JP3124333B2 - 珪酸カルシウム材用接着剤 - Google Patents

珪酸カルシウム材用接着剤

Info

Publication number
JP3124333B2
JP3124333B2 JP03280478A JP28047891A JP3124333B2 JP 3124333 B2 JP3124333 B2 JP 3124333B2 JP 03280478 A JP03280478 A JP 03280478A JP 28047891 A JP28047891 A JP 28047891A JP 3124333 B2 JP3124333 B2 JP 3124333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
weight
parts
calcium silicate
gypsum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03280478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0585845A (ja
Inventor
和也 佐野
洋司 野村
莞爾 宮下
治康 石突
嘉圃 西野
準一 羽田
修美雄 根津
克己 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chiyoda Ute Co Ltd
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Chiyoda Ute Co Ltd
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chiyoda Ute Co Ltd, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Chiyoda Ute Co Ltd
Priority to JP03280478A priority Critical patent/JP3124333B2/ja
Priority to KR1019920008282A priority patent/KR970001251B1/ko
Priority to TW081104671A priority patent/TW222614B/zh
Publication of JPH0585845A publication Critical patent/JPH0585845A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3124333B2 publication Critical patent/JP3124333B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/06Aluminous cements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B37/00Joining burned ceramic articles with other burned ceramic articles or other articles by heating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00663Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 as filling material for cavities or the like
    • C04B2111/00672Pointing or jointing materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、珪酸カルシウム材の接
着に好適な接着剤に関し、さらに詳しくは、接着材基材
として製鋼所等で大量に発生する12CaO・7Al2
3 またはその固溶体とγ−2CaOSiO2および石
膏とを主要成分とする珪酸カルシウム材用接着剤であっ
て、建築物の内装の壁に用いられる珪酸カルシウム板な
どの珪酸カルシウムを主体とする材料とコンクリートや
コンクリートブロック、ALCなどの躯体に直接張りつ
けるための接着剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、経済活動が活発になるとともに、
ビルの建て替えや改築が盛んになり、建築施工日数の大
幅な短縮が課題となっている。そこで、構造部材と内壁
ボードとを接着剤のみで接合させる直張り工法が注目さ
れている。
【0003】上記工法に使用される無機系接着剤として
は、石膏系接着剤やセメント系接着剤が用いられてい
る。このうち、石膏系接着剤は、硬化が早く施工時間が
短いという利点がある。また、セメント系接着剤は、幅
広い建材に適用が可能であるという利点を有がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記接
着剤のうち、石膏系接着剤は、材料によって接着性が悪
く、例えば、近年内装材や外壁材として需要が急増して
いる珪酸カルシウム板と接着しないという問題を有して
いた。この珪酸カルシウム板を石膏系接着剤により接着
する場合には、予め珪酸カルシウム板にシーラント処理
を施す必要があり、コストが増大する上に、施工業者に
とっては手間が大幅にかかることとなる。また、これを
混練したモルタルの場合は、一旦モルタルを作製する
と、それを必ず使い切りモルタル混練容器を洗わなけれ
ば、次のモルタルの可使時間が非常に短くなり、作業が
困難になる等の欠点を有している。さらに、該接着剤は
耐水性がないので、水まわりの建築物には使用すること
が難しいという問題点を有している。
【0005】また、セメント系接着剤の場合は、珪酸カ
ルシウム板との付着性はあるものの、モルタルの硬化時
間が2日以上かかり、施工時間が極めて長いという問題
を有していた。また、このセメント系接着剤は、アルカ
リ性が高くモルタル嵩密度が大きいため、作業環境と作
業性において取扱い難いものとされていた。さらに、早
強性を有するアルミナセメントの適用も考えられるが、
コストが高く、該セメント特有の転移によるモルタルの
強度劣化が有るため、実用的ではない。
【0006】また、これら従来のセメント系接着剤は、
コンクリート壁面にモルタルを塗布した場合、該塗布物
の重量が大きく、粘りも少ないため20mm以上の段差の
あるコンクリート壁では、珪酸カルシウム板を1工程で
貼ることができないという問題を有していた。
【0007】そこで、本発明者らは、上述の如き従来技
術の問題点を解決すべく鋭意研究し、各種の系統的実験
を重ねた結果、本発明を成すに至ったものである。
【0008】(発明の目的)本発明の目的は、安価で、
珪酸カルシウム板などの珪酸カルシウムを主体とする材
料との接着性に優れ、しかも接着作業に要する施工時間
が短い接着剤を提供するにある。
【0009】本発明者らは、上述の従来技術の問題に対
して、以下のことに着眼した。すなわち、まず、珪酸カ
ルシウム板等の珪酸カルシウムを主成分とする材料との
接着性に優れたセメント系の接着剤に着目した。しかし
ながら、このセメント系接着剤は、珪酸カルシウムを主
成分とする材料(珪酸カルシウム材)との付着性を有す
るものの、接着剤として用いたときの硬化時間が2日以
上かかり、施工時間が長いという問題があった。
【0010】そこで、このセメント系接着剤の施工時間
の短縮化を図るために、早強性を有し安価な製鋼還元期
スラグを利用した特殊セメントに着目した。この製鋼還
元期スラグは、製鋼所から大量に発生される廃材であ
り、セメント原料としての利用が図られているものであ
る。前記特殊セメントは、製鋼還元期スラグと石膏とい
う廃材を用いているにも係わらず、その硬化体が通常の
セメント並の物性(強度等)を有するとともに、さらに
早強性に優れ無収縮であるという特長を有しており、有
用なセメントとして実用に供されている。しかしなが
ら、この特殊セメントを、そのまま接着剤、または接着
剤の主剤として用いても、必要な接着強度を有し施工時
間の短い接着剤とすることができない。
【0011】本発明者らは、これら問題を考慮し、珪酸
カルシウム材とコンクリート躯体などの無機系材料との
接着剤として、最終強度が、特殊セメントの有する強
度(セメント並の強度を)より高い6kg/cm2 以上(珪
酸カルシウム材の剥離が起こる強度)であること、可
使時間が3時間程度であること、モルタル嵩比重が
1.5g/cm3 以下で保水性が十分あること、硬化時間
が15時間以内でかつ接着強度が2kg/cm2以上であるこ
と、が必要であることを見いだした。そして、製鋼還元
期スラグを利用した特定成分特定組成からなる基質粉末
と、該基質粉末に対して特定組成の石膏と保水剤および
水溶性糊剤とを組み合わせることにより、今まで考えら
れなかった性質を有する接着剤が得られることに着目
し、本発明を成すに至った。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の珪酸カルシウム
材用接着剤は、12CaO・7Al2 3 またはその固
溶体とγ−2CaOSiO2 とを含んでなる基質粉末
と,該基質粉末100重量部に対して10〜60重量部
の石膏とを主要成分とした接着剤基材と、該接着剤基材
100重量部に対して0.1〜2.0重量部の保水剤と、0.
1〜10.0重量部の水溶性糊剤と、ならびに任意に選択
された軽量化増量剤と硬化調整剤と垂れ防止剤とからな
ることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の接着剤が優れた効果を発揮するメカニ
ズムについては、未だ必ずしも明らかではないが、次の
ように考えられる。
【0014】本発明の接着剤は、12CaO・7Al2
3 またはその固溶体とγ−2CaOSiO2 とを含ん
でなる基質粉末と,該基質粉末100重量部に対して1
0〜60重量部の石膏とを主要成分とした接着剤基材
と、該接着剤基材100重量部に対して0.1〜2.0重量
部の保水剤と、0.1〜10.0重量部の水溶性糊剤と、な
らびに任意に選択された軽量化増量剤と硬化調整剤と垂
れ防止剤とからなる。
【0015】この接着剤のうち、接着剤基材は、12C
aO・7Al2 3 またはその固溶体とγ−2CaOS
iO2 と石膏とからなっている。該基材を接着剤として
用いると、スラグを構成する微細共晶粒子内の一方であ
る12CaO・7Al2 3 またはその固溶体と石膏か
らエトリンガイド(3CaO・Al2 3 ・32H
2 O)を生じ、他方において石膏の添加により活性化さ
れたγ−2CaOSiO2 のSiO3 2- イオン、または
SiO3 2- と水中のCO3 2- イオンの両方がエトリンガ
イドのSO4 2- イオンと、ポトケミカルに置換してウッ
ドフォルダイト〔Ca6 Al1.5(SO4 SiO3 CO3)
3(OH)10.515H2 O〕を生ずる。
【0016】これは、γ−2CaOSiO2 共晶粒子界
面上でわずかに水和したγ−2CaOSiO2 のカルシ
ウムイオンがエトリンガイドの硫酸イオンに補足され、
残されたSiO3 2- イオンが硫酸イオンに代わってエト
リンガイドに結合するものと思われる。
【0017】γ−2CaOSiO2 上で強固に結合・生
成したエトリンガイドおよびウッドフォルダイト水和物
は、両者相俟ってセメントの強度を顕著に向上させる。
すなわち、共晶粒子表面に固着し、C軸方向に伸びた骨
格をもつエトリンガイドとウッドフォルダイトの微細な
針状晶(数μm以下)および球状晶(1μm以下)のか
らみあいにより、強度が向上するものと思われ、水和ダ
イカルシウムシリケートないしγ−2CaOSiO2
子もこれに伴って親和性を高めているものと推察され
る。
【0018】また、上記組成の接着剤を、珪酸カルシウ
ム材と無機系材料との間に接着剤として供すると、接着
剤が水和生成した時に生ずるエトリンガイド針状晶が、
珪酸カルシウム材を構成するゾノライト、またはトバモ
ライト針状晶の中まで成長し、機械的なブロッキングを
行い結合しているものと考えられる。なお、石膏の混合
量は、基質粉末100重量部に対して10〜60重量部
である。この石膏は混合量が10重量部未満の場合、石
膏との反応によって生ずるエトリンガイドおよび高アル
ミナ水和物の発生が少なく、珪酸カルシウム材との接着
強度が低下し、必要な接着強度が得られず、また、該混
合量が60重量部を超えると、珪酸カルシウム材との接
着性が極端に低下し、施工後に該珪酸カルシウム材が外
れるなどのトラブルが発生する。
【0019】また、保水剤の混合量は、該接着剤基材1
00重量部に対して0.1〜2.0重量部である。この保水
剤の混合量が0.1重量部未満の場合、十分な保水効果が
得られず、接着剤の硬化が始まる前に珪酸カルシウム材
や気泡含有率の多い相手材から水分を吸収され硬化不良
を生じてしまい、また、該混合量が2.0重量部を越える
と、接着剤の粘性が極度に高くなり、混練不能となるば
かりか、コスト高となる。
【0020】また、水溶性糊剤の混合量は、該接着剤基
材100重量部に対して0.1〜10.0重量部である。こ
の水溶性糊剤は、上記接着剤基材と相手材とのブロッキ
ングをより強固な結合にするものである。この水溶性糊
剤の混合量が0.1重量部未満の場合、接着不良となり、
また、該混合量が10.0重量部を越えると、接着剤の粘
性が極度に高く作業性が悪くなるばかりか、コスト高と
なるので、好ましくない。
【0021】以上により、本発明の接着剤は、接着性に
優れるとともに、接着強度が大きいものとなり、施工時
間を短くできているものと考えられる。
【0022】
【発明の効果】本発明の接着剤は、接着性に優れ、施工
時間が短時間であり、さらに安価である。
【0023】また、本発明の接着剤は、基材が低アルカ
リ性であるので、接着剤に含まれる添加剤そのものの劣
化が起こりにくいため、従来のセメント系接着剤に比べ
て耐候性に優れ、該接着部の経年劣化も起こりにくい。
また、アルカリによる作業者の皮膚荒れも極めて少なく
なり、衛生環境も向上する。また、相手材の適用範囲が
広いという利点を有する。
【0024】
【実施例】以下に、前記発明をさらに具体的にした発明
(具体例)について説明する。
【0025】石膏以外の接着剤基材、すなわち基質粉末
は、製鋼還元期スラグの主要成分であり、自然に風壊し
たスラグ粉末や塊状物を任意に粉砕したスラグ粉末とし
て安価に入手することができる。
【0026】12CaO・7Al2 3 またはその固溶
体とγ−2CaOSiO2 の原料としては、CaO、S
iO2 、およびAl2 3 が一定範囲内の製鋼還元期ス
ラグが最も容易に入手できるものとして推賞される。特
に、冷却時、ダスティングを生ずるスラグは原料に適当
である。理想的な製鋼還元期スラグを空気中で徐冷する
と、γ−2CaOSiO2 と12CaO・7Al2 3
とを主要成分とする基質粉末が得られる。なお、その他
の成分としては、数%以下のガラス成分、MgO、鉄粉
等が含まれる。その他、当該成分をなすように鉱物やス
ラグを配合して原料とすることもでき、また溶融処理に
よって合成することも可能である。
【0027】石膏は、2水石膏または半水石膏を用いる
ことが好ましい。2水石膏は、素早く基質粉末中の12
CaO・7Al2 3 またはその固溶体と反応し、転移
時に体積変化する水和化合物を存在させないので、好適
である。この2水石膏は、脱硫石膏のような副産物また
は天然石膏の何れでもよい。また、半水石膏は、水和時
にすぐに2水石膏に変化するので、前記と同様、転移時
に体積変化する水和化合物が存在しないので、好適であ
る。なお、無水石膏は、転移時に体積変化の大きなCa
O・Al2 3 ・10H2 Oができ易い上に、水和した
セメント成分の乾燥あるいは吸水時の寸法変化が10-3
オーダーと大きいため、用途を考慮して使用する必要が
ある。
【0028】石膏の混合量は、基質粉末100重量部に
対して10〜60重量部であるが、さらに、本具体例の
場合、該石膏の混合量が15〜40重量部であることが
好ましい。これにより、本発明の効果をよりよく奏する
ことができる。また、粒度は、0.1 mm 以下であること
が好ましい。
【0029】保水剤は、接着剤が硬化する前に、珪酸カ
ルシウム材やALCのように気泡を含有するなど吸水性
を有する被接着体に接着剤の水分を吸収されないように
するための添加剤であり、具体的には、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、カルボキシルメチルセルロース
等のセルロース化合物を用いる。保水剤の混合量は、接
着剤基材100重量部に対して0.1〜2.0重量部である
が、さらに、本具体例の場合、該保水剤の混合量が0.2
5〜0.5重量部であることが好ましい。これにより、相
手剤が吸収率の大きなALCなどであっても、十分モル
タルの水和反応が進行し、強固な接着剤となる。
【0030】水溶性糊剤は、水和反応物と相手材とのブ
ロッキングをより強固にする添加剤であり、具体的に
は、可溶性酢酸ビニル粉末、可溶性ポリビニルアルコー
ル、樹脂エマルジョン等を用いる。水溶性糊剤の混合量
は、接着剤基材100重量部に対して0.1〜10.0重量
部であるが、さらに、本具体例の場合、該水溶性糊剤の
混合量が0.5〜5.0重量部であることが好ましい。これ
により、接着界面でのブロッキングを十分に補助でき
る。
【0031】さらに、本具体例の接着剤には、適宜、軽
量化増量剤、硬化調整剤、垂れ防止剤などの添加剤を添
加することができる。
【0032】軽量化剤は、垂れ防止のためのモルタルを
軽量化させる添加剤であり、具体的には、パーライト、
ヒル石、セピオライト等の針状晶鉱物、珪藻土、発泡ガ
ラス粒、発泡スチレン、発泡ウレタン等の樹脂を用い
る。該軽量化剤の混合量は、接着剤基材100重量部に
対して1.0〜10.0重量部であることが好ましい。
これは、該混合量が、1.0重量部未満の場合、モルタ
ル嵩密度が1.5g/cmを超え、また、10.0重
量部を超えた場合、モルタルが1.0g/cm未満と
なり、必要な強度が得られなくなる虞れがあるので、と
もに好ましくない。
【0033】硬化調整剤は、使用に応じて接着剤の硬化
を調整するための添加剤であり、具体的には、グルコン
酸等のオキシカルボン酸とその塩、カゼイン、ペプトン
等の蛋白質アミノ酸を用いる。該硬化調整剤の混合量
は、添加剤の種類により異なるが、グルコン酸の場合、
接着剤基材100重量部に対して0.1〜0.3重量部であ
ることが好ましい。これは、該混合量が、0.1重量部未
満の場合、モルタル硬化が早すぎ、また、0.3重量部を
超えた場合、モルタル作製後の硬化時間が極めて長くな
り、ともに好ましくない。
【0034】垂れ防止剤は、施工時に接着剤の垂れを防
止するために添加する添加物であり、使用状態や被接着
体の形状・構造などに応じて、適宜物質および混合量を
選択し添加する。具体的には、無機および有機の繊維を
用いる。なお、該垂れ防止剤として、ガラスチョップト
ストランドのように弾性率の高い繊維の場合、混練時の
分散性に優れているので好適である。また、軽量化を図
る場合は、ウール繊維などの軽量のものが適している。
該垂れ防止剤の混合量は、接着剤基材100重量部に対
して1.0〜10重量部であることが好ましい。これは、
該混合量が、1.0重量部未満の場合、繊維の張力がモル
タルの垂れに対して不十分となり、また、10重量部を
超えた場合、コスト高となり、ともに好ましくない。な
お、該繊維の長さが3〜6mm程度のものを用いた場合、
適度な作業性が得られるので好適である。
【0035】また、軽量化が要求される場合には、接着
剤の構成物質を、可能な限り中空体で構成することが好
ましい。例えば、骨材として中空軽骨材が好適である。
なかでも、ヒュームズシリカやフライアッシュを用いる
場合は、さらに混練時にボールベアリング効果を奏する
ので施工作業を楽にすることができる。また、パーライ
トの場合は、安価であるので好適である。また、ヒル石
を用いる場合は、ガラス繊維等と同様に、接着体を貼っ
た後の引き戻し作業時にバネの役割を持つという利点を
有するので好適である。
【0036】本具体例の接着剤は、接着性に優れ垂れが
起こりにくい接着剤であるので、珪酸カルシウム材の被
接着材としてのコンクリートやALCなどの無機系材料
に段差があっても、1回の施工で接着を行うことができ
るという効果を有する。すなわち、従来の接着剤では、
垂れが大きいため、被接着体に50mm程度の段差がある
と、珪酸カルシウム板を2重に貼る必要があった。例え
ば、厚み80mmのだんご様にした接着剤をコンクリート
壁面に張り付けた場合、セメント系接着剤では壁面より
20mm程度から、石膏系接着剤では壁面から50mm程度
から垂れが始まり、50mm程度の段差がある壁面には2
重に珪酸カルシウムボードを貼る必要があるという問題
があった。本具体例の接着剤の場合には、このような問
題を生じないので、1回の接着でよいという利点を有す
る。
【0037】また、本具体例の接着剤は、適度な硬化速
度を有するとともに、石膏系接着剤の欠点である練り返
し後の可使時間を非常に短くするような硬化促進が起こ
らないという利点を有する。すなわち、従来の石膏系接
着剤は、モルタル混練し使用済みになったモルタルを新
規なモルタルと混練すると、可使時間が非常に短くなり
作業が困難となるという問題を有していた。従って、従
来の接着剤では、このような場合には、使用後に必ず容
器を洗浄し、改めてモルタルを混練しなければならなか
った。本具体例の接着剤の場合には、このような問題を
生じないので、使用性および作業性に富んでいるという
利点を有する。
【0038】本具体例の珪酸カルシウム材用接着剤は、
本発明により従来の接着剤に比べて施工時間が大幅に短
縮し、緊急工事などに大いにその効果を奏することがで
きる。また、この接着剤は、上記珪酸カルシウム材の接
着からALC等の無機系材料の補修材や接着材としても
用いることができる。
【0039】以下に、本発明の実施例を説明する。
【0040】第1実施例
【0041】製鋼還元期スラグと半水石膏と保水剤とし
てメチルセルロースと水溶性糊剤として酢酸ビニルを用
い、更に適宜添加剤を添加して珪酸カルシウム板用接着
剤を作製し、該接着剤の性能評価試験を行った。
【0042】表1に示す量の還元期スラグと半水石膏を
モルタル混練容器に入れ、さらに、接着剤基材100重
量部に対して酢酸ビニル5.0重量部、メチルセルロース
0.5重量部、パーライト2.5重量部、ヒル石2.5重量
部、グルコン酸ソーダ0.15重量部、および水49重量
部を添加し、3分間混合して、本実施例の接着剤を作製
した(試料番号:1〜5)。得られた接着剤は、ペース
ト状のものであった。
【0043】
【表1】
【0044】次に、得られた接着剤の性能評価試験を、
嵩密度測定試験、硬化時間測定試験、付着試験をそれぞ
れ行った。得られた結果を、それぞれ表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】先ず、嵩密度測定試験は、得られた接着剤
を所定量取り出し、一定容器に入れ、JIS5201に
準拠して嵩密度(g/cm3 )を測定した。
【0047】硬化時間測定試験は、まず、250×60
×6mmの珪酸カルシウム板の上に、ほぼ直径100〜1
50mmの団子状にした接着剤を乗せ、ヘラで全面に引き
延ばした後、15mmの下駄をかませ、さらにその上に同
寸法の珪酸カルシウム板を押しつけ、2枚の珪酸カルシ
ウム板の間に15mm厚の接着層を有する試験用積層体と
した。次いで、この積層体を室内に放置し、接着層の硬
化時間を測定した。なお、表2中、「 : 」とあるの
は、「時間:分」を示す。
【0048】付着試験は、前記硬化時間測定試験後の所
定日数経過後の試験用積層体を用い、該積層体の上部珪
酸カルシウム板に40mm四方の切り込みを入れ、該切り
込みをいれた40mm四方部に付着治具を取付け、その周
辺部を拘束した。次いで、該付着治具を油圧試験機によ
り引張り、該引張力(kgf/cm2 )を測定した。
【0049】比較のために、接着剤基材の組成が表1に
示したものである以外は、前記第1実施例と同様にして
比較用接着剤を作製し(試料番号:C1〜C3)、前記
と同様に珪酸カルシウム板の接着試験および性能評価試
験を行った。その結果を、表2に併せて示す。
【0050】表1および表2より明らかのごとく、本実
施例にかかる本発明の接着剤は、14日後の付着強度が
6.0g/cm2 以上であり、例えば住宅・都市整備公団規定
で要求されている接着強度を満足しており、高い接着強
