JP3125974B2 - Nrdガイド回路、レーダモジュールおよびレーダ装置 - Google Patents

Nrdガイド回路、レーダモジュールおよびレーダ装置

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JP3125974B2 JP07176503A JP17650395A JP3125974B2 JP 3125974 B2 JP3125974 B2 JP 3125974B2 JP 07176503 A JP07176503 A JP 07176503A JP 17650395 A JP17650395 A JP 17650395A JP 3125974 B2 JP3125974 B2 JP 3125974B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P11/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing waveguides or resonators, lines, or other devices of the waveguide type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/38Circulators
    • H01P1/383Junction circulators, e.g. Y-circulators

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、NRDガイド
(非放射性誘電体線路 Nonradiativedi
electric waveguide)、NRDガイ
ドを用いたNRDガイド回路、ならびに、NRDガイド
回路を利用したレーダモジュールおよびレーダ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】平行に配置された導体板間に誘電体スト
リップを挿入して形成されるNRDガイドおよびそれを
利用したNRDガイド回路は、特公昭62−35281
号公報,特開昭58−215804号,特開昭63−1
85101号公報、特開平7−94915号公報等で知
られている。
【0003】図15は本願の出願人が先に提案した特開
平6−214008号公報に係わるNRDガイド回路を
利用して構成されたFMレーダモジュールの構造図、図
16はNRDガイドアイソレータの従来構造を示す分解
斜視図である。図15はNRDガイド回路の一例として
FMレーダモジュールの構造を示したものである。この
FMレーダモジュール80は、平行に配置された上下の
導体板81,82の間に、FM信号発生器83,NRD
ガイドアイソレータ84,ミキサ回路85,アンテナブ
ロック86等の各種の回路素子がそれぞれ所定の位置に
配設されている。符号87は送受信アンテナのホーンで
ある。
【0004】図16に示すように従来のNRDガイドア
イソレータ84は、以下に記す複数の部品91〜98を
組み付けて構成されている。91は入力側線路を構成す
る誘電体ストリップ、92はモードサプレッサを構成す
る誘電体ブロック、93は中心部材となる誘電体リン
グ、94は出力側線路を構成する誘電体ストリップ、9
5は無反射終端回路の直線線路部を構成する誘電体スト
リップ、96は無反射終端回路を構成するための電波吸
収体、97はモードサプレッサを構成するフィルタ用の
導体を備えた基板、98はフェライトディスクで誘電体
リング93の上下にそれぞれ配置されるものである。誘
電体ストリップ,誘電体ブロック,誘電体リング等の各
誘電体回路部品は、高周波特性に優れたフッ素樹脂のう
ちPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂を切削
加工して製作している。特開昭63−185101号公
報には、モードサプレッサのフィルタを構成する金属板
と、ポリスチレンからなる誘電体ブロックを一体成形し
たモードサプレッサが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】PTFE樹脂は溶融粘
度が高く射出成形に適さないため、誘電体ストリップ,
誘電体ブロック,誘電体リング等の誘電体回路部品を切
削加工で製作しなければならず、誘電体回路部品の製作
に多大な工数を要する。図15ならびに図16に例示し
