JP3123673B2 - ダストシューター - Google Patents

ダストシューター

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JP3123673B2
JP3123673B2 JP04047891A JP4789192A JP3123673B2 JP 3123673 B2 JP3123673 B2 JP 3123673B2 JP 04047891 A JP04047891 A JP 04047891A JP 4789192 A JP4789192 A JP 4789192A JP 3123673 B2 JP3123673 B2 JP 3123673B2
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秀一 戸田
晃穂 松本
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オーエム機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上層階で発生した生
ゴミ等のダストを、下層階に設置したダスト容器に収容
するためのダストシューターに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、二世帯用住宅等の普及にともな
い、二階にも台所を備えた住宅が増加してきたが、ここ
で発生した生ゴミを階下に設置した生ゴミ用のダスト容
器に収容するため、これまで通常の乾燥ゴミと同様に人
手により住宅内を持ち運んでいた。しかし、生ゴミは水
分が多くかつ悪臭を放つことが多いため不快感はまぬが
れえず、また衛生上もきわめて問題であった。そのた
め、下層階から上層階にかけて吹抜け穴を通し、上層階
からゴミの入った袋を下層階に設置したダスト容器内に
直接落下、収容することができるように工夫されたもの
もあるが、この場合には袋の落下音が大きく響き、また
落下の衝撃により袋が破れ中身が出てしまうという不具
合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な従来の問題を解決するものであって、上層階で発生し
た生ゴミ等のダストを、住宅内を持ち運ぶことなく、階
下に設置したダスト容器に自動的に収容するためのダス
トシューターを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に関するダスト
シューターは、前方にダストを投入できるダスト投入口
を備え、後方又は下方に底板の傾斜によってダストを排
出できるダスト排出口を備えたダスト収容部を有する
ストシューター本体と、ダストシューター本体をモータ
の回転及び逆回転によって下降及び上昇可能に吊下げ駆
動する駆動部と、ダストシューター本体の垂直上下動を
ガイドする第1のガイド部材と、ダストシューター本体
がダスト排出位置に到達するまではダストシューター本
体の底板を水平に保ち、ダストシューター本体がダスト
排出位置に到達したときダストシューター本体の底板の
傾斜を許容する第2のガイド部材と、第1及び第2のガ
イド部材を導くガイドレールを備えることを特徴とす
る。
【0005】また、この発明に関わるダストシューター
は、その1実施態様として、ダストシューター本体の後
方にダスト排出口を備え、かつ上部適所に駆動部に連結
する支持部材を回動自在に備え、第1のガイド部材はダ
ストシューター本体の回動点を挟んで上下適所に取り付
けられ、第2のガイド部材はダストシューター本体の回
動点より下方に取り付けられ、ガイドレールはダスト排
出位置で第一のガイド部材を止めるストッパを有し、同
位置で第2のガイド部材を開放するものであり、第2の
ガイド部材はダストシューター本体がダスト排出位置に
到達するまではガイドレールに導かれダストシューター
本体を真直に保つとともに、ダストの排出位置に達した
ときはガイドレールから開放されダストシューター本体
が「く」の字状に折れ曲がることを許容する、ことを特
徴とするものである。
【0006】また、別の実施態様として、本発明に関わ
るダストシューターは、ダストシューター本体の下方に
ダスト排出口を備え、その下側に開閉自在の底板を備
え、かつ側面に駆動部に連結する支持部材を上下動自在
に備え、支持部材と底板をその両端で回動自在に結合す
るリンクを備え、第1のガイド部材はダストシューター
本体の上下適所に取り付けられ、第2のガイド部材は底
板の側面に取り付けられ、ガイドレールはダスト排出位
置で第1のガイド部材を止めるストッパを有し、同位置
で第2のガイド部材を開放するものであり、第2のガイ
ド部材はダストシューター本体がダスト排出位置に到達
するまではガイドレールに導かれ底板が開となるのを防
止するとともに、ダストの排出位置に達したときはガイ
ドレールから開放され底板が開となるのを許容する、こ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この発明に関わるダストシューターは以上のよ
うに構成したから、ダストを投入口から底板上に載置
し、駆動部を駆動させることにより、ダストシューター
本体は、第1のガイド部材により垂直に安定してガイド
され自動的に下降し、排出位置に到達する。さらに、第
2のガイド部材により底板は水平に保たれ、下降途中に
ダストが不用意に排出されるようなことはない。しかし
て、ダストシューター本体がダスト排出位置に到達した
ときは、第2のガイド部材はダスト収容部の底板の傾斜
を許容するので、ダストは底板上から滑り落ち排出され
るのである。
【0008】そして上記第1の実施態様によれば、ダス
トシューター本体がダスト排出位置で「く」の字状に折
れ曲がることにより底板が傾斜し、上記第2の実施態様
によれば、支持部材と底板の自重及びダストの重量によ
り底板が傾斜し、底板状のダストは下方に設置したダス
ト容器内に滑り落ちるのである。このように、本発明に
よるダストシューターは、上層階で発生した生ゴミ等の
ダストを、住宅内を持ち運ぶことなく、階下に設置した
ダスト容器に自動的に収容することができるという効果
を有する。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して、この発明に関
わるダストシューターの実施例を詳細に説明する。
【0010】(第1実施例) まず図1は、第1実施例のダストシューターの斜視図で
ある。ダストシューター本体1は、みぞ形の枠材2a、
2b、及び2cを組み合わせた枠体2と、該枠体2の内
側に取り付けられた4枚の板体からなるダスト投入口3
と、該枠体2の後方に形成されたダスト収容部4、及び
該枠体2の上部にピン5によりヒンジ結合された支持部
材6とを備える。支持部材6の上部にはビーム7がかけ
渡され、そこにダストシューター本体1に駆動力を伝え
るベルト8が取り付けられる。また、枠体2及び支持部
材6の側面には複数のガイドローラ9a、9b、9cが
設けられ、ダストシューター本体1の垂直上下動をガイ
ドする。
【0011】ダスト投入口3は、枠体2の内側に取り付
けられた4枚の板体で構成された枠状の部材であり、枠
体2よりやや幅広とされ、そのぶんだけ枠体2の前方に
突出している。なお、上方の板体3aのみは、ダスト収
容部4の側板11の上辺11aと同幅だけ枠体2の後方
にも突出している。
【0012】ダスト収容部4は、底板10、2枚の台形
の側板11、及び蓋体12で構成される。底板10は、
その幅を側板11の底辺11bの幅よりもやや広幅と
し、該底辺11bを越えて後方に突出した先端部10a
を、斜め上向きに折り曲げている。蓋体12は、その上
端が蝶番13により板体3aにヒンジ結合され、該蝶番
13を中心として回動自在となっており、板体3a、2
枚の側板11、及び底板10で構成されたダスト排出口
14を丁度閉じる形状である。なお、蝶番13にはバネ
が仕込んであり、そのバネにより蓋体12はダスト排出
口14を閉じる方向に付勢されている。
【0013】支持部材6は、枠体2の上部にピン5によ
りヒンジ結合されたみぞ形の部材6a及び6bと、その
上部にかけ渡されたビーム7からなる。該ヒンジ結合に
より支持部材6は枠体2に対して回動自在である。一
方、ビーム7には、駆動部20(図2参照)につながる
ベルト8の一端が取り付けられ、モータの回転駆動力を
ダストシューター本体1に伝達することができる。該ベ
ルト8の他端はドラム21に巻き付いており、モータ1
7の駆動力は、減速機を介してプーリー18に伝えら
れ、さらにタイミングベルト19を介してドラム21に
伝えられる。なお、図2において、ダストシューター本
体1は上限位置にあり、支持部材6に取り付けられたピ
ン22が、ダストシューター本体1の上限位置を設定す
るためのリミットスイッチ23に接触している。
【0014】枠体2及び支持部材6の側面に取り付けら
れたガイドローラ9a、9b、9cは、ダストシュータ
ー本体1の両側部に垂直に設けられたガイドレール(図
3参照)に沿って動き、ダストシューター本体1の垂直
上下動をガイドするものである。すなわち、図3に示す
ように、ガイドローラ9a、9bはガイドレール25の
溝状部26にはまり込み、ダストシューター本体1の安
定した垂直上下動を保証し、一方、ガイドローラ9cは
板状部27に当接して動き、ダストシューター本体1の
垂直上下動時の正しい姿勢を保証する。
【0015】ここで、ガイドローラ9cの役割を詳細に
説明する。本実施例のダストシューター本体1は構造
上、ベルト8により支持部材6が吊り下げられ、該支持
部材6により枠体2、ダスト投入口3、及びダスト収容
部4(この段落では以下、これらを下半部という)が吊
り下げられるようになっている。一方、該下半部の重心
位置は、とくにダストを収容した場合、図2においてガ
イドローラ9a、ピン5、及びガイドローラ9bを結ぶ
直線上にはなく、ややダスト収容部4側にずれた位置
(点Cで示す)にくる。したがって、ピン5には該下半
部の重量により左方向のモーメントMが働き、ダストシ
ューター本体1は、特にその下降時、ピン5の位置で
「く」の字形に折れ曲がろうとする。しかし、本実施例
においては、枠体2に取り付けたガイドローラ9cが、
ガイドレール25の板状部27に当接し、ピン5に働く
モーメントを支えるので、ダストシューター本体1が
「く」の字状に折れ曲がることはない。
【0016】しかして、ガイドレール25の溝状部26
は、案内ローラ9a、9bをその上限位置(図2)から
下限位置(図4)まで案内するべく、ガイドレール25
の全長にわたって形成されているが、板状部27は、案
内ローラ9cをその下限位置で開放できるように、ガイ
ドレール25の下端部には形成されていない。すなわ
ち、ダストシューター本体1は、その下限位置に来たと
き「く」の字状に折れ曲がることができるようになって
いる。
【0017】一方、ガイドレール25には、ガイドロー
ラ9bの下限位置を設定するストッパー30が設けら
れ、その下方にはダストシューター1の傾きを検出し、
駆動部20のモータの回転を止めるリミットスイッチ3
1が設置される。
【0018】以上述べたダストシューターの設置状態
(ダストシューター本体1の上限位置を実線で、下限位
置を仮想線で示す)を図5に示す。すなわち、2階の台
所に相当する位置の外壁35に、上下に渡ってガイドレ
ール25と、ガイドレール25の上方に駆動部20が取
り付けられ、そこにダストシューター本体1が組み付け
られる。また、外壁35には、ダストシューター全体を
覆うようにダクト36が取り付けられ、その下方位置に
取り出し口37が設けられる。さらに、外壁35には、
上限位置にあるダストシューター本体1のダスト投入口
3に通ずる開口38が穿たれ、該開口38は蓋39によ
り内側から閉じることができるようにされる。ダクト3
6の下方には、ダスト容器40が設置される。
【0019】以下、本実施例のダストシューターの機能
を説明する。まず蓋39を上げて開口38を露出させ、
図5の実線位置にあるダストシューター本体1のダスト
投入口3から、生ゴミ等のダストDをダスト収容部4に
収容する。ダスト収容部4は、側面を側板11で、前方
を枠体2で囲まれ、底板10の後方は斜め上方に折り曲
げられている(先端部10a)ので、水分の多い生ゴミ
等を収容しても支障はない。
【0020】次に、駆動スイッチ(図示せず)を押す
と、駆動部20のモータが回転し、ドラム21に巻き付
いていたベルト8が巻戻され、ダストシューター本体1
は、ダスト重量と自重により垂直に下降する。このと
き、ガイドローラ9a、9bはガイドレール25の溝状
部26内を下降し、ダストシューター本体1の安定した
垂直下降を保証する。一方、ガイドローラ9cは、ガイ
ドレール25の板状部27に当接しつつ下降し、ダスト
シューター本体1が「く」の字状に折れ曲がらないよう
にする。
【0021】ダストシューター本体1が所定位置まで下
降し、下方のガイドローラ9bがストッパー30に当接
するとほぼ同時に、ガイドローラ9cがガイドレール2
5の板状部27から開放される。したがって、これ以降
さらにベルト8が巻戻されると、上方のガイドローラ9
aが下降する一方、下方のガイドローラ9bは停止して
いるので、ダストシューター本体1はピン5の位置で
「く」の字状に折れ曲がり、しだいにダスト収容部4の
底板10が傾斜を深め、内部にあるダストは下方に設置
したダスト容器40内に滑り落ちる。なお、このときダ
スト収容部4の蓋体12は、ダスト重量により上端の蝶
番13の部分で垂下しダスト排出口14から離れるの
で、ダストの排出には支障がない。さらに底板10の傾
斜が大きくなり、下方に設置したリミットスイッチ31
に接触したとき、駆動部20のモータの回転が止まる。
【0022】モータ停止後、タイマー(図示せず)によ
り任意の設定時間後、次はモータが逆回転し、ベルト8
をドラム21に巻取る。すると始めに上方のガイドロー
ラ9aのみが上昇し、「く」の字形に折れ曲がっていた
ダストシューター本体1がしだいに真直になる。次に、
ダストシューター本体1全体が上昇するが、上昇開始と
同時に、それまでガイドレール25の板状部27から開
放されていたガイドローラ9cは、再び該板状部27に
当接する。
【0023】ダストシューター本体1がさらに上昇し、
支持部材6に取り付けられたピン22が上限位置を設定
するリミットスイッチ23に接触したとき、駆動部20
のモータが停止し、一連のダスト排出工程が終了する。
このように、ダスト収容部4にダストDを入れ、駆動ス
イッチを押すと、ダストシューター本体1は下降しダス
トをダスト容器40に捨てた後、自動的に元の位置まで
戻って停止するため、ダストを捨てる人は最初に一度ス
イッチを押すだけでよい。なお、ダストの入ったダスト
容器40は、取り出し口37を開けて取り出すことがで
きる。
【0024】(第2実施例) 次に、本発明の第2実施例を図6〜図8を参照して説明
する。なお、この実施例においては、駆動部、ガイドレ
ール、及びリミットスイッチについては詳細に図示して
いないが、実施例1とほぼ同じであるため省略したもの
である。
【0025】図6及び図7において、ダストシューター
本体50は、前方にダスト投入口51を備え、下方にダ
スト排出口52を備えたダスト収容部53、ダスト排出
口52に開閉自在に設けられた底板54、及び底板54
とリンク結合され、ダストシューター本体50の重量を
支える支持部材55を備える。支持部材55の上部には
ビーム56がかけ渡され、そこにダストシューター本体
50に駆動力を伝えるベルト57が取り付けられる。ま
た、ダスト収容部53及び底板54の側面には複数のガ
イドローラ58a、58b、58cが設けられ、ダスト
シューター50の垂直上下動をガイドする。
【0026】底板54は、一対の開閉板59からなり、
それぞれ蝶番60によりダスト収容部53の前方及び後
方の下部にヒンジ結合され、回動自在である。開閉板5
9はそれぞれ、両側部が直角に折り曲げられ、該側部に
リンク61の一端が回動自在に結合され、さらにガイド
ローラ58cが取り付けられる。
【0027】支持部材55は、一対の支持板62と上部
にビーム56を備え、支持板62の内側には摺動板63
がそれぞれ取り付けられる。摺動板63は、ダスト収容
部53の側方に取り付けられた摺動板64と互いに円滑
に摺動する。また、支持板62の下方にはリンク61の
他端が回動自在に結合され、支持部材55の上下動によ
り、該リンク61を介して開閉板59を開閉するように
なっている。
【0028】ガイドローラ58a、58bは、実施例1
のガイドローラ9a、9bと構造面でも機能面でも全く
同様と考えてよい。また、ガイドローラ58cについて
も、実施例1のガイドローラ9cとほぼ同様であるが、
ダストシューター本体50の態様が実施例1のダストシ
ューター本体1とは異なるので、ここで簡単な説明を加
えることとする。
【0029】本実施例のダストシューター本体50は構
造上、ベルト57により支持部材55が吊り下げられ、
該支持部材55によりリンク61、底板54を介してダ
スト収容部53が吊下げられるようになっている。した
がって、ダスト収容部53の重量が底板54を相対的に
閉じる方向に働き、ダストシューター本体50が単に静
止状態で吊下げられているときや、上昇しているとき
は、ガイドローラ58cがなくても格別問題は生じな
い。しかし、ダストシューター本体50が下降している
とき、ガイドローラ58a、58bとガイドレール25
の間の摩擦を大き目に設定した場合や、なんらかの事情
によりその摩擦が大きくなったような場合など、ダスト
収容部53の下降が支持部材55の下降に追随できない
事態が生ずることがある。そうなるとダスト収容部53
の下降が遅れ、支持部材55がダスト収容部53より先
に下降する状態となり、リンク61を介して開閉板59
を押し広げることとなる。
【0030】しかし本実施例の場合、開閉板59に取り
付けたガイドローラ58cが、実施例1と同じくガイド
レール25の板状部27に当接し、開閉板59が開くこ
とを防止する。むろん、本実施例においても、ガイドレ
ール25の下端部には板状部27は形成されておらず、
ダストシューター本体50が下限位置まで下降したとき
は、ガイドローラ58cは該板状部27から開放され、
ダストの排出に支障のないようになっている。
【0031】以上述べたダストシューターの設置状態
(ダストシューター本体1の上限位置を実線で、下限位
置を仮想線で示す)を図8に示し、一部図5と同じ番号
を付している。なお、図8のダストシューターは、駆動
部71とダストシューター本体50との連結の態様が図
5とは異なっている。すなわち、ダストシューター本体
50のビーム56に取り付けられたベルト57が、ダク
ト36内の上部のプーリー70a及び70bと、下部の
プーリー70cに掛け渡され、ダクト36の下部に設置
された駆動部71へとつながっている。
【0032】ところで、本実施例の場合、ダスト収容部
53に物を載せて上層階に上げる簡易リフターとしても
使用することができる。その場合は、下層階の適宜位置
に、停止及び上下動のスイッチを設けるとよい。
【0033】本発明の実施例は以上の通りであるが、そ
の作用効果の範囲内において種々の改変を行うことがで
きる。たとえば、ガイド部材はローラである必要はな
く、ダストシューターの駆動はベルトを用いるものでな
くてもよい。さらに、実施例では、ダストシューター
は、その上限位置と下限位置にのみ停止するようにした
が、それに限定されるものではない。必要に応じて中間
位置に停止するようにすれば、3層以上の建築物にも応
用することができる。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、上層階で発生した生
ゴミ等のダストを、住宅内を持ち運ぶことなく、階下に
設置したダスト容器に自動的に収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のダストシューターを斜め後方から
みた斜視図である。
【図2】上限位置にある第1実施例のダストシューター
を側面からみた説明図である。
【図3】第1実施例のガイドレールとガイドローラの関
係を示す説明図である。
【図4】下限位置にある第1実施例のダストシューター
を側面からみた説明図である。
【図5】第1実施例のダストシューターの設置状態を示
す図である。
【図6】第2実施例のダストシューターを斜め前方から
みた斜視図であり、開閉部材が閉の状態を示す。
【図7】第2実施例のダストシューターを斜め前方から
みた斜視図であり開閉部材が開の状態を示す。
【図8】第2実施例のダストシュターの設置状態を示す
図である。
【符号の説明】
1、50 ダストシューター本体 3、51 ダスト投入口 4、53 ダスト収容部 6、55 支持部材 8、57 ベルト 9a〜9c、58a〜58c ガイドローラ 10、54 底板 14、52 ダスト排出口 23、31 リミットスイッチ 20 駆動部 25 ガイドレール 30 ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65F 5/00 E04F 17/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方にダストを投入できるダスト投入口
    を備え、後方又は下方に底板の傾斜によってダストを排
    出できるダスト排出口を備えたダスト収容部を有する
    ストシューター本体と、ダストシューター本体をモータ
    の回転及び逆回転によって下降及び上昇可能に吊下げ駆
    動する駆動部と、ダストシューター本体の垂直上下動を
    ガイドする第1のガイド部材と、ダストシューター本体
    がダスト排出位置に到達するまではダストシューター本
    体の底板を水平に保ち、ダストシューター本体がダスト
    排出位置に到達したときダストシューター本体の底板の
    傾斜を許容する第2のガイド部材と、第1及び第2のガ
    イド部材を導くガイドレールを備えることを特徴とする
    ダストシューター。
  2. 【請求項2】 ダストシューター本体は、後方にダスト
    排出口を備え、かつ上部適所に駆動部に連結する支持部
    材を回動自在に備え、第1のガイド部材はダストシュー
    ター本体の回動点を挟んで上下適所に取り付けられ、第
    2のガイド部材はダストシューター本体の回動点より下
    方に取り付けられ、ガイドレールはダスト排出位置で第
    一のガイド部材を止めるストッパを有し、同位置で第2
    のガイド部材を開放するものであり、第2のガイド部材
    はダストシューター本体がダスト排出位置に到達するま
    ではガイドレールに導かれダストシューター本体を真直
    に保つとともに、ダストの排出位置に達したときはガイ
    ドレールから開放されダストシューター本体が「く」の
    字状に折れ曲がることを許容する、ことを特徴とする請
    求項1に記載のダストシューター。
  3. 【請求項3】 ダストシューター本体は、下方にダスト
    排出口を備え、その下側に開閉自在の底板を備え、かつ
    側面に駆動部に連結する支持部材を上下動自在に備え、
    支持部材と底板をその両端で回動自在に結合するリンク
    を備え、第1のガイド部材はダストシューター本体の上
    下適所に取り付けられ、第2のガイド部材は底板の側面
    に取り付けられ、ガイドレールはダスト排出位置で第1
    のガイド部材を止めるストッパを有し、同位置で第2の
    ガイド部材を開放するものであり、第2のガイド部材は
    ダストシューター本体がダスト排出位置に到達するまで
    はガイドレールに導かれ底板が開となるのを防止すると
    ともに、ダストの排出位置に達したときはガイドレール
    から開放され底板が開となるのを許容する、ことを特徴
    とする請求項1に記載のダストシューター。
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