JP3127259B2 - リニアモータおよびこれを利用した装置 - Google Patents

リニアモータおよびこれを利用した装置

Info

Publication number
JP3127259B2
JP3127259B2 JP09242610A JP24261097A JP3127259B2 JP 3127259 B2 JP3127259 B2 JP 3127259B2 JP 09242610 A JP09242610 A JP 09242610A JP 24261097 A JP24261097 A JP 24261097A JP 3127259 B2 JP3127259 B2 JP 3127259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
winding
iron core
armature
linear motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09242610A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1189209A (ja
Inventor
英彦 杉本
正三 松村
允忠 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukui Prefecture
Hitachi Zosen Fukui Corp
Original Assignee
Fukui Prefecture
Hitachi Zosen Fukui Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukui Prefecture, Hitachi Zosen Fukui Corp filed Critical Fukui Prefecture
Priority to JP09242610A priority Critical patent/JP3127259B2/ja
Publication of JPH1189209A publication Critical patent/JPH1189209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3127259B2 publication Critical patent/JP3127259B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リニアモータ、
例えば、フィードバー駆動装置に利用するのに適してい
るリニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】トランファプレスのフィードバーをリニ
アモータによって駆動する場合、リニアモータの電機子
および界磁のいずれかをプレスの固定部分または可動部
分に取付けるかによって、つぎの3つのケースが考えら
れる。
【0003】図15(a)に示すように、電機子201を固定
側とし、界磁202を可動側とするケースにおいて、リニ
アモータのストロークをLとし電機子201の長さをL'と
すると、界磁202の長さはL+L'となり、界磁202のモ
ータがしめる長さは2L+L'となる。
【0004】図15(b)には、電機子203を可動側とし、
界磁204を固定側とするケースが示されている。このケ
ースでは電機子203のモータがしめる長さはL+L'で済
む。(a)と(b)を比較すると、モータがしめる長さの点で
は、(b)は(a)より短いので、有利である。リニアモータ
をプレスに装備する場合、往々にして、リニアモータは
ボックス状ハウジングに収納された状態で、ハウジング
がプレスフレームに片持状態で取付けられることが多
い。このような場合、リニアモータのしめる長さが長い
と、振動問題が発生する可能性が高くなる。一方、この
ケースでは給電ケーブルをフレキシブルなものとして可
動させる必要があり、高速反転繰り返し動作させる間
に、給電ケーブルの振動が原因と考えられる誤動作をす
ることがある。
【0005】図15(c)には、2つの電機子205,206を直
列に接続して、これを固定側とし、界磁207を可動側と
するケースが示されている。このケースでは、界磁207
の長さをL'にすると、(a)および(b)と同じ推力が得ら
れ、そのモーターがしめる長さはL+L'で済み、給電
ケーブルを可動させる必要がないから、上記の2つのい
ずれのケースよりも有利である。
【0006】上記において、2つの電機子を機械的直列
に接続して用いる理由は、2つの電機子に相当する長さ
をもつ電機子を製造することが困難であるからである。
【0007】2つの電機子を接続した場合の結線状態の
1例が図16に示されている。2つの電機子は、同一の
もので、9スロット、2極タイプのものである。巻線の
巻き方は、いわゆる全節巻きと称されるもので、連続す
る4つのスロットにわたって1つのコイルを形成するよ
うに巻かれている。
【0008】右側の電機子を見ると、右から順に、U
相、逆V相、W相、逆U相、V相および逆W相巻線が形
成されている。本発明では、U相巻線と逆U相巻線は、
巻き方向が互いに逆であるものを指す。これらと同じよ
うに、各相巻線が左側の電機子にも形成されている。2
つの電機子の各相巻線において、U相巻線が外部結線21
1により、V相巻線が外部結線212により、W相巻線が外
部結線213によりそれぞれ接続されている。
【0009】2つの電機子を上記の通り接続すると、界
磁のNSの極ピッチおよび電機子のU相巻線と逆U相巻
線、V相巻線と逆V相巻線、W相巻線と逆W相巻線の極
ピッチをPとし、モータとして推力を得るように、界磁
が作る極ピッチと2つの電機子が作る極ピッチを相対さ
せるためには、2つの電機子の相対する端部を挟む最接
近の両スロットの間隔が、4P/3となる。同両スロッ
トの間隔は2つの電機子の間隔に対応するものであり、
2つの電機子の間隔が大きくなると、リニアモータの全
長が長くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
記事情に鑑み、全長を可及的に短くできるリニアモータ
