JP3127208B2 - スピーカを備えた画像表示装置 - Google Patents
スピーカを備えた画像表示装置Info
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
備えた画像表示装置に関するものである。
とスピーカは別体とされている。
であると空間的なスペースを多く必要とし、特に壁掛け
テレビ等においては、省スペース化に限界がある。
スピーカを画像表示部と一体にして、スペース上の有利
性を確保したスピーカを備えた画像表示装置を提供する
ことにある。
の本発明に係るスピーカを備えた画像表示装置は、膨出
面を前方に向けた曲面から成り電極を介して受信した電
気信号により画像を発生する画像表示板を、その裏面か
ら振動を防止するためのリブにより補強し、前記画像表
示板の膨出面の裏側内部にボイスコイルを固定したこと
を特徴とする。
詳細に説明する。図1は前面から見た斜視図、図2は後
方から見た斜視図、図3は断面図である。膨出面を前方
に向け一次元方向に曲面を有する画像表示板1が枠体2
に固定されている。画像表示板1は木、合成樹脂等から
成る曲面板3の表面に、フィルム状の画像表示面4が貼
合されており、画像表示面4には図示しない電極を介し
て画像信号送信用の信号線が接続されている。なお、画
像表示面4としては、例えばフィルム状に薄く軽量に製
作可能な有基塩EL(プラスチック面発光素子)が使用
可能である。曲面板3の凹面となる裏面には、例えば曲
面板3と同材質の複数個のリブ5が設けられており、こ
れらのリブ5間に音声信号線を接続したボイスコイル6
が配置され、ボイスコイル6は曲面板3の裏側内部に短
円筒状の硬質の接続部材7を介して接着剤により固定さ
れている。また、枠体2の後部にはフレーム8が設けら
れており、このフレーム8にヨーク9、このヨーク9内
に設けられた永久磁石が取り付けられ、ボイスコイル6
と離隔した状態で電磁的に結合されている。
うにリブ5の間に配置し、画像表示板1の凹部内に納め
るようにし、枠体2をこれらの厚みとほぼ同等とすれ
ば、ボイスコイル6の厚みに画像表示板1の板厚を加え
ただけの極めて薄型の画像表示装置が得られる。リブ5
は曲面板3の形状を維持すると共に、曲面板3に波動を
誘導する役割を果たしており、任意の方向に張り巡らす
ことができる。
ビ、ビデオ等の画像信号を入力すると画像表示面4に画
像が表示される。同時に、ボイスコイル6に音声信号を
入力すると、永久磁石からの磁束を流すヨーク9との電
磁作用により、ボイスコイル6には音声に相応する振動
が発生し、この振動は接続部材7を介して曲面板3に伝
達される。曲面板3はリブ5により補強されているの
で、曲面板3の振動は抑制され、音声エネルギの多くは
波動として曲面板3に伝達される。この波動は曲面板3
において分子間の衝突を引き起し音声に変換され、曲面
板3から音圧レベルが高められた音声が曲面板3から発
せられる。この音声は曲面板2の振動、つまりは振動に
より空気を押し出すわけではないので指向性はなく、音
声は四方に伝達されることになる。
イル6と曲面板3の間に従来のコーン紙を動き易く支え
るためのダンパを用いていないので、ダンパの伸び縮み
による変調が加わらず音声を忠実に再現できる。
いということは、画像表示板1が振動しないことでもあ
るので、画像のふらつき等がなく好都合である。また、
曲面板3の曲率を変えると、分子間の衝突割合が変化し
音圧レベルが変化することが確かめられているが、画像
の見え具合、画像表示板1の大きさ等を考慮して曲率を
適宜選定することが好ましい。なお、実施例では画像表
示板1を一次元方向に曲げた例を示したが、例えば二次
元方向つまり球面状に膨出させることもできる。
3に貼合しているが、例えば画像表示板1を液晶板と
し、この液晶板の裏面にリブ5、ボイスコイル6を取り
付け、液晶板そのものから直接音声を出力するようにし
てもよい。
カの厚さが大きくならない範囲で、裏面の任意の位置に
配置することができる。更に、フレーム8を省略して、
ヨーク9、永久磁石はボイスコイル6と一体にすること
も可能であり、かくすることにより、ボイスコイル5に
発生する振動は少なくなるが、波動は発生し曲面板3に
伝達されるので、効率良く音声を発することができる。
カを備えた画像表示装置は、リブにより補強した画像表
示板の画面をスピーカとして利用し、その厚みも画像表
示板の板厚とボイスコイルの厚みだけの極めて薄型とな
り、音質も良好である。
Claims (5)
- 【請求項1】 膨出面を前方に向けた曲面から成り電極
を介して受信した電気信号により画像を発生する画像表
示板を、その裏面から振動を防止するためのリブにより
補強し、前記画像表示板の膨出面の裏側内部にボイスコ
イルを固定したことを特徴とするスピーカを備えた画像
表示装置。 - 【請求項2】 前記リブは前記ボイスコイルから前記画
像表示板に入力する波動を前記画像表示板に沿って伝達
し易い位置に配置した請求項1に記載のスピーカを備え
た画像表示装置。 - 【請求項3】 前記画像表示板は曲面板の上に電気信号
により画像を発生するフィルム状の画像表示部を貼合し
た請求項1に記載のスピーカを備えた画像表示装置。 - 【請求項4】 前記ボイスコイルの後方にヨーク、永久
磁石を離隔的に配置した請求項1に記載のスピーカを備
えた画像表示装置。 - 【請求項5】 前記ボイスコイルにヨーク、永久磁石を
固定した請求項1に記載のスピーカを備えた画像表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10089517A JP3127208B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | スピーカを備えた画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10089517A JP3127208B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | スピーカを備えた画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11275689A JPH11275689A (ja) | 1999-10-08 |
JP3127208B2 true JP3127208B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=13973000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10089517A Expired - Fee Related JP3127208B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | スピーカを備えた画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3127208B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100766520B1 (ko) * | 2006-09-22 | 2007-10-15 | 박승민 | 영상 스크린기능을 갖춘 스피커 장치 |
JP6213806B2 (ja) * | 2012-11-28 | 2017-10-18 | 日本電気株式会社 | 曲面パネル構造 |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP10089517A patent/JP3127208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11275689A (ja) | 1999-10-08 |
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