JP3127051U - 電子デバイスの冷却用ファン - Google Patents

電子デバイスの冷却用ファン Download PDF

Info

Publication number
JP3127051U
JP3127051U JP2006007270U JP2006007270U JP3127051U JP 3127051 U JP3127051 U JP 3127051U JP 2006007270 U JP2006007270 U JP 2006007270U JP 2006007270 U JP2006007270 U JP 2006007270U JP 3127051 U JP3127051 U JP 3127051U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling fan
electronic device
fan
shaft
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006007270U
Other languages
English (en)
Inventor
翊宏 廖
志仁 李
Original Assignee
奇▲こう▼科技股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 奇▲こう▼科技股▲ふん▼有限公司 filed Critical 奇▲こう▼科技股▲ふん▼有限公司
Priority to JP2006007270U priority Critical patent/JP3127051U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3127051U publication Critical patent/JP3127051U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

【課題】電子デバイス冷却用ファンの振動を低減する構造を提供する。
【解決手段】台座10に設けたベアリングの軸カバー101外周にモーターの固定子103を配置し、フィン112を備えたファン11の内周に固定子に対応する回転子114を配置し、軸心113を該軸カバー内のべリング102a、bにより支持される電子デバイス用冷却ファンにおいて、上記軸心を支持するベアリングの上下に弾性部品12及び緩衝材13を介して該軸心を回転可能に支持し、モーターの起動、停止時の上下振動を吸収、抑制する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、電子デバイスの冷却用ファンの振動を低減する構造に関し、特に軸心にベアリングを通し、下部に緩衝材を設けることにより、ファンの振動を低減する構造に関する。
電子産業の技術が飛躍的に発展する今、電子部品の処理速度や容量などの能力はますます優れたものに改良されている。電子部品は、作動する過程で、大量の熱を発生するため、リアルタイムに排除しなければ、温度の上昇により、電子部品の正常な作動に影響を来たすだけでなく、該電子部品が損傷する可能性もある。前述の熱放出の問題を解決すべく、ファンを設置することで、強制的に熱を放散している。
ファンが回転する際、外部の冷たい空気がファンの進入口より内部に入り、電子部品と熱交換をした上で、ファンの排出孔より排出して冷却する。しかし、各フィンのサイズは若干誤差があるため、回転がややスムーズではなく、ファンが回転する際に軸方向の振動が生じる。また、ファンは、回転子と固定子間の磁気作用で駆動するため、回転子が起動、或いはストップする際、磁力効果により回転子が対応する固定子軸方向に振動するため、軸方向振動が周辺設備に伝わって振動が生じる。且つ長期的に軸方向の振動を受けているベアリングは、その寿命が短くなる。
中華民国特許公報公告第421376号の「ワンボールベアリングモーター装置」の実用考案はモーター装置に関し、固定子の中心部分に、中空の部品固定軸を具有し、該部品の固定軸に金属のコイルを巻きつけ、該金属コイルは外界の電流をレシーブし、モーターの回転駆動に必要な磁場に転換する。ワンボールベアリングは該部品固定軸の内側に固定する。該ワンボールベアリングの内側には回転軸を収納し、該回転軸は該固定子を中心に回転する。蓋状の回転子の内側周囲には磁石を配置し、該蓋状の回転子中心を該回転軸に固定する。該ワンボールベアリングの内側には回転軸を設けているため、該回転軸は該固定子を中心に回転する。該蓋状回転子の内側周囲に磁石を具有し、該蓋状回転子の中心を該回転軸に固定し、該固定子の磁場変化に応じて回転エネルギーを付与する。 緩衝装置は該ワンボールベアリングと該蓋状回転子の間に位置づけし、該回転軸の揺れにより、該ワンボールベアリングが受ける衝撃を和らげる緩衝の役割を果たす。前記の回転軸の下部に固定リングを設置し、該回転軸に対応する固定子の動きを上向きに限定する。
公知技術の問題点は、ベアリングと蓋状回転子の間のみに緩衝装置を設置し、下向きの振動を和らげるが、回転子は起動及び停止の瞬間に固定子が上下運動をするだけでなく、回転子が運転を開始後、回転子の周囲にある複数のフィンのサイズが異なるため、回転子はスムーズな回転ができず、軸方向の上下振動が生まれるにも関わらず、公知技術は、一つの固定リングで該回転軸の上向き振動のみ制限しているため、固定リングが上向きの振動を受け、その振動をベアリングの下部にまで伝え、ベアリング及び固定リングともに上向きの振動を受けることとなる。よって、固定リング及びベアリングは損傷を受け易く、固定リングは回転軸より外れることにより、回転軸もベアリング内に落ちる危険性もあり、ベアリングの寿命も短くなるため、上述の技術を改善する必要があった。
特開2002−280784号公報
本考案の主な目的は、ベアリングの軸心の両端にそれぞれ弾性部品及び、少なくとも一つの緩衝材を設け、ファンの上下に振動する力を吸収するファンの振動を低減する構造を提供することにある。
上述の目的を解決するため、本考案はファンの振動を低減する構造を提供するものであり、台座及び台座に設けたファンを含み、上述の台座に少なくとも一つのベアリング及び軸カバーを設置し、該ファンの内側に軸心を設け、該軸心とファンが連結する上部に弾性部品を設け、連結しない下部に頚部を設け、前記のベアリングを通し、少なくとももう一つの緩衝材を設ける。
本考案は緩衝材をベアリングと軸心の下部に設置するため、緩衝材と弾性部品によりファンが生じる振動を低減する。
本考案のファンの振動を低減する構造や目的、技術の特徴及び効果を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。
図1、図2が示すのは、本考案のファンの振動を低減する構造である。台座10、ファン11、弾性部品12及び緩衝材13を含み、該台座10に軸方向に突出した中空の軸カバー101を設け、或いは形成し、該中空の軸カバー101に上部1011及び下部1012を設け、及び該軸カバー101の内壁の適切な場所に凸部1013を形成する。本考案の図示の軸カバー101の下部1012は空いているが、閉鎖した状態でも可能である。該軸カバー101は少なくとも一つのベアリング102(本考案は102a、102bの2つがある)を設け、該ベアリング102a、102bはそれぞれ軸カバー101の上部1011及び下部1012より入れ、該凸部1013を挟む形で設置し、且つ該軸カバー101の外回りには、少なくとも一つの固定子103を設置する。
前記のファン11の外回りに放射状に延伸する複数のフィン112を具有し、及び該フ ァン11の内側に軸心113を設置する。該軸心113とファン11が連結する上部に弾性 部品12を設置する。該弾性部品12は、スプリング或いは弾力シートがベストである 。該軸心113の下部1132に頚部1131を設ける。前記の固定子103と対応する該ファ ン11の内側に少なくとも一つの回転子114を配置する。
前記の緩衝材13は、スプリング、弾性シートなど弾性のある部品を使用、またはシ リコンなど様々なプラスティックポリマーを使用し、該緩衝材13を該軸カバー101 の下部1012より軸カバー101の中に入れる。
該軸心113の下部1132は、ベアリング102を通し(本考案の軸心113はベアリング 102a、102bを通す)、該頚部1131を該ベアリング102b及び該緩衝材13を通すことで 、緩衝材13を頚部1131に設置し、ベアリング102bと軸心113の下部1132の間に位置 する。
該頚部1131の末端、該ベアリング102b及び緩衝材13の間に第一固定部品14を設置し 、該軸心1131が抜けるのを防止する。
図3が示すのは、ファン11が運転する際、各フィン112のサイズに若干の誤差があり、バランスが悪くなるため、軸心113が図示のように軸方向に上下に振動する。該弾性部品12を介し、下向きの振動を減少し、該緩衝材13を介し、上向きの振動を減少する。ファン11全体の振動を減少するだけでなく、騒音も低減する。公知技術の欠点を鑑みて、本考案は、上向きの振動がベアリング102(本考案では102b)及び第一固定部品14に伝わるのを防止する。
図4が示すのは、該軸心113の頚部1131の上に、第二の固定部品15を設け、該第二固定部品15は該緩衝材13と該軸心113の下部1132の間に位置する。該緩衝材13の軸心113と軸心の下部1132の面積は、第二固定部品15によって増加するため、該緩衝材13を更にしっかりと頚部1131に固定し、該緩衝材13が軸心より外れるのを防止する。
上記の説明は、本考案の実施状態の説明であるが、これにより本考案の保護範囲が限定されるものではない。本考案の構想に基づく各種の変化や修正、応用及び形を変更するなど、同じ効果が生まれる場合は、全て本考案の権利範囲とする。
本考案のベストな実施分解略図である。 本考案のベストな実施組立略図である。 本考案のベストな作動略図である。 本考案に第二固定部品を加えた略図である。
符号の説明
10台座
101軸カバー
1011上部
1012下部
1013凸部
102ベアリング
102aベアリング
102bベアリング
103固定子
11 ファン
112フィン
113軸心
1131頚部
1132軸心の下部
114回転子
12弾性部品
13緩衝材
14第一固定部品
15第二固定部品

Claims (9)

  1. 台座に設けた円筒状軸カバー外周にモーターの固定子を配置し、フィンを備えたファンの内周に該固定子に対応する回転子を配置すると共に、ファンの軸心を該軸カバー内のべリングにより回転可能に支持される電子デバイス用冷却ファンにおいて、上記軸心を支持するベアリングの上下にそれぞれ弾性部品及び緩衝材を配置して該軸心を回転可能に支持し、モーターの起動、停止時の軸方向の振動を吸収、緩衝せしめる、
    ことを特徴とする電子デバイス用冷却ファン。
  2. 該ファンの外回りに放射状に延伸する複数枚のフィンを設けたことを特徴とする請求項1記載の電子デバイス用冷却ファン。
  3. 該弾性部品は、スプリングであることを特徴とする請求項1記載の電子デバイス用冷却ファン。
  4. 該弾性部品は、弾性シートであることを特徴とする請求項1記載の電子デバイス用冷却ファン。
  5. 該緩衝材は、弾性のある部品であることを特徴とする請求項1記載の電子デバイス用冷却ファン。
  6. 該弾性のある部品は、プラスティックポリマー、スプリング及び弾性シートであることを特徴とする請求項5記載の電子デバイス用冷却ファン。
  7. 該プラスティックポリマーは、シリコンであることを特徴とする請求項5記載の電子デバイス用冷却ファン。
  8. 該軸心頚部に第一固定部品を設け、該緩衝材及び該ベアリングの間に設置することを特徴とする請求項1記載の電子デバイス用冷却ファン。
  9. 該軸心頚部に第二固定部品を設け、該緩衝材及び該ベアリングの間に設置することを特徴とする請求項1或いは請求項8記載の電子デバイス用冷却ファン。
JP2006007270U 2006-09-07 2006-09-07 電子デバイスの冷却用ファン Expired - Lifetime JP3127051U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007270U JP3127051U (ja) 2006-09-07 2006-09-07 電子デバイスの冷却用ファン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007270U JP3127051U (ja) 2006-09-07 2006-09-07 電子デバイスの冷却用ファン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3127051U true JP3127051U (ja) 2006-11-16

Family

ID=43476794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006007270U Expired - Lifetime JP3127051U (ja) 2006-09-07 2006-09-07 電子デバイスの冷却用ファン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3127051U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8531073B2 (en) Heat dissipation system and fan thereof
US8568110B2 (en) Blower fan and method of manufacturing the same
CN102817858B (zh) 定子及具有该定子的散热风扇
US8853904B2 (en) Fan and motor thereof
US20060181174A1 (en) Anti-loose device for a motor
US20070080604A1 (en) Electric fan
KR101633673B1 (ko) 베어링 진동 흡수 구조의 공기 압축기
JP2007014187A (ja) 磁気固定モーター
JP2012087748A (ja) 送風ファン
CN106762844B (zh) 扇框及具有该扇框的散热风扇
CN102817870A (zh) 散热风扇
US6762527B1 (en) DC brushless motor
US8246329B2 (en) Fan
US7002272B2 (en) Brushless motor
JP2006230154A (ja) 回転電機
KR101416185B1 (ko) 편평형 진동 모터
US7038341B1 (en) Magnetic suspension bearing with damping system
JP3127051U (ja) 電子デバイスの冷却用ファン
JP4934850B2 (ja) スキャナモーター
JP2007174842A (ja) 回転子
US20090155055A1 (en) Cooling fan
US9897109B2 (en) Fan vibration damping structure and fan with the vibration damping structure
KR20120049836A (ko) 더블 로터 타입 모터
KR100193064B1 (ko) 차량용 교류 발전기의 리어 베어링 크리프방지 장치
JP5095329B2 (ja) モータおよび送風ファン

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141025

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term