JP3124804U - カード収納ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンには天井板が簡単には外せず、カード補給作業時には鍵無しで天井板が簡単に外せる構造として、カード補給作業をやり易くしたカード収納ボックスを提供する。
【解決手段】本考案のカード収納ボックスは、内箱部1と、内箱部1内のマークカード2を前面側に押圧付勢するカードホルダ3と、外箱部4と、外箱部4の上部を覆うように着脱自在に配置される天井板5とから成り、内箱部1の前面上部と天井板5との間の空間に、内箱部1内に収納したカードを最大8枚〜15枚(例えば10枚)だけ取り出し得るカード取出口が形成され、左側面板4aおよび右側面板4bの溝4a−1,4b−1内に挿入した天井板5をストロークさせて外箱部4の上部全体を覆ったときに天井板5を外箱部4の左側面板4aおよび右側面板4bに対して係合固定する係合固定機構を構成するバネ付き蝶番6および溝5aと、上記係合を解除するヒモ状部材7とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、公営競技場で投票に使用するマークカードやロトシックス申込カード等の宝くじ購入カードを含む各種カードを収納するためのカード収納ボックスに関するものである。
公営競技場で投票に使用するマークカードは、公営競技場の入場門付近や投票券発売所付近等の予め設定した場所に設置されたカード置場に山積み状態で配置されており、投票を行うファンが何枚でも自由に持って行けるような形態でファンに提供されている。
公営競技場で投票に使用するマークカードは、裏面には何も印刷されていないため、本来の投票という用途以外に、「メモ用紙」として使用することも可能である。そのため、特に、公営競技場の入場門付近に設置されたカード置場に配置されたマークカードの場合は、ファンが一度に多量の枚数(例えば100枚)のマークカードを持って行くことがあり、その場合の未使用分のマークカードは、ファンが持ち帰ってメモ用紙として使用したり、そのまま捨ててしまったりすることが多くなるので、マークカードの浪費を招くことになる。
マークカードの浪費を防止する対策としては、マークカードをカード収納ボックス内に収容して、ボックスに設けたカード取出口から、予め設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけファンがマークカードを取り出せるようにするカード提供方法が考えられる。しかしながら、カード収納ボックスによってファンがカード取出口から一度に取り出せる最大取出枚数を制限することによりマークカードの消費量を抑制したとしても、「カード置場を40個所に設置したある競技場の場合、1つのカード置場につき一日4回〜10回のカード補給作業を行っているという実績データ」を考慮すると、1つのカード収納ボックスにつき一日4回以上のカード補給作業を行う必要があるので、カード補給作業がやり易いカード収納ボックスとして構成する必要がある。
本考案は、ファンの通常利用時には天井板が簡単には外せない構造であって、カード補給作業時には鍵を使用することなく天井板が簡単に外せる構造とすることにより、カード補給作業をやり易くしたカード収納ボックスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の第1考案は、公営競技場で投票に使用するマークカードやロトシックス申込カード等の宝くじ購入カードを含む各種カードを収納するためのカード収納ボックスであって、予め設定した枚数のカードを収納し得る容積を有する内箱部と、前記内箱部内に配置されて前記内箱部内に収納したカードを前面側に押圧付勢するカードホルダと、前記内箱部の左右側面をそれぞれ覆う左側面板および右側面板ならびに前記内箱部の下面を所定距離離間して覆う底面板を備える外箱部と、前記外箱部の上部を覆うように着脱自在に配置される天井板とから成り、少なくとも前記内箱部、前記外箱部および前記天井板のそれぞれは透明スモーク材製であり、前記内箱部の前面上部と前記天井板との間の空間に、前記内箱部内に収納したカードを予め設定した最大取出枚数以内の範囲の任意の枚数だけ取り出し得るカード取出口を形成し、前記外箱部の左側面板および右側面板の上端部近傍に前記天井板を挿入するための水平方向の溝をそれぞれ設けるとともに、前記溝内に挿入した前記天井板をストロークさせて前記外箱部の上部全体を覆ったときに前記天井板を前記外箱部の左側面板および右側面板に対して係合固定する係合固定機構を設け、さらに、前記係合固定機構による係合状態を解除する係合解除機構を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の第2考案は、前記係合固定機構は、前記内箱部の背面に一端が結合された、バネを内蔵する蝶番と、前記天井板の後端部下面に形成された所定の深さを有する溝とから成ることを特徴とする。
請求項3に記載の第3考案は、前記係合解除機構は、前記バネを内蔵する蝶番の他端に結合されたヒモ状部材から成ることを特徴とする。
請求項4に記載の第4考案は、前記カード取出口は、前記カードとして1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmのカードを用いる場合に、前記内箱部内に収納したカードを8枚〜15枚の何れかの枚数に設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけ取り出し得るものであることを特徴とする。
請求項5に記載の第5考案は、仕切板を介在させることにより前記内箱部を複数区画に区分し、それぞれの区画に対応させて前記カードホルダおよび前記天井板の切り欠きを設けることにより、種類の異なるカードを収納し得る複数のカード収納部を形成し、前記内箱部は、前記カード収納部1つ当たりカードを500枚〜700枚収納し得る容積を有するものであることを特徴とする。
第1考案によれば、公営競技場で投票に使用するマークカードやロトシックス申込カード等の宝くじ購入カードを含む各種カードを収納するための本考案のカード収納ボックスは、予め設定した枚数のカードを収納し得る容積を有する内箱部と、前記内箱部内に配置されて前記内箱部内に収納したカードを前面側に押圧付勢するカードホルダと、前記内箱部の左右側面をそれぞれ覆う左側面板および右側面板ならびに前記内箱部の下面を所定距離離間して覆う底面板を備える外箱部と、前記外箱部の上部を覆うように着脱自在に配置される天井板とから成り、少なくとも前記内箱部、前記外箱部および前記天井板のそれぞれは透明スモーク材製であり、前記内箱部の前面上部と前記天井板との間の空間には、前記内箱部内に収納したカードを予め設定した最大取出枚数以内の範囲の任意の枚数だけ取り出し得るカード取出口が形成され、前記外箱部の左側面板および右側面板の上端部近傍には前記天井板を挿入するための水平方向の溝がそれぞれ設けられており、前記溝内に挿入した前記天井板をストロークさせて前記外箱部の上部全体を覆ったときに前記天井板を前記外箱部の左側面板および右側面板に対して係合固定する係合固定機構が設けられており、さらに、前記係合固定機構による係合状態を解除する係合解除機構が設けられているので、透明スモーク材製の前記内箱部、前記外箱部および前記天井板の何れかを介して前記内箱部内に収納されたカードの残量が補給を要する程度まで減ったことを目視で確認したときに、補給作業者が、前記係合解除機構を用いて前記係合固定機構による係合状態を解除して天井板を外してから所定枚数に束ねられたカードを補給し、その後、前記係合固定機構を用いて前記天井板を前記外箱部の左側面板および右側面板に対して係合固定することにより、当該カード補給作業が完了する。したがって、カード補給作業をやり易くしたカード収納ボックスを提供することができる。
第2考案によれば、前記係合固定機構は、前記内箱部の背面に一端が結合された、バネを内蔵する蝶番と、前記天井板の後端部下面に形成された所定の深さを有する溝とから成るので、前記外箱部の左側面板および右側面板の上端部近傍の水平方向の溝内に挿入した前記天井板をストロークさせて前記外箱部の上部全体を覆ったときに、前記バネを内蔵する蝶番の他端が前記所定の深さを有する溝内に入り込むので、所望の通り、前記天井板を前記外箱部の左側面板および右側面板に対して係合固定することができる。
第3考案によれば、前記係合解除機構は、前記バネを内蔵する蝶番の他端に結合されたヒモ状部材から成るので、補給作業者は、この係合解除機構を用いて、極めて簡単に、前記係合固定機構による係合状態を解除して天井板を外すことができる。