およびこれを利用した搬送を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によるリニアモ
ータは、電機子および界磁よりなり、電機子が、直列に
並べられかつ9以上のスロットをそれぞれ有する複数の
鉄心と、各鉄心において2以上のU相、V相およびW相
の極をそれぞれ形成しかつ各極を形成する巻線が連続し
て並んだ4つのスロットにわたってコイル状に巻かれた
U相、V相およびW相の極を形成する巻線とによって構
成されており、各鉄心においてU相、V相およびW相の
3つの極を形成する巻線よりなるグループが2以上形成
されており、隣り合う鉄心の相対する端部を挟んで対称
な位置にある2つのグループ同士のU相、V相およびW
相の極を形成する巻線の巻き方向が、U相、V相および
W相の極の全ての極において同一方向であり、隣り合う
鉄心の相対する端部を挟む最接近の2つのスロットの間
隔が、界磁のNSピッチの1/3であり、界磁が、 永久
磁石によって構成されているものである。
【0012】この発明によるリニアモータでは、全長が
可及的に短くなされている
【0013】さらに、電機子が、プレスフレームに固定
され、界磁が、フィードバーに固定されていると、振動
によるトラブルを防止でき、可動部分が小さくて可動重
量が小さいので、稼働頻度が多い時電気消費量が少なく
て済む。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明による実施の形態を図1
〜図14を参照してつぎに説明する。
【0015】まず、リニアモータを説明する前に、これ
を装備したトランスファプレスについて、図1〜図4を
参照しながら説明する。
【0016】以下の説明において、前後とは、図1を基
準として、図1の右側を前、これと反対側を後といい、
左右とは、後方より見て、その左右の側を左右というも
のとする。
【0017】トランスファプレスは、前後方向にのびた
左右一対のフィードバー11と、両フィードバー11の前後
両端近くの下方にそれぞれ配備されかつ両フィードバー
11をそれぞれ左右動および上下動させる左右一対ずつの
前および後クランプ・リフトユニット12と、両フィード
バー11がそれぞれの上下および左右方向の移動は自由と
するが、前後方向の移動は拘束されるように連結されて
いる左右一対のフィードキャリヤ13と、両フィードバー
11の後端とフィードキャリヤ13をそれぞれ連結している
左右一対のL字状連結部材14と、図示しないプレス本体
に後方突出状に設けられかつフィードキャリヤ13を前後
動自在に吊下げている左右一対のブラケット15と、フィ
ードキャリヤ13を前後動をさせる左右一対のフィードユ
ニット16とを備えている。
【0018】左右のフィードバー11、クランプ・リフト
ユニット12、フィードキャリヤ13、連結部材14、ブラケ
ット15およびフィードユニット16は、同一のものであ
る。
【0019】フィドバー11下面のクランプ・リフトユニ
ット配備箇所には、前後方向にのびた前後の水平フィー
ドガイドレール21が設けられている。フィードバー11の
後端面には、垂直ガイド溝付リフトガイド部材22が設け
られている。
【0020】クランプ・リフトユニット12は、頂壁に左
右方向にのびたスリット31を有する箱形ケーシング32
と、スリット31に通されてその上方に突出させられてい
る作動ロッド33とを備えている。ケーシング32内には図
示しない駆動機構が収められている。駆動機構は、ロー
タリモータによって駆動される周知のものである。駆動
機構により、作動ロッド33が左右動および上下動させら
れる。作動ロッド33の先端には、フィードガイドレール
21にはめ合わされた垂直ガイド溝付フィードガイド部材
34が取付けられている。作動ロッド33の左右動および上
下動により、フィードバー11がクランプ動作およびリフ
ト動作させられる。
【0021】フィードキャリヤ13の上面左右方向中央部
にはモータ取付用凸条41が設けられるとともに、その両
側に、互いに平行に前後方向にのびた一対のガイド溝付
モータガイド部材42が設けられている。フィードキャリ
ヤ13の下面には、互いに平行に左右方向にのびた前後一
対のクランプガイドレール43が設けられている。
【0022】連結部材14の後面には、リフトガイド部材
22にはめ入れられたリフトガイドレール51が設けられて
いる。連結部材14の上面には、クランプガイドレール43
をはめ入れたガイド溝付クランプガイド部材52が設けら
れている。
【0023】ブラケット15の下面には、モータ取付用凸
条41を左右方向に間隔をおいてはめ入れた前後方向にの
びた両端開放モータ収容凹所61が設けられるとともに、
その開口縁部に、モータガイド部材42にはめ入れられた
左右一対のモータガイドレール62が設けられている。
【0024】フィードユニット16は、フィード用同期式
リニアモータ71によって構成されている。リニアモータ
71は、固定部分である一対のコイル板72と、移動部分で
ある一対のマグネット板73とを有している。両コイル板
72は、モータ収容凹所61の相対する側面に垂直に固定さ
れている。両マグネット板73は、モータ取付用凸条41の
反対向きの側面に垂直に固定されている。
【0025】コイル板72に移動磁界が生じるように電流
を流すと、これに吸引・反発される力を受けてマグネッ
ト板73が移動する。マグネット板73とともにフィドキャ
リヤ13が移動させられ、これにより、フィードバー11が
フィード動作をさせられる。フィード動作中において、
クランプ・リフトユニット12によるフィードバー11のク
ランプ動作はクランプガイド部材43およびクランプガイ
ドレール52により、そのリフト動作はリフトガイド部材
22およびリフトガイドレール51によりそれぞれキャンセ
ルされる。
【0026】上記の例では、フィードバーのフィード動
作のためだけにリニアモータを利用しているが、フィー
ドバーのクランプ動作およびリフト動作を行うためにリ
ニアモータを利用してもよい。
【0027】つぎに、リニアモータを詳細に説明する。
【0028】コイル板72には、図5〜図7に示す電機子
101が装備されている。電機子101は、左右方向に直列に
並べられた2つの右鉄心111および左鉄心112と、これら
鉄心111,112にそれぞれ直列配線されたU相、V相およ
