JPH1162426A - サッシ構造 - Google Patents

サッシ構造

Info

Publication number
JPH1162426A
JPH1162426A JP23014897A JP23014897A JPH1162426A JP H1162426 A JPH1162426 A JP H1162426A JP 23014897 A JP23014897 A JP 23014897A JP 23014897 A JP23014897 A JP 23014897A JP H1162426 A JPH1162426 A JP H1162426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sash
frame
wood
resin
shoji
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23014897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Kouchi
薫 古内
Kunio Sasaki
国雄 佐々木
Yuji Shibazaki
裕二 柴崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Shin Nikkei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd, Shin Nikkei Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP23014897A priority Critical patent/JPH1162426A/ja
Publication of JPH1162426A publication Critical patent/JPH1162426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱性に優れると共に防水性に富むサッシ構
造を提供する。 【解決手段】 上記サッシ枠10又はサッシ障子14の
いずれか一方は木質様樹脂成形枠部13を有し、サッシ
枠10又はサッシ障子14のいずれか一方には、サッシ
枠10又はサッシ障子14のいずれか他方に当接する軟
質防水部材15が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッシ構造に係り、特
に、木質様のサッシ部を有するサッシ枠及びサッシを備
えたサッシ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅等の窓開口部周縁に固定さ
れ引き戸等を固定するサッシ枠や、このサッシ枠に取り
付けられる窓ガラスの周縁部に固定されたサッシの多く
は、耐久性及び密閉性の観点から、アルミニウムを素材
として一体成形されている。しかしながら、このような
従来のアルミニウム製のサッシ枠やサッシは、熱が伝達
されやすいため、冬季等においては、室内側の暖気の熱
が室外側へ伝達されやすく、また、夏期においては、室
外側の高温の外気温が室内側へ伝わりやすかった。
【0003】その結果、住宅室内の空調を行っていた場
合であっても、窓開口部周縁から熱が伝導しやすく、場
合によっては空調効率にも影響を及ぼす可能性があっ
た。また、このように外気温と室内側の温度との間で温
度差が大きい場合には、サッシやサッシ枠表面に結露す
る場合もあり、従来より何らかの対策が望まれていた。
【0004】一方、本件出願人は、木質様成型品に関す
る技術として、PCT JP94/00351号(国際
公開番号;WO94/20280号)を出願している。
即ち、この技術は、「セルロース系微粉粒、木質様成形
品および木質様製品」に係り、原料としてのセルロース
材を粉砕して得た粉砕粉を磨砕処理して嵩比重を高めた
粉粒とし、この粉粒の外周面に、該粉粒よりも小径でか
つ硬い表面粒を固定させて固定粒とし、この固定粒に樹
脂及び顔料を混合し、かつ溶融させ、その後または溶融
と同時に押出成形または射出成形により所望形状に成形
する。
【0005】このように成形した場合には、天然の木の
木目に極めて近い模様を表面に有し、しかも手触り感等
の風合いも天然の木に近い様々な木質様製品を提供する
ことができる。更に、上記技術を含む一般の木プラに関
しては、樹脂に含有させるセルロース材として木材の端
材、おがくずなど、通常は焼却処分してしまうような材
料を使用できるので、環境に優しい技術として優れてお
り、床板、階段手摺、階段の踏み板、サッシ枠室内側部
等の様々な住宅用部品に広く適用することができる。
【0006】このような木質様成型品はアルミ製品より
も断熱性に富むことから木質様成型品をサッシやサッシ
枠に適用した場合には、断熱性に優れたサッシやサッシ
枠を形成することができる。一方、上記のようなアルミ
ニウム製のサッシやサッシ枠を備えたサッシ枠構造にあ
っては、窓開口部における防水性を向上させるために、
いわゆるパッキングといわれる軟質ゴム等からかなる帯
状の防水部材が設けられている場合がある。
【0007】このような防水部材は、従来は、アルミニ
ウム製のサッシやサッシ枠を取り付けた後、別途、サッ
シ枠に固定していたが、このような防水部材のサッシ枠
への固定作業は煩雑であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項1乃至
2記載の発明の技術的課題は、断熱性に優れると共に防
水性に富むサッシ構造を提供することにある。請求項3
記載の発明の技術的課題は、請求項1乃至2記載の発明
の技術的課題に加えて、断熱性に優れた、セルロース系
微粉粒により形成されたサッシ枠を提供することにあ
る。
【0009】請求項4記載の発明の技術的課題は、請求
項1乃至3記載の発明の技術的課題に加えて、成形の容
易な、断熱性に優れた、セルロース系微粉粒により形成
されたサッシ枠を提供することにある。請求項5記載の
発明の技術的課題は、請求項1乃至4記載の発明の技術
的課題に加えて、より防水効果に富むサッシ構造を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような技術的課題解
決のため、請求項1記載の発明にあっては、建築物の壁
面部に開設された窓開口部11に固定されるサッシ枠1
0と、上記サッシ枠10内に取付られる窓ガラスの周縁
に固定されるサッシ障子14とを備えたサッシ構造にお
いて、上記サッシ枠10又はサッシ障子14のいずれか
一方は木質様樹脂成形枠部13を有し、サッシ枠10又
はサッシ障子14のいずれか一方には、サッシ枠10又
はサッシ障子14のいずれか他方に当接する軟質防水部
材15が設けられていることを特徴とする。
【0011】従って、請求項1記載の発明にあっては、
サッシ枠10又はサッシ障子14にいずれか一方に木質
様樹脂成形枠部13が設けられている場合には、サッシ
枠10又はサッシ障子14のいずれか軟質防水部材15
が当接する。その結果、請求項1記載の発明にあって
は、防水突条部15がサッシ枠10又はサッシ障子14
のいずれかに当接するため、防水性に富む、木質様樹脂
成形枠部13を有するサッシ構造が提供される。
【0012】請求項2記載の発明にあっては、上記サッ
シ枠10は室内32側に配置される木質様樹脂成形枠部
13を有すると共に、上記サッシ障子14は室外33側
に設けられた金属製框部12と室内32側に設けられた
木質様樹脂成形枠部13とを有し、上記サッシ枠10の
木質様樹脂成形枠部13とサッシ障子14の木質様樹脂
成形枠部13との間には防水突条部15が配置されてい
ることを特徴とする。
【0013】従って、請求項2記載の発明にあっては、
サッシ枠10の木質様樹脂成形枠部13とサッシ障子1
4の木質様樹脂成形枠部13との間には、防水突条部1
5が配置されているため、充分な防水処理が施される。
その結果、請求項2記載の発明にあっては、防水性に富
む、木質様樹脂成形枠部13を有するサッシ構造が提供
される。
【0014】また、請求項3記載の発明にあっては、木
質様成形框部13はセルロース材を粉砕して得られた粉
砕粉に樹脂及び顔料を混合しかつ融解させて押出成形に
より形成されていることを特徴とする。従って、請求項
3記載の発明にあっては、セルロース系微粉粒により型
成型された木質様樹脂成形枠部13を有するサッシ構造
が提供される。
【0015】その結果、請求項3記載の発明にあって
は、より実際の木の感覚に近似したサッシ構造を提供す
ることができる。請求項4記載の発明にあっては、上記
防水突条部は軟質の合成樹脂からなり、木質様樹脂成形
材と押し出し成型時に同時に成形されていることを特徴
とする。従って、請求項4記載の発明にあっては、上記
防水突条部が容易に形成された木質様樹脂成形材を有す
るサッシ構造が提供される。
【0016】請求項5記載の発明にあっては、上記防水
突条部15は、先端部に至るに従って細幅に形成されて
いることを特徴とする。その結果、請求項5記載の発明
にあっては、サッシ障子14への追随性がより良好な防
水突条部が提供される。
【0017】
【実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態に基づ
き、本発明を詳細に説明する。図1に示すように、本実
施の形態に係るサッシ構造は引き違いされるスライド窓
37に適用されている。このスライド窓37は、サッシ
枠10内に取り付けられた、2枚の互いに引き違いでス
ライドするサッシ障子14,14により形成されてい
る。
【0018】上記サッシ枠10は、全体略T字状に形成
され、スクリュー16,16により躯体19に固定され
る金属製框部12と、この金属製框部12の室内側に固
定された木質様樹脂成形枠部13とにより構成されてい
る。上記上記木質様樹脂成形枠部13は、スライド窓3
7の幅方向において異なった断面形状により形成されて
おり、断面略矩形状に形成された固定部42a,42b
と、この固定部42a,42bに延接された係止部39
a,39b,39cとにより構成されている。
【0019】上記固定部42a,42bはスクリュー1
7,17により躯体19に固定されている。そして、幅
方向の一方の固定部42aの側面部には上記防水突条部
15aが一体に形成されており、幅方向の他方の固定部
42bに延接された係止部39bにおいては上記防水突
条部15bが一体に形成されている。即ち、図2に示す
ように、一方の木質様樹脂成形枠部13bは、固定部4
2bの両側部に形成された係止部39b,39cには、
係合部21,21が設けられ、これらの係合部21,2
1は上記金属製框部12に突設された突条24,24に
それぞれ、係合している。
【0020】上記木質様樹脂成形枠部13はセルロース
材を粉砕して得られた粉砕粉に樹脂及び顔料を混合しか
つ融解させて押出成形して形成されている。即ち、上記
木質様樹脂成形枠部13は、セルロース材を粉砕して得
た粉砕粉が摩砕処理されて嵩比重の高い粉粒とされ、こ
の粉粒の外周面に、当該粉粒よりも小径でかつ硬い表面
粒を固定させて固定粒とし、この固定粒に樹脂及び顔料
を混合し、かつ溶融させ、その後又は溶融と同時にサッ
シ枠を形成しうる部の品形状に成形されている。なお、
このような木質様成型品は、様々な住宅部品として使用
されており、例えば、階段の踏み板、柱、窓枠、上がり
かまち等に広く使用されている。
【0021】図2乃至図4に示すうに、上記サッシ枠1
0内にはサッシ障子14,14がスライド可能に取り付
けられており、これらのサッシ障子14,14は、障子
本体18を備えている。このサッシ障子14は、室外3
3側に設けられた金属製框部43と室内32側に設けら
れた木質様樹脂成形框部38とを有している。
【0022】上記金属製框部43は、アルミニウムによ
り一体成形されていると共に、木質様樹脂成形框部38
は、上記サッシ枠10の木質様樹脂成形枠部13と同
様、セルロース材を粉砕して得られた粉砕粉に樹脂及び
顔料を混合しかつ融解させて押出成形して形成されてい
る。上記金属製框部43は断面矩形状の閉断面構造とし
て形成された、サッシ本体部20a,20bと、このサ
ッシ本体部20a及び20bの窓内方側に設けられた狭
持部28a,28bと、上記サッシ本体部20bの窓外
方側に設けられた延接部29,50とを有している。
【0023】上記狭持部28a,28bにはパッキング
26が固定され、障子本体18に圧接されていると共
に、上記延接部29にはパッキング31が固定され、上
記サッシ枠10の突条44に当接している。上記金属製
框部43の室外33側は面一に形成されていると共に、
厚さ方向の室内32側は段部45が形成されており、こ
の段部45に上記木質様樹脂成形框部38の外方側端部
46が係合している。この木質様樹脂成形框部38の外
方側端部46は略T字状に形成されており、固定片47
と係止片48とを有し、係止片48により金属製框部4
3の狭持部28aに係合すると共に、上記固定片47に
おいてビスにより上記金属製框部43に固定されてい
る。
【0024】一方、図3に示すように、木質様樹脂成形
框部38の内方側端部49は断面略L字状に形成されて
おり、上記金属製框部43の室内32側において固定さ
れている。この木質様樹脂成形枠部43の内方側端部4
9の両端部にはそれぞれ係止部が設けられ、上記サッシ
本体部20に設けられた係合部51,52に係合して固
定されている。この金属製框部43の室内側側面部に
は、複数の凸条53が形成され、上記木質様サッシ部3
8はこれらの凸条53に当接して固定されていることか
ら、上記金属製框部43と木質様樹脂成形框部38との
間には空隙54が形成され、断熱効果を高めている。
【0025】そして、本実施の形態にあっては、上記木
質様成形サッシ枠13には、窓のスライド方向両端部に
それぞれ防水突条部15a,15bが室外33方向へ向
かって突設されている。これらの防水突条部15a,1
5bはそれぞれ、サッシ障子14,14の窓閉鎖方向に
沿ってやや傾いて形成され、上記サッシ障子14,14
の内方側端部に圧接しうるように構成されている。
【0026】また、上記木質様樹脂成形枠部13の窓開
口部11の中央部側には、上記同様に防水突条部15c
が形成されている。この防水突条部15cは、上記同様
に室外33方向へ突設され、室内側のサッシ障子14が
閉鎖された際には、上記室外側のサッシ障子14を構成
する金属製框部43の室内32側に当接しうるように構
成されている。
【0027】これら3カ所に設けられた防水突条部15
a,15b,15cはいずれも木質様樹脂成形枠部13
と一体に形成されており、その形状は、先端に至るに従
って細幅となるように形成されている。以下、本実施の
形態に係るサッシ枠10の作用について説明する。本実
施の形態に係るサッシ枠構造にあっては、上記木質様樹
脂成形枠部13には、防水突条部15a,15bが一体
に形成されており、サッシ障子14,14を構成する木
質様樹脂成形框部38に当接するように構成されてい
る。
【0028】従って、サッシ障子14,14が閉鎖され
た場合には、上記防水突条部15a,15bがサッシ障
子14,14に当接するように構成されているため、サ
ッシ枠10を躯体19に固定した場合には、同時に防水
突条部15a,15bが配置されるため、サッシ窓の防
水処理を行うために防水部材を別個にサッシ枠に固定す
る必要がない。
【0029】また、サッシ枠10の木質様樹脂成形枠部
13とサッシ障子14の木質様樹脂成形框部38との間
には、防水突条部15a,15bが配置されているた
め、充分な防水処理が施される。また、上記防水突条部
15a,15b,15cは、先端部に至るに従って細幅
となるように形成されていると共に、上記防水突条部1
5a,15bは、サッシ枠10の木質様樹脂成形枠部1
3に設けられ、先端部は上記スライド窓22,23の端
部に、スライド窓22,23の閉鎖方向に沿って傾斜し
て形成されている。
【0030】従って、上記防水突条部15は上記スライ
ド窓22,23のスライド方向に良く追随してスライド
窓22,23に当接すると共に、スライド窓22,23
を多年に亘り開閉した場合であっても、充分に耐えうる
ように形成されている。さらに、本実施の形態にあって
は、上記サッシ枠10の金属製框部12はアルミニウム
により一体成形されていると共に、上記木質様樹脂成形
枠部13はセルロース系微粉粒により型成形された木質
系プラスチックにより形成されており、サッシ障子14
の金属製框部43はアルミニウムにより一体形成されて
いる。
【0031】従って、室外33側はアルミニウムにより
形成されていると共に室内32側はセルロース系微粉粒
により型成形された木質系プラスチックにより形成され
たサッシ障子14及び室内32側が木質系プラスチック
により形成されたサッシ枠10が提供される。その結
果、室内側からは窓開口部11周辺においてサッシ枠1
0の木質様樹脂成形枠部13及びサッシ12の木質様樹
脂成形框部38が連続して望見される。
【0032】また、本実施の形態に係るサッシ枠構造に
あっては、木質様樹脂成形枠部13,38はセルロース
材を粉砕して得られた粉砕粉に樹脂及び顔料を混合しか
つ融解させて押出成形により形成されている。その結
果、本実施の形態に係るサッシ枠構造にあっては、防水
突条部15が形成しやすい。また、セルロース系微粉粒
により型成形された木質様樹脂成形枠部13,38を有
するサッシ構造が提供され、天然の木に非常に近似した
外観を有するサッシ構造が提供される。
【0033】また、本実施の形態にあっては、木質様樹
脂成形枠部13,38内及び金属製サッシ枠部12と木
質様樹脂成形枠部13との間には、空隙部55が形成さ
れていることから、室外33の外気温と室内の内気温と
の間に温度差があった場合には、上記木質様樹脂成形枠
部13が設けられていることから、室内32側又は室外
33側からの温度の伝達は木質様樹脂成形枠部13によ
り遮断され、住宅等の室内32からの熱の室外33方向
への拡散を防止することができると共に、外気温の侵入
を防止できる。
【0034】また、本実施の形態に係るサッシ枠10に
あっては、図1に示すように、室内32側と室外33側
との間に亘り、サッシ本体部20には、金属製框部43
には、空隙部55が設けられていると共に、木質様樹脂
成形枠部13には、空隙部56が設けられている。従っ
て、上記空隙部55,56内の空気が、木質様樹脂成形
枠部13に加えて断熱層を形成するため、室内32側及
び室外33側からの温度の伝達は上記空隙部55,56
により遮断され、住宅等の室内32からの熱の室外33
方向への放散を有効に低減することができる。
【0035】なお、上記各実施の形態におけるサッシ枠
10及びサッシ障子14の具体的構成に関しては、上記
各実施の形態には限定されない。
【0036】
【発明の効果】請求項1乃至2記載の発明にあっては、
断熱性に優れると共に防水性に富むサッシ構造が提供さ
れる。請求項3記載の発明にあっては、請求項1乃至2
記載の発明の効果に加えて、断熱性に優れた、セルロー
ス系微粉粒により形成された木質様成形により形成され
たサッシ枠が提供される。
【0037】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至3記載の発明の効果に加えて、成形の容易であると
共に断熱性に優れ、セルロース系微粉粒により形成され
たサッシ枠を提供することができる。請求項5記載の発
明にあっては、請求項1,2,3又は4記載の発明の効
果に加えて、断熱性に優れると共に防水性に富むサッシ
構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るサッシ枠の一実施の形態を示
し、本発明を引き違い窓に適用した場合を示す断面図で
ある。
【図2】 本発明に係るサッシ枠の一実施の形態を示
し、本発明を引き違い窓に適用した場合を示す断面図で
ある。
【図3】 本発明に係るサッシ枠の一実施の形態を示
し、本発明を引き違い窓に適用した場合を示す、一部拡
大断面図である。
【図4】 本発明に係るサッシ枠の一実施の形態を示
し、本発明を引き違い窓に適用した場合を一部拡大して
示す断面図である。
【符号の説明】
10 サッシ枠 11 窓開口部 12 金属製框部 13 木質様樹脂成
形枠部 14 サッシ障子 15 防水突条部 16 スクリュー 17 スクリュー 18 障子本体 19 躯体 20 サッシ本体部 21 係合部 24 突条 26 パッキング 28 連設部 29 連設部 32 室内 33 室外 37 スライド窓 38 木質様樹脂成
形框部 39 係止部 42 固定部 43 金属製框部 44 突条 45 段部 46 外方側端部 47 固定片 48 係止片 49 内方側端部 50 延接部 51 係合部 52 係合部 53 凸条 54 空隙部 55 空隙部 56 空隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴崎 裕二 東京都江東区木場2丁目7番23号 新日軽 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の壁面部に開設された窓開口部に
    固定されるサッシ枠と、上記サッシ枠内に取付られる引
    き違い等のサッシ障子とを備えたサッシ構造において、 上記サッシ枠又はサッシ障子の少なくとも室内側に面す
    る枠及び框部分は樹脂成形材で構成され、サッシ枠又は
    サッシ障子のいずれか一方には、サッシ枠又はサッシ障
    子のいずれか他方に当接する軟質防水部材が設けられて
    いることを特徴とするサッシ構造。
  2. 【請求項2】 上記サッシ枠は室内側に配置される木質
    様成形樹脂枠部を有すると共に、上記サッシ障子は室外
    側に設けられた金属製框部と室内側に設けられた木質様
    樹脂成形框部とを有し、 上記サッシ枠の木質様樹脂成形枠部とサッシ障子の木質
    様樹脂成形框部との間には、木質様樹脂成形材と一体に
    成形された防水突条部が配置されていることを特徴とす
    る請求項1記載のサッシ構造。
  3. 【請求項3】 木質様樹脂成形框部はセルロース材を粉
    砕して得られた粉砕粉に樹脂及び顔料を混合しかつ融解
    させて押出成形により形成されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載のサッシ構造。
  4. 【請求項4】 上記防水突条部は軟質の合成樹脂からな
    り、木質様樹脂成形材と押し出し成型時に同時成形され
    ていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のサッ
    シ構造。
  5. 【請求項5】 上記防水突条部は、先端部に至るに従っ
    て細幅に形成されていることを特徴とする請求項1,
    2,3又は4記載のサッシ構造。
JP23014897A 1997-08-27 1997-08-27 サッシ構造 Pending JPH1162426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23014897A JPH1162426A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 サッシ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23014897A JPH1162426A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 サッシ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1162426A true JPH1162426A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16903350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23014897A Pending JPH1162426A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 サッシ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1162426A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048243A (ja) * 2001-08-07 2003-02-18 Misawa Homes Co Ltd 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法
KR200453040Y1 (ko) * 2008-09-26 2011-04-07 주식회사 진영엘디엠 문틀용 몰딩부재 및 그 제조방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048243A (ja) * 2001-08-07 2003-02-18 Misawa Homes Co Ltd 樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法
JP4664545B2 (ja) * 2001-08-07 2011-04-06 ミサワホーム株式会社 樹脂成形品の製造方法
KR200453040Y1 (ko) * 2008-09-26 2011-04-07 주식회사 진영엘디엠 문틀용 몰딩부재 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050257455A1 (en) Wood-plastic composite door jamb and brickmold, and method of making same
US6295779B1 (en) Composite frame member and method of making the same
KR20170049063A (ko) 복합 소재 창호
US20050193640A1 (en) Decorative molding
JPH1162426A (ja) サッシ構造
JP3276316B2 (ja) 窓用サッシ枠の固定構造
JP3300646B2 (ja) サッシ構造
JP2001220968A (ja) 網戸およびこれを備えた建具
JPH1171967A (ja) サッシ障子構造
JP3255878B2 (ja) サッシ枠の固定構造
JPH11101069A (ja) サッシ構造,サッシ形成方法及び窓開口枠構造
JP3981258B2 (ja) 開口部用枠の取付方法
JP3844150B2 (ja) 化粧枠
JP3073123B2 (ja) サッシ枠一体化粧材
CN219587432U (zh) 铝合金窗多功能条带安装结构
JP3126100B2 (ja) 木質様成形品の固定構造および木質様成形品の固定方法
JP2002168052A (ja)
JP2995541B2 (ja) 係合体の固定構造
CN207620650U (zh) 一种由保温型材形成的保温窗
JP3650169B2 (ja) 化粧枠
JP3270370B2 (ja) 複合窓枠の押縁構造
CN112593813A (zh) 一种铝型材门框连接结构
JPS642077Y2 (ja)
CN1458362A (zh) 彩色复合墙体板材
JP2835586B2 (ja) 化粧枠部品

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020207