JP3126341U - 生コンクリート圧送用テーパーホース - Google Patents

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Abstract

【課題】生コンクリートによって閉塞しにくく、しかもある程度屈曲可能でしかも軽量な生コンクリート圧送用テーパーホースを提供する。
【解決手段】全長にわたってテーパー状となっているゴムホース11と、ゴムホース11の両側に設けられている内径の異なる第1、第2の接続フランジ12、13とを有し、ゴムホース11は全長にわたって直径の縮径率が長さに対して、7×10-3〜12×10-3の範囲にある。これによって、屈曲性を有すると共に全体的重量の軽量化が図れ、テーパー勾配を小さくできるので、生コンクリートの閉塞を減少させることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は生コンクリート圧送に使用されるホースに係り、特に内部をテーパー状に形成した生コンクリート圧送用テーパーホースに関する。
生コンクリートは現場までミキサー車で運ばれ、例えば、特許文献1に記載されている周知のコンクリートポンプ車によって圧送される。圧送配管は通常8インチ又は9インチの管からスタートし、圧力損失があるので徐々に直径を落として行き、コンクリートポンプ車のブームを通過するところでは5インチとなる。そして、ブームの先端からは曲がり自由度が必要となるため通常5インチで長さ3mのホースが使用されている。
更に、その先には通常作業性を考慮し、4インチ以下のホースに接続されている。この場合、図3に示すように、通常は5インチ(5B)ホース50から4インチ(4B)ホース51に絞り込む鉄製のテーパー管52が用いられる。なお、53はガイド部材である。
特開2004−211629号公報
しかしながら、従来の鉄製の5B−4Bのテーパー管52は価格と重量の観点から1m〜1.5mのものが主流であるので、生コンクリートの配合が悪いとその絞り長さが短いため、生コンクリートの閉塞が発生することがある。この閉塞が発生すると、打設作業を一時止めて鉄製テーパー管52の詰まりを取り除く必要があり、作業時間のロスが生じる。従って、このような鉄製テーパー管52の取り外しが面倒であること、鉄製テーパー管52を収納する場合にスペースが必要であること、鉄製テーパー管52の重量が大きいこと、及び鉄製テーパー管52は曲がらないことが、従来工法においては大きな問題となっていた。
本考案はかかる事情に鑑みなされたもので、生コンクリートによって閉塞しにくく、しかもある程度屈曲可能でしかも軽量な生コンクリート圧送用テーパーホースを提供することを特徴とする。
前記目的に沿う第1の考案に係る生コンクリート圧送用テーパーホースは、全長にわたってテーパー状となっているゴムホースと、該ゴムホースの両側に設けられている内径の異なる第1、第2の接続フランジとを有する。
また、第2の考案に係る生コンクリート圧送用テーパーホースは、第1の考案に係る生コンクリート圧送用テーパーホースにおいて、前記ゴムホースは全長にわたって直径の縮径率が長さに対して、7×10-3〜12×10-3の範囲にある。
第3の考案に係る生コンクリート圧送用テーパーホースは、第1及び第2の考案に係る生コンクリート圧送用テーパーホースにおいて、前記ゴムホースの内側には厚みが3〜8mmの耐摩耗性ゴム材が設けられ、中間部にはコイル状のワイヤと補強繊維が配置され、外側は耐摩耗性及び耐候性を有する外面ゴム材によって覆われている。
そして、第4の考案に係る生コンクリート圧送用テーパーホースは、第1〜第3の考案に係る生コンクリート圧送用テーパーホースにおいて、前記第1、第2の接続フランジにはそれぞれニップル部が設けられ、該ニップル部にそれぞれ前記ゴムホースの端部が装着されている。
請求項1〜4記載の生コンクリート圧送用テーパーホースにおいては、全長にわたってテーパー状となっているゴムホースと、ゴムホースの両側に設けられている内径の異なる第1、第2の接続フランジとを有するので、屈曲性を有すると共に全体的重量の軽量化が図れる。また、ゴムホースを全長にわたってテーパー状としているので、テーパー勾配を小さくでき、これによって生コンクリートの閉塞を減少させることができる。
特に、請求項2記載の生コンクリート圧送用テーパーホースにおいては、ゴムホースは全長にわたって直径の縮径率が長さに対して、7×10-3〜12×10-3の範囲にあるので、従来の鉄製テーパー管のテーパー角度より遥かに緩やかであり、生コンクリートの閉塞を防止できる。
請求項3記載の生コンクリート圧送用テーパーホースは、ゴムホースの内側には耐摩耗性ゴム材が設けられ、中間部にはコイル状のワイヤと補強繊維が配置され、外側は耐摩耗性及び耐候性を有する外面ゴム材によって覆われているので、内側の耐摩耗性を確保できると共に、中間部にあるコイル状のワイヤと補強繊維によってその耐圧強度を確保し、更に外側の外面ゴム材によって中間部のコイル状のワイヤと補強繊維を保護している。
そして、請求項4記載の生コンクリート圧送用テーパーホースは、第1、第2の接続フランジにはそれぞれニップル部が設けられ、ニップル部にそれぞれゴムホースの端部が装着されているので、第1、第2の接続フランジとゴムホースの接続を強固にすると共にシール状態で抜けないようにしている。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
ここに、図1は本考案の一実施の形態に係る生コンクリート圧送用テーパーホースの詳細説明図、図2は同生コンクリート圧送用テーパーホースの使用状態の説明図である。
図1、図2に示すように本考案の一実施の形態に係る生コンクリート圧送用テーパーホース10は、全長にわたってテーパー状となっているゴムホース11と、ゴムホース11の両側に設けられている第1、第2の接続フランジ12、13とを有する。以下、これらについて詳しく説明する。
この実施の形態では、第1の接続フランジ12は5インチ用、第2の接続フランジ13は4インチ用となっているので、第1の接続フランジ12のニップル部14の内径は130mm、外径は139.8mmとなって、第2の接続フランジ13のニップル部15の内径は105mm、外径は115mmとなっている。ニップル部14、15の外側には中間位置に1つの環状突起16、17がそれぞれ設けられて、装着されるゴムホース11の抜け止めを図っている。なお、第1、第2の接続フランジ12、13は耐摩耗性を有する鉄合金材料又はステンレスからなって、それぞれの一端部には、この生コンクリート圧送用テーパーホース10が接続されるフランジとセットとなるフランジ部18、19が形成されている。
ゴムホース11は長さは約3mあって、内側から順に、厚みが約6mm(3〜8mm程度がよい)の耐摩耗性ゴム材(NR/SBR)20、内層補強繊維の一例である6プライのポリエステル繊維層21、1条又は複数条に巻回された直径が3mmのワイヤ(SWB)22、コイル状のワイヤ22を固定するために設けられた中間ゴム23、その外側の外層補強繊維の一例である2プライのポリエステル補強繊維層24及び最外部の耐摩耗性及び耐候性を有する外面ゴム材25とを有している。
そして、ゴムホース11の大径側端部にニップル部14が嵌め込まれて焼き付け処理され、小径側端部にニップル部15が差し込まれて焼き付け処理されて、ゴムホース11の一方(大径側)に接続フランジ12が、他方(小径側)に接続フランジ13が強固に接合されている。なお、ニップル部14、15に装着されるゴムホース11の端部はストレートになっているのが好ましいが、ゴムホース11の有効テーパー部分に連続するテーパーに形成されている場合も本考案は適用される。
大径側のゴムホース11の有効直径d1は130mmであり、小径側のゴムホース11の有効直径d2は105mmであって、テーパー状となった部分の長さaは2700mmであるから、単位長さ当たりの直径の縮径率は(d1−d2)/aと表され、この実施の形態では、9.26×10-3となっている。なお、長さや直径などを考慮すると、7×10-3〜12×10-3の範囲が適切であり、この値より小さすぎるとゴムホースの長さが長くなり、大きすぎると生コンクリートの閉塞を起こしやすくなる。
なお、図2において、28はこの生コンクリート圧送用テーパーホース10の曲げガイドを示し、29は基側ホース(又は管)、30は先端ホースを示す。これらは周知のフランジ結合金具31、32によって、生コンクリート圧送用テーパーホース10に接続されている。
前記実施の形態においては、材料、寸法を特定して説明したが、本考案の要旨を変更しない範囲での使用材料、寸法の変更を行うこともできる。
本考案の一実施の形態に係る生コンクリート圧送用テーパーホースの詳細説明図である。 同生コンクリート圧送用テーパーホースの使用状態の説明図である。 従来例に係る鉄製テーパー管の使用状態の説明図である。
符号の説明
10:生コンクリート圧送用テーパーホース、11:ゴムホース、12:第1の接続フランジ、13:第2の接続フランジ、14、15:ニップル部、16、17:環状突起、18、19:フランジ部、20:耐摩耗性ゴム材、21:ポリエステル繊維層、22:ワイヤ、23:中間ゴム、24:ポリエステル補強繊維層、25:外面ゴム材、28:曲げガイド、29:基側ホース、30:先側ホース、31、32:フランジ結合金具

Claims (4)

  1. 全長にわたってテーパー状となっているゴムホースと、該ゴムホースの両側に設けられている内径の異なる第1、第2の接続フランジとを有することを特徴とする生コンクリート圧送用テーパーホース。
  2. 請求項1記載の生コンクリート圧送用テーパーホースにおいて、前記ゴムホースは全長にわたって直径の縮径率が長さに対して、7×10-3〜12×10-3の範囲にあることを特徴とする生コンクリート圧送用テーパーホース。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の生コンクリート圧送用テーパーホースにおいて、前記ゴムホースの内側には厚みが3〜8mmの耐摩耗性ゴム材が設けられ、中間部にはコイル状のワイヤと補強繊維が配置され、外側は耐摩耗性及び耐候性を有する外面ゴム材によって覆われていることを特徴とする生コンクリート圧送用テーパーホース。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の生コンクリート圧送用テーパホースにおいて、前記第1、第2の接続フランジにはそれぞれニップル部が設けられ、該ニップル部にそれぞれ前記ゴムホースの端部が装着されていることを特徴とする生コンクリート圧送用テーパーホース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7560843B1 (ja) 2024-03-28 2024-10-03 大同ゴム株式会社 先端ホース

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