たように、NRDガイド回路を組み合わせてレーダ等の
機能モジュールを構成するには、導体板上に多数の部品
を位置ずれが生じないよう配置し接着等によって固定し
なければならない。このため、組立に多大な工数を要す
る。
【0006】複数の部品を組み付けているので、温度変
化に伴う各部品の膨張・収縮率の相違によって、部品の
位置ずれが生じたり部品間に隙間が生じたりして、モジ
ュールの電気的特性が変化することがある。特に切削加
工で製作された誘電体部品を組み付けた場合、切削加工
時に加えられた応力が温度衝撃によって解消され、部品
間に隙間が生ずることがあり、長期間にわたる信頼性を
確保するためには、個々の部品に温度衝撃を事前に与
え、部品形状の安定化を図る等の管理が必要となる。
【0007】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、誘電体ストリップ,誘電体ブロック,
誘電体リング等の各誘電体回路部品の製作を容易にする
ことを第1の目的とする。第2の目的は、複数の誘電体
回路部品を一体化し部品点数を減少させて組立性の改善
を図るとともに、振動や温度変化によって特性が変化し
にくいNRDガイド回路ならびにNRDガイド回路を利
用したレーダモジュール,レーダ装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1〜に係るNRDガイド回路は、2枚の平行導
体板間に1または複数の誘電体回路部品を保持した構造
のNRDガイド回路において、誘電体回路部品は、熱可
塑性樹脂の射出成形によって作られた部品であり、熱可
塑性樹脂の材料は、フッ素を含む射出成形可能な高分子
重合体る。さらに、融点が摂氏300度以下の材料
であか、または、ミリ波帯における比誘電率が2.4
以下の材料であることを特徴とする。好ましくは、熱可
塑性樹脂の材料は、PFA(テトラフルオロエチレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)で
【0009】熱可塑性樹脂を成形加工して誘電体回路部
品を製作するので、誘電体回路部品の量産性向上が図れ
る。切削加工等による応力が加わっていないので、誘電
体回路部品の特性が安定である。比誘電率が大きい材料
を使用すると誘電体回路部品の線路幅を狭く設計しなけ
れならず、成形性が悪くなる虞れがあるが、比誘電率が
2.4以下の材料を使用することで量産に適した寸法に
なる。PFAまたは、フッ素を含む高分子材料を使用す
ることで、耐熱性が高く、かつ、誘電正接(tanδ)
が小さくて高周波信号の伝搬損失が小さい誘電体回路部
品が得られる。融点が摂氏300度以下であって射出成
形が可能なフッ素高分子材料を使用することで、射出成
形が容易になる。
【0010】請求項4、5に係るNRDガイド回路は、
2枚の平行導体板間に1または複数の誘電体回路部品を
保持した構造のNRDガイド回路において、誘電体回路
部品は、熱可塑性樹脂の射出成形によって作られた部品
であり、熱可塑性樹脂の材料は、フッ素を含む射出成形
可能な高分子重合体あって、かつ、融点が摂氏300
度以下の材料であるとともに少なくとも一つの誘電体
回路部品が、複数の誘電体回路部品を一体成形した複合
部品であって、2枚の前記平行導体板平行に配設され
部品であることを特徴とする。好ましくは、複合部品
は、2種以上の回路で共通に使用できる複数の誘電体回
路部品一体化した部品である。これによって、複合部
品の共通化が図れる。
【0011】請求項6に係るNRDガイド回路は、誘電
体回路部品が、ロッド状をなす高周波信号の入力側線路
部と出力側線路部と終端側線路部とが環状をなすリング
部からそれぞれ放射状に延出し、前記入力側線路部、出
力側線路部、終端線路部がリング部とともに射出成形に
より一体に成形され、高周波信号のサーキュレータもし
くはアイソレータの要部に兼用される複合部品であり、
リング部と上下の平行導体板間にそれぞれ磁性体ディス
必要に応じて差し込まれたことを特徴とする。この
ように、複数の誘電体回路部品を一体化した場合には
組立に要する部品点数を削減できる。よって、NRDガ
イド回路の組立性が向上するとともに、位置ずれや間隙
が生ずる箇所が減少され、NRDガイド回路ならびにN
RDガイド回路を利用した機能モジュールの信頼性が向
上する。射出成形を用いることで、複雑な形状の部品を
容易に製作できる。成形材料に熱可塑性樹脂のフッ素を
含む高分子重合体を用いることで、耐熱性が高く、か
