JP3124166U - プランター - Google Patents

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Abstract

【課題】 草花が植栽された土壌に対して自動的に灌水するとともに該土壌の水分の分布を一様にすることである。
【解決手段】 本考案は、植物が植えられた土壌Bを保持するとともに自動的に土壌に灌水するプランター1であって、植物が植えられた土壌Bを保持して底部に2つの挿通路14Cが形成された容器部14と、容器部14の下方に配置されて水Aを貯えるタンク部13と、毛細管現象を利用してタンク部13内の水Aを容器部14内の土壌Bに灌水して2つの端部を備える灌水部材15を有し、灌水部材15の各端部が各挿通路14Cに挿通されてタンク部13の水A内に配置されるとともに該灌水部材15の中央部が容器部14の土壌B内に配置されることを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本考案は、植物が植えられた土壌を保持するプランターに関するものであり、特に土壌に対して自動的に灌水するプランターに関する。
花びらや葉に直接灌水されると枯れる、例えばシクラメンなどの草花は、植栽されている土壌に対して灌水が行われる。このような土壌に対する灌水を自動的に行う灌水手段として、例えば特許文献1に記載のものがある。これは、毛細管現象により液体を吸収する材料からなる紐状の部材で構成されており、その一端を水内に配置するとともに他端を土壌内に配置することにより、土壌に対する灌水を自動的に行うものである。
特開2001−25326公報
しかしながら、上述するような紐状部材から土壌に対して灌水される水の量は、部分によって異なり、その結果、土壌の水分の分布が一様でないことがある。詳しく言うと、吸収した水の圧力が最も高くなる紐状部材の端部から最も大量の水が土壌に対して灌水されることにより、土壌全体において紐状部材の端部近傍の部分が最も大量の水を保持することになる。土壌の水分の分布が一様でない場合、土壌に植栽されている草花の成長に影響を与えることがある。
そこで、本考案は、土壌の水分の分布が一様になるように該土壌に対して灌水できる灌水部材を有するプランターを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案のプランターは、
植物が植えられた土壌を保持するとともに自動的に土壌に灌水するプランターであって、
植物が植えられた土壌を保持し、底部に2つの挿通路が形成されている容器部と、
容器部の下方に配置されて水を貯えるタンク部と、
毛細管現象を利用してタンク部内の水を容器部内の土壌に灌水し、2つの端部を備える灌水部材とを有し、
灌水部材の各端部が各挿通路に挿通されてタンク部の水内に配置されるとともに該灌水部材の中央部が容器部の土壌内に配置されることを特徴とする。
また、本考案のプランターは、灌水部材が不織布で作製されているのが好ましい。
さらに、本考案のプランターは、容器部とタンク部とが別体であって、容器部とタンク部それぞれを着脱可能に支持するハンギングバスケットを有してもよい。
本考案によれば、土壌内に配置される灌水部材の部分が無端状の形状であるため、灌水部材のあらゆる部分から土壌に対して灌水される水の量は概ね等しく、それにより、土壌の水分の分布が概ね一様になる。その結果、土壌に植栽されている草花が良好に成長することが可能になる。
また、灌水部材を、繊維方向がランダムな不織布で作製すれば、灌水部材のあらゆる部分から土壌に対して灌水される水の量が略等しくなる。
さらに、容器部とタンク部とを別体で構成し、容器部とタンク部それぞれを着脱可能に支持するハンギングバスケットを有することにより、容器部とタンク部とを別々に扱うことができるとともに、プランターをフックなどに吊るすことができる。
本考案の一実施形態のプランターについて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るプランター1は、かご状に形成されたハンキングバスケット11と、ハンキングバスケット11内を上下に区画する仕切り部材12と、仕切り部材12の下方で水Aを貯留する貯水タンク13と、仕切り部材12の上方で土壌B及び草花Cを保持する容器14と、貯水タンク13から毛細管現象を利用して容器14内の土壌Bに灌水する灌水部材15と、貯水タンク13の前面を覆う装飾部材16と、貯水タンク13に水を補給するための給水パイプ17とを有している。そして、このプランター1は、ハンキングバスケット11を介してスタンドDに掛けられるようになっている。
