JP3127197U - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数機種に共通な装置本体と、機種に依存する制御基板及び消耗品とを備え、同一機種の制御基板及び消耗品を装置本体に組み込むと使用可能となる画像形成装置において、他機種の消耗品を使用する非正規使用を防止しつつ、部品の誤配送にも対応する。
【解決手段】装置本体と制御基板が接続されると制御基板と装置本体の各情報が互いに相手方に書き込まれた仮接続状態となり、一定期間内に限って機種違いの消耗品も使用できる。一定の期間が経過すると、本接続状態となって接続された制御基板の機種情報と同一機種の消耗品のみしか使用できなくなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、複数の機種に共通な印刷機能を備えた装置本体と、機種に依存して用意される制御基板と、機種に依存して用意される消耗品(インクボトル等)とを備え、同一の機種に係る制御基板及び消耗品を装置本体に組み込むことにより、一定の機種として機能するようになる画像形成装置に係り、特に一旦組み込んだ後に制御基板を他機種の制御基板に交換する等して本来使用できなかった他機種の消耗品を使用可能としてしまうといった非正規使用状態を防止できるようにした画像形成装置に関するものである。
印刷装置等の画像形成装置においては、実質的に同一の画像形成機能を有する画像形成装置であっても、顧客の要望に合せて複数種類の機種を設定している場合がある。例えば、顧客への装置の販売タイプとして、売り切りタイプと、カウントチャージタイプの2種類を設定しているケースがある。
売り切りタイプとは、画像形成装置と消耗品を顧客に買い取ってもらうタイプであり、カウントチャージタイプとは、画像形成装置や消耗品は無料で提供し、画像形成した枚数に応じて課金するタイプである。このようなタイプ分けは、画像形成装置自体としては基本的に同じ機能・機能でありながら、顧客の要望に対応して価格が異なる複数のタイプを提供するためのものである。
このようにタイプの異なる複数台の画像形成装置を同一事業所内で使用する場合には、タイプ別に用意されている消耗品を、それぞれ同一のタイプの装置に取り付けて使用しなければならないが、誤ってタイプの異なる画像形成装置と消耗品を組み合わせて使用してしまう場合も考えられる。例えば、売り切りタイプとカウントチャージタイプの両方を同一事業所内で使用している場合、カウントチャージタイプの装置について無料で供給され
る消耗品(インクボトル等)を、消耗品を自費で負担することとされている売り切りタイプの装置に使用してしまうと、有料設定に無料の消耗品が使えてしまい業者側が正規の料金を回収できないという問題が生じる。また、逆に売り切りタイプの装置について自費で購入している消耗品(インクボトル等)を、消耗品は無料で供給されているカウントチャージタイプの装置に使用してしまうと、無料設定の装置に有料の消耗品が使えてしまい顧客が二重に料金を負担するという問題が生じる。
そこで、従来は、実質的に同一機能の画像形成装置について上述したような複数種類の機種を設定しているケースでは、同一のタイプの組み合わせでしか動作しないようにして誤動作を防止する下記のような対策がとられている。
誤使用防止対策には、消耗品容器形状と装置本体側の消耗品容器受け部の形状を機種毎に変更し、両者が同じ機種に属する場合しかセットできない方式や、消耗品容器にメモリ(ID−Tagなど)を搭載し、装置本体のメモリに記憶した情報と消耗品容器のメモリに保存した情報を整合する方式などがある。どちらの方式においても、誤使用を防止(特に悪意をもって誤使用するケースの防止)する仕組みにおいては、製造時に予め決められた設定とし、出荷以降はこれを変更できないようにしておく必要がある。
実質的に同一機能の画像形成装置について上述したような複数種類の機種を設定している場合において、上述したようなケース誤使用防止対策をとる場合には、以下のような問題点があった。
1)ほとんど同じ画像形成装置でありながら機種を区別して出荷しなければならない。
2)製造する(出荷する)種類が、販売メニューにより増えてしまう。
3)販売店などにおいても複数タイプを管理しなければならない。
さらに、販売タイプが多く存在する場合には、装置本体と制御基板と消耗品の組み合わせを間違って配送する可能性が高くなることも予想できる。聞達って配送された場合は、適正な組み合わせではないため、再度適正な組み合わせを用意するまで使用することができず、顧客に迷惑をかけてしまうことになる。また、これを回避するために余剰な装置本体や消耗品を余分に用意するのは効率が惑い。
そこで、本願考案者は、複数種類の画像形成装置を容易に製造・管理でき、かつ複数種類の機種(販売メニュー対応)の誤使用防止対策を同時に実現できるような構成の画像形成装置として、次のような構成の画像形成装置を案出した。
