JP3125656B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー印刷可能な
記録部を有し、通信に関連する通信レポートを記録部に
より印刷可能な通信装置に関するものである。
記録部を有し、通信に関連する通信レポートを記録部に
より印刷可能な通信装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通信装置の一例としてのファクシミリ装
置には、一般に、過去の通信履歴を記載した通信管理レ
ポートを印刷して出力する機能を有するものが多い。こ
の通信管理レポートには、過去の通信履歴として、１件
の通信毎に、通信日時、通信相手、通信時間、通信ペー
ジ数、通信結果、送受信の区別などの項目が記載され
る。
置には、一般に、過去の通信履歴を記載した通信管理レ
ポートを印刷して出力する機能を有するものが多い。こ
の通信管理レポートには、過去の通信履歴として、１件
の通信毎に、通信日時、通信相手、通信時間、通信ペー
ジ数、通信結果、送受信の区別などの項目が記載され
る。
【０００３】そして従来のファクシミリ装置は、過去の
通信履歴を通信日時の順に並べた黒文字一色の通信管理
レポートを印刷していた。
通信履歴を通信日時の順に並べた黒文字一色の通信管理
レポートを印刷していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、過去の通信履歴を通信日時の順
に並べた黒文字一色の通信管理レポートを出力するの
で、送信と受信との区別や、通信正常終了と通信異常終
了との区別、あるいは特定の相手への送信や特定の相手
からの受信などが一目で判らず、それらを認識するのに
多くの時間と労力とを費やしていた。
ファクシミリ装置では、過去の通信履歴を通信日時の順
に並べた黒文字一色の通信管理レポートを出力するの
で、送信と受信との区別や、通信正常終了と通信異常終
了との区別、あるいは特定の相手への送信や特定の相手
からの受信などが一目で判らず、それらを認識するのに
多くの時間と労力とを費やしていた。
【０００５】たとえば、企業の本店と支店とのように、
定期的に互いに送受信する場合、送受信に抜けがないか
否かを通信管理レポートで確認しようとしても、過去の
通信履歴が通信日時の順に並べられており、しかも黒文
字一色で印刷されているので、確認作業が煩雑であっ
た。
定期的に互いに送受信する場合、送受信に抜けがないか
否かを通信管理レポートで確認しようとしても、過去の
通信履歴が通信日時の順に並べられており、しかも黒文
字一色で印刷されているので、確認作業が煩雑であっ
た。
【０００６】また、１件毎の通信レポートの場合であっ
ても、それが所望の要件に該当する項目を含む件である
ことを一目で認識することはできなかった。
ても、それが所望の要件に該当する項目を含む件である
ことを一目で認識することはできなかった。
【０００７】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、所望の要件に該当する項目を含む件が一目
で認識可能な通信レポートを出力できる通信装置を提供
することを目的としている。
のであって、所望の要件に該当する項目を含む件が一目
で認識可能な通信レポートを出力できる通信装置を提供
することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に記載した発明の通信装置は、カラー印刷
可能な記録部を有し、通信に関連する通信レポートを記
録部により印刷可能な通信装置であって、通信レポート
の印刷に際して、記録部を制御することにより、予め決
められた所定の要件に該当する項目を含む件について、
項目の先頭文字の前または最後尾文字の後に所定形状の
着色を施させる通信レポート印刷制御手段を有してい
る。
め、請求項１に記載した発明の通信装置は、カラー印刷
可能な記録部を有し、通信に関連する通信レポートを記
録部により印刷可能な通信装置であって、通信レポート
の印刷に際して、記録部を制御することにより、予め決
められた所定の要件に該当する項目を含む件について、
項目の先頭文字の前または最後尾文字の後に所定形状の
着色を施させる通信レポート印刷制御手段を有してい
る。
【０００９】また、請求項２に記載した発明の通信装置
は、カラー印刷可能な記録部を有し、通信に関連する通
信レポートを記録部により印刷可能な通信装置であっ
て、通信レポートの印刷に際して、記録部を制御するこ
とにより、予め決められた所定の要件に該当する項目を
含む件について、その件の先頭文字の前または最後尾文
字の後に所定形状の着色を施させる通信レポート印刷制
御手段を有している。
は、カラー印刷可能な記録部を有し、通信に関連する通
信レポートを記録部により印刷可能な通信装置であっ
て、通信レポートの印刷に際して、記録部を制御するこ
とにより、予め決められた所定の要件に該当する項目を
含む件について、その件の先頭文字の前または最後尾文
字の後に所定形状の着色を施させる通信レポート印刷制
御手段を有している。
【００１０】更に、請求項３に記載した発明の通信装置
は、請求項１または２に記載の通信装置であって、通信
レポート印刷制御手段は、所定の要件として送信と受信
とを選択し、所定形状の着色として、送信と受信とで互
いに異なる色を着色させるものである。
は、請求項１または２に記載の通信装置であって、通信
レポート印刷制御手段は、所定の要件として送信と受信
とを選択し、所定形状の着色として、送信と受信とで互
いに異なる色を着色させるものである。
【００１１】また、請求項４に記載した発明の通信装置
は、請求項１または２に記載の通信装置であって、通信
レポート印刷制御手段は、所定の要件として通信正常終
了と通信異常終了とを選択し、所定形状の着色として、
通信正常終了と通信異常終了とで互いに異なる色を着色
させるものである。
は、請求項１または２に記載の通信装置であって、通信
レポート印刷制御手段は、所定の要件として通信正常終
了と通信異常終了とを選択し、所定形状の着色として、
通信正常終了と通信異常終了とで互いに異なる色を着色
させるものである。
【００１２】更に、請求項５に記載した発明の通信装置
は、請求項１または２に記載の通信装置であって、通信
レポート印刷制御手段は、所定の要件として特定相手と
の通信を選択するものである。
は、請求項１または２に記載の通信装置であって、通信
レポート印刷制御手段は、所定の要件として特定相手と
の通信を選択するものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【００１４】図１は、本発明に係る通信装置の一例とし
てのファクシミリ装置の回路ブロック図であって、この
ファクシミリ装置は、ＣＰＵ１、ＮＣＵ２、ＲＡＭ３、
モデム４、ＲＯＭ５、パソコン用ＩＦ６、ゲートアレイ
７、読取部８、記録部９、操作部１０、および表示部１
１などを備えている。ＣＰＵ１、ＮＣＵ２、ＲＡＭ３、
モデム４、ＲＯＭ５、パソコン用ＩＦ６、およびゲート
アレイ７は、バス線により相互に接続されており、ゲー
トアレイ７には、読取部８、記録部９、操作部１０、お
よび表示部１１が接続されている。パソコン用ＩＦ６に
は、パーソナルコンピュータ１５が接続されており、パ
ーソナルコンピュータ１５には、ＣＰＵ１６、ＲＡＭ１
７、ハードディスク１８、およびモニタ用ＩＦ１９など
が設けられている。モニタ用ＩＦ１９には、ビデオモニ
タ２０が接続されている。
てのファクシミリ装置の回路ブロック図であって、この
ファクシミリ装置は、ＣＰＵ１、ＮＣＵ２、ＲＡＭ３、
モデム４、ＲＯＭ５、パソコン用ＩＦ６、ゲートアレイ
７、読取部８、記録部９、操作部１０、および表示部１
１などを備えている。ＣＰＵ１、ＮＣＵ２、ＲＡＭ３、
モデム４、ＲＯＭ５、パソコン用ＩＦ６、およびゲート
アレイ７は、バス線により相互に接続されており、ゲー
トアレイ７には、読取部８、記録部９、操作部１０、お
よび表示部１１が接続されている。パソコン用ＩＦ６に
は、パーソナルコンピュータ１５が接続されており、パ
ーソナルコンピュータ１５には、ＣＰＵ１６、ＲＡＭ１
７、ハードディスク１８、およびモニタ用ＩＦ１９など
が設けられている。モニタ用ＩＦ１９には、ビデオモニ
タ２０が接続されている。
【００１５】ＣＰＵ１は、ファクシミリ装置全体を制御
する。ＮＣＵ２は、電話回線２１に接続されて網制御を
行う。ＲＡＭ３は、各種のデータなどを記憶する。モデ
ム４は、送信データの変調や受信データの復調などを行
う。ＲＯＭ５は、各種のプログラムなどを記憶する。パ
ソコン用ＩＦ６は、パーソナルコンピュータ１５を接続
するためのインターフェイスである。ゲートアレイ７
は、ＣＰＵ１の入出力インターフェイスとして機能す
る。読取部８は、ＣＣＤや三色の色分解フィルタや原稿
送りモータなどを備えており、原稿を読み取ってＲ，
Ｇ，Ｂの画信号を出力する。記録部９は、インクジェッ
トカラープリンタあるいは昇華式熱転写カラープリンタ
などからなり、カラー印刷可能である。操作部１０は、
キースイッチ群などからなり、使用者の操作に応じた信
号を出力する。表示部１１は、ＬＣＤなどからなり、Ｃ
ＰＵ１により制御されて各種の表示を行う。
する。ＮＣＵ２は、電話回線２１に接続されて網制御を
行う。ＲＡＭ３は、各種のデータなどを記憶する。モデ
ム４は、送信データの変調や受信データの復調などを行
う。ＲＯＭ５は、各種のプログラムなどを記憶する。パ
ソコン用ＩＦ６は、パーソナルコンピュータ１５を接続
するためのインターフェイスである。ゲートアレイ７
は、ＣＰＵ１の入出力インターフェイスとして機能す
る。読取部８は、ＣＣＤや三色の色分解フィルタや原稿
送りモータなどを備えており、原稿を読み取ってＲ，
Ｇ，Ｂの画信号を出力する。記録部９は、インクジェッ
トカラープリンタあるいは昇華式熱転写カラープリンタ
などからなり、カラー印刷可能である。操作部１０は、
キースイッチ群などからなり、使用者の操作に応じた信
号を出力する。表示部１１は、ＬＣＤなどからなり、Ｃ
ＰＵ１により制御されて各種の表示を行う。
【００１６】なお、ＣＰＵ１は、通信レポートの印刷に
際して、記録部９を制御することにより、特定の印刷項
目に関して着色を施させる通信レポート印刷制御手段を
実現している。
際して、記録部９を制御することにより、特定の印刷項
