JP3125627B2 - トラクタのブレーキ装置 - Google Patents

トラクタのブレーキ装置

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JP3125627B2
JP3125627B2 JP07137109A JP13710995A JP3125627B2 JP 3125627 B2 JP3125627 B2 JP 3125627B2 JP 07137109 A JP07137109 A JP 07137109A JP 13710995 A JP13710995 A JP 13710995A JP 3125627 B2 JP3125627 B2 JP 3125627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレーラを牽引するト
ラクタのブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタ及びトレーラからなる連
結車両のエアブレーキ装置又はシステムにおいて、トラ
クタ側には、運転者がキャブ内に設けられているブレー
キバルブを駆動するブレーキペダルを踏込むことによ
り、圧縮空気が供給されてブレーキ作用を生起するブレ
ーキチャンバを具えた常用ブレーキ部と、運転者がキャ
プ内に設けられているハンドブレーキバルブを手動操作
して開動させることにより、圧縮空気が供給されて解放
され、かつ同ハンドブレーキバルブを閉動させることに
より、上記圧縮空気が排除されてスプリング圧縮力に基
づきブレーキ作用が生起されるようにしたスプリングブ
レーキ部とを具備したスプリングブレーキ付チャンバを
有するブレーキ装置が広く採用されている。
【0003】またトラクタには、上記ブレーキバルブが
踏み込まれたとき、略踏込み量に応じた空気圧信号を、
トレーラに設けられたトレーラのサービスラインに供給
するトレーラ用サービスラインが設けられると共に、ト
ラクタエアタンク内に貯溜された圧縮空気を、トレーラ
に設けられたトレーラエマージェンシラインを介してト
レーラエアタンクに供給するトラクタエマージェンシラ
インが設けられている。
【0004】一方、トラクタにより牽引されるトレーラ
には、トレーラの車輪にブレーキを適用する圧縮空気作
動のブレーキチャンバを具えたトレーラブレーキ装置
と、上記トレーラサービスラインに供給された空気圧信
号に応動して上記トレーラエアタンク内の圧縮空気をト
レーラブレーキ装置に供給して常用ブレーキを作動させ
ると共に、上記トレーラエマージェンシラインの破損に
よる漏洩、或いはトレーラをトラクタから切り離した場
合等、同エマージェンシラインの圧力低下に応動してト
レーラエアタンク内の圧縮空気をトレーラブレーキ装置
に供給して非常ブレーキを作動させるリレーエマージェ
ンシバルブとが設けられている。
【0005】また、従来のホイールパーク式トラクタ及
びトレーラ連結車両のブレーキシステムでは、トレーラ
用サービスラインの欠陥等の際に、上記トラクタエマー
ジェンシラインの圧力を大気解放しトレーラのエマージ
ェンシブレーキを作動させるための専用のバルブ及び専
用の空気配管が必要であるため、構造複雑になり製造コ
ストが高くなる不具合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み創案されたもので、トレーラ用サービスラインの失
陥等の際に、簡単な操作によってトラクタ及びトレーラ
連結車両を減速し停止させることができ、従来の同種装
置より空気配管を簡素化して、製造コストを低減するこ
とができるトラクタのブレーキ装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はトラクタに設けられ圧縮空気を貯溜するエ
アタンク、トラクタのキャブ内に設けられたブレーキバ
ルブ又はハンドブレーキバルブが開操作されたとき上記
エアタンクから圧縮空気を供給されることによって非制
動状態に保持されるスプリングブレーキ部と上記ブレー
キバルブが操作されたとき作動される常用ブレーキ部と
を具えたトラクタのブレーキ装置、上記ブレーキバルブ
が開操作されたときトレーラのサービスラインに信号空
気圧を供給しトレーラの常用ブレーキを作動させるトラ
クタ用サービスライン、上記エアタンクの圧縮空気をト
レーラのエマージェンシラインを介してトレーラのエア
タンクに供給するトラクタエマージェンシライン、及び
上記トラクタのエアタンクとトラクタサービスラインと
の間に介装され開操作されることによって上記トレーラ
サービスラインに信号空気圧を供給してトレーラの常用
ブレーキを作動させるトレーラブレーキバルブを具えた
ものにおいて、上記トラクタエアタンクに連通する第1
のポートと、上記トラクタエマージェンシラインに連通
する第2のポートと、上記ブレーキバルブの出力側に接
続された第3のポートと、上記ハンドブレーキバルブの
出力側に接続された第4のポートとを具えた弁ハウジン
グ、及び同弁ハウジング内に収容され上記第3ポートに
作用する信号空気圧が第4ポートに作用する空気圧より
設定値以上大きくないときに第1ポートと第2ポートと
を連通させ、かつ上記第3ポートに作用する信号空気圧
が第4ポートに作用する空気圧より上記設定値以上大き
いときは、上記第1ポートと第2ポートとの連通を遮断
すると共に、第2ポートと第4ポートとを連通させる圧
力応動弁部材を有するエマージェンシコントロールバル
ブを具備してなることを特徴とするトラクタのブレーキ
装置を提案するものである。
【0008】上記発明において、上記エマージェンシコ
ントロールバルブは、上記弁ハウジング内に形成され、
上記第1ポートと第2ポートとを連通させる第1通路に
設けられた第1の弁シート、上記第1通路内に挿入され
第1の弁スプリングによって上記第1弁シートに当接す
る方向に弾性的に付勢されている弁体、上記弁ハウジン
グ内に形成されたシリンダ部に摺動自在に嵌装された大
径部と同大径部の一端面から上記弁体に向い突設された
小径部とを具え、上記大径部と小径部との間の肩部によ
り形成された小面積の受圧面には上記第3ポートの空気
圧力が常時作用し、かつ上記肩部とは反対側の大径部他
端面には上記第4ポートの空気圧力が常時作用するよう
に設けられた差圧応動ピストン、上記ピストンの大径部
から小径部にわたり軸線方向に貫設された第2の通路の
上記弁体に対向する開口端に形成された第2の弁シー
ト、及び上記ピストンを上記弁体に向い常時弾性的に付
勢する第2の弁スプリングを具備した構成であることが
好ましい。また、上記トレーラ用サービスラインが、信
号空気圧が作用したとき開通するリレーバルブを介して
上記エマージェンシラインに接続され、上記リレーバル
ブには、上記トレーラブレーキバルブの出力側空気圧及
び上記ブレーキバルブの出力側空気圧の少くとも一方が
信号空気圧として伝達されるように構成されることが好
ましく、さらに上記エマージェンシコントロールバルブ
の第4ポートが、上記リレーバルブの下流側において上
記サービスラインに接続されることが好ましい。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面について具体
的に説明する。先ず、本発明の実施例を示す図1の概略
構成図において、符号10はトラクタのエンジン(図示
せず)によって駆動されるエアコンプレッサ、12は同
エアコンプレッサ10の吐出圧縮空気を受容して除湿す
るウェットタンク、14はトラクタの後輪ブレーキ用圧
縮空気を貯溜する第1エアタンク、16はトラクタの前
輪ブレーキ用圧縮空気を貯溜する第2エアタンク、18
は後輪ブレーキのスプリングブレーキ部及びトレーラに
圧縮空気を供給する第3エアタンクである。これらのエ
アタンク12,14,16及び18は、必要な空気容量
及びトラクタにおけるエアタンク取付けスペース等の事
情から1個以上適数個のエアタンクに任意に変更するこ
とができる。
【0010】トラクタのキャブ内に、上記第1及び第2
エアタンク14及び16に接続されたブレーキバルブ2
0が設けられ、運転者が同ブレーキバルブ20に設けら
れたブレーキペダル22を踏込むことによって、踏込み
量又は踏力に略比例した圧力の圧縮空気が、第2エアタ
ンク16から前輪ブレーキ装置24のブレーキチャンバ
26にクイックレリーズバルブ28を介して供給される
と共に、後輪ブレーキ装置30の常用ブレーキ部32に
対する圧縮空気の給排を制御する第1のリレーバルブ3
4に信号空気圧が伝達される。技術上良く知られている
ように、リレーバルブ34に信号空気圧が伝達される
と、第1エアタンク14内の圧縮空気が同リレーバルブ
34から上記常用ブレーキ部32のブレーキチャンバに
供給され、後輪ブレーキ装置30が作動する。
【0011】また、トラクタのキャブ内に、上記後輪ブ
レーキ装置30のスプリングブレーキ部36に対する圧
縮空気の給排を制御するハンドブレーキバルブ38が設
けられる。運転者が同ハンドブレーキバルブ38のハン
ドル40を開方向に手動操作すると、第3エアタンク1
8内の圧縮空気が第1ダブルチェックバルブ42を経て
第2リレーバルブ44に信号空気圧として伝達される。
第2リレーバルブ44に信号空気圧が供給されることに
よって同バルブが開き、第3エアタンク18から多量の
圧縮空気がスプリングブレーキ部36に供給され、同ス
プリングブレーキ部36は不作動状態となる。またハン
ドブレーキバルブ38のハンドル40が閉操作される
と、上記第2リレーバルブ44の信号空気圧が消失し、
リレーバルブ44の出力側が大気に連通する。このため
スプリングブレーキ部36が大気に連通し、内蔵されて
いるスプリングの圧縮力によって後輪ブレーキ装置30
が適用されることとなる。なお、上記第1ダブルチェッ
クバルブ42の他方の入力口は、上記第1リレーバルブ
34の出力側に接続されている。
【0012】さらに、トラクタのキャブ内に、トレーラ
のブレーキ装置を遠隔的に作動させるためのトレーラブ
レーキバルブ46が設けられ、通常は閉位置にある同バ
ルブ46のレバー48を、運転者が手動により開操作す
ると、第3エアタンク18の圧縮空気が第2ダブルチェ
ックバルブ50を経て第3リレーバルブ52に信号空気
圧として伝達される。同第3リレーバルブ52はトレー
ラ用サービスラインSに介装され、同サービスラインS
は連結具Scを経て、図示しないトレーラのサービスラ
インに接続される。また、サービスラインSは、その上
流端を上記リレーバルブ52を介してトラクタのエマー
ジェンシラインEに接続されている。上記第2ダブルチ
ェックバルブ50の他方の入力口は、前記ブレーキバル
ブ20の前輪ブレーキ側出力口に接続されている。
【0013】上記第3エアタンク18には、上記ハンド
ブレーキバルブ38及びトレーラブレーキバルブ46と
並列に、その詳細な構造を、図2及び図3に示したエマ
ージェンシコントロールバルブ54が接続されている。
同エマージェンシコントロールバルブ54は、第1ポー
ト56、第2ポート58、第3ポート60及び第4ポー
ト62を具えた弁ハウジング64を具えている。同弁ハ
ウジング64の内部に、その両端を上記第1ポート56
と第2ポート58に連結されたL字状をなす第1通路6
6が設けられ、同第1通路66の途中に第1弁シート6
8が設けられている。第1通路66の第1弁シート上流
側に円板状をなす弁体70が配設され、同弁体70は第
1弁スプリング72によって常時第1弁シート68に向
い弾性的に付勢されている。
【0014】弁ハウジング64の内部に、上記第1通路
66の上流部分即ち第1ポート56側の通路部分に対し
て同軸的に、シリンダ部74が形成され、同シリンダ部
74内に差圧応動ピストン76の大径部76aが摺動自
在に嵌装されている。同大径部76aから弁体70に向
って小径部76bが突設され、大径部76a及び小径部
76bに軸線方向に延在する第2通路78が貫設されて
いる。同小径部76bの弁体70側の端部に、上記第2
通路78の開口端を囲む第2弁シート80が形成されて
おり、また上記ピストン76は第2の弁スプリング82
によって常時弁体70側に向い弾性的に付勢されてい
る。また、弁ハウジング64に設けられた上記第3ポー
ト60は、シリンダ部74のピストン小径部76b側の
端部に連通し、かつ第4ポート62には同シリンダ部7
4のピストン大径部76a側の端部に連通している。
【0015】上記第3ポート60に作用する空気圧力P
はピストン76の大径部76aと小径部76bとによ
り形成される環状肩部84からなる小面積の受圧面に作
用し、一方、第4ポート62に作用する空気圧力P
(大気圧を含む)は上記大径部76aの全面積からな
る大きい面積の受圧面に作用する。したがって、第3ポ
ート60の空気圧力Pが第4ポート62の空気圧力P
より、第2スプリング82のばね力によって定まる設
定値以上大きくない場合、図3に示されているように、
ピストン76が左方行程端に休止していて、第2弁シー
ト80に弁体70が当接して第2通路78が閉塞される
と共に、同弁体70が第1弁シート68から離座し、第
1ポート56と第2ポート58とが第1通路66を介し
て連通し、かつ第2ポート58と第4ポート62との連
通は遮断されている。また、第3ポート6の空気圧力P
が第4ポート62の空気圧力Pより設定値以上大き
い場合、第2スプリング82が克服されてピストン76
が右動し、図2に示されているように、弁体70が第1
弁スプリング72により第1弁シート68に当接する。
このため、第1ポート56と第2ポート58との連通が
遮断されると共に、第2ポート58と第4ポート62と
が第2通路78を介して連通する。
【0016】再び、図1に戻り、エマージェンシコント
ロールバルブ54の第1ポート56は第3エアタンク1
8に接続され、第2ポート58はコック86を含むトラ
クタエマージェンシラインEに接続され、また第3ポー
ト60は第2ダブルチェックバルブ50の出力側に接続
され、かつ第4ポート62はハンドブレーキバルブ38
の出力側に接続されている。
【0017】図4は、上記ブレーキ装置を具えたトラク
タの駐車時を示すもので、図中に実線で示した空気管路
に圧縮空気が到達しており、点線で示した空気管路は大
気に開放されている(以下の各図についても同様であ
る。)。ハンドブレーキバルブ38が閉位置に保持され
ているので、後輪ブレーキ装置30のスプリングブレー
キ部36が第2リレーバルブ44を介して大気開放さ
れ、従ってスプリングブレーキ部36に内蔵されている
スプリングにより、周知の態様で後輪ブレーキ装置30
が作動されている。勿論、運転者がブレーキバルブ20
を操作していないので、前輪ブレーキ装置24は作動せ
ず、後輪ブレーキ装置30の常用ブレーキ部32も作動
しない。また、トレーラブレーキを作動させたいときに
のみ運転者によって開動されるトレーラブレーキバルブ
46も閉止しているので、エマージェンシコントロール
バルブ54の第3ポート60は第2ダブルチェックバル
ブ50及びブレーキバルブ20又はトレーラブレーキバ
ルブ46の大気開放口を介して大気に連通し、第4ポー
ト62はハンドブレーキバルブ38の大気開放口を介し
て大気に連通している。従って、第3ポート60と第4
ポート62とに作用する空気圧力に設定値以上の差圧が
存在せず(両者共に大気圧である)、図3に示されてい
るように弁体70が第2弁シート68から離座し、第1
ポート56と第2ポート58とが第1通路66を介して
連通している。このため、第3エアタンク18内の圧縮
空気がコック86を経てトラクタエマージェンシライン
Eに供給され、さらに連結器Ecを介してトレーラのエ
マージェンシラインからトレーラのエアタンクに供給さ
れている(なお、コック86は、トラクタがトレーラか
ら切離された単車のときにのみ閉止され、トレーラを連
結したときは常に開かれている)。上記のように、トレ
ーラのエマージェンシラインに圧縮空気が供給されてい
るので、トレーラの非常ブレーキは作動せず、トラクタ
及びトレーラ連結車両は、トラクタの後輪ブレーキ装置
30におけるスプリングブレーキ部36の制動作用によ
り駐車している。
【0018】次に図6は、上記ブレーキ装置を具えたト
ラクタ及びトレーラ連結車両の通常走行中を示し、この
ときハンドブレーキバルブ38のハンドル40が開操作
され、第3エアタンク18内の圧縮空気が、同バルブ3
8から第1ダブルチェックバルブ42を経て第2リレー
バルブ44に信号空気圧として供給されている。このた
め第2リレーバルブ44が開いて圧縮空気がトラクタ後
輪ブレーキ装置30のスプリングブレーキ部36に供給
され、スプリングブレーキが解除されている。また、ハ
ンドブレーキバルブ38の開通により、エマージェンシ
ブレーキバルブ54の第4ポート62に圧縮空気が流れ
るが、第3ポート60が、第2ダブルチェックバルブ5
0から、閉じているトレーラブレーキバルブ46の大気
解放口を経て大気に連通しており、第3ポート60の圧
力Pが第4ポート62の圧力Pより設定値以上大き
くない(逆に小さい)ので、第1ポート56と第2ポー
ト58とが連通し、第3エアタンク18内の圧縮空気
が、トラクタエマージェンシラインEからトレーラのエ
マージェンシラインを経てトレーラのエアタンクに充填
される。
【0019】図6に示した通常走行中に、運転者がブレ
ーキペダル22を踏込むと、図7に示されているよう
に、踏込み量又は踏力に応じた圧力の圧縮空気が、第1
エアタンク14から第1リレーバルブ34に信号空気圧
として供給されるので、同リレーバルブ14が開いて上
記エアタンクから多量の圧縮空気が後輪ブレーキ装置3
0の常用ブレーキ部32に供給され、常用ブレーキが適
用される。これと同時に、第2エアタンク16内の圧縮
空気がクイックレリーズバルブ28を経て前輪ブレーキ
装置24のブレーキチャンバ26に供給されるので、前
輪ブレーキ装置も適用される。前輪ブレーキ装置24の
ブレーキチャンバ26に作用した圧縮空気は第2ダブル
