JP3124666U - ファッション着物 - Google Patents

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Abstract

【課題】裾、袖口、衿等のファッション性を向上させ、歩幅が制約されることが無く歩きやすく、しかも裾、袖口、衿等が擦れ難い着物を提供する。
【解決手段】着物の襟部1から下方に伸びる褄下2の下側隅部2aをなだらかに湾曲させて形成し、背面側の裾中央部にスリットを入れて歩きやすくした。また前記着物の前記着物の襟部1、褄下2及びその下側隅部2a、裾6、長袖の振り口3と袖口5等の開口部分、及び背面側の裾中央部スリットの全てか、または選択した何れかにレースまたはフリル等の装飾布を取り付けてデザイン性を現代的に向上させた。
【選択図】図1

Description

本考案は、歩きやすく、活動しやすく、またファッション性に富んだ着物に関する。
従来の着物、特に浴衣は、夏の行事(祭り)での着用がほとんどであり、普段着としての機能性が無かったり、おしゃれで着たりすることの自由性がなかった為、着る機会が年々減少傾向にある。特に機能性として、着物の構造上、歩幅が制限されて歩きづらかった。特に浴衣等の直接肌に触れる体と着物の接地面の多い着物の場合、衿、袖口、裾等生地と肌の摩擦により生地が擦れたり肌が擦れたりすることで着物又肌を傷める場合がある。また長袖の振り口より長襦袢が出てきたり、素肌が見えたりする為、長襦袢の振り口を痛めたり見た目の美しさを損なう事があった。
かかる着物の欠点を解消し、ファッション性を向上させる手段がいろいろと提案されている。特許文献1のものは、着物のおくみの縦端縁と裾の横下縁とを湾曲縁に形成し、レースを取り付け、さらに襟にもレースを付け、また袖の外縁を曲線形状にして波型レースを取り付けたものである。また特許文献2のものは、和服長襦袢の襟口、袖口、振り口、裾口などに柄物の装飾を施したものであり、特許文献3のものは、浴衣などの襟口、袖口にフリル、レース、古布などのいずれかを取り付け遊び心、ファッション性を向上させたものである。
実公平3―29287号公報 登録実用新案第3027400号公報 登録実用新案第3118963号公報
本考案は、裾、袖口、衿等のファッション性を向上させ、また歩幅が制約されることが無く歩きやすく、しかも裾、袖口、衿等が擦れ難い着物を提供する。
着物の襟部1から下方に伸びる褄下2の下側隅部2aをなだらかに湾曲させて形成し、背面側の裾中央部にスリット4を入れて歩きやすくした。また前記着物の襟部1、褄下2及びその下側隅部2a、裾6、長袖の振り口3と袖口5等の開口部分、及び背面側の裾中央部スリット4の全てか、または何れか選択してレースまたはフリル等の装飾布を取り付け、デザイン性を現代的に向上させた。
上記のように構成したから以下のような効果がある。
1.上前褄下の裾部をなだらかな湾曲線にカットすることで裾捌きが良くなり歩行しやすくなる。
2.背縫いの中央裾部にスリットを入れる事により、通常の歩幅と変わらない感覚で歩行が出来る。またこのスリット部にレースまたはフリルを取り付ける事で、従来にないファッションが楽しめ、スリット部より歩行中足が出るため生地及び足の擦れを軽減出来る。
3.洋風なフリル、レースを袖口などに用いるので履物も、ミュール、サンダルといった通常履き慣れている履物との組み合わせが出来る。
4.衿、袖口、裾、褄下、振り口、上前裾角等の各部位の接触面及び後ろ中央裾部位のスリット部位にレース及びフリルの装飾を施す事により着物本体及び肌の擦れによる損傷を軽減出来る。
5.従来着物の袖振り口の開口部から長襦袢や素肌が覗いていた為、その開口部より長襦袢が出てきてしまい、特に振り袖等は振りが長いため長襦袢の振りを痛めてしまう事もあったが開口部をレース状の布で閉じてしまう事により開口部より長襦袢が出てくることを防ぐ事が出来る。
6.振り袖開口部を、レース状の布を用い塞ぐ事で通気性や見た目のオシャレの点でも優れている。また浴衣等の場合、振り袖開口部より素肌が見えていたのを見えづらくする事が出来る為、オシャレの面でも着やすくなる。
着物の襟部1から下方に伸びる褄下2の下側隅部2aをなだらかに湾曲させて形成し、背面側中央部に裾6に向けてスリット4を入れて歩きやすくした。また前記着物の襟部1、褄下2及びその下側隅部2a、裾6、長袖の振り口3、袖口5等の開口部分及び背面側の裾中央部スリット4の全てに、または選択した何れかにレースまたはフリル等の装飾布を装着してデザイン性を現代的に向上させた。
以下、本考案の好適な実施例を図面に基づき説明する。図1は本考案着物の表側を示し、図2は背面側を示す。着物の襟部1の下端から伸びる褄下2をほぼストレートに形成し、この褄下2の下側隅部2aは裾6に向かうほど円弧状に湾曲させて形成する。また背面側中央に裾6に向けてスリット4を入れる。
そして更にファッション性を高めるために前述の襟部1、褄下2及びその下側隅部2a、裾6、長袖の振り口3、袖口5等の開口部の全てに、または何れか選択してレースまたはフリル等の装飾布を取り付ける。また背面側中央の裾6に向けて形成したスリット4にも同様にレースまたはフリル等の装飾布を装着しても良い。
本考案、着物の上前を合わせた状態の正面図である。 図1の着物を広げた状態の背面図である。
符号の説明
1 襟部
2 褄下
3 長袖の振り口
4 スリット
5 袖口
6 裾

Claims (2)

  1. 着物の襟部(1)から下方に伸びる褄下(2)の下側隅部(2a)をなだらかに湾曲させて形成し、背面側中央部に裾(6)に向けてスリット(4)を入れたファッション着物。
  2. 前記着物の襟部(1)、褄下(2)及びその下側隅部(2a)、裾(6)、長袖の振り口(3)と袖口(5)等の開口部分、及び背面側の裾中央部スリット(4)の全てか、または何れか選択してレースまたはフリル等の装飾布を取り付けるようにした請求項1記載のファッション着物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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