つ、誘電正接(tanδ)が小さくて高周波信号の伝搬
損失が小さい誘電体回路複合部品が得られる。
【0012】請求項に係るレーダモジュールは、請求
項6記載のNRDガイド回路を要部としたレーダモジュ
ールであって、高周波信号発生素子によって発生させた
高周波信号を誘電体回路部品の入力側線路部へ供給する
高周波信号発生器と、入力側線路部、リング部および出
力側線路部を介して高周波信号を空間に放出し、この空
間にある物体によって反射された反射信号を受信して
力側線路部から導入する誘電体ロッドアンテナと、送信
する高周波信号の一部と反射信号とを混合してビート信
号を生成するミキサ回路とを2枚の前記平行導体板の間
に備えたことを特徴とする。
【0013】請求項に係るレーダ装置は、請求項6記
載のNRDガイド回路を要部としたレーダ装置であっ
て、誘電体回路部の出力側線路部から高周波信号を物体
に向けて放出し、物体からの反射信号を受信し、受信信
号と送信信号に関連した信号とを混合することによって
ビート信号を生成し、ビート信号に基づいて物体の有
無、物体までの距離、物体との相対速度を検出すること
を特徴とする。
【0014】
【実施例】以下この発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1はこの発明に係るNRDガイド回路の複
合部品の一例を示す斜視図である。この複合部品10
は、NRDガイドアイソレータならびにNRDガイドサ
ーキュレータ用のもので、リング部11から放射状に延
出された入力側線路部12,出力側線路部13,終端側
線路部14と、モードサプレッサの片側ブロック部1
5,15,15とを射出成形で一体に成形したものであ
る。
【0015】モードサプレッサの片側ブロック部15,
15,15に、フィルタ用の導体パターンを形成した基
板21ならびに他方側の誘電体ブロック22をそれぞれ
組み付け、リング部11の上下にフェライトディスク2
3,23をそれぞれ配置することで、NRDサーキュレ
ータを構成できる。さらに、電波吸収体24を終端側線
路部14に沿って配設することでNRDアイソレータを
構成できる。
【0016】なお、フィルタ用の導体パターンを形成し
た基板21、ならびに、耐熱性のフェライトディスクを
インサート成形によって一体に形成することで、組立に
要する部品点数をさらに減少させるようにしてもよい。
【0017】複合部品10の成形材料は、PFA(テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル共重合体)を用いた。成形金型に設けるゲートは通
常よりも少し太めにし、射出圧力を高めに設定すること
で、複合部品10のひけを防ぐようにしている。
【0018】比誘電率が小さい成形材料には、分子構造
が炭素と水素のみで構成されるものがあるが、このもの
は耐熱温度が低いため使用温度範囲が広い例えば車載用
レーダ等の部品に不適である。このため、フッ素を含む
高分子重合体で誘電正接(tanδ)が小さい材料を採
用し、射出成形可能な材料で射出成形することで、電波
の伝搬損失が小さく、かつ、広い温度範囲で使用できる
複合部品を得ることができる。
【0019】なお、ミリ波帯(30〜300GHz)に
おける比誘電率が2.4以下の射出成形可能なフッ素高
分子材料であれば、各誘電体回路部品ならびに複合部品
を容易に成形できる。比誘電率が大きい材料を用いた場
合には、誘電体回路部品の線路幅を狭く設計しなければ
ならなくなり、成形性が悪くなって充分な加工精度を得
るのが困難になってくるからである。
【0020】図2はNRDガイドアイソレータの構造図
である。このアイソレータ30は、上下の導体板31,
32間に図1に示した各部品10,21〜24をそれぞ
れ所定の位置に配置したものである。符号33は高周波
信号の入力部、符号34は高周波信号の出力部である。
このアイソレータ30は、入力部33から供給される高
周波信号を出力部34へ効率良く伝達するとともに、出
力部34側から供給される高周波信号が入力部33側へ
伝達されるのを阻止するためのものである。
【0021】図3はアイソレータの挿入損失の周波数特
性を示すグラフである。横軸は周波数、縦軸は挿入損失
(入力部33から出力部34に至る損失)である。図1
に示した複合部品10を使用したアイソレータ(PFA
の一体成形品)の挿入損失を太実線で示す。実線は従来
品(PTFE樹脂を切削加工して図3に示した各部品を
