JP3123575B2 - 投票券発行システム - Google Patents

投票券発行システム

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JP3123575B2
JP3123575B2 JP19422692A JP19422692A JP3123575B2 JP 3123575 B2 JP3123575 B2 JP 3123575B2 JP 19422692 A JP19422692 A JP 19422692A JP 19422692 A JP19422692 A JP 19422692A JP 3123575 B2 JP3123575 B2 JP 3123575B2
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投票券を発行する複数
台の投票機と当該投票機を管理するホストとの間の投票
券発行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】投票券発行システムは、連続する数桁の
数字を当てるロッテリや、各種スポーツの勝敗を予想す
るスポーツくじ等に採用が予定されるシステムで、投票
券を発行する複数台の投票機と、回線を介し当該投票機
を管理するホストとから構成される。
【0003】このような投票券発行システムでは、ある
投票機で投票者からマークシート等によって投票があっ
た場合、次のような手順により投票券を発行する方法が
提案されている。
【0004】まず、投票のあった投票機では、ホストに
設定された通し番号(以下、通し番号を通番といい、ホ
ストに設定された通番をホスト通番という)と予め同じ
値に設定されていた通番(以下、端末通番という)を設
定した投票要求をホストへ送信し、ホストが当該投票要
求を受信して元帳ファイルへ登録すると共に、ホスト通
番をカウントアップして、そのカウントアップしたホス
ト通番を設定した投票応答をその投票要求を送信してき
た投票機へ送信する。
【0005】当該投票機では、その投票応答を受信して
その投票内容および上記予め送信されていた端末通番を
印字した投票券を発行すると共に、次の投票のために投
票応答に設定されたホスト通番を端末通番として設定
し、次の投票に備える。そして、次の投票からは、以上
の処理を繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の投票券発行システムでは、投票者による投票があ
った直後、ホストと投票機との間の回線や、ホスト、投
票機等で障害が発生した場合、投票機からホストへは投
票要求、ホストから投票機へは投票応答が到達しないた
め、投票機で投票券が発行できなくなり、当該投票機か
らホストへその障害が回復するまでオンライン開始要求
送信すると共に、障害発生時の投票要求が既にホスト
の元帳ファイルに登録されている場合には、その内容の
取消し要求を送信するようにしている。
【0007】しかし、この投票券発行システムでは、上
記のような障害発生時に、ホストにおいて元帳ファイル
の戻し処理、すなわち元帳ファイルに登録された障害発
生時の投票要求の内容を取消した場合、その取り消した
投票要求の通番から投票を再開して、通番に間が空かな
いようにしていたため、取消し処理が実際にあったの
か、またどの時点で取消しがあったかのか認識できなか
った。
【0008】そのため、例えばホストの元帳ファイルの
内容と投票機側で記録しておいた投票要求の内容とが異
なっていた場合、その原因究明に時間および手間がかか
る、という問題が生じた。
【0009】そこで、本発明は、ホスト・投票機間の回
線故障や、投票機の故障等の障害等が発生して、元帳フ
ァイルの戻し処理が行われた場合に、後で取消し処理が
どの時点であったかを認識できるようにした投票券発行
システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数台の投票機とホストとからなり、
投票者から投票があった投票機では、ホストに設定され
た通し番号と予め同じ値に設定されていた通し番号を設
定した投票要求をホストへ送信し、ホストでは、当該投
票要求を受信して元帳ファイルへ登録すると共に、ホス
トの通し番号をカウントアップして、このカウントアッ
プした通し番号を設定した投票応答を上記投票があった
投票機へ送信し、当該投票機ではその投票応答を受信し
