JP3123711U - 機能型補正下着の紐掛け式構造 - Google Patents

Abstract

【課題】機能性下着の紐掛け式構造の提供。
【解決手段】女性の体の曲線に沿った、快速塑合と脱衣が可能な構造設計で、主に、補正下着の開口前立て、或いは、スリット両側縁辺上に縫固され、且つ、両側縁辺内面の一側に位置し、また、内層あて布を縫いつけ、左右両側に縫固されるフック素子は背向交差式対応を呈し、開口は均整がとれ揃っているフック素子と、単純で、前記フック素子の開口より小さい適当な長さの紐体で、前記フック素子の最底端、或いは、最頂端に縫い付けられ、頂端から下に、或いは、底端から上に、順に、背向きで交差対応して掛留するロープと、からなり、快速に機能調整、束合、定位が可能であり、公知の補正下着より、更に理想的な機能調整が達成される。
【選択図】 図２

Description

本考案は機能型補正下着の紐掛け式構造に関し、詳細には、快速に束合定位でき、脱衣が容易で、高機能調整が可能な機能型補正下着の紐掛け式構造に関する。

本案の設計の目的は、紐掛け構造により達成される機能調整、快速掛合、便利な脱衣、平坦性、及び、点による押さえと面による力の束合性等により、公知の補正下着のファスナーやボタン構造を代替するもので、女性の体の曲線に沿った最適な束合緊度を有する特有の紐掛け構造を提供し、補正後の美しい補正外形を達成するものである。

本案の技術領域によると、フック素子と紐素子が互いに結合して達成される。本案の紐掛け構造は、その適用範囲は、補正下着の前立て開口、スリット、二の腕補正、或いは、ガードル側片上に配置して、機能調整の束合応力を実施できるものである。また、補正下着全体において、以下のような長所がある。

１．
フック素子は等間隔で補正下着の開口前立て、或いは、スリット箇所の両側縁辺上に配置され、承受する力は「点」及び「面」からによる。よって、面の力の分配下、全方位に渡って、束合力が分配される。且つ、この連動性力の分配関係は、施力点の作用に従って異なる曲線を形成し、これにより、人体の曲線要求は、各点のフック素子が承受する力が異なるので、特に、胸部と腰部の重点箇所で、微細な各部位と曲線を形成する。
２．
快速な束合性があり、フック素子と紐素子間の束合速度は、紐素子がフック素子に分置されて束合するので、理想的な束合力を有する前提下、便利性と快速性を達成し、操作が大幅に簡単になり、操作が快速である。
３．
脱衣が容易で、紐素子とフック素子間の相互の取り付け取り外しは、紐素子がフック素子に分置されて束合するので、釈放過程中、「引く」だけで、紐素子は快速に各フック素子から外れ、脱衣が容易である。
４．
表面平坦性があり、フック素子は補正下着開口前立て、或いは、スリット両側縁辺上に平坦に縫固され、束合後、開口前立て、或いは、スリット両側縁辺は、平整閉合特性があり、公知のファスナーやボタンによる微小な起伏を排除し、外部の衣服に響くのを防ぐ。
５．
機能調整が好ましく、両側縁辺が縫固するフック素子とフック素子間は有効距離であり、フック素子は、紐素子により束合施力され、一側のフック素子がもう一側のフック素子間に距離があるとき、内層あて布により遮掩し、面積を増大して、人体の微小変化（細い、太い）に適応し、補正下着の適用尺寸範囲を拡大し、また、直しの問題も省く。

公知技術において、女性用の機能性下着（補正下着）は、大部分が三部分によりなる。ブラジャー、ウエストニッパー、ガードルであり、その原理と設計は簡単で、唯一の目的が、「強力な緊縮作用による束合圧力」で、贅肉を束合圧により縮緊貼合して、曲線を無理やり作り出すものである。これらの強迫性の下着は、圧迫が強く、着用時には不快感が伴う。しかし、女性の多くが、「美の追求」には「我慢」を必要とする考える。

しかし、現在の補正下着は、補正目的を失わずに、従来のものよりも快適なものがあり、それは、段階方式を採用するものであるが、これは、オーダーメイドであり、また、体型の変化に伴い度々修正しないと理想的な効果が得られない。よって、現在の補正下着にとって、価格や購入後の直しが高くつく以外に、前立て開口、スリット等の封合がボタンかファスナーの二種を採用したもので、束合機能の力不足や過力により、機能調整が不足することが発生する。

本考案の目的は、機能型補正下着の紐掛け式構造に関し、公知のボタンとファスナー式構造を代替し、全方位で効果的な紐掛け構造を提供し、機能調整、束力調整、快速な束合、便利な脱衣、平坦性、点と面による束合等、六つの長所を備えさせることにある。これにより、補正下着は、着用時に、衣服からボタンやファスナーの突起が隆起せず、また、補正下着の着脱にかかる時間や、力を減少させる。

本考案の機能型補正下着の紐掛け式構造は、補正下着の前立て開口、スリット、或いは、ガードル片等の部位に実施し、基本構造は、フック素子と紐素子が互いに結合してなる。

本考案により、公知のボタンとファスナー式構造を代替し、全方位で効果的な紐掛け式構造が、機能調整、束力調整、快速な束合、便利な脱衣、平坦性、点と面による束合、等、六つの長所を備え、補正下着は、着用時に、衣服からボタンやファスナーの突起が隆起せず、また、補正下着の着脱にかかる時間や、力を減少させることが可能である。

図１を参照すると、補正下着（１）の前立て開口（１１）、スリット、或いは、ガードル片（１２）等の部位に実施し、紐掛け式の束合応力の要求を実行する。図２で示されるように、本案の基本構造は、フック素子（２）と紐素子（３）が互いに結合してなり、フック素子（２）は、補正下着の開口前立て、或いは、スリット両側縁辺（１３）上に縫固され、左右両側に縫固されるフック素子（２）は背向交差式対応を呈し、各フック素子（２）の開口は均整がとれ揃っている。紐素子（３）を、縦に並んだフック素子（２）に掛けることにより、一つずつ定位、束合されて、前立て（１１）とスリット、或いは、ガードル片（１２）が快速に束合する。

図２で示されるように、補正下着（１）の前立て、或いは、スリット両側縁辺（１３）内面の一側に、内層あて布（１４）を有し、図３で示されるように、一側のフック素子（２）ともう一側のフック素子（２）間を遮掩し、両者間の面積を拡張して、人体の微小変化に適応し、補正下着の適用尺寸範囲を拡大する。

紐素子（３）は単純で、フック素子（２）の開口より小さい適当な長さの紐体で、フック素子（２）の最底端、或いは、最頂端に縫い付けられ、図３で示されるように、最底端、或いは、最頂端に沿って、順に、左右両側のフック素子（２）を交差して掛留する。実際の操作上、紐素子（３）は、掛留完成後、反対方向にもう一度掛けるか、同方向に掛留することができ、ロープ（３）が終了すると、定位が完成する。

図４で示されるように、紐素子（３）の配置方式は、上述の縫い付け以外に、分離方式を採用してもよく、フック式の雄フック（３１）、メスループ（３２）、或いは、縫合式により快速連結してもよく、使用者は、取換え洗浄が便利に行える。

最後に、本案の設計精神と原則を逸脱しない下、フック素子（２）と紐素子（３）の相互結合構造は、フック素子（２）が背向対正式の対応模式を採用し、フック素子（２）の開口は同様に外に向く。紐素子（３）は、二つの紐体が交錯式により、フック素子（２）と束合し、同様に、模様のあるものを固定してもよい。

本考案の好ましい実施例の外観（着用形態）を示す図である。 本考案の展開した平面構造と結合動作を示す図である。 本考案の束合状態を示す図である。 本考案の紐素子のもう一つの実施例を示す図である。 本考案のもう一つの実施例を示す図である。

符号の説明

１ 補正下着
１１ 前立て開口
１２ スリット、或いは、ガードル片
１３ 両側縁辺
１４ 内層あて布
２ フック素子
３ 紐素子
３１ 雄フック
３２ メスループ

Claims (3)

1. 補正下着の紐掛け式構造であって、主に、補正下着に実施し、紐、及び、フックの束合応力により補正を達成するもので、その構造は、
   補正下着の開口前立て、或いは、スリット両側縁辺上に縫固され、且つ、両側縁辺内面の一側に位置し、また、内層あて布を縫いつけ、左右両側に縫固されるフック素子は背向交差式対応を呈し、開口は均整がとれ揃っているフック素子と、
   単純で、前記フック素子の開口より小さい適当な長さの紐体で、前記フック素子の最底端、或いは、最頂端に縫い付けられ、頂端から下に、或いは、底端から上に、順に、背向きで交差対応して掛留するロープと、
   からなることを特徴とする補正下着の紐掛け式構造。
2. 前記紐素子は分離方式を採用し、フック式、或いは、結合式で快速に連結できることを特徴とする請求項１に記載の補正下着の紐掛け式構造。
3. 前記紐素子と前記フック素子は、前記フック素子が背向対正式の対応も式で実施され、前記紐素子が一本以上で交錯式の束合を形成し、同様に、模様があるものも定位できることを特徴とする請求項１に記載の補正下着の紐掛け式構造。

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