第4考案によれば、前記カード取出口は、前記カードとして1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmのカードを用いる場合に、前記内箱部内に収納したカードを8枚〜15枚の何れかの枚数に設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけ取り出し得るものであるので、補給作業者が上記補給作業を行うことにより、公営競技場で投票に使用する1枚当たりの厚さが例えば0.12mmのマークカードをカード収納ボックス内に収納して、カード取出口から8枚〜15枚の何れかの枚数に設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけファンがマークカードを取り出せるようにするサービスを継続的に提供することができる。
第5考案によれば、仕切板を介在させることにより前記内箱部を複数区画に区分し、それぞれの区画に対応させて前記カードホルダおよび前記天井板の切り欠きを設けることにより、種類の異なるカードを収納し得る複数のカード収納部が形成されており、前記内箱部は、前記カード収納部1つ当たりカードを500枚〜700枚収納し得る容積を有するものであるので、補給作業者が上記補給作業を行うことにより、公営競技場で投票に使用する1枚当たりの厚さが例えば0.12mmの、賭式の異なる複数種類のマークカードをカード収納ボックス内の複数のカード収納部にそれぞれ収納して、カード取出口から8枚〜15枚の何れかの枚数に設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけファンがマークカードを取り出せるようにするサービスを継続的に提供することができる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本考案の第1実施形態のカード収納ボックスの全体構成を示す斜視図である。本実施形態のカード収納ボックスは、公営競技場で投票に使用するカードであるマークカードを収納するためのカード収納ボックスとして構成されており、図1に示すように、内箱部1と、内箱部1内に配置されて内箱部内に収納したマークカード2(図4参照)を前面側に押圧付勢するカードホルダ3(図4参照)と、外箱部4と、外箱部4の上部を覆うように着脱自在に配置される天井板5とを具備して成る。なお、本実施形態のカード収納ボックスの概略外形寸法は、以下に説明する構成例では、幅205mm×高さ250mm×奥行150mmとなっている。
上記内箱部1は、予め設定した枚数のマークカードを収納し得る容積を有するように構成されており、前面板1aと、背面板1bと、底面板1cと、仕切板1dとから成る。内箱部1の左右側面を覆う部材は、後述する外箱部4の構成部材が兼用している。
上記前面板1aは、外箱部4の左右側面前端部の天井板4から垂直方向に20mm離間した位置に上端部が接した状態で、垂直面に対して5°傾斜させて配置されている。
上記背面板1bの上端部には、バネを内蔵する蝶番6の一端が結合されている。この蝶番6の他端が後述する溝(図2(a)に示す溝5a)の中に入り込むことにより、天井板5が外箱部4の上面に係合固定されるようになっている。上記蝶番6の他端の裏面には、蝶番6の他端と溝5aとの係合を解除する係合解除部材を構成するヒモ状部材7(図4参照)が結合されている。
上記内箱部1は、仕切板1dを介在させることにより2区画に区分されており、それぞれの区画に対応させてカードホルダ3および後述する天井板5の切り欠きを設けることにより、内箱部1内には2つのカード収納部1eが形成されている。これら2つのカード収納部1eは、賭式等の種類の異なるマークカードの収納に好適に用いることができる(同一のマークカードを2つのカード収納部1eの双方に同時に収納してもよいことは、言うまでもない)。なお、必要に応じて、仕切板1dを設けないことにより内箱部1を1区画に構成したり、仕切板1dをn枚設けることにより内箱部1を(n−1)区画に構成したりすることが可能である。
ところで、公営競技の1つであるオートレースでは、投票に使用するマークカードを補給する際に500枚単位に束ねられた状態のマークカードをカード収納部1eに収納する補給作業を行うことを考慮して、本実施形態では、カード収納部1つ当たり500枚〜700枚のマークカードを収納し得る容積に設定しており、内箱部1全体の容積は、最大700×2=1400枚のマークカードを収納し得る容積となっている。
上記外箱部4は、図1に示すように、内箱部1の左右側面をそれぞれ覆う左側面板4aおよび右側面板4bと、内箱部1の下面を所定距離離間して覆う底面板4cと、外箱部4の背面上部を覆う背面上部板4dと、外箱部4の前面下部を覆う前面下部板4eと、外箱部4の背面下部を覆う背面下部板4fとから成る。なお、上記外箱部4の、左側面板4aと、右側面板4bと、底面板4cと、前面下部板4eと、背面下部板4fとによって包囲される空間は、「マークカードの記入に使用する鉛筆の置場」になっている。
