JP3122785U - 飲料液封入缶 - Google Patents
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Abstract
【課題】個人の嗜好によりその飲料液の混合比を変化させることを可能とし、また個別にも喫飲可能とする。
【解決手段】外殻円筒の缶本体1内を縦軸方向に仕切り壁2によって左右個室3、4に分割している。各々個室3、4内には異種の飲料液が封入され、而して、上蓋5に取り付けられた封入口(飲み口)6、7より各々個室3、4内の異種の飲料液を同時に飲用でき、また各々別々にも飲用することもできるものである。
【選択図】図1
【解決手段】外殻円筒の缶本体1内を縦軸方向に仕切り壁2によって左右個室3、4に分割している。各々個室3、4内には異種の飲料液が封入され、而して、上蓋5に取り付けられた封入口(飲み口)6、7より各々個室3、4内の異種の飲料液を同時に飲用でき、また各々別々にも飲用することもできるものである。
【選択図】図1
Description
通常は自動販売機などにて販売されている飲料液用封入缶には各個に対して1種類の飲料液しか封入されているのが実状でありそのほとんどが混合調味済のものである。
そのため個人的な嗜好の差や時間経過による鮮度、風味の変化(劣化)などを調整解決できないものがほとんどである。
又、実用新案出願公開 平2−66428等が存在するが、この従来例のものは、缶を2分割しているが、各々別の飲料液か、または量を変えるかのいずれかで区分して封入しているだけであり、開封口(飲み口)を開離して設けており、各々を同時飲用をすることが出来ず、同時に飲用しようとすればまた別にコップを用意しなければならない。
そのため個人的な嗜好の差や時間経過による鮮度、風味の変化(劣化)などを調整解決できないものがほとんどである。
又、実用新案出願公開 平2−66428等が存在するが、この従来例のものは、缶を2分割しているが、各々別の飲料液か、または量を変えるかのいずれかで区分して封入しているだけであり、開封口(飲み口)を開離して設けており、各々を同時飲用をすることが出来ず、同時に飲用しようとすればまた別にコップを用意しなければならない。
本考案は個人の嗜好によりその飲料液の混合比を変化させることを可能とし又、個別にも喫飲可能としたものである。又、同時直接飲用の場合は近接(隣接)する開封口(飲み口)の双方より直接口腔内に流れ込む異なった飲料液の作用や変化する残量の差によって口腔調味を楽しむ事が出来る。
加えて、内筒の容積は成型時に自在に変化させることを可能とし、各飲料液の容量の比率を変えることも可能である。
さらに、成人向けアルコール飲料液などについては、成分的に混合調味を終えて後、時間経過による味覚風味の変化は著しく、特に果汁などを用いたサワー、ハイボール等又アルコール度数差やその原材料により主成分を異にするカクテル等は、その傾向が顕著である。本考案が上記問題を防止解決するに相応しい考案で、特にコップ等を必要としなくても、簡単に飲用できる飲料液封入缶を提供することを目的とするものである。
加えて、内筒の容積は成型時に自在に変化させることを可能とし、各飲料液の容量の比率を変えることも可能である。
さらに、成人向けアルコール飲料液などについては、成分的に混合調味を終えて後、時間経過による味覚風味の変化は著しく、特に果汁などを用いたサワー、ハイボール等又アルコール度数差やその原材料により主成分を異にするカクテル等は、その傾向が顕著である。本考案が上記問題を防止解決するに相応しい考案で、特にコップ等を必要としなくても、簡単に飲用できる飲料液封入缶を提供することを目的とするものである。
本考案は、円筒状に形成されて自動販売機等に対応可能な飲料液の封入缶であって、外郭円筒を縦軸方向に仕切り壁にし左右個室に分割し、各分割された個室に各々異なった飲料液を充填封入されている。外殻円筒内にさらに別の半円筒(内筒)を設け内容を2分割の個室とし、内筒の容積を成型時に自在に変化させることを可能とし各飲料液の容積の比率を変えることができる飲料液封入缶である。
本考案による飲料液封入缶は、別個にかつ別時に異種の飲料液の何れかを選択飲用を可能とし、又、同時に異なった飲料液、例えば、焼酎と水とを混合させて飲用できるものであり、しかも嗜好体調などに対応して所望の好みが得られるものである。
以下、本考案実施例として挙げた図面に基づいて説明する。
図1は、飲料液封入缶の斜視図であって、外殻円筒の缶本体1内を縦軸方向に仕切り壁2によって左右個室3、4に分割している。各々個室3、4内には異種の飲料液が封入され、而して、上蓋5に取り付けられた封入口(飲み口)6、7より各々個室3、4内の異種の飲料液を同時に飲用でき、また各々別々にも飲用することもできるものである。
図1は、飲料液封入缶の斜視図であって、外殻円筒の缶本体1内を縦軸方向に仕切り壁2によって左右個室3、4に分割している。各々個室3、4内には異種の飲料液が封入され、而して、上蓋5に取り付けられた封入口(飲み口)6、7より各々個室3、4内の異種の飲料液を同時に飲用でき、また各々別々にも飲用することもできるものである。
図2は、異なる実施例であって、缶本体1の開封口を外周にネジ部8を有する筒状部9に設け、該ネジ部8にキャップ10を螺着して開閉を簡便にしたものである。封入口(飲み口)6、7には、中蓋11をいずれか一方に取り付けることにより、各々個室3、4内に封入された異種の飲料液を任意に飲用できるようにしたものである。
図3は、一方個室3を、半円形上の個室体3aとし、さらに外殻円筒の缶本体1内に収納して缶本体1内の残余部分4aとした左右個室3、4とを構成する。
図4は、図3で示した個室体3aの底部水平壁12の上下の高さを変えることにより、内容量を調整することができるものである。水平壁12aは上下の高さの変化を示すものである。
1 缶本体
2 仕切り壁
3 個室
3a 個室体
4 個室
4a 残余部分
5 上蓋
6 封入口(飲み口)
7 封入口(飲み口)
8 ネジ部
9 筒状部
10 キャップ
11 中蓋
12 底部水平壁
12a 底部水平壁の変化例
2 仕切り壁
3 個室
3a 個室体
4 個室
4a 残余部分
5 上蓋
6 封入口(飲み口)
7 封入口(飲み口)
8 ネジ部
9 筒状部
10 キャップ
11 中蓋
12 底部水平壁
12a 底部水平壁の変化例
Claims (4)
- 外殻円筒の缶本体内を縦軸方向に仕切り壁にて左右個室に分割し、各々の左右個室に異種の飲料液を充填封入し、更に開封口を近接させて左右の飲料液を同時に混合して飲用できるようにしたことを特徴とした飲料液封入缶。
- 左右個室の開封口を、外周にネジ部を有する筒状部に設け、該ネジ部にキャップを螺着したことを特徴とした請求項1記載の飲料液封入缶。
- 左右個室の一方を半円個室体とし、更に外殻円筒の缶本体に該半円個室体を収納して缶本体の残余の部分とで左右個室を形成したことを特徴とした請求項1記載の飲料液封入缶。
- 半円個室体を底部の水平壁の上下の高さを変えて仕切ったことを特徴とした請求項3記載の飲料液封入缶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003346U JP3122785U (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 飲料液封入缶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003346U JP3122785U (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 飲料液封入缶 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3122785U true JP3122785U (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=43472826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005003346U Expired - Fee Related JP3122785U (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 飲料液封入缶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122785U (ja) |
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2005
- 2005-04-13 JP JP2005003346U patent/JP3122785U/ja not_active Expired - Fee Related
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