JP3125830U - 履物の鼻緒 - Google Patents

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Abstract

【課題】鼻緒の先緒の取り付けが容易で、誰でも上記間隔を一定して取り付けることができ、また、その鼻緒を取り付けた履物を継続して使用しても、先緒が伸びて緩むことのない鼻緒を提供する。
【解決手段】芯材および紐を包み、且つ、両端から前記紐の端部を突出させた柔軟な棒状の部材を、中間で2つに折り曲げて本体22とし、折り曲げ部分25を、先緒27の中間で2つに折り曲げた部分27、28で挟んで重ね、その重ね部分の先端を折り曲げ部分25の下方向に向け、その重ねた部分で、折り曲げ部分25に近接した位置と、それより先端方向に間隔をおいた中間の位置で、糸29、31で係止して鼻緒20を形成する。先緒26の先端部を履物の台の先端部に設けた穴に挿通し、前記台の裏面側において、前記先緒の2つの糸止位置の間に抜け止め棒を挿入し、先緒26の先端部を前記台の裏面に係止して使用する。
【選択図】図1

Description

この考案は、下駄、草履、サンダル等の履物に取り付けて使用する鼻緒に関するものである。
従来の鼻緒11は、図3に示すように、布または合成樹脂シートで布きれの芯材(図示せず)と紐1を巻き込んだ柔軟な棒状の本体2を2つに折り曲げて部分3、4を形成し、その折り曲げ部分5に、芯材(図示せず)と紐6を巻き込んだ先緒7を、折り曲げ部5を挟んで2つに曲げ、その端を本体2の折り曲げ部分5の下方向に向け、2つの折り曲げた部8、9を重ね、本体2の折り曲げ部分5の付け根で糸10で縫止している。
この鼻緒11を履物の底板に取り付けた状態を図4に示す。
草履の上底12の先端部に穴13を開け、その穴13に、先緒7の部分8、9の先端部と、その先端部より突出する紐6を挿通する。この場合に、上底12の上面と糸10までの間隔を、親指と第2指との間に先緒7を入れることのできる間隔を保つ。そして、上底12の裏面側に突出した紐6、6を結んで抜け止めとする。6aはその結び玉である。
部分3、4の取り付けは、上底中間の両側部の穴に端部を挿入し、端部より突出する紐1、1を結ぶ。
次いで、下底15を上底12の裏面に座金14と結び玉6aを挟んで当接させ、接着または縫着して、鼻緒11の取り付けは完了する。
座金14と結び玉6aとを挟む部分、および、紐1、1を結ぶ部分において、上底12の裏面または /および下底15の上面に凹部16を設けるのが好ましい。
下駄の場合には、下駄の台に上底12と同様に、先端部と中間の両側部に穴を設け、鼻緒を上底12に取り付けたのと同じ要領で取り付け、先緒7の結び玉6aを覆って座金を取り付ける。紐1、1の結んだ部分は、前歯と後ろ歯との間であるので、そのままの状態としておく。
実願平4−54167号(実開平6−9501号)のマイクロフィルム (明細書0002第3〜4行、0005台5〜8行、図2、図4)
従来の鼻緒11は、履物の底板12等台に取り付ける際に、台の上面と本体2の折り曲げ部分5との間隔が、親指と第2指を折り曲げ部分5の下に挿入できて、鼻緒がきつくなく、緩くない、適当な間隔にして、紐6、6を結ぶこと、およびその間隔が左右の履物で一定にすることがなかなか難しく、熟練を要する。
また、履物を着用して歩行すると、先緒の上記間隔が伸びて、鼻緒が緩み履きにくくなる。
この考案は、鼻緒の先緒の取り付けが容易で、熟練を必要とせず、誰でも上記間隔を一定して取り付けることができ、また、その鼻緒を取り付けた履物を継続して使用しても、先緒が伸びて緩むことのない鼻緒を提供することを目的とする。
布または合成樹脂シートで芯材および紐を包み、且つ、両端から前記紐の端部を突出させた柔軟な棒状の部材を、中間で2つに折り曲げて本体とし、前記折り曲げ部分を、布または合成樹脂シートで芯材を包んだ柔軟な棒状の部材の、中間で2つに折り曲げた部分で挟んで重ね、その重ね部分の先端を前記本体の折り曲げ部分の下方向に向け、その重ねた部分で、本体の折り曲げ部分に近接した位置と、それより先端方向に間隔をおいた中間の位置で、係止手段で係止して先緒として鼻緒を形成し、前記先緒の先端部を履物の台の先端部に設けた穴に、前記台の上面から裏面方向に挿通し、前記台の裏面側において、前記先緒の前記2つの係止位置の間で、前記重ねた部分の間に抜け止め棒を挿入し、前記本体の折り曲げ部分を持ち上げて、前記抜け止め棒の両端を前記台の裏面に当接させ、前記先緒の重ねてない先端部を前記台の裏面に係止し、前記台の中間部の両側部のそれぞれに設けた穴に、前記台の上面から裏面方向に、前記本体の両端部とそれより突出している紐とを挿通し、前記台の裏面側で前記突出した紐を結んで、前記鼻緒を前記台に取り付けて使用する。
この考案に係る鼻緒は、先緒の先端部およびそれより突出している紐を台の先端部の穴に挿入して、先緒の2つの先端を重ね、台の裏面側で、先緒の糸等による2つの係止の位置間に、抜け止め棒を入れて、鼻緒本体の折り曲げ部分を持ち上げ、先緒の2つの先端を座金その他の係止手段で台の裏面に係止するだけで、台の上面の先緒の長さが一定しており、熟練を必要とせず誰でも容易に取り付けられる。
また、台に取り付けられた鼻緒の先緒は、抜け止め棒の両端部が履物の裏面で当接し、抜け止め棒の位置が先緒の先端側の係止位置で定まり移動しないで、先緒はそれ以上持ち上がらなくなるので、使用を継続しても、先緒が伸びることなく、履物の台の上面と鼻緒本体の折り曲げ部分までの間隔が一定していて、履物が履きにくくなることはない。
この考案に係る鼻緒20は、本体22は従来の鼻緒11の本体2と同じ構成であって、折り曲げ部25に続く2つの部分23、24の先端から紐21、21が突出する。
先緒27は、芯材(図示せず)を布または合成樹脂シートで包んだ長手の部材を部分23、24に折り曲げ、その折り曲げ部分25を挟み、かつ、折り曲げ部分25の下方向に向けて2つに折り曲げ、折り曲げて出来た部分27、28を重ね、折り曲げ部分25に近接した位置で糸29で縫止するか、または、ホッチキス等の係止手段で係止し、さらに、糸29での係止位置と間隔30を開けて、部分27、28の中間で、部分27、28を重ねて糸31で縫止するか、または、ホッチキス等の係止手段で係止しする。これにより鼻緒20が完成する。
間隔30は、後述のとおり、鼻緒20を履物の台(底部)に取り付ける際に、台の上面と本体22の折り曲げ部分25との間隔が、親指と第2指を折り曲げ部分5の下に挿入できて、鼻緒がきつくなく、緩くない、適当な間隔とする。
この鼻緒20を履物の台に次のようにして取り付ける。
すなわち、上底32の先端部に穴33を開け、中間部の両側部のそれぞれに穴(図示せず)を開ける。
穴33に、上底32の上面から裏面方向に先緒26の先端部27、28と紐21を挿通し、上底32の裏面側で、間隔30の部分で部分27と28との間に抜け止め棒34を挿入し、折り曲げ部分25を引き上げることにより先緒26を上方へ引く。それにより、抜け止め棒34は糸31の所で持ち上げられて、抜け止め棒34の両端部が上底32の裏面で当接し、先緒26はそれ以上持ち上がらなくなる。
鼻緒20の本体22の2つの部分23、24の両端部および紐21、21は、従来の鼻緒11の場合と同様に、上底32の中間部の両側部の穴に挿入し、紐21、21を結ぶ。
先緒26の部分27、28の係止されていない先端部を上底32の裏面に添わせ、上底の裏面に下底35を重ね、接着または縫止等で固定して履物とする。
上底32または/および下底35の当接面において、抜け止め棒34および先緒26の部分27、28の先端部が当接している部分に凹部36を設けるのが好ましい。
下駄の台に鼻緒20を取り付ける場合には、先緒26および紐21、21の突出部を台の先端部の穴に通通し、台の裏面側で間隔30の部分の間に抜け止め棒34を挿入し、折り曲げ部分25を引き上げることにより先緒25を上方へ引く。それにより、抜け止め棒34は糸31の所で持ち上げられて、抜け止め棒34の両端部が下駄の裏面に当接し、先緒26はそれ以上持ち上がらなくなる。
先緒26の分かれた先端部を台の裏面に添わせ、座金を被せて座がねを台の裏面に固定する。
鼻緒20の本体22の2つの部分23、24の両端部および紐21、21は、従来の鼻緒11の場合と同様に、台の中間部の両側部の穴に挿入し、紐21、21を結ぶ。 これにより下駄が完成する。
鼻緒の平面図である。 鼻緒を履物の台に取り付けた状態の要部断面説明図である。 従来の鼻緒の平面図である。 従来の鼻緒を履物の台に取り付けた状態の要部断面説明図である。
符号の説明
1 紐
2 本体
3、4 部分
5 折り曲げ部分
6 紐
6a 結び玉
7 先緒
8、9 部分
10 糸
11 鼻緒
12 上底
13 穴
14 座金
15 下底
16 凹部
20 鼻緒
21 紐
22 本体
23、24 部分
25 折り曲げ部分
26 先緒
27、28 部分
29 糸
30 間隔
31 糸
32 上底
33 穴
34 抜け止め
35 下底
36 凹部