上記左側面板4aおよび上記右側面板4bの上端部近傍にはそれぞれ、天井板5を嵌合するための、幅約5mm、深さ約3mmの溝4a−1、4b−1が形成されている。
上記天井板5は、平面図である図2(a)および図2(a)のA−A断面図である図2(b)に示す形状に構成されている。すなわち、天井板5の後端部下面には板厚(例えば5mm)の半分程度の深さを有する溝5aが形成されており、天井板5の前方寄りの2個所の部位には天井板5をストロークさせる際に指を入れて天井板5を掴むための楕円穴5bがそれぞれ形成されており、天井板5の前端部の2個所の部位には、段差付き切欠5cがそれぞれ形成されている。これら段差付き切欠5cは、まず、天井板5の前端部の図2(a)に示す部分の上面を切り欠いて天井板5の半分位の板厚の薄肉部を形成し、次に、その薄肉部の前端部を奥行方向に5mm、幅方向に55mm切り欠くことにより形成することができる。なお、これら段差付き切欠5cには、マークカードを取り出し易くするために図示のようなR面取りが施されている。
図3(a),(b)は第1実施形態のカード収納ボックスに用いるカードフォルダを示す図であり、図3(a)はバネを解放して各部材を展開した状態を示し、図3(b)はバネを圧縮して各部材を折り畳んだ状態を示している。
上記カードフォルダ3は、図3(a)に示すように、当接部材3aと、コの字型部材3bと、矩形部材3cと、バネを内蔵する蝶番3dとから成る。
上記当接部材3aは、長方形状の部材であり、その短辺のそれぞれには蝶番3dの一端がネジ結合されている。
上記コの字型部材3bは、蝶番3dの他端を端部にネジ結合されており、その端部の端面は当接部材3aの右端辺に接するように配置されている。
上記矩形部材3cは、蝶番3dの他端を端部にネジ結合されており、その端部の端面は当接部材3aの左端辺に接するように配置されている。
上記蝶番3dとしては、カード収納部1e内に収納した最大枚数500枚〜700枚のカードを前面板1aに押圧付勢し得るバネ力を有するバネを内蔵しているものを用いる必要があり、本実施形態のカード収納ボックスでは、「タキゲン製 スプリング付き蝶番」を用いている。
上記カードフォルダ3は、図3(b)に示すように当接部材3aに対してコの字型部材3bおよび矩形部材3cを折り畳んだ状態で、当接部材3aがマークカード2に当接するような状態(図4参照)にして内箱部1内に配置する。
図4は第1実施形態のカード収納ボックス内にマークカードを収納した状態を示す図である。図4は第1実施形態のカード収納ボックスを左側面板4a側から見た状態を示しており、内箱部1のカード収納部1e内には、例えば500枚単位に束ねられた状態のマークカード2がカードフォルダ3のバネ力によって前面板1aに押圧付勢された状態で収納されている。カードフォルダ3は、図4に示す状態で配置しても、図4に示す状態に対して上下反転させた状態で配置してもよい。なお、カード収納ボックスの下部に設けた鉛筆置場の四隅に、図4に示すように「三角棒部材」を設けることにより、ゴミの掃除がし易い構造を実現している。
次に、本実施形態のカード収納ボックスにおいて収納対象とするカードについて説明する。本実施形態のカード収納ボックスにおいては、収納対象とするカードを、1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmのカードとしている。このようなカードに限定した理由は、公営競技場で投票に使用するマークカードには様々な厚さのものがあり、現時点では、1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmのマークカードの使用が確認されており、ロトシックス申込カードやナンバーズ等の宝くじ購入カードも1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmの範囲に収まるからである。したがって、本実施形態のカード収納ボックスは、公営競技場で投票に使用するマークカードおよびロトシックス申込カードやナンバーズ等の宝くじ購入カードを含む各種カードに適用することができる。
次に、本実施形態のカード収納ボックスの構成例について説明する。本実施形態のカード収納ボックスをある競技場で使用されているオートレース用マークカード(縦141mm×横90mm×厚さ0.12mm)を収納対象とするカード収納ボックスとして構成する際に、以下の条件を考慮した。