てその投票内容および上記予め送信されていた通し番号
を印字した投票券を発行すると共に、次の投票のために
上記投票応答のカウントアップしたホストの通し番号を
設定するようにした投票券発行システムであって、ある
通し番号Nが設定された投票要求をホストへ送信後、所
定時間経過するまでの間に当該通し番号Nの投票要求に
対する投票券を発行できなかった投票機では、その所定
時間経過後に当該通し番号Nの取消し要求をホストへ送
信し、ホストでは、上記取消し要求を受信してその通し
番号Nとホストの通し番号とを比較し、その差が1の場
合には上記元帳ファイルから当該通し番号Nの投票要求
の登録内容の取消し、ホストの通し番号N+1をカウン
トアップして通し番号N+2を設定した取消し応答を上
記投票券を発行できなかった投票機へ送信する一方、そ
の差が0あるいは2の場合にはホストの通し番号Nある
いはN+2を設定した取消し応答を当該投票機へ送信
し、上記投票券を発行できなかった投票機では、その取
消し応答を受信して次の投票のために当該取消し応答に
設定された通し番号NあるいはN+2を設定する、こと
を特徴とする。
【0011】
【作用】本発明では、投票要求をホストへ送信後、所定
時間経過するまでの間に当該投票要求に対する投票券を
発行できなかった投票機では、その所定時間経過後に当
該投票に予め送られていた通し番号Nの取消し要求をホ
ストへ送信する。
【0012】ホストでは、その取消し要求を受信してそ
の通し番号Nとホストの通し番号とをまず比較し、その
差が1の場合には元帳ファイルから当該通し番号Nの投
票要求の登録内容の取消し、ホストの通し番号N+1を
カウントアップして通し番号N+2を設定した取消し応
答を当該投票機へ送信すると共に、通し番号Nと通し番
号N+1とを欠番として扱う一方、その差が0あるいは
2の場合にはホストの通し番号NあるいはN+2を設定
した取消し応答を当該投票機へ送信する。
【0013】そして、当該投票機では、その取消し応答
を受信して再投票や次の投票のために当該取消し応答に
設定された通し番号NあるいはN+2を設定する。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る投票券発行システムの実
施例を図面に基づいて説明する。
【0015】図1はこの投票券発行システムを示してお
り、このシステムは、ホスト1と複数台の投票機2とを
DDX−P網等のディジタル公衆網3を介し相互通信可
能に接続して構成されている。
【0016】ホスト1は、ホスト計算機11や、ファイ
ル装置12、磁気テープ13、ラインプリンタ14、通
信制御装置15等を備えており、各投票機2からの投票
要求を受信した場合には、当該投票要求等をファイル装
置13等に作成した元帳ファイルへ登録して、予め設定
されていたホスト通番をカウントアップして新たに設定
し、この新たなホスト通番を設定した投票応答を当該投
票機へ送信する一方、投票券を発行できない投票機2か
ら取消し要求を受信した場合には、後述する元帳ファイ
ルの取消し処理を実行するように構成されている。
【0017】なお、後で詳述するが、ホスト1における
ホスト通番の初期設定/カウントアップは、次に示すタ
イミングで行われる。
【0018】.ホスト1の立上げ時(電源投入時)
に、ホスト1にて各投票機2毎に初期値を設定する。 .ホスト1が投票機2からの投票要求を受信し、元帳
ファイルへ登録したとき、ホスト通番をカウントアップ
(+1)する。 .ホスト1が投票要求を元帳ファイルから取消し(元
帳ファイルの戻し処理ともいう)た時、ホスト通番をカ
ウントアップ(+1)する。
【0019】図2は各投票機2の構成を示している。
【0020】各投票機2は、CPU21、メモリ22、
ディスプレイ23、操作キー等の入力部24、挿入され
たマークシート25aを読取るカードリーダ25、およ
び投票券26aを発行する投票券発行部26を備え、投
票者からマークシート25aにより投票要求があった際
には、ホスト通番と予め同じ値に設定されていた端末通
番が設定された投票要求をホスト1へ送信し、ホスト1
からの投票応答を受信した場合にはその投票内容および
上記予め送信されていた端末通番を印字した投票券を発
行し、次の投票の際にはホスト1からの投票応答に設定
されていたホスト通番を端末通番として使用するように
構成されている。
【0021】また、各投票機2は、投票要求をホスト1
へ送信後、回線故障等の障害が発生して、所定時間以内
に当該投票要求に対する投票券を発行できない場合に
は、ホスト1からの後述するする取消し応答を受信して
再度投票要求を送信可能な状態になるまで取消し要求を
送信すると共に、後述するように上記障害発生の際の通
番および次の通番を欠番して2つ次の通番から再度投票
要求を送信するように構成されている。
【0022】なお、各投票機2の端末通番は、次のよう
なタイミングで設定される(各投票機2にてカウントア
ップは行わないものとする)。
【0023】.ホスト1からオンライン開始応答受信
時、その開始応答に設定されたホスト通番の初期値を、
端末通番の初期値として設定する。 .ホスト1から投票応答を受信し、投票券の発行を正
常に終了した時、その投票応答に設定されたホスト通番
を端末通番として設定する。 .ホスト1から取消し応答を受信した時、その取消し
応答に設定されたホスト通番を端末通番として設定す
る。
【0024】次に、ホスト1における元帳ファイルの登
録処理および戻し処理を説明する。
【0025】図3は、元帳ファイルの登録処理の手順を
示しており、まずホスト1では、ある投票機2から各種
要求を送信してきた場合、その要求を受信して(ステッ
プ100)、その要求が投票要求であるか、あるいは取
消し要求であるかを判断して(ステップ200)、投票
要求である場合には(ステップ200“Yes”)、当該
投票要求をファイル装置12等の元帳ファイルへ登録し
(ステップ300)、続いて予め設定されていたホスト
通番をカウントアップして更新して設定し(ステップ4
00)、その更新されたホスト通番を設定した投票応答
を当該投票機2へ送信する(ステップ500)。そして
この投票機2における投票処理が終了でなければ(ステ
ップ600“No”)、投票機2からの要求受信処理
(ステップ100)へ戻り、次の要求が来たら以上の処
理を繰り返す。
【0026】一方、受信した要求が投票券を発行できな
い投票機2からの取消し要求である場合には(ステップ
200“No”)、後述する元帳ファイルの戻し処理を
実行して(ステップ700)、投票機2からの要求受信
処理(ステップ100)へ戻り、次の要求が送信されて
くるのを待つ。
【0027】図4は、ホスト1におけ元帳ファイルの
戻し処理の手順を詳細に示しており、この処理に入った
場合、まずホスト1は、予め設定されているホスト通番
と、取消し要求に設定された端末通番とを比較してその
差が“1”であるか否か判断する(ステップ710)。
【0028】ここで、その差が“0”あるいは“2”の
場合には(ステップ710“No”)、元帳ファイルの
戻し処理は行わず、かつ予め設定されていたホスト通番
をカウントアップせずそのまま設定した取消し応答を当
該投票機2へ送信する(ステップ740)。
【0029】これは、ホスト1におけるホスト通番のカ
ウントアップのタイミングを、投票要求を元帳ファイル
へ登録時、および投票要求を元帳ファイルから取消した
ときの2つのケースにしたため、その差が“0”である
場合には、その端末通番の投票要求が投票機2からホス
ト1へ届いて無く、その投票要求が元帳ファイルに登録
されてないため元帳ファイルの戻し処理が必要無いから
である。また、その差が“2”である場合には、その端
末通番の投票要求が既に元帳ファイルへ登録され、か
つ、既にその投票要求が元帳ファイルから取消されてい
るため元帳ファイルの戻し処理が必要無いからである。
【0030】一方、ホスト通番と端末通番と差が“1”
である場合には(ステップ710“Yes”)、既にその
端末通番の投票要求が元帳ファイルに登録され、かつ、
元帳ファイルの戻し処理、すなわち元帳ファイルから当
該端末通番の投票要求を取消されてないことを示してい
るため、まずはその投票要求を取消し(ステップ72
0)、続いて取消し要求に設定された端末通番より1だ
け大きいホスト通番をカウントアップして更新し(ステ
ップ730)、上記取消し要求より2だけ大きいホスト
通番を設定した取消し応答を、その投票券を発行できな
い投票機2へ送信して(ステップ740)、この取消し
処理を終了する。
【0031】そして、その終了後は、図3のステップ1
00へ戻り、当該投票機2からの次の要求を待ち、当該
投票機2からの再度あるいは新たな投票の際には、前回
送信した投票要求に設定されていた端末通番より2カウ
ントアップされた端末通番が設定された投票要求がホス
ト1へ送信される。
【0032】従って、ホスト1の元帳ファイルで通番N
の投票要求の取消しがあった場合には、通番Nと通番N
+1とが欠番として扱われ、再投票あるいは次の投票の
際には、当該投票機2では通番Nと通番N+1とを飛ば
した通番N+2の投票要求から送信が再開されるため、
ホスト1の元帳ファイルで取消し処理があったことや、
どの時点で取消しがあったかのかを、ホスト1あるいは
当該投票機2に設定、記憶された端末通番の欠番から認
識することができる。
【0033】このため、例えばホストの元帳ファイルの
内容と、投票機側で記録しておいた投票要求の内容とが
異なっていた場合等には、その欠番を手掛かりに容易か
つ迅速にその原因を究明できる。
【0034】次に、本システムにおけるホストおよび投
票機での正常処理、および各種障害が発生した場合の処
理を、図5〜図9を基に説明する。
【0035】図5は、いわゆる開局処理から開局処理後
の通常処理までのホスト1および投票機2での処理を示
している。
【0036】まず、ある投票機2で開局(通常、毎朝行
う)する場合には、投票機2の電源を投入して、ホスト
1へオンライン開始要求SDを送り、ホスト1ではその
開始要求SDを受けて、例えば初期値としてホスト通番
Nを設定したオンライン開始応答SRをオンライン開始
要求を送信してきた投票機2へ送信する。
【0037】オンライン開始応答SRを受信した投票機
2では、その開始応答SRに設定されていたホスト通番
Nを端末通番として設定し、投票者からの投票を待機す
る。
【0038】そして、この投票機2において投票があっ
た際には、当該投票機2からホスト1へ端末通番Nが設
定された投票要求D1 が送信され、ホスト1では、その
投票要求D1 を受信し、その投票要求D1 が投票要求で
あると判断されるため、図3のステップ100→200
→300→400→500という処理を行って、当該投
票要求D1 の内容を元帳ファイルへ登録すると共に、ホ
スト通番をNからカウントアップしてN+1とし、通番
N+1を設定した投票応答R1 をその投票機2へ送信す
る。
【0039】投票機2では、投票応答R1 を受信し、予
め設定されていた端末通番Nと投票要求D1 に応じた内
容とを投票券26aに印字して発行し、当該投票者に渡
すと共に、受信した投票応答R1 に設定されたホスト
N+1を次の端末通番としてセットして次の投票を待
機する。
【0040】図6は、回線故障が発生し、投票機2が送
信した端末通番Nの投票要求D1 がホスト1に到達しな
い場合の障害処理を示している。
【0041】この場合には、投票機2では数回繰り返し
て端末通番Nの投票要求D1 をホスト1へ送るが、回線
故障の間はその投票要求D1 がホスト1に到達せず、こ
れによりホスト1から投票応答R1 が送信されずに投票
機2にて投票券を発行できないため、投票機2が所定時
間経過後に端末通番Nを設定した取消し要求D2 を送信
するようになり、回線故障が復旧した際には、投票機2
から取消し要求D2 がホスト1に受信される。
【0042】ホスト1では、その取消し要求D2 を取消
し要求と判断するため、図3においてステップ100→
200→700というように進み、この場合にはホスト
通番と端末通番とがNで一致するため、図4のステップ
700においてステップ710→740と進み、元帳フ
ァイルの戻し処理は行わず、現在のホスト通番Nを設定
した取消し応答R2 を投票機2へ送る。投票機2では、
その取消し応答R2 を受けて端末通番Nを再度設定し
て、再投票あるいは次の投票を待機することになる。な
お、この場合には、元帳ファイルの戻し処理が行われな
いため、端末通番が欠番されない。
【0043】図7は、ホスト1における元帳ファイル更
新後、投票応答R1 を投票機2へ送る際に、回線故障が
発生した場合の障害処理を示している。
【0044】この場合、ホスト1では、図3におけるス
テップ100→200→300→400→500という
処理を行って、投票機2からの通番Nの投票要求D1 に
対しホスト通番N+1を設定した投票応答R1 を投票機
22へ送信しているが、その投票応答R1 が回線故障等
により投票機2に到達せず、投票機2にて投票券を発行
できないため、図6に示す場合と同様に投票機2が所定
時間経過後に端末通番Nを設定した取消し要求D2 を送
信するようになり、回線故障が復旧した場合にはその取
消し要求D2 をホスト1が受信する。
【0045】すると、ホスト1では、図3においてステ
ップ100→200→700と進み、通番Nの投票要求
D1 を元帳ファイルへ登録した際にホスト通番をカウン
トアップし、ホスト通番N+1と端末通番Nとの差が
“1”であるため、図4のステップ700においてステ
ップ710→720→730→740と進み、ホスト1
は通番Nの元帳ファイルの戻し処理、すなわち通番Nの
投票要求D1 の取消し、続いてホスト通番N+1をさら
にカウントアップしてN+2に更新し、このホスト通番
N+2を取消し応答R2 に設定して投票機2へ送る。
【0046】そして、この取消し応答R2 を受信した投
票機2では、それに設定されたホスト通番N+2を端末
通番として設定し、次の投票の際に通番Nと通番N+1
とを飛ばした通番N+2の投票要求から送信を再開す
る。
【0047】従って、この投票機2では、通番Nと通番
N+1との欠番より、端末通番Nの投票要求を送信した
際に何等かの障害が発生し、かつ、ホスト1でいったん
その投票要求が元帳ファイルに登録され、その後取消さ
れた、ということが分かる。
【0048】なお、通番Nは元帳ファイルの登録処理時
の欠番を示すことになり、また通番N+1は元帳ファイ
ルの戻し処理実行時の欠番となる。
【0049】図8は、投票応答R1 受信後、投票券26
a発行までの間に当該投票機2で故障が発生した場合の
障害処理を示している。
【0050】この場合、投票機2は、通番Nの投票要求
D1 に対するホスト1からの通番N+1の投票応答R1
を受信したものの、自機の故障等により投票券の発行ま
でに至らないケースであるため、結局、図7に示す回線
故障の場合と同様に、当該投票機から通番Nの取消し要
求D2 が送信され、図3のステップ100→200→7
00、続いて図4のステップ700においてステップ7
10→720→730→740と進み、ホスト1は通番
Nの投票要求D1 を元帳ファイルから取消し、ホスト通
番N+1をカウントアップして更新したホスト通番N+
2を取消し応答R2 に設定して投票機2へ送ることにな
る。そして、投票機2では、取消し応答R2 に設定され
たホスト通番N+2を端末通番として設定して、この端
末通番N+2から投票を再開し、通番Nと通番N+1と
を使用せずに欠番として扱うことになる。
【0051】図9は、ホスト1における元帳ファイル更
新後、ホスト1から取消し応答R2等を投票機2へ送る
際に、連続的に回線障害等がある場合の障害処理を示し
ている。
【0052】このケースは、投票機2からの通番Nの取
消し要求D2 に対してホスト1が元帳ファイルの戻し処
理を行い、通番N+2を設定した取消し応答R2 を送信
するまでの処理が、図7に示す処理と同一であるが、連
続的な回線故障によりこの取消し応答R2 が投票機2へ
到達しないため、再度回線故障が復旧した際に、再度当
該投票機2から端末通番Nの取消し要求D3 がホスト1
へ送信される。
【0053】ホスト1は、その端末通番Nの取消し要求
D3 を受信して、図3のステップ100→200→70
0と進み、続いて図4のステップ700においてステッ
プ710へと進むが、ここでホスト通番がN+2で、取
消し要求D3 に設定された端末通番がNであるため、そ
の差が“2”となり、元帳ファイルの戻し処理は行わず
に、ステップ740により現在のホスト通番N+2をそ
のまま設定した取消し応答R3 を投票機2へ送る。
【0054】そして、投票機2では、その取消し応答R
3 を受信してホスト通番N+2を端末通番として設定し
て待機し、再投票あるいは次の投票の際には、その端末
通番N+2の投票要求を送信し、この場合にも通番Nと
通番N+1とを使用せずに欠番として扱う。
【0055】従って、端末通番Nの投票要求に対し以上
のような連続的な回線障害がある場合でも、ホスト1が
投票要求の取消し処理を行ったときには、図7および図
8の場合と同様に、端末通番Nを元帳ファイルの更新処
理実行時の欠番、端末通番N+1を元帳ファイルの戻し
処理実行時の欠番として飛ばし、通番N+2から次の投
票要求の送信を再開する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、通番
Nが設定された投票要求をホストへ送信後、所定時間経
過するまでの間に当該投票要求に対する投票券を発行
きなかった投票機が、その所定時間経過後に当該投票機
に予め送られていた通番Nの取消し要求をホストへ送信
するようにし、ホストでは、その取消し要求を受信して
その通番Nとホストの通番とを比較し、その差が1の場
合には元帳ファイルから当該通番Nの投票要求の登録内
容の取消すと共に、ホスト通番N+1をカウントアップ
して通番N+2を設定した取消し応答を当該投票機へ送
信し、投票機に通番Nと通番N+1とを飛ばさせて通番
N+2から投票要求の送信を再開させるようにしたた
め、ホストの元帳ファイルで投票要求の取消し処理があ
ったこと、およびどの時点で取消しがあったかのかを当
該投票機における通番の欠番N,N+1から認識するこ
とができる。
【0057】その結果、例えばホストの元帳ファイルの
内容と、投票機側で記録しておいた投票要求の内容とが
異なっていた場合等には、その欠番を手掛かりに容易か
つ迅速にその原因を究明できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る投票券発行システムの実施例を示
す説明図。
【図2】投票機の構成を示す説明図。
【図3】ホストにおける元帳ファイルの登録処理手順を
示すフローチャート。
【図4】ホストにおける取消し処理手順を示すフローチ
ャート。
【図5】開局処理から通常処理までのホストおよび投票
機の処理を示す説明図。
【図6】ホスト1の元帳ファイル更新前のホストおよび
投票機の処理を示す説明図。
【図7】ホスト1の元帳ファイル更新後のホストおよび
投票機の処理を示す説明図。
【図8】投票応答受信後、投票券発行までの間に障害が
発生した場合のホストおよび投票機の処理を示す説明
図。
【図9】連続的に回線障害がある場合のホストおよび投
票機の害処理を示す説明図。
【符号の説明】
1 ホスト 2 投票機 3 ディジタル公衆網 11 ホスト計算機 12 ファイル装置 13 磁気テープ 14 ラインプリンタ 21 CPU 22 メモリ 23 ディスプレイ 24 入力部 25 カードリーダ 25a マークシート 26 投票券発行部 26a 投票券 D1 投票要求 R1 投票応答 D2 取消し要求 R2 取消し応答 D3 取消し要求 R3 取消し応答
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06F 19/00 G07C 13/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の投票機とホストとからなり、投
    票者から投票があった投票機では、ホストに設定された
    通し番号と予め同じ値に設定されていた通し番号を設定
    した投票要求をホストへ送信し、ホストでは、当該投票
    要求を受信して元帳ファイルへ登録すると共に、ホスト
    の通し番号をカウントアップして、このカウントアップ
    した通し番号を設定した投票応答を上記投票があった投
    票機へ送信し、当該投票機ではその投票応答を受信して
    その投票内容および上記予め送信されていた通し番号を
    印字した投票券を発行すると共に、次の投票のために上
    記投票応答のカウントアップしたホストの通し番号を設
    定するようにした投票券発行システムであって、 ある通し番号Nが設定された投票要求をホストへ送信
    後、所定時間経過するまでの間に当該通し番号Nの投票
    要求に対する投票券を発行できなかった投票機では、そ
    の所定時間経過後に当該通し番号Nの取消し要求をホス
    トへ送信し、 ホストでは、上記取消し要求を受信してその通し番号N
    とホストの通し番号とを比較し、その差が1の場合には
    上記元帳ファイルから当該通し番号Nの投票要求の登録
    内容の取消し、ホストの通し番号N+1をカウントアッ
    プして通し番号N+2を設定した取消し応答を上記投票
    券を発行できなかった投票機へ送信する一方、その差が
    0あるいは2の場合にはホストの通し番号NあるいはN
    +2を設定した取消し応答を当該投票機へ送信し、 上記投票券を発行できなかった投票機では、その取消し
    応答を受信して次の投票のために当該取消し応答に設定
    された通し番号NあるいはN+2を設定する、ことを特
    徴とする投票券発行システム。
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