びW相の巻線113,114,115とよりなる。
【0029】両鉄心111,112は、9つずつのスロット12
1,122を有している。右側の鉄心111の左端のスロット12
1と、左側の鉄心112の右端のスロット122との間隔は、
極ピッチPの1/3となっている。巻線113,114,115
は、連続する4つのスロット121,122にわたってコイル
状に巻かれ、1つの極を形成する、いわゆる全節巻きの
ものである。
【0030】図5に、U相の巻線113が示されている。
右側の鉄心111では、右から数えて、1番目のスロット1
21から4番目のスロット121にかけて1つのコイル131が
形成され、4番目のスロット121から7番目のスロット1
21にかけて1つのコイル132が形成されている。手前側
から見て、右側のコイル131の巻き方は時計方向であ
り、左側のコイル132の巻き方は反時計方向である。右
側のコイル131と左側のコイル132は、右内部結線133に
よって接続されている。左側の鉄心112では、右側の鉄
心111と同様に、右から数えて、1番目のスロット122か
ら4番目のスロット122にかけて1つのコイル134が形成
され、4番目から7番目のスロット122にかけて1つの
コイル135が形成されている。左側の鉄心のコイル134,1
35の巻き方は、右側の鉄心111の場合とは逆であり、手
前側から見て、右側のコイル134の巻き方は反時計方向
であり、左側のコイル135の巻き方は時計方向である。
右側のコイル134と左側のコイル135は、左内部結線136
によって接続されている。右側の鉄心111の左側のコイ
ル132と左側の鉄心112の右側のコイル134は、両鉄心11
1,112の連結端部をまたいだ外部結線137によって接続さ
れている。
【0031】図6にはV相の巻線114が示されている。
左右の鉄心111,112において、巻線114は2番目のスロッ
ト121,122から始まり、8番目のスロット121,122で終わ
っている。右側の鉄心111の右側のコイル141の巻き方は
反時計方向、左側のコイル142の巻き方は時計方向であ
る。左側の鉄心112では右側のコイル144 よび左側のコ
イル145の巻き方向は、ともに右側の鉄心111のものとは
逆である。各コイル141,142,144,145は、対応するもの
どうし、内部結線143,146および外部結線147によって接
続されている。
【0032】W相の巻線115の巻き方が図7に示されて
いる。左右の鉄心111,112ともに、巻線115は3番目のス
ロット121,122から9番目のスロット121,122にわたって
いる。右側の鉄心111のコイル151,152の巻き方向および
左側の鉄心112のコイル154,155の巻き方向は、U相の場
合と同様である。同じく、各コイルには内部結線153,15
6および外部結線157が施されている。
【0033】U相、V相およびW相の巻線113,114,115
をまとめたものが図8に模式的に示されている。なお、
図8には、外部結線137,147,157 があわせて示されてい
る。右側の鉄心111 には、右から順次、U相、逆V相、
W相、逆U相、V相および逆W相巻線が形成されてい
る。左側の鉄心112 には、右側の鉄心111 の相が逆転さ
れて、逆U相、V相、逆W相、U相、逆V相およびW相
巻線が形成されている。ここで、右側の鉄心111 の左3
つの相と、左側の鉄心112 の右3つの相に着目すると、
3つずつの相は、いずれも、逆U相、V相および逆W相
となっており、このことは、右側の鉄心111 の左3つの
相をそれぞれ形成するコイルの巻き方向と左側の鉄心11
2 の右3つの相をそれぞれ形成するコイルの巻き方向と
は、同一方向であることを意味している。
【0034】図9に、電機子の変形例を示す。この変形
例では、右側の鉄心111の左端のスロットと、左側の鉄
心112の右端のスロットとのピッチは、極ピッチPの2
/3となっている。右側の鉄心111には、図8に示す場
合と同様に、右から順次、U相、逆V相、W相、逆U
相、V相および逆W相巻線が形成されている。左側の鉄
心112には、右から順次、V相、逆W相、U相、逆V
相、W相および逆U相巻線が形成されている。図8の場
合と同様に、右側の鉄心111の左3つの相と、左側の鉄
心112の右3つの相に着目すると、V相およびW相は正
逆同一であるが、U相だけは正逆が逆になっている。こ
のことは、右および左の鉄心のV相およびW相巻線のコ
イルの巻き方向は、同一であるが、U相巻線のコイルの
巻き方向は逆であることを意味する。
【0035】図10に、電機子の他の変形例を示す。こ
の変形例では、右側の鉄心111の左端のスロットと、左
側の鉄心112の右端のスロットとのピッチは、極ピッチ
Pの3/3となっている。右側の鉄心111には、上記2
つの場合と同様に、右から順次、U相、逆V相、W相、
逆U相、V相および逆W相巻線が形成されている。左側
の鉄心112の相の順は、逆W相、U相、逆V相、W相、
逆U相およびV相である。右側の鉄心111の左3つの逆
U相、V相および逆W相と同じなのは、左側の鉄心122
では逆W相だけである。右および左の鉄心111,112のW
相巻線のコイルの巻き方向だけが同一であり、U相およ
びV相巻線のコイルの巻き方向は逆である。
【0036】以上は、全節巻きの場合について説明し
た。つぎに、歯巻きの場合を説明する。
【0037】ここで、界磁のNSの極ピッチをPとす
る。歯巻きでは隣り合う2つのスロットに巻かれた巻線
163、164、165によって2つの極が形成される。1つの
鉄心に2つの極を形成する場合、必要なスロットの数は
4となる。
【0038】図11、図12および図13は、右および
左の鉄心161、162の3つずつの相を見ると、各相の巻線
の方向は同一である。また、同両鉄心の巻線は、U相の
次はV相、V相の次はW相、W相の次はU相となるよう
に、この順番を損ねることなく循環して繰り返し配置さ
れる。
【0039】図11は、右側の鉄心161の左端のスロッ
トと、左側の鉄心162の右側のスロットとの間隔が、2
P/3である例を示すものである。隣り合い鉄心161と1
62の巻線は、同両鉄心の間に実際には存在しない1つの
巻線が存在するものと仮定し、鉄心161から鉄心162まで