(1)ファンがカード収納ボックスからマークカードを取り出す際の最大取出枚数を8枚〜15枚の何れかの枚数(本実施形態の場合、10枚)に設定することにより、多量のマークカードの一括抜き取りを防止し得る構造とすること。
(2)補給直後(500枚収納時)も、最後の1枚になったときも、マークカードを取り出し易い構造とすること。
(3)他の競技場のマークカードや、クロックライン等に記入済みの当該競技場のマークカードを、カード収納ボックス内に入れる(戻す)イタズラ行為を防止し得る構造とすること。
(4)内部のマークカード残量が外から見えるとともに、デザイン面も意識した構造とすること。
(5)カード補給作業には500枚単位に束ねられたマークカードを用いることを考慮して、1つのカード収納部当たりのカード収納枚数を500枚〜700枚とすること。なおカード補給作業の具体例としては、「カード置場」を40個所に設置したある競技場の場合、1つのカード置場につき、一日4回〜10回のカード補給作業を行っている実績があるので、本実施形態のカード収納ボックスに置き換えた場合、同様の頻度でカード補給作業を行うことを想定している。
(6)簡単な構造で、低価格なカード収納ボックスとすること。
(7)カード収納ボックスの下部に鉛筆置場を設けること。
(8)ファンの通常利用時には天井板が簡単には外せない構造であって、カード補給作業時には鍵を使用することなく天井板が簡単に外せる構造とすること。
(9)天井板は、カードを出し入れする開口と蓋とを兼用するので、外箱部の左側面板および右側面板に対してガタツキ無く固定できる構造とすること。
上記条件の内、条件(5)および条件(7)は、既に説明した構成によって実現されている。
また、上記条件の内、条件(4)および条件(6)は、本実施形態のカード収納ボックスの内箱部1、外箱部4、天井板5を構成する板材として、アクリル透明スモーク材である「三菱レーヨン製 アクリルライトL530;定尺寸法1820mm×910mm×5mm」を用いることによって実現している。
ところで、上記条件の内、条件(8)、条件(9)は、本実施形態のカード収納ボックスにおいて特に重要な条件(すなわち、必須条件)である。これら条件(8)、条件(9)は、「内箱部1の背面板1bに一端が結合された、バネを内蔵する蝶番6と、天井板5の後端部下面に形成された板厚の半分程度の深さを有する溝5a(図2(b)参照)とから成る係合固定機構」と、「バネを内蔵する蝶番6の他端に結合されたヒモ状部材7から成る係合解除機構」と、「外箱部4の左側面板4aおよび右側面板4bの上端部近傍の水平方向の溝4a−1,4b−1」とによって実現される。すなわち、上記外箱部4の左側面板4aおよび右側面板4bの上端部近傍の水平方向の溝4a−1,4b−1内に挿入した天井板5をストロークさせて外箱部4の上部全体を覆ったときに、上記係合固定機構のバネを内蔵する蝶番6の他端が図4に示すように溝5a内に入り込むので、所望の通り、天井板5を外箱部4の左側面板4aおよび右側面板4bに対してガタツキ無く係合固定することができる。また、上記係合固定機構による係合状態は、上記係合解除機構を用いて、鍵を使用することなく極めて簡単に解除して、天井板を外すことができる。その際、上記係合解除機構を構成するヒモ状部材7は、図4に示すように、カード収納ボックス内に外からは見えないように隠してあるので、ファンの通常利用時には天井板は簡単に外せない構造となっている。
なお、上記条件の内、条件(1)、条件(2)、条件(3)は、本実施形態のカード収納ボックスにおいて上記条件(8)、条件(9)の次に重要な条件(すなわち、マークカードの浪費を防止する条件)である。これら条件(1)、条件(2)、条件(3)は、「図4に示すように、カードフォルダ3によってマークカード2を内箱部1の前面板1aに押圧付勢した状態でカード収納部1e内に収納すること」と、後述する「カード取出口」とによって実現している。
以下、オートレース用マークカード(縦142mm×横90mm×厚さ0.12mm)を収納対象とする本実施形態のカード収納ボックスにおいて最大取出枚数を10枚に設定する場合のカード取出口について詳細に説明する。なお、以下の数値は、最大取出枚数が10枚になるように条件を様々に変化させた検討結果に基づくものであるが、そのような数値に設定したカード取出口を有するカード収納ボックスであっても、実際に取り出せる最大取出枚数は、「カードの紙質(ざらざら、つるつるなど)」、「取り出す人の指先の状態(表面荒さ、湿気など)」、「カードを爪で引っ掛けて掴む位置が浅いか深いか」などによって10枚前後に変化する。
本実施形態のカード収納ボックスにおけるカード取出口は、「天井板5と前面板1aとの隙間(垂直方向の離間距離)」と、「前面板1aの垂直面に対する傾斜角度」と、「天井板5の前端部に形成した薄肉部の切り欠き」と、「収納したマークカード2の上端部と天井板5との隙間(垂直方向の離間距離)」とを、以下の数値とすることにより構成されている。
天井板5と前面板1aとの隙間(垂直方向の離間距離)は、20mmに設定する。具体的には、図1に示すように、外箱部4の左側面板4a、右側面板4bの前端部の、天井板5から垂直方向に20mm離離間した位置に、前面板1aの上端部が接するように配置する。隙間を20mmより大きくすると最大取出枚数は増加し、隙間を20mmより小さくすると最大取出枚数は減少する。1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmのカードを用いる場合には、天井板5と前面板1aとの隙間(垂直方向の離間距離)は、15mm〜25mmに設定すればよい。
前面板1aの垂直面に対する傾斜角度は、5°に設定する。傾斜角度を5°より大きくすると、隣接するマークカード間に形成される段差が大きくなるため最大取出枚数は増加し、傾斜角度を5°より小さくすると、隣接するマークカード間に形成される段差が小さくなるため最大取出枚数は減少する。1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmのカードを用いる場合には、前面板1aの垂直面に対する傾斜角度は、5°〜8°に設定すればよい。
天井板5の前端部に形成した薄肉部の切り欠きは、奥行方向に5mm、幅方向に55mm切り欠くことにより形成する。この切り欠きは、奥行方向寸法を5mmより大きくすると、指で掴める枚数が増えるため最大取出枚数は増加し、奥行方向寸法を5mmより小さくすると、指で掴める枚数が減るため最大取出枚数は減少し、また、幅方向寸法を55mmより大きくすると指で掴み易くなって枚数が増えるため最大取出枚数は増加し、幅方向寸法を55mmより小さくすると、指で掴む際に切り欠き内に入り得る指の本数が例えば3本から2本に減ったりして指で掴み難くなって枚数が減るため最大取出枚数は減少する。1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmのカードを用いる場合には、天井板5の前端部に形成した薄肉部の切り欠きは、奥行方向に2mm〜5mm、幅方向に55mm〜60mmに設定すればよい。
なお、天井板5の前端部に形成した薄肉部は、幅方向寸法を上記切り欠きと同一寸法とし、奥行方向寸法を10mm〜15mmとすればよい。
カード収納部1eに収納したマークカード2の上端部と天井板5との隙間(垂直方向における離間距離)は、1mm以上確保されるようにに設定する。マークカード2の上端部と天井板5との隙間として少なくとも1mmが確保されていない場合には、カード収納部1eに収納したマークカード2の上端部と天井板5とが接近し過ぎてマークカードが取り出し難くなる。
上記のように構成した本実施形態のカード収納ボックスは、実際に競技場に設置する際には、以下の点に留意しながら設置作業を行うものとする。
(a)カード収納ボックスに収納するマークカードの方向は、必ず競技場名が下にくるような状態で収納する。このようにすると、抜き取る際にマークカードの先端が多少折れ曲がっても、自動発券機はマークカードを場名方向から挿入するように設計されていることが多いので、マークカードをスムーズに挿入することができるようになる。
(b)アクリル材を主体とした製品なので、必ず静電気防止剤を塗布してから設置し、年1回程度は静電気防止剤を再塗布する。
(c)競技場では警備員がマークカードの補給作業を行うので、補給方法を事前に説明しておく必要がある。
(d)実物を見れば分かるので、カード収納ボックスからのマークカードの取り出し方法(抜き取り方法)の説明書は不要であるが、ファンに対して「カード収納ボックスに関する簡単な説明」が必要と思われるので、カード収納ボックスの近傍に「簡易マニュアル」のようなものを設置しておく。
(e)競技終了後はカード収納ボックスを回収する必要があるので、カード収納ボックスは所定の設置場所に「厚めの両面接着テープ」で設置(仮固定)するものとする。