図2及び図3に示すように、ハンキングバスケット11は、下部に貯水タンク13及び装飾部材16を、上部に容器14を収容可能に、鉄線をかご状に組み付けたもので、フラットな背面部21、背面部21の左右両側から前方に延びる側面部22,22、略逆U字状に折曲されて上下方向に延びる前面部23,23、及び後述する仕切り部材12に類似した略半円形状の底面部24により、内方に上部ほど広くなる断面略半円形状の空間が形成されている。
また、背面部21には、スタンドDのフックD′に掛けるため、上部が三角形状に曲折されると共に下部が底面部24まで延びる鉄線でなる係止部25が付加されている。さらに、上下方向中間より若干下方の位置に、仕切り部材12を装着するための円弧状の鉄線でなる取付部材26が付加されている。そして、左右両側面部22,22の上部に、外方に向けて略L字状の係合片27,27が設けられており、係合片27,27を介し、バスケット11内に植え付けられた草花のいたずらな垂れ下がりを規制するための円弧状の弾性を有する鉄線でなる固定部材28を着脱可能に装着することができるようになっている。なお、このバスケット11は、鉄線を接合して組み付け後にポリコーティング塗料で塗装されている。
図4に示すように、仕切り部材12は、鉄線を平面視略半円形状となるように組み付けたもので、両端部に下方に折曲された係合部31a,31aを有する直線部材31と、直線部材31から略放射状に前方に延びる長短3本の直線部材32,33,33と、これら直線部材32,32,33を連結する大小2本の円弧部材34,35とで構成されており、長い方の直線部材32の先端部は、下方に折曲されて係合部32aとされている。そして、図3に示すように、仕切り部材12は、係合部31a,31a,32aと取付部材26との係合を介してバスケット11に着脱可能に装着され、上方に容器14が載置されることとなる。
図5に示すように、貯水タンク13は、上方に開口部13aを有する有底のもので、内方が上部ほど広くなる断面略半円形状となるように、ポリエチレン樹脂で形成されている。また、装飾部材16は、貯水タンク13の前面を着脱可能に覆うもので、断面円弧状となるように、着色や図柄等で装飾されたポリエチレン樹脂で形成されている。
図6に示すように、容器14は、上方に開口部14aを有する有底のもので、内方が上部ほど広くなる断面略半円形状となるように、強度、耐久性、通水性、通気性等に優れるポリエステル樹脂製の不織布で形成されている。また、前面には、開口部14aから下方に延びる複数の切り込み14b…14bが設けられている。さらに、容器14の底部には、図1の部分断面図であって貯水タンク13と容器14の内部を示す図7に示すように、灌水部材15の両端それぞれが容器14側からタンク13側に挿通されるための挿通路14c、14cが形成されている。
図2や図7に示すように、灌水部材15は、貯水タンク13と容器14とに亘って備えられており、貯水タンク13の水Aを吸い上げ可能に毛細管現象を発現する帯状の不織布で構成されている。また、灌水部材15は、両端が貯水タンク13の水A内に配置されるとともに、中央部が容器14の土壌B内に配置されている。すなわち、灌水部材15の無端形状の部分が土壌B内に配置されている。
なお、灌水部材15は、灌水部材15のあらゆる部分から土壌Bに対して灌水される水の量を略等しくするために繊維方向がランダムな不織布で作製するのが好ましいが、貯水タンク13から容器14の土壌Bに対して水Aを灌水する毛細管現象を発現することが可能なものであれば、本考案は灌水部材15の材料、形態などは問わない。
ここで、このプランター1の使用方法について説明すると、まず、容器14の底部の挿通路14c、14cに、灌水部材15の両端それぞれを容器14側からタンク13側に向かって挿通しておく。そして、貯水タンク13をハンキングバスケット11の下部に載置すると共にこの貯水タンク13の前方に装飾部材16を装着し、また、ハンキングバスケット11の背面側から貯水タンク13に給水パイプ17を差し込んでおく。
次いで、ハンキングバスケット11に仕切り部材12を装着した上で、この仕切り部材12上に容器14を載置する。そして、容器14内に土壌Bを敷設したのち、軽く根をほぐした草花Cの苗を植え込む。その場合、草花Cの先端を容器14の切り込み14b…14bから適宜突出させる。また、灌水部材15の中央部は、土壌Bの深さ方向中央に位置するのが望ましい。
次いで、バスケット11上部に固定部材28を装着し、給水パイプ17から貯水タンク13に給水したのち、このプランタ1をスタンドDに掛ける。なお、背面側から見て貯水タンク13の水が少なくなっていれば、給水パイプ17から貯水タンク13に給水すればよい。なお、ここで説明した手順は一例であって、適宜変更可能であることは言うまでもない。
以上のように構成したことにより、灌水部材15を介して下方の貯水タンク13から上方の容器14内の土壌Bに灌水するので、花びらや葉に直接灌水しなくて済む。また、灌水部材15により毛細管現象を利用して過不足なく灌水するので、灌水の手間が省け、かつ、土壌Bを適切な保水状態に維持することができる。さらに、土壌B内に配置される灌水部材15の部分が無端状の形状であるため、灌水部材15のあらゆる部分から土壌Bに対して灌水される水の量は概ね等しく、それにより、土壌Bの水分の分布が概ね一様になる。その結果、土壌Bに植栽されている草花Cが良好に成長することが可能になる。
なお、本考案は、上述の実施の形態に限定されることはなく、本考案の趣旨に沿うものであればよい。
例えば、上述の実施の形態において、プランターは、ハンギングバスケットを有し、土壌を保持する容器と水を貯えるタンクは別体であったが、本考案はこれに限定されない。ハンキングバスケットがなく容器とタンクが一体となったプランターであってもよい。しかしながら、容器とタンクは土壌や水の補給やメンテナンスなどの扱いの容易性を考慮するとこれらは別体であるのが望ましく、また、据え置くことや吊るすことなど様々な設置形態を考慮するとプランターはハンキングバスケットを有するのが好ましい。
また、上述の実施の形態のプランターにおいて灌水部材は1つであったが、本考案はこれに限定されない。例えば、灌水部材は2つあってもよい。灌水部材が2つある場合、容器の底部に4つの挿通路を形成すればよい。代わりとして、容器の底部に2つの挿通路を形成し、挿通路を共通で使用してもよい、すなわち、1つの挿通路に2つの灌水部材の端部が挿通されてもよい。
以上説明したように、本考案によれば、灌水の手間が省け、かつ、土壌の水分の分布を一様にすることができるプランターが提供される。すなわち、本考案は、園芸用具の技術分野に広く好適である。
本考案の実施の形態に係るプランターの正面図である。 図1のII−II線による断面図である。 ハンキングバスケットの正面図である。 仕切り部材の斜視図である。 貯水タンクの斜視図である。 容器の斜視図である。 容器と貯水タンクの内部を示す図1の部分断面図である。
符号の説明
1 プランター
13 貯水タンク
14 容器
14C 挿通路
15 灌水部材
A 水
B 土壌

Claims (3)

  1. 植物が植えられた土壌を保持するとともに自動的に土壌に灌水するプランターであって、
    植物が植えられた土壌を保持し、底部に2つの挿通路が形成されている容器部と、
    容器部の下方に配置されて水を貯えるタンク部と、
    毛細管現象を利用してタンク部内の水を容器部内の土壌に灌水し、2つの端部を備える灌水部材とを有し、
    灌水部材の各端部が各挿通路に挿通されてタンク部の水内に配置されるとともに該灌水部材の中央部が容器部の土壌内に配置されることを特徴とするプランター。
  2. 灌水部材が不織布で作製されていることを特徴とする請求項1に記載のプランター。
  3. 容器部とタンク部とが別体であって、
    容器部とタンク部それぞれを着脱可能に支持するハンギングバスケットを有することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のプランター。
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