1を構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、同じ大きさの丸管蛍光灯2本入りの仕切りを設けて収納しうるようにした包装箱に関するものである。
丸管蛍光灯は消費が多いため、個々の1本売りだけでなく、2本セットにした特売品の提供が市場から望まれている。そのため、2本セット品は、現在、それぞれに箱詰めされた2箱を、一纏に貼り合わせて2箱セット品として販売している。しかし、2箱セット品では包装箱代や貼り合わせの手間が重なって無駄な失費となっている。そのため2本入りの1個の包装箱の出現が望まれている。
従来、丸管蛍光灯を2本組にした仕切具は公知てある(例えば、特許文献1、特許文献2)。しかし、これ等の文献に記載されたものは、大形と小形の蛍光灯を組にして箱詰めするもので、同形の蛍光灯2本を組にしたものでなかった。また仕切板に関するものであり、外装の包装箱は更に必要となっていた。
特開2001−122335号公報 特開2001−287733号公報
蛍光灯を収納する包装箱においては、収納する蛍光灯を包装箱内でガタなく確実に固定把持すること、そして2本の蛍光灯の出し入れが容易であることが必要である。
上記の事情に鑑み、本考案は、仕切板を備えた包装箱で、同形の2本の蛍光灯を安全・確実に把持し、蛍光灯の出し入れが容易な包装箱の提供を課題とする。
本考案は、上記目的を達成するために、同形の丸管2本の蛍光灯を仕切りで保持した包装箱において、包装箱が一枚のシ−トからなり、該シ−トは折目を介して上面部・後蓋部・下面部・前蓋部・差込片部を連接し、上面部の左右には上糊代片部・フラップ部を、後蓋部の左右には後糊代片部を、下面部の左右には側面部を連接してなり、前記両上糊代片部の前には折目を介して折込片部を、前記両フラップ部の前には折目を介して両衝立片部を連接してなり、前記両フラップ部を左右の仕切りとして上部の蛍光灯を把持するようにした丸管2本入り蛍光灯の仕切り包装箱を構成するものである。
本考案の包装箱を使用すれば、外装の包装箱と中仕切りが1枚からなり、材料の使用量が節減でき、軽量でコスト安にすることができる。
本考案の包装箱は、衝立片部を傾斜して仕切りを持ち上げることにより、2本の蛍光灯を安定した状態で確実に保持し、不慮の事故で破損する恐れがない。
本考案の包装箱は、衝立片部をフラップ部の前より入り込ませているので、取り出した蛍光灯をもう一度入れる場合でも、衝立片部は飛び出すことなく、元通りにきちんと収納させることができる。
本考案の包装箱の蓋部に縦長窓を穿設しておけば、2本の蛍光灯を収納していることが一目で分かるようになる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図1は、本考案の包装箱の一実施例を示す展開図、図2は、本考案の包装箱に2本の蛍光灯を収納する状態を示す分解斜視図、図3は、2本の蛍光灯を収納した状態を示す本考案の包装箱の斜視図である。
本考案の包装箱1は、展開状態で図1に示すように、一枚のシ−ト2の1ピ−スからなっている。このシ−ト2は、上面部3では下方向に、折目4を介して後蓋部5を、また折目6を介して下面部7を、更に折目8を介して前蓋部9を、更にまた折目10を介して差込片部11を連接している。
一方、上面部3の左右には折目12a,12bを介して上糊代片部13a,13bを、また折目14a,14bを介してフラップ部15a,15bを連接している。さらに後蓋部5の左右には折目16a,16bを介して後糊代片部17a,17bを、また下面部7の左右には折目18a,18bを介して側面部19a,19bを連接している。そして先の両上糊代片部13a,13bの前には折目20a,20bを介して折込片部21a,21bを連接している。そしてまた両フラップ部15a,15bの前には折目22a,22bを介して両衝立片部23a,23bを連接している。なお蓋部9には、縦長窓24を穿設している。