本実施形態のカード収納ボックスによれば、上記のように構成することにより、透明スモーク材製の内箱部1、外箱部4および天井板5の何れかを介して内箱部1内に収納されたマークカード2の残量が補給を要する程度まで減ったことを目視で確認したときに、補給作業者が、上記係合解除機構を用いて上記係合固定機構による係合状態を解除して天井板5を外してから500枚に束ねられたマークカード2を補給し、その後、上記係合固定機構を用いて天井板5を外箱部4の左側面板4aおよび右側面板4bに対して係合固定することにより、当該カード補給作業が完了する。したがって、カード補給作業をやり易くしたカード収納ボックスを提供することができる。
その際、上記係合固定機構は、内箱部1の背面板1bに一端が結合された、バネを内蔵する蝶番6と、天井板5の後端部下面に形成された溝5aとから成るので、外箱部4の左側面板4aおよび右側面板4bの上端部近傍の水平方向の溝4a−1,4b−1内に挿入した天井板5をストロークさせて外箱部4の上部全体を覆ったときに、バネを内蔵する蝶番6の他端が溝5a内に入り込むので、所望の通り、天井板5を外箱部4の左側面板4aおよび右側面板4bに対してガタツキ無く係合固定することができ、上記係合解除機構は、バネを内蔵する蝶番6の他端に結合されたヒモ状部材7から成るので、補給作業者は、この係合解除機構を用いて、極めて簡単に、上記係合固定機構による係合状態を解除して天井板5を外すことができる。
また、本実施形態のカード収納ボックスによれば、収納対象とするカードとして1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmのカードを用いる場合に、内箱部1内に収納したカードを8枚〜15枚の何れかの枚数に設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけ取り出し得るカード取出口が形成されるので、補給作業者が上記補給作業を行うことにより、公営競技場で投票に使用する1枚当たりの厚さが0.12mmのマークカード(オートレース用のマークカード)をカード収納ボックス内に収納して、カード取出口から8枚〜15枚の何れかの枚数に設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけファンがマークカードを取り出せるようにするサービスを継続的に提供することができる。
なお、上記構成例のように構成した場合には、内箱部1内に収納したマークカード2を10枚以内の任意の枚数だけ取り出し得るカード取出口が形成されるので、補給作業者が上記補給作業を行うことにより、公営競技場で投票に使用する1枚当たりの厚さが0.12mmのマークカード(オートレース用のマークカード)をカード収納ボックス内に収納して、カード取出口から10枚に設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけファンがマークカードを取り出せるようにするサービスを継続的に提供することができる。また、上記カード取出口によって最大取出枚数を10枚に制限してカードの無駄使いを防止するとともに、カードホルダ3によってマークカード2を前面板1aに押圧付勢することと相俟って、マークカードをカード収納ボックス内に入れたり戻したりするイタズラ行為を防止することができる。
また、本実施形態のカード収納ボックスによれば、仕切板1dを介在させることにより内箱部1を2区画に区分し、それぞれの区画に対応させてカードホルダ3および天井板5の切り欠き5cを設けることにより、種類の異なるカードを収納し得る2つのカード収納部1eが形成され、内箱部1は、カード収納部1つ当たりカードを500枚〜700枚収納し得る容積を有するものであるので、補給作業者が上記補給作業を行うことにより、公営競技場で投票に使用する1枚当たりの厚さが例えば0.12mmの賭式の異なる複数種類のマークカードをカード収納ボックス内に収納して、カード取出口から8枚〜15枚の何れかの枚数(上記構成例の場合、10枚)に設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけファンがマークカードを取り出せるようにするサービスを継続的に提供することができる。
なお、上記第1実施形態のカード収納ボックスは、オートレース用マークカード(縦142mm×横90mm×厚さ0.12mm)を収納対象としたが、ロトシックス申込カード等の宝くじ購入カードを含む各種カードを収納対象とする場合は、当該カードの厚さおよび最大取出枚数に応じて上記数値範囲内で上記数値を変更することにより、各種カードに対応させることができる。なお、その際、当該カードの横方向寸法に応じて内箱部1の高さ方向寸法を変更し、当該カードの縦方向寸法に応じて内箱部1の幅方向寸法を変更するものとする。