連続し、U相、V相およびW相を循環して繰り返し配置
される。
【0040】図12は、右側の鉄心161の左端のスロッ
トと、左側の鉄心162の右側のスロットとの間隔が、4
P/3である例を示すものである。隣り合う鉄心161と1
62の巻線は、同両鉄心の間に実際には存在しない2つの
巻線が存在するものと仮定し、鉄心161から鉄心162まで
連続して、U相、V相およびW相を循環して繰り返し配
置される。
【0041】図13は、右側の鉄心161の左端のスロッ
トと、左側の鉄心162の右側のスロットとの間隔が、6
P/3である例を示すものである。隣り合い鉄心161と1
62の巻線は、同両鉄心の間に実際には存在しない3つの
巻線が存在するものと仮定し、鉄心161から鉄心162まで
連続して、U相、V相およびW相を循環して繰り返し配
置される。
【0042】図14は、マグネット板73を示すものであ
る。マグネット板73には3つのマグネット171,172,173
が一列に並んで装備されている。隣り合うマグネットの
ピッチは、極ピッチPに等しい。3つのマグネット171,
172,173は、電機子と相対する上面側をN極、S極およ
びN極としている。
【0043】
【他の実施例】図5において、右側の鉄心111の端子113
aに流れ込む電流と左側の鉄心112の端子113bに流れ込む
電流は同じであるので、別々の電源から電流を供給して
もかまわない。
【0044】図6において、右側の鉄心111の端子114a
に流れ込む電流と左側の鉄心112の端子114bに流れ込む
電流は同じであるが、別々の電源から電流を供給しても
かまわない。
【0045】図7において、右側の鉄心111の端子115a
に流れ込む電流と左側の鉄心112の端子115bに流れ込む
電流は同じであるので、別々の電源から電流を供給して
もかまわない。
【0046】図8、図9および図10の右側の鉄心111
は9スロットであるが、9+3n(ここで、n=0、
1、2、・・・)スロットでもかまわない。
【0047】図8、図9および図10の左側の鉄心112
は9スロットであるが、9+3n(ここで、n=0、
1、2、・・・)スロットでもかまわない。
【0048】歯巻きの場合も、全節巻と同様に、右側の
鉄心161 と左側の鉄心162 に流れ込む電流は同じである
ので、別々の電源か電流を供給してもかまわない。
【0049】図11、図12および図13の右側の鉄心
161 は4スロットであるが、4+3n(ここで、n=
0、1、2、・・・)スロットでもかまわない。
【0050】図11、図12および図13の右側の鉄心
162 は4スロットであるが、4+3n(ここで、n=
0、1、2、・・・)スロットでもかまわない。
【0051】図14において、マグネット板73に装着さ
れているマグネットは171、172、173の3個であるが、
N極のマグネットとS極のマグネットが極ピッチPで交
互に配置されているならば、3+n(ここで、n=0、
1、2、・・・)個でもかまわない。
【0052】図5、図6、図7、図8、図9、図10、
図11、図12および図13は、2つの鉄心を直列に並
べているが、複数の鉄心を直列に並べてもかまわない。
【0053】図5、図6、図7、図8、図9、図10、
図11、図12および図13の巻線は集中巻きである
が、分布巻きでもかまわない。
【0054】図5、図6、図7、図8、図9および図1
0の巻線は全節巻きであるが、短節巻きでもかまわな
い。
【0055】図5、図6、図7および図8の隣り合う鉄
心の相対する端部を挾む最接近の両スロットの間隔は、
それぞれ界磁のNSの極ピッチの1/3、2/3および
3/3であるが、n/3(ここで、n=4、5、6、・
・・)でもかまわない。
【0056】図11、図12および図13の隣り合う鉄
心の相対する端部を挾む最接近の両スロットの間隔は、
界磁のNSの極ピッチの2/3、4/3および6/3で
あるが、2n/3(ここで、n=4、5、6、・・・)
でもかまわない。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、振動に強くリニアモ
ータの全長を短くすることができる。しかも、全長の短
いリニアモータおよびこれを利用するフィードバー駆動
装置を安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるリニアモータを利用したフィー
ドバー駆動装置の平面図である。
【図2】同装置の側面図である。
【図3】図2のIII ーIII 線にそう垂直横断面図であ
る。
【図4】同装置の要部斜視図である。
【図5】同リニアモータの電機子のU相結線説明図であ
る。
【図6】同V相結線説明図である。
【図7】同W相結線説明図である。
【図8】図5〜図7に示した場合と対応する全節巻きの
場合の電機子の結線説明図である。
【図9】同電機子の変形例を示す結線説明図である。
【図10】同電機子の他の変形例を示す結線説明図であ
る。
【図11】同電機子の歯巻きの場合を示す結線説明図で
ある。
【図12】同電機子の歯巻きの場合の変形例を示す結線
説明図である。
【図13】同電機子の歯巻きの場合の他の変形例を示す
結線説明図である。
【図14】同リニアモータを構成するマグネット板の斜
視図である。
【図15】リニアモータの装備の仕方を示す説明図であ
る。
【図16】従来のリニアモータの結線説明図である。
【符号の説明】
11 フィードバー 72 コイル板 73 マグネット板 101 電機子 111 鉄心 112 鉄心 113 U相巻線 113a U相巻線端子 113b U相巻線端子 114 V相巻線 114a V相巻線端子 114b V相巻線端子 115 W相巻線 115a W相巻線端子 115b W相巻線端子 P 極ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 允忠 福井県坂井郡金津町自由ヶ丘1丁目8番 28号 福井機械株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−85683(JP,A) 特公 昭49−6604(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 41/02 - 41/035

