JP3124229U - 粉塵捕集装置を備えた自動車 - Google Patents
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Abstract
【課題】渋滞や信号待ち時における前方の自動車の排気ガスを積極的に吸引し、吸引した排気ガスの粉塵を捕集処理することができる粉塵捕集装置を備えた自動車を提供する。
【解決手段】自動車10の前面11に吸引口2が設けられ、前方の自動車等が排出する排気ガスを積極的に吸引して導くための吸引ダクト1と、この吸引ダクト1が吸引した排気ガスの粉塵を捕集するためのフィルター3と、このフィルター3によって濾過されたガスを排出するための排出ダクト5とからなる粉塵捕集装置15を自動車に備えている。
【選択図】図1
【解決手段】自動車10の前面11に吸引口2が設けられ、前方の自動車等が排出する排気ガスを積極的に吸引して導くための吸引ダクト1と、この吸引ダクト1が吸引した排気ガスの粉塵を捕集するためのフィルター3と、このフィルター3によって濾過されたガスを排出するための排出ダクト5とからなる粉塵捕集装置15を自動車に備えている。
【選択図】図1
Description
本考案は、外気の粉塵を捕集して処理するものであって、特に、前方の自動車等が排出する排気ガスを積極的に吸引し、吸引した排気ガスの粉塵を捕集処理する粉塵捕集装置を備えた自動車に関するものである。
自動車、特にディーゼル車等は、窒素酸化物や浮遊粒子状物質等を多量に含む排気ガスを排出する。この排気ガスで汚れた外気が、健康等に多大な悪影響を及ぼしており、特に、渋滞や信号待ち時において、自動車のアイドリングの排気ガスは、非常に大きな社会問題となっている。
そこで本考案が解決しようとする課題は、前記した問題に鑑み、特に渋滞や信号待ち時における前方の自動車の排気ガスを積極的に吸引し、吸引した排気ガスの粉塵を捕集処理する粉塵捕集装置を備えた自動車を提供することにある。
本考案に係る粉塵捕集装置を備えた自動車は、自動車の前面に吸引口が設けられ、前方の自動車等が排出する排気ガスを積極的に吸引して導くための吸引ダクトと、この吸引ダクトが吸引した排気ガスの粉塵を捕集するためのフィルターと、このフィルターによって濾過されたガスを排出するための排出ダクトとからなる粉塵捕集装置を自動車に備えた。
好ましくは、前記排出ダクトが、自動車のエンジン用のエアークリーナーに接続されている。
更に好ましくは、前記粉塵捕集装置が吸引用のブロアを備えており、ブロアが制御手段に接続され、制御手段が、自動車の時速に応じて、ブロアの吸引力を変化させる。
本考案は、上記のように構成されており、特に、前方の自動車等が排出する排気ガスを積極的に吸引するための吸引口が自動車の前面に設けられているので、渋滞や信号待ちの際に、前方の自動車から排出される排気ガスを吸引し、排気ガスの粉塵を捕集処理することができる。更に、タイヤの粉塵、花粉、黄砂等の人体に悪影響を及ぼす外気を、走行している多数の自動車で浄化することができる。
本考案に係る粉塵捕集装置を備えた自動車が、全ての自動車に対して適用されることにより、地球規模で大気を浄化することができ、更に河川や湖に流入する雨水にも浮遊粒子状物質が取り除かれるので、健康被害、大気汚染、地球温暖化を大幅に改善することができる。又、この粉塵捕集装置は、自動車の動力に負担をかけたり、自動車の構造を改変することなく、既存の自動車に簡単に設置することができる。
以下、添付図面に基づき、本考案に係る粉塵捕集装置を備えた自動車について、詳細に説明する。
図1は、本考案に係る粉塵捕集装置を備えた自動車の第一実施形態であって、前方部分の内部構造を拡大して示す側面図である。自動車10は、他の自動車等が排出する排気ガスやタイヤの粉塵等を捕集するための粉塵捕集装置15を備えている。粉塵捕集装置15は、フィルター部30を備えている。フィルター部30は、フィルター3を備えている。フィルター3は、雨水等が混入する場合があるので、湿式及び乾式の双方に適用可能なものがよい。又、フィルター3は、吸引して捕集する対象物に応じて、主体繊維等を選択したり、光触媒等を担持する。
粉塵捕集装置15は、吸引ダクト1を備えている。吸引ダクト1は、フィルター部30に接続されている。吸引ダクト1は、先端に吸引口2を有している。吸引口2は、自動車10の前面11に設けられている。更に吸引口2は、前方の自動車や自動二輪車等のマフラーMの高さに合わせて配置されている。吸引口2は、複数でも単数でもよい。吸引口2は、大きな砂利等を排除する金属メッシュ等が設けられている。
フィルター3は、排出ダクト5を介して、エンジン30用のエアクリーナー20に接続されている。エアクリーナー20は、接続ダクト21を介してエンジン30に接続されている。エアクリーナー20は、導入ダクト22から吸引された外気を濾過してエンジン30へ送るものであり、内部にフィルター(図示略)を備えている。
これにより、エンジン30内のピストン(図示略)による負圧によって、吸引口2に外気を吸引する吸引力が発生する。そして、吸引口2から吸引された外気が、一次的にフィルター部30で濾過され、二次的にエアークリーナー20で濾過される。即ち、渋滞や信号待ち時において、前方の自動車のマフラーMから排出される排気ガスが、吸引口2から積極的にフィルター3へ送られ濾過される。