また、オートレース等の競技場においては、入場門付近に設置したカード置場ではファンが一度に多くの枚数のマークカードを持って行く傾向があるため、1つの競技場に設置する複数台のカード収納ボックスの最大取出枚数を全て同一とせずに、例えば、「入場門付近用=12枚」、投票場付近用=8枚」のように、必要に応じて最大取出枚数が異なるカード収納ボックスを作成しておけば、ファンのニーズに的確に応えられるようになる。
本考案の第1実施形態のカード収納ボックスの全体構成を示す斜視図である。 (a)は第1実施形態のカード収納ボックスの天井板の平面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 (a),(b)は第1実施形態のカード収納ボックスに用いるカードフォルダを示す図である。 第1実施形態のカード収納ボックス内にマークカードを収納した状態を示す図である。
符号の説明
1 内箱部
1a 前面板
1b 背面板
1c 底面板
1d 仕切板
1e カード収納部
2 マークカード(カード)
3 カードホルダ
3a 当接部材
3b コの字型部材
3c 矩形部材
3d 蝶番
4 外箱部
4a 左側面板
4a−1 溝
4b 右側面板
4b−1 溝
4c 底面板
4d 背面上部板
4e 前面下部板
4f 背面下部板
5 天井板
5a 溝
5b 楕円穴
5c 段差付き切欠
6 蝶番
7 ヒモ状部材

Claims (5)

  1. 公営競技場で投票に使用するマークカードやロトシックス申込カード等の宝くじ購入カードを含む各種カードを収納するためのカード収納ボックスであって、
    予め設定した枚数のカードを収納し得る容積を有する内箱部と、前記内箱部内に配置されて前記内箱部内に収納したカードを前面側に押圧付勢するカードホルダと、前記内箱部の左右側面をそれぞれ覆う左側面板および右側面板ならびに前記内箱部の下面を所定距離離間して覆う底面板を備える外箱部と、前記外箱部の上部を覆うように着脱自在に配置される天井板とから成り、
    少なくとも前記内箱部、前記外箱部および前記天井板のそれぞれは透明スモーク材製であり、
    前記内箱部の前面上部と前記天井板との間の空間に、前記内箱部内に収納したカードを予め設定した最大取出枚数以内の範囲の任意の枚数だけ取り出し得るカード取出口を形成し、
    前記外箱部の左側面板および右側面板の上端部近傍に前記天井板を挿入するための水平方向の溝をそれぞれ設けるとともに、前記溝内に挿入した前記天井板をストロークさせて前記外箱部の上部全体を覆ったときに前記天井板を前記外箱部の左側面板および右側面板に対して係合固定する係合固定機構を設け、さらに、前記係合固定機構による係合状態を解除する係合解除機構を設けたことを特徴とするカード収納ボックス。
  2. 前記係合固定機構は、前記内箱部の背面に一端が結合された、バネを内蔵する蝶番と、前記天井板の後端部下面に形成された所定の深さを有する溝とから成ることを特徴とする請求項1記載のカード収納ボックス。
  3. 前記係合解除機構は、前記バネを内蔵する蝶番の他端に結合されたヒモ状部材から成ることを特徴とする請求項1または2記載のカード収納ボックス。
  4. 前記カード取出口は、前記カードとして1枚当たりの厚さが0.095mm〜0.175mmのカードを用いる場合に、前記内箱部内に収納したカードを8枚〜15枚の何れかの枚数に設定した最大取出枚数以内の任意の枚数だけ取り出し得るものであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のカード収納ボックス。
  5. 仕切板を介在させることにより前記内箱部を複数区画に区分し、それぞれの区画に対応させて前記カードホルダおよび前記天井板の切り欠きを設けることにより、種類の異なるカードを収納し得る複数のカード収納部を形成し、前記内箱部は、前記カード収納部1つ当たりカードを500枚〜700枚収納し得る容積を有するものであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載のカード収納ボックス。
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