度が早期に得られていることが分かる。また、本実施例
の場合は、何れも硬化時間が短い。それに対して、比較
用接着剤の場合は、すなわち、基質粉末の組成が本願発
明の範囲外の場合は、何れも接着強度が弱いことが分か
る。
【0051】第2実施例
【0052】製鋼還元期スラグと半水石膏と保水剤とし
てメチルセルロースと水溶性糊剤としてPVAを用い、
更に適宜添加剤を添加して珪酸カルシウム板用接着剤を
作製し、該接着剤の性能評価試験を行った。
【0053】還元期スラグ80重量部に半水石膏20重
量部、水を46重量部、メチルセルロースおよびPVA
を表3に示す量をモルタル混練容器に入れ、さらに所望
の添加剤を表3に示す量を添加し、3分間混合して、本
実施例の接着剤を作製した(試料番号:6〜12)。得
られた接着剤は、ペースト状のものであった。
【0054】
【表3】
【0055】次に、得られた接着剤の性能評価試験を、
嵩密度測定試験、硬化時間測定試験、付着試験を、それ
ぞれ第1実施例と同様にして行った。得られた結果を、
それぞれ表4に示す。
【0056】
【表4】
【0057】なお、硬化時間測定試験は、まず、250
×60×6mmのコンクリート板上に、ほぼ直径90〜1
50mmの団子状にした接着剤を乗せ、ヘラで全面に引き
延ばした後、15mmの下駄をかませ、さらにその上に同
寸法の珪酸カルシウム板を押しつけ、コンクリート板と
珪酸カルシウム板の間に15mm厚の接着層を有する性能
評価試験用積層体とした。次いで、この積層体を室内に
放置し、接着層の硬化時間を測定した。
【0058】付着試験は、前記硬化時間測定試験後の所
定日数経過後の試験用積層体を用い、該積層体の上部珪
酸カルシウム板に40mm四方の切り込みを入れ、該切り
込みをいれた40mm四方部に付着治具を取付け、その周
辺部を拘束し、該付着治具を油圧試験機により引張り該
引張力を測定した。さらに、30日経過後の積層体につ
いて、コンクリートと接着層との界面の付着強度を測定
した。
【0059】表3および表4より明らかの如く、本実施
例の接着剤を用いたものは、何れも硬化時間が早く、ま
た、付着強度も優れていることが分かる。
【0060】第3実施例
【0061】製鋼還元期スラグと半水石膏と保水剤とし
てメチルセルロースと水溶性糊剤として酢酸ビニルを用
い、更に適宜添加剤を添加して珪酸カルシウム板用接着
剤を作製し、該接着剤の性能評価試験を行った。
【0062】還元期スラグ80重量部に半水石膏20重
量部、前記接着剤基材100重量部に対してメチルセル
ロース0.5重量部、酢酸ビニル5.0重量部をモルタル混
練容器に入れ、さらに所望の添加剤および水を表5に示
す量を添加し、3分間混合して、本実施例の接着剤を作
製した(試料番号:13〜19)。得られた接着剤は、
ペースト状のものであった。
【0063】
【表5】
【0064】次に、得られた接着剤の性能評価試験を、
嵩密度測定試験、硬化時間測定試験、付着試験を、それ
ぞれ前記第1実施例と同様に行った。得られた結果を、
それぞれ表6に示す。
【0065】
【表6】
【0066】なお、硬化時間測定試験は、まず、250
×60×6mmのコンクリート板上に、ほぼ直径60〜1
20mmの団子状にした接着剤を乗せ、ヘラで全面に引き
延ばした後、15mmの下駄をかませ、さらにその上に同
寸法の珪酸カルシウム板を押しつけ、コンクリート板と
珪酸カルシウム板の間に15mm厚の接着層を有する試験
用積層体とした。次いで、この積層体を室内に放置し、
接着層の硬化時間を測定した。
【0067】付着試験は、前記硬化時間測定試験後の所
定日数経過後の試験用積層体を用い、該積層体の上部珪
酸カルシウム板に40mm四方の切り込みを入れ、該切り
込みをいれた40mm四方部に付着治具を取付け、その周
辺部を拘束し、該付着治具を油圧試験機により引張り該
引張力を測定した。
【0068】表5および表6より明らかの如く、本実施
例の接着剤を用いたものは、何れも硬化時間が早く、ま
た、付着強度も優れていることが分かる。
【0069】第4実施例
【0070】製鋼還元期スラグと2水石膏と保水剤とし
てメチルセルロースと水溶性糊剤として酢酸ビニルを用
い、更に適宜添加剤を添加して珪酸カルシウム板用接着
剤を作製し、該接着剤の性能評価試験を行った。
【0071】還元期スラグ75重量部に2水石膏25重
量部、前記接着剤基材100重量部に対してメチルセル
ロース0.5重量部、酢酸ビニル5.0重量部をモルタル混
練容器に入れ、さらに所望の添加剤および水を表7に示
す量を添加し、3分間混合して、本実施例の接着剤を作
製した(試料番号:20〜25)。得られた接着剤は、
ペースト状のものであった。
【0072】
【表7】
【0073】次に、得られた接着剤の性能評価試験を、
嵩密度測定試験、硬化時間測定試験、付着試験を、それ
ぞれ前記第3実施例と同様に行った。得られた結果を、
それぞれ表8に示す。
【0074】
【表8】
【0075】表7および表8より明らかの如く、本実施
例の接着剤を用いたものは、何れも硬化時間が早く、ま
た、付着強度も優れていることが分かる。
【0076】第5実施例
【0077】製鋼還元期スラグと半水石膏と保水剤とし
てメチルセルロースと水溶性糊剤としてPVAを用い、
更に適宜添加剤を添加して珪酸カルシウム板用接着剤を
作製し、該接着剤の性能評価試験を行った。
【0078】還元期スラグ80重量部に半水石膏20重
量部、前記接着剤基材100重量部に対してメチルセル
ロース0.25重量部、PVA2.5重量部をモルタル混練
容器に入れ、さらに、パーライト2.5重量部、ヒル石
2.5重量部、および水50重量部をそれぞれ添加し、3
分間混合して、本実施例の接着剤を作製した(試料番
号:26)。得られた接着剤は、ペースト状のものであ
った。なお、可使時間は、3時間20分であった。
【0079】得られた接着剤の性能評価試験を、圧縮強
度および曲げ強度測定試験により行った。先ず、性能評
価用試験体を、40×40×160mmの曲げ試験片型に
流し込み、硬化後脱型して作製した。次いで、所定日数
が経過した該試験体を用いて、圧縮強度および曲げ強度
測定試験を行った。得られた結果を、表9に示す。
【0080】
【表9】
【0081】なお、圧縮強度試験および曲げ強度試験
は、ともに油圧万能試験機を用いて行った。
【0082】さらに、雰囲気を5%以上炭酸ガス雰囲気
(雰囲気:A)および水中放置(雰囲気:B)としたと
きの、圧縮強度および曲げ強度を測定した(このときの
経過日数は20日であった)。その結果を、表9に併せ
て示す。なお、この時、嵩密度は、雰囲気Aでは1.38
g/cm3 、雰囲気Bでは1.40 g/cm3 であった。
【0083】比較のために、市販のセメント系接着剤
(主成分:ポルトランドセメント)を用い(試料番号:
C5)、前記と同様に比較用試験体を作製し、同様に性
能評価試験を行った。得られた結果を、表9に併せて示
す。なお、この比較用接着剤の可使時間は、35時間0
0分であった。また、この時、嵩密度は、雰囲気Aでは
1.41 g/cm3 、雰囲気Bでは1.56 g/cm3 であった。
【0084】表9より明らかの如く、本実施例の接着剤
の場合は、試験体の作製後、経過日数が短い段階から高
い強度を示しており、強度発現が早く、しかも高い強度
を有していることが分かる。また、本実施例の接着剤
は、炭酸ガス雰囲気下で炭酸ガスの劣化を受けないばか
りかγ型の2CaOSiO2 が炭酸ガスにより活性化さ
れ、炭酸化と水和の両方の反応により、強度が高くなっ
ていると思われる。また、飽水強度において、本実施例
の接着剤は、気乾状態より強度が4割程度劣化している
が、通常のセメント系接着剤に比べてかなり高い強度で
あることが分かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石突 治康 愛知県東海市荒尾町ワノ割1番地 愛知 製鋼株式会社内 (72)発明者 西野 嘉圃 三重県四日市市住吉町15番2号 チヨダ ウーテ株式会社内 (72)発明者 羽田 準一 三重県四日市市住吉町15番2号 チヨダ ウーテ株式会社内 (72)発明者 根津 修美雄 三重県四日市市住吉町15番2号 チヨダ ウーテ株式会社内 (72)発明者 森 克己 三重県四日市市住吉町15番2号 チヨダ ウーテ株式会社内 審査官 近野 光知 (56)参考文献 特開 昭59−26952(JP,A) 特開 昭57−129849(JP,A) 特開 昭57−11859(JP,A) 特開 平1−257174(JP,A) 特開 平4−224153(JP,A) 特開 平2−247268(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 11/00 C04B 28/08 C09J 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 12CaO・7Al2 3 またはその固
    溶体とγ−2CaOSiO2 とを含んでなる基質粉末
    と,該基質粉末100重量部に対して10〜60重量部
    の石膏とを主要成分とした接着剤基材と、 該接着剤基材100重量部に対して0.1〜2.0重量部の
    保水剤と、0.1〜10.0重量部の水溶性糊剤と、ならび
    に任意に選択された軽量化増量剤と硬化調整剤と垂れ防
    止剤とからなることを特徴とする珪酸カルシウム材用接
    着剤。
JP03280478A 1991-09-30 1991-09-30 珪酸カルシウム材用接着剤 Expired - Fee Related JP3124333B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03280478A JP3124333B2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 珪酸カルシウム材用接着剤
