JP3122961U - 鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。 - Google Patents

鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】毛細管現象を利用して鉢植え植物の種類に応じて給水量を調整し得ると共に、複数の鉢植え植物に所望の給水をすることができる鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置の提供。
【解決手段】図1において、本考案は、貯水容器1と給水分岐容器2とからなり、これらは下部で連通管4により連通しており、前記給水分岐容器2は、給水部容器21と少なくとも1個の分岐部容器5で構成され、更に該給水部容器21と分岐部容器5とは開口部で給水部材6により連結されて給水されると共に、該給水部材6は移動手段(矢印)により上下に移動可能である。前記給水部材が給水芯のみからなる場合と針金と給水芯が共に長さ方向に内蔵されており、頂上部には空気孔を有するホースからなる場合がある。また給水部材の移動手段はボルトの端部に給水部材が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置に関し、更に詳しくは、本考案は、毛細管現象を利用して鉢植え植物の種類に応じて給水量を調整し得ると共に、複数の鉢植え植物に所望の給水をすることができる鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置に関するものである。
従来、鉢植え植物に水を供給するには、一般的には、ジョーロを使用するか又はホースの先から水を散布するなどして行う方法が普通である。しかしながら、このような方法は、人手によって行われる点で毎日となると非常に煩わしくなることがしばしばあり、また留守などで長期間給水することができない場合などが問題であった。このような中で最近、鉢植え植物に給水する技術についていくつか開示されている。即ち、中空綿糸あみのヒモの中に針金を通したものをビニール製のホースに通し、このホースの一端から中空綿糸あみのヒモの中に針金を通したものを露出させ、このようなホースを水面の高い給水タンクから植木鉢へ渡して該ホースを通して水を植木鉢へ供給することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また鉢の近くに貯水槽7を置き、鉢部貯水槽とを給水管3で繋ぐ。この給水菅3の長手方向の中間部に屈曲部33が設けられており、鉢部と貯水槽との段差や角度がフレキシブルに調整が容易にできる様にしてある。給水管内には、給水布Aが挿入され、毛細管現象により給水される技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
更に貯水槽と当該貯水槽の上部から延びる任意長のホースと該ホース内部に通じた毛細管と、前記ホースの一部に開口した空気口とからなり、前記毛細管の両端がホースの先端部及び貯水槽の底部にまで達していることを特徴とする植木鉢の自動給水装置が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
実開平6−57146(段落0004、段落0005、図1、図2) 実用新案登録第3084717号(段落0008、図1) 実開平2−90958号公報(実用新案登録請求の範囲、図2)
しかしながら、前述の特許文献1に開示されている給水ホースは、植木鉢に水を供給する際、中空綿糸あみのヒモの中に針金を通したものをビニール製のホースに通し、このホースの一端から中空綿糸あみのヒモの中に針金を通したものを使用し、毛細管現象を利用して給水するものであるが、これは単に毛細管現象を利用しているに過ぎず、常時、際限なく水が供給されるため、過剰に給水してしまう恐れがあり、植物によっては根腐れ等の問題があった。また特許文献2に開示されている植木鉢は、この給水菅3の長手方向の中間部に屈曲部33を設けることにより、鉢部と貯水槽との段差や角度がフレキシブルに調整が容易にできる様にしてある点で好ましいが、給水量は一定であって、植物の種類に応じて水の量を調整することができないので、過剰に給水してしまう恐れがあるという問題がある。更に特許文献3に開示されている植木鉢の自動給水装置は、ホースの一部に開口した空気口を設けたことにより、ホース内では純粋に毛細管現象のみによってゆっくりとした水の移動が行われるにみであるので、常に適度の水を長期間に亘って供給することができるが、植物の種類に応じて水の量を調整することができないので、長期間では過剰又は過少に給水してしまう恐れがあるばかりでなく、この給水装置では、植物の種類が限られてしまうという問題があった。
そこで、本考案者は、上記の点に鑑み、複数の鉢植え植物に所望の給水をすると共に、毛細管現象を利用してかつ給水量を鉢植え植物の種類に応じて適量供給するという課題について種々検討したところ、給水芯を上下に移動可能とすることにより解決することができたものであり、ここに本考案の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置を完成するに至った。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、毛細管現象を利用して鉢植え植物の種類に応じて給水量を調整し得ると共に、複数の鉢植え植物に所望の給水をすることができる鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置を提供することにある。
本考案の上記課題は、以下の各発明によってそれぞれ達成される。
(1)貯水容器と給水分岐容器とからなり、これらは下部で連通管により連通しており、前記給水分岐容器は、給水部容器と少なくとも1個の分岐部容器で構成され、更に該給水部容器と分岐部容器とは開口部で給水部材により連結されて給水されると共に、該給水部材は移動手段により上下に移動可能であることを特徴とする鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。
(2)前記給水部材が給水芯のみからなることを特徴とする前記第1項に記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。
(3)前記給水部材が針金と給水芯が共に長さ方向に内蔵されており、頂上部には空気孔を有することを特徴とする前記第1項に記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。
(4)前記給水部材の移動手段がボルトの端部に給水部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかにに記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。
本考案の前記第1項に記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置は、貯水容器と給水分岐容器とからなり、これらは下部で連通管により連通しており、前記給水分岐容器は、給水部容器と少なくとも1個の分岐部容器で構成され、更に該給水部容器と分岐部容器とは開口部で給水部材により連結されて給水されると共に、該給水部材は移動手段により上下に移動可能であることを特徴とするものであり、該給水部材は移動手段により上下に移動可能であることにより、毛細管現象を利用して鉢植え植物の種類に応じて給水量を調整し得ると共に、また給水部容器と少なくとも1個の分岐部容器で構成され、更に該給水部容器と分岐部容器とは開口部で給水部材により連結されて給水されることにより、複数の鉢植え植物に所望の給水をすることができるという優れた効果を奏するものである。
本考案の第2項に記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置は、前記給水部材が給水芯のみからなることにより、上記第1項において奏する効果に加えて、毛細管現象を利用して鉢植え植物に給水することができるという優れた効果を奏するものである。
本考案の第3項に記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置は、前記給水部材が針金と給水芯が共に長さ方向に内蔵されており、頂上部には空気孔を有することにより、上記第1項において奏する効果に加えて、毛細管現象のみを利用して自然に給水し得るという優れた効果を奏するものである。
本考案の第4項に記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置は、前記給水部材の移動手段がボルトの端部に給水部材が設けられていることにより、毛細管現象を利用して鉢植え植物の種類に応じて給水量を機械的に調整し得るという優れた効果を奏するものである。
以下、本考案について図面を用いて具体的に説明するが、本考案は、以下に説明する具体的事例に限定されるものではない。図1は、本考案の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置を示す断面図である。図2は給水分岐容器を示す斜視図である。図1及び図2において説明する。本考案の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置は、貯水容器1と給水分岐容器2とからなり、これらは下部で連通管4により連通しており、これらには水3で満たされている。該水3の水面は、連通管4により連通しているので、同水面となる。貯水容器1と給水分岐容器2の材質は、特に限定されるものでないが、通常、外部に設置されるので、苔などの繁殖を防ぐために半透明又は不透明であることが好ましく、更に好ましくは不透明である材質を用いるのがよい。給水分岐容器2は、図2に示されるように、給水部容器21と分岐部容器5とからなり、分岐部容器5は給水部容器21に固定されていても、一体に形成されていてもよく、更に分離して設けられていてもよい。更には分岐部容器5は、1個でも複数個でもよく、必要に応じてその数を増やすことができる。また分岐部容器5の容器51乃至54はそれぞれ分離して設けることもできる。給水部容器21の開口部と分岐部容器5の各容器51乃至54の開口部には、給水芯6の一方及び他方がそれぞれ水面下に配置されて繋がっており、常時水がこの給水芯6を毛細管現象によって伝わり給水部容器21から分岐部容器5へ移動する。分岐部容器5の各容器51乃至54の底部からは給水ホース8のそれぞれホース81乃至84が延長されている。これらのホース81乃至84の先端は、それぞれ鉢にの適宜の場所に配置されて給水される。これらの給水芯6は、図4に示される移動手段乃至移動部材30により矢印のように上下に移動可能になっている。
図3は、本考案の別の実施の形態である給水分岐容器を示す平面図である。図3において、給水分岐容器は、内筒22に内蔵された内筒22からなり、これらの外筒23と内筒22との間に複数個の分岐筒91乃至97を均等に配置し、内筒22と分岐筒9との間を給水芯6で連結する。更に分岐筒9の底部から給水ホース9が延長されている。この給水装置では、貯水容器1から供給された水3は内筒22に充満し、この内筒22から給水芯6を伝わって分岐筒9へ供給される。更に給水ホース8により各植木鉢へ給水される。このような図3に示される給水装置においても給水芯6は、移動手段30によって植物の種類に応じて適宜の水を供給することができる。給水ホース8は、図5に示される斜視図から明らかなように、図5のaでは、ホース8は、給水芯6と針金7がホースの長手方向に内蔵されている。これにより水は、芯を伝わって移動し、ホース8の先端から植木鉢へ供給される。給水ホース8を構成する材質は通常用いられるものが使用され、特に材質は限定されない。また図5のbでは、ホース8は、給水芯6のみがホースの長手方向に内蔵されている。
図4は本考案に用いられる移動手段の一例を示す側面的断面図である。図4のaは、移動手段の正面図であり、図4のbは、その側面図である。図4のcは、ボルトの先端部における環状部材による固定形態を示す断面図である。図4において、給水芯6を内蔵する給水ホース8の頂上部に給水芯懸吊部13によって懸吊され、該給水芯懸吊部13は懸吊金具14を有すると共に該金具14には自由孔14aを有している。一方懸吊盤15には、固定板16を有し、該固定板16をボルト17により所望の固定部に固定される。この懸吊盤15の上端にはボルト固定用フランジ18を有し、このフランジ18に設けられたネジ孔にボルト11が勘合されている。またボルト11にはネジ山11aを有しており、該ボルトを懸吊金具14を通した後、その下部で環状部材11b、例えばワッッシャーなどによりボルト11の先端部で接合する。このようにして得られた移動手段30において、ボルト11の頭部12を右回転させることによってボルト11の先端部(給水芯懸吊部13)は上昇すると共に、ボルト11の下端では、自由孔14aにより空回転して給水ホース8が上昇する。これにより給水芯6の高さが水面から上昇するので、水の供給量が制限される。またボルト11の頭部12を左回転させることによってボルト11の先端部(給水芯懸吊部13)は下降するので、給水芯6の高さが水面近くへ下降し、水の供給量が増大する。
本考案の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置は、鉢植えした植物の種類に応じて水の量を調整することができるので、家庭などにおける長期の不在時に植物を枯らすことなく給水することができ、また園芸店、植物園および植物の栽培場などにおいても人手を使うことなく長期間給水することができるので、家庭をはじめ、園芸の技術分野において極めて有用であり、産業上の利用性がある。
本考案の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置を示す断面図である。 給水分岐容器を示す斜視図である。 本考案の別の実施の形態である給水分岐容器を示す平面図である。 本考案に用いられる移動手段の一例を示す側面的断面図である。 本考案に用いられる給水ホースを示す斜視図である。
符号の説明
1 貯水容器
2 給水分岐容器
3 水
4 連通管
5 分岐部容器
6 給水芯
7 針金(ワイヤー)
8、81〜84 給水ホース
9、91〜97 分岐筒
10 鉢植え植物
11 ボルト
11a ネジ山
11b 環状部材(ワッシャー)
12 ボルト頭部
13 給水芯懸吊部
14 懸吊金具
14a 自由孔
15 懸吊盤
16 固定板
17 固定用ボルト
18 フランジ
20 給水分岐容器
21 給水部容器
22 内筒
23 外筒
51 ネジ山
81、82 通孔

Claims (4)

  1. 貯水容器と給水分岐容器とからなり、これらは下部で連通管により連通しており、前記給水分岐容器は、給水部容器と少なくとも1個の分岐部容器で構成され、更に該給水部容器と分岐部容器とは開口部で給水部材により連結されて給水されると共に、該給水部材は移動手段により上下に移動可能であることを特徴とする鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。
  2. 前記給水部材が給水芯のみからなることを特徴とする請求項1に記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。
  3. 前記給水部材が針金と給水芯が共に長さ方向に内蔵されており、頂上部には空気孔を有することを特徴とする請求項1に記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。
  4. 前記給水部材の移動手段がボルトの端部に給水部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかにに記載の鉢植え植物用給水分岐容器微調整装置。
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