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子および界磁よりなり、電機子が、
    直列に並べられかつ9以上のスロットをそれぞれ有する
    複数の鉄心と、各鉄心において2以上のU相、V相およ
    びW相の極をそれぞれ形成しかつ各極を形成する巻線が
    連続して並んだ4つのスロットにわたってコイル状に巻
    かれたU相、V相およびW相の極を形成する巻線とによ
    って構成されており、各鉄心においてU相、V相および
    W相の3つの極を形成する巻線よりなるグループが2以
    上形成されており、隣り合う鉄心の相対する端部を挟ん
    で対称な位置にある2つのグループ同士のU相、V相お
    よびW相の極を形成する巻線の巻き方向が、U相、V相
    およびW相の極の全ての極において同一方向であり、隣
    り合う鉄心の相対する端部を挟む最接近の2つのスロッ
    トの間隔が、界磁のNSピッチの1/3であり、界磁
    が、永久磁石によって構成されているリニアモータ。
  2. 【請求項2】 電機子が、プレスフレームに固定され、
    界磁が、フィードバーに固定されている請求項1に記載
    のフィードバー駆動装置。
JP09242610A 1997-09-08 1997-09-08 リニアモータおよびこれを利用した装置 Expired - Fee Related JP3127259B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09242610A JP3127259B2 (ja) 1997-09-08 1997-09-08 リニアモータおよびこれを利用した装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09242610A JP3127259B2 (ja) 1997-09-08 1997-09-08 リニアモータおよびこれを利用した装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1189209A JPH1189209A (ja) 1999-03-30
JP3127259B2 true JP3127259B2 (ja) 2001-01-22

Family

ID=17091622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09242610A Expired - Fee Related JP3127259B2 (ja) 1997-09-08 1997-09-08 リニアモータおよびこれを利用した装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3127259B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6831379B2 (en) 2000-04-19 2004-12-14 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Permanent magnet synchronous linear motor

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4009403B2 (ja) 2000-03-29 2007-11-14 株式会社ソディック モジュール化したコイル側リニアモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6831379B2 (en) 2000-04-19 2004-12-14 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Permanent magnet synchronous linear motor

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1189209A (ja) 1999-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100720753B1 (ko) 영구자석형 동기 리니어모터
JP3700915B2 (ja) リニアモータ
US6753627B2 (en) Linear motor
JP3360606B2 (ja) リニアモータ
WO2002036917A1 (en) Door system
JP2000278931A (ja) リニアモータ
JPS6327946B2 (ja)
JP2009219199A (ja) リニアモータ
JPH08205514A (ja) リニア同期モータ
JP2004007884A (ja) リニアモータ
JP3127259B2 (ja) リニアモータおよびこれを利用した装置
JP2004297977A (ja) リニアモータ
CN1499700B (zh) 直线驱动装置
JP3944799B2 (ja) リニアモータ
JPWO2002023702A1 (ja) リニアモータ
JP3944766B2 (ja) 永久磁石形同期リニアモータ
JP2001197718A (ja) コアレスリニアモータ
CN212785131U (zh) 直线电机
JPH11308850A (ja) リニアモータ
JP3824060B2 (ja) リニアモータ
JP2002119040A (ja) リニアモータ
JPH10314871A (ja) トランスファプレスのフィードバー駆動装置
JP2005151726A (ja) リニアモータ及びxyステージ
JP3856196B2 (ja) リニアモータの電機子コイル接続装置
JP2002034230A (ja) リニアモータの電機子

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000912

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081110

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees