JP3123046B2 - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
- Publication number
- JP3123046B2 JP3123046B2 JP08129502A JP12950296A JP3123046B2 JP 3123046 B2 JP3123046 B2 JP 3123046B2 JP 08129502 A JP08129502 A JP 08129502A JP 12950296 A JP12950296 A JP 12950296A JP 3123046 B2 JP3123046 B2 JP 3123046B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- display element
- case
- display device
- connecting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に関する
ものであり、特に表示器を透視する窓部材をインサート
成形したケースを有する表示装置に関するものである。
ものであり、特に表示器を透視する窓部材をインサート
成形したケースを有する表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、図６に示す表示装置が提案さ
れている。１はケースであり、このケース１は前側ケー
ス１ａ及び後側ケース１ｂからなっている。ケース１内
には液晶表示素子２，発光ダイオード表示素子３及び回
路基板４が収納されている。回路基板４は液晶表示素子
２及び発光ダイオード表示素子３と導通され、必要な電
力を供給する。前側ケース１ａの液晶表示素子２及び発
光ダイオード表示素子３の前方には夫々開口５，６が設
けられ、液晶表示素子２及び発光ダイオード表示素子３
が視認可能となっている。開口５，６には夫々ポリカー
ボネートからなる透光性シート７，８が貼着されてお
り、開口５，６から塵埃が進入することを防止してい
る。
れている。１はケースであり、このケース１は前側ケー
ス１ａ及び後側ケース１ｂからなっている。ケース１内
には液晶表示素子２，発光ダイオード表示素子３及び回
路基板４が収納されている。回路基板４は液晶表示素子
２及び発光ダイオード表示素子３と導通され、必要な電
力を供給する。前側ケース１ａの液晶表示素子２及び発
光ダイオード表示素子３の前方には夫々開口５，６が設
けられ、液晶表示素子２及び発光ダイオード表示素子３
が視認可能となっている。開口５，６には夫々ポリカー
ボネートからなる透光性シート７，８が貼着されてお
り、開口５，６から塵埃が進入することを防止してい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透光性
シート７，８は単に前側ケース１ａに貼着されているの
みであって剥離する畏れがあり、開口５，６から塵埃が
進入し各表示素子２，３の表面に付着して表示が視認し
にくくなるという問題を有していた。また、表示装置を
例えば水上乗り物に適用する場合は防水性が低く、水が
進入して回路基板４に搭載された回路素子に悪影響を与
える畏れがあった。本発明は、防塵性，防水性に優れた
表示装置を提供するものである。
シート７，８は単に前側ケース１ａに貼着されているの
みであって剥離する畏れがあり、開口５，６から塵埃が
進入し各表示素子２，３の表面に付着して表示が視認し
にくくなるという問題を有していた。また、表示装置を
例えば水上乗り物に適用する場合は防水性が低く、水が
進入して回路基板４に搭載された回路素子に悪影響を与
える畏れがあった。本発明は、防塵性，防水性に優れた
表示装置を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、ケース９内に第１の表示素子１４及び第２
の表示素子１５を収納した表示装置において、前記ケー
ス９は、前記第１の表示素子１４を透視可能に設けられ
た第１の窓部１１と、前記第２の表示素子１５を透視可
能に設けられた第２の窓部１２と、前記第１の窓部１１
と前記第２の窓部１２とを連結する連結部１３と、を有
する窓部材１０をインサート成形してなる前側ケース９
ａを有し、前記連結部１３は、インサート成形により埋
設されるものである。
決するため、ケース９内に第１の表示素子１４及び第２
の表示素子１５を収納した表示装置において、前記ケー
ス９は、前記第１の表示素子１４を透視可能に設けられ
た第１の窓部１１と、前記第２の表示素子１５を透視可
能に設けられた第２の窓部１２と、前記第１の窓部１１
と前記第２の窓部１２とを連結する連結部１３と、を有
する窓部材１０をインサート成形してなる前側ケース９
ａを有し、前記連結部１３は、インサート成形により埋
設されるものである。
【０００５】
【０００６】
【０００７】
【発明の実施の形態】表示素子を透視可能に設けられた
透光性材料からなる窓部材をインサート成形することに
より、窓部材がケースから剥離することがなく、防塵
性，防水性を向上させることができる。且つ、第１の表
示素子を透視可能に設けられた第１の窓部と第２の表示
素子を透視可能に設けられた第２の窓部とを透光性樹脂
にて一体成形することにより、インサート成形の際に金
型にセットする窓部材の部品点数を低減することがで
き、ケースの製造が煩雑となる畏れがない。且つ、第１
の窓部と第２の窓部とを連結する連結部をインサート成
形により埋設することにより、連結部が視認されること
がない。
透光性材料からなる窓部材をインサート成形することに
より、窓部材がケースから剥離することがなく、防塵
性，防水性を向上させることができる。且つ、第１の表
示素子を透視可能に設けられた第１の窓部と第２の表示
素子を透視可能に設けられた第２の窓部とを透光性樹脂
にて一体成形することにより、インサート成形の際に金
型にセットする窓部材の部品点数を低減することがで
き、ケースの製造が煩雑となる畏れがない。且つ、第１
の窓部と第２の窓部とを連結する連結部をインサート成
形により埋設することにより、連結部が視認されること
がない。
【０００８】
【０００９】
【００１０】
【実施例】以下、添付の図面に基づいて、本発明を水上
乗り物の速度表示装置に適用した一実施例を説明する。
乗り物の速度表示装置に適用した一実施例を説明する。
【００１１】９はケースであり、このケース９は前側ケ
ース９ａ及び後側ケース９ｂからなっている。前側ケー
ス９ａには透光性樹脂材料（例えばＰＭＭＡ）からなる
窓部材10がインサート成形されている。窓部材10は第１
の窓部11及び第２の窓部12を有している。第１の窓部11
は矩形、第２の窓部12は円形となっており、第１の窓部
11と第２の窓部12とは連結部13により連結されている。
ース９ａ及び後側ケース９ｂからなっている。前側ケー
ス９ａには透光性樹脂材料（例えばＰＭＭＡ）からなる
窓部材10がインサート成形されている。窓部材10は第１
の窓部11及び第２の窓部12を有している。第１の窓部11
は矩形、第２の窓部12は円形となっており、第１の窓部
11と第２の窓部12とは連結部13により連結されている。
【００１２】ケース９内には液晶表示素子14（第１の表
示素子），発光ダイオード表示素子15（第２の表示素
子）及び回路基板16が収納されている。液晶表示素子14
及び発光ダイオード表示素子15は夫々第１の窓部11及び
第２の窓部12から透視可能となっている。17は導電ゴム
であり、この導電ゴム17により液晶表示素子14と回路基
板16とが導通されている。また、発光ダイオード表示素
子15はリード端子18により回路基板16と接続されてい
る。
示素子），発光ダイオード表示素子15（第２の表示素
子）及び回路基板16が収納されている。液晶表示素子14
及び発光ダイオード表示素子15は夫々第１の窓部11及び
第２の窓部12から透視可能となっている。17は導電ゴム
であり、この導電ゴム17により液晶表示素子14と回路基
板16とが導通されている。また、発光ダイオード表示素
子15はリード端子18により回路基板16と接続されてい
る。
【００１３】図２に示すように、液晶表示素子14は日の
字形のセグメント19を点灯させ水上乗り物の速度を表示
する。また、水上乗り物の速度が所定値を超えた時に
は、発光ダイオード表示素子15が赤色に点灯して運転者
に速度超過の警告を行う。
字形のセグメント19を点灯させ水上乗り物の速度を表示
する。また、水上乗り物の速度が所定値を超えた時に
は、発光ダイオード表示素子15が赤色に点灯して運転者
に速度超過の警告を行う。
【００１４】次に、図３乃至図５に基づいて、前側ケー
ス９ａについて詳述する。図３に示すように、窓部材10
は第１の窓部11と第２の窓部12とが連結部13により連結
され一体成形されている。図４に示すように、窓部材10
は金型20にセットされ、この金型20には加熱溶融された
非透光性樹脂（例えばＡＢＳ）が加圧注入され、窓部材
10が前側ケース９ａにインサート成形される。連結部13
はインサート成形により埋設され視認されなくなる（図
５参照）。
ス９ａについて詳述する。図３に示すように、窓部材10
は第１の窓部11と第２の窓部12とが連結部13により連結
され一体成形されている。図４に示すように、窓部材10
は金型20にセットされ、この金型20には加熱溶融された
非透光性樹脂（例えばＡＢＳ）が加圧注入され、窓部材
10が前側ケース９ａにインサート成形される。連結部13
はインサート成形により埋設され視認されなくなる（図
５参照）。
【００１５】前側ケース９ａは窓部材10がインサート成
形されているため、従来例で説明した透光性シート７，
８のように剥離する畏れがなく、防塵性，防水性を向上
させることができる。また、窓部材10の第１の窓部11と
第２の窓部12とは連結部13により連結され一体成形され
ているため、窓部材10の部品点数を低減しインサート成
形の際に窓部材10を金型20にセットする作業が煩雑とな
る畏れがない。
形されているため、従来例で説明した透光性シート７，
８のように剥離する畏れがなく、防塵性，防水性を向上
させることができる。また、窓部材10の第１の窓部11と
第２の窓部12とは連結部13により連結され一体成形され
ているため、窓部材10の部品点数を低減しインサート成
形の際に窓部材10を金型20にセットする作業が煩雑とな
る畏れがない。
【００１６】なお、本実施例の窓部材10は透光性樹脂財
料にて第１の窓部11と第２の窓部12とを一体成形したも
のであるが、例えば第１の窓部11と第２の窓部12とを夫
々硝子製の別部材としても良い。
料にて第１の窓部11と第２の窓部12とを一体成形したも
のであるが、例えば第１の窓部11と第２の窓部12とを夫
々硝子製の別部材としても良い。
【００１７】また、連結部13は前側から視認されるよう
に設けても良いが、本実施例のように連結部13を埋設し
視認不可能にすることが好ましい。
に設けても良いが、本実施例のように連結部13を埋設し
視認不可能にすることが好ましい。
【００１８】本発明は、ケース内に第１の表示素子及び
第２の表示素子を収納した表示装置において、前記ケー
スは、前記第１の表示素子を透視可能に設けられた第１
の窓部と、前記第２の表示素子を透視可能に設けられた
第２の窓部と、前記第１の窓部と前記第２の窓部とを連
結する連結部と、を有する窓部材をインサート成形して
なる前側ケースを有し、前記連結部は、インサート成形
により埋設されるものであり、防塵性，防水性を向上さ
せることができ、且つ、金型にセットする窓部材の部品
点数を低減することができ、且つ、連結部が視認される
ことがない。
第２の表示素子を収納した表示装置において、前記ケー
スは、前記第１の表示素子を透視可能に設けられた第１
の窓部と、前記第２の表示素子を透視可能に設けられた
第２の窓部と、前記第１の窓部と前記第２の窓部とを連
結する連結部と、を有する窓部材をインサート成形して
なる前側ケースを有し、前記連結部は、インサート成形
により埋設されるものであり、防塵性，防水性を向上さ
せることができ、且つ、金型にセットする窓部材の部品
点数を低減することができ、且つ、連結部が視認される
ことがない。
【００１９】
【００２０】
【図１】本発明の一実施例を示す要部断面図。
【図２】同上実施例を示す正面図。
【図３】同上実施例を示す窓部材の正面図。
【図４】同上実施例を示す前側ケースの説明図。
【図５】同上実施例を示す前側ケースの断面図。
【図６】従来例を示す要部断面図。
９ ケース 10 窓部材 11 第１の窓部 12 第２の窓部 13 連結部 14 液晶表示素子（第１の表示素子） 15 発光ダイオード表示素子（第２の表示素子）
Claims (1)
- 【請求項１】 ケース内に第１の表示素子及び第２の表
示素子を収納した表示装置において、 前記ケースは、前記第１の表示素子を透視可能に設けら
れた第１の窓部と、前記第２の表示素子を透視可能に設
けられた第２の窓部と、前記第１の窓部と前記第２の窓
部とを連結する連結部と、を有する窓部材をインサート
成形してなる前側ケースを有し、 前記連結部は、インサート成形により埋設されることを
特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08129502A JP3123046B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08129502A JP3123046B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314585A JPH09314585A (ja) | 1997-12-09 |
| JP3123046B2 true JP3123046B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=15011076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08129502A Expired - Fee Related JP3123046B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3123046B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001020958A1 (fr) * | 1999-09-16 | 2001-03-22 | Tokai Kogyo Co., Ltd. | Boitier en resine alliant permeabilite a l'air et impermeabilite a l'eau, et moule permettant de produire ledit boitier |
| US7442334B2 (en) | 1999-09-16 | 2008-10-28 | Tokai Kogyo Co., Ltd. | Resin case in which gas-permeability and waterproof quality are compatible, and die for manufacturing such case |
| JP4596681B2 (ja) * | 2001-05-23 | 2010-12-08 | 信越ポリマー株式会社 | 収納容器とその製造方法 |
| JP4882112B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2012-02-22 | Ｎｅｃカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | ケースの防水構造及び電子機器 |
| JP5909793B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2016-04-27 | 新コスモス電機株式会社 | ガス検知器 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP08129502A patent/JP3123046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09314585A (ja) | 1997-12-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |