JP3124935U - 側溝ブロック - Google Patents

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幸雄 鍋島
三喜 長谷川
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有限会社 チャンティック
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Abstract

【課題】側溝とフェンスを簡単に能率よく設置することができる側溝ブロックを提供する。
【解決手段】天井(22a)と底部(22b)と左右の側壁(22c)とからなる四角形断面をしたコンクリート製の側溝ブロック(20)において、天井には境界段差壁部(26)が一体に形成され、境界段差壁部にフェンス支柱(32)を立設可能な支柱基礎(30)が設けられる。側溝ブロックの内部には、尖った方を下側にした卵形の水路(24)が形成される。
【選択図】図1

Description

この考案は、道路の側部に埋め込まれる排水用の側溝ブロックに関し、さらに詳しくは、フェンス支柱を立設可能な支柱基礎を設けた側溝ブロックに関する。
道路の側溝としては、下記文献1に記載されたようなものが知られている。下記文献1に記載されたものは、図9に示したように、断面U字形の側溝ブロック13が、車道12と歩道10との間に埋められている。側溝ブロック13の歩道10側には境界段差壁部11が配置される。側溝ブロック13の上面には、導水孔16を設けた蓋14が載置される。蓋14は、固定ボルト19によって側溝13に固定される。このような側溝13ブロックを接続して構成される側溝によって、道路上の雨水が排水され、道路上に雨水が溜まることが防止される。
実用新案登録第3087066号公報
ところで、普通は車道12と歩道10との境界にはフェンスが設けられるが、従来は、側溝ブロック13とは別に、専用の基礎コンクリートを車道12と歩道10との境界に埋め込み、この基礎コンクリートにフェンス支柱を立設していた。しかし、これでは、側溝ブロック13と基礎コンクリートが別体であるので、側溝の設置作業とフェンスの設置作業が必要で、作業能率が悪いという問題があった。
そこで、本考案では、上記問題に鑑み、側溝とフェンスを簡単に能率よく設置することができる側溝ブロックを提供することを課題とする。
前述の問題を解決するため、請求項1に係る考案は、天井と底部と左右の側壁とからなる四角形断面をしたコンクリート製の側溝ブロックにおいて、前記天井には境界段差壁部が一体に形成され、前記境界段差壁部にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられたことを特徴とする。
請求項2に係る考案は、天井と底部と左右の側壁とからなる四角形断面をしたコンクリート製の側溝ブロックにおいて、前記底部が前記側壁と別体であり、前記側壁にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられたことを特徴とする。
請求項3に係る考案は、天井と底部と左右の側壁とからなる四角形断面をしたコンクリート製の側溝ブロックにおいて、前記天井と前記側壁と前記底部が一体に形成され、前記天井の上面には天井と同幅の浅い溝が形成され、前記側壁にはフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられたことを特徴とする。
請求項4に係る考案は、請求項1、2又は3に係る考案において、前記天井と前記側壁と前記底部から構成される水路は、尖った方を下側にした卵形断面をしていることを特徴とする。
請求項5に係る考案は、底部と左右の側壁とからなるU字形断面をしたコンクリート製の側溝ブロックにおいて、前記側壁にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられたことを特徴とする。
請求項1に係る考案によれば、側溝ブロックの境界段差壁部にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられているから、この側溝ブロックを歩道と車道との境界に埋め込むと簡単に側溝とフェンスを設置することができて、能率的な作業ができる。また、境界段差壁部が設けられているので、歩道を車道より高くすることができ、歩道上の排水性が良くなるうえ、車道上の雨水が歩道上に流れ込むことがなくなる。さらに、側溝ブロックは、コンクリート製であるから、境界段差壁部と支柱基礎を設けても、安価で容易に製造できる。
請求項2に係る考案によれば、側溝ブロックの側壁にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられているから、この側溝ブロックを歩道と車道との境界に埋め込むと簡単にフェンスを設置することができて、能率的な作業ができる。また、側溝ブロックは、コンクリート製で天井と左右の側壁とを有する縦長の門形断面をしており、別体の底部を側壁下端に接合して水路が形成されたものであるから、側壁に支柱基礎を設けても、安価で容易に製造できる。
請求項3に係る考案によれば、側溝ブロックの側壁にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられているから、側溝ブロックを歩道と車道との境界に埋め込むと簡単にフェンスを設置することができて、能率的な作業ができる。また、側溝ブロックは、コンクリート製で天井と前記側壁と前記底部が一体に形成され、前記天井の上面には天井と同幅の浅い溝が形成されるものであるから、側壁に支柱基礎を設けても、安価で容易に製造できる。
請求項4に係る考案によれば、水路を尖った方を下側にした卵形断面としたので、水路内へ流れ込む雨水が少ないときでも、水深が極端に浅くなることがなくなり、これにより土砂等の堆積を防止できる。
請求項5に係る考案によれば、側溝ブロックの側壁にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられているから、側溝ブロックを歩道と車道との境界に埋め込むと簡単にフェンスを設置することができて、能率的な作業ができる。また、側溝ブロックは、コンクリート製で底部と左右の側壁とからなるU字形断面をしたものであるから、側壁に支柱基礎を設けても、安価で容易に製造できる。
以下、図面を参照して、本考案の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の第1実施例を説明する図である。図1は、本実施例の側溝ブロックにおいて、図2のI−I線に沿う断面図である。図2は、前記側溝ブロックを接続して構成される側溝の平面図である。
本実施例の側溝ブロック20は、車道12と歩道10の境界の地面に埋め込まれるもので、天井22aと底部22bと左右の側壁22cが一体に構成され、コンクリート製で正方形に近いやや縦長の四角形断面をしている。天井22aと底部22bと左右の側壁22cで囲まれて、道路上の雨水等を排水するための水路24が形成される。水路24は、尖ったほうを下側にした卵形に形成され、下側に近づくにつれて幅が狭くなっている。天井22aの上面には、歩道10側に寄せて境界段差壁部26が天井22aと一体に設けられる。天井22aの車道12側には、雨水が車道12側に逆流しないように、境界段差壁部26側に向かって低くなる傾斜面22dが形成される。天井22aの傾斜面22dが設けられた適宜個所には開口22eが設けられ、この開口22eは導水孔28aの開いた蓋28(図2参照)で塞がれる。開口22eの両側には、蓋28を載置するための段差22fが形成される。
蓋28は、軽くて強くするために、多数の小径骨材を不飽和ポリエステル樹脂等の結合材で強固に結合して固化成形したレジンコンクリート製とする。小径骨材としては、水成岩、大理石、花崗岩などの天然石や樹脂骨材やスラグ等を使う。
境界段差壁部26には、適宜個所にフェンス支柱32の根元を埋め込むための支柱孔34が設けられた支柱基礎30とされる。フェンス支柱32と支柱孔34との隙間は、モルタルが充填される。支柱基礎30とされる個所は、境界段差壁部28をいくらか歩道10側へ張り出して幅を広くする。側溝ブロック20は、支柱基礎30を設けないもの、支柱基礎30を中央に設けたもの、それを右端寄りに設けたもの又は左端寄りに設けたもの等、複数種類が製造される。側溝を設置するときは、複数種類の側溝ブロック20から適宜選択して接続していく。
本実施例の側溝ブロック20によれば、境界段差壁部26にフェンス支柱32を立設する支柱基礎30が設けられているから、この側溝ブロック20を歩道10と車道12との境界に埋め込むと簡単にフェンスを設置することができて、能率的な作業ができる。また、境界段差壁部26が設けられているので、歩道10を車道12より高くすることができ、歩道10上の排水性が良くなるうえ、車道12上の雨水が歩道10上に流れ込むことがなくなる。さらに、水路24の卵形として幅を下側ほど狭くしたので、水路24内へ流れ込む雨水が少ないときでも、水深が極端に浅くなることがなくなり、これにより土砂等の堆積を防止できる。そのうえ、側溝ブロック20は、コンクリート製であるから、境界段差壁部26と支柱基礎30を設けても、安価で容易に製造できる。
図3及び図4は、本発明の第2実施例を説明する図である。図3は、本実施例の側溝ブロックにおいて、図4のIII−III線に沿う断面図である。図4は、前記側溝ブロックの平面図である。
本実施例の側溝ブロック20は、天井22aと左右の側壁22cとを有する縦長の門形断面をしており、別体の低部22bを側壁22c下端に接合して水路24が形成される。水路24は、深さにかかわらず一定の幅とされる。歩道10側の側壁22cの外面には歩道10側へ張り出した支柱基礎30が設けられ、支柱基礎30にはフェンス支柱32を立設するための支柱孔34が形成される。支柱基礎30の上面は、天井22aの上面よりやや低くされる。側溝ブロック20の天井22aの上面は、車道12と歩道10と同一面となるように舗装される。これ以外は、前記第1実施例と同じであるから、これ以上の説明は省略する。
本実施例の側溝ブロック20によれば、側壁22cにフェンス支柱32を立設する支柱基礎30が設けられているから、この側溝ブロック20を歩道10と車道12との境界に埋め込むと簡単にフェンスを設置することができて、能率的な作業ができる。また、天井22aと左右の側壁22cとを有する縦長の門形断面をしており、別体の低部22bを側壁22c下端に接合して水路24が形成されるから、この側溝ブロック20の製造と地面への埋め込み作業が容易となる。
図5及び図6は、本発明の第3実施例を説明する図である。図5は、本実施例の側溝ブロックにおいて、図6のV−V線に沿う断面図である。図6は、前記側溝ブロックの平面図である。
本実施例の側溝ブロック20は、天井22aと底部22bと左右の側壁22cが一体に構成され、天井22aに開口がなく、天井22aの上面には、天井22aと同じ幅で、やや歩道寄りが最も深くなる極めて浅い溝22fが設けられる。
歩道側の側壁22cの外面には前記第2実施例と同様に歩道10側へ張り出した支柱基礎30が設けられる。これ以外は、前記第1実施例と同じであるから、これ以上の説明は省略する。
本実施例も、側溝ブロック20を歩道10と車道12との境界に埋め込むと簡単にフェンスを設置することができて、能率的な作業ができるとともに、この側溝ブロック20の製造と地面への埋め込み作業が容易である。
図7及び図8は、本発明の第4実施例を説明する図である。図7は、本実施例の側溝ブロックにおいて、図8のVII−VII線に沿う断面図である。図8は、前記側溝ブロックの平面図である。
本実施例の側溝ブロック20は、底部22bと左右の側壁22cとから水路24が形成されるU字形断面をしている。側溝ブロック20の上面は、図示しない別体のレジンコンクリート製の蓋で塞がれる。側壁22cの上端には、蓋載置用の段差22fが設けられる。これ以外は、前記第2実施例と同じであるから、これ以上の説明は省略する。
本実施例も、前記第2実施例と同様に、側溝ブロック20を歩道10と車道12との境界に埋め込むと簡単にフェンスを設置することができて、能率的な作業ができるとともに、この側溝ブロック20の製造と地面への埋め込み作業が容易である。
ところで、本発明は、前記実施例に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、前記第2〜3実施例では、側溝ブロック20の天井22a、底部22b、側壁22cの厚さを適宜変化させて、前記第1実施例と同様に水路24を卵形断面形にしてもよい。第4実施例の場合も、水路24の断面形を卵形の下半分と同じにしてもよい。
本考案の第1実施例の側溝ブロックにおいて、図2のI−I線に沿う断面図である。 前記第1実施例の側溝ブロックを接続して構成される側溝の平面図である。 本考案の第2実施例の側溝ブロックにおいて、図4のIII−III線に沿う断面図である。 前記第2実施例の側溝ブロックの平面図である。 本考案の第3実施例の側溝ブロックにおいて、図6のV−V線に沿う断面図である。 前記第3実施例の側溝ブロックの平面図である。 本考案の第4実施例の側溝ブロックにおいて、図8のVII−VII線に沿う断面図である。 前記第4実施例の側溝ブロックの平面図である。 従来の側溝ブロックの斜視図である。
符号の説明
10 歩道
12 車道
20 側溝ブロック
22a 天井
22b 底部
22c 側壁
24 水路
26 境界段差壁部
30 支柱基礎
32 フェンス支柱
34 支柱孔

Claims (5)

  1. 天井と底部と左右の側壁とからなる四角形断面をしたコンクリート製の側溝ブロックにおいて、
    前記天井には境界段差壁部が一体に形成され、前記境界段差壁部にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられたことを特徴とするコンクリート製の側溝ブロック。
  2. 天井と底部と左右の側壁とからなる四角形断面をしたコンクリート製の側溝ブロックにおいて、
    前記底部が前記側壁と別体であり、前記側壁にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられたことを特徴とするコンクリート製の側溝ブロック。
  3. 天井と底部と左右の側壁とからなる四角形断面をしたコンクリート製の側溝ブロックにおいて、
    前記天井と前記側壁と前記底部が一体に形成され、前記天井の上面には天井と同幅の浅い溝が形成され、前記側壁にはフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられたことを特徴とするコンクリート製の側溝ブロック。
  4. 前記天井と前記側壁と前記底部から構成される水路は、尖った方を下側にした卵形断面をしていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のコンクリート製の側溝ブロック。
  5. 底部と左右の側壁とからなるU字形断面をしたコンクリート製の側溝ブロックにおいて、前記側壁にフェンス支柱を立設する支柱基礎が設けられたことを特徴とするコンクリート製の側溝ブロック。
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