目に関して着色を施させる通信レポート印刷制御手段を
実現している。
【００１７】パーソナルコンピュータ１５のＣＰＵ１６
は、パーソナルコンピュータ１５全体を制御する。ＲＡ
Ｍ１７は、各種のデータなどを記憶する。ハードディス
ク１８は、各種のプログラムやデータなどを記憶する。
モニタ用ＩＦ１９は、ビデオモニタ２０を接続するため
のインターフェイスである。ビデオモニタ２０は、カラ
ー表示可能なＣＲＴなどからなり、パーソナルコンピュ
ータ１５により制御されて各種の表示を行う。
は、パーソナルコンピュータ１５全体を制御する。ＲＡ
Ｍ１７は、各種のデータなどを記憶する。ハードディス
ク１８は、各種のプログラムやデータなどを記憶する。
モニタ用ＩＦ１９は、ビデオモニタ２０を接続するため
のインターフェイスである。ビデオモニタ２０は、カラ
ー表示可能なＣＲＴなどからなり、パーソナルコンピュ
ータ１５により制御されて各種の表示を行う。
【００１８】次に、通信レポートの一例としての通信管
理レポート出力処理の手順について、図２に示すフロー
チャートを参照しながら説明する。なお、ここでは、説
明を簡単にするために、通信の種類は送信と受信だけで
あり、通信結果の種類は通信正常終了と通信異常終了だ
けであるものとする。
理レポート出力処理の手順について、図２に示すフロー
チャートを参照しながら説明する。なお、ここでは、説
明を簡単にするために、通信の種類は送信と受信だけで
あり、通信結果の種類は通信正常終了と通信異常終了だ
けであるものとする。
【００１９】先ず、ＣＰＵ１が、通信管理レポート出力
要求の有無を判断する（Ｓ１）。すなわち、使用者によ
り通信管理レポートを出力するための操作が操作部１０
に対してなされたか否かを判断する。通信管理レポート
出力要求があれば（Ｓ１：ＹＥＳ）、ＣＰＵ１が、要求
された過去の通信履歴をＲＡＭ３から１件分読み出し
（Ｓ２）、その件の通信種類の項目が送信であるか否か
を判断する（Ｓ３）。送信であれば（Ｓ３：ＹＥＳ）、
ＣＰＵ１が、その件の通信結果の項目が通信正常終了で
あるか否か判断し（Ｓ４）、通信正常終了であれば（Ｓ
４：ＹＥＳ）、その件の通信相手の項目が特定相手との
通信であるか否かを判断する（Ｓ５）。特定相手との通
信であれば（Ｓ５：ＹＥＳ）、ＣＰＵ１が、記録部９を
制御して、その件の各項目を図３に示すパターン１で印
刷させる（Ｓ６）。すなわち、通信種類の項目が送信、
通信結果の項目が通信正常終了、通信相手の項目が特定
相手であるので、図３に示すように、送信を表すＴＸを
青色、通信正常終了を表すＯＫを青色、相手先名称を赤
色でそれぞれ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。な
お、相手先名称は、送信の場合相手の名称あるいはファ
クシミリ番号であり、受信の場合相手のファクシミリ番
号である。なお、相手が発信元データを登録していない
などの理由で受信時に相手先名称が不明のときは、空欄
にする。
要求の有無を判断する（Ｓ１）。すなわち、使用者によ
り通信管理レポートを出力するための操作が操作部１０
に対してなされたか否かを判断する。通信管理レポート
出力要求があれば（Ｓ１：ＹＥＳ）、ＣＰＵ１が、要求
された過去の通信履歴をＲＡＭ３から１件分読み出し
（Ｓ２）、その件の通信種類の項目が送信であるか否か
を判断する（Ｓ３）。送信であれば（Ｓ３：ＹＥＳ）、
ＣＰＵ１が、その件の通信結果の項目が通信正常終了で
あるか否か判断し（Ｓ４）、通信正常終了であれば（Ｓ
４：ＹＥＳ）、その件の通信相手の項目が特定相手との
通信であるか否かを判断する（Ｓ５）。特定相手との通
信であれば（Ｓ５：ＹＥＳ）、ＣＰＵ１が、記録部９を
制御して、その件の各項目を図３に示すパターン１で印
刷させる（Ｓ６）。すなわち、通信種類の項目が送信、
通信結果の項目が通信正常終了、通信相手の項目が特定
相手であるので、図３に示すように、送信を表すＴＸを
青色、通信正常終了を表すＯＫを青色、相手先名称を赤
色でそれぞれ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。な
お、相手先名称は、送信の場合相手の名称あるいはファ
クシミリ番号であり、受信の場合相手のファクシミリ番
号である。なお、相手が発信元データを登録していない
などの理由で受信時に相手先名称が不明のときは、空欄
にする。
【００２０】Ｓ５において、通信相手の項目が特定相手
との通信でなければ（Ｓ５：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、記録
部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパターン
２で印刷させる（Ｓ７）。すなわち、通信種類の項目が
送信、通信結果の項目が通信正常終了、通信相手の項目
が特定相手でないので、図３に示すように、送信を表す
ＴＸを青色、通信正常終了を表すＯＫを青色でそれぞれ
印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
との通信でなければ（Ｓ５：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、記録
部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパターン
２で印刷させる（Ｓ７）。すなわち、通信種類の項目が
送信、通信結果の項目が通信正常終了、通信相手の項目
が特定相手でないので、図３に示すように、送信を表す
ＴＸを青色、通信正常終了を表すＯＫを青色でそれぞれ
印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
【００２１】Ｓ４において、通信結果の項目が通信正常
終了でなければ（Ｓ４：ＮＯ）、通信異常終了であるの
で、ＣＰＵ１が、その件の通信相手の項目が特定相手と
の通信であるか否かを判断する（Ｓ８）。特定相手との
通信であれば（Ｓ８：ＹＥＳ）、ＣＰＵ１が、記録部９
を制御して、その件の各項目を図３に示すパターン３で
印刷させる（Ｓ９）。すなわち、通信種類の項目が送
信、通信結果の項目が通信異常終了、通信相手の項目が
特定相手であるので、図３に示すように、送信を表すＴ
Ｘを青色、通信異常終了を表すＮＧを赤色、相手先名称
を赤色でそれぞれ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
終了でなければ（Ｓ４：ＮＯ）、通信異常終了であるの
で、ＣＰＵ１が、その件の通信相手の項目が特定相手と
の通信であるか否かを判断する（Ｓ８）。特定相手との
通信であれば（Ｓ８：ＹＥＳ）、ＣＰＵ１が、記録部９
を制御して、その件の各項目を図３に示すパターン３で
印刷させる（Ｓ９）。すなわち、通信種類の項目が送
信、通信結果の項目が通信異常終了、通信相手の項目が
特定相手であるので、図３に示すように、送信を表すＴ
Ｘを青色、通信異常終了を表すＮＧを赤色、相手先名称
を赤色でそれぞれ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
【００２２】Ｓ８において、通信相手の項目が特定相手
との通信でなければ（Ｓ８：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、記録
部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパターン
４で印刷させる（Ｓ１０）。すなわち、通信種類の項目
が送信、通信結果の項目が通信異常終了、通信相手の項
目が特定相手でないので、図３に示すように、送信を表
すＴＸを青色、通信異常終了を表すＮＧを赤色でそれぞ
れ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
との通信でなければ（Ｓ８：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、記録
部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパターン
４で印刷させる（Ｓ１０）。すなわち、通信種類の項目
が送信、通信結果の項目が通信異常終了、通信相手の項
目が特定相手でないので、図３に示すように、送信を表
すＴＸを青色、通信異常終了を表すＮＧを赤色でそれぞ
れ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
【００２３】Ｓ３において、通信種類の項目が送信でな
ければ（Ｓ３：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、その件の通信結果
の項目が通信正常終了であるか否か判断し（Ｓ１１）、
通信正常終了であれば（Ｓ１１：ＹＥＳ）、その件の通
信相手の項目が特定相手との通信であるか否かを判断す
る（Ｓ１２）。特定相手との通信であれば（Ｓ１２：Ｙ
ＥＳ）、ＣＰＵ１が、記録部９を制御して、その件の各
項目を図３に示すパターン５で印刷させる（Ｓ１３）。
すなわち、通信種類の項目が受信、通信結果の項目が通
信正常終了、通信相手の項目が特定相手であるので、図
３に示すように、受信を表すＲＸを赤色、通信正常終了
を表すＯＫを青色、相手先名称を赤色でそれぞれ印刷
し、他の文字を黒色で印刷する。
ければ（Ｓ３：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、その件の通信結果
の項目が通信正常終了であるか否か判断し（Ｓ１１）、
通信正常終了であれば（Ｓ１１：ＹＥＳ）、その件の通
信相手の項目が特定相手との通信であるか否かを判断す
る（Ｓ１２）。特定相手との通信であれば（Ｓ１２：Ｙ
ＥＳ）、ＣＰＵ１が、記録部９を制御して、その件の各
項目を図３に示すパターン５で印刷させる（Ｓ１３）。
すなわち、通信種類の項目が受信、通信結果の項目が通
信正常終了、通信相手の項目が特定相手であるので、図
３に示すように、受信を表すＲＸを赤色、通信正常終了
を表すＯＫを青色、相手先名称を赤色でそれぞれ印刷
し、他の文字を黒色で印刷する。
【００２４】Ｓ１２において、通信相手の項目が特定相
手との通信でなければ（Ｓ１２：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、
記録部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパタ
ーン６で印刷させる（Ｓ１４）。すなわち、通信種類の
項目が受信、通信結果の項目が通信正常終了、通信相手
の項目が特定相手でないので、図３に示すように、受信
を表すＲＸを赤色、通信正常終了を表すＯＫを青色でそ
れぞれ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
手との通信でなければ（Ｓ１２：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、
記録部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパタ
ーン６で印刷させる（Ｓ１４）。すなわち、通信種類の
項目が受信、通信結果の項目が通信正常終了、通信相手
の項目が特定相手でないので、図３に示すように、受信
を表すＲＸを赤色、通信正常終了を表すＯＫを青色でそ
れぞれ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
【００２５】Ｓ１１において、通信結果の項目が通信正
常終了でなければ（Ｓ１１：ＮＯ）、通信異常終了であ
るので、ＣＰＵ１が、その件の通信相手の項目が特定相
手との通信であるか否かを判断する（Ｓ１５）。特定相
手との通信であれば（Ｓ１５：ＹＥＳ）、ＣＰＵ１が、
記録部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパタ
ーン７で印刷させる（Ｓ１６）。すなわち、通信種類の
項目が受信、通信結果の項目が通信異常終了、通信相手
の項目が特定相手であるので、図３に示すように、受信
を表すＲＸを赤色、通信異常終了を表すＮＧを赤色、相
手先名称を赤色でそれぞれ印刷し、他の文字を黒色で印
刷する。
常終了でなければ（Ｓ１１：ＮＯ）、通信異常終了であ
るので、ＣＰＵ１が、その件の通信相手の項目が特定相
手との通信であるか否かを判断する（Ｓ１５）。特定相
手との通信であれば（Ｓ１５：ＹＥＳ）、ＣＰＵ１が、
記録部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパタ
ーン７で印刷させる（Ｓ１６）。すなわち、通信種類の
項目が受信、通信結果の項目が通信異常終了、通信相手
の項目が特定相手であるので、図３に示すように、受信
を表すＲＸを赤色、通信異常終了を表すＮＧを赤色、相
手先名称を赤色でそれぞれ印刷し、他の文字を黒色で印
刷する。
【００２６】Ｓ１５において、通信相手の項目が特定相
手との通信でなければ（Ｓ１５：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、
記録部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパタ
ーン８で印刷させる（Ｓ１７）。すなわち、通信種類の
項目が受信、通信結果の項目が通信異常終了、通信相手
の項目が特定相手でないので、図３に示すように、受信
を表すＴＸを赤色、通信異常終了を表すＮＧを赤色でそ
れぞれ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
手との通信でなければ（Ｓ１５：ＮＯ）、ＣＰＵ１が、
記録部９を制御して、その件の各項目を図３に示すパタ
ーン８で印刷させる（Ｓ１７）。すなわち、通信種類の
項目が受信、通信結果の項目が通信異常終了、通信相手
の項目が特定相手でないので、図３に示すように、受信
を表すＴＸを赤色、通信異常終了を表すＮＧを赤色でそ
れぞれ印刷し、他の文字を黒色で印刷する。
【００２７】Ｓ６，Ｓ７，Ｓ９，Ｓ１０，Ｓ１３，Ｓ１
４，Ｓ１６，Ｓ１７における印刷の後、ＣＰＵ１が、印
刷未完了の件が残っているか否かを判断し（Ｓ１８）、
残っていなければ（Ｓ１８：ＮＯ）、通信管理レポート
出力処理を終了する。印刷未完了の件が残っていれば
（Ｓ１８：ＹＥＳ）、Ｓ２に戻って過去の通信履歴をＲ
ＡＭ３から１件分読み出し、以下の処理を継続する。
４，Ｓ１６，Ｓ１７における印刷の後、ＣＰＵ１が、印
刷未完了の件が残っているか否かを判断し（Ｓ１８）、
残っていなければ（Ｓ１８：ＮＯ）、通信管理レポート
出力処理を終了する。印刷未完了の件が残っていれば
（Ｓ１８：ＹＥＳ）、Ｓ２に戻って過去の通信履歴をＲ
ＡＭ３から１件分読み出し、以下の処理を継続する。
【００２８】Ｓ１において、通信管理レポート出力要求
がなければ（Ｓ１：ＮＯ）、Ｓ１に戻って使用者が通信
管理レポート出力のための操作を操作部１０に対して行
うのを待つ。
がなければ（Ｓ１：ＮＯ）、Ｓ１に戻って使用者が通信
管理レポート出力のための操作を操作部１０に対して行
うのを待つ。
【００２９】このように、通信管理レポートの印刷に際
して、予め決められた所定の要件に該当する項目を含む
件について、その項目に着色を施すので（Ｓ６，Ｓ７，
Ｓ９，Ｓ１０，Ｓ１３，Ｓ１４，Ｓ１６，Ｓ１７）、所
望の要件に該当する項目を含む件を一目で認識できる。
して、予め決められた所定の要件に該当する項目を含む
件について、その項目に着色を施すので（Ｓ６，Ｓ７，
Ｓ９，Ｓ１０，Ｓ１３，Ｓ１４，Ｓ１６，Ｓ１７）、所
望の要件に該当する項目を含む件を一目で認識できる。
【００３０】また、通信種類の項目において、送信を青
色、受信を赤色に着色したので、ＴＸ，ＲＸの文字を確
認するまでもなく、送信・受信の区別を一目で認識でき
る。
色、受信を赤色に着色したので、ＴＸ，ＲＸの文字を確
認するまでもなく、送信・受信の区別を一目で認識でき
る。
【００３１】更に、通信結果の項目において、通信正常
終了を青色、通信異常終了を赤色に着色したので、Ｏ
Ｋ，ＮＧの文字を確認するまでもなく、通信正常終了・
通信異常終了の区別を一目で認識できる。
終了を青色、通信異常終了を赤色に着色したので、Ｏ
Ｋ，ＮＧの文字を確認するまでもなく、通信正常終了・
通信異常終了の区別を一目で認識できる。
【００３２】また、相手先名称の項目において、特定の
相手先だけを赤色に着色したので、相手先の名称を見る
までもなく、通信相手が特定の相手か否かを一目で認識
できる。
相手先だけを赤色に着色したので、相手先の名称を見る
までもなく、通信相手が特定の相手か否かを一目で認識
できる。
【００３３】なお、上記実施形態では、着色に青色と赤
色とのみを用いたが、項目毎に色を変えてもよい。
色とのみを用いたが、項目毎に色を変えてもよい。
【００３４】また、上記実施形態では、所定の要件に該
当する項目の文字全体を着色したが、所定の要件に該当
する項目の一部、たとえば先頭文字だけを着色してもよ
い。もちろん、先頭文字だけに限らず、先頭文字から２
文字あるいは３文字などのように所定数の文字を着色し
てもよい。さらには、１つの項目だけを着色したい場
合、その件の文字全体を着色してもよいし、その件の一
部、たとえばその件の先頭文字だけを着色してもよい。
たとえば送信と受信とだけを区別したいようなときに
は、通信種類の項目だけを着色するのではなく、送信の
場合はその件の文字全体を青色に着色し、受信の場合は
その件の文字全体を赤色に着色するのである。あるい
は、送信の場合はその件の先頭文字だけを青色に着色
し、受信の場合はその件の先頭文字だけを赤色に着色す
るのである。
当する項目の文字全体を着色したが、所定の要件に該当
する項目の一部、たとえば先頭文字だけを着色してもよ
い。もちろん、先頭文字だけに限らず、先頭文字から２
文字あるいは３文字などのように所定数の文字を着色し
てもよい。さらには、１つの項目だけを着色したい場
合、その件の文字全体を着色してもよいし、その件の一
部、たとえばその件の先頭文字だけを着色してもよい。
たとえば送信と受信とだけを区別したいようなときに
は、通信種類の項目だけを着色するのではなく、送信の
場合はその件の文字全体を青色に着色し、受信の場合は
その件の文字全体を赤色に着色するのである。あるい
は、送信の場合はその件の先頭文字だけを青色に着色
し、受信の場合はその件の先頭文字だけを赤色に着色す
るのである。
【００３５】更に、上記実施形態では、所定の要件に該
当する項目の文字全体を着色したが、所定の要件に該当
する項目の先頭文字の前または最後尾文字の後に、たと
えば星形などの所定形状の着色を施してもよい。もちろ
ん、１つの項目だけを着色したい場合、所定の要件に該
当する項目を含む件の先頭文字の前または最後尾文字の
後に、たとえば星形などの所定形状の着色を施してもよ
い。たとえば送信と受信とだけを区別したいようなとき
には、通信種類の項目の先頭文字の前または最後尾文字
の後に星形の着色を施すのではなく、送信の場合はその
件の先頭文字の前または最後尾文字の後に青色の星形マ
ークを印刷し、受信の場合はその件の先頭文字の前また
は最後尾文字の後に赤色の星形マークを印刷するのであ
る。
当する項目の文字全体を着色したが、所定の要件に該当
する項目の先頭文字の前または最後尾文字の後に、たと
えば星形などの所定形状の着色を施してもよい。もちろ
ん、１つの項目だけを着色したい場合、所定の要件に該
当する項目を含む件の先頭文字の前または最後尾文字の
後に、たとえば星形などの所定形状の着色を施してもよ
い。たとえば送信と受信とだけを区別したいようなとき
には、通信種類の項目の先頭文字の前または最後尾文字
の後に星形の着色を施すのではなく、送信の場合はその
件の先頭文字の前または最後尾文字の後に青色の星形マ
ークを印刷し、受信の場合はその件の先頭文字の前また
は最後尾文字の後に赤色の星形マークを印刷するのであ
る。
【００３６】また、上記実施形態では、相手先名称の項
目において、特定相手との通信の場合、送信と受信とを
区別せずに赤色の着色を施したが、送信と受信とで色を
異ならせてもよい。また、特定相手が複数の場合、相手
毎に色を異ならせてもよい。
目において、特定相手との通信の場合、送信と受信とを
区別せずに赤色の着色を施したが、送信と受信とで色を
異ならせてもよい。また、特定相手が複数の場合、相手
毎に色を異ならせてもよい。
【００３７】更に、上記実施形態では、過去の通信履歴
を記載した通信管理レポートを印刷する場合について説
明したが、１件毎の通信レポートを印刷する場合にも本
発明を適用できることはもちろんである。
を記載した通信管理レポートを印刷する場合について説
明したが、１件毎の通信レポートを印刷する場合にも本
発明を適用できることはもちろんである。
【００３８】また、上記実施形態では、カラー印刷の場
合について説明したが、本発明はこのように限定される
ものではなく、白黒印刷であっても、網掛け、下線、枠
囲い、太字、細字、書体替え（ゴシックと明朝、立体文
字、影付文字）など、通常とは異なる表現態様で予め決
められた所定の要件に該当する項目を含む件であること
を表すことができる。
合について説明したが、本発明はこのように限定される
ものではなく、白黒印刷であっても、網掛け、下線、枠
囲い、太字、細字、書体替え（ゴシックと明朝、立体文
字、影付文字）など、通常とは異なる表現態様で予め決
められた所定の要件に該当する項目を含む件であること
を表すことができる。
【００３９】
【発明の効果】以上説明したように請求項１に記載した
発明の通信装置によれば、通信レポートの印刷に際し
て、記録部を制御することにより、予め決められた所定
の要件に該当する項目を含む件について、少なくとも一
部に着色を施させる通信レポート印刷制御手段を有する
ので、所望の要件に該当する項目を含む件が一目で認識
可能な通信レポートを出力できる。また、所定の要件に
該当する項目を含む件について、項目の先頭文字の前ま
たは最後尾文字の後に所定形状の着色を施させるので、
文字以外の部分に着色マークが存在することから通信レ
ポートが一層見やすいと共に、カラーインクの消費量を
抑えることができる。
発明の通信装置によれば、通信レポートの印刷に際し
て、記録部を制御することにより、予め決められた所定
の要件に該当する項目を含む件について、少なくとも一
部に着色を施させる通信レポート印刷制御手段を有する
ので、所望の要件に該当する項目を含む件が一目で認識
可能な通信レポートを出力できる。また、所定の要件に
該当する項目を含む件について、項目の先頭文字の前ま
たは最後尾文字の後に所定形状の着色を施させるので、
文字以外の部分に着色マークが存在することから通信レ
ポートが一層見やすいと共に、カラーインクの消費量を
抑えることができる。
【００４０】また、請求項２に記載した発明の通信装置
によれば、通信レポートの印刷に際して、記録部を制御
することにより、予め決められた所定の要件に該当する
項目を含む件について、少なくとも一部に着色を施させ
る通信レポート印刷制御手段を有するので、所望の要件
に該当する項目を含む件が一目で認識可能な通信レポー
トを出力できる。また、所定の要件に該当する項目を含
む件について、その件の先頭文字の前または最後尾文字
の後に所定形状の着色を施させるので、各件の左端ある
いは右端に着色マークが存在することから通信レポート
が非常に見やすいと共に、カラーインクの消費量を抑え
ることができる。
によれば、通信レポートの印刷に際して、記録部を制御
することにより、予め決められた所定の要件に該当する
項目を含む件について、少なくとも一部に着色を施させ
る通信レポート印刷制御手段を有するので、所望の要件
に該当する項目を含む件が一目で認識可能な通信レポー
トを出力できる。また、所定の要件に該当する項目を含
む件について、その件の先頭文字の前または最後尾文字
の後に所定形状の着色を施させるので、各件の左端ある
いは右端に着色マークが存在することから通信レポート
が非常に見やすいと共に、カラーインクの消費量を抑え
ることができる。
【００４１】また、請求項３に記載した発明の通信装置
によれば、所定の要件として送信と受信とを選択し、送
信と受信とで互いに異なる色を着色させるので、請求項
１または２記載の通信装置による効果に加えて、送信と
受信とを一目で判別できる。
によれば、所定の要件として送信と受信とを選択し、送
信と受信とで互いに異なる色を着色させるので、請求項
１または２記載の通信装置による効果に加えて、送信と
受信とを一目で判別できる。
【００４２】更に、請求項４に記載した発明の通信装置
によれば、所定の要件として通信正常終了と通信異常終
了とを選択し、通信正常終了と通信異常終了とで互いに
異なる色を着色させるので、請求項１または２記載の通
信装置による効果に加えて、通信正常終了と通信異常終
了とを一目で判別できる。
によれば、所定の要件として通信正常終了と通信異常終
了とを選択し、通信正常終了と通信異常終了とで互いに
異なる色を着色させるので、請求項１または２記載の通
信装置による効果に加えて、通信正常終了と通信異常終
了とを一目で判別できる。
【００４３】また、請求項５に記載した発明の通信装置
によれば、所定の要件として特定相手との通信を選択す
るので、請求項１または２記載の通信装置による効果に
加えて、特定相手との通信を一目で判別できる。
によれば、所定の要件として特定相手との通信を選択す
るので、請求項１または２記載の通信装置による効果に
加えて、特定相手との通信を一目で判別できる。
【図１】本発明に係る通信装置の一例としてのファクシ
ミリ装置のブロック図である。
ミリ装置のブロック図である。
【図２】本発明に係る通信装置の一例としてのファクシ
ミリ装置による通信管理レポート出力処理の手順を説明
するフローチャートである。
ミリ装置による通信管理レポート出力処理の手順を説明
するフローチャートである。
【図３】本発明に係る通信装置の一例としてのファクシ
ミリ装置によって印刷される通信管理レポートの着色内
容の説明図である。
ミリ装置によって印刷される通信管理レポートの着色内
容の説明図である。
１ ＣＰＵ ３ ＲＡＭ ４ モデム ８ 読取部 ９ 記録部 １０ 操作部 １１ 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−120959（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−16058（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−135179（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−234168（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−219357（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−75760（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−69955（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−327993（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−63952（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−147957（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 1/00 H04N 1/32 H04N 1/38
Claims (5)
- 【請求項１】 カラー印刷可能な記録部を有し、通信に
関連する通信レポートを前記記録部により印刷可能な通
信装置であって、 前記通信レポートの印刷に際して、前記記録部を制御す
ることにより、予め決められた所定の要件に該当する項
目を含む件について、前記項目の先頭文字の前または最
後尾文字の後に所定形状の着色を施させる通信レポート
印刷制御手段を有することを特徴とする通信装置。 - 【請求項２】 カラー印刷可能な記録部を有し、通信に
関連する通信レポートを前記記録部により印刷可能な通
信装置であって、 前記通信レポートの印刷に際して、前記記録部を制御す
ることにより、予め決められた所定の要件に該当する項
目を含む件について、その件の先頭文字の前または最後
尾文字の後に所定形状の着色を施させる通信レポート印
刷制御手段を有することを特徴とする通信装置。 - 【請求項３】 前記通信レポート印刷制御手段は、前記
所定の要件として送信と受信とを選択し、前記所定形状
の着色として、送信と受信とで互いに異なる色を着色さ
せることを特徴とする請求項１または２に記載の通信装
置。 - 【請求項４】 前記通信レポート印刷制御手段は、前記
所定の要件として通信正常終了と通信異常終了とを選択
し、前記所定形状の着色として、通信正常終了と通信異
常終了とで互いに異なる色を着色させることを特徴とす
る請求項１または２に記載の通信装置。 - 【請求項５】 前記通信レポート印刷制御手段は、前記
所定の要件として特定相手との通信を選択することを特
徴とする請求項１または２に記載の通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07294359A JP3125656B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07294359A JP3125656B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09139786A JPH09139786A (ja) | 1997-05-27 |
| JP3125656B2 true JP3125656B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=17806695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07294359A Expired - Fee Related JP3125656B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3125656B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP07294359A patent/JP3125656B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09139786A (ja) | 1997-05-27 |
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