本考案の包装箱は、生産工場ですぐ蛍光灯を収納できるように、予め包装箱は組み立てられた状態で納入される。包装箱の組み立ては、折目4と6を内向きに折曲げ、折目16aと16bと、折目12aと12b及び折目14aと14bを内向きに直角に折曲げ、折目22aと22bを外向きに折り畳む。そして折目18aと18bを内向きに折曲げて、左右の側面部19a,19bを立ち上げる。
この状態で、後左糊代片部17aと、上左糊代片部13aを、左側面部19aの内側に貼着する。また、後右糊代片部17bと、上右糊代片部13bを、右側面部19bの内側に貼着して、図2のように、包装箱1を組み立てる。このとき包装箱1は、左右のフラップ部15a,15bによって、仕切り25a,25bが設けられ、包装箱1内に上段26と下段27が構成される。
そこで蛍光灯の製造工場では、包装箱1内に上段27に1本目の蛍光灯L1 を挿入し、下段28に2本目の蛍光灯L2
を挿入する。このとき蛍光灯L1 は、左右のフラップ部15a,15bによる仕切り25a,25bで確実に把持される。また蛍光灯L2 は、傾斜して折り畳まれている左右の衝立片部23a,23bに抗して、押し込まれる。そのため蛍光灯L2
も、左右の衝立片部23a,23bによって確実に把持される。
2本の蛍光灯L1 ,L2 を包装箱内に収納すると、左右の折目20a,20bを内向きに折曲げて、左右の折込片部21a,21bで、蛍光灯L1
を押さえ、折目8と10を内向きに折曲げて、図3に示すように、差込片部11を上面部3内に挿入し、前蓋部10を閉じて、包装箱1は収納を完了する。
図3のように2本の蛍光灯L1 ,L2 の収納された包装箱1は、縦長窓24から、包装箱1内には、2本の蛍光灯が収納されていることが分かる。顧客が、包装箱1から、蛍光灯を取り出してみる場合もある。例えば、蛍光灯L2
を取り出してみて、元に戻す場合でも、左右の衝立片部23a,23bが、前蓋部9より引っ込んでいるため、きちんと元に収納することができる。また蛍光灯蛍光灯L2 だけになると、これも容易に取り出すことができる。
本考案の包装箱の一実施例を示す展開図である。 本考案の包装箱に2本の蛍光灯を収納する状態を示す分解斜視図である。 2本の蛍光灯を収納した状態を示す本考案の包装箱の斜視図である。
符号の説明
1 包装箱
2 シ−ト
3 上面部
4,6,8,10 折目
12a,b,14a,b 折目
16a,b,18a,b 折目
20a,b,22a,b 折目
5 後蓋部
7 下面部
9 前蓋部
11 差込片部
13a,b 上糊代片部
15a,b 左右フラップ部
17a,b 後糊代片部
19a,b 左右側面部
21a,b 折込片部
23a,b 左右衝立片部
24 縦長窓
25a,b 仕切り
26 上段
27 下段
L1,L2 蛍光灯

Claims (3)

  1. 同形の丸管2本の蛍光灯を仕切りで保持した包装箱において、包装箱が一枚のシ−トからなり、該シ−トは折目を介して上面部・後蓋部・下面部・前蓋部・差込片部を連接し、上面部の左右には上糊代片部・フラップ部を、後蓋部の左右には後糊代片部を、下面部の左右には側面部を連接してなり、前記両上糊代片部の前には折目を介して折込片部を、前記両フラップ部の前には折目を介して両衝立片部を連接してなり、前記両フラップ部を左右の仕切りとして、上部の蛍光灯を把持するようにしたことを特徴とする丸管2本入り蛍光灯の仕切り包装箱。
  2. 前記蓋部に、縦長窓を穿設し、上段蛍光灯と下段蛍光灯が透視できるようにした請求項1記載の丸管2本入り蛍光灯の仕切り包装箱。
  3. 前記両フラップ部を、両側面部から垂設して仕切りとし、両衝立片部を前記両フラップ部から折り返し、上段蛍光灯と下段蛍光灯を把持するようにした請求項1または請求項2記載の丸管2本入り蛍光灯の仕切り包装箱。
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