JP3126576U - 換気扇の改良構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】水洗、油分除去、防火、油水の回収が可能、手入れが容易、油分除去効率向上の効果を兼ね備えた換気扇の改良構造の提供。
【解決手段】本考案の換気扇の改良構造は、カバー体下部に水槽を設け、前記カバー体前方に取り外し可能な導流板を設置し、前記導流板は上端より外から内へと傾斜しており、その下部が下方向へ前記水槽内まで延伸され、前記導流板下部と水槽間に吸入通路が形成され、さらに、前記吸入通路からダクト接続口までの間に導流板と平行なフィルターを設置し、隔離を行う。
【選択図】図3

Description

本考案は換気扇の改良構造に関し、詳細には、導流板とフィルター間に水幕を形成し、フィルターを利用して油煙を吸着した水幕を水槽内に導引して戻し、水洗、油分除去、防火、油水の回収が可能、手入れが容易、油分除去効率向上の効果を兼ね備えた換気扇の改良構造に関する。
中国人は料理にこだわりがあり、強火で炒める料理を好むが、台所に煙が篭もることによる油煙の汚染を取り除くために、換気扇で換気を行うが、このとき空気汚染を招いてしまう。料理のときに発生するべたつく油煙を長期間にわたり肺に吸い込み続けると、肺がんになることがある。現代の電子顕微鏡で見ると、油煙のにおいは粒子であり、蒸発後あちこちに飛び散り、どこにでも入り込んでしまい、油分を含まない黒煙が排出されると、油で汚れた外壁が黒く汚れてしまい、家屋の美観を害してしまう。このため、台所の油煙を減少すべく換気量の高い換気扇を選択することは、中国人が換気扇を購入するときの重要な点となっている。
しかしながら、市場で販売されている換気扇は直接ファンで油煙を屋外に排出するものであり、油を取り除く効果は完全に備えておらず、また油分が排煙管に長期間にわたって蓄積すると、燃焼しやすくなり火災を招く危険がある。
本考案は、上述の従来の換気扇の構造における欠点に鑑みて、考案者の関連事業における長年の経験に基づき研究を重ね、設計された斬新な換気扇の改良構造を提供する。
本考案の主な目的は、水洗、油分除去、防火、油水の回収が可能、手入れが容易、油分除去効率向上の効果を兼ね備えた換気扇の改良構造を提供することにある。
本考案の別の目的は、水洗、油分除去、防火、油と水の回収が可能な換気扇であって、前縁部に前カバーを増設することができ、油煙を吸い込む区域を増加し、油煙排出効果を向上することができる、換気扇の改良構造を提供することにある。
上述の目的を達するため、本考案の特徴は、カバー体下部に水槽を設け、前記カバー体前方に取り外し可能な導流板を設置し、前記導流板は上端より外から内へと傾斜しており、その下部が下方向へ前記水槽内まで延伸され、前記導流板下部と水槽間に吸入通路が形成され、さらに、前記吸入通路からダクト接続口までの間に導流板と平行なフィルターを設置し、隔離を行う点にある。
上述の構造に基づき、水槽内に水を注入し、導流板とフィルターの下部が浸かるようにし、換気扇をオンにすると、前記吸入通路から油煙が吸入され、且つ、導流板とフィルター間に水幕が形成され、さらにフィルターを利用し油煙を吸着した水幕を水槽内へと導引して戻すことで、本考案の水洗、油分除去、防火、油水の回収が可能、手入れが容易、油分除去効率向上の効果を兼ね備えた換気扇の改良構造が得られる。
本考案の構造、装置及びその特徴について、以下、最良の実施例と図面に基づき、詳細に説明する。
図1から図3に示すように、本考案の換気扇の改良構造は、主にカバー体10、このカバー体10上方のダクト接続口14内に設置されたファン15から構成される。
前記カバー体10下部には水槽11が設置され、前記カバー体10前方に取り外し可能な導流板12が設けられ、前記導流板12は上端より外から内に向かって傾斜しており、その下部が下方向に水槽11内へと延伸され、導流板12下部と水槽11間に吸入通路121が形成され、さらに、前記吸入通路121からダクト接続口14の間に前記導流板12と平行なフィルター16が設置され、隔離が行われる。
上述の構造に基づき、水槽11内に水を注入し、且つ、導流板12とフィルター16の下部が浸かるようにし、ファン15をオンにすると、気流が吸入通路121を経由して油煙を外部から吸入し、この気流が液面にぶつかって、導流板12底縁部からフィルター16との間の空間に入り込み、導流板12とフィルター16の間に細かな水の撥ね上がりを起こして水幕が形成される。この水幕が油煙と混合され、油煙中の微細な油気分子と粉塵の顆粒を吸着し、さらにフィルター16を利用して油煙を吸着した水幕を水槽11内へと導引して戻し、回収して使用することができる。空気は継続して上方向へダクト接続口14に沿って排出され、本考案の水洗、油分除去、油水の回収が可能という効果が得られる。さらに、本考案は濾過された油がカバー体10内のみに存在し、導流板12と水槽11内の水により外界と隔離が形成され、火焔の通過を防ぎ、防火効果が得られる。
上述の構造において、導流板12はその中央部位にウィンドウ120を設置することができ、内部の水幕の動作状況を見ることができ(図1から図3参照)、同時にカバー体10内の上方に光源113(例:蛍光灯等)を設置してもよく、この光源113はまずフィルター16横に設けられた上部ウィンドウ114を通過し、さらに導流板12中央部位に設けられたこれにより前記ウィンドウ120から光をで外部に照射を照らすることができ、前記上部ウィンドウ114の周縁はシリコンで封止するものとし、さらに前記カバー体10上方にランプカバー板112を設置し、取り外し可能に設けることで光源113の交換に便利に用いることができる。また、前記導流板12は取り外し可能であるため、手入れやメンテナンスの作業に便利である。
図2及び図3に示すように、本考案は水槽11内に排水管13を設置することができ、この排水管13の上部開口部が水槽11上縁部と導流板12下縁部の間に位置し、この排水管13の下部開口部が下方向に水槽11の底面から延伸される。さらに、水槽11の片側に水位制御ボックス20が設置され、この水位制御ボックス20と水槽11の間を導水管21で相互に通じさせ、水槽11内と水位制御ボックス20内の水面の高さを同じにし、さらに外部から水位制御ボックス20内に進水管23が接続され、且つ、進水管23の水位制御ボックス20内側端にフロート制御バルブ22が設置される。これにより、水槽11内に注入された水の液面をフロート制御バルブ22により制御し、一定の適切な高さ(即ち、導流板12下縁部が浸る高さ)に維持することができる。予め定めた液面高さより低い場合は、フロート制御バルブ22のフロートが下降することでバルブが開き、自動的に水が進水管23から補充される。また、運転時に液面が高すぎたり、気流の衝撃のために排水管13上部の開口部を液面が超過すると、超過分の水が自動的に開口部から溢れ出て、正常な動作が維持される。上述の水位制御ボックス20の構造を実施するときは、直接水槽11内に設置したり、水槽11の一部分としたりすることもできる。また、カバー体10の水槽11下方には配管面板30を設置することができ、この配管面板30上に進水つまみ31及び排水つまみ32を設置し、この進水つまみ31及び排水つまみ32はそれぞれパイプ33に結合され、且つ、水槽11にそれぞれ通じて設けられ、進水と排水の制御を行うことができるものとする。さらに、カバー体10の水槽11前方の壁面上に水位ウィンドウ111を設け、使用者はこの水位ウィンドウ111上の基準水位線を基準として進水つまみ31及び排水つまみ32で水位を制御することができる。
上述に基づき、図4及び図5に示すように、本実施例におけるフィルター16はステンレス鋼材料から成り、このフィルター16は底部に設置された複数の一定間隔に排列された正V字形導流板160と、その上部に設置された複数の一定間隔で排列された逆V字形導流板161を含んで成り、且つ、正V字形導流板160と逆V字形導流板161は互い違いに排列され、複数の回旋通路が形成される(図5参照)。
上述の構造に基づき、本考案の水幕がフィルター16を通過するとき、その中の水分が複数の正V字形導流板160と逆V字形導流板161の間の回旋通路を通り、水幕の油の分子と粉塵の顆粒が混合した水分が正逆V字形導流板160、161と接触して阻まれ、且つ、V字形導流板に沿って下方向へ流れて水槽11内に入り、水気が濾過されたきれいな空気をフィルター16に円滑に通過させることができ、最後にファン15を利用してフィルタリングが完了した空気が排出される。また、濾過された油の分子は自然に水面上に浮き上がるため、排水管13上部の開口部から自動的に随時排出することができ、油分の除去効率を向上することができる。
さらに、図2及び図3に示すように、本考案の換気扇の改良構造は、ダクト接続口14下端の開口部に盤状風量ゲート140を設けてもよく、この風量ゲート140の開きの大きさを利用し、排気の風量の大きさを調整することができる。このほか、電機のインバーター制御を利用してもファン15の回転速度を制御し、排気(吸気)風力の大きさを制御することができる。また、本考案はカバー体10上端の前縁部に前カバー17を増設することもでき、油煙が換気扇の外へ飛散するのを防ぎ、さらに油煙の排出効果を高めることができる。
図6に示すように、本考案は図1から図3においてはファン15がカバー体10上方のダクト接続口14内に設置された状態を示しているが、実際の実施時にはカバー体10上方のダクト接続口14を延伸して管体40の一端に接続し、前記ファン15を管体40の他端に設置してもよく、これにより、各種現場環境の必要性に対応し、油煙を排出することができる。
上述のように、本考案の換気扇の改良構造は水洗、油分除去、防火、油水の回収が可能、手入れが容易、油分除去効率向上の効果を確実に備え、創作の実用性と進歩性を有するため、特許法に基づきここに実用新案登録を出願するものである。
本考案の立体斜視図である。 本考案の内部構造を示す側面断面図である。 本考案の油煙吸入動作を示す側面断面図である。 本考案のフィルターの立体図である。 本考案の水幕がフィルターを通過する動作を示す断面図である。 本考案のファンの別の設置例を示す側面断面図である。
符号の説明
10 カバー体
11 水槽
111 水位ウィンドウ
112 ランプカバー板
113 光源
114 上部ウィンドウ
12 ドウリュ導ウ流板
13 排水管
14 ダクト接続口
15 ファン
16 フィルター
17 前カバー
20 水位制御ボックス
21 導水管
22 フロート制御バルブ
23 進水管
30 配管面板
31 進水つまみ
32 排水つまみ
33 パイプ
40 管体
120 ウィンドウ
121 吸入通路
140 風量ゲート
160 正V字形導流板
161 逆V字形導流板

Claims (9)

  1. 主にカバー体及び前記カバー体情報上方のダクト接続口内に設置されたファンを含んで成り、そのうち、前記カバー体下部に水槽が設けられ、前記カバー体前方に取り外し可能な導流板が設置され、前記導流板は上端より外から内へと傾斜しており、その下部が下方向へ前記水槽内まで延伸され、前記導流板下部と前記水槽間に吸入通路が形成され、さらに、前記吸入通路からダクト接続口までの間に導流板と平行なフィルターが設置され、隔離が加えられると共に、前記カバー体上端の前縁に前カバー体が設置可能であることを特徴とする、換気扇の改良構造。
  2. 前記水槽内に排水管を設置し、前記排水管上部の開口部が水槽の上縁と導流板下縁の間に位置し、前記排水管下部の開口部が下方向に水槽の底面から延伸され、前記水槽の片側に水位制御ボックスが設置され、水槽内と水位制御ボックス内の水面高さを同じにし、さらに、前記水位制御ボックス内に外部から進水管を接続し、進水管の水位制御ボックス内側端にフロート制御バルブを設けた、請求項1に記載の換気扇の改良構造。
  3. 前記水位制御ボックスを前記水槽内または水槽の一部分として設置することができる、請求項2に記載の換気扇の改良構造。
  4. 前記導流板の中央部位にウィンドウを設けた、請求項1に記載の換気扇の改良構造。
  5. 前記フィルターがステンレス鋼材料から成り、前記フィルターが底部に設置された複数の一定間隔に排列された正V字形導流板と、その上部に設置された複数の一定間隔で排列された逆V字形導流板を含んで成り、且つ、前記正V字形導流板と逆V字形導流板が互い違いに排列され、複数の回旋通路が形成される、請求項1に記載の換気扇の改良構造。
  6. 前記ダクト接続口下端の開口部に風量ゲートを設けた、請求項1に記載の換気扇の改良構造。
  7. 前記カバー体上端の前縁に前カバー体を設置した、請求項1に記載の換気扇の改良構造。
    前記カバー体の水槽下方に配管面板を設け、前記配管面板上に進水つまみ及び排水つまみを設置し、前記進水つまみ及び排水つまみはパイプにそれぞれ接続され、且つ、水槽にそれぞれ通じて設けられ、進水及び排水を制御することができ、さらに、前記カバー体の水槽前方壁面上に水位ウィンドウを設け、水位の制御に用いることができる、請求項1または2に記載の換気扇の改良構造。
  8. 前記カバー体上方のダクト接続口を延伸し管体の一端に接続し、前記ファンを前記管体の他端に設置した、請求項1に記載の換気扇の改良構造。
  9. 前記カバー体内の上方に光源を設置し、前記光源がまずフィルター横に設けられた上部ウィンドウを通過し、さらに導流板中央部位に設置されたウィンドウから光を外部に照射することができ、前記カバー体上方に対応するランプカバー板を取り外し可能に設けた、請求項4に記載の換気扇の改良構造。
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