JP3123202B2 - 物品コード読取装置 - Google Patents
物品コード読取装置Info
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
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- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、店舗等に適応される
POSシテスムにおいて物品に貼付された物品コードを
読み取る読取装置に関し、特に物品コードを自動的に読
み取る物品コード読取装置に関する。
POSシテスムにおいて物品に貼付された物品コードを
読み取る読取装置に関し、特に物品コードを自動的に読
み取る物品コード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】店舗において適応されるPOSシステム
では、販売時点で取引処理に係る商品の物品コードが入
力される。POSシステムはこの物品コードに対応する
商品データをECR(電子式キャッシュレジスタ)等の
POS端末装置に表示するとともに、その物品コードに
基づいて売上げデータをファイル化する。この物品コー
ドの入力にあたって従来より、予め商品に物品コードを
表すバーコードを貼付または印刷しておき、このバーコ
ードをスキャナによって読み取らせるようにしたものが
ある。このスキャナにも固定型と可搬型の2種類があ
り、固定型スキャナを使用する場合には、店員は物品の
バーコード面をスキャナに対向させるようにして物品を
移動させる。また、可搬型の所謂ハンドスキャナを用い
る場合には、物品のバーコード面にスキャナの読取部分
を当てがう。さらに、バーコードの読取が正常に行われ
ない場合等においては、物品コードを表すコード番号を
キーボードの操作により置数入力するようにしていた。
では、販売時点で取引処理に係る商品の物品コードが入
力される。POSシステムはこの物品コードに対応する
商品データをECR(電子式キャッシュレジスタ)等の
POS端末装置に表示するとともに、その物品コードに
基づいて売上げデータをファイル化する。この物品コー
ドの入力にあたって従来より、予め商品に物品コードを
表すバーコードを貼付または印刷しておき、このバーコ
ードをスキャナによって読み取らせるようにしたものが
ある。このスキャナにも固定型と可搬型の2種類があ
り、固定型スキャナを使用する場合には、店員は物品の
バーコード面をスキャナに対向させるようにして物品を
移動させる。また、可搬型の所謂ハンドスキャナを用い
る場合には、物品のバーコード面にスキャナの読取部分
を当てがう。さらに、バーコードの読取が正常に行われ
ない場合等においては、物品コードを表すコード番号を
キーボードの操作により置数入力するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
POSシステムに用いられる物品コード読取装置では、
店員により物品またはハンドスキャナのいずれかを操作
する必要がある。また、スキャナの読取部に商品のバー
コードを正確に対向させることは困難な場合が多く、バ
ーコードが正確に読み取られるまでに単一の商品に対し
て複数回の操作が必要な場合があり、スキャナによる読
取を諦めてキーボードから入力しなければならないこと
も少なくない。このため、店員の作業が煩雑化するとと
もにその作業に長時間を要し、特に大型店舗では精算処
理に長時間を要することとなって待ち時間の増加により
顧客サービスの低下を招く問題があった。
POSシステムに用いられる物品コード読取装置では、
店員により物品またはハンドスキャナのいずれかを操作
する必要がある。また、スキャナの読取部に商品のバー
コードを正確に対向させることは困難な場合が多く、バ
ーコードが正確に読み取られるまでに単一の商品に対し
て複数回の操作が必要な場合があり、スキャナによる読
取を諦めてキーボードから入力しなければならないこと
も少なくない。このため、店員の作業が煩雑化するとと
もにその作業に長時間を要し、特に大型店舗では精算処
理に長時間を要することとなって待ち時間の増加により
顧客サービスの低下を招く問題があった。
【0004】この発明の目的は、所定位置に載置された
物品から物品コードを自動的に読み取ることができるよ
うにし、店員の作業負担を軽減するとともに、物品コー
ドの読取作業を確実に行うことができ、読み取り作業の
短時間化により顧客サービスの向上を実現できる物品コ
ード読取装置を提供することにある。
物品から物品コードを自動的に読み取ることができるよ
うにし、店員の作業負担を軽減するとともに、物品コー
ドの読取作業を確実に行うことができ、読み取り作業の
短時間化により顧客サービスの向上を実現できる物品コ
ード読取装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のは以下の構成
を備えている。 (1) 物品に貼付された物品コードを読み取る読取手段
と、この読取手段および物品の相対的な位置関係を変化
させて物品コードを読取手段に対向させる移動手段と、
物品コードに対応する商品データを記憶した記憶手段
と、読取手段が読み取った物品コードに該当する商品デ
ータを記憶手段において検索して表示する表示手段とを
設けた物品コード読取装置において、 前記読取手段が、
物品の外観形態を読み取る画像読取手段を含み、物品毎
に物品コードに対応させて外観形態を記憶する形態記憶
手段を設け、画像読取手段が読み取った物品の外観形態
に該当する物品コードを形態記憶手段において検索する
形態検索手段と、を設けたことを特徴とする。
を備えている。 (1) 物品に貼付された物品コードを読み取る読取手段
と、この読取手段および物品の相対的な位置関係を変化
させて物品コードを読取手段に対向させる移動手段と、
物品コードに対応する商品データを記憶した記憶手段
と、読取手段が読み取った物品コードに該当する商品デ
ータを記憶手段において検索して表示する表示手段とを
設けた物品コード読取装置において、 前記読取手段が、
物品の外観形態を読み取る画像読取手段を含み、物品毎
に物品コードに対応させて外観形態を記憶する形態記憶
手段を設け、画像読取手段が読み取った物品の外観形態
に該当する物品コードを形態記憶手段において検索する
形態検索手段と、を設けたことを特徴とする。
【0006】(2)前記移動手段が、読取手段に対して
物品を移動させる物品移動手段と、読取手段に物品コー
ドが対向するように物品移動手段を制御する移動制御手
段と、によって構成されることを特徴とする。
物品を移動させる物品移動手段と、読取手段に物品コー
ドが対向するように物品移動手段を制御する移動制御手
段と、によって構成されることを特徴とする。
【0007】(3)前記読取手段が、物品にそれぞれ異
なる方向から対向する複数の読取手段であることを特徴
とする。
なる方向から対向する複数の読取手段であることを特徴
とする。
【0008】(4)前記読取手段により物品コードが読
み取られなかった物品を物品コードが読み取られた物品
と異なる位置に搬送する搬送手段を設けたことを特徴と
する。
み取られなかった物品を物品コードが読み取られた物品
と異なる位置に搬送する搬送手段を設けたことを特徴と
する。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1に記載した発明においては、画像読取
手段が読み取った外観形態に基づいて物品コードが検索
される。したがって、物品コードを読み取ることができ
なかった場合にも物品の外観形態に基づいて物品コード
を検索することができる。
手段が読み取った外観形態に基づいて物品コードが検索
される。したがって、物品コードを読み取ることができ
なかった場合にも物品の外観形態に基づいて物品コード
を検索することができる。
【0011】また、請求項2に記載した発明において
は、移動制御手段により物品移動手段が制御され、読取
手段に物品コードが対向するように物品の位置が変位さ
れる。
は、移動制御手段により物品移動手段が制御され、読取
手段に物品コードが対向するように物品の位置が変位さ
れる。
【0012】請求項3に記載した発明においては、移動
制御手段により物品コードに対向するように移動読取手
段の位置が変位される。
制御手段により物品コードに対向するように移動読取手
段の位置が変位される。
【0013】請求項4に記載した発明においては、いず
れの手段によっても物品コードが読み取られなかった物
品が搬送手段により別位置に搬送される。したがって、
物品コードが読取られなかった物品に対して別の処理を
行うことができる。
れの手段によっても物品コードが読み取られなかった物
品が搬送手段により別位置に搬送される。したがって、
物品コードが読取られなかった物品に対して別の処理を
行うことができる。
【0014】
【0015】
【実施例】物品コード読取装置1は、物品11を搬送す
るベルトコンベア2の上面に対向するコード検知器3、
画像検知器4、物品検知器5および物品移動装置6を設
けて構成されている。コード検知器3は物品11に貼付
されたバーコードを読み取るスキャナである。画像検知
器4は物品11の外観形態を読み取る撮像装置である。
物品検知器5は物品11の有無を検出するセンサであ
り、光学センサによって構成されている。物品移動装置
6は、物品11を挟持するアクチュエータ7を備えてお
り、アクチュエータ7の動作によって物品11を反転
し、上面に露出する側面を変える。これによって、コー
ド検知器3および画像検知器4に対向する側面が変化す
る。また、ベルトコンベア2に直行して別通路8が設け
られている。この別通路8はベルトコンベア2と放出台
9とを連絡するものであり、物品移動装置6のアクチュ
エータ7を物品11に当接させてコード検知を行うこと
ができなかった物品11を別通路8に導き、放出台9に
放出する。
るベルトコンベア2の上面に対向するコード検知器3、
画像検知器4、物品検知器5および物品移動装置6を設
けて構成されている。コード検知器3は物品11に貼付
されたバーコードを読み取るスキャナである。画像検知
器4は物品11の外観形態を読み取る撮像装置である。
物品検知器5は物品11の有無を検出するセンサであ
り、光学センサによって構成されている。物品移動装置
6は、物品11を挟持するアクチュエータ7を備えてお
り、アクチュエータ7の動作によって物品11を反転
し、上面に露出する側面を変える。これによって、コー
ド検知器3および画像検知器4に対向する側面が変化す
る。また、ベルトコンベア2に直行して別通路8が設け
られている。この別通路8はベルトコンベア2と放出台
9とを連絡するものであり、物品移動装置6のアクチュ
エータ7を物品11に当接させてコード検知を行うこと
ができなかった物品11を別通路8に導き、放出台9に
放出する。
【0016】図2は、上記物品コード読取装置の制御部
の構成を示すブロック図である。CPU21にはROM
22、RAM23、ファイル24および画像メモリ25
が備えられており、コード検知器3、画像検知器4、物
品検知器5、アクチュエータモータドライバ26および
コンベアモータドライバ27が接続されている。CPU
21はROM22に予め書き込まれたプログラムに従っ
て接続されている入出力機器を統括制御する。この時、
入出力されるデータがRAM23の所定のメモリエリア
に格納される。ファイル24にはコード検知器3が読み
取ったバーコードとこれに対応する商品の商品名や価格
等の商品データが記憶されている。画像メモリ25には
商品の外観形態が物品コードとともに商品毎に記憶され
ている。
の構成を示すブロック図である。CPU21にはROM
22、RAM23、ファイル24および画像メモリ25
が備えられており、コード検知器3、画像検知器4、物
品検知器5、アクチュエータモータドライバ26および
コンベアモータドライバ27が接続されている。CPU
21はROM22に予め書き込まれたプログラムに従っ
て接続されている入出力機器を統括制御する。この時、
入出力されるデータがRAM23の所定のメモリエリア
に格納される。ファイル24にはコード検知器3が読み
取ったバーコードとこれに対応する商品の商品名や価格
等の商品データが記憶されている。画像メモリ25には
商品の外観形態が物品コードとともに商品毎に記憶され
ている。
【0017】CPU21はコード検知器3が読み取った
物品コードをファイル24において検索し、該当する商
品データをディスプレイドライバ30を介してディスプ
レイ31に表示する。また、画像検知器4の撮像データ
に従って該当する物品コードを画像ファイル25におい
て検索し、検索された物品コードに該当する商品データ
をファイル24から読み出して同様にディスプレイ31
に表示する。物品検知器5からはコード検知器3および
画像検知器4に対向する位置における物品の検出結果が
入力される。CPU21はこの物品検知器5から物品の
検知信号が入力された際にコード検知器3および画像検
知器4による物品コードおよび画像の読取を行う。
物品コードをファイル24において検索し、該当する商
品データをディスプレイドライバ30を介してディスプ
レイ31に表示する。また、画像検知器4の撮像データ
に従って該当する物品コードを画像ファイル25におい
て検索し、検索された物品コードに該当する商品データ
をファイル24から読み出して同様にディスプレイ31
に表示する。物品検知器5からはコード検知器3および
画像検知器4に対向する位置における物品の検出結果が
入力される。CPU21はこの物品検知器5から物品の
検知信号が入力された際にコード検知器3および画像検
知器4による物品コードおよび画像の読取を行う。
【0018】CPU21は、ベルトコンベア2を張架す
るローラに回転力を供給するモータ29の駆動データを
コンベアモータドライバ27に出力し、上記物品検知器
5が物品を検出した際にモータ29の駆動を一時停止す
る。また、アクチュエータモータドライバ26にはアク
チュエータ7を移動させるためのモータ28a〜28c
が接続されており、CPU21は画像検知器4の撮像デ
ータに基づいてモータ28a〜28cを適宜駆動し、ア
クチュエータ7を用いて物品を回転させる。
るローラに回転力を供給するモータ29の駆動データを
コンベアモータドライバ27に出力し、上記物品検知器
5が物品を検出した際にモータ29の駆動を一時停止す
る。また、アクチュエータモータドライバ26にはアク
チュエータ7を移動させるためのモータ28a〜28c
が接続されており、CPU21は画像検知器4の撮像デ
ータに基づいてモータ28a〜28cを適宜駆動し、ア
クチュエータ7を用いて物品を回転させる。
【0019】図3は、上記制御部の処理手順を示すフロ
ーチャートである。物品コードの読取処理においてCP
U21はモータ29を駆動してベルトコンベア2を動作
させ、ベルトコンベア2上に載置された物品を検知位置
まで搬送する(n1)。物品検知器5が物品11が搬送
されたことを検出するとモータ29の駆動を停止し(n
2,n3)、画像検知器4により物品11の形状を撮像
する(n4)。これとともにコード検知器3により物品
11に貼付されているバーコードの読取を行う(n
5)。この時、物品11のバーコードが貼付されている
側面がコード検知器3に対向していない場合にはバーコ
ードの読取を行うことができない。このような場合にバ
ーコードが読み取れなかった際にはモータ28a〜28
cを駆動してアクチュエータ7により物品を回転させる
(n6,n7)。この回転された物品に対して形状の撮
像およびバーコードの読取を実行する(n8→n4)。
ーチャートである。物品コードの読取処理においてCP
U21はモータ29を駆動してベルトコンベア2を動作
させ、ベルトコンベア2上に載置された物品を検知位置
まで搬送する(n1)。物品検知器5が物品11が搬送
されたことを検出するとモータ29の駆動を停止し(n
2,n3)、画像検知器4により物品11の形状を撮像
する(n4)。これとともにコード検知器3により物品
11に貼付されているバーコードの読取を行う(n
5)。この時、物品11のバーコードが貼付されている
側面がコード検知器3に対向していない場合にはバーコ
ードの読取を行うことができない。このような場合にバ
ーコードが読み取れなかった際にはモータ28a〜28
cを駆動してアクチュエータ7により物品を回転させる
(n6,n7)。この回転された物品に対して形状の撮
像およびバーコードの読取を実行する(n8→n4)。
【0020】このn4〜n7の処理を所定回数実行し、
尚バーコードを読み取れなかった場合には、画像メモリ
25に記憶されている物品の外観形態に適合する形状の
有無をファイル24において検索する(n9)。この検
索処理において適合する形状がある場合にはその形状に
対応する商品データをディスプレイ31に表示する。
尚バーコードを読み取れなかった場合には、画像メモリ
25に記憶されている物品の外観形態に適合する形状の
有無をファイル24において検索する(n9)。この検
索処理において適合する形状がある場合にはその形状に
対応する商品データをディスプレイ31に表示する。
【0021】また、n5におけるバーコードの読取処理
においてバーコードを読み取ることができた場合には、
対応する商品データをファイル24において検索し、そ
の内容をディスプレイ31に表示する(n11,n1
2)。このようにしてファイル24から商品データを読
み取ることができた物品11は、ベルトコンベア2によ
り読取済の位置に搬送する(n13)。一方、コード検
知器3によりバーコードを読み取ることができず、画像
検知器4が撮像した形状に適合する形状がファイル24
に記憶されていなかった場合には、アクチュエータ7に
より物品11を別通路8から手動トレイに導く(n1
4)。
においてバーコードを読み取ることができた場合には、
対応する商品データをファイル24において検索し、そ
の内容をディスプレイ31に表示する(n11,n1
2)。このようにしてファイル24から商品データを読
み取ることができた物品11は、ベルトコンベア2によ
り読取済の位置に搬送する(n13)。一方、コード検
知器3によりバーコードを読み取ることができず、画像
検知器4が撮像した形状に適合する形状がファイル24
に記憶されていなかった場合には、アクチュエータ7に
より物品11を別通路8から手動トレイに導く(n1
4)。
【0022】以上のようにしてこの実施例によれば、ベ
ルトコンベア2上に載置された物品11を自動搬送して
コード検知器3によるバーコードの読取および画像検知
器4による外観形態の撮像を行う。コード検知器3によ
りバーコードを読み取れなかった場合には物品移動装置
6が有するアクチュエータ7によって物品11を所定回
数回転させ、その都度コード検知器3によるバーコード
の読取処理を実行する。これによって、物品11におけ
るコード検知器3の読取面を所定回数に亘って変えるこ
とができ、バーコードの読取確率を向上できる。コード
検知器3による所定回数の読取処理によってもバーコー
ドを読み取ることができなかった場合には、画像検知器
4による撮像データに基づいて物品を特定する。これに
よって物品の読取確率をさらに向上することができる。
なお、コード検知器3が読み取ったバーコードまたは画
像検知器4が撮像した形状によって特定された商品デー
タをECR等に直接入力し、取引処理データとして活用
するようにしてもよい。
ルトコンベア2上に載置された物品11を自動搬送して
コード検知器3によるバーコードの読取および画像検知
器4による外観形態の撮像を行う。コード検知器3によ
りバーコードを読み取れなかった場合には物品移動装置
6が有するアクチュエータ7によって物品11を所定回
数回転させ、その都度コード検知器3によるバーコード
の読取処理を実行する。これによって、物品11におけ
るコード検知器3の読取面を所定回数に亘って変えるこ
とができ、バーコードの読取確率を向上できる。コード
検知器3による所定回数の読取処理によってもバーコー
ドを読み取ることができなかった場合には、画像検知器
4による撮像データに基づいて物品を特定する。これに
よって物品の読取確率をさらに向上することができる。
なお、コード検知器3が読み取ったバーコードまたは画
像検知器4が撮像した形状によって特定された商品デー
タをECR等に直接入力し、取引処理データとして活用
するようにしてもよい。
【0023】図4は、この発明の別の実施例に係る物品
コード読取装置の構成例を示す図である。この実施例で
は物品11を物品移動装置6のアクチュエータ7によっ
て挟持してバーコードの検知位置に搬送する。すなわ
ち、載置台41上に載置されたコード読取未了の物品1
1をアクチュエータ7により挟持し、コード検知器44
上に搬送する。読取処理を行えなかった場合には再度載
置台41上に転送し、ここで物品を回転させた後再びコ
ード検知器44上に搬送する。この回転および搬送を所
定回数繰り返し行い、バーコードを読み取ることができ
た物品11は収納台42に搬送し、バーコードを読み取
ることができなかった物品11はトレイ43に搬送す
る。このように構成することによってベルトコンベア2
を不要にすることができる。なお、コード検知器44に
画像検知器を併設し、図1に示した実施例と同様の処理
を行うようにしてもよい。
コード読取装置の構成例を示す図である。この実施例で
は物品11を物品移動装置6のアクチュエータ7によっ
て挟持してバーコードの検知位置に搬送する。すなわ
ち、載置台41上に載置されたコード読取未了の物品1
1をアクチュエータ7により挟持し、コード検知器44
上に搬送する。読取処理を行えなかった場合には再度載
置台41上に転送し、ここで物品を回転させた後再びコ
ード検知器44上に搬送する。この回転および搬送を所
定回数繰り返し行い、バーコードを読み取ることができ
た物品11は収納台42に搬送し、バーコードを読み取
ることができなかった物品11はトレイ43に搬送す
る。このように構成することによってベルトコンベア2
を不要にすることができる。なお、コード検知器44に
画像検知器を併設し、図1に示した実施例と同様の処理
を行うようにしてもよい。
【0024】図5は、この発明のさらに別の実施例に係
る物品コード読取装置の構成を示す図である。同図に示
す実施例では、物品11の複数の面に対向するコード検
知器D1〜Dmが備えられている。また、物品11の載
置台51は透明平板により構成されている。制御装置5
3には、これら複数のコード検知器D1〜Dmが接続さ
れているとともに、物品検知器52が接続されている。
この制御装置53の処理手順を図6に示す。
る物品コード読取装置の構成を示す図である。同図に示
す実施例では、物品11の複数の面に対向するコード検
知器D1〜Dmが備えられている。また、物品11の載
置台51は透明平板により構成されている。制御装置5
3には、これら複数のコード検知器D1〜Dmが接続さ
れているとともに、物品検知器52が接続されている。
この制御装置53の処理手順を図6に示す。
【0025】図6に示すように、制御装置53は物品検
知器52が物品11を検出すると(n21)、コード検
知器D1〜Dmのいずれかがコードを検出したかどうか
の判定を行う(n22〜n24)。検出されたバーコー
ドに基づいてコードチェックを行い(n25,n2
6)、このコードを出力する(n27)。物品コード読
取装置の制御部は制御装置53から出力された物品コー
ドをファイルにおいて検索し、該当する商品データを読
み出す。コード検知器D1〜Dmのいずれにおいてもバ
ーコードを検出しなかった場合には読取不能信号を出力
する(n28)。この読取不能信号が入力された物品コ
ード読取装置の制御部は、物品移動装置を動作させて物
品を回転等させ、または読取不能位置に搬送する。
知器52が物品11を検出すると(n21)、コード検
知器D1〜Dmのいずれかがコードを検出したかどうか
の判定を行う(n22〜n24)。検出されたバーコー
ドに基づいてコードチェックを行い(n25,n2
6)、このコードを出力する(n27)。物品コード読
取装置の制御部は制御装置53から出力された物品コー
ドをファイルにおいて検索し、該当する商品データを読
み出す。コード検知器D1〜Dmのいずれにおいてもバ
ーコードを検出しなかった場合には読取不能信号を出力
する(n28)。この読取不能信号が入力された物品コ
ード読取装置の制御部は、物品移動装置を動作させて物
品を回転等させ、または読取不能位置に搬送する。
【0026】以上のようにして図5に示した実施例によ
れば、複数のコード検知器によって物品の複数の面を同
時に検出することができるため、読取作業に要する時間
を短縮することができる。
れば、複数のコード検知器によって物品の複数の面を同
時に検出することができるため、読取作業に要する時間
を短縮することができる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、物品に貼付された物
品コードの読取作業を自動化することができるため、店
舗における精算処理時の店員の作業負担を軽減するとと
もに、精算処理時間を短縮し、顧客サービスの向上を図
ることができる利点がある。
品コードの読取作業を自動化することができるため、店
舗における精算処理時の店員の作業負担を軽減するとと
もに、精算処理時間を短縮し、顧客サービスの向上を図
ることができる利点がある。
【図1】この発明の実施例である物品コード読取装置の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図2】同物品コード読取装置の制御部のブロック図で
ある。
ある。
【図3】同制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】この発明の別の実施例に係る物品コード読取装
置の構成を示す図である。
置の構成を示す図である。
【図5】この発明の更に別の実施例に係る物品コード読
取装置の構成を示す図である。
取装置の構成を示す図である。
【図6】同別の物品コード読取装置の制御部の処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
1−物品コード読取装置 2−ベルトコンベア 3−コード検知器(読取手段) 4−画像検知器(画像読取手段) 6−物品移動装置(物品移動手段) 24−ファイル(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/10 G06F 17/60 G07G 1/00 311
Claims (4)
- 【請求項1】物品に貼付された物品コードを読み取る読
取手段と、この読取手段および物品の相対的な位置関係
を変化させて物品コードを読取手段に対向させる移動手
段と、物品コードに対応する商品データを記憶した記憶
手段と、読取手段が読み取った物品コードに該当する商
品データを記憶手段において検索して表示する表示手段
とを設けた物品コード読取装置において、 前記読取手段が、物品の外観形態を読み取る画像読取手
段を含み、物品毎に物品コードに対応させて外観形態を
記憶する形態記憶手段を設け、画像読取手段が読み取っ
た物品の外観形態に該当する物品コードを形態記憶手段
において検索する形態検索手段と、を設けたことを特徴
とする物品コード読取装置。 - 【請求項2】前記移動手段が、読取手段に対して物品を
移動させる物品移動手段と、読取手段に物品コードが対
向するように物品移動手段を制御する移動制御手段と、
によって構成される請求項1に記載の物品コード読取装
置。 - 【請求項3】前記読取手段が、物品にそれぞれ異なる方
向から対向する複数の読取手段である請求項1に記載の
物品コード読取装置。 - 【請求項4】前記読取手段により物品コードが読み取ら
れなかった物品を物品コードが読み取られた物品と異な
る位置に搬送する搬送手段を設けた請求項1〜3のいず
れかに記載の物品コード読取装置。
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---|---|---|---|
JP10764492A JP3123202B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 物品コード読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10764492A JP3123202B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 物品コード読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05303660A JPH05303660A (ja) | 1993-11-16 |
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ID=14464421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10764492A Expired - Fee Related JP3123202B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 物品コード読取装置 |
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JP (1) | JP3123202B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
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