製作し、それを組立たもの)特性である。点線はPFA
を射出成形して各部品を製作し、それを組立たものの特
性である。複合部品10を使用したアイソレータ(PF
Aの一体成形品)の試作品は、周波数60〜61GHz
で挿入損失が増大しているが、周波数57.5〜60G
Hzの範囲では挿入損失が2dB以内となっており、従
来品(PTFE樹脂の切削加工品)と同等以上の特性を
有する。また、PFAを射出成形して各部品を製作しそ
れを組立たものも、従来品とほぼ同等の特性を有する。
【0022】図4はアイソレータの減衰量の周波数特性
を示すグラフである。横軸は周波数、縦軸は減衰量(出
力部34から入力部34に至る損失)である。図1に示
した複合部品10を使用したアイソレータ(PFAの一
体成形品)の減衰量特性を実線で、PFAを射出成形し
て各部品を製作しそれを組立たものの減衰量特性を点線
で示す。複合部品10を使用し、試作したアイソレータ
(PFAの一体成形品)は、周波数60GHz以上では
アイソレーション特性が低下しているが、減衰量が15
dB以上となる周波数帯域幅は1GHz以上あるので、
FMレーダモジュール等に使用可能である。
【0023】図5はアイソレータの電圧定在波比の周波
数特性を示すグラフである。横軸は周波数、縦軸は電圧
定在波比である。電圧定在波比の測定は出力部34にロ
ッドアンテナ(図7参照)を接続した状態で行なった。
太実線は複合部品10を使用したアイソレータ(PFA
の一体成形品)、点線はPFAを射出成形して各部品を
製作し、それを組立たもの、実線は従来品(PTFE樹
脂の切削加工品)の特性を示す。複合部品10を使用
し、試作したアイソレータ(PFAの一体成形品)は、
従来品やPFA個別加工品よりも電圧定在波比の変化が
大きくなっており、所定の定在波比(例えば1.4)以
下となる周波数帯域が狭くなっているが、FMレーダモ
ジュール等に使用可能である。
【0024】次に、フッ素を含む高分子重合体を射出成
形して得た誘電体回路部品を用いて構成したレーダモジ
ュールならびにレーダ装置について説明する。図6はレ
ーダ装置の全体ブロック構成図である。このレーダ装置
40は、複数の高周波部41と制御部42とからなる。
高周波部41はNRDガイド回路を用いて構成したレー
ダモジュール60と、高周波回路部70とを備える。車
両の周囲に探知方向が異なる複数の高周波部41を設
け、各高周波部41を選択的に使用することで広い範囲
に亘って障害物等を探知できるようにしている。
【0025】制御部42は、送受信を行なう高周波部4
1の切替えを制御するチャネル切替制御部43と、受信
信号(ビート信号)を選択切替する受信信号選択回路4
4と、アンチエイリアスフィルタを構成する低域通過フ
ィルタ(LPF)45と、低域通過フィルタ(LPF)
45によって高域成分が除去されたビート信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器46と、A/D変換され
たデジタルビート信号に高速フーリエ変換(FFT)を
施してビート信号の周波数スペクトラム解析を行なうF
FT処理部47と、レーダ装置40の全体動作を制御す
る信号処理部48と、表示部49を備える。FFT処理
部47はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)を用い
て構成している。信号処理部48はマイクロコンピュー
タシステムで構成している。
【0026】チャネル切替制御部43は、信号処理部4
8から出力される送受信チャネル指定信号48aに基づ
いて指定された高周波部41に対して送信指令信号43
aを供給するとともに、受信チャネル指定信号43bを
受信信号選択回路44へ供給して指定された高周波部4
1からのビート信号(受信信号)70aを低域通過フィ
ルタ(LPF)45へ供給させる。
【0027】信号処理部48は、FFT処理部47から
出力されるビート信号の周波数スペクトラムデータに基
づいて障害物までの距離データを求めるとともに、探知
方向との対応を付けて距離データの記憶・更新を行な
う。信号処理部48は、求めた距離データに基づいて障
害物の存在や距離を示す画像情報を生成し、これを表示
部49内の画像表示装置49aへ供給して画像表示を行
なう。また、信号処理部48は、音声合成出力装置49
bを介して障害物の存在や障害物の方向,距離等の情報
を音声で案内させる。
【0028】信号処理部48は、レーダ探知によって得
られた車両の周囲状況に基づいて、運転制御装置50を
介して車両の運転を自動制御したり、安全性を確保する
ためにアクセル踏込操作やハンドル操作に反力を与える
ことができる。例えば、先行車までの車間距離が短くな
った場合はブレーキ指令を発生させたり、例えば車両の
左前方に障害物がある場合は左方向へのハンドル操作に
対して反力を与え、ハンドル操作を重くすることで運転
者に注意を促すようにしてもよい。高速道路等でクルー
ズ運転が設定された場合は、先行車間距離のみならず斜
め前方の状況をふまえてスロットル指令を出力し、車両
速度を自動調整することができる。
【0029】図7はレーダモジュールの構造図である。
このレーダモジュール60は、平行に配置された上下の
導体板61,62間に、高周波信号発生器63,NRD
ガイドアイソレータ64,ミキサ回路65,誘電体ロッ
ドアンテナ66をそれぞれ所定の位置に配置したもので
ある。符号67はアンテナホーンである。
【0030】高周波信号発生器63は、例えばガン発振
器等を備えた電圧制御発振器63aと、この電圧制御発
振器63aで発振した高周波信号(例えば60GHz±
数百MHz)をNRDガイドアイソレータ64の入力線
路側64aへ供給する信号供給部63bを備える。符号
63c,63dは電圧制御発振器63aの正負の電源端
子、符号63eは発振周波数指定電圧信号の入力端子で
ある。
【0031】NRDガイドアイソレータ64の構造は図
1ならびに図2に示したものと同じである。ミキサ回路
65はミキサ素子としてショットキバリアダイオード
(SBD)を備える。符号65a,65bはショットキ
バリアダイオードへバイアス電流を供給するための端子
である。
【0032】図8は高周波部の回路ブロック構成図であ
る。高周波回路部70は、レーダモジュール60に対し
て各種の電源を供給するとともに、制御部42から供給
される送信指令信号43aに基づいてレーダモジュール
60の送信動作を制御し、ビート信号70aを出力す
る。送信指令信号43aはバッファ回路71を介して三
角波生成回路72へ供給される。三角波生成回路72は
送信指令信号43aに基づいて電圧の変化波形が三角形
状となる三角波信号72aを生成し出力する。この三角
波信号72aは直流増幅器73で電圧増幅され、発振周
波数指定電圧信号73aとしてレーダモジュール60側
の高周波信号発生器63へ供給する。
【0033】高周波信号発生器63内の電圧制御発振器
63aは、発振周波数指定電圧信号73aに基づいて指
定される周波数のFM変調信号63fを発生し、このF
M変調信号63fはアイソレータ64,ミキサ回路65
を介し、誘電体ロッドアンテナ66から電波として放射
される。発振器用電源回路74は、高周波信号発生器6
3に供給する電源電圧を温度によって調節することで、
発振周波数の温度補償を行なう構成としている。また、
発振器用電源回路74からミキサ用バイアス回路75を
介してミキサ回路65内のショットキバリアダイオード
へバイアス電流を供給する構成としている。
【0034】ミキサ回路65は、アイソレータ64を介
して供給されるFM変調信号63fの一部を分岐して得
た信号と、誘電体ロッドアンテナ66で受信した受信信
号とをショットキバリアダイオードへ供給して、FM変
調信号63fと受信信号とを混合し、FM変調信号63
fの周波数と受信信号の周波数との差の周波数のビート
信号を出力する。バイアス電流に重畳されているビート
信号は、ミキサ用バイアス回路75で抽出され、IFア
ンプ(中間周波増幅器)76で増幅され受信信号(ビー
ト信号)70aとして制御部42へ供給される。
【0035】電源回路77は、バッファ回路71,三角
波生成回路72,直流増幅器73ならびにIFアンプ7
6に安定化電源VCCを供給する。符号70bは電源入
力端子である。
【0036】図9,図11,図13は近づいてくる乗用
車を探知した際のビート信号の周波数スペクトルの変化
を示すグラフ、図10,図12,図14は遠ざかってい
く乗用車を探知した際のビート信号の周波数スペクトル
の変化を示すグラフである。図9,図10はPFA製複
合部品でアイソレータを構成した場合、図11,図12
はPFA製個別部品でアイソレータを構成した場合、図
13,図14はアイソレータをPTFE切削加工品で構
成した場合の探知出力である。図9〜図14のグラフ
は、縦軸を時間とし所定の時間間隔毎のビート信号の周
波数スペクトルを示したものである。横軸は周波数であ
るが、ビート信号の周波数は対象物までの距離に対応す
るので、横軸の目盛は距離をメートル単位で表してい
る。周波数スペクトルのレベルの高い部分(山部)の変
化によって、検知対象である乗用車が近づいたり遠ざか
っていく様子(相対距離が変化している様子)が判る。
PFA製複合部品でアイソレータを構成した場合、山部
が若干低くなっているが、50メートルの範囲まで対象
物(乗用車)を探知できる。
【0037】図1に示した複合部品10を用いることで
図7に示すレーダモジュール60の主要部を構成するこ
とができるので、レーダモジュール60の組立工数を減
少できる。さらに、複合化された部品間では隙間や位置
ずれが生じないので、振動や熱衝撃に対する信頼性が向
上する。
【0038】なお、この実施例ではNRDサーキュレー
タならびにNRDアイソレータの一体化について説明し
たが、一体化する対象は任意である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜に係る
NRDガイド回路は、熱可塑性樹脂を成形加工して誘電
体回路部品を製作するので、誘電体回路部品の量産性向
上が図れる。切削加工等による応力が加わっていないの
で、誘電体回路部品の特性が安定である。比誘電率が大
きい材料を使用すると誘電体回路部品の線路幅を狭く設
計しなけれならず、成形性が悪くなる虞れがあるが、比
誘電率が2.4以下の材料を使用することで量産に適し
た寸法になる。PFAまたは、フッ素を含む高分子材料
を使用することで、耐熱性が高く、かつ、ミリ波帯にお
ける誘電正接(tanδ)が小さくて高周波信号の伝搬
損失が小さい誘電体回路部品が得られる。融点が摂氏3
00度以下であって射出成形が可能なフッ素高分子材料
を使用することで、射出成形が容易になる。削り等の部
品では急激な温度変化の繰り返し(周囲環境の変化やガ
ンダイオード等を用いた発振器のオンオフ動作に伴う急
激な温度変化等)によって線路等を構成する部品に縮み
が生ずる。これを解決するには予め部品に熱衝撃を加え
ておく必要があるが、フッ素を含む高分子重合体を射出
することでこの問題を解決できる。
【0040】請求項に係るNRDガイド回路は、複数
の誘電体回路部品を一体化したので、組立に要する部品
点数を削減できる。よって、NRDガイド回路の組立性
が向上するとともに、位置ずれや間隙が生ずる箇所が減
少され、NRDガイド回路ならびにNRDガイド回路を
利用した機能モジュールの信頼性が向上する。射出成形
を用いることで、複雑な形状の部品を容易に製作でき
る。請求項に係るNRDガイド回路は、2種以上の回
路で共通に使用できるよう複数の誘電体回路部品を一体
化する。これによって、複合部品の共通化が図れる。
【0041】請求項に係るNRDガイド回路は、リン
グ部とこのリング部から放射状に延出される複数のロッ
ド部とを射出成形によって一体に形成し、サーキュレー
タ・アイソレータ用複合部品を製作したので、サーキュ
レータやアイソレータの組立が容易になる。
【0042】そして、この発明に係るNRDガイド回路
を用いてレーダモジュールやレーダ装置を構成すること
で、信頼製の高いレーダモジュールやレーダ装置を安価
に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るNRDガイド回路の複合部品の
一例を示す斜視図
【図2】この発明に係るNRDガイドアイソレータの構
造図
【図3】NRDガイドアイソレータの挿入損失の周波数
特性を示すグラフ
【図4】NRDガイドアイソレータの減衰量の周波数特
性を示すグラフ
【図5】NRDガイドアイソレータの電圧定在波比の周
波数特性を示すグラフ
【図6】レーダ装置の全体ブロック構成図
【図7】レーダモジュールの構造図
【図8】高周波部の回路ブロック構成図
【図9】近づいてくる乗用車を探知した際のビート信号
の周波数スペクトルの変化を示すグラフ(アイソレー
タ:PFA製一体成形品)
【図10】遠ざかっていく乗用車を探知した際のビート
信号の周波数スペクトルの変化を示すグラフ(アイソレ
ータ:PFA製一体成形品)
【図11】近づいてくる乗用車を探知した際のビート信
号の周波数スペクトルの変化を示すグラフ(アイソレー
タ:PFA製個別部品を組立)
【図12】遠ざかっていく乗用車を探知した際のビート
信号の周波数スペクトルの変化を示すグラフ(アイソレ
ータ:PFA製個別部品を組立)
【図13】近づいてくる乗用車を探知した際のビート信
号の周波数スペクトルの変化を示すグラフ(アイソレー
タ:PTFE切削加工品を組立)
【図14】遠ざかっていく乗用車を探知した際のビート
信号の周波数スペクトルの変化を示すグラフ(アイソレ
ータ:PTFE切削加工品を組立)
【図15】従来のNRDガイド回路を利用して構成され
たFMレーダモジュールの構造図
【図16】NRDガイドアイソレータの従来の構造を示
す分解斜視図
【符号の説明】
10 複合部品 11 リング部 12 入力側線路部 13 出力側線路部 14 終端側線路部 15 モードサプレッサの片側ブロック部 23 フェライト(磁性体)ディスク 30,64 NRDガイドアイソレータ 31,32,61,62 導体板 40 レーダ装置 41 高周波部 42 制御部 60 レーダモジュール 63 高周波信号発生器 65 ミキサ回路 66 誘電体ロッドアンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01P 1/38 H01P 1/38 11/00 11/00 E (72)発明者 小川 健一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 服部 達哉 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平6−260814(JP,A) 特開 昭60−101134(JP,A) 特開 平6−174824(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の平行導体板間に1または複数の誘
    電体回路部品を保持した構造のNRDガイド回路におい
    て、 前記誘電体回路部品は、熱可塑性樹脂の射出成形によっ
    て作られた部品であり、前記熱可塑性樹脂の材料は、
    点が摂氏300度以下のPFA(テトラフルオロエチレ
    ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)で
    あって、かつミリ波帯における比誘電率が2.4以下の
    材料であるとともに、 少なくとも一つの誘電体回路部品が、互いに形状が異な
    る複数の誘電体回路部品を一体成形した複合部品であっ
    て、2枚の前記平行導体板と平行に配設された部品であ
    り、 前記誘電体回路部品は、ロッド状をなす高周波信号の入
    力側線路部と出力側線路部と終端側線路部とが環状をな
    すリング部からそれぞれ放射状に延出し、前記入力側線
    路部、出力側線路部、終端線路部がリング部とともに射
    出成形により一体に成形され、高周波信号のサーキュレ
    ータもしくはアイソレータの要部に兼用される複合部品
    であり、前記リング部と上下の平行導体板間にそれぞれ
    磁性体ディスクが必要に応じて差し込まれた ことを特徴
    とするNRDガイド回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のNRDガイド回路を要部
    としたレーダモジュールであって、 高周波信号発生素子によって発生させた高周波信号を前
    記誘電体回路部品の入力側線路部へ供給する高周波信号
    発生器と、 前記入力側線路部、リング部および出力側線路部を介し
    て高周波信号を空間に放出し、この空間にある物体によ
    って反射された反射信号を受信して前記出力側線路部か
    ら導入する誘電体ロッドアンテナと、 送信する高周波信号の一部と反射信号とを混合してビー
    ト信号を生成するミキサ回路とを2枚の前記平行導体板
    の間に備えたことを特徴とするレーダモジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のNRDガイド回路を要部
    としたレーダ装置であって、 前記誘電体回路部の出力側線路部から高周波信号を物体
    に向けて放出し、物体からの反射信号を受信し、受信信
    号と送信信号に関連した信号とを混合することによって
    ビート信号を生成し、ビート信号に基づいて物体の有
    無、物体までの距離、物体との相対速度を検出すること
    を特徴とするレーダ装置。
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