JP3126100B2 - 木質様成形品の固定構造および木質様成形品の固定方法 - Google Patents
木質様成形品の固定構造および木質様成形品の固定方法Info
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- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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Description
成形品の固定構造およびその固定構造をなすための固定
方法に関するものである。
TJP94/00351号(国際公開番号;WO94/
20280号)に記載された「セルロース系微粉粒、木
質様成形品および木質様成形品」の技術について簡単に
説明する。原料としてのセルロース材を粉砕して得た粉
砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉粒とし、この粉粒
の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定
させて固定粒とし、この固定粒に樹脂及び顔料を混合
し、かつ溶融させ、その後または溶融と同時に押出成形
または射出成形により所望形状に成形する。すると、天
然の木の木目に極めて近い模様を表面に有し、しかも手
触り感等の風合いも天然の木に近い木質様成形品を提供
することができる。
に記載された14種類いずれの成形方法をとったとして
も、粉粒に表面粒を固定させた固定粒を用いているの
で、木質の模様および触感を有する成形品が製造可能で
あり、例えば、開口部の周面に固定される枠材につい
て、天然木の代わりに上記の成形方法を用いて枠材を成
形すれば、木質の模様および触感を有する枠材を形成す
ることができる。
られる樹脂として多く用いられるポリ塩化ビニルそのも
のを用いた長尺材の固定は、接着剤を用いることができ
ず、釘、タッカー、乾式固定が可能なブラケットなどを
採用していた。天然木よりも線膨張係数が極めて高いた
め、長尺材に対して接着剤を使って固定すると、線膨張
による剥がれや、接着層の破壊などが問題になるからで
ある。
としていることから、その固定手段もまた釘、タッカ
ー、乾式固定が可能なブラケットなどを採用していた。
接着剤を使って固定すると、線膨張による剥がれや、接
着層の破壊などが問題になる可能性があると予想されて
いたからである。
木質様成形品の固定手段として接着剤を採用したいとい
う要請が大きかった。なぜならば、釘やタッカーを用い
てしまうと木質様成形品の表面に釘頭、タッカー跡が残
ってしまうし、それを避けるためにはブラケットを用意
するとともにそのブラケットに係合可能であるように木
質様成形品の断面形状を形成しなければならないからで
ある。
した長尺の木質様成形品であっても接着剤によって固定
することができる技術を提供することにある。ここで、
請求項1の発明の目的は、樹脂を材料とした長尺の木質
様成形品であっても接着剤によって固定することができ
る耐火性を備えた固定構造を提供することである。
を材料とした長尺の木質様成形品であっても接着剤によ
って固定することができる耐火性を備えた固定方法を提
供することである。
の材料としてのセルロース材からつくられた固定粒の割
合を30重量%とした木質様成形品の線膨張係数を測定
したところ、3×10-5/℃から5×10-5/℃くらい
であり、その値は、木質様成形品の材料として多く用い
られるPVCそのものの線膨張係数6×10-5/℃から
1×10-4/℃のほぼ半分くらいであることが確認され
た。
本願発明に到ったのである。本願発明は、前記した目的
を達成するためのものであり、請求項1及び請求項2記
載の発明を提供する。請求項1に記載された木質様成形
品の固定構造は、固定用固体と長尺の木質様成形品との
固定構造であって、固定用固体(10)と長尺の木質様成形
品(20)との間には、中間材(30)を介在させており、長尺
の木質様成形品(20)は、セルロース材を粉砕して得た粉
砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉粒とし、この粉粒
の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定
させて固定粒とし、この固定粒に樹脂及び顔料を混合
し、かつ溶融させ、その後または溶融と同時に所望形状
に成形したものであり、中間材(30)は、耐火材料である
石膏,木毛セメントにて形成された板材からなり、固定
用固体(10)へ固定するとともに、長尺の木質様成形品(2
0)とは接着剤にて固定することによって形成したことを
特徴とする。
かる用語を使用した趣旨の説明を行う。「固定用固体(1
0)」とは、中間材(30)を介して固定用固体(10)に固定さ
れる木質様成形品(20)に生じる線膨張または線収縮を吸
収できるという機能を有する相対的大きさをなす、例え
ば、建物の躯体を形成する建物躯体などである。
としたのは、かかる木質様製品について線膨張または線
収縮が問題となる長手方向長さを有している、というこ
とである。具体的には、建物の開口部に用いられる枠材
や、階段の段板などが木質様成形品となる。「中間材(3
0)」が「固定用固体(10)と長尺の木質様成形品(20)との
間に介在」する状態とは、固定用固体(10)と長尺の木質
様成形品(20)とがどの部位においても直接接触すること
がない状態の他、後に説明する図2に示した実施例のよ
うに、固定用固体(10)と長尺の木質様成形品(20)とが直
接接触する部位を一部(例えば面積比にして50%以
下)において含む状態をも含む。固定用固体(10)と長尺
の木質様成形品(20)とが直接接触する部位を一部含んで
もよいか否かは、木質様成形品(20)の長さや大きさ、中
間材(30)の大きさなどを考慮して経験的に決定される。
せられた木質様成形品(20)が投影される面積に対し、中
間材(30)と木質様成形品(20)とが接着される面積は、概
ね25%以上である。例えば、木質様成形品(20)が枠材
である場合には50%以上、木質様成形品(20)が階段の
段板である場合には30%以上とする。前記中間材(30)
の「耐火材料」とは、石膏、木毛セメントであり、前記
中間材(30)は、耐火材料にて板状に形成されている。
か、おがくず、稲藁、バカスなどを含む。また、「樹
脂」とは、硬質樹脂、軟質樹脂を含み、例えば塩化ビニ
ル樹脂、発泡塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂などであ
り、「表面粒」とは、酸化チタン、フェライト、アルミ
ニウム、ニッケル、銀などの金属材料、またはセラミッ
ク等の非金属材料である。
は、30重量%を越えないようにしている。成形時の流
動性が悪くなり、成形に支障があるからである。「顔
料」とは、木質様を醸し出すのに有効な有色顔料のこと
であり、例えば酸化鉄、カドミウムイエロー、カーボン
ブラックなどの無機顔料、または有機顔料である。
成形の他、真空成形や圧縮成形をも含む。中間材(30)と
木質様製品(20)との接着に用いる接着剤としては、例え
ば二液エポキシ、ゴム系ノリ、ウレタン系接着剤などが
あるが、構造用両面テープも含む趣旨である。
においても同様である。次に、上記の木質様成形品の固
定構造が、如何にして前記した課題を解決するかについ
て説明する。すなわち、長尺の木質様成形品(20)が温度
変化によって膨張または収縮を起こした場合、その木質
様成形品(20)は、中間材(30)に接着剤にて固定されてい
るので、その中間材(30)とともに膨張または収縮を起こ
そうとする。しかし、その中間材(30)は固定用固体(10)
へ固定されているので、線膨張による剥がれや、接着層
の破壊が防止される。
されているため、全体としては耐火性に優れた構造を提
供できる。
は、長尺の木質様成形品を固定用固体へ固定する方法で
あって、長尺の木質様成形品(10)は、セルロース材を粉
砕して得た粉砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉粒と
し、この粉粒の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い
表面粒を固定させて固定粒とし、この固定粒に樹脂及び
顔料を混合し、かつ溶融させ、その後または溶融と同時
に所望形状に成形し、固定用固体(10)と長尺の木質様成
形品(20)との間には、耐火材料である石膏,木毛セメン
トにて形成された板材からなる中間材(30)を介在させる
ため、中間材(30)を固定用固体(20)へ固定するととも
に、長尺の木質様成形品(20)と中間材(30)とは接着剤に
て固定することとしたことを特徴とする。
固定、および木質様成形品(20)の中間材(30)への固定
は、どちらを先工程としてもよい。次に、上記の木質様
成形品の固定構造が、如何にして前記した課題を解決す
るかについて説明する。すなわち、長尺の木質様成形品
(20)が温度変化によって膨張または収縮を起こした場
合、その木質様成形品(20)は、中間材(30)に接着剤にて
固定されているので、その中間材(30)とともに膨張また
は収縮を起こそうとする。しかし、その中間材(30)は固
定用固体(10)へ固定されているので、線膨張による剥が
れや、接着層の破壊が防止される。
更に詳しく説明する。ここで使用する図面は図1および
図2である。図1は、本発明の第一の実施例を示すため
の概念図である。図2は、本発明の第二の実施例を示す
ための概念図である。第一および第二の実施例では、ま
ず、固定粒を形成する。すなわち、セルロース材を粉砕
して得た粉砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉粒の外
周面に、該粉粒よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させ
て固定粒を形成する。なお、固定粒の製造は、PCTJ
P94/00351号(国際公開番号;WO94/20
280号)に開示されている方法を用いることができ
る。したがって、本実施例においては、詳しい説明を省
略する。
ド材を形成する。すなわち、樹脂に顔料および固定粒を
混合した木質様形成シード材を形成する。この木質様形
成シード材は、樹脂の粉末、顔料の粉末および固定粒を
混合しただけの木質様形成コンパウンドでもよいが、そ
れら混合物を溶融し、多孔円形ノズルからひも状に押し
出して切断し、木質様形成ペレットを作製して使用して
もよい。そうしておくと、輸送、保管などの際に吸湿し
たりせず、同一品質を保ちやすくて便利である。一方、
木質様形成コンパウンドとした場合には、木質様形成ペ
レットよりも溶融に要する時間及びエネルギーが小さく
て済む。
ニル樹脂、発泡塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン樹脂などが
採用可能であったが、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂が好適であった。ここにいう樹
脂の種類は、最終的に所望する成形品に要求される性能
によって異なっている。例えば、手すりなど住宅内の造
作材に使用する場合には、硬質発泡樹脂を用い、窓サッ
シなど強度が必要な部材に使用する場合には、硬質樹脂
を用いる。
ば酸化鉄、カドミウムイエロー、カーボンブラックなど
の無機顔料または有機顔料のうち、最終的な成形品が所
望する色合いに合わせて、1種類または数種類を選択し
て用いる。本実施例に用いる木質様形成シード材は、固
定粒を約20重量%と、顔料を1ないし30重量%と
を、樹脂に混合したものである。ここで、固定粒の配合
比の実用的範囲は、木質様形成シード材全体に対して1
0ないし50重量%程度である。固定粒を10重量%以
下とすると最終の成形品から木質感がなくなり、50重
量%以上とすると成形時の流動性が悪くなるからであ
る。また、顔料の配合比の実用的範囲は、木質様形成シ
ード材全体に対して0.1ないし30重量%程度であ
る。
木質様形成シード材を予め用意しておき、その木質様形
成シード材を最終的な成形品が所望する色合いに合わせ
て、1種類または数種類を選択して用いることとしても
よい。次に、その木質様形成シード材と、樹脂および上
記の顔料から形成したベース材とを混合して製品材料を
形成する。
脂の中から用いることができるのであるが、木質様形成
シード材と同一種類としてもよいし、木質様形成シード
材とは異なる種類の樹脂を選択してもよい。異なる種類
の樹脂を選択する場合、ベース材の溶融温度よりも木質
様形成シード材の溶融温度が高くなるように選択する
と、より好ましい。
ード材とベース材とを混合して製品材料を形成するので
あるが、両者の混合割合は、重量比で、ベース材:木質
様形成シード材=50:50ないし99:1である。最
終的な成形品の木目の色合いを茶色系としたい場合と、
黒色系としたい場合とで、両者の混合割合を異ならせ
る。例えば、茶色系としたい場合には、ベース材100
重量部に対して、20重量%の固定粒を含んだ木質様形
成シード材を5ないし7重量部とする。黒色系としたい
場合には、ベース材100重量部に対して、20重量%
の固定粒を含んだ木質様形成シード材20ないし25重
量部とする。
よりも木質様形成シード材の溶融温度をおよそ3%高く
することによって、ベース材の溶融時における流動性
を、木質様形成シード材の溶融時における流動性を低く
する。例えば、ベース材に用いる樹脂と木質様形成シー
ド材に用いる樹脂とを同じ種類とした場合には、木質様
形成シード材には、ベース材には含まれていない固定粒
が含まれているので、その溶融温度がベース材の溶融温
度よりも高くなる。具体的には、ベース材の溶融温度を
180℃に設定した場合には、木質様形成シード材の溶
融温度を185℃とする。
レットの溶融温度に合わせて成形温度を設定するととも
に、成形時間もベース材のペレットに合わせて設定す
る。するとベース材のペレットは正常に溶融し、成形方
向に均一に流れる。一方、木質様形成材ペレットはベー
ス材のペレットより溶融温度が高いため溶融はするもの
の、ベース材のペレットに比べその溶融状態が十分でな
く、したがって流れも悪く不均一になる。流れが悪く不
均一になることから、木質様形成材ペレット中の顔料も
当然均一に流れず、最終的に成形して得られた製品は、
その内部および表層部にて顔料による着色部が不均一に
散在するので、成形製品の表層部においては、着色部に
不均一な濃淡が生じ、天然の木目模様に近いものとな
る。
知の添加剤を加えたり、樹脂のグレードを溶融温度が高
いものに代えるといった方法を用いてもよい。上記のよ
うにして溶融させた製品材料を、その後または溶融と同
時に、押出成形により所望形状に成形し、最終的な成形
品を形成する。最終的な製品の種類によっては、射出成
形、真空成形、圧縮成形を行う場合もある。
体的な木質様成形品20は、建物の開口部の開口縁に固
定される枠材であり、第一の実施例、第二の実施例とも
長手方向に垂直な断面形状がE字形をなし、その幅は開
口縁と同一幅としている。一方、固定用固体10は、建
物躯体を形成する壁部材である。壁部材は壁パネルとそ
の壁パネルの両面に固定された耐火板材13,13とか
らなり、更にその壁パネルは、四角枠材11とその四角
枠材11を両側からはさんで固定される面材12,12
とからなる。この固定用部材10の側端面が、上記の木
質様成形品20たる枠材を固定する建物の開口部の開口
縁を形成する。
との間には、線膨張係数の極めて低い中間材30を介在
させている。中間材30としては木毛セメント製の板材
を採用した。中間材30は、固定用固体10に対しては
釘によって固定している。一方、中間材30と長尺の木
質様成形品20とは、接着剤によって固定している。図
1に示す第一の実施例にあっては、中間材30の幅を開
口縁の幅と同一とし、固定用固体10と木質様成形品2
0とが直接接触しないように介在させている。
は、木質様成形品20たる枠材の両側の厚さを厚く形成
し、その厚く形成した部位は直接開口縁に接触するよう
にし、中間材30は、その厚く形成された部位の間に入
る幅にて形成している。第二の実施例にあっても、中間
材30は、固定用固体10に対しては釘によって固定
し、中間材30と長尺の木質様成形品20とは、接着剤
によって固定している。
リメートル、長さを1800ミリメートルとし、中間材
30として12ミリ厚の石膏ボードを用い、通常の住宅
において存在する温度変化(マイナス20℃から50℃
の範囲)を起こして実験したところ、かかる木質様成形
品20に生じる線膨張、線収縮によって中間材30と長
尺の木質様成形品20との間に、接着の剥がれや接着面
の破壊などは起きなかった。
した長尺の木質様成形品であっても接着剤によって固定
することができる耐火性を備えた固定構造を提供するこ
とができた。
を材料とした長尺の木質様成形品であっても接着剤によ
って固定することができる耐火性を備えた固定方法を提
供することができた。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】固定用固体と長尺の木質様成形品との固定
構造であって、固定用固体と長尺の木質様成形品との間
には、中間材を介在させており、長尺の木質様成形品
は、セルロース材を粉砕して得た粉砕粉を磨砕処理して
嵩比重を高めた粉粒とし、この粉粒の外周面に、該粉粒
よりも小径でかつ硬い表面粒を固定させて固定粒とし、
この固定粒に樹脂及び顔料を混合し、かつ溶融させ、そ
の後または溶融と同時に所望形状に成形したものであ
り、中間材は、耐火材料である石膏,木毛セメントにて
形成された板材からなり、固定用固体へ固定するととも
に、長尺の木質様成形品とは接着剤にて固定することに
よって形成したことを特徴とする木質様成形品の固定構
造。 - 【請求項2】長尺の木質様成形品を固定用固体へ固定す
る方法であって、長尺の木質様成形品は、セルロース材
を粉砕して得た粉砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた粉
粒とし、この粉粒の外周面に、該粉粒よりも小径でかつ
硬い表面粒を固定させて固定粒とし、この固定粒に樹脂
及び顔料を混合し、かつ溶融させ、その後または溶融と
同時に所望形状に成形し、固定用固体と長尺の木質様成
形品との間には、耐火材料である石膏,木毛セメントに
て形成された板材からなる中間材を介在させるため、中
間材を固定用固体へ固定するとともに、長尺の木質様成
形品と中間材とは接着剤にて固定することとしたことを
木質様成形品の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16515495A JP3126100B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 木質様成形品の固定構造および木質様成形品の固定方法 |
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JP16515495A JP3126100B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 木質様成形品の固定構造および木質様成形品の固定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0911386A JPH0911386A (ja) | 1997-01-14 |
JP3126100B2 true JP3126100B2 (ja) | 2001-01-22 |
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Country | Link |
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JP5566943B2 (ja) * | 2011-04-14 | 2014-08-06 | ミサワホーム株式会社 | 長尺材の製造方法 |
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1995
- 1995-06-30 JP JP16515495A patent/JP3126100B2/ja not_active Expired - Fee Related
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