チェックバルブ50を経てエマージェンシコントロール
バルブ54の第3ポート60に作用するが、既に第4ポ
ート62に作用していた圧力Pより第3ポート60の
作用圧力Pが設定値以上大きくはないので、第1ポー
ト56と第2ポート58とは依然連通し、トラクタエマ
ージェンシラインEを介しトレーラエマージェンシライ
ンに第3エアタンク18から圧縮空気が供給される。
【0020】一方、第1リレーバルブ34に伝達された
空気圧信号は、第3リレーバルブ52にも信号圧として
供給されるので、同リレーバルブ52が開き、トレーラ
用エマージェンシラインEに供給された圧縮空気が、リ
レーバルブ52を経てトラクタサービスラインSにも供
給され、さらにトレーラサービスラインに供給されるの
で、リレーエマージェンシバルブの作用によりトレーラ
の常用ブレーキが作動し、信号空気圧に応じた制動力が
生起される。
【0021】なお、走行中に、トレーラのみに常用ブレ
ーキを適用したい場合、運転者がトレーラブレーキバル
ブ46のレバー48を開操作すると、図8に示されてい
るように、レバー操作量に応じた圧力の信号空気圧が第
3リレーバルブ52に供給される。このためトラクタエ
マージェンシラインEから同第3リレーバルブ52を通
ってトレーラ用サービスラインSに上記信号空気圧に応
じた圧力の圧縮空気が流れ、さらにトレーラのサービス
ラインに信号空気圧として供給される。従って、トレー
ラの常用ブレーキが作動して、トレーラブレーキバルブ
46の開度、即ちレバー48の操作量に応じた制動力が
トレーラのみに生起される。
【0022】次に、走行中に、トラクタサービスライン
Sの連結器Scが何等かの事由で外れたり、系内のゴム
ホース、或いは配管が破損して、所謂失陥が発生した場
合、同サービスラインSは大気に連通する。従って、走
行中に運転者がブレーキペダル22を踏込んでトラクタ
及びトレーラ連結車両を減速し或いは停止させようとし
た場合、図7を参照して既に説明したように、トラクタ
の前輪ブレーキ装置24が作動すると共に、後輪ブレー
キ装置30の常用ブレーキ部32が作動するが、トレー
ラのサービスラインに信号空気圧が供給されないので、
トレーラの常用ブレーキは作動しない。そこで運転者
は、連結車両としてのブレーキの効きが悪くなったこ
と、及び失陥したサービスラインSからの圧縮空気の漏
洩音によって、失陥を認識することができる(なお、こ
の場合、トレーラ常用ブレーキが効かないので、運転者
がトレーラブレーキバルブ46のレバー48を開操作し
て同バルブを開通させても、サービスラインSが失陥し
ているため、トレーラの常用ブレーキはやはり作動しな
い)。このため運転者は、図9に示されているように、
さらにハンドブレーキバルブ38のレバー40を操作し
て同バルブを閉止して、その出力側をバルブ38の大気
開放口を介して大気に連通させ、エマージェンシコント
ロールバルブ54の第4ポート62を大気に連通させ
る。この結果、第3ポート60の作用圧力Pが第4ポ
ート62の作用圧力Pより設定値以上大きくなるの
で、第1ポート56と第2ポート58との連通が遮断さ
れると共に、第2ポート58と第4ポート62とが連通
し、第3エアタンク18からの圧縮空気の流出は停止さ
れる。一方、第3リレーバルブ52は開通しているの
で、失陥したトラクタサービスラインSと同エマージェ
ンシラインEとが連通しており、図中に矢印で示されて
いるように同エマージェンシラインE及び連結器Ecに
接続されたトレーラエマージェンシラインの圧力が低下
し、トレーラの非常ブレーキが作動する。
【0023】要約すれば、トレーラ用サービスラインS
が失陥した場合、トラクタの常用ブレーキを作動させる
か又はトレーラブレーキバルブ46を開操作したのち、
ハンドブレーキバルブ38を閉操作すること、換言すれ
ば2つの操作を行なうことによって、トレーラの非常ブ
レーキを作動させて安全を図ると共に、トラクタのエア
タンクからの圧縮空気の無駄な流出を阻止することがで
きる利点がある。また、上記図1ないし図9に示したブ
レーキ装置において、トレーラのエマージェンシブレー
キ作動用の専用の操作バルブ及び専用空気配管を要しな
いので、構造的に著しく簡素になり製造コストが相応し
て安くなる利点がある。通常、トラクタのキャブは整備
等のために、車台フレームに対しチルトアップ及びチル
トダウンする構造となっており、また乗心地を改善する
ために車台フレームに対して弾性支持されたものが多
く、キャブと車台フレームとに亘った配管は、両者の相