Claims (1)

  1. 布または合成樹脂シートで芯材および紐を包み、且つ、両端から前記紐の端部を突出させた柔軟な棒状の部材を、中間で2つに折り曲げて本体とし、前記折り曲げ部分を、布または合成樹脂シートで芯材を包んだ柔軟な棒状の部材の、中間で2つに折り曲げた部分で挟んで重ね、その重ね部分の先端を前記本体の折り曲げ部分の下方向に向け、その重ねた部分で、本体の折り曲げ部分に近接した位置と、それより先端方向に間隔をおいた中間の位置で、係止手段で係止して先緒としてなる鼻緒であって、前記先緒の先端部を履物の台の先端部に設けた穴に、前記台の上面から裏面方向に挿通し、前記台の裏面側において、前記先緒の前記2つの係止位置の間で、前記重ねた部分の間に抜け止め棒を挿入し、前記本体の折り曲げ部分を持ち上げて、前記抜け止め棒の両端を前記台の裏面に当接させ、前記先緒の重ねてない先端部を前記台の裏面に係止し、前記台の中間部の両側部のそれぞれに設けた穴に、前記台の上面から裏面方向に、前記本体の両端部とそれより突出している紐とを挿通し、前記台の裏面側で前記突出した紐を結んで、前記鼻緒を前記台に取り付けて使用する履物の鼻緒。
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