すなわち、画像形成装置において、機種に依存する部分と、依存しない部分とを区別し、これらを個別に製造・出荷し、納品時に接続する形態とした。誤使用防止対策としては、前述したように消耗品容器にメモリ(ID−Tagなど)を搭載し、画像形成装置本体のメモリに記憶した情報と消耗品容器のメモリに保存した情報を整合する方式を採用した。
その場合、機種対応に関しては、ほとんど同じ画像形成装置でありながら、メモリの情報を変えることで対応しているため、機種に依存する部分とは、機種別の情報が記憶されるメモリと該メモリに記憶された機種情報を元に機種毎の動作条件を決定する回路を搭載した制御基板であり、機種に依存しない部分とはこの制御基板が取り付けられる画像形成装置の画像形成機能を掌る装置本体となる。
そして、機種に依存しない画像形成装置の装置本体を製造、出荷し、別に機種に依存する制御基板を機種ごとに製造、出荷し、顧客のところで、画像形成装置本体と制御基板を組み立て、機種に対応したインクをセットすることで、販売メニューに対応した画像形成装置を納品することが可能となる。
この構成により、機種の区別がない1種類として画像形成装置本体を製造・出荷でき、機種が増えた場合であっても画像形成装置本体の製造工程を変更する必要がないため、製造効率を向上させることができる。また、複数種類の機種(販売メニュー)に対応し、顧客の要望する画像形成装置とその消耗品の組み合わせが適切な場合は使用でき、不適正な場合は使用できなくするとの目的も一応は達成できる。
しかしながら、上記構成によれば、納品した後に、制御基板を変えてしまえば画像形成装置側の機種情報を変えてしまうことができるため、誤使用防止対策としては不十分であった。
そこで、本考案は、複数の機種に共通な印刷機能を備えた装置本体と、機種に依存して用意される制御基板と、機種に依存して用意される消耗品(インクボトル等)とを備え、同一の機種に係る制御基板及び消耗品を装置本体に組み込むことにより一定の機種として機能する画像形成装置において、特に一旦組み込んだ後に制御基板を他機種の制御基板に交換する等して本来使用できなかった他機種の消耗品を使用可能としてしまうという非正規使用を確実に防止できるようにすることを目的としている。
請求項1に記載された画像形成装置は、複数の機種に共通な印刷機能を備えた装置本体と、機種に依存して用意される制御基板と、機種に依存して用意される消耗品とを備え、同一の機種に係る前記制御基板及び前記消耗品を前記装置本体に組み込むことにより、一定の機種として機能する画像形成装置において、
前記装置本体と前記制御基板が接続された場合には、前記制御基板の機種情報と前記装置本体に固有のキー情報が互いに相手方に書き込まれるとともに、前記装置本体と前記制御基板の接続状態が仮接続状態となり、
前記装置本体と前記制御基板が接続されてから一定の条件が成立するまでは、接続された前記制御基板の前記機種情報とは異なる機種情報を有する消耗品を前記装置本体に装着して使用可能であり、一定の条件が成立した後は、前記装置本体と前記制御基板の接続状態が本接続状態となることにより、接続された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御されることを特徴としている。
請求項2に記載された画像形成装置は、複数の機種に共通な印刷機能を備えた装置本体と、機種に依存して用意される制御基板と、機種に依存して用意される消耗品とを備え、同一の機種に係る前記制御基板及び前記消耗品を前記装置本体に組み込むことにより、一定の機種として機能する画像形成装置において、
前記装置本体は、前記装置本体に固有のキー情報と、機能別の種類を表す機種情報と、前記装置本体と前記制御基板の接続状態を示す接続状態情報とをそれぞれ記憶可能であり、前記制御基板と未だ接続されていない未接続状態では前記キー情報及び未接続状態を示す前記接続状態情報のみが記憶されている記憶手段を有しており、
前記制御基板は、前記キー情報と、前記機種情報と、前記接続状態情報とをそれぞれ記憶可能であり、前記装置本体と未だ接続されていない未接続状態では前記機種情報及び未接続状態を示す前記接続状態情報のみが記憶されている記憶手段を有しており、
前記装置本体と前記制御基板の少なくとも一方は、前記接続状態情報を書き換えるべき条件が成立したか否かを判定して制御信号を出力する接続状態情報書き換え手段を有しており、
前記装置本体と前記制御基板が接続された場合には、前記制御基板の前記記憶手段に記憶された前記機種情報が前記装置本体の前記記憶手段に書き込まれるとともに前記装置本体の前記記憶手段の前記接続状態情報が仮接続状態を示す接続状態情報に書き換えられ、さらに、前記装置本体の前記記憶手段に記憶された前記キー情報が前記制御基板の前記記憶手段に書き込まれるとともに前記制御基板の前記記憶手段の前記接続状態情報が仮接続状態を示す接続状態情報に書き換えられ、
前記条件が成立するまでは接続された前記制御基板の前記機種情報とは異なる機種情報を有する消耗品を前記装置本体に装着して使用可能であり、前記条件が成立した後は前記装置本体と前記制御基板の前記各記憶手段の前記各接続状態情報が本接続状態を示す接続状態情報にそれぞれ書き換えられることにより、接続された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御されることを特徴としている。
請求項3に記載された画像形成装置は、請求項2記載の画像形成装置において、
前記接続状態情報書き換え手段は、
前記装置本体に設けられた他の前記装置本体と同期した計時手段を有し、
前記装置本体と前記制御基板が接続された場合には、前記計時手段が出力する前記接続がなされた接続日時を前記制御基板の前記記憶手段に書き込み、
前記計時手段が出力する現在日時と、前記制御基板の前記記憶手段に書き込まれた前記接続日時とを比較して、両日時の差が一定の時間を超えるまでは接続された前記制御基板の前記機種情報とは異なる機種情報を有する消耗品を前記装置本体に装着して使用可能とし、両日時の差が一定の時間を超えた後は前記装置本体と前記制御基板の前記各記憶手段の前記各接続状態情報を本接続状態を示す接続状態情報にそれぞれ書き換えることにより、接続された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御することを特徴としている。
請求項4に記載された画像形成装置は、請求項2記載の画像形成装置において、
前記接続状態情報書き換え手段は、
前記装置本体に設けられて画像が形成された印刷用紙の枚数を数える用紙計数手段を有し、
前記装置本体と前記制御基板が接続された場合には、
前記計数手段が出力する用紙の枚数が、予め設定した所定の基準枚数を超えるまでは接続された前記制御基板の前記機種情報とは異なる機種情報を有する消耗品を前記装置本体に装着して使用可能とし、超えた後は前記装置本体と前記制御基板の前記各記憶手段の前記各接続状態情報を本接続状態を示す接続状態情報にそれぞれ書き換えることにより、接続された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御することを特徴としている。
請求項5に記載された画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記キー情報と、前記機種情報と、前記接続状態情報とをそれぞれ記憶可能であり、前記装置本体と未だ接続されていない未接続状態では保守状態を示す前記接続状態情報のみが記憶されている記憶手段を有する保守用制御基板を用意し、
前記装置本体に接続された前記制御基板に不具合が生じて該制御基板を前記保守用制御基板に交換した場合に、前記装置本体の前記記憶手段に記憶された前記機種情報と、本接続状態を示す接続状態情報とを前記前記保守用制御基板の記憶手段に書き込むことにより、取り外された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御されることを特徴としている。
請求項6に記載された画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
消耗品の機種に関係なく前記装置本体を機能させるための情報が記憶されている記憶手段を有する製造用制御基板を用意し、
前記装置本体と前記製造用制御基板を接続した場合には、前記装置本体の前記記憶手段と前記製造用制御基板の前記記憶手段との間で情報の交換及び固定を行わないように制御されることを特徴としている。
請求項7に記載された画像形成装置は、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の画像形成装置において、
前記消耗品は、前記機種情報及び前記装置本体と未だ接続されていない未接続状態では未接続状態を示す接続状態情報が記憶されている記憶手段を有しており、
接続された前記装置本体及び前記制御基板に対して前記消耗品を接続した場合には、
前記装置本体又は前記制御基板の前記記憶手段に記憶された前記接続状態情報が仮接続状態を示す接続状態情報に書き換えられ、
前記消耗品の接続時から一定の猶予期間を超えるまでは、前記消耗品の前記機種情報が前記装置本体及び前記制御基板の前記各記憶手段の前記機種情報と異なる場合でも前記消耗品を前記装置本体に装着して使用可能であり、一定の猶予期間を超えた後は、前記装置本体と前記制御基板の前記各記憶手段の前記各接続状態情報が本接続状態を示す接続状態情報にそれぞれ書き換えられることにより、前記消耗品の前記機種情報が前記装置本体及び前記制御基板の前記各記憶手段の前記機種情報と同一である場合にのみ前記消耗品を前記装置本体に装着して使用可能であるように制御されることを特徴としている。
請求項8に記載された画像形成装置は、請求項7記載の画像形成装置において、
前記猶予期間は、前記装置本体の前記計時手段によって計時する前記消耗品の接続時からの経過時間と前記消耗品の消耗度の少なくともいずれか一方によって判定することを特徴としている。
請求項1に記載された画像形成装置によれば、複数の機種に共通な装置本体に対し、機種ごとに用意された制御基板及び消耗品を組み込むことにより、一定の機種の機能が実現される画像形成装置において、装置本体と制御基板を接続した場合には、両者がそれぞれ持つ情報が互いに相手方に書き込まれて仮接続状態となるので、一定の条件が成立するまでの間は異なる機種情報の消耗品も使用可能であり、制御基板の機種を誤った場合でも正しい機種の制御基板を入手するまでは画像形成装置としての使用が可能である。また、一定の条件が成立した後は本接続状態となり、先の制御基板から装置本体に書き込まれた情報が確定するため、同一の機種情報を有する消耗品のみしか使用できなくなり、制御基板を交換して本来使用できなかった他機種の消耗品を使用可能としてしまうという非正規使用は確実に防止できる。
請求項2に記載された画像形成装置によれば、複数の機種に共通な装置本体に対し、機種ごとに用意された制御基板及び消耗品を組み込むことにより、一定の機種の機能が実現される画像形成装置において、装置本体と制御基板を接続した場合には、装置本体が持つキー情報と制御基板が持つ機種情報が互いに交換され、それぞれ相手方に書き込まれて仮接続状態となるので、一定の条件が成立するまでの間は異なる機種情報の消耗品も使用可能であり、制御基板の機種を誤った場合でも正しい機種の制御基板を入手するまでは画像形成装置としての使用が可能である。また、一定の条件が成立した後は本接続状態となり、先の制御基板から装置本体に書き込まれた機種情報が確定するため、同一の機種情報を有する消耗品のみしか使用できなくなり、制御基板を交換して本来使用できなかった他機種の消耗品を使用可能としてしまうという非正規使用は確実に防止できる。
請求項3に記載された画像形成装置によれば、請求項2記載の画像形成装置において、装置本体と制御基板の接続状態を仮接続か本接続か判定する判断指標として両者を接続してからの時間を用いており、所定時間が経過するまでは異なる機種情報の消耗品が使用可能であるが、所定時間が経過した後は機種情報が確定して同一の機種情報の消耗品しか使用できなくなる。
請求項4に記載された画像形成装置によれば、請求項2記載の画像形成装置において、装置本体と制御基板の接続状態を仮接続か本接続か判定する判断指標として両者を接続してから画像が形成された印刷用紙の枚数を用いており、所定枚数に画像形成するまでは異なる機種情報の消耗品が使用可能であるが、所定枚数に画像形成した後は機種情報が確定して同一の機種情報の消耗品しか使用できなくなる。
請求項5に記載された画像形成装置によれば、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置において、装置本体と制御基板を接続して使用している時に当該制御基板に不具合が生じて使用不能となったような場合でも、これに代えて保守用制御基板を装置本体に接続すれば、装置本体の機種情報がそのまま保守用制御基板に書き込まれるので、取り外された制御基板の機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみを装置本体に装着して画像形成を行うことができる。
請求項6に記載された画像形成装置によれば、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置において、画像形成装置の製造時に装置本体に製造用制御基板を接続すれば装置が正常に機能するか否かのテストを行うことができ、テスト終了後は製造用制御基板を取り外せば装置本体は制御基板未接続の状態に戻るので、機種情報が設定されていない各機種に共通の装置本体として出荷することができる。
請求項7に記載された画像形成装置によれば、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の画像形成装置において、消耗品が機種情報と接続状態情報を記憶する機能を有しているので、制御基板が接続された装置本体に該消耗品を取り付けた場合には、仮接続状態となって猶予期間内は異なる機種情報の消耗品も使用可能であり、消耗品の機種を誤った場合でも正しい機種の消耗品を入手するまでは画像形成装置としての使用が可能である。また、猶予期間後は本接続状態となり、同一の機種情報を有する消耗品のみしか使用できなくなり、本来使用できなかった他機種の消耗品を使用する非正規使用は確実に防止できる。
請求項8に記載された画像形成装置によれば、請求項7記載の画像形成装置において、猶予期間を消耗品の接続時からの経過時間と、消耗品の消耗度の少なくともいずれか一方によって判定することができる。
本考案の一実施形態(本例)を図面を参照して説明する。
図1は、本例の画像形成装置の構造を、その各構成要素の製造及び組立手順を介して説明する模式図である。
本例では、前述した誤使用防止対策を確実にするために、機種によらない画像形成機能を備えた共通部分たる装置本体と、機種ごとに製造される制御基板と、機種ごとに製造される消耗品とを分けて製造し、顧客からの要請に応じて装置本体と要請を受けた機種に係る制御基板等を顧客に出荷・納品する。そして、これらが組み立てられた後には、両者間で必要な情報を交換することにより両者の組み合わせを変更できないようにして前述した不正規使用を防止するものである。
図1中に符号Aで示すように、画像形成機能を備える共通部分(印刷装置の場合には印刷機能を実現する機械的構造部分等)たる装置本体を、複数の部品1,2等を組み立てて製造する。もちろん、部品1,2は図示の都合上の例示であり、その数は限定されるものではない。
ここで、装置本体は、前記装置本体に固有のキー情報(例えばシリアル番号)と、機能別の種類を表す機種情報と、前記装置本体と前記制御基板の接続状態を示す接続状態情報とをそれぞれ記憶可能である記憶手段(メモリ)を有している。但し、下記表1の「工場出荷時」に示すように、工場出荷時には、この記憶手段には、前記キー情報と、工場出荷状態(装置本体との未接続状態)を示す接続状態情報のみが記憶されている。
Figure 0003127197
図1中に符号Bで示すように、画像形成機能を制御する部品として、制御基板を機能が異なる機種ごとに製造する。ここで、機種乃至機能とは、前述したような売り切りタイプとカウントチャージタイプのような料金に係るものでもよいし、画像形成機能に直接関係するものでもよい。
ここで、制御基板は、前記キー情報と、前記機種情報と、前記接続状態情報とをそれぞれ記憶可能な記憶手段(メモリ)を有している。但し、上記表1の「工場出荷時」に示すように、工場出荷時には、この記憶手段には、前記機種情報と、工場出荷状態(装置本体との未接続状態)を示す接続状態情報のみが記憶されている。
図1中に符号Cで示すように、消耗品(例えばインクボトル等)を機種ごとに製造する。この消耗品は、上記表1の「工場出荷時」に示すように、工場出荷時に機種情報が記憶された記憶手段(メモリ)を有している。ここで、機種乃至機能が、前述したような売り切りタイプとカウントチャージタイプのような料金に係るものである場合には、消耗品の機種情報は、カウントチャージタイプの装置について無料で提供される消耗品を売り切りタイプの装置に流用できなくするために役立ち、また売り切りタイプの装置のために顧客が別途購入した消耗品を誤ってカウントチャージタイプの装置に使用することを防止するために役立つ。
本例の画像形成装置は、前記装置本体と前記制御基板の少なくとも一方又は両方に、前記接続状態情報等を書き換えるべき条件が成立したか否かを判定して制御信号を出力する接続状態情報書き換え手段である制御手段を有している。また、装置本体の制御手段は、他の前記装置本体と同期した計時手段としての内部タイマーを有している。内部タイマーは例えば同期した計時情報として日本時間を計時するように構成されている。
そして、前記装置本体と前記制御基板に設けられた制御手段は、内部タイマーが出力する時間情報を利用し、以下に説明するように協働して各記憶手段に記憶された各情報を互いに相手方の記憶手段に書き込む動作を行う。
すなわち、図1中に符号Dで示すように、装置本体と制御基板が納品された顧客領域において、前記装置本体と前記制御基板が初めて接続され、電源を入れた時に、前記計時手段が出力する前記接続がなされた接続日時が、制御基板の記憶手段に書き込まれる。この制御基板は接続した時点から一定時間が軽過するまでは機種の区別とは無関係で動作可能とし、装置本体の計時手段が進み、現在の日時と制御基板に記憶された前記日時が一定時間を超えた場合は、その制御基板の機種情報を固定し(記憶手段に登録して書き換え不能とし)、以降、この固定きれた機種情報と一致しない消耗品との組み合わせの場合は画像形成装置が使用不可能となるように制御する。
すなわち、上記表1の「最初の接続時以降」に示すように、装置本体のキー情報と制御基板の機種情報が交換されて互いに相手方の記憶手段に記憶される。また、工場出荷状態から最初の接続が終了したことを示す接続状態が接続状態情報として各記憶手段に書き込まれる。
このように、最初の接続後の経過時間が所定時間を経過した場合には、これにより装置本体と制御基板の組み合わせが確定し、これ以降、装置本体に取り付けた制御基板を変更することは許されなくなる。
これによって、図1中に符号Dで示す顧客領域では、装置本体(エンジン)に制御基板1を組み合わせた場合、一定の日時が経過するまではすべての機種の消耗品を装着して使用できるが、一定の日時が経過した場合は、機種1が確定するので、消耗品1を取り付けて使用することはできるが、消耗品2を取り付けて使用することはできなくなる。逆に、装置本体(エンジン)に制御基板2を組み合わせた場合、一定の日時が経過するまではすべての機種の消耗品を装着して使用できるが、一定の日時が経過した場合は、機種2が確定するので、消耗品2を取り付けて使用することはできるが、消耗品1を取り付けて使用することはできなくなる。
このように、工場出荷状態から顧客領域において上述した最初の接続がなされると、直ちに装置本体と制御基板の間で機種情報とキー情報が交換されるとともに両者の接続状態情報が接続状態に書き換えられ、これにより装置本体と制御基板の組み合わせが確定してしまうのではなく、条件として一定の猶予期間が与えられており、その間は機種違いの消耗品でも使用できる。これは、本例のような構成の画像形成装置において問題の1つになると考えられる誤配送(注文した機種とは異なる機種の制御基板や消耗品が誤って配送されること)の対策である。従って、このような機種の区別とは無関係で装置が動作しうる一定期間(猶予期間)は、部品の再発送が可能な期間を考慮して設定することが好ましい。
なお、装置本体と制御基板の接続が仮接続である場合(すなわち制御基板を装置本体に接続してから一定期間(猶予期間)内である場合)には、上述したように機種情報と消耗品の機種情報が固定されないため機種が互いに異なっても装置本体は動作可能となる。しかし、間違った組み合わせに気付かなければ、間違った機種情報のままで登録されてしまうため、適合/不適合の表示を区別して表示手段に表示し、又は何らかのアラームで報知して使用者の注意を促すものとする。
最初の接続から一定期間が経過するまでは、装置本体と制御基板の組み合わせが確定していないので、別の機種の制御基板に交換することができ、交換した後に前記一定の期間が経過した場合には交換した制御基板の機種情報で固定する。このように最初の接続後に制御基板を交換した場合には、交換した制御基板が以前に使用された経歴のある制御基板であり、その記憶手段中には最初に接続された日時が記憶されているが、装置本体の計時手段が共通の日時を同期して計時するものであるため、当該制御基板に記憶された最初の接続日時は装置本体側で常に同期して掲示されている日時と比較されるので、正しく判断することができる。
上述したように、最初の接続から一定期間が経過するまでは、装置本体と制御基板の組み合わせが確定していないので、別の機種の制御基板に交換することができるが、制御基板を限度なしに何回も交換可能とすることを許すのは、何らかの不都合な企図を容認することにも関係しかねないので、本例では制御基板の交換に一定の限度を設けている。
例えば、新たに付け替える制御基板が過去に接続の履歴を有している場合、その接続から所定時間以上経過しているか否かは装置本体側の計時手段の日時との比較で判定することができるので、かかる場合は交換を拒否することとしてもよい。又は、装置本体側に制御基板の交換可能回数の上限値を設定しておき、これを越える回数の制御基板の交換はたとえ上記一定期間内であっても拒否することとしてもよい。
なお、以上の制御において、上記一定の猶予期間を設定する手法としては、装置本体と制御基板を接続してからの経過時間を機種確定の契機として使用したが、装置本体における画像形成枚数を装置本体でカウントし、そのカウント値と所定の基準値と比較して機種確定の契機として利用してもよい。
また、機種が固定された後に制御基板の破損などが発生した場合、新しい制御基板を接続しても機種情報のデータの整合性が取れずに装置本体は動作できなくなってしまう。これのような故障時の不都合を回避するために、本例では、記憶手段(メモリ)に保守用の情報が書き込まれた特殊な保守用の制御基板を用意している。
この保守用制御基板は、その記憶手段に前記キー情報と、前記機種情報と、前記接続状態情報とをそれぞれ記憶可能であるが、装置本体と未だ接続されていない未接続状態では保守用の情報(例えば保守状態を示す接続状態情報)のみが記憶されており、前述した通常の制御基板が有している機種情報は有していない。
そして、装置本体に接続された制御基板に不具合が生じて該制御基板を保守用制御基板に交換した場合には、装置本体から必要な情報(装置本体の記憶手段に記憶された機種情報と、本接続状態を示す接続状態情報)を自動的に自らの記憶手段にコピーすることで、装置本体と同じ情報を有することとなり、装置本体の動作が可能となる。このような制御により、最初の納品が間違っていても所定期間内に再発送品が納品されるまでは機種とは無関係に動作し、所定期間内に再発送品が届く頃には機種設定どおりの組み合わせでしか動作しないようにすることが可能になる。よって、顧客に迷惑かけることなく、その場で情報を書き換えるようなセキュリティが低下する機能を装置本体に組み込む必要がない。
また、本例では装置本体を出荷する際には制御基板を取り付けないが、出荷前に装置本体自体に不具合がないかテストする必要はあり、そのためには出荷しようとする装置本体に制御基板や消耗品を実際に取り付けて実際に作動させてみることが必要となる。その場合、機種依存の出荷テストでは効率が悪いため、図2中Bで示す制御基板の製造において機種の区別のない製造専用の製造用制御基板(出荷テスト用制御基板)を設定・製造し、図2中に符号A’で示すように組み立て後に消耗品の機種に関係なく出荷テストを行えるようにし、出荷時はこの製造用制御基板を外して出荷する。この製造用制御基板は、消耗品の機種に関係なく動作するだけでなく、装置本体との情報交換も禁止し、装置本体の情報を固定しないように制御する。なお、図2中に符号Bで示すように機種に関係なく動作する製造用消耗品(出荷テスト用消耗品)を別途製造し、図2中に符号Aで示すようにテスト時に使用してもよい。
以上説明した例では、制御基板に機種情報と接続状態情報を記憶させておき、装置本体と制御基板を接続した時に一定の条件下で交互に情報を書き込んで機種の特定(装置本体と制御基板の組み合わせの確定)を行っていたが、装置本体と消耗品との関係で同様の構成をとってもよい。
すなわち、その場合には、消耗品には、前記機種情報及び接続状態情報が記憶可能な記憶手段(メモリ)を設けておくが、この接続状態情報としては、装置本体と未だ接続されていない未接続状態では未接続状態を示す接続状態情報が記憶されていることとする。
そして、接続された装置本体及び制御基板に対して前記消耗品を接続した場合には、装置本体又は制御基板の記憶手段に記憶された接続状態情報が仮接続状態を示す接続状態情報に書き換えられ、前記消耗品の接続時から一定の猶予期間を超えるまでは、前記消耗品の前記機種情報が前記装置本体及び前記制御基板の前記各記憶手段の前記機種情報と異なる場合でも、前記消耗品を前記装置本体に装着して使用可能とする。
そして、一定の猶予期間を超えた後は、装置本体と制御基板の各記憶手段の各接続状態情報が本接続状態を示す接続状態情報にそれぞれ書き換えられることにより、前記消耗品の前記機種情報が装置本体及び制御基板の各記憶手段の機種情報と同一である場合にのみ、前記消耗品を装置本体に装着して使用可能であるように制御される。
なお、消耗品の機種で上述したような制御を行う場合は、上記一定の猶予期間を設定する手法としては、接続してからの経過時間を機種情報書き込みの契機として使用してもよいし、消耗品の消耗度(例えばインクの消費量等)を利用してもよい。
本発明の実施形態の一例を示す模式図である。 本発明の実施形態の一例における変形例を示す模式図である。

Claims (8)

  1. 複数の機種に共通な印刷機能を備えた装置本体と、機種に依存して用意される制御基板と、機種に依存して用意される消耗品とを備え、同一の機種に係る前記制御基板及び前記消耗品を前記装置本体に組み込むことにより、一定の機種として機能する画像形成装置において、
    前記装置本体と前記制御基板が接続された場合には、前記制御基板の機種情報と前記装置本体に固有のキー情報が互いに相手方に書き込まれるとともに、前記装置本体と前記制御基板の接続状態が仮接続状態となり、
    前記装置本体と前記制御基板が接続されてから一定の条件が成立するまでは、接続された前記制御基板の前記機種情報とは異なる機種情報を有する消耗品を前記装置本体に装着して使用可能であり、一定の条件が成立した後は、前記装置本体と前記制御基板の接続状態が本接続状態となることにより、接続された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の機種に共通な印刷機能を備えた装置本体と、機種に依存して用意される制御基板と、機種に依存して用意される消耗品とを備え、同一の機種に係る前記制御基板及び前記消耗品を前記装置本体に組み込むことにより、一定の機種として機能する画像形成装置において、
    前記装置本体は、前記装置本体に固有のキー情報と、機能別の種類を表す機種情報と、前記装置本体と前記制御基板の接続状態を示す接続状態情報とをそれぞれ記憶可能であり、前記制御基板と未だ接続されていない未接続状態では前記キー情報及び未接続状態を示す前記接続状態情報のみが記憶されている記憶手段を有しており、
    前記制御基板は、前記キー情報と、前記機種情報と、前記接続状態情報とをそれぞれ記憶可能であり、前記装置本体と未だ接続されていない未接続状態では前記機種情報及び未接続状態を示す前記接続状態情報のみが記憶されている記憶手段を有しており、
    前記装置本体と前記制御基板の少なくとも一方は、前記接続状態情報を書き換えるべき条件が成立したか否かを判定して制御信号を出力する接続状態情報書き換え手段を有しており、
    前記装置本体と前記制御基板が接続された場合には、前記制御基板の前記記憶手段に記憶された前記機種情報が前記装置本体の前記記憶手段に書き込まれるとともに前記装置本体の前記記憶手段の前記接続状態情報が仮接続状態を示す接続状態情報に書き換えられ、さらに、前記装置本体の前記記憶手段に記憶された前記キー情報が前記制御基板の前記記憶手段に書き込まれるとともに前記制御基板の前記記憶手段の前記接続状態情報が仮接続状態を示す接続状態情報に書き換えられ、
    前記条件が成立するまでは接続された前記制御基板の前記機種情報とは異なる機種情報を有する消耗品を前記装置本体に装着して使用可能であり、前記条件が成立した後は前記装置本体と前記制御基板の前記各記憶手段の前記各接続状態情報が本接続状態を示す接続状態情報にそれぞれ書き換えられることにより、接続された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記接続状態情報書き換え手段は、
    前記装置本体に設けられた他の前記装置本体と同期した計時手段を有し、
    前記装置本体と前記制御基板が接続された場合には、前記計時手段が出力する前記接続がなされた接続日時を前記制御基板の前記記憶手段に書き込み、
    前記計時手段が出力する現在日時と、前記制御基板の前記記憶手段に書き込まれた前記接続日時とを比較して、両日時の差が一定の時間を超えるまでは接続された前記制御基板の前記機種情報とは異なる機種情報を有する消耗品を前記装置本体に装着して使用可能とし、両日時の差が一定の時間を超えた後は前記装置本体と前記制御基板の前記各記憶手段の前記各接続状態情報を本接続状態を示す接続状態情報にそれぞれ書き換えることにより、接続された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記接続状態情報書き換え手段は、
    前記装置本体に設けられて画像が形成された印刷用紙の枚数を数える用紙計数手段を有し、
    前記装置本体と前記制御基板が接続された場合には、
    前記計数手段が出力する用紙の枚数が、予め設定した所定の基準枚数を超えるまでは接続された前記制御基板の前記機種情報とは異なる機種情報を有する消耗品を前記装置本体に装着して使用可能とし、超えた後は前記装置本体と前記制御基板の前記各記憶手段の前記各接続状態情報を本接続状態を示す接続状態情報にそれぞれ書き換えることにより、接続された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記キー情報と、前記機種情報と、前記接続状態情報とをそれぞれ記憶可能であり、前記装置本体と未だ接続されていない未接続状態では保守状態を示す前記接続状態情報のみが記憶されている記憶手段を有する保守用制御基板を用意し、
    前記装置本体に接続された前記制御基板に不具合が生じて該制御基板を前記保守用制御基板に交換した場合に、前記装置本体の前記記憶手段に記憶された前記機種情報と、本接続状態を示す接続状態情報とを前記前記保守用制御基板の記憶手段に書き込むことにより、取り外された前記制御基板の前記機種情報と同一の機種情報を有する消耗品のみが前記装置本体に装着して使用可能となるように制御されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 消耗品の機種に関係なく前記装置本体を機能させるための情報が記憶されている記憶手段を有する製造用制御基板を用意し、
    前記装置本体と前記製造用制御基板を接続した場合には、前記装置本体の前記記憶手段と前記製造用制御基板の前記記憶手段との間で情報の交換及び固定を行わないように制御されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  7. 前記消耗品は、前記機種情報及び前記装置本体と未だ接続されていない未接続状態では未接続状態を示す接続状態情報が記憶されている記憶手段を有しており、
    接続された前記装置本体及び前記制御基板に対して前記消耗品を接続した場合には、
    前記装置本体又は前記制御基板の前記記憶手段に記憶された前記接続状態情報が仮接続状態を示す接続状態情報に書き換えられ、
    前記消耗品の接続時から一定の猶予期間を超えるまでは、前記消耗品の前記機種情報が前記装置本体及び前記制御基板の前記各記憶手段の前記機種情報と異なる場合でも前記消耗品を前記装置本体に装着して使用可能であり、一定の猶予期間を超えた後は、前記装置本体と前記制御基板の前記各記憶手段の前記各接続状態情報が本接続状態を示す接続状態情報にそれぞれ書き換えられることにより、前記消耗品の前記機種情報が前記装置本体及び前記制御基板の前記各記憶手段の前記機種情報と同一である場合にのみ前記消耗品を前記装置本体に装着して使用可能であるように制御されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  8. 前記猶予期間は、前記装置本体の前記計時手段によって計時する前記消耗品の接続時からの経過時間と前記消耗品の消耗度の少なくともいずれか一方によって判定することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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