対変位を許容すると共に、気密性、耐久性を確保しなけ
ればならないので、たとえ1本の配管でも、相当のコス
トを要するものであることは、容易に理解されるであろ
う。
【0024】なお、上記駐車状態において、運転者が制
動力の強化を望む場合、トレーラブレーキバルブ46の
レバー48を操作して同バルブを開くと、図5に示され
ているように、第3エアタンク18内の圧縮空気が第2
ダブルチェックバルブ50を経てエマージェンシコント
ロールバルブ54の第3ポート60に流れると共に、第
3リレーバルブ52に信号空気圧として供給され、同リ
レーバルブ52が開通する。エマージェンシコントロー
ルバルブ54の第3ポート60に圧縮空気が到達し、第
4ポート62は依然大気に連通しているので、第3ポー
ト60の作用圧力Pが第4ポート62の作用圧力P
より設定値以上大きくなり、同バルブ54は、図2に示
されているように、第2ポート58が第3ポート62に
連通すると共に、第1ポート56と第2ポート58との
連通が遮断される。このためトラクタエマージェンシラ
インEが図中に矢印で示されているように、第2ポート
58、第4ポート62からハンドブレーキバルブ38の
出力側を経て同バルブの大気開放口を介して大気に連通
し、同トラクタエマージェンシラインEに連結されたト
レーラエマージェンシラインの圧力が急速に低下するの
で、トレーラのリレーエマージェンシバルブが作動して
トレーラの非常ブレーキが作動する。従って、トラクタ
及びトレーラ連結車両は、トラクタの後輪ブレーキ装置
30のスプリングブレーキ部36の制動力と、トレーラ
の非常ブレーキの制動力との協作動により、安全性が向
上する。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
トラクタに設けられ圧縮空気を貯溜するエアタンク、ト
ラクタのキャブ内に設けられたブレーキバルブ又はハン
ドブレーキバルブが開操作されたとき上記エアタンクか
ら圧縮空気を供給されることによって非制動状態に保持
されるスプリングブレーキ部と上記ブレーキバルブが操
作されたとき作動される常用ブレーキ部とを具えたトラ
クタのブレーキ装置、上記ブレーキバルブが開操作され
たときトレーラのサービスラインに信号空気圧を供給し
トレーラの常用ブレーキを作動させるトレーラ用サービ
スライン、上記エアタンクの圧縮空気をトレーラのエマ
ージェンシラインを介してトレーラのエアタンクに供給
するトラクタエマージェンシライン、及び上記トラクタ
のエアタンクとトレーラ用サービスラインとの間に介装
され開操作されることによって上記トレーラサービスラ
インに信号空気圧を供給してトレーラの常用ブレーキを
作動させるトレーラブレーキバルブを具えたものにおい
て、上記トラクタエアタンクに連通する第1のポート
と、上記トラクタエマージェンシラインに連通する第2
のポートと、上記ブレーキバルブの出力側に接続された
第3のポートと、上記ハンドブレーキバルブの出力側に
接続された第4のポートとを具えた弁ハウジング、及び
同弁ハウジング内に収容され上記第3ポートに作用する
信号空気圧が第4ポートに作用する空気圧より設定値以
上大きくないときに、第1ポートと第2ポートとを連通
させ、かつ上記第3に作用する信号空気圧が第4ポート
に作用する空気圧より上記設定値以上大きいときは、上
記第1ポートと第2ポートとの連通を遮断すると共に、
第2ポートと第4ポートとを連通させる圧力応動弁部材
を有するエマージェンシコントロールバルブを具備して
なることを特徴とし、走行中トラクタ及び(又は)トレ
ーラのサービスライン又はエマージェンシラインが失陥
した時に、トラクタの常用ブレーキを作動させ又はトレ
ーラブレーキバルブを開操作したのち、ハンドブレーキ
バルブを閉操作する2つの動作によってトラクタ及びト
レーラ連結車両を減速及び停止させ、かつトラクタエア
タンクからの圧縮空気の流出を確実に防止し得る利点が
あり、さらに駐車時にトラクタのホイールパーキングに
よる制動力に加え、キャブ内のトレーラブレーキバルブ
を開操作することによってトレーラの非常ブレーキを追
加して作動させることができるので、駐車の安全性、特
に傾斜地における駐車の安全性を向上し得る利点があ
る。また、トレーラのエマージェンシブレーキを作動さ
せるための専用のバルブ、及びキャブと車台フレームと
にわたって配設される空気配管を低減して構造の簡素化
を図り、製造コストを低減し得る利点がある。さらに、
上記発明におけるエマージェンシコントロールバルブ
