JP3127100U - ペットとのスキンシップ可能な動物携行用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペット類の携行移動用具として、柔らかな布製生地を介して収容したペット類とのスキンシップを継続的に可能なものとすることで携行するペット類を落着いた状態とし、さらに不使用時にはポケットに入るほどの大きさにたたんで持ち歩くことができるペット類の携行用具を提供する。
【解決手段】風呂敷のような略正方形の布一枚の隣接する2隅ずつを二箇所に分けて束ね、その一箇所を一方側の重ね合わせ縫いした布帯に合わせ、残りの一箇所を他方側の重ね合わせ縫いした布帯に合わせて動物収納袋を構成し、布の重ね合わせ構造による伸縮によって収容した動物と携行する者の身体との間にスキンシップが成立つようにして収納し、一方側と他方側の布帯は2個のリングを用いて交互に結び合わせるものとなしその結び合わせた布帯を肩にかけて携行用に利用する。
【選択図】図5
【解決手段】風呂敷のような略正方形の布一枚の隣接する2隅ずつを二箇所に分けて束ね、その一箇所を一方側の重ね合わせ縫いした布帯に合わせ、残りの一箇所を他方側の重ね合わせ縫いした布帯に合わせて動物収納袋を構成し、布の重ね合わせ構造による伸縮によって収容した動物と携行する者の身体との間にスキンシップが成立つようにして収納し、一方側と他方側の布帯は2個のリングを用いて交互に結び合わせるものとなしその結び合わせた布帯を肩にかけて携行用に利用する。
【選択図】図5
Description
この考案は、新規の小動物(ペット)携行用具に関するものであり、手に抱える小動物を布袋の中に入れ、肩から吊るし一緒に携行することができ、激しく動く時も袋状になっている為、動物の身体は激しく動くことが無く、柔らかい布で動物の身体ごと包み込むので相互のスキンシップができ、動物は布袋の中で安定しその手足も袋の中で包み込まれて動くことがないと共に、ペットの身体に触れる部分にも硬いものは使用しておらず、動物携行用具を布で作り軽く安価に製造でき、布地の柄によって動物携行用具の雰囲気も変わる新規物品を提案するものである。
従来の動物携行用具は長方形の箱型に作られていて、材質は木製とプラスチック製とアルミ製の硬い材質のものである。動物携行用具は長方形で前後の片方に扉をつけ、上部は円形状の筒状とされたものもある。
従来の動物携行用具は手で持ち運ぶ場合が多く、ケースの形状は箱型が主である。動物の身体によって空間ができるため、振動する度に箱型のケースの中で動物は安定感を失っている。動物の出入口はドア式扉になっているもの、または革製筒状の鞄として作られているものもある。動物の重量を考えて床に硬いものを使用した箱型のケースが多くであり、手で持ち抱え運びを主として携行している。
又は、革で作った箱型ケースを肩から吊るしているものもあるが、携行中の振動の度にケース中の空間で動物が動いてしまい不安定である。また硬いベルトを使用して固定しているために全体が硬い鞄になってしまっている。
従来の技術はこのように固定形状のものであるため、使用していない時は収納場所が別個に必要であった。
従来の技術はこのように固定形状のものであるため、使用していない時は収納場所が別個に必要であった。
動物携行用具は動物と一緒に行動するための用具である。考案者は、人間と動物の身体が相互に触れ合ってスキンシップが成立つことで、動物に安心感を与えることに気付いて本考案を創案した。問題を解消するために薄くて丈夫な肌触りの良い布を使用して人間の身体と触れ合う感触が動物に安心感を与えるようにした。動物が本発明の布袋の中で静かにしている原因は、動物と人間が身体を触れ合うことによりその感触が安心感を与えているためであると思われる。
特願2002−136321号
人間の身体と動物の身体が触れ合うことは、動物にとって安心感を産み出す大切なスキンシップでもある。すなわち、人間と動物の身体が触れ合い温もりを伝え合う感触によって動物に安心感を与えているのである。
本考案の動物携行用具は、その中で動物が静かに落着いて安心した状態にあり、人間と動物は本考案の動物携行用具を介して移動中でも身体を触れ合うことで互いに安心感によって繋がることになるように配慮した。
本考案の動物携行用具は、その中で動物が静かに落着いて安心した状態にあり、人間と動物は本考案の動物携行用具を介して移動中でも身体を触れ合うことで互いに安心感によって繋がることになるように配慮した。
ペットなどの小動物の移動には、特に動物に安心感を与える雰囲気の用具が必要であるが、本考案の動物携行用具はそのような移動中にも人間との身体の触れ合いが維持されることで動物に安心感を与えている。
本考案による布製の動物携行用具の袋中で動物が移動中も静かに落着いているが、このようにすることが本考案における課題である。
本考案による布製の動物携行用具の袋中で動物が移動中も静かに落着いているが、このようにすることが本考案における課題である。
上記課題を解決するために考案者が創案した手段は以下のとおりである。
(1)風呂敷のような略正方形の布一枚の隣接する2隅ずつを二箇所に分けて束ね、その一箇所を一方側の重ね合わせ縫いした布帯に合わせ、残りの一箇所を他方側の重ね合わせ縫いした布帯に合わせて動物収納袋を構成し、動物収納袋の周囲の布の先端を袋縫いにして左右にゴム紐を通し伸縮によって収容した動物と携行する者の身体との間にスキンシップが成立つようにして収納し、一方側と他方側の布帯は2個のリングを用いて交互に結び合わせるものとなしその結び合わせた布帯を肩にかけて携行用に利用することを特徴とするペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
(2)動物収納袋および携行用帯が布製であることから、使用しない場合には手軽に15センチ四方且つ厚さ5センチのサイズに小さくたたんで持ち運べることを特徴とする前記(1)項に記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
(3)動物収納袋に収容するペットである犬猫などの小動物は布製の収容袋内に密着して納まるので、ペットを移動携行中にも布を介して携行者と身体を触れ合うスキンシップによって相互に安心感が生じて静かにしており、また、小動物は密着状態で収納されていることから収納袋内で激しく動くことができずその手足が袋外にはみ出すこともないことを特徴とする前記(1)項または(2)項に記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
(4)動物携行用具の少なくとも一部に軽く薄い網目状の布材を用いることで通気性を良好とし、収容携行中の動物が蒸れずに静かにしていることができることを特徴とする前記(1)項〜(3)項の何れか1つに記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
(5)携行用帯の肩に架ける部分の幅を広くすることで肩にかかる重量負担を軽減し、しかも該幅広部分を柔らかく軽い布材で形成することで肩からズレ難くしたことを特徴とする前記(1)項〜(4)項の何れか1つに記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
(6)動物収納袋用の布地が綿又はアクリルのような薄く軽い素材であることで、手軽に丸洗い洗濯ができることを特徴とする前記(1)項〜(5)項の何れか1つに記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
(7)動物収納袋に蓋を付けて収容した犬猫などの動物の落下を防止すると共に公共用車輌への乗車を可能としたことを特徴とする前記(1)項〜(6)項の何れか1つに記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
本考案によって動物(ペット)を携行して移動するには、動物収納袋に動物を入れ携行用帯を利用して肩から吊るすようにすれば良い。
収納袋に入れた動物に音楽を聞かせるようにすると一層静かにしていることが可能となる。
携行用帯は、襷のように左右どちらの肩に架けて使用しても良い。
携行用帯の幅は14センチ程度とすることで肩の負担を軽減しながら安定して肩に架けることができるようになる。
使用するゴム紐の伸縮を利用してゴム紐をストッパー用具に通して使用することができ、製作コストを非常に安価とすることができる。
本考案の動物携行用具は布1を重ね縫込みして動物を包み込む立体空間が形成されている。重ね縫込み部分で伸縮して適宜なサイズ調整が行われるため小動物を収容しての移動中であっても空間内で動物の身体が勝手に揺れ動くことがなく、安定した状態で包み込み保持されるようになっている。
本考案の動物携行用具はアクリル繊維などの布製であり、収容した小動物(ペット類)の身体サイズに合わせてフィットするように調整されるので無駄な空間が形成されることがなく、移動中などでも安定して揺れ動くことがない。したがって、小動物(ペット類)は安心した状態であり良好な健康状態が維持される。
使用するゴム紐の太さサイズは3〜4mm程度で、ゴム紐は左右の布の先端周囲を袋縫いにし、ゴム紐を左右に通しゴム紐の伸縮を利用して、押しボタン式のストッパー用具にゴム紐を通し、動物携行用具の大きさを調節して使用する。
先端の重ね縫いした部分の前後に、携行用帯の幅14センチで長さ57センチのものを一方側に縫い合わせ、他方側は長さ45センチのものを縫い合わせる。後方帯布の先端に直径6センチの円形リングを2つ取付け、前後の携行用帯の中には弾力性のある布地を入れる。布地は綿に似て柔らかくて薄く軽い(使用した布の名称はドミット)。芯地の不織布を間に入れて縫い込む。このようにしてできた携行用帯は柔らかくて軽いので肩への負担が少ない。
2つのリングを利用して携行用帯をつなぎ、その長さ調節をすることもできる。
動物の身体を包み込むことで楽に動物を携行した移動が可能となり、身体が触れ合うことで動物は安心して静かにしている。この状態は動物にとっても楽な状態であると考えられる。
収納袋に入れられた動物の重みで2つのリングを利用してつながれた携行用帯が締まり、外れることがないようにすることができる。
以上説明してきたような本考案では、動物携行用具の袋体を形成する布素材はアクリル繊維布でよく、したがって軽量で使用時には簡単に広げることができ、しかも使用後に小さくたたんで持ち運ぶことができる。また、材料価格も安価のものとすることが可能である。したがって、本考案は産業上の利用可能性において優れたものであると理解されるものである。
1 袋体部形成の正方形布
2 帯取付け部
3 布の重ね合わせ部
4 閉じ込みパッド
5 締め紐
6 ストッパー
7 収容動物の首輪つなぎ部材
8 締め紐周通部
9 携行用帯
10 帯連結リング
11 網目布
12 袋体伸縮部
13 物掛け部
14 帯ストッパー取付け部
15 閉じ込みパッド内側
16 小物入れ部
2 帯取付け部
3 布の重ね合わせ部
4 閉じ込みパッド
5 締め紐
6 ストッパー
7 収容動物の首輪つなぎ部材
8 締め紐周通部
9 携行用帯
10 帯連結リング
11 網目布
12 袋体伸縮部
13 物掛け部
14 帯ストッパー取付け部
15 閉じ込みパッド内側
16 小物入れ部
Claims (7)
- 風呂敷のような略正方形の布一枚の隣接する2隅ずつを二箇所に分けて束ね、その一箇所を一方側の重ね合わせ縫いした布帯に合わせ、残りの一箇所を他方側の重ね合わせ縫いした布帯に合わせて動物収納袋を構成し、布の重ね合わせ構造による伸縮によって収容した動物と携行する者の身体との間にスキンシップが成立つようにして収納し、一方側と他方側の布帯は2個のリングを用いて交互に結び合わせるものとなしその結び合わせた布帯を肩にかけて携行用に利用することを特徴とするペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
- 動物収納袋および携行用帯が布製であることから、使用しない場合には手軽に15センチ四方且つ厚さ5センチのサイズに小さくたたんで持ち運べることを特徴とする請求項1に記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
- 動物収納袋に収容するペットである犬猫などの小動物は布製の収容袋内に密着して納まるので、ペットを移動携行中にも布を介して携行者と身体を触れ合うスキンシップによって相互に安心感が生じて静かにしており、また、小動物は密着状態で収納されていることから収納袋内で激しく動くことができずその手足が袋外にはみ出すこともなことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
- 動物携行用具の少なくとも一部に軽く薄い網目状の布材を用いることで通気性を良好とし、収容携行中の動物が蒸れずに静かにしていることができることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つに記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
- 携行用帯の肩に架ける部分の幅を広くすることで肩にかかる重量負担を軽減し、しかも該幅広部分を柔らかく軽い布材で形成することで肩からズレ難くしたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1つに記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
- 動物収納袋用の布地が綿又はアクリルのような薄く軽い素材であることで、手軽に丸洗い洗濯ができることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1つに記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
- 動物収納袋に蓋を付けて収容した犬猫などの動物の落下を防止すると共に公共用車輌への乗車を可能としたことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1つに記載のペットとのスキンシップ可能な動物携行用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005209U JP3127100U6 (ja) | 2006-06-02 | ペットとのスキンシップ可能な動物携行用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005209U JP3127100U6 (ja) | 2006-06-02 | ペットとのスキンシップ可能な動物携行用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3127100U true JP3127100U (ja) | 2006-11-24 |
JP3127100U6 JP3127100U6 (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012050457A (ja) * | 2011-10-30 | 2012-03-15 | Akie Uchida | ペット用の運搬器具 |
KR101510536B1 (ko) * | 2013-10-07 | 2015-04-08 | 김보민 | 애완동물 운반용 슬링백 |
KR20220026075A (ko) * | 2020-08-25 | 2022-03-04 | 주식회사 오앤권 | 애완동물용 입체 슬링백 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012050457A (ja) * | 2011-10-30 | 2012-03-15 | Akie Uchida | ペット用の運搬器具 |
KR101510536B1 (ko) * | 2013-10-07 | 2015-04-08 | 김보민 | 애완동물 운반용 슬링백 |
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A521 | Written amendment |
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