次に、本考案に係る粉塵捕集装置を備えた自動車の第二実施形態について説明する。図2は、本考案に係る粉塵捕集装置を備えた自動車の第二実施形態であって、前方部分の内部構造を拡大して示す側面図である。尚、前記した第一実施形態と異なる部分について、詳細に説明する。
第二実施形態では、粉塵捕集装置15は、吸引用のブロア4を備えている。このブロア4によって、吸引口2の吸引力を大きくすることができると共に、エンジン30へ送る空気量を調節することができる。この吸引口2から吸引ダクト1を通じて外気を吸引し、フィルター3に送る。
ブロア4は、ファン41及びファン回転用のモータ40によって吸引力を発生している。ブロア4のファン回転用モータ40は、マイクロコンピュータ等の制御手段6に接続されている。制御手段6は、モータ40の回転を制御するように構成されている。
制御手段6は、自動車10の速度を検出するセンサー(図示略)に接続されており、自動車10の時速が10km未満の時にはモータ40を高速回転し、時速が10km以上の時にはモータ40を低速回転するようになっている。このように、自動車10の速度に応じて、モータ40の回転を変化させることにより、より効率的に外気の粉塵を捕集することができるようになっている。
上記した実施形態と異なり、排出ダクト5は、エアクリーナー20に接続されておらず、フィルター3で濾過した外気を直接自動車10の外へ排出してもよい。
前記のように、本考案の自動車10は、渋滞や信号待ちの際に、前方自動車のマフラーMから排出される排気ガスを吸引口2で積極的に吸引し、フィルター3で排気ガスの粉塵を捕集処理する。従って、全ての自動車に本考案を適用することにより、地球規模で大気を浄化することができる。又、粉塵捕集装置15は、自動車の動力に負担をかけたり、自動車の構造を改変することがないので、既存の自動車に簡単に設置することができる。
1 吸引ダクト
2 吸引口
3 フィルター
4 ブロア
5 排出ダクト
6 制御手段
10 自動車
11 自動車の前面
15 粉塵捕集装置
20 エアークリーナー
30 エンジン
2 吸引口
3 フィルター
4 ブロア
5 排出ダクト
6 制御手段
10 自動車
11 自動車の前面
15 粉塵捕集装置
20 エアークリーナー
30 エンジン
Claims (3)
- 自動車(10)の前面(11)に吸引口(2)が設けられ、前方の自動車等が排出する排気ガスを積極的に吸引して導くための吸引ダクト(1)と、この吸引ダクト(1)が吸引した排気ガスの粉塵を捕集するためのフィルター(3)と、このフィルター(3)によって濾過されたガスを排出するための排出ダクト(5)とからなる粉塵捕集装置(15)を自動車に備えたことを特徴とする粉塵捕集装置を備えた自動車。
- 前記排出ダクト(5)が、前記自動車(10)のエンジン(30)用のエアークリーナー(20)に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の粉塵捕集装置を備えた自動車。
- 前記粉塵捕集装置(15)が吸引用のブロア(4)を備えており、前記ブロア(4)が制御手段(6)に接続され、前記制御手段(6)が、自動車(10)の時速に応じて、前記ブロア(4)の吸引力を変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の粉塵捕集装置を備えた自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004163U JP3124229U (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 粉塵捕集装置を備えた自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004163U JP3124229U (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 粉塵捕集装置を備えた自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3124229U true JP3124229U (ja) | 2006-08-10 |
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ID=43474182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006004163U Expired - Fee Related JP3124229U (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 粉塵捕集装置を備えた自動車 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3124229U (ja) |
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2006
- 2006-05-31 JP JP2006004163U patent/JP3124229U/ja not_active Expired - Fee Related
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