を、弁ハウジング内に形成され、上記第1ポートと第2
ポートとを連通させる第1通路に設けられた第1の弁シ
ートと、上記第1ポートとを連通させる第1通路に設け
られた第1の弁シート、上記第1通路内に挿入され第1
の弁スプリングによって上記第1弁シートに当接する方
向に弾性的に付勢されている弁体、上記弁ハウジング内
に形成されたシリンダ部に摺動自在に嵌装された大径部
と同大径部の一端面から上記弁体に向い突設された小径
部とを具え、上記大径部と小径部との間の肩部により形
成された小面積の受圧面には上記第3ポートの空気圧力
が常時作用し、かつ上記肩部とは反対側の大径部他端面
には上記第4ポートの空気圧力が常時作用するように設
けられた差圧応動ピストン、上記ピストンの大径部から
小径部にわたり軸線方向に貫設された第2の通路の上記
弁体に対向する開口端に形成された第2の弁シート、及
び上記ピストンを上記弁体に向い常時弾性的に付勢する
第2の弁スプリングとを具備した構成とすること、即ち
弁ハウジング内に1個の弁体と1個の差圧応動ピストン
とを収蔵した極めて簡単な構造とすることにより、小型
でかつ安価に製造し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1におけるエマージェンシコントロールバル
ブ54の作動時の態様を示した断面図である。
【図3】図1のエマージェンシコントロールバルブ54
の休止時の態様を示した断面図である。
【図4】図1に示したブレーキ装置の駐車時の態様を示
した構成図である。
【図5】図4の駐車状態からトレーラのブレーキバルブ
を作動させた態様を示した構成図である。
【図6】図1に示したブレーキ装置の通常走行中の態様
を示した構成図である。
【図7】図6の通常走行中に運転者がブレーキペダルを
踏込んだ場合の各部材の作動態様を示した構成図であ
る。
【図8】図6の通常走行中に運転者がトレーラブレーキ
バルブを開操作した場合の各部材の作動態様を示した構
成図である。
【図9】図6の通常走行中にトレーラ用サービスライン
Sが失陥し、運転者がハンドブレーキバルブを閉操作し
た状態を示す構成図である。
【符号の説明】
10…エアコンプレッサ、14…第1エアタンク、16
…第2エアタンク、18…第3エアタンク、20…ブレ
ーキバルブ、22…ブレーキペダル、24…前輪ブレー
キ装置、30…後輪ブレーキ装置、32…常用ブレーキ
部、34…第1リレーバルブ、36…スプリングブレー
キ部、38…ハンドブレーキバルブ、42…第1ダブル
チェックバルブ、44…第2リレーバルブ、46…トレ
ーラブレーキバルブ、50…第2ダブルチェックバル
ブ、52…第3リレーバルブ、54…エマージェンシコ
ントロールバルブ、56…第1ポート、58…第2ポー
ト、60…第3ポート、62…第4ポート、70…弁
体、74…シリンダ部、76…差圧応動ピストン。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 7/20 B60T 7/12 B60T 15/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタに設けられ圧縮空気を貯溜する
    エアタンク、トラクタのキャブ内に設けられたブレーキ
    バルブ又はハンドブレーキバルブが開操作されたとき上
    記エアタンクから圧縮空気を供給されることによって非
    制動状態に保持されるスプリングブレーキ部と上記ブレ
    ーキバルブが操作されたとき作動される常用ブレーキ部
    とを具えたトラクタのブレーキ装置、上記ブレーキバル
    ブが開操作されたときトレーラのサービスラインに信号
    空気圧を供給し、トレーラの常用ブレーキを作動させる
    トレーラ用サービスライン、上記エアタンクの圧縮空気
    をトレーラのエマージェンシラインを介してトレーラの
    エアタンクに供給するトラクタエマージェンシライン、
    及び上記トラクタのエアタンクとトレーラ用サービスラ
    インとの間に介装され開操作されることによって上記ト
    レーラサービスラインに信号空気圧を供給してトレーラ
    の常用ブレーキを作動させるトレーラブレーキバルブを
    具えたものにおいて、上記トラクタエアタンクに連通す
    る第1のポートと、上記トラクタエマージェンシライン
    に連通する第2のポートと、上記ブレーキバルブの出力
    側に接続された第3のポートと、上記ハンドブレーキバ
    ルブの出力側に接続された第4のポートとを具えた弁ハ
    ウジング、及び同弁ハウジング内に収容され上記第3ポ
    ートに作用する信号空気圧が第4ポートに作用する空気
    圧より設定値以上大きくないときに、第1ポートと第2
    ポートとを連通させ、かつ上記第3ポートに作用する信
    号空気圧が第4ポートに作用する空気圧より上記設定値
    以上大きいときは、上記第1ポートと第2ポートとの連
    通を遮断すると共に、第2ポートと第4ポートとを連通
    させる圧力応動弁部材を有するエマージェンシコントロ
    ールバルブを具備してなることを特徴とするトラクタの
    ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 トラクタに設けられ圧縮空気を貯溜する
    エアタンク、トラクタのキャブ内に設けられたブレーキ
    バルブ又はハンドブレーキバルブが開操作されたとき上
    記エアタンクから圧縮空気を供給されることによって非
    制動状態に保持されるスプリングブレーキ部と上記ブレ
    ーキバルブが操作されたとき作動される常用ブレーキ部
    とを具えたトラクタのブレーキ装置、上記ブレーキバル
    ブが開操作されたときトレーラのサービスラインに信号
    空気圧を供給し、トレーラの常用ブレーキを作動させる
    トレーラ用サービスライン、上記エアタンクの圧縮空気
    をトレーラのエマージェンシラインを介してトレーラの
    エアタンクに供給するトラクタエマージェンシライン、
    及び上記トラクタのエアタンクとトレーラ用サービスラ
    インとの間に介装され開操作されることによって上記ト
    レーラサービスラインに信号空気圧を供給してトレーラ
    の常用ブレーキを作動させるトレーラブレーキバルブを
    具えたものにおいて、上記トラクタエアタンクに連通す
    る第1のポートと、上記トラクタエマージェンシライン
    に連通する第2のポートと、上記ブレーキバルブの出力
    側及び上記トレーラブレーキバルブの出力側の少くとも
    一方の信号空気圧が伝達されるように接続された第3の
    ポートと、上記ハンドブレーキバルブの出力側に接続さ
    れた第4のポートとを具えた弁ハウジング、及び同弁ハ
    ウジング内に収容され、上記第3ポートに作用する信号
    空気圧が第4ポートに作用する空気圧より設定値以上大
    きくないときに、第1ポートと第2ポートとを連通さ
    せ、かつ上記第3ポートに作用する信号空気圧が第4ポ
    ートに作用する空気圧より上記設定値以上大きいとき
    は、上記第1ポートと第2ポートとの連通を遮断すると
    共に、第2ポートと第4ポートとを連通させる圧力応動
    弁部材を有するエマージェンシコントロールバルブを具
    備してなることを特徴とするトラクタのブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 上記エマージェンシコントロールバルブ
    が、上記弁ハウジング内に形成され、上記第1ポートと
    第2ポートとを連通させる第1通路に設けられた第1の
    弁シート、上記第1通路内に挿入され、第1の弁スプリ
    ングによって上記第1弁シートに当接する方向に弾性的
    に付勢されている弁体、上記弁ハウジング内に形成され
    たシリンダ部に摺動自在に嵌装された大径部と同大径部
    の一端面から上記弁体に向い突設された小径部とを具
    え、上記大径部と小径部との間の肩部により形成された
    小面積の受圧面には上記第3ポートの空気圧力が常時作
    用し、かつ上記肩部とは反対側の大径部他端面には上記
    第4ポートの空気圧力が常時作用するように設けられた
    差圧応動ピストン、上記ピストンの大径部から小径部に
    わたり軸線方向に貫設された第2の通路の上記弁体に対
    向する開口端に形成された第2の弁シート、及び上記ピ
    ストンを上記弁体に向い常時弾性的に付勢する第2の弁
    スプリングを具備していることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載のトラクタのブレーキ装置。
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