JP3126757U - 作動式金型装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 幅広い大きさの製品を1つの作動式金型装置で圧造成形することができながら、その耐久性を著しく延ばすことができるようにする。
【解決手段】 ダイブロック2の嵌合穴2aに嵌合されるダイケース5と、ダイケース5内に摺動可能に取付けられる作動ダイ10と、作動ダイ10の中心部に嵌挿されると共にダイケース5側に支持される成形ピン6と、常時は作動ダイ10をダイケース5前端側に付勢するスプリング12とを備え、パンチ16の打ち込みにより作動ダイ10をダイケース5の奥部側に押し込みながら圧造成形するようにした作動式金型装置において、作動ダイ10の前端部をダイブロック2よりも前方に突出させると共に、その突出前端部をダイケース5よりも大きく形成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、ダイブロックの嵌合穴に嵌合されるダイケース内に摺動可能に取付けられる作動ダイを備えた作動式金型装置に関する。
従来、この種の作動式金型装置は、図4に示すように、ダイブロックの嵌合穴に嵌合されるダイケース31と、ダイケース31内に摺動可能に取付けられる作動ダイ32と、作動ダイ32の中心部に嵌挿されると共にダイケース31側に支持される成形ピン33と、作動ダイ32をダイケース31前端側に付勢するスプリング34,34とを備え、パンチ35の打ち込みにより図3においてその右側に示すように作動ダイ32をダイケース31の奥部側に押し込みながら圧造成形するように構成されている。
そして、この金型装置にあっては、1つの製品を圧造するだけでなく、圧造する製品に応じてた形状の成形孔32aが形成された作動ダイ32に取り替えることにより、各種形状の製品を1つの金型装置で圧造成形できるようになされている。
ところが、上記した従来の金型装置によれば、作動ダイ32がダイケース31内に摺動可能に内装される構造であるため、圧造する製品の大きさはダイケース31の内径に規制されていた。また、例えばフランジをもつ製品を成形する場合、そのフランジ部分における作動ダイ32の肉厚が他の部分に較べて極端に肉薄となることから、作動ダイ32をダイケース31の奥側に押し込みを行って孔部を形成しながら圧造成形する作動式金型においては作動ダイの耐久性が著しく低下することになる。そのため、作動ダイ32を頻繁に取り替えなくてはならず、その結果、機械の稼働効率が悪いと共に、不経済となる問題を有していた。
そこで、本考案は、作動ケースにより作動ダイ前部側の外径が規制されないようにして、幅広い大きさの製品を1つの作動式金型装置で圧造成形することができながら、その耐久性を著しく高めることができ、機械の稼働効率及び経済効果を向上できる作動式金型装置の提供を課題とする。
上記した問題を解決するために、本願の請求項1に記載の考案は、ダイブロックの嵌合穴に嵌合されるダイケースと、ダイケース内に摺動可能に取付けられる作動ダイと、作動ダイの中心部に嵌挿されると共にダイケース側に支持される成形ピンと、常時は作動ダイをダイケース前端側に付勢するスプリングとを備え、パンチの打ち込みにより作動ダイをダイケースの奥部側に押し込みながら圧造成形するようにした作動式金型装置であって、作動ダイの前端部をダイブロックよりも前方に突出させると共に、その突出前端部をダイケースよりも大きく形成したことを特徴とする。
また、本願の請求項2に記載の考案は、ダイブロックの嵌合穴に嵌合されるダイケースと、ダイケース内に摺動可能に取付けられる作動ダイと、作動ダイの中心部に嵌挿されると共にダイケース側に支持される成形ピンと、常時は作動ダイをダイケース前端側に付勢するスプリングとを備え、パンチの打ち込みにより作動ダイをダイケースの奥部側に押し込みながら圧造成形するようにした作動式金型装置であって、作動ダイの成形孔が形成された前端部をダイブロックよりも前方に突出させると共に、その突出前部の外径をダイケースよりも大きく形成し、かつ、成形ピンの成形先端部をダイケースの前面よりも前方に突出させるように構成したことを特徴とする。
本願の請求項1に記載の考案によれば、作動ダイの前端部をダイブロックよりも前方に突出させると共に、その突出前端部をダイケースよりも大きく形成したから、作動ケースにより作動ダイ前部の外径が規制されないようにして、例えばフランジなどをもつ製品であっても、作動ダイにおける成形孔のフランジ部分の外径を自由に大径化して強度アップを図ることができる。これにより、幅広い大きさの製品を1つの金型装置で圧造成形することができながら、その耐久性を著しく高めて寿命を延ばすことができる。その結果、機械の稼働効率を向上できると共に、経済効果も向上できる。ダイケースの内径を大きくする必要がないので金型装置の幅方向の大型化も抑えることができる。
また、本願の請求項2に記載の考案によれば、作動ダイの成形孔が形成された前端部をダイブロックよりも前方に突出させると共に、その成形孔と対応する突出前部の外径をダイケースよりも大きく形成し、かつ、成形ピンの成形先端部もダイケースの前面よりも前方に突出させるように構成したから、従来のようにダイケースの内径により作動ダイの成形孔周りの外径が規制されるといったことなく、作動ダイの成形孔周りの外径全体を大径化して強度アップを自由に図ることができる。その結果、幅広い大きさの製品を1つの金型装置で圧造成形することができながら、その耐久性を著しく高めて寿命を延ばすことができる。したがって機械の稼働効率を向上できると共に、経済効果も向上できる。その上、ダイケースの内径を大きくする必要がないので金型装置の幅方向の大型化も抑えることができる。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本考案に係る作動式金型装置を示すもので、該金型装置1はダイブロック2と、ダイブロック2の嵌合穴2a奥部に固定される受圧部材3、4と、ダイブロック2の嵌合穴2aに挿嵌保持されるダイケース5と、ダイケース5内の奥部に固定され成形ピン6を保持する第1サポート部材7と、第1サポート部材7の前部側に設けられダイケース5に対して所定長さだけ摺動可能に設けられる第2サポート部材8と、ダイケース5に摺動可能に挿嵌されると共に第2サポート部材8の前面にボルト9,9を介して一体に取付けられる作動ダイ10と、第2サポート部材8の後面側凹部8aに挿嵌される第1リング部材11と、第1サポート部材7の前面側に突出形成された複数の筒状凹所7a,7a内に保持され、第1リング部材11、第2サポート部材8を介して作動ダイ10を前方側に付勢する複数のスプリング12,12とを備えている。また、作動ダイ10と成形ピン6との間には、筒状ストリッパー13が摺動自由に嵌挿されていると共に、ストリッパー13の後面には、第2リング部材14を介して複数の押出ピン15,15がパンチ側の前後動に対応したタイミングで押出移動可能に配設されている。
そして、本考案では、図1に示すように作動ダイ10の前部をダイケース5及びダイブロック2の前面よりも前方に突出させると共に、その突出前部の外径を、ダイケース5よりも大径に形成したのである。その場合、作動ダイ10のダイケース5に対する摺動を許すように所定長さLだけダイケース5の内径と同径のまま前方に突出させその先から大径となるように形成している。
また、図1に示す実施の形態では、成形ピン6の成形先端部もダイケース5及びダイブロック2の前面よりも前方に突出させ、作動ダイ10の成形孔10a全体がダイケース5の前面よりも前方に突出するように構成している。そして、この成形孔10aと対応する突出前部の外径をダイケース5よりも大径に形成したのであり、これにより作動ダイ10の成形孔10a周り全体の強度アップを図るようになされている。
また、図に示す実施の形態では、作動ダイ10を成形孔10aを有する芯側ダイ10Aと芯側ダイ10Aを一体的に保持する外側ダイ10Bとで構成している。
また、第2サポート部材8のダイケース5に対する前方への摺動規制はダイケース5内に形成した段部5aと、第2サポート部材8の後端外周に形成した鍔部8bとの係合により行われる。
そして、以上のように構成される作動式金型装置1の前方側に設けられるパンチ16の打ち込みにより作動ダイ10をダイケース5の奥部側に押し込みながら中間成形品Xを図3に示す所定形状の成形品Sに圧造成形するように構成されている。
次に、この作動式金型装置1の作用について説明する。
図1に示すように中間成形品Xが、作動ダイ10の前方に供給された状態で、パンチ16を保持したラム(図示せず)が前進すると、パンチ16が中間成形品Xの頭部上面に当接してそのまま前進することになる。これにより、パンチ16は中間成形品Xを作動ダイ10の成形孔10a内に押し込むことになる。そして、引き続きパンチ16が前進することにより、図2に示すように中間成形品Xと共に作動ダイ10がスプリング12,12に抗してダイケース5の奥部側に押し込まれる。このとき、パンチ16の先端部により中間成形品Xの後端部が、また成形ピン6の先端部6aにより中間成形品Xの後端部が図3に示す所定形状に圧造成形され、所定形状の成形品Sが圧造成形される。
その場合、作動ダイ10の成形孔10aが形成された大径前端部をダイケース5の前面よりも前方に突出させると共に、その成形孔10aと対応する突出前部の外径をダイケース5の内径よりも大きく形成し、かつ、成形ピン6の成形先端部6aもダイケース5の前面よりも前方に突出するように構成したから、従来のようにダイケースの内径により作動ダイ10の成形孔10a周りの外径が何ら規制されるといったことなく、作動ダイ10の成形孔10a周り全体の強度アップを自由に図ることが可能となる。その結果、例えばフランジなどをもつ製品など、幅広い大きさの製品を1つの金型装置で圧造成形することができながら、その耐久性を著しく高めて寿命を延ばすことができる。したがって機械の稼働効率を向上できると共に、経済効果も向上できる。その上、ダイケース5の内径を大きくする必要がないので金型装置の幅方向の大型化も抑えることができる。
また、成形品Sの成形後は、パンチ16を保持したラム(図示せず)の後退により、パンチ16が作動ダイ10から引き抜かれて後退する一方、作動ダイ10は、スプリング12,12によって最初の位置に前進移動する。このとき、パンチ16側の前後動に対応したタイミングで複数の押出ピン15,15が前方へ移動されて、第2リング部材14、ストリッパー13を介して成形品Sを作動ダイ10の前方に押し出すことになる。
作動ダイ10から押し出された成形品Sは、例えば作動ダイ10の下方に設けられる適宜排出手段を介して外部に排出されたり、或いは適宜移送装置により次の工程などに移送されてさらに圧造成形されるといったことになる。
なお、以上の実施の形態では、作動式金型装置1とパンチ16とを水平状に設置状態場合について説明したが、例えばこれら作動式金型装置1とパンチ16とを上下方向に設置してもよいことは勿論である。また、以上の実施の形態では、作動ダイ10の成形孔10a及び成形ピン6の先端部6aをダイケース8の前端面よりも前方に突出させたけれども、例えば、作動ダイ10の成形孔10aの奥部側の形状が先端側のフランジ成形孔部に較べて小径で作動ダイ10の奥側の強度がダイケース5と同径でも十分得られるような場合、作動ダイ10の前端側、つまり成形孔10aの先端側だけを大径に形成するようにしてもよい。
また、本考案の作動式金型装置1は単段の圧造成形機に用いる他、多段式の圧造成形機に用いてもよいことは勿論である。多段式の圧造成形機に用いる場合、例えば図3に示すように隣り合う嵌合穴2a,2a′間のピッチPが一定であっても、本考案の作動ダイ10を設ける嵌合穴2aと隣り合う側の嵌合穴2a′の内径dを小径に設定すればそれだけ作動ダイ10の外径Dを大きくとることができ、作動ダイ10の成形孔10a周り全体の強度アップをより図ることが可能となる。
本考案の実施に係る作動式金型装置の縦断面図である。 同作動式金型装置の圧造状態を示す縦断面図である。 多段式の圧造成形機に用いる場合の説明図である。 従来の説明図である。
符号の説明
1 作動式金型装置
2 ダイブロック
2a 嵌合穴
5 ダイケース
6 成形ピン
6a 先端部
10 作動ダイ
10a 成形孔

Claims (2)

  1. ダイブロックの嵌合穴に嵌合されるダイケースと、ダイケース内に摺動可能に取付けられる作動ダイと、作動ダイの中心部に嵌挿されると共にダイケース側に支持される成形ピンと、常時は作動ダイをダイケース前端側に付勢するスプリングとを備え、パンチの打ち込みにより作動ダイをダイケースの奥部側に押し込みながら圧造成形するようにした作動式金型装置であって、作動ダイの前端部をダイブロックよりも前方に突出させると共に、その突出前端部をダイケースよりも大きく形成したことを特徴とする作動式金型装置。
  2. ダイブロックの嵌合穴に嵌合されるダイケースと、ダイケース内に摺動可能に取付けられる作動ダイと、作動ダイの中心部に嵌挿されると共にダイケース側に支持される成形ピンと、常時は作動ダイをダイケース前端側に付勢するスプリングとを備え、パンチの打ち込みにより作動ダイをダイケースの奥部側に押し込みながら圧造成形するようにした作動式金型装置であって、作動ダイの成形孔が形成された前端部をダイブロックよりも前方に突出させると共に、その突出前部の外径をダイケースよりも大きく形成し、かつ、成形ピンの成形先端部をダイケースの前面よりも前方に突出させるように構成したことを特徴とする作動式金型装置。
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