KR1019920008282A KR970001251B1 (ko) 1991-09-30 1992-05-16 규산칼슘재료용 접착제
TW081104671A TW222614B (ja) 1991-09-30 1992-06-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03280478A JP3124333B2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 珪酸カルシウム材用接着剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0585845A JPH0585845A (ja) 1993-04-06
JP3124333B2 true JP3124333B2 (ja) 2001-01-15

Family

ID=17625641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03280478A Expired - Fee Related JP3124333B2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 珪酸カルシウム材用接着剤

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3124333B2 (ja)
KR (1) KR970001251B1 (ja)
TW (1) TW222614B (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0585845A (ja) 1993-04-06
KR970001251B1 (ko) 1997-02-04
TW222614B (ja) 1994-04-21
KR930006124A (ko) 1993-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5858083A (en) Cementitious gypsum-containing binders and compositions and materials made therefrom
JP4562988B2 (ja) 構造用被覆パネル
WO1985002430A1 (en) Method of applying fire-resistant coverings to steel frame
SA110310820B1 (ar) مواد رابطة لمواد البناء
BR112012012648B1 (pt) sistema aglutinante inorgânico, e, uso do sistema aglutinante
JP3429689B2 (ja) 防蝕性モルタル
JPH1059760A (ja) 吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP2007277017A (ja) タイル用接着剤
EP0553131B1 (en) Method for improving the activation of latently hydraulic basic blast-furnace slag in the production of a building material
CN111234711B (zh) 一种高耐久性无机植筋胶及其制备方法
JPH101342A (ja) 吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP3124333B2 (ja) 珪酸カルシウム材用接着剤
JP3552023B2 (ja) セメントモルタル組成物
JP2764030B2 (ja) コンクリートの粘性低減剤
JP3547326B2 (ja) 急結材及び急結性吹付セメントコンクリート
JP2006273597A (ja) タイル接着用張りポリマーセメントモルタル
JP6159213B2 (ja) 防水シート接着用ポリマーセメント組成物
JPH10219195A (ja) 水性接着剤
JP2010105831A (ja) ポリマーセメント組成物
JPH04367552A (ja) 水蒸気養生軽量気泡コンクリート材用補修材
JPS6250428B2 (ja)
CN115142053B (zh) 一种钢桥面或钢结构构件的表面处理方法
JP2004323355A (ja) 吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP2601386B2 (ja) タイル張り曲面用材
JP2934347B2 (ja) 無機硬質材

Legal Events

Date Code Title Description
R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees