JP3123375U - 可動バーニア - Google Patents

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浩二 今村
全啓 武田
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和光合成樹脂株式会社
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Abstract

【課題】金尺に簡易に取り付けることができ、目視により簡便に精度よく長さの測定が可能で携帯に便利な可動バーニアを提供することである。
【解決手段】直尺2に外嵌し、該直尺2の長手方向に摺動可能な可動バーニア1であって、該可動バーニア1は合成樹脂成形品からなり、該可動バーニア1は前記直尺2の幅方向の両端面を挟持する一対の挟持部13を有し、該一対の挟持部13は、直尺2の長手方向において少なくとも一部が直尺2の幅と同じか、該幅よりも小さい間隙を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、金属製直尺に取り付けて目視により簡便に精度よく長さの測定が可能な可動バーニアに関する。
従来より、被測定物の被測定部位の長さを測定する測定器としてノギスが知られている。このノギスは、一方の測定ジョーを有する直尺と、この直尺の長手方向へ摺動自在に設けられ前記一方の測定ジョーとともに被測定物に当接される測定ジョーを有するスライダとを備えて構成されている。このようなノギスにおいては、測定精度を維持でき、かつ、直尺とスライダの摺動に耐えるため、一般に、金属(例えば、ステンレスなど)で形成されており、精度のよい測定が可能である。しかしながら、常時携帯して簡便に測定するといった場合には、不便である。
そこで、例えば、特許文献1では、直尺に簡易に取り付けることのできるバーニア目盛の刻印された移動ジョーを提案している。これによれば、市販の物差しにも取り付けて使用することができ、持ち運びにも便利である。しかしながら、被測定物に当接して位置決めをする際には移動ジョーを固定するために止めネジにより固定する必要があり、両手が使えない場合や片手で簡易に測定するといった場合には不便である。また、金属製のものは高価なものとなる。
実開昭63−200101号公報
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、特に金属製直尺に簡易に取り付けることができ、目視により簡便に精度よく長さの測定が可能で携帯に便利で安価な可動バーニアを提供することを課題とする。
本考案の可動バーニアは、直尺に外嵌し、該直尺の長手方向に摺動可能な可動バーニアであって、前記可動バーニアは合成樹脂成形品からなることを特徴とする。
前記直尺は150mm金属製直尺であるのがよい。
また、前記可動バーニアは両端に直尺挿通孔を有し、該挿通孔に直尺を挿通させた状態で、表面に直尺の目盛を露出させる窓部が形成され、かつ該窓部の上部に目盛が付されているのがよい。
そして、前記可動バーニアは、前記直尺の幅方向の両端面を挟持する一対の挟持部を有し、該一対の挟持部は、直尺の長手方向において少なくとも一部が直尺の幅と同じか、該幅よりも小さい間隙を有することが好ましい。
本考案の測定工具は、前記直尺が150mm金属製直尺であり、該直尺と、本考案の可動バーニアと組み合わせて用いることを特徴とする。
本考案の可動バーニアは、直尺に外嵌でき、該直尺の長手方向に滑らかに摺動可能なように合成樹脂成形品により形成されているので、安価に製造することができるとともに、簡易に直尺に取り付けることができ、目視により簡便に精度良く長さを測定できる。しかも、150mm金属製直尺に好適に用いられ携帯して利用するのに適している。
図1は本考案の一実施形態に係る可動バーニアを示している。図2は可動バーニア1を直尺2に取り付けた状態を示している。図1,2に示すように、本考案の可動バーニア1は、両端に直尺挿通孔17a、17bを有しており、該挿通孔17a、17bに直尺2を挿通させた状態で、表面に直尺2の目盛を露出させる窓部18が形成され、かつ、該窓部18の上部には目盛12が付されている。前記挿通孔17a、17bの開口部は、直尺2の両主面に対向する側が内側に向けて凸状にわずかに湾曲した形状を形成している。これにより直尺2の両主面を適切な力で挟持し、前記可動バーニア1を前記直尺2の長手方向に滑らかに摺動させることができる。
また、本考案の可動バーニア1は、直尺2の幅方向の両端面を挟持する一対の挟持部13a、13bを有しており、該一対の挟持部は、直尺2の長手方向において少なくとも一部が直尺2の幅と同じか、該幅よりも小さい間隙を有しているのがよい。好ましくは、前記挟持部の一方側13bが直尺2の端面側に向けて凸状に湾曲した形状を有し、直尺2の長手を押圧する押圧力付与部14を形成しているのがよい。これにより、直尺2の長手を押圧する押圧力付与部14を介して直尺2を挟持し、前記可動バーニア1を前記直尺2の長手方向に滑らかに摺動させることができる。また、直尺2の保持も兼ねた、可動バーニア1の長手方向の一端側に設けられ被測定物の被測定部位に当接される測定ジョー11と保持部材16とで直尺2を保持する。前記測定ジョー11と保持部材16にはそれぞれ直尺2を挿嵌できる挿通孔17a、17bが設けられている。また、直尺目盛22に対して補助目盛となるバーニア目盛12を備えて構成されている。本考案の可動バーニア1は、長手方向に略平行に補強部材15を設けるのが好ましい。これにより、繰り返される摺動に対しても変形することなく安定した摺動操作が可能となる。
図2において、可動バーニア1は、上記したように、直尺2を摺動方向に対して幅方向から挟みこむ一対の挟持部13a、13bを備え、挟持部13の一方側13bには一端が可動バーニア1に一体的に連結され他端が直尺2に向かって突き出し摺動方向と略平行に設けられた押圧力付与部14が形成されている。この押圧力付与部14による直尺2への押圧力によって、他方の挟持部13aが直尺2に密接する構成となる。この可動バーニア1は、測定ジョー11、挟持部13a、13b、押圧力付与部14、補強部材15とを含んで、合成樹脂によって一体成形されている。この成形は射出成形によって形成されるのが好ましい。
本考案に係る合成樹脂としては、ポリアセタール樹脂が好適に用いられる。しかしながら、機械的性質、耐摩擦・耐摩耗性に優れ自己潤滑性を有したものであれば、特に限定されるものではない。各種のエンジニアリングプラスチックが使用可能である。
上記した構成によれば、可動バーニア1の挟持部13が直尺2の長手を挟持することによって、可動バーニア1は直尺2の長手に沿って摺動自在となる。挟持部13の一方に設けられた押圧力付与部14から直尺2に押圧力が付与されることにより、挟持部13の他方13aが直尺2に密接され、可動バーニア1と直尺2との間のがたをなくす。すなわち、押圧力付与部14は合成樹脂からなり、これに弾力を付与することができるので、この押圧力付与部14にばねとしての機能を発揮させることができる。よって、可動バーニア1と直尺2の間に押圧機構として別個に板ばねなどを設ける必要がなくなる。また、可動バーニア1にポリアセタール等の合成樹脂を用いた場合、摺動性、耐摩耗性に優れているので、潤滑剤も必要なく、また、耐用年数も長い可動バーニアとすることができる。さらに、この押圧力付与部14が可動バーニア1とともに一体形成されているので、可動バーニア1の製造工程が簡便となり、製造コストを削減することができる。
本考案の可動バーニア1は、150mm金属製直尺に好適に用いられる。150mm金属製直尺はJIS規格の中で最も短い物差しであり、これに本考案の可動バーニア1を用いることにより、持ち運びに便利で、簡便に精度良く長さを測定することが可能となる。特に常時携帯して使用するのに適している。
なお、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲内で種々の変更や改善が可能である。
本考案の一実施形態に係る可動バーニアを示す斜視図である。 本考案に係る可動バーニアの使用状態を示す平面図である。 本考案に係る可動バーニアの図2のX−X線断面図である。
符号の説明
1・・・可動バーニア
2・・・直尺
11・・・測定ジョー
12・・・バーニア目盛
13a・・挟持部
13b・・挟持部
14・・・押圧力付与部
17a・・挿通孔
17b・・挿通孔
18・・・窓部

Claims (6)

  1. 直尺に外嵌し、該直尺の長手方向に摺動可能な可動バーニアであって、前記可動バーニアは合成樹脂成形品からなることを特徴とする可動バーニア。
  2. 前記直尺は150mm金属製直尺であることを特徴とする請求項1記載の可動バーニア。
  3. 両端に直尺挿通孔を有し、該挿通孔に直尺を挿通させた状態で、表面に直尺の目盛を露出させる窓部が形成され、かつ該窓部の上部に目盛が付されている請求項1または2記載の可動バーニア。
  4. 前記可動バーニアは、前記直尺の幅方向の両端面を挟持する一対の挟持部を有し、該一対の挟持部は、直尺の長手方向において少なくとも一部が直尺の幅と同じか、該幅よりも小さい間隙を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の可動バーニア。
  5. 金属製直尺と請求項1〜4のいずれかに記載の可動バーニアとを組み合わせて用いることを特徴とする測定工具。
  6. 前記金属製直尺が150mm直尺であることを特徴とする請求項5記載の測定工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018017660A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 株式会社ディスコ 測定工具

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