JP3123970U - 代替複層ガラス - Google Patents

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Abstract

【課題】アルミサッシのガラス表面にスペーサーを介してアクリル板を貼り付けて中空空気断熱層を形成することにより、ガラス2板で中空空気断熱層を構成する複層ガラスに代える代替複層ガラスを提供する。
【解決手段】アルミサッシの額縁101表面とガラス102表面の高さの差を利用して、ガラス表面上にスペーサー103を介してアクリル板104を貼りつけ空気断熱層を形成することにより複層ガラス同等の熱放散量の低減を達成し、省エネとしての便益性の向上を図る。
【選択図】図1

Description

本考案は、アルミサッシのガラス表面にスペーサーを介してアクリル板を貼り付けて中空空気断熱層を形成することにより、ガラス2枚で中空空気断熱層を構成する複層ガラスに代える代替複層ガラスに関する。
室内からの放熱量削減および結露防止用に2枚のガラスを使用して空気断熱層を形成する複層ガラスが寒冷地を中心に原油高および地球温暖化問題を踏まえて普及しつつある。
市販されている複層ガラスは構造が複雑であり、特に既設の単ガラスのアルミサッシを複層ガラスに変更する場合は、アタッチメントを介しての取付けが必要であり取付け工事は専門家に委ねなければならず、費用が嵩むためにその普及の遅れが課題となっている
この課題を解決するための請求項1の考案は、スペーサーに木材であれプラスチックであれ加工し易く安価な材料を使用すること、ガラスに代えてアクリル板を使用すること、シール用の接着テープも空気漏れさえなければ市販の接着テープが使用できることなど複層ガラスにくらべ割安な代替複層ガラスを提供することが可能となる。
また、アクリル板の厚さを2mm以下にすることによりサッシ額縁寸法に合わせてカッターを使って自由に切断できるため、多様なサッシガラス寸法に合わせて工場加工する必要がなく専門家のサッシへの取付け作業も必要なくなり各人で代替複層ガラスの取付けが可能となる。
複層ガラスの断熱効果は室内側ガラスの表面熱伝達率の逆数と室内側ガラスの表面熱伝達率の逆数と中空層の厚さに関係する熱コンダクタンスと2枚のガラスの熱抵抗との総和に比例するため、代替複層ガラスのスペーサー厚さを一般的な複層ガラスの中空層厚さ6mm以上にすればアクリル板の熱伝導率がガラスの熱伝導率より小さいためにアクリル板厚さを2mm以下に抑えても複層ガラスと同等の断熱効果が期待でき、板硝子協会で定める断熱基準の複層に相当する熱貫流率を確保することが可能となる。
代替複層ガラスにおいて、スペーサーの厚さとアクリル板の厚さと接着剤の厚さの合計をサッシ額縁表面高さとガラス表面高さの差即ち一般的には9mmを越えないようにすることにより代替複層ガラスを取付けることによる引き違い戸の開閉の妨げになることはなくなる。
本考案の代替複層ガラスに関する実施の形態について説明する。
なお、この形態は、考案の趣旨をより良く理解させるために説明するものであり、特に指定しない限り、本考案を限定するものではない。
図1は、ガラス102に直接接着剤で硬質プラスチック製のスペーサー103を貼りつけその上にアクリル板104を同じく接着剤で貼り付けたもので、さらにその上に接着テープ105をアクリル板104とアルミサッシ額縁101との隙間をまたいでアクリル板104とサッシ額縁101に貼りつけて空気断熱層200の機密性を確保するようにした代替複層ガラスの全体図である。
図2は、断面の部分拡大図でサッシの額縁101、サッシのガラス102、スペーサー103、アクリル板104、接着テープ105と空気断熱層200の取付け位置関係を示す部分拡大断面図である。
代替複層ガラスの全体図である。 代替複層ガラスの部分拡大断面図である。
符号の説明
101 額縁
102 ガラス
103 スペーサー
104 アクリル板
105 接着テープ
200 空気断熱層

Claims (1)

  1. 本考案は、厚さ2mm以下のアクリル板をアルミサッシの室内側にガラスと平行に両面に接着剤を塗布した6mm以上のスペーサーを挟んで貼り付け、厚さの合計がアルミサッシの室内側額縁表面とガラス表面との高さの差、即ち一般的には9mm以下になるようにして中空層を形成するとともに、アクリル板とアルミサッシ額縁との間に生ずる隙間を接着テープで覆って中空層の気密性を保持することにより、板硝子協会で定める断熱基準の複層に相当する熱貫流率を確保することを特